2: 忍法帖【Lv=29,xxxPT】 :2011/08/04(木) 10:45:07.39 ID:+NbH/7T8P
1乙です
3:100日目 1/3:2011/08/04(木) 11:37:17.73 ID:Eu5X0hWY0
先日体験した実話です。
出産後一ヶ月くらい義実家で世話になっていた。
義実家といっても夫の母(義母)の再婚相手の家なので、義父(超いい人)とは私も夫も血縁関係はなく
当然こどもとも血は繋がっていない。
けれども義父は実の孫かってくらいにものすごい子供をかわいがってくれている。
それから百日経って「お食い初め」をするために久々に義実家に泊まりにいったときのこと。
不思議な夢を見た。
4:100日目 2/3:2011/08/04(木) 11:38:08.41 ID:Eu5X0hWY0
夜子供と夫と二階(産後滞在していたときに使わせてもらっていた部屋)で寝ていると外からドアを叩かれたので、なんだと思って出てみると
ぶわぁああっ!と子供からお年寄りまでいろいろな年齢層の人が部屋にはいってきてねている子供を覗き込み
「うわー、大きくなったねぇ」
「かわいいねぇ」
「いい子だねぇ」
と口々に話しかけてくる。
夜中にいきなり初対面の人からかなりなれなれしく話しかけられて私はパニックになり
子供をかかえて(夫置去りww)階下の義母のところに行こうとしたら
廊下にも大勢人がいて
(大人や或る程度の年齢いった子は並んでいるのだが、3、4歳くらいの小さい子は隅の方でかたまって遊んでいた)
なんなんだ一体!と階段にむかうとそこでも人が並んでいて
しかも1Fの玄関からもばんばん人が入ってくる。
ああ~こっちは寝巻きだしこんな時間にどうしよう・・・とオタオタしたところで目が覚めたんだけれども
やけにリアルだったせいかそれからなかなか寝付けなかった。
5:100日目 3/3:2011/08/04(木) 11:39:08.42 ID:Eu5X0hWY0
次の日の朝義母にそこのことを話したら
「ああ、それご先祖様が○○(子供の名)見にきたんじゃないの?」
といわれた。
私が産後へばって寝ているときに義母と義父が子守をしてくれていたんだけれども
抱かれるとこどもは何故か仏壇や遺影(義父母それぞれの両親)をじーっと見るのが好きだったので
「この子はご先祖様とお話しているのかねぇ」
なんて二人で話していたらしい。
あと義実家を建て替える前の家のとき、義父の娘さん(前妻さんとの娘さん)が
「夜お墓(家の裏にある)のほうから勝手口を通って人がぞろぞろ入ってくるので眠れない!」
といって勝手口をふさいだことがあったということもきいた。
義母曰く
「この家はお寺も近いし出るらしいからねー。あんた霊感あるんじゃないの?」
いいえ、今までの人生でそれっぽいことってなかったんですけれども・・・。
かなりびびったけれども、夢の中に出てきた人みんながニコニコ楽しそうだったので
ご先祖様達が子供の成長を喜んでくれているんだと思ってなかなか嬉しいです
6:100日目 補足:2011/08/04(木) 11:43:05.35 ID:Eu5X0hWY0
冒頭に書いたとおり義父と子供とは血縁関係がないのですが
子供を見に来てくれたご先祖様は義父のほうのゆかりの方達なんでしょうね。
義母が毎日仏壇やお墓の管理している姿が評価されて
「あの後妻はなかなか感心だ。というわけで孫も見守ってやろう」
ということになったんじゃないかと勝手に解釈しています。
11:本当にあった怖い名無し:2011/08/06(土) 23:22:12.31 ID:Tx7MKTmpP
>>6
血縁がなくとも○○家の後継ぎには変わりない。
ってことじゃなかろうか。
8:本当にあった怖い名無し:2011/08/06(土) 14:17:06.68 ID:ewYkBPXlO
俺が見えるようになったきっかけを。
小学3年生の時。ダチの家からの帰り道。
その道は、周りをたんぼや畑に囲まれた、長い一本道だった。
周りは誰もいない。俺はその道を、自転車を押して歩いていた。
道の内側に自転車。俺は思い切り端を歩いていたんだが、道の真ん中ら辺で、不意に左足を滑らせて自転車諸とも畑にダイブした。
畑と自転車に挟まれた挙げ句、左足を捻ったのか痛い。自転車を持ち上げることも出来ず、俺は不安から泣き出してしまった。
そしたら不意に、大丈夫?って声を掛けられた。見上げたら、カップルが俺を見下ろしてる。
9:2:2011/08/06(土) 14:17:38.89 ID:ewYkBPXlO
助けてって言ったら、男性が降りてきて自転車を退けてくれた。俺を持ち上げて、道に上げてくれた。
女性は俺の顔や服についた土を、持っていた真っ白なハンカチで払ってくれた。その間に男性は自転車も上げてくれた。
やっと落ち着いて、ありがとうって頭を下げた。顔を上げるとカップルがいない。
見渡しても誰もいない。その時は足の早いカップルだなあなんて思ったんだが。
よくよく思い出してもおかしいんだ。カップルは男女共に真っ白な格好をしていた。
男性はシャツにスラックス、革靴。女性はつばの広い帽子にワンピース、ハイヒールを履いていた。
二人とも真っ白な格好だったんだが、顔だけが未だに思い出せない。
それから色々と見るようになったんだが、出来たらまたあのカップルに逢いたいと思ってる。
ちゃんと礼を言いたい。
10:本当にあった怖い名無し:2011/08/06(土) 14:38:55.62 ID:SKv9+sLa0
幽霊になっても爽やかカップルでデートしてるんだね
爽やかな幽霊w
天国に行かせてあげたいなあ
