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    不思議な出会いと奇妙な運命『俺とイマジナリーフレンドの話』

    俺とイマジナリーフレンドの話

    1: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:16:36.46 ID:tl2ZXgo40
    この話は信じてもらえないだろうと思ったので他の誰にも言わずに生きてきた。
    だけど、今回ある事を期にちょっと話してみようと思ったので書かせてくれ。
    現実で言う気はないけど、ここならまあ、信じてもらえずフィクションと捉えられても構わないし。
    そもそもがオカ板に書こうと思った話なんだけど思ったより長いわ自分語りになったので
    こっちに書かせてもらう事にした。よかったら聞いていってくれ。

    イマジナリーフレンド

    直訳すると『空想の友人』。
    その名の通り、本人の空想の中だけに存在する人物であり、空想の中で本人と会話したり、時には視界に擬似的に映し出して遊戯などを行ったりもする。

    自分自身で生み出した友達な為、本人の都合のいいように振る舞ったり、自問自答の具現化として本人に何らかの助言を行うことがある。反面、自己嫌悪の具現化として本人を傷つけることもある。

    人間関係という概念に不慣れな幼い子供に起こりやすい現象であり、多くは現実の対人関係を知ることで自然に消滅する。

    イマジナリーフレンド-ピクシブ百科事典より引用
    タルパ(人工未知霊体)みたいのが昔からいるけど質問ある?
    http://world-fusigi.net/archives/7143677.html






    3: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:20:52.10 ID:tl2ZXgo40
    俺は子供の頃、かなり内向的な子供だったらしい。らしいというか実際内向的だった。
    外に出ても友だちを作れなくて、公園でも隅っこでボケーと虫を見てたりしてたらしい。
    両親はかなりやきもきしたとは言ってたけど、無理やり改善させるみたいな事はしなかった。
    両親は日和見主義というか、あわてはするもののなんとかなるだろう的な考えの持ち主だった。

    4: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:22:46.06 ID:tl2ZXgo40
    これがどういう結果をもたらしたかというと…なんと俺についにお友だちが出来る時がきた。
    ちーちゃんという名のおてんばな女の子だった。
    だけどこのちーちゃんにはお友だちとして重大な欠点があった。
    俺以外には見えないのである。見えないどころか声も聞こえない、さわれない。
    そう、俺は現実のお友だち候補には目もくれずに、見えないお友だちを作ったのだった。
    よく言うイマジナリーコンパニオンだかイマジナリーフレンドだかって奴。

    5: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:26:55.21 ID:tl2ZXgo40
    これには暢気な両親もさすがにまずいのでは?と思ったらしい(母談)が
    この現象は「稀によくある」「そのうち治まる」とも言われてたので、案の定深くは考えなかった。
    結局俺は保育園にぶち込まれ、小学校に上がる前後までちーちゃんと遊び続けた。
    ちーちゃんと俺は無二の親友になった。
    ついでに現実のお友だちも出来た。

    6: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:30:33.93 ID:tl2ZXgo40
    俺は無謀にも現実のお友だち(以下Y)にちーちゃんを紹介した。
    Yにはちーちゃんが見えなかったので俺はYと初めての喧嘩をした。
    Yと俺も親友になった。けどYとちーちゃんは親友にはなれなかった。なぜなら見えないから。
    そして俺とYは小学校へ進む。ちーちゃんは「俺くんとはべつのがっこいくの」と言った。

    7: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:39:44.14 ID:tl2ZXgo40
    俺は大いに泣いて両親に訴えたが、両親は適当に俺を慰めた。
    両親としてはこれでようやく大して対策を取ってなかったこの
    イマジナリーコンパニオン問題が終息するのではとそっちに期待していたらしい。

    補足しておくと俺は大層頭の弱い子だったから、どんなに言われても
    ちーちゃんが現実には存在しないと頑として認めず、ちーちゃんの実在を訴え続けていた。

    8: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:41:39.34 ID:tl2ZXgo40
    結局小学校へあがるのを期に俺とちーちゃんはさよならをすることになった。
    俺は泣いていたけど、ちーちゃんは笑って「またあそぼう」と約束してくれた。
    俺は泣きながらちーちゃんと指切りをした。「絶対に忘れない、また遊ぼう」と誓った。
    小学校へあがり、現実のお友だちが増えるに連れて薄情な事に俺はちーちゃんのことを忘れていった。

