166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:58:47.86 ID:pPUdYa1d0
>>159
安達ケ原の鬼婆は可哀想なんだよ。岩手というおばあさんで、仕えていた姫の病の治療のために
胎児が必要と言われて、方々探し回っても決心がつかず、山中に泊まっていた時に身重の女がやってきた
これ幸いとぶっ殺したら、娘が「私は生き別れた母を探しに来た」と言い残し絶命、娘の骸からは
岩手が昔娘に与えたはずのボロボロのお守り袋が出てきた
娘と孫を惨殺してしまった岩手はそれ以来気が狂ったという
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:39:47.50 ID:pPUdYa1d0
おとろし

寺の山門に住み、信仰心のないものが通りかかると襲いかかってくるという
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:16:40.39 ID:UZ9yLfmi0
>>11
なんかわんこみたいでこいつかわいいな
門の上で ひなたぼっこしてるのが容易に想像つくw
みたいw
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:41:40.75 ID:pPUdYa1d0
狂骨

井中の骸骨の妖怪で、凄まじい恨みのあまり妖怪化したという
ただ東北には井戸から這い出てカタカタ歩き回るタイプの狂骨もいるようだ
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:43:39.41 ID:pPUdYa1d0
しょうけら

屋根に張り付いて人の営みを覗くという。また、人の寿命を縮めるとも言う
名前の由来は不明
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:45:29.56 ID:pPUdYa1d0
コダマネズミ

秋田のマタギに伝わる妖怪で、ヤマネのことだが山の神様の使いでもあるという
これは時たま大爆発し、肉や内臓を撒き散らすためものすごくグロいことになるという
コダマネズミ
コダマネズミは日本で生まれた、ネズミの姿をしたモンスターです。見た目は太ったネズミにそっくりで、しかも人間を襲って危害を加えるわけではないので、どこといって恐ろしいところはありません。
しかし、コダマネズミにはどうにも理解に苦しむ不思議な習性があります。というのは、コダマネズミは人前に出てくるやいなや、パーンという大きな音をたてて自分自身が爆発し、内臓や肉片をあたりに飛び散らせるのです。
(中略)
それにしても、自爆するだけというのはいかにも奇妙です。そこで、猟師たちはコダマネズミを山の神の使いだと考え、出会ったときには猟は中止したといわれています。
モンスター解体新書-より引用
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:47:47.31 ID:pPUdYa1d0
ぬえ

二条天皇の世に現れ、その不気味な鳴き声で京を恐怖のどん底に叩き落としたが源頼政に射殺される
キメラのような外観をしている
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:49:48.93 ID:5N6bz/Be0
異形コレクション再版してくんないかな
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:49:57.63 ID:pPUdYa1d0
だいだらぼっち

零落した神の末裔とも言われ、その巨体と大力で山河を作り変える
こいつが腰掛けた山だの踏ん張った跡にできた水溜りがどこそこの湖だの、いろんな足跡がある
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:12:22.67 ID:paDqomxL0
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:53:59.05 ID:pPUdYa1d0
佐渡の団三郎狸

日本三大狸の一角を謳われる佐渡狸軍団の親分
佐渡金山で儲け、人間相手に金貸しを営んでいたという
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 18:58:41.35 ID:pPUdYa1d0
魍魎

「魑魅魍魎」とは言うが、実はよくわからない妖怪。かの京極夏彦大先生も「よくわからん」と匙を投げておられた
とにかく画像的に死骸を掘り起こして喰らうらしい
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:02:44.98 ID:lY93kBS50
昔の絵はよく分からん
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:03:09.99 ID:JJfOkFmV0
俺も。
京極堂は罪作りだな
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:04:10.11 ID:pPUdYa1d0
オオナマズ

地震を起こすという大ナマズ。大工は大ナマズをお得意様として仰いでいるためナマズは口にしないとも
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:06:20.02 ID:pPUdYa1d0
野衾

モモンガやムササビの妖怪。夜、山の中で飛んできて飛びつき生き血をすするとも
野衾
木の実を食べるほか、火を食べる、人や動物の生き血を吸うともいう。江戸時代の奇談集『梅翁随筆』には、江戸でネコを襲ったり血を吸ったりする獣がおり、その獣を殺したところ、イタチのような姿で左右に羽のようで羽でないものを備えており、ある人が「深山に住む野ぶすまとはこれだ」と教えたとある。
空を飛んで来て、人の目や口を覆うともいい、江戸時代の古書『狂歌百物語』には「飛倉」の名で、人の顔を覆う姿が描かれている(画像参照)。享保時代の随筆『本朝世事談綺』には、野衾が夜に人の持つ松明を剪(き)って消し、その火を吹くので妖怪として恐れられたとの記述がある。
wiki-野衾-より引用
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:06:44.19 ID:aXhmdF+0P
京極の妖怪忌憚だっけか?ただの読み物買ったんだけど一ページでやめた
結局俺は小説のみってしる
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:08:29.28 ID:pPUdYa1d0
橋姫