15: 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 :2011/08/08(月) 02:12:57.77 ID:HFEHJ5ma0
>>10
天国に逝ったあと里帰りする途中だったか、
許可もらって現世デートと洒落込んでたかもしれないじゃないかw
または幽霊じゃなくて気のいい精霊or妖怪だったかもしれない
18:本当にあった怖い名無し:2011/08/09(火) 14:53:50.33 ID:eKLf2R4B0
ピョコン
. , - 、
/\ ヽ/ 'A`)ノ >>1乙
/ \_{ /_
\ /: : :ヽj :/|
\/: : : : : :/ |
| ̄ ̄ ̄.|
19:本当にあった怖い名無し:2011/08/09(火) 22:09:26.09 ID:VbVjqDXS0
学生時代、彼氏を事故で亡くした。
引きずりまくって、もう新しい彼氏も結婚もいらない、とすさみ
誘いも蹴り告白も断り、おひとりさまの老後を設計していたのだけど
ある日いきなりご縁が降ってわいた。
今までそんな気になれなかったのに、ふと付き合ってみる気になって
(これがそもそも不思議、色々と大変な時期でそれどころじゃなかったのに)
付き合い始めてみるとあれよあれよと結婚まで進んでいった。
20:2:2011/08/09(火) 22:19:29.29 ID:VbVjqDXS0
そして結婚式当日。天気予報は雨だったのになぜか見事に晴れ。
式はつつがなく進み、招待客のお見送りの時間になった。
先頭に立ってきたのは10年来の親友(※女性)。
「今日はありがとう」と声をかけようとしたんだけど、その前に
「おめでとう、幸せに」と私→主人と握手。一礼して退場。
…仕草といい、言い方といい、まぎれもなく前彼のものだった。
一瞬!?となったけど、ああ前彼だな、来てくれたんだ…と
何となく納得してしまった。
二次会の時、親友にそれとなく式の間のことを聞いてみると
なぜか彼女、平謝り。
21:3:2011/08/09(火) 22:23:02.77 ID:VbVjqDXS0
「乾杯のシャンパンしか口にしてないのに緊張してたからか酔ったみたい、
式がおひらきになる前後くらいから記憶がない。
気がついたら近所のカフェに座っていた。泥酔して迷惑かけたよね」
とのこと。いえあなた普通に素面だったし普段うわばみですよね・・・。
近くにいた友人2いわく
「酔ってた様子には見えなかった、そういう酔い方もあるんだね。
気分も悪くなさそう、っていうか『ああいい気分だ!』って言ってたよ」と。
もちろん親友はその記憶もなし。
ちなみに、式から二次会までそんな時間も空いてないのに
泥酔したはずの親友に酒が残っている気配は一切なし・・・。
22:4:2011/08/09(火) 22:25:17.32 ID:VbVjqDXS0
ああ、前彼が祝福に来てくれたんだな、
心配かけていたのね・・・としんみりしてしまった。
そのうち子どもでもできたら、墓前に参って
「ありがとう幸せだよ。でも親友には謝っておこうね」
と言っておこうかなと思っています。
長い話にお付き合いただき、ありがとうございました。
25:本当にあった怖い名無し:2011/08/09(火) 23:39:13.59 ID:hJxmHp/O0
>>19
は幸せになるんよ
54:本当にあった怖い名無し:2011/09/09(金) 22:45:47.92 ID:r9mY1dpB0
>>19
遅レスだがとて良い話だ。
あなたが立ち直って元彼も嬉しかったんだと思うよ。
それと結婚おめでとうございます。
26:本当にあった怖い名無し:2011/08/09(火) 23:53:29.92 ID:4nWi1W1u0
4年前に体験した話です。
2007年の8月、釣好きだった祖父が危篤になった。
しばらく前に脳内出血で倒れていつ死んでもおかしくない状態だった。
祖父の影響で釣り少年だった私は山だと言われた夜一人居間でアユ釣りの仕掛けを作っていた、
チモトが無くて結ぶのが苦手だったアユ針がその夜はなぜか沢山結べて作っては祖父にもらった針入れに入れていた。
12時を回ったころ玄関の電話が1回鳴った。
観に行っても履歴が無く「もしかしたら」と思った。
5分ほどして祖父に付いていた父から少し前に祖父が息を引き取ったと電話が入った。
27:本当にあった怖い名無し:2011/08/09(火) 23:59:03.57 ID:4nWi1W1u0
今になって思うとあの夜は祖父が手伝ってくれていたのだと思う。
(後日仕掛けづくりをしたらいくらやってもアユ針をあの夜ほどうまく結ぶことはできなかった)
そして最後の電話でお別れをしたのだとも思う。
大したこともないが自分にはとても大事だった話です。
PS
祖父の釣り道具はすべて自分が引き取りました。
今でも現役で大切に使っています。
55:本当にあった怖い名無し:2011/09/09(金) 22:59:27.16 ID:r9mY1dpB0
>>27
おじいさんの釣り道具。大切に使ってあげてくれ~。しかし不思議なことがあるものだな。
29:本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 15:02:35.09 ID:QA3zBxHr0
他の人とは比べ物にならんくらいくだらんかもしれんが
小4くらいの頃の話
1学期終業式の後、通知表を持ち帰り家でビクついていた
うちの親は毒親でどんなに頑張ってもまず誉めてくれないし
平均以上でも絶対アラ探しして怒ってくる
唯一怒られない裏技は、両親や兄弟以外の人と一緒にいる時に通知表を見せること
うちの場合は祖父母がいたので、特に祖父と一緒にいる時に見せればあんまり怒られない(祖父がかばってくれる)