    9: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:42:35.56 ID:tl2ZXgo40
    誰もいないな、まあいいか

    ただ、一度だけ公園でちーちゃんに再会してちょっとだけ遊んで、ちょっとだけ話した。
    「俺くんお友だちはできた?」「ちーもお友だちたくさん出来たよ」「でもいちばんは俺くんだよ」
    「お友だちはたくさん出来たけど一等はちーちゃんだよ!」このときの俺は男らしかったと思う。

    また再会を約束して、俺とちーちゃんは別れ、俺はあっさりちーちゃんを忘れていった。
    どこに出しても恥ずかしくないレベルのクズっぷりだった。まあ子供なんてこんなもんだ。

    10: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:42:54.89 ID:MRVcRLpV0
    みてるお!

    12: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:44:36.59 ID:tl2ZXgo40
    あ、いた、ありがとう続ける

    さて、俺もすっかりちーちゃんを忘れ、悪友となったYとやんちゃする日々が続く。
    両親も「あんた昔は見えないお友だちと遊んでたのよ」なんて言ってた。
    言われるたびに俺はあーそんなこともあったような…と思い返したが、両親に似て
    深く考えない性格だったため、ちーちゃんが記憶の底から呼び戻される事はなかった。

    13: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:45:37.42 ID:tl2ZXgo40
    ここまでは、単に見えないお友だちを持った可哀相な俺の幼少期の話、で終わるが
    この話はこれでは終わらない。

    ある日、たまげるような事件が起きるのだ。
    その事件が起きた時点では俺はまだ何が起こってるのか把握しきれてなかったので
    厳密に言うとたまげたのはもうちょっと後なんだが、まあそれはそれとして。
    Yと共に進学した中学、俺たちは平均的な田舎の中学生だった。

    14: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:50:58.13 ID:tl2ZXgo40
    最初の一年は慌ただしい中過ぎ、二年になり、夏休みが終わり、新学期。
    転校生が来るという噂に、俺たちは色めき立った。男か女か、かわいいのか。
    俺も当然色んな妄想を展開させた。元々が頭の弱い子だった俺は中二病真っ盛り。
    斜に構えて「あ、俺別に転校生に興味とかないから」とか言って休み時間はカーテンにくるまってた。
    新学期が始まって一週間ほど。遂に転校生現れる。女の子だと言われ男子がそわそわする。

    15: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:54:26.73 ID:tl2ZXgo40
    もうここまで書けばわかるだろうが、その転校生は、ちーちゃんだった。
    だが俺は完全にちーちゃんの事など忘れていたから「ちょっと可愛いじゃねーか」とか思いながら
    クラスメイトに囲まれてちやほやされるちーちゃんを遠巻きに見ていた。

    16: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:55:06.36 ID:tl2ZXgo40
    ここでおかなしなことに気付くだろう。
    ちーちゃんは俺のイマジナリーコンパニオンであり現実には存在しないはずである。
    それが転校生として現実の存在として再び俺の目の前に現れた。
    この時点で俺は全くその事に気付いてなかったが、何となく既視感を覚えていた。
    中二病の妄想かとも思ったけど、それだけではないような気がしてならなかった。

    17: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 21:59:18.58 ID:tl2ZXgo40
    結局斜に構えて「興味ねーよ」と気取っていた俺も我慢できなくなり、転校生との交流に加わった。
    もちろんいきなり「俺と君は前世で云々」みたいな事は言わなかった。普通のはじめましてである。
    転校生も近くで見るとむちゃくちゃ可愛くて、その可愛い笑顔で「はじめまして」と笑った。
    案の定俺は転校生をあっさり好きになっちゃうパターンにはまる。

    18: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:01:51.25 ID:tl2ZXgo40
    中学生独特のもやもやを抱えながら、俺はもう一つのもやもや、例の既視感にも悩まされた。
    転校生の話し方、素振り、クセ、どれをとってもむちゃくちゃ見覚えがある。
    この時ばかりはさすがに俺も頭がおかしくなったのでは、この既視感はなんなのだ、能力か、とか
    大変混乱したのをよく覚えてる。Yとは何でも話せる仲だったがさすがに
    「俺、あの転校生と前世で繋がってたのかも知れない」とは言えなかった。