水神とも伝えられるが、有名なのは京都の一条戻り橋に住み着いていた嫉妬に狂った女の鬼である
画像はイイものがなかったのでスミマセン東方厨じゃないんです東方厨じゃないんです
橋姫(はしひめ)
橋姫にまつわる古典や伝承には様々なものが伝えられており、大きくは「橋を守る女神」「嫉妬に狂った女性」「愛する人を待つ女性」という三つの側面を持つ。いずれもその名のとおり橋に関連した女性であるという点が共通しており、またそれぞれの間で影響も見られる。
古来日本では水辺やそこにかかる橋には心霊が宿るとされ、女性神が守る場所とされてきた。特に橋は「外界・向こう側との境界」であり、避けては通れぬ場所、外から来る侵入者や病を防ぐ場所として非常に重要視されていた。
民俗学者・柳田國男によると、橋姫は大昔に街道にかかる橋のたもとに祀られていた美しい女神であり、地方によってはその信仰が早くに衰えてさまざまな昔話が生まれたという。
橋姫とは- ニコニコ大百科-より引用
関連:橋姫-wiki
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:12:30.82 ID:pPUdYa1d0
ヤマタノオロチ

島根県揖斐川の妖怪で、『日本書紀』『古事記』にも伝えられる、巨大さで言えば日本随一と言える妖怪
単なるワガママ坊主であったスサノオノミコトをいっぱしの神様にした当て馬っぽい妖怪
わずか3分で学ぶ「ヤマタノオロチ伝説」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:14:56.50 ID:pPUdYa1d0
ろくろ首

有名な妖怪だが、実はほとんど資料がないので創作じゃないかと疑われる
ほかに「抜け首」という首が着脱式の妖怪とか、はてまた中国には飛頭蛮という飛ぶ首がいたりする
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:16:57.56 ID:pPUdYa1d0
八尺様

オカ板で有名になった、今時珍しい肉食系の長身スレンダーお姉さん妖怪
気に入った少年をとっかえひっかえアレしたりコレしたりする
八尺様
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:35:07.47 ID:OKRgX4LW0
>>35
八尺様って妖怪なの?
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:19:27.65 ID:pPUdYa1d0
送り狼

ニホンオオカミの怪で、山に入った人をまるで守るように後をつけてくるという。そのせいでオオカミはいろんなところで神聖視される
実はオオカミには「縄張りに入ってきた人間を追跡し、隙あらば飛びかかる」という習性があり、それが送り狼の由来であると思われる
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:19:52.37 ID:slDUt+b8O
八尺様よりアクサラが意味不明すぎて怖いわ
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:20:54.55 ID:pPUdYa1d0
めくらべ

夢に出てきて、ゲームを挑んでくるという風変わりな妖怪
古くは平清盛の夢に現れてにらめっこを挑んできたという
40:エアロダイン ◆18l91MfJ0Y :2012/08/19(日) 19:21:57.10 ID:F2BO0KZT0
ぬえはかっこいいなー
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:24:24.32 ID:lBgx5RGQ0
化物語を見る→カッケー→妖怪について調べたくなる
→あたかも民俗学を心得ているかのように妖怪について語る→「怪異」とか言っちゃって馬脚を露わす
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:25:23.00 ID:pPUdYa1d0
ツチノコ・ノヅチ

ツチノコは主に秋田県東成瀬村周辺に伝わる怪蛇で、地元ではバチヘビと呼ぶらしい
一方ノヅチは妖怪として有名であるが、その形格好の姿には多くの類似性がある、UMAと呼ぶのが正しいかもしれない
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:27:59.30 ID:MkHUUaUzi
こんな姿のぬらりひょんもいるんだぜ
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:33:07.34 ID:pPUdYa1d0
>>41
そもそも妖怪は想像上の存在なんで、アニメだろうがラノベだろうが妖怪として出されたなら
妖怪が好きな奴は大真面目に扱うべきなんだよ、と私は師匠に言われました
のっぺらぼう

小泉八雲のおかげであまりにも有名な妖怪。ムジナの化けたものと小泉八雲は言ってる(言ってないが)
実はこののっぺらぼうという奴はいまだに目撃例が結構あるらしい。見た人の話によると、毛穴だけがあって気持ち悪かったとか
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:35:48.73 ID:pPUdYa1d0
ぬりかべ

福岡県にいるという妖怪。一説によるとタヌキの金玉袋が壁となったものとか
また、大分あたりでは壁ではなく視界から光を奪う怪だというが、やっぱり正体は狸の金玉だという
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:48:44.64 ID:45ZY1m/f0