30:つづき:2011/08/16(火) 15:09:45.05 ID:QA3zBxHr0
ところが、その日いきなり昼に親が仕事から帰ってきて「通知表見せろ」と言ってきた
突然の来襲に焦り「い・今腹が痛くて…ちょっとトイレ…」とごまかし通知表を隠し、トイレに籠もった
「見たら仕事に戻る」と親は言うが、この間に戻ってくれたらいいのに…とトイレで祈っていた
しばらくすると(7分くらい)、「もう行く、帰ったら見るからな」と言い親は家を出ていった
ふぅ~助かったぜと思ってトイレを出ようとすると、トイレの窓から風がヒュウヒュウと妙な音を立てて吹き出した
「何だこの音?」と思っていると、風の音がだんだん声に聞こえてきて
「もうすぐ帰ってくる~♪もう少しそこで待て♪」と言っているように聞こえた
おれは声に言われた通りトイレ内で少し待っていると、本当に親がユーターンしてきた
「忘れ物した…」とかブツブツ言いながら家に入りしばらくしてまた戻っていった
31:つづき2:2011/08/16(火) 15:13:26.72 ID:QA3zBxHr0
あの時「よし親は戻っていったな!」と思ってすぐトイレから出ていたら…と思うと
祖父母はちょうど留守中だったし、あの風の声が助けてくれたんだと感謝せずにはいられない
長々すまんな!
32:本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 15:20:18.78 ID:fUotAEq70
両方ええ話やな
33:本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 18:11:54.68 ID:YplW8d5s0
洒落怖まとめより
108 :本当にあった怖い名無し :2011/08/02(火) 08:49:46.14 ID:CRZD2TnL0
俺が小学生の頃、近所に百年近く続く小さな銭湯があった。
まあ老舗とはいえ時代の流れか、客入りはそれほど良くなかった。
俺の爺さんはたいそうお気に入りで、その銭湯に通うのが楽しみの一つだった。
何の前触れもなくポックリと死んだが、その前日も通っていたくらいだ。
ある週末の夜、親父に銭湯に連れて行ってもらった。
服を脱いで勢いよく浴室の扉を引くと、驚いた。
いつもは閑古鳥が鳴いているこの銭湯が、どういうわけか満員だった。
浴槽は芋洗いだし、洗い場も一つも席が空いていない。
後からきた親父も驚いていた。
「これじゃあ入れないなあ、ちょっと待つか」
といい、親父は自分にはビール、俺にはアイスを買ってくれて、脱衣室で待つことにした。
風呂前にアイスを買ってくれるなんて、いつもとは順番が逆で、俺はなんだかおもしろかった。
しばらく待ったが、出てくる客は誰もいなかった。
親父に様子を見てくるよう言われ、再度扉を開けると、また驚いた。
さっきまであれだけ混雑していた風呂場だったのに、客は2~3人しかいなかった。
さっきは確かにぎゅうぎゅうだった、それに出てきた客はいなかったぞ?
親父も驚いていたが、あまり細かいことを気にしない人で、
何事もなかったかのように、ひとしきり風呂を楽しんだ。
銭湯から変えるとき、番台のそばの貼り紙に気がついた。
なんと今月で店を閉めるという内容だった。
しかも今月というとあと1週間しかないではないか。
はたと気がついた。
子供ながらにも、先ほどの不可解な混雑の理由がわかった気がした。
閉店を惜しんだ遠い昔からの「常連」が、大挙して押し寄せてきたのではないか。
親父も同じことを考えていたようで、
「爺さんもきっと来ていたんだろうなあ、○○(俺の名前)も一緒なんだし、挨拶くらいしてくれても良かったよな」
とつぶやき、それ以後は黙ったままで俺と手をつないで帰路へついた。
銭湯には閉店の日も親父と行ったが、その日も相変わらず空いていた。
銭湯が混んでいるのを見たのはあれが最初で最後のことだった。
36:本当にあった怖い名無し:2011/08/24(水) 13:30:07.52 ID:xUlrIOMt0
そろそろなんかねーか?
遠慮なく書いてくれ
37:本当にあった怖い名無し:2011/08/26(金) 05:01:54.96 ID:8BByqE+f0
保守
40:本当にあった怖い名無し:2011/08/27(土) 07:03:33.48 ID:ZBYK5UBa0
猫に関する不思議な話4から。
780: 本当にあった怖い名無し [sage] 2011/08/27(土) 00:40:41.28 ID:njrmOXKO0
ガイシュツだったらスマソ
298 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/09/20(月) 23:52:00
八年連れ添った嫁に先立たれて早二年が経った。最近ようやく嫁の荷物を整理し始めたのだが、思い出が詰まりすぎてて捗らない。
生前、子供に恵まれなかった為に猫を2匹飼ったのだが、この猫達は嫁が大好きだった。寛いでいる時も寝る時も常に嫁の横から離れなかったんだ。
嫁がいなくなってからは大変だった。飯は食べない、トイレはしない、動物病院通いを余儀なくされた。
だが、ある日、2匹の猫が嫁の愛用していたソファーを見つめニャーニャーと鳴いたんだ。そしてグルグルと喉を鳴らし始めた。
俺はその光景を黙って見ていたんだが、突然猫達の飯が入った瓶が倒れた。
平らな場所にしかも太くて高さのない瓶が風もないのに。
俺は何故だかよく分からないが飯をやらなきゃと思い、容器に飯を入れた。
そしたら、猫達は嬉しそうに飯をガツガツ食べ始めて、その日から毎日ちゃんと食べるようになったんだ。
今迄誰にも言えなかったのだが、あれは嫁が現れたんだよな?