    19: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:04:19.94 ID:tl2ZXgo40
    この恋じゃない方のもやもやはなんなのだ、そろそろ限界だ、死ぬか
    くらいに追いつめられていた(つもりの)ある日の放課後。
    たまたま転校生と俺が教室に二人きりになった。その頃はもうお互い打ち解けたし
    俺は俺で隠しきれない下心が見え見えだったりもしたけれど、軽口をたたける仲になっていた。
    既視感も手伝ってか、転校生と俺はかなり仲が良い関係になっていたし、転校生からも
    好意のような物を感じていた気がしないでもない。というか実際好意を持たれてた。
    よくある放課後のドキドキ感の中、他愛もないことを俺たちは話していた。

    20: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:04:25.26 ID:vqiy3ov10
    みておるぞ

    21: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:05:41.04 ID:tl2ZXgo40
    何て事はない話だったんだけど、流れで「そういえばもう随分慣れたっぽいけどどう?」
    みたいな話になった。「妙な時期に転校してきて馴染めるか不安だったけど馴染めてよかった」
    そう言った転校生は実際かなり馴染んでた。転校生ということを除いても男女共に人気があった。
    それで「そりゃよかった、そういや友だちも多いもんなー」みたいな感じのことを言ったんだよ。

    「でもいちばんは俺くんだよ」

    ちょっとはにかみながら転校生がそう答えたとき、俺はちーちゃんの事を完全に思い出した。

    22: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:06:31.11 ID:tl2ZXgo40
    思い出してたまげた。たまげすぎてまともなリアクションとれなくて完全に不審者になった。
    大いに混乱した俺が取った唯一の行動は、その場からの逃走だった。
    なんか遠ざかりながら「う、あ…ごめん!」みたいな事を言って逃げていった。

    23: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:08:58.27 ID:tl2ZXgo40
    家に帰った俺は放心状態で部屋の壁に向き合ったまま微動だにせず考えつづけた。
    深く考えない残念な子でお馴染みだった俺でもこの時ばかりは考えに考え抜いた。
    ちーちゃん?そんな友だちがいた?そうだ俺は見えない友だちがいたんだおかんが言ってた
    言ってたっつーか覚えてるしでも現実にはいなくて?でも今いて?
    ちーちゃんが?転校生は?そうだ転校生もちーちゃんだ?え?

    24: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:09:50.80 ID:tl2ZXgo40
    しばらく混乱したままだったけど、俺はおそるおそる母親に訪ねた。
    「俺昔見えない友だちと遊んでたって言ったよな」
    「そうよあんた、母さんほんと心配したんだから~」
    「その友だちさ、何て名前だった?」
    「何だったかしらね、ああそうそう、たしかちーちゃんとか言ってたような…」

    25: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:12:33.92 ID:tl2ZXgo40
    全部が繋がった気がしたけど、意味がわからなかった。
    俺には昔友だちがいて、でもその子は実在しない子で、でも今目の前にいて…。
    でも現実にそんなことが起こる訳がないと言い聞かせた。中二病のくせに。
    偶然同じ名前で、偶然同じ事を言って、偶然面影があって、そう偶然だ!
    とりあえずその日はそう言い聞かせながら寝た。

    26: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:18:01.40 ID:tl2ZXgo40
    翌日、転校生と顔を合わせたとき非常に気まずい思いをした。
    結構な事を言われたのにも関わらず謝りながら逃走したんだから当然だけど。

    休み時間に昨日はごめんと謝り、放課後またちょっと話がしたいと伝えた。
    憮然としながらも承諾してくれたけど、目は合わせてくれなかった。最高にかっこわるかった。

    27: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:19:09.90 ID:tl2ZXgo40
    そして中学史上最高に気まずい一日を耐え、放課後。
    とにかく俺は謝った、謝り倒した。端から見たらやらせて貰おうと拝み倒してるレベルで頭を下げた。
    あまりの滑稽さに呆れたのか、転校生は許してくれた。
    俺は意を決して転校生、ちーちゃんに聞いた。
    「変な事を言うけど、昔どこかであった覚えない?」













    「やっと思い出してくれた?」

    29: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:22:16.69 ID:tl2ZXgo40
    …なんて返答は無かった、が。