こんなぬりかべもいるのよね
ぬりかべ
塗壁の姿は、漫画家・水木しげるが妖怪画や漫画『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターとして提供する塗壁の、目と手足を持つ巨大な壁のような姿が一般化しているが、これはあくまで伝承を元にした創作キャラクターであり、古典の画図に姿を描いたものは近年まで発見されていなかった。
しかし2007年8月、川崎市市民ミュージアムの学芸室長・湯本豪一の所有する妖怪絵巻の妖怪画が、塗壁を描いたものとして発表された。本来この妖怪画は絵のみで名前が記されておらず、何を描いたものか不明であったが、2007年1月、アメリカ合衆国のユタ州にあるブリガムヤング大学のハロルド・B・リー図書館に寄贈されている妖怪画と一致し、後者に「ぬりかべ」と名があることから、これが「塗壁」の名の妖怪を描いたものと判明したものである。
同画は3つ目の獅子か犬のような姿の妖怪が描かれており、奥書には1802年(享和2年)に絵師・狩野由信が室町時代の絵などを参考に制作したものとあり、学習院大学名誉教授・諏訪春雄も、紙の質や保存状態から江戸時代末期までに制作されたものと推定している。
wiki-塗壁-より引用
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:09:01.14 ID:wfEc5foO0
>>57
水木しげる型のぬりかべは
なんか戦争中に出くわしたパプアニューギニアあたりの土着妖怪をモチーフにした感じで
それまでは文献上名前だけが知られていて姿は知られてなかった
んで割と最近その絵が発見されたんでこっちのほうが先出だとか
58:エアロダイン ◆18l91MfJ0Y :2012/08/19(日) 19:48:48.73 ID:F2BO0KZT0
東方とか化物語ってこういうの題材にしてるのか
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:48:18.49 ID:pPUdYa1d0
鉄鼠

ビジュアル的にインパクトのある妖怪。経文を食い荒らす高僧の化身だとかなんとか
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:50:35.42 ID:pPUdYa1d0
手負い蛇

人間に手負いにされた蛇はどんな手を使ってでも復讐を果たしにやってくるというから、蛇だけは絶対に逃がしてはならない
しかし、手負い蛇は蛇の殺傷に罪悪感を感じているもののところにだけ現れるとも
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:52:07.54 ID:MZI7rNvgO
うぶめマダー?
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:58:33.77 ID:pPUdYa1d0
>>61
姑獲鳥

磯女だとか、そういう系列と思われる「子供を抱かせる」妖怪の一族
京極夏彦大先生はこの妖怪をネタにしてデビューなされた。それ以外はあんまり俺も知らん
姑獲鳥
産女、憂婦女鳥とも表記される。
死んだ妊婦をそのまま埋葬すると、「姑獲鳥」になるという概念は古くから存在している。
人間の魂の象徴である鳥として表現されることが多いが、凶鳥としての色彩が強い。
羽毛を脱ぐと人間の女性の姿になり、夜に空を飛んで子供に害を成し、干してある衣服に止まるといわれている。
その服の持ち主であったり、着たりすると災厄がふりかかるという。
ピクシブ百科事典-姑獲鳥-より引用
関連:産女 - Wikipedia
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:00:31.98 ID:MZI7rNvgO
>>64
おおサンキュー!エロ美しいなぁ!
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 19:54:45.07 ID:pPUdYa1d0
土蜘蛛

元ネタは大和朝廷にまつろわない民とも
「ぬら孫」だとやたら強いが、史上だと結構アッサリやられる
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:03:05.42 ID:pPUdYa1d0
ショウジョウ

今ではすっかりオランウータンのことだと思われてるが、実際は海の妖怪
船幽霊みたいに船に水を汲み入れて沈没させたりする
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:10:27.72 ID:XFd9fXdo0
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:14:22.09 ID:LP/1Aghf0
>>66
へー、海の化け物だったのか
ジョジョのストレングスってここから着想を得てたんかな
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:08:01.11 ID:pPUdYa1d0
牛鬼

これもよくわからない妖怪。とにかく恐ろしいのはわかるが、
なんでこんなに全国的に有名なのか私には私にはわかりません
牛鬼
牛鬼(うしおに、ぎゅうき)は、西日本に伝わる妖怪。主に海岸に現れ、浜辺を歩く人間を襲うとされている。
非常に残忍・獰猛な性格で、毒を吐き、人を食い殺すことを好む。
伝承では、頭が牛で首から下は鬼の胴体を持つ。または、その逆に頭が鬼で、胴体は牛の場合もある。さらに別の伝承では、牛の首で蜘蛛の胴体を持っていたともされる。また、山間部の寺院の門前に、牛の首に人の着物姿で頻繁に現れたり、牛の首、鬼の体に昆虫の羽を持ち、空から飛来したとの伝承もある。
海岸の他、山間部、森や林の中、川、沼、湖にも現れるとされる。特に淵に現れることが多く、近畿地方や四国にはこの伝承が伺える「牛鬼淵」・「牛鬼滝」という地名が多く残っている。
wiki-牛鬼-より引用
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:12:09.15 ID:pPUdYa1d0
お歯黒べったり