そう信じて良いんだよな?
41:本当にあった怖い名無し:2011/08/27(土) 18:02:11.34 ID:Wrjeztk/0
>>40
猫ちゃんは霊視も霊聴も自在ですもの 絶対ですよ。
42:本当にあった怖い名無し:2011/08/29(月) 13:07:21.19 ID:YBVEVlVC0
これは良いポルターガイスト
56:本当にあった怖い名無し:2011/09/10(土) 08:41:41.94 ID:fxdyp7yX0
949 :本当にあった怖い名無し:2011/09/07(水) 00:10:24.35 ID:77gqvU8x0
俺のオヤジから聞いた話
オヤジが小さい頃の遊びといったらメンコが大ブームで、オヤジも色とりどり様々なメンコを集めていたが、腕はからっきしだったとか
あるとき、同じ町内のA君に惨敗し、彼に頼み込んで特訓を受けた
勉強そっちのけで血の滲むような練習を重ねたところ、かなりの上達を遂げ気がつくとオヤジは近所でも名うてのメンコ名人になった
師匠であるA君までもがライバルと認め、二人の直接対決は町内の子供たちがみな観戦に集まる名物となっていた
星取は一進一退でなかなか決着はつかなかったとか
しかし、A君は父親の仕事の都合で東京に引っ越してしまった
オヤジとはいつか必ず決着をつけよう、それまでお互い練習しようね
と固く約束したという
遠く離れても、オヤジとA君は手紙のやり取りを続けた
手紙にはメンコを同封し、たびたび互いの自慢のメンコを交換していたという
ある日の夕方オヤジは帰宅中に公園で見覚えのある子を認めた
A君だった
歓喜し、A君に駆け寄るとA君も嬉しそうに満面の笑顔で迎えてくれた
何を話したか覚えていないそうだが、オヤジは近況を語り、A君はにこにこしながら聞いてくれた
話もそこそこにメンコの勝負を持ちかけると、A君は
もうおれはメンコは出来ないんだ、たくさん集めたけどあげるよ
と巾着袋に入ったメンコをオヤジに手渡した
オヤジは驚き理由を訪ねたが、A君は
だいじにしてね、バイバイ
とだけ言い、帰ってしまった
釈然としないまま家に帰り、先程の出来事を母に話した
母は真っ青になり、そんなことはない、人違いだ、という
証拠とばかりにもらったメンコを見せると、母は
お前が気落ちすると思い言うかどうか今日まで迷っていたんだけど、
A君は先月亡くなったんだよ、、
川で溺れたんだって、、
お母さんどうし仲がよかったKさんの家に連絡があったんだって
オヤジは信じられず、しばらくの間塞ぎこんでしまったらしい
だったらおれが見たA君は誰だよ!もらったメンコは何なんだよ!と
57:本当にあった怖い名無し:2011/09/10(土) 08:41:57.19 ID:fxdyp7yX0
950 :本当にあった怖い名無し:2011/09/07(水) 00:11:51.77 ID:77gqvU8x0
しばらくしてA君の死を事実として認めたオヤジはなんとかお墓参りに行きたかったが、
小学生が一人で東京まで行けるはずもなく、結局線香をあげることができたのは4年が経ったころだった
オヤジはA君の仏前に当時お気に入りだった負け知らずの忍者のメンコを供えた
オヤジは思わず涙がこぼれたという
決着つけられなかったね、遅くなってごめんね
と仏前に語りかけた
その一年後、実家でボヤがあった際、メンコはほとんど焼失してしまったという
焼け残った数枚は経年変化でもうぼろぼろになっているが、オヤジは今でも大切にしまいこんでいる
この話を聞いたあと、試しにオヤジに勝負を挑んでみた
いつの間に買っていたのか、新品のメンコを出してきた
まさに鬼のような強さだった
俺が素人とかそういうのを抜きにしても、とんでもない強さだった
オヤジは、
A君はもっと強かったぞ
と自慢げに語っていた
58:本当にあった怖い名無し:2011/09/10(土) 14:14:15.43 ID:JDJgXdQv0
>>56,57
(ノω・、)
60:本当にあった怖い名無し:2011/09/11(日) 12:58:43.16 ID:dhAxNbX70
>>56 57
よく出来ました。
61:本当にあった怖い名無し:2011/09/12(月) 18:08:23.40 ID:iYhB2cKm0
おばあちゃんに聞いた、ささやかーな話
母と二時間ドラマを見ていて
「お手伝いさんの名前って大抵○○やねえ」と言ったら、母が
「そういやママが子供のころにいたお手伝いさんの一人も○○ちゃんやったわあ」
「お手伝いさんなんていたの!?」
つい今の時代と照らし合わせて驚いてしまったけど、
大金持ちというわけでは無いけど、戦前から田舎町の名士という感じの祖父母の家は大きく、
お手伝いさんがいても不思議ではないことなのかもしれません
後日、祖母の家に行った時に、その事を聞いてみました
「昔はこの家に○○さんって、お手伝いさんおったんやってねえ」
「ああ、○○ちゃんって子がおってなあ…」
その○○ちゃんというお手伝いさんは、田舎村から奉公に来ていた、まだ16、7歳の少女だったらしい
曾祖父母、祖父母も、○○ちゃんを可愛がり、母や弟二人も懐いていて
特に、よく買い物に行く商店のおばさんが彼女を可愛がっていたそうです
祖母がお誕生日か何かにプレゼントしてあげたコートが彼女は大好きで
どこに行くにも着ていき、商店のおばさんに褒めてもらったら
「奥様に買ってもらったの」
と、嬉しそうに言っていたそうです
62:本当にあった怖い名無し:2011/09/12(月) 18:09:53.60 ID:iYhB2cKm0