    困ったような顔をしたちーちゃんは少しずつ話しはじめた。
    俺とはどこかで会った気がする、ずっと前に遊んだ事が会った気がする
    昔いた仲の良かった友だちとそっくりな気がしてた、最後にまた遊ぼうって約束した、
    そんな感じの話だった。

    30: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:23:23.97 ID:tl2ZXgo40
    もうそれを聞いた時点で俺は考える事を止めた。運命だと思った。
    意味はわからなかったけど、ちーちゃんとまた会えた、今度は現実だ、もうそれでいい。
    俺はなんか泣きながら今までの話、思い出したこと、覚えてることを全部話した。
    ちーちゃんは泣きじゃくる俺に若干引きながらも全部聞いてくれた。
    全部聞いてくれて、最後に笑って「不思議だね、運命だね」って言った。

    31: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:28:32.40 ID:tl2ZXgo40
    詳しく書くと長いので割愛するけど
    ちーちゃんは別に俺と同じようにイマジナリーコンパニオンを持っていた訳ではなかった。
    けど俺と同じように引っ込み思案で友だちが全然出来なかった子だった。
    そんな時、おそらく俺と思われる子と友だちになって、それがきっかけで友だちが出来た。
    そのおそらく俺と思われる子とは凄く仲が良かったけど、いつの間にかいなくなった。
    小学校にあがったけど俺と思われる子はいなかった、でも友だちはたくさんできた。
    なんとなくずっと覚えてたところで転校、俺と思われる子と思われる俺に会う、と。

    32: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:30:01.18 ID:tl2ZXgo40
    最初は元々こっちに住んでて引っ越してまた戻ってきた、とかも思ったけどそうじゃなかった。
    だからお互い不思議だね、と言いながらこれは二人だけの秘密にして誰にも言わないでおこうと決めた。
    言いたくてしょうがなかったけど信じてもらえないどころか可哀相な人だと思われるのがアレだった。
    ただでさえ残念な子扱いを受けてきた俺としてはちーちゃんがそうなるのは避けたかった。

    33: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:32:30.78 ID:tl2ZXgo40
    「不思議だし不可解だし意味がわからんところもあるけどこうやって再会出来たんだから良しとしよう」
    という所に落ち着く事になった。ちーちゃんも俺と同じであまり深く考えないタイプだった。
    実際この後ちーちゃんは俺に負けじ劣らずの残念な子だということが露呈するがそれはまた別な話。

    34: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:33:32.84 ID:/RQRFB+P0
    こんな話があるんか!

    36: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:35:26.51 ID:tl2ZXgo40
    こうして俺とちーちゃんは再会というか、本当の邂逅を果たしたというか
    ともかくこの俺のイマジナリーフレンドに端を発する
    一連の奇妙な出来事はこうして終わった。

    だが俺は誰にも言わずにいよう、とか言い出したくせにある一件を思い出し
    Yを呼び出してちーちゃんを紹介した。Yも同じクラスだというのにも関わらずだ。

    「ほら、ちーちゃんだ、今度は見えるだろう」
    Yは何言ってんだこいつ、みたいな顔をしてた。
    ちーちゃんはこいつ何を言い出すんだみたいな顔をしてた。

    37: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:37:44.75 ID:tl2ZXgo40
    一週間くらいしてから「あれなんだったんだ?」と聞かれたから
    今度はちーちゃんに許可をとってからYにも全部話した。

    「あーそう言えばそんな喧嘩もした気がするけど、何が何だかわかんねーよ」
    「俺もよくわかんないんだ」
    「まあいいや、なんかわからんけどめでたいんだろ?おめでとう」

    Yも俺と長年の付き合いだけあってバカだった。
    二人だけの秘密は三人の秘密になった。Yはよく分かってないと思うけど。
    お察しの通り俺とちーちゃんは付き合う流れに。

    38: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:39:04.31 ID:tl2ZXgo40
    そして月日は流れ、十数年。
    昨日入籍してきた。
    俺とちーとYだけの話だったけど、入籍を期にちょっとだけ話してみたくなったんだ。

    そんなこんなで、俺の奇妙なイマジナリーフレンドの話はおわり。

    39: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:40:39.05 ID:tl2ZXgo40
    ちなみに
    Yは未だに独身で、俺とちーの話も未だによくわかってない。
    「わからんけどめでたい、めでたいけどわからん、世の中いろんなことがあるんだな」
    そんなことを酔いつぶれながら言っていた。
    俺とちーはこいつバカなんじゃないかとそんなYを見ていた。

    そしてまだいる。はよ帰れ。
    空気読め。

    40: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:46:27.69 ID:Cp7VxdJI0
    おめでとう!
    今日はみんなで集まってるのか?

