この話は、私が小学生の時に体験した話です。
当時、私が通っていた小学校では、消しゴムのケースを外して本体に好きな人の名前を書いて、その消しゴムを誰にも気づかれない内にすべて使い切ると両想いになれる、というおまじないが流行していました。
あの日も、誰かがこっそりと消しゴムのケースを外して、誰かの名前が書かれてないか調べていました。
この、消しゴムを調べていた“誰か”とは、T子といいます。T子は、同級生のY君の事がずっと好きでクラスでは知らない人が居ないほどでした。
なので、Y君は人気があるのにモテないという、T子のせいでなんだか可哀想なポジションにいました。
「同じ人を好きになる事はよくあるのでは?」と思う人も居ると思いますが、T子は異常なほど、やきもち焼きというか独占欲が強いというか、彼女でもないのにY君やクラスを困らせる事も多々ありました。
なので、あの日もT子は、Y君の名前を消しゴムに書いている子がいないかどうか、確認していたのだと思います。
ただ、あの日はどうゆうわけか、T子は普段とは違った行動をとったのです。
それは、Y君の消しゴムも確認してしまった、ということでした。
当時、私が通っていた小学校では、消しゴムのケースを外して本体に好きな人の名前を書いて、その消しゴムを誰にも気づかれない内にすべて使い切ると両想いになれる、というおまじないが流行していました。
あの日も、誰かがこっそりと消しゴムのケースを外して、誰かの名前が書かれてないか調べていました。
この、消しゴムを調べていた“誰か”とは、T子といいます。T子は、同級生のY君の事がずっと好きでクラスでは知らない人が居ないほどでした。
なので、Y君は人気があるのにモテないという、T子のせいでなんだか可哀想なポジションにいました。
「同じ人を好きになる事はよくあるのでは?」と思う人も居ると思いますが、T子は異常なほど、やきもち焼きというか独占欲が強いというか、彼女でもないのにY君やクラスを困らせる事も多々ありました。
なので、あの日もT子は、Y君の名前を消しゴムに書いている子がいないかどうか、確認していたのだと思います。
ただ、あの日はどうゆうわけか、T子は普段とは違った行動をとったのです。
それは、Y君の消しゴムも確認してしまった、ということでした。