でも、数年後、○○ちゃんは結核にかかってしまい、田舎に帰らざるを得なくなり
「帰りたくない」と泣いていたそうですが、そういうわけにもいかず、祖母も
「実家でゆっくり静養して治ったらまた雇ってあげるから戻っておいで」
と言い、迎えに来ていたご両親に預けました
数ヵ月後、商店のおばちゃんが祖母に言いました
「○○ちゃん、帰ってきたんやねえ!でも先日声かけたら無視されてん?どうしたんやろ?」
でも、○○ちゃんは帰ってきてません
「よく似た子やないかしら?」
「でも、あの、あんたに買ってもらったていうコート着てたよ?」
「それなら間違いないわねえ?じゃあ近くに来てたんかしら?」
数週間後、○○ちゃんの母親から○○ちゃんが死亡した旨の手紙が届いたそうです
商店街のおばさんが○○ちゃんを見た日に亡くなったいたようです
祖母は「この町に戻ってきたかったんやねえ…」と呟いていました
以上です
63:本当にあった怖い名無し:2011/09/12(月) 22:06:14.60 ID:m+Nr1lpv0
伏せ字にしなくてもいいんジャマイカ。゚(゚´Д`゚)゚。
65:本当にあった怖い名無し:2011/09/14(水) 01:07:13.63 ID:8I0hmcWH0
ほ し ゅ
69:本当にあった怖い名無し:2011/09/16(金) 07:43:42.96 ID:4rc9oYPv0
227 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/08/21(日) 23:39:45.36
うちのせがれが2歳半でよくしゃべるようになったんだけど、実家に連れてくと
「ちっちゃいかみさまいるの」って言って誰もいないとこ指差して言うのよ。
姿は見えないけど母親と姉はなんか気配を感じることがあるらしい。
俺は霊感全くないし、むしろそういうのに対してアンチだったんだけど、
俺も嫁も息子に神様なんてワードは教えたことないし、
おそらく神様っていう言葉の意味も理解していないと思う
だけど神様って言葉を知ってるってことは、
たぶん見えてるちっちゃい神様が自分で神様だよって話かけたからかもしれない。
ちっちゃい神様はどんな服着てるの?って聞くと
「虹色のきらきらしたやつ」てちゃんと形容もできてる。
たぶん2歳児だから本当に見たものしか言い表せないと思うから、
やっぱ本当にそういうのいるんだなと思って信じるようになった。
70:本当にあった怖い名無し:2011/09/16(金) 09:31:08.01 ID:kleXu4QW0
自分を神様って言っちゃう神様ってw
志村の神様コントかよwww
と思ったんだけど、思い出したのでちょっと書いてみる。
ここからは母の夢の話しだし、実家の事が気になる深層心理が見せたんじゃない?と
私自身、思わないでもないんだけど、こんな事が有ったそうです。
母の実家の敷地内には近所の皆で使ってる井戸があるのね。
昔はキチンと管理清掃されてたんだけど、水道が普及した近年は
庭木に水をやるくらいの使用で、近所のお年よりも年々減る中
少しずつ井戸への敬意(?)が薄れたり、管理とかおざなりになってたみたい。
ある日、母が寝ていると、ものすごく眩しい光で目が覚めたんだって(←夢の中)
それは目を開けていられない程で、瞼の裏で光を感じながら
「何事か!」と起き上がると声がしてきたんだって。
「ワシは井戸の神さんじゃが、水が濁って苦しゅうてかなわん」と
で、母覚醒。
飛び起きて、明け方にも拘わらず実家の姉に電話して夢の話をすると
確かに最近、水が濁って来ていて自分も気になっていたのだと。
そんなこんなんで、その日のうちに近所召集。
台風が近づく中、清掃メンテナンスを行ったそうです。
母ももう年だし、実家のおばちゃんもこの間亡くなってしまったので
これからは私達世代が神さんのお世話をさせて頂かねばなーと。
>>69 良い話をありがと。
71:本当にあった怖い名無し:2011/09/16(金) 18:43:02.93 ID:HIf/+IMf0
>>70世代がずっと元気で井戸神さんのお世話が出来ますように。
そういえば井戸って昔から神様が宿るというよね。
人間の姿だったり竜神様の姿だったり、いろんな話を聞くけれど
福島のDASH村の井戸は今後どうなっていくんだろう。
蜂さんたちがお引っ越ししてたけど 神さんは蜂さんと同居してるのだろうか…
72:本当にあった怖い名無し:2011/09/16(金) 22:40:33.64 ID:qS7tGQcDO
>>70
神様も近所の人に言えばいいのにな
85:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 11:23:01.74 ID:PUFu+qQm0
今年のお盆は震災後の初盆。
家まで津波はこなかったがあの時は大変な思いをした。
うちの母方の曾祖母はある離島の出身で、その島の環境や風習の所為か
代々女だけ霊感というか感受性が凄く強い。
自分も小さい頃から不思議な体験を色々としてた。
86:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 11:24:57.96 ID:PUFu+qQm0
そのうちの一つが、田舎の父方の墓周辺で無縁さんの墓をよく発見する。
祖父母の代で都市部に出てきた為、田舎には戸籍と墓が残っているだけ。
古い墓地で小さな山の中腹辺りを簡単に整地しただけの場所だから
草や木なんかが伸び放題で凄い。
毎年、お盆とお彼岸の前は必ず家族総出で草刈りをするんだけど