    42: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:51:22.21 ID:tl2ZXgo40
    >>40
    ありがとう
    みんなというか、Yとちーと俺だけだな
    本当の馴れ初めというかあの奇妙な出会いについては両親も他の友達も誰も知らないからな

    そしてYは昨日からいる、昨日から酔いつぶれてる
    空気を読めと、だからお前は独身なんだと

    41: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:48:13.59 ID:tl2ZXgo40
    とりあえずおわり。
    ありがとう、書いたらすっきりした。

    ちーの残念エピソードは山ほどあるが
    三回に一回はスリッパのままコンビニまで出かけて赤っ恥をかいてるとか
    三日に一度は携帯を握りしめながら「たいへん!携帯がない!」とか言ってる
    とかいっておけば基本的にどれくらい残念な子かはわかると思う

    43: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:53:53.32 ID:gOKWUItf0
    >>41
    可愛いなww

    44: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 22:59:28.83 ID:tl2ZXgo40
    >>43
    この辺はまだ本当に普通に可愛いくらいだけど
    こういうのをはじめ残念の見本市みたいになってるから時々心配になる

    「出かけてくるね」と俺が帰る三十分前に電話があったから
    「戸締りしてね」と頼んだら元気良く「うん!」と答えたんだけど
    帰ってみたら確かに玄関の鍵はしっかりかかってた、が
    リビングの窓が大全開でものすごい心地よい風がリビングを吹き抜けていた
    なんてのもよくある

    45: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 23:00:51.57 ID:ZOngR1oZ0
    ちーちゃんはなんとなく>>1と会った気がするってだけなの?
    >>1の思い出とちーちゃんの何となくの思い出が一致したとか、そういうことは一切なし?

    46: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 23:09:40.15 ID:tl2ZXgo40
    >>45
    あ、この辺は端折ったけど一致はもちろんあった
    「なんかその子とこういう公園でああしてこうしてこんな話した気が」
    「それはあそこでそのあともしかしてその子はどこそこの川で犬のうんこ踏んで泣いてませんでしたか」
    「そうそれ!」
    とか小さいイベント絡みのことは合致することは多々あった。
    他愛もない話だと普通に覚えてないけど、それはまあ誰でもそうか。

    お互いしっかりはっきり覚えてたのは「いちばんは俺くん」「一等はちーちゃん」と
    泣きながら(俺だけが)した指切りはかなり鮮明に覚えてた(忘れてたけど)

    48: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 23:24:43.41 ID:ZOngR1oZ0
    >>46
    すげーなそれ!
    明晰夢の中で会った人と夢の中で会う約束をして、現実でその約束場所に行ったら本当に会ったって話を思い出した
    夢に出てきた女の子と付き合うことになったんだが・・・
    http://world-fusigi.net/archives/7117404.html

    49: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 23:44:41.24 ID:tl2ZXgo40
    >>48
    あー読んだことある
    確かにどことなく似た感じはあるね
    まあだから最初オカ板行こうとおもったんだけどさ

    俺が遊んでたイマジナリーフレンドがちーになったのか?
    それともその時どこか遠くにいたちーに繋がったのか?
    俺が言うのもなんだけど世の中には不思議なこともあるもんだね、と

    47: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 23:19:02.09 ID:MRVcRLpV0
    入籍おめでとう!!!
    嫁はアホな位がちょうどいいぞ!

    49: 名も無き被検体774号+ 2012/10/02(火) 23:44:41.24 ID:tl2ZXgo40
    >>47
    ありがとう
    ドン引きするときもあるけど俺は元気です