生前、見てくれが醜かったためにその結婚願望が妖怪となった妖怪
しかし、驚かすだけで決して「私と結婚しろ」とは迫らない。喪女は死んでも喪女
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:14:10.95 ID:pPUdYa1d0
大禿

ロリババア妖怪とも言われるが、一説には根強く女装ショタ説が囁かれる妖怪
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:16:42.96 ID:pPUdYa1d0
イッポンダタラ

密かに私が「ヤマノケの元ネタじゃないか」と疑っている妖怪で、鍛冶屋の妖怪であるという
長い間タタラを踏み続けたせいで一本足になり、長い間火を見続けたせいで片眼になったという
イッポンダタラ
一本だたら、一本踏鞴(いっぽんだたら)とは、日本に伝わる妖怪の一種で、熊野(和歌山県)の山中などに棲む、一つ目で一本足の姿の妖怪とされるが、地方によって伝承内容には違いが見られる。
和歌山と奈良県の境の果無山脈では、皿のような目を持つ一本足の妖怪で、12月20日のみ現れるといい、この日は「果ての二十日」と呼ばれて厄日とされた。果無の名の由来は「果ての二十日」に人通りが無くなるからだともいう。
名称の「一本だたら」の「だたら」はタタラ師(鍛冶師)に通じるが、これは鍛冶師が重労働で片目と片脚が萎えること、一本だたらの出没場所が鉱山跡に近いことに関連するとの説がある(隻眼#神話・伝説の中の隻眼を参照)。一つ目の鍛冶神、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)の零落した姿であるとも考えられている。
wiki-一本だたら-より引用
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:33:28.44 ID:LP/1Aghf0
>>77
もっと血生臭い伝承を聞いたことがあるよ
発端は林業で生計をたてていた山の民と製鉄職人たちの縄張り争いで
山から追い出すためにたたらを踏めない身体にされた製鉄職人をたとえて
「一本だたら」と言っていたとか
要するに片足を切ったらしい。
山の民にも言い分はあったんだろう。昔から自分たちが生活していた山に
炭を求めてやってきた製鉄職人は侵略者同然だっただろうし
でも、心のどこかで「やりすぎた」という罪悪感もあったんだろう
その罪悪感から生まれた妖怪なんだってさ、一本だたらって
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:41:45.89 ID:pPUdYa1d0
>>91
また、山の神として所々で語り継がれる三面大黒であるとする説もある
イッポンダタラはところどころで三面だという地方もあるからね
こいつの面白いところは今もたまに一本足の足跡が発見されて騒がれるところだwww
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:19:20.22 ID:pPUdYa1d0
油すまし

知っている人も多いがこれも実はよくわかっていない、というよりほとんど水木しげるの
このビジュアルのおかげで有名になったような、よくわからない妖怪
油すまし
油を盗んだ人間の霊が化けたもの。すました顔をしているのでこう呼ばれている。明治のころ、熊本県天草の山道では、油すましが出るといううわさがあった。おばあさんが孫に「昔このあたりに油すましという妖怪がでたそうな。」と話していたら、「今でもいるぞ。」といって、油すましがガサガサと出てきたという。鬼太郎軍団では村長さん的存在、博識で将棋好き。
油すまし
※他の説
あぶらすましは珍しく由来がはっきりしていて
近所の油取名人が油澄ましと呼ばれていたらしく
その爺さんが行き倒れになったところに慰霊碑をたてたのが始まりだそうな。
それをいたずらした子供なんかに「悪いことしてるとあぶらすましの爺さんが来るぞ」と
脅かしたらしいがなんで油取名人がそんな扱いになってるのかは不明。
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:54:18.94 ID:/tUzlq8M0
>>78
油すましは地元の油取り名人が「油澄まし」と呼ばれていたのが
行き倒れになったところに道祖神を立てて祀った後
地元で悪さをする子供に「いたずらしてると油澄ましのじいさんに連れてかれるぞ」
と脅したのが発祥らしい
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:56:32.35 ID:pPUdYa1d0
>>237
おお、その話を知ってるのか。俺はあえて書かなかったんだが
明治維新直後の混乱期には「油取り」が来て、子供をさらって脂を搾り取ってしまうという話が流行ったそうだ
もしかしたらその噂から来てるのかもね、油すましって
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:12:06.11 ID:2urb4vj9O
>>78
なんかよく分からんが一番好きな妖怪だわ
今も出るぞ~っていう台詞に漂う哀愁がいい
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:27:17.91 ID:KyIswRg+O
>>78
昭和に入って唯一確認された妖怪らしいな
油すまし
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:22:48.98 ID:pPUdYa1d0
オンモラキ