私がその度に高確率で茂みの中や土に埋もれた無縁さんを発見する。
寺の和尚さんにも「またかい」なんて苦笑される程だ。
母はもともと墓の隣にあった無縁さん達のお世話もしてたし
私も一緒にその発見した無縁さん達にもお供えや線香をあげたりしてた。
あと私の部屋(集合住宅の1F)、いわゆる出やすい部屋なんだ。
近所に古くからある寺があって、霊道と言っていいのか分からないがそこへ向かう通り道が近くを通ってるらしい。
そして、私の部屋はそこの脇道にあたるらしい。
気にしなければいいんだけど、窓の外から視線と気配を感じたり(最初不審者が居るのかと思った)部屋を影が徘徊したり、寝ていて突然強い殺気みたいなのを感じて跳び起きたりとか、ちょこちょこ色んなのが来るからちょっと疲れる。
でも心霊現象とかないし特に害は無いから普通に生活してるけどね。
ここからが本題。
87:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 11:27:03.38 ID:PUFu+qQm0
そんな私の部屋が、何故か地獄の釜の蓋からの通路の一つに直結してしまったらしい。
確かに8月に入ってから部屋や家の外の様子がおかしかった。
市街地で灯りはあるんだけど暗いというより闇みたいな感じ。
部屋にも違和感があり、明るいのに暗く感じたり圧迫感というか違和感が凄い。
一番感受性が強い従姉も「これは酷い、こんなに凄いとどうしたらいいか分からない」と困惑しながらもアドバイスしてくれた。
「お盆になったらもっと凄いことになるから気をつけて」とも。
従姉も津波被害の大きかった被災地在住だから自分のことで手一杯だったんだろう。
まあ、死者も沢山でてたし当たり前かもしれないけれど…街全体がカーニバル状態。
むしろ県まるごとカーニバル。
多分、普通の人でも夜間出歩くのは気味悪かったと思う。
88:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 11:28:12.97 ID:PUFu+qQm0
そんなこんなで、12日に有給とっていつものように墓参りして、無縁さん達もお世話してお盆に突入するのを待った。
24時に向かうにつれて気味悪くなってく部屋に若干ビクつきながら酒でも飲んで熟睡しようと一人で飲んでたのね。
そして24時まわったとき、部屋の雰囲気が一変したんだ。
急に今までの気味悪さも暗さも何も感じなくなった。
何が起きたんだ…?と思ったら部屋の中に飛び回る無数のオーブ。
オーブって肉眼で見えるんだな、初めて見た。
不思議と怖いって感じなかったし、何故かこれで安心して寝れると思って寝たんだよ。
そして何事もなく翌朝。
母親にそのことを話したら、母親の夢に数人の見知らぬ男女と子供が出てきてニコニコ笑っていたらしい。
その人数、うちでお世話している無縁さんの個数とピッタリ一致してた。
89:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 11:28:50.49 ID:PUFu+qQm0
そして従姉からの電話。
「部屋にある地獄の釜の入口、その人達が塞いで他が入れないようにしてくれてる」って。
吃驚した。
その後、街中カーニバルなのは変わらなかったけど私の部屋だけは安心して過ごせるようになった。
感謝の意を込めてお盆中は毎日ご先祖の他に無縁さんの分も仏壇にお供えした。
そして何事もなく今に至る。
やっぱりさ、自分の先祖じゃないから関係ないとかじゃなくて近くに無縁さんがあったら損得関係なしにお世話して供養してあげてれば何かあるんだね。
次に墓参り行った時はお菓子だけじゃなくて、お礼に大きなお握りお供えして来ようと思う。
これが今年のお盆に体験した話。
てか、無縁さんに助けて貰ったのはいいけど亡くなった祖母ちゃんとかご先祖は守ってくれなかったのかが疑問…
90:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 11:31:23.37 ID:PUFu+qQm0
初めて書き込んだから色々読みにくいとか意味不明とか申し訳ない。
ちょっと聞いて欲しかったんだ。
91:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 12:19:36.73 ID:93rUIuMl0
>>90
乙
先月のお盆に祖母の墓に行った時に
母が古いお墓(身内ではない)が何個もある場所を見て
「そういえば昔、祖母が《この墓にもおそなえして》って言ってた」
と言うのに家族は「暑いし身内じゃないのにしなくてもいいじゃん」と
何もせず帰った事を思い出したわw
90さんみたいに何かあるのを期待するわけではないが気になるので
数日後の彼岸にお墓行くからそこもお供えしてあげようと思う
93:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 15:02:58.97 ID:cwFlrIIUO
人が今も住んでいる所を霊のカーニバル状態とかフザけた事を書くなっつうんだボケ
94:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 15:36:15.79 ID:PUFu+qQm0
>>93
ごめん。
初めて書き込むから少しでも面白く書かなきゃいけないと思って。
不謹慎だった。申し訳ない。
95:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 16:20:57.53 ID:d+ZLNhUi0
うん。ちょっと不謹慎だったな
>>94は>>93に感謝しろよ
叩かれて気が付いて、人は立派になるものさ
これに懲りずに、また他の話も聞かせてよ
98:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 17:24:16.12 ID:X1bnCKflO
亡くなった祖父が、葬式の前日に黄色いシャツを着て夢に出てきた。
というか寝室に浮いてた。
祖父だってすぐ解ったけどヘタレな私は無理矢理夢?から起きる→寝る→祖父が出てくる…を三回繰り返したあげく、結局何も話せなかったw
隣で寝ていた息子が翌朝『名前呼ばれて振り向いたら○○(地名)のおじいちゃんがいて、元気で強い子になりなさいって言われた夢を見たんだよね…』って話し始めてびっくりした。
服の色を聞いたら薄い黄色とのこと…。
じいちゃん最後に会いに来てくれてありがとう。
また会いにきてね。
次は怖がらないようにするからw
99:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 20:54:48.87 ID:dKS9kaHy0
じいちゃん24時間テレビ好きだったのかな…
100:本当にあった怖い名無し:2011/09/20(火) 22:02:08.96 ID:dA+2AsKHO
サライを歌いながら出てきたらやだな
101: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/09/21(水) 09:36:26.52 ID:xkeLjAOe0
爺「いつか帰る~」
102:本当にあった怖い名無し:2011/09/21(水) 09:42:57.52 ID:IE21D02z0
やめれwww
114:本当にあった怖い名無し:2011/10/03(月) 21:16:47.55 ID:OygrA+J70
夢の中で、親戚一同が集まって宴会をしていた。
あまりの騒ぎっぷりに疲れ、家に戻った。
家には祖父が一人、いつもの定位置に座っている。
「あれ?みんなのところに行かないのか?」と聞くと
祖父は「もういい」と言って外に出て行った。
ついていくと、家の前の道路にタクシーが一台止まっている。
祖父は無言で後部座席に乗り込み
窓を開けて「じゃ、また来る」と一言。
そのまま祖父は行ってしまった。
印象深い夢だったので家族に話したら
「昨日はじいさんの命日だ」と言われた。
じいちゃん、タクシーであの世に戻ったんかい…
117:本当にあった怖い名無し:2011/10/03(月) 23:53:17.74 ID:bGOgKQdN0
>>114
それは生きてる人間(親戚ら)がじいちゃんを忘れてほったらかしてる、ということへの
じいちゃんの無言の抗議だったんじゃ…
いい話じゃなく、悪い話の方かもよ
115:本当にあった怖い名無し:2011/10/03(月) 21:29:33.43 ID:/Oe48uqoO
えーと、いい話?
141:本当にあった怖い名無し:2011/10/31(月) 18:15:46.46 ID:+tNTCZTrO
良い話じゃないかもしれんし、僕の実体験じゃないのだけれども、書き込んで良いんだろうか。
142:本当にあった怖い名無し:2011/10/31(月) 21:23:41.95 ID:uA2vG2YTO
ダメに決まってるだろ
143:本当にあった怖い名無し:2011/10/31(月) 22:44:47.19 ID:9vIGtaXf0
ペットの兎の話。
あたしは色々あって、学校に行ってなかった。
今では馬鹿じゃねーの、とかその時の自分のことを思う。
毎日泣いて、死ぬことばっか考えてた。誰も信じられなかった。すんげー厨二病だったんだよな。
家族と会話しなかった。友人とも話さなかった。そんなあたしを見かねて親が一匹の兎を飼ってくれた。
最初は「どうせ死んじゃうんだからまた一人になる」とか考えて拒否ってた。
けどその子は一番最初にあたしに懐いて、あたしもだんだんその子が可愛くなってきて。
あたしが自分の部屋で泣いてたとき、違う部屋だから気付かないはずなのに決まってケージかじってた。で、出してあげると背伸びして体摺り寄せて涙なめてくれた。
大事な子だった。この子はあたしのこと裏切らないとか思ってた。けど、やっぱり寿命でその子は死んだ。
あの子が死んだ次の日、寝てたらアレが起きた。
2011年3月11日14時46分頃 東北地方太平洋沖地震
あたしの住んでる場所は甚大な被害があったところだった。
丁度その日あたしは家に一人で、最初はそんなに大きいものでも、長く続くものとも思ってなくて無視ろうかと思ってた。
でもいきなり頬に柔らかい感触があって。あの子の、ふわふわの毛の感触があって。
まさかと思って飛び起きた。霊なんて信じてなかったのに、目の前にあの子が居た。
つい名前を叫んで布団から出た瞬間、足元の大きくて重い本棚が倒れてきた。
もう少し遅れてたら死んでたってびっくりするやら怖いやらでgkbrしてたらその子が廊下に飛び出して、外に出てった。
もう周りは色々なものが倒れてきてて、あたしはまだ埋めてなかったあの子の亡骸が入ったダンボールひっつかんで裸足で外に出た。
マンションの廊下にあの子が居て、まるであたしに「着いて来い」って言うみたいに前を走って階段下りてった。
必死にその子を追いかけてマンションの下まで降りた。マンションの人たちが「大丈夫?!」って近寄ってきた時にはもうあの子はいなかった。