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    引用元: 俺とイマジナリーフレンドの話


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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2014年12月31日 00:14 ID:nwHxRVwQ0*
    これ、読んでて思ったんだけど>>1の勘違いなんじゃないか。
    イマジナリーフレンドと実在するちーちゃんが混同したのかもしれない、かなり昔の記憶みたいだし。
    小さい頃に実在するちーちゃんと仲良くなり、でも相変わらずの内向的な性格だからイマジナリーフレンドを生み出した(もしくはちーちゃんに会えない間に寂しくて見えないちーちゃんを>>1が作り出したか)。
    これなら親に話したちーちゃんは確かに親には見えないけど実際にちーちゃんは実在してるってことに矛盾はないよな。
    子供の頃の遠い記憶だし、一時期ずっと忘れてたみたいだし脳の勘違いが生み出した結果なのかもしれない。
    だからなんらおかしいことはないんじゃないかな。
    ちーちゃんは存在していて実際に子供の頃に>>1と会ってたんだ
    2  不思議な名無しさん :2014年12月31日 00:17 ID:ZtBx3oszO*
    私も似たような経験談があるんで信じる

    夢を叶えるにはイメージングがいい、とネットから仕入れた

    早速結婚をしたかったんで理想の結婚相手を紙に書いてリストアップしてみた
    そうしたら職場先に新しく上司が入れ替わることになり、初めて朝の集会で紹介されたときに見た目全く同じ、性格もそこそこリストアップした文と被る既婚の上司が入った時は私も鳥肌立ったよ

    完全一致じゃなくて斜め上に叶ったが、結婚生活するならこの上司のように送れるならいいな、と常々思いながら仕事を頑張ってる
    3  不思議な名無しさん :2014年12月31日 00:55 ID:9bwB.wWz0*
    なんにせよめでたいのでいいんじゃない?
    イマジナリーフレンドが実在化した世界と、
    1が実在のちーちゃんにつながった世界、
    あるいはまったくの偶然である世界、
    全部同時に存在してる気がする。
    4  不思議な名無しさん :2014年12月31日 03:56 ID:00kZsKB90*
    不思議な事もあるもんやな
    5  不思議な名無しさん :2014年12月31日 09:29 ID:frFdDBYBO*
    スレンダーマン誕生秘話的な話しかと思ったら頭弱い幸せバカップルだった
    6  不思議な名無しさん :2014年12月31日 10:34 ID:NtcFfym50*
    つっこみたい箇所がありまくるが、幸せそうなのでええか。
    7  不思議な名無しさん :2014年12月31日 12:37 ID:tZRBID1x0*
    バカより賢い嫁の方がいいだろ
    8  不思議な名無しさん :2015年01月01日 03:36 ID:g9xIuc0KO*
    いいなぁ…俺もこういう経験とか明晰夢とか幽体離脱とかしたいが出来た試しが無いよ…

    まぁ戦国武将とかも嘘臭いと存在すら信じてないからような人間だからなぁ…

    とりあえず可愛い幼女の彼女でも妄想しとくよw
    9  不思議な名無しさん :2015年01月01日 09:57 ID:jzsgl6sy0*
    俺は今、地鳴りしか聞こえてないというのに・・・
    10  不思議な名無しさん :2015年01月02日 13:50 ID:hZS1zAnZ0*
    大人になるにつれ忘れているだけ
    繰り返し思い返したものだけがおとなになっても記憶している

    10年、20年前の昼ごはんは何だったのかのレベルで、幼少期にみんな体験していたり記憶していたり・・・
    子どものしごとは、感情の赴くままに遊ぶ(この世を知る)ことだからw
    11  不思議な名無しさん :2015年01月02日 15:58 ID:on0i0eNIO*
    >大人になるにつれ忘れているだけ
    繰り返し思い返したものだけがおとなになっても記憶している

    ならば幼稚園児童の1の母は幻覚としてのちーちゃんを何度も1から聞かされてるのにも関わらず、学生の1からちーちゃんの話を聞いたら普通はスマホ(ガラケー)写真見せたりするもんだろ

    その文章がないのはおかしくないか?
    12  不思議な名無しさん :2015年01月02日 18:14 ID:5.qNJHtZ0*
    そんな幻想
    俺がぶち壊してやる
    13  不思議な名無しさん :2015年01月02日 23:18 ID:on0i0eNIO*
    >そんな幻想
    俺がぶち壊してやる