死人の気から生まれ死人の気を吐くという鳥の妖怪だが、要するに死人のそばに現れる鳥の妖怪である
どうでもいいけどウチの父ちゃんも見たことがあるとかないとか
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:28:05.27 ID:pPUdYa1d0
がしゃどくろ

70年代に「創作された」妖怪で、全国のどこにも伝わっていないと言われるが、一応元ネタはある
巨大な野ざらしの骸骨というインパクトによって有名になった稀有な例
がしゃどくろ - Wikipedia
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:30:24.86 ID:VTYCrwYD0
妖怪最強は、がしゃ髑髏だと思ってるけど、実際に強いのは何?
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:31:11.94 ID:Wegm0qhS0
日本の妖怪に強い弱いは考えられんと思うがね
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:31:30.42 ID:pPUdYa1d0
崇徳上皇(天狗)

日本三大妖怪の一角。政変に失敗し、処罰され干された恨みから「民をとって帝となし、帝を民となさん」と言い放って天狗になった
いまだに天皇家は崇徳上皇の恨みを鎮めるためにアレコレ手を尽くしているという、ヘヴィな妖怪である
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:34:23.67 ID:pPUdYa1d0
八雲紫

隙間に住む妖怪。非常に胡散臭く、齢もゆうに一千歳を超えるという
妖怪でありながら式神を操れるほどの頭脳を持つ
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:36:42.52 ID:olisTqvU0
東方って元ネタ妖怪だったのか
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:45:42.50 ID:pPUdYa1d0
手長足長

秋田の鳥海山、会津磐梯山などにいた妖怪。その手足をにゅーっと伸ばしては麓を荒らしまわったというキショい妖怪
最期は弘法大師空海の圧倒的法力前に破れ去り山ごと吹き飛ばされて消滅した
手長足長
手長足長(てながあしなが)は、秋田県、山形県、福島県、長野県に伝わる巨人。
秋田では鳥海山に棲んでいたとされ、山から山に届くほど長い手足を持ち、旅人をさらって食べたり、日本海を行く船を襲うなどの悪事を働いていた。鳥海山の神である大物忌神はこれを見かね、霊鳥である三本足の鴉を遣わせ、手長足長が現れるときには「有や」現れないときには「無や」と鳴かせて人々に知らせるようにした。
wiki-手長足長-より引用
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:46:18.84 ID:bQtYeaj80
昔の画って迫力あるね
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:49:06.68 ID:UZ9yLfmi0
東方貼りたいだけでほかはおまけだろwww
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 20:54:00.20 ID:pPUdYa1d0
>>102
最初はこう、いろんな作品に登場する妖怪を織り交ぜながら解説する予定だったんだけど
思えばぬ~べ~と東方ぐらいしか知らなかったんだ
小豆洗い

川の側であずきを洗う妖怪。ただ、多くの場合音だけで姿を見た者はいない「音だけの妖怪」の代表的存在
画像は『妖怪大戦争』のときの岡村さん
小豆洗い - Wikipedia


112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:06:38.20 ID:bU9ILflf0
ゲゲゲの鬼太郎に出てきたやつなんだけど
川の近くに二人だったか一人だったか座ってるやつ分かる?
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:11:30.21 ID:VOShBVaT0
>>112
川男か?

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:18:03.93 ID:bU9ILflf0
>>115 それだわ 小さいときに見て以来川が苦手になった
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:24:00.86 ID:3cZO9gvx0
>>115
笑い飯かと思った
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:08:45.94 ID:pPUdYa1d0
ひまむし入道

生前、あまりにも怠け者だったために死んだ後に妖怪化し、働き者の邪魔をしに来るというイヤな妖怪
徹夜で仕事をしている人のところに現れて灯台の火を消すという。ひまむし入道になりたくなかったら働けお前ら
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:12:01.73 ID:MkHUUaUzi
ぬら孫は絵だけは評価されてもいい
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:16:35.09 ID:3mN8EefF0
何か用かい?
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:16:48.51 ID:pPUdYa1d0
ケンムン

沖縄の妖怪で河童によく似た姿かたちを持つが、実際はこれも鳴き声しか聞こえない鳴き声の妖怪の一種かも
古くはガジュマルの木にいると言われていたが、その鳴き声の正体はカエルだという
しかし「ケンムンが最近少なくなったのはGHQがガジュマルを伐採しまくったからだ」という話もある
妖怪という存在のあり方を考えさせられる話
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:22:21.27 ID:pPUdYa1d0
隠神刑狸