あの子が守ってくれたんだと思う。
今でも、あのときの不思議な暖かいふわふわの感じ覚えてる。
長々とすまんかった。
145: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/11/01(火) 01:31:13.25 ID:1/kLwIwd0
>>143
そういう事って有るんだね。
良い話だ…。
146:本当にあった怖い名無し:2011/11/01(火) 01:51:53.69 ID:fA3G+hGG0
>>143
せっかく守ってもらった命なんだから、もう死にたいなんて思わないでね。
147:本当にあった怖い名無し:2011/11/02(水) 00:50:46.77 ID:WsAe5+G00
>>143
泣けた
うさぎって小さくて臆病でビビリな生き物かと思ってたけど
この子は愛と勇気に満ちた良いうさぎ
うさぎに守られた命だ、>>143は元気にピョンピョン跳躍して生きてっておくれ
177:本当にあった怖い名無し:2011/11/13(日) 11:32:02.53 ID:uogHo88BO
いい話かは知らんが、昔愛犬が死んだ時の話。
長い事一緒にいて、いつ死んでもおかしくない位弱ってた。享年十七歳、長生きだろ。
飯をやりに出たら、よろけながら膝に甘えに来た。しゃーねーなってワシワシしてやったのを覚えてる。昔みたいに飛びかかってこなかったからかもな。
抱き抱えて毛布に寝かしてやって、ゴミ捨ててきたら冷たくなってた。
ゴミ捨てるのに一分か二分しかかかってなかったのに本当に冷たかった。どう考えてもかなり経ってる感じ。
春の矢先で寒かったけど、ワシワシした時あったかかったのに。そんなすぐ冷えるもんなのかな?
最後に甘えてくれたんだと思ってる。
178:本当にあった怖い名無し:2011/11/13(日) 12:17:18.56 ID:9CbPajCH0
>>177
犬にとっても最後にワシワシしてもらって幸せだったと思う
目から汁がでてきた
180:本当にあった怖い名無し:2011/11/17(木) 22:34:41.72 ID:dEtOqII90
>>177
うちのワンコは早朝なくなったけど
ガンで衰弱してて寝たきりだったのに
なくなる前の晩にやせ細った身体で起き上がってすりすりしてきた
なんか思い出したら泣きそうになってきた
182:本当にあった怖い名無し:2011/11/19(土) 13:33:13.61 ID:z8c/nYSa0
心霊になるちょっと前のいい話でオーケーじゃねw
183:本当にあった怖い名無し:2011/11/21(月) 06:20:19.90 ID:Wb/EfVbE0
>>182
座布団一枚
249:本当にあった怖い名無し:2012/01/06(金) 01:37:19.17 ID:2c+NzP0G0
以前ポチの話を書いた者ですが、もうひとつ体験があります。
過疎って来た時用にとっておきましたw
高校一年の時、林間学校へ行くときの事です。
友達とバスの中でマンガとかのくだらない話をしている時でした。
楽しく話をしていたのに、何故か不意に涙がポロポロっとこぼれました。
友達「お前 何泣いてんだよwww」
俺「いやぁ、なんでかわかんないけど、涙でたw」
その夜、じっちゃんと魚釣りに行く夢を見ました。
なかなk釣れなくて、じっちゃんが「すまんねぇ」と言ったのを今でも覚えています。
林間学校から帰ると、隣の家に「忌中」の張り紙が・・・
自宅に入ると、お袋が
「じっちゃん亡くなったよ。ちょうどあんたが林間学校に行った午前中に」
じっちゃんは俺とは血縁もない隣の家の人でしたが、
小さい頃からよく魚釣りに連れて行ってくれて、
本当の孫のようにかわいがってくれてました。
急いで隣の家に行って、仏壇に手を合わせました。
きっとあの涙は、俗に言う「虫の知らせ」ってやつなのかなと思う。
そしてその日の夢は、お別れを言いに来たのかなって・・・
実家に帰ってた時、小学生になる息子と魚釣りに行くと、
今でもじっちゃんの事を思い出します。
250:本当にあった怖い名無し:2012/01/07(土) 12:02:13.59 ID:9PWy1vg10
隣のじっちゃん乙。・゚・(ノД`)・゚・。
遠い旅行先にお別れに来るなんて
じっちゃん>249のこと本当にかわいがってたんだなあ
279:本当にあった怖い名無し:2012/01/18(水) 02:26:47.17 ID:OhC+BzU50
正月にあった話です。
母の実家に親戚で集まった日のこと。
母方の祖母は5年ほど前になくなっています。なので祖父、叔母一家、私の家族総勢10人で昼食をとり終え、のんびりしていました。
お酒も入って賑やかに話していると、突然ガラスの引き戸を開ける音が聞こえてきました。
猫が開けるのとは違って、明らかに人が通るために、ガラガラと引き戸を開ける音でした。
でもその音がしたとき10人全員が同じ部屋にいたんです。叔母が「今音したよね?」と聞くと全員「引き戸の音がした」と答えました。
全員揃ってるのに何で?と思いましたが、母が「賑やかだから、おばあちゃんが私もいるよって鳴らしたんでしょ」と言うと妙に納得してしまいました。
私はお婆ちゃん子だったので、直ぐに仏壇のところへ行き二度目の新年の挨拶と元気で過ごしていることを報告しました。(ついて直ぐにも仏壇は拝んでいたので)
新年のそうそうの心霊体験は祖母の「私もいるよ」アピールだったので、なんだかほっこりしました。