ゴルゴンの首
ゴルゴンの首(ゴルゴンのくび)は、「ゴルゴンの首」(てんとう虫コミックス第20巻に収録)に登場する
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091401104/
前面にラーメン屋の岡持ちのような蓋の付いた箱。この箱の蓋を開けると不気味な咆哮とともに光線を発し、その光を浴びた生物は(ロボットであるドラえもんも)筋肉がこわばって石のようになってしまう。光線の当て加減で体の一部だけを固めることもでき、その部分は何時間同じ姿勢を続けても疲れない。
その実態は箱の中に入った頭だけの石像、すなわちゴルゴンで光線は目から出る(原案であるギリシア神話のゴルゴンは髪が多数の蛇になった女怪だが、本作ではモアイなどに似た無機的な顔で蛇の髪は一本)。固まった者を元に戻すにはその頭に付いた蛇のような髪の毛を上に引っ張ればいい。
この石像は亀ぐらいのスピードだが動くことができ、ゴルゴンの首の中身を落とすと、襲われて出遭った者の体全体が石にされてしまう危険がある。
wiki-ドラえもんのひみつ道具 (こ)-より引用
ドラえもん 恐怖!!ゴルゴンの首 投稿者 YellowDoraemon
バイバイン
バイバインは、「バイバイン」(てんとう虫コミックス第17巻に収録)に登場する。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091401074/
液状の薬品。任意の物体に1滴振り掛けると、5
分ごとにその物体が2倍の数に増える。食べ物の場合、食べてしまえばそれ以上増えない。つまり、変形するか酸に触れることで増殖が止まると思われる。
倍々に増えていくため、1時間で 4,096 個 、2時間で 16,777,216 個 ) と莫大な量の物質が生成される。作中でドラえもんとのび太はこの道具を使い、栗まんじゅうを増殖したが、増殖しすぎて食べきれなくなり、宇宙の彼方に廃棄した。
テレビアニメ第2作第1期「バイバイン」(1979年12月26日放送)、および映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』では、宇宙に無数の栗まんじゅうが漂っている場面が描かれている。
wiki-ドラえもんのひみつ道具-より引用
しあわせトランプ
しあわせトランプは、「しあわせトランプの恐怖」(てんとう虫コミックス第27巻に収録)に登場する。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/409140507X/
た目はケースに入った普通のトランプだが、
このトランプを持っていると自動的に望んだものごとが何でも叶う。願う内容に制限はない。ただし、
願いが一つ叶うごとに1枚ずつカードが消えていき、最後にジョーカーが残ったら持ち主はそれまでの幸運を埋め合わせるように立て続けに不幸な目に遭わされる。捨てることは絶対にできない。たとえ遠くに投げ捨てても、たちまち飛んで持ち主の懐に戻ってくる。ただしそれを欲しがる人がいれば譲渡することは可能なので、不幸な目に遭いたくなければ他人に不幸をなすりつけることになってしまうが、誰かに譲ってしまうしかない。
特に願いを叶えて欲しいと意識しなくとも少し欲求を思い浮かべただけでカードが消えてしまうので、注意が必要である。
wiki-ドラえもんのひみつ道具 (しあ-しの)-より引用
関連:世の中あまくないんだぞ。
人間製造機
人間製造機(にんげんせいぞうき)は、「人間製造機」(てんとう虫コミックス8巻に収録)に登場する。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091400086/
その名の通り、人間を作り出す機械。身の周りにある品物を材料として、その中から人体を構成する物質を抽出して再構成し、人工的に人間を作り出す。
必要な材料は石鹸1個(脂肪分となる)、釘1本(鉄分)、マッチ100本(リン)、鉛筆450本(炭素)、石灰コップ1杯(カルシウム)、硫黄1つまみ、マグネシウム1つまみ、水1.8リットル。
22世紀の世界の新世界デパートで売り出された新製品だが、発売直後にとんでもない欠陥が発見されて販売中止となった。
実はこの機械で作り出される人間はミュータント(突然変異)であり、念力やテレパシーなどの強力な超能力を持っている。おまけに性格も凶暴で、並の人間では到底太刀打ちできない。22世紀の世界ではこのミュータントが勝手に仲間を増やし、人類の支配を目論み、国連軍まで出動するほどの大騒動になったという。そのため「ミュータント製造機」の別名でも呼ばれる。
wiki-ドラえもんのひみつ道具 (に)-より引用
ヘソリンスタンド
ヘソリンスタンドは、「ヘソリンガスでしあわせに」(てんとう虫コミックス25巻に収録)に登場する。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091405053/
外見はガソリンスタンドの給油機に似ており「ヘソリンガス」と呼ばれるガスをへそに注入する機械
この
ガスが注入されると肉体や精神の痛みを感じなくなる。どんな怪我をしても痛みをまったく感じず、また不快なことも平気なので、常に楽天的で幸福感に浸ることができる。たとえばのび太なら、ママに叱られたり、しずかと出木杉が仲良くしている場面に出くわしたり、ジャイアンに物を取り上げられたりしてもまったく平気になる。
ただし、
あくまで痛みをなくすだけの強力な麻酔薬のようなものであり、怪我をしなくなるわけではないので危険なことをすると命にかかわる(作中でのび太は車にはねられ、顔は平然としていたが体はボロボロになっていた)。また精神的苦痛がないために罪悪感もなくなるため、犯罪を平気でするようになる。ガスの効き目は30分のみ有効で、効果が続いているうちはなんともないが、効果が切れた途端に痛みを感じ出す上に一度はまると依存性を持つので、麻薬のような危険な側面を持つ。
wiki-ドラえもんのひみつ道具 (へ)-より引用
関連:ヘソリンガス:ニコニコ大百科
地球破壊爆弾
出典はてんとう虫コミックス第7巻収録の「ネズミとばくだん」。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091400078/
野比家に現れた一匹のネズミに驚いたドラえもんはマシンガンやジャンボ・ガン(一発で戦車を吹き飛ばす)、熱線銃(一瞬のうちに鉄筋のビルを煙にしてしまう)など物騒な物を持ち出しネズミを退治しようとした。
しかし、いくら探してもネズミが見つからないため、業を煮やしたドラえもんはポケットから地球破壊爆弾を取り出し、よだれを垂らして「フヒーッ、ヒ、ヒ、ヒ、ヒ」と奇声を上げながら地球もろともネズミを爆破しようとする(右図はその時のドラの様相を描いたもの)。
人類滅亡の危機を感じたのび太とママは「ネズミは逃げ出した」とウソを言って何とか事を収める事に成功した。
地球破壊爆弾:ニコニコ大百科