かつて愛媛の松山藩藩のお家騒動に加担し、国家転覆を狙ったテロリスト狸
凄まじい悪行の限りを尽くしたが、最後はしかし『稲生物怪録』で有名な稲生武太夫に封じられたと伝えられている
ジブリアニメ『平成狸合戦ぽんぽこ』では、昔の行いを悔い、その贖罪として多摩の狸救済に命を投げ打った悲しいキャラとして登場する
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:27:32.41 ID:pPUdYa1d0
海坊主

もはや画像以外に語ることもないのだけれども一応、海に住み船を沈没させる怪異と
実はかの有名な船幽霊と混同される場合もある
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:29:53.03 ID:3cZO9gvx0
>>130
いや、画像!w
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:33:27.35 ID:pPUdYa1d0
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:36:31.44 ID:3cZO9gvx0
>>135
おぉ、これはためになる
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:38:00.59 ID:pPUdYa1d0
>>136
オシラサマは実際に見ると結構怖いぞ
朧車

かつてこの牛車で場所取り争いを繰り広げた貴族の女たちの醜い執念が妖怪になったもの
いやマジで醜いから面白い。女なんて今も昔もロクなもんじゃない
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:40:53.01 ID:pPUdYa1d0
狐の嫁入り

ある晴れた日のこと、晴れているのに大雨が降った日は近くで狐の嫁入りがあるという
知らせるからには見られたくないのだろうと思うのが普通だが、実は結構日本の各所で
「キツネの嫁入りに招かれて余興をやってくれとせがまれた」と言われた人の話は多い
おそらく、キツネたちも披露宴からは無礼講になるのだろう
しかしこの画像は素晴らしい
狐の嫁入り
狐の嫁入りは、北海道と沖縄県を除く日本全国に伝わる怪異。
一般には夜の山中や川原などで、無数の狐火が一列に連なって提灯行列のように見えることをいい、狐が婚礼のために提灯を灯しているといって「狐の嫁入り」と呼ぶ。これらの怪火は遠くからしか見えないという特徴がある。徳島県ではこれを嫁入りではなく狐の葬式とし、死者の出る予兆としている。
wiki-狐の嫁入り-より引用
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:52:50.93 ID:pPUdYa1d0
迷い家

主に岩手県遠野地方に伝わる伝説の家。山中に分けいると見たこともないような豪邸が建っていて、
そこに入って何かひとつでもモノをもって変えてくるとメキメキと裕福になれるという
山間を当てどなく漂白していた木地師の想像上のお屋敷だとかなんとかと、いろいろ説がある
画像は遠野市の豪農・曲がり屋千葉家
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:54:30.26 ID:5bmT7yqj0
>>155
マヨイガって読むんだっけ
清い心を宿した子供しか入れないらしいな
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:58:47.86 ID:pPUdYa1d0
>>160
マヨイガに至る地図まで残されてるからな
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:55:46.64 ID:pPUdYa1d0
髪切り

根岸鎮衛の『耳袋』等に登場する妖怪。悟られずに人の元結を切り飛ばす通り魔風の妖怪である
つーかこの画像怖い。なんだこの画像
髪切り(かみきり)または黒髪切り(くろかみきり)は、人間の頭髪を密かに切るといわれる日本の妖怪。
どこからともなく突然現れ、人が気づかぬ間に、その人の髪を切るとされる。人間が獣や幽霊と結婚しようとしたときに多く出現するとの説もある。
wiki-髪切り-より引用
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:58:55.43 ID:VOShBVaT0
>>161
妖怪大全だと髪切りと黒髪切りって別扱いになってるよね
その画像は黒髪切りで載ってる
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:00:27.85 ID:pPUdYa1d0
>>167
ほほうそうなのか
つーかこの髪切りってマジ事件性あるから面白いね
髷切り飛ばされるって事は当時からしたらほぼ殺人未遂レベルだもんなぁ
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:11:00.99 ID:VOShBVaT0
>>169
妖怪大全の髪切りは、手が鋏になってるこっちだな


172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:03:50.09 ID:pPUdYa1d0
塗仏

鳥山石燕の『図画百鬼夜行』にも描かれるわけわからん妖怪。目が飛び出ている黒塗りの仏
京極先生もあのレンガ本二冊使って解明しようとして結局匙を投げたと言われるまったくもってわけわからん妖怪
一休さんあたりなら「これ目が出てるからめでたぁ妖怪だよ」とか言うのだろうか
塗佛(ぬりぼとけ)
塗仏、塗佛(ぬりぼとけ)とは、日本に伝わる妖怪の一種。鳥山石燕の『画図百鬼夜行』、佐脇嵩之の『百怪図巻』にも登場する。
体の黒い仏の姿で、両目玉が飛び出している姿で描かれているが、どの画図にも一切の解説文がないため、どのような妖怪を意図して描かれたものかは想像の域を出ない[1]。その容姿から、「仏壇から突然現れ、目を飛び出させて人を脅かす」「仏壇から飛び出して、なまけ者の僧に襲いかかるなどの説がある。
また「塗」は汚れ、「仏」は「死者」を意味することから、ゾンビの一種だ、とする説もある。
wiki-塗仏-より引用
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:06:02.98 ID:pPUdYa1d0
唐傘おばけ

このネーミングセンスのない名前からもわかるとおり、多分創作であると言われる
だが一部の情報によるとこれをイッポンダタラと同じものとしている人もいるとかいないとか
唐傘おばけ
からかさ小僧(からかさこぞう、唐傘小僧)は古い傘が変化した日本の妖怪。「から傘おばけ」「傘おばけ」「傘化け(かさばけ)などとも呼ばれる。
人間の生活で使用する道具には、年月を経て古くなると変化(へんげ)する能力を持つこともあるという考え方がある。これを付喪神(つくもがみ)といい、この妖怪も書籍によってはその一例とされるが、それを証明する古典などの文献もまだ確認されていない。
wiki-からかさ小僧-より引用
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:06:19.44 ID:w2mBwfgS0
いそがしだっけ?
昔ボンボンの水木しげるの妖怪コーナーで見たんだけど
なんか憑依されると働き者になるやつ
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:06:37.72 ID:5bmT7yqj0
件(くだん)

江戸時代から昭和時代にかけて多く見られた妖怪。姿をみれば一目瞭然だが体は牛で顔は人間である
人の前に現れ予言を残し絶滅すると言い伝えられている
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:23:09.21 ID:8MxUCvow0
>>179
件は東日本大震災の時にも目撃されたって話があるね
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:09:39.11 ID:pPUdYa1d0
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:23:30.03 ID:pPUdYa1d0
砂かけ婆


『ゲゲゲの鬼太郎』によって有名になった妖怪。砂をかけるがそれ以外の悪さはしない、
どころかそもそも砂をかけられたような音だけで、実際に砂をかけられた人がいるかどうか怪しいという、
そういうああなんともなぁというような妖怪
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:32:39.75 ID:pPUdYa1d0
ドラキュラ(ヴラド・ツェペシュ)
ヴラド・ツェペシュ - Wikipedia

15世紀のルーマニア・ワラキア領主で、ドラキュラ伯爵のモデルとされる
当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったオスマン・トルコの進撃をを串刺し遺体の林で迎え撃つことで撃退したという
史上希なる規模の心理戦を展開した。そのあまりに行き過ぎた厳罰風潮や恵まれない晩年のために吸血鬼と蔑まれたが、
幸いなことに近年は再評価が進んでいる
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:39:20.04 ID:5bmT7yqj0
>>207
なぜかワラキア公が有名だけどエリザベート・バートリーの方がより吸血鬼っぽいと思うの
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:45:50.81 ID:8HsiZMps0
>>218
血の伯爵夫人か
あの人もトランシルヴァニアの生まれだったかね
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:47:13.26 ID:pPUdYa1d0
邪魅

これで京極先生の分はコンプリートだな!
中国伝来の妖物で、毒気を吐くという。『ゲゲゲの鬼太郎』では魍魎のビジュアルを持つ邪魅が登場したらしい
水木しげる大将いわく「間違えた」らしい
邪魅(じゃみ)
邪魅(じゃみ)は、鳥山石燕による妖怪画集『今昔画図続百鬼』に掲載されている中国の妖怪。『今昔百鬼拾遺』では日本の妖怪以外に、元々は中国の書にあった日本国外の動植物や妖怪についても掲載されており、この「邪魅」も中国のものである。
解説文では「邪魅は魑魅(ちみ)の類なり 妖邪(ようじゃ)の悪気なるべし」とあり、人間を害する妖怪の総称、山林の悪気を起こして人を害する妖怪、山神の一種などとして解釈されている。
晋時代の中国の書『神仙伝』には、あらゆる病気の治療に長けた王遙(おうよう)という仙人が、魔物に魅入られた者に対し、地面に牢獄を描いて魔物を呼び出し、正体を現した魔物を牢獄に入れることで病気を治したとあるが、この魔物が邪魅と指摘されている。
wiki-邪魅(じゃみ)-より引用
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:50:32.11 ID:pPUdYa1d0
ウエンカムイ

アイヌの言葉で「人を喰い殺した悪い神様」の意味で、人喰い熊のこと
ちなみに人を喰わないヒグマのことは「キムンカムイ」と呼んで供養する
ウエンカムイは捕殺されると、食わずに漸次バラバラに分解して捨てるのが習いだとか
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:55:05.90 ID:pPUdYa1d0
不知火

九州の旧暦七月に、洋上に現れる怪火。狐火のごとく水平線上で分裂するという
同じような怪異に蜃(大ハマグリ)がいて、これは蜃気楼を見せる妖怪であるという
画像は言わなくてもわかるよな?
242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:56:49.84 ID:5bmT7yqj0
>>239
泣け!叫べ!そして死ねえっ!!
243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:57:25.53 ID:VOShBVaT0
>>239
こういうスレならせめて幻庵にしとけよー
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 22:58:02.42 ID:5OLk6ZzR0
もしかして山本五郎左ェ門ってあんま有名じゃないのか
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:01:50.70 ID:5bmT7yqj0
>>245
ぬら孫で2代目ぬらりひょんに倒された奴か
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:05:56.15 ID:5OLk6ZzR0
>>251
ぬら孫は読みきりしか読んだことねえや
珍しく魔王とか言う仰々しい称号のついた妖怪
小学生の頃何かで読んでそれが格好良いんで印象に残ってる
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:42:11.41 ID:KyIswRg+O
>>245
とんでもなく有名
神野と並んで妖怪を越える
日本の魔
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:04:41.11 ID:pPUdYa1d0
なまはげ

秋田県男鹿地方、その他東北の沿岸地域に似たような話が伝わる鬼である
昔、中国の偉い人がナマハゲたちの勤労ぶりに感心し、師走の数日だけ自由になることを許したという
しかし心優しいナマハゲたちは、年に一度の休暇は秋田の子供たちを戒めにいく日として使っている
とっても子供好きで、とっても働き者の鬼なのである
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:05:11.27 ID:w2mBwfgS0
>>258
ナマハゲさんすばらしい
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:12:38.62 ID:pPUdYa1d0
>>259
ちなみに、ナマハゲが進撃してくる瞬間は見たことあるけど、大人が見ててもマジで怖い
深夜、家の外から「ウルァァァァー!!」とか「オラオラオラオラーッ!!」と怒鳴り声を上げながらやって来る
あれは怖いよ。自分が子供だったら失禁すると思う。だから秋田の子はいい子にならざるを得ないんだろうなwww
付喪神

古来日本では、モノは100年経つと妖怪化する、もしくはよからぬ存在になると信じられていた
そこで99年使ったものに関しては、付喪神となるのを防ぐために捨ててしまったという
百鬼夜行とは、そのように100年経つまでに使ってもらえなかった半道具・半妖怪の化物が織り成す行進であるとも言う
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:15:46.86 ID:w2mBwfgS0
>>268
琵琶ぶらぶらって付喪神だっけ?
318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:29:52.81 ID:zE50dxQS0
>>274
百器徒然袋の中に描かれてるから付喪神
ただし他と同様「夢のうちに思いぬ」だから創作だね
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:17:05.33 ID:pPUdYa1d0
トイレの花子さん

これもまた学校に伝わる化け物の一人か
トイレの個室で亡くなった人の霊とかいろいろな説があるが、ならば全国的に出現することはないはず
花子さんは果たして幽霊なのか化け物なのか、その分析は私にはできません
トイレの花子さん
「誰もいないはずの学校のトイレで、ある方法で呼びかけると『花子さん』から返事が返ってくる」というもの。赤いスカートをはいた、おかっぱ頭の女の子の姿が最も有名である。白いワイシャツを着ているともいう。それ以外の噂の詳細は、地方により異なる。
最もポピュラーな噂は
「学校の校舎3階のトイレで、扉を3回ノックし、『花子さんいらっしゃいますか?』と尋ねる行為を一番手前の個室から奥まで3回ずつやると3番目の個室からかすかな声で「はい」と返事が返ってくる。そしてその扉を開けると、赤いスカートのおかっぱ頭の女の子がいてトイレに引きずりこまれる」というもの。
wiki-トイレの花子さん-より引用
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 21:48:45.13 ID:pPUdYa1d0
水木しげる

日本の妖怪フリークの頂点に立つ現代百鬼夜行の親玉、隻腕のぬらりひょん
氏の類希なる妖怪への愛情、想像力によって、多くの妖怪が現代にまで命を繋ぐことができた
妖怪に縁がある土地に行けばすぐ「自分は前世この土地の人だったと思う」と前世を捏造するおちゃめな一面、
その弁舌の面白さ、冴え故に、一度会ったら三十分はさよならを言えなくなるなどと恐れられた、本物の妖怪
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:28:46.33 ID:pPUdYa1d0
ここいらで>>300まで行ったんで、俺は落ちます
皆末永く妖怪スキーでいてくれよ!!
それじゃおやすみー