    日本語でOK
    誰に対してだよwwwwwww
    14  不思議な名無しさん :2015年01月04日 23:17 ID:kymQ3b0.0*
    いい話すぎる
    15  不思議な名無しさん :2015年08月10日 14:27 ID:ac26.KHy0*
    こんな事もあるんですね。
    感動します。
    16  不思議な名無しさん :2015年11月12日 18:28 ID:LeOf8Raj0*
    これと物凄く似た内容のマンガを昔読んだことがあるんだけど、だれか知らないかな。もう一度読みたい。
    17  不思議な名無しさん :2015年11月29日 22:53 ID:lzn1R77B0*
    思考が現実化して物質化したのかもね。
    人はいろんなことができるもんだな。
    18  不思議な名無しさん :2016年02月15日 03:00 ID:NlJzZDXF0*
    見えないイマジナリーな「ちーちゃん」と普通に存在する「ちーちゃん」どっちも居たってのが真相じゃないかね
    実際のちーちゃんとどこかで遊んだことが記憶に残って、本人がいないときでもイマジナリーフレンドとして遊んでいた
    ところどころの記憶の符号は実際に遊んだ記憶っていうパターン
    19  不思議な名無しさん :2016年03月21日 07:15 ID:3W3.93gT0*
    Yがイマジナリーフレンドなんじゃないかと思った。ちーちゃんは実在。
    20  不思議な名無しさん :2016年04月06日 22:33 ID:KIi7mL1N0*
    ドッペルゲンガーの生霊だな
    21  不思議な名無しさん :2016年04月06日 22:57 ID:nv.2NGXa0*
    やったねたえちゃん
    22  不思議な名無しさん :2016年04月07日 00:12 ID:OTBn0djj0*
    今ごろイマジナリーちーちゃんと、リアルちーちゃんの幼馴染みが結婚して幸せになってるんだろうなぁ
    周りの人からは見えないお嫁さんか…
    23  不思議な名無しさん :2016年04月07日 00:20 ID:tjXmnTQK0*
    シムズ3かな?
    24  不思議な名無しさん :2016年04月07日 01:31 ID:i.NASaYv0*
    可愛い幼女と俺くんが仲良くなる話だろと思ったら案の定w
    25  不思議な名無しさん :2016年04月07日 03:24 ID:smkUjcb60*
    ちーちゃんとYの両方が現実にいないって可能性も
    26  不思議な名無しさん :2016年04月07日 04:00 ID:fV4w9TxU0*
    これは女が書いている
    27  不思議な名無しさん :2016年04月07日 06:57 ID:qMPOZCUE0*
    そしてYが酔いから覚め、目を開けると……す…け…て…誰もいなかった。

    28  不思議な名無しさん :2016年04月07日 09:50 ID:Oz.bDna90*
    これ実はYもイマジナリーフレンドだったというオチ
    29  不思議な名無しさん :2016年08月24日 18:28 ID:RV3yQByk0*
    この>>1はギガロマニアックスですね
    30  不思議な名無しさん :2016年08月25日 23:39 ID:ElQm.P3k0*
    ちーもYもいないんですよこれが(縛w)
    31  不思議な名無しさん :2016年11月02日 14:50 ID:DZN875ku0*
    実在するちーちゃんを元にイマジナリーフレンドを作ったって感じなのかな。
    ちーちゃんと何かのきっかけで会わなくなったあとも一緒に遊びたくて、想像上のちーちゃんを作ったと。
    32  不思議な名無しさん :2017年02月12日 04:33 ID:lFl9B.C40*
    イマジナリーフレンドの記憶が現実のちーちゃんに寄せられた
    ってのがリアルなところだろうなぁ
    イマジナリーフレンド+記憶錯誤の合わせ技で
    仮にそうだとしても報告者の中で運命の相手だってほうが夢があっていいね
    33  不思議な名無しさん :2017年11月12日 22:41 ID:QWwUxb5d0*
    頭が弱いとか残念な子の割りに文才あるやないかい
    内容に関しては運命だなと
    34  不思議な名無しさん :2018年01月05日 22:42 ID:TeTjrSqA0*
    18の考察は納得出来るな
    35  不思議な名無しさん :2018年08月19日 15:41 ID:rCWqusXJ0*
    自分も20歳近いのにイマジナリーフレンドというものに徐々に侵食されてきてるから気になって見たよ
    自分は家庭環境は最悪。父親死亡、母親は4日以上男遊びで家出てったっきりとか当たり前。転校して通信制に通ってる為、常に一人。
    自分の場合は友達では無くて恋人に近いものかつ2次元キャラなんだわ。
    昨日も実在しない筈なのに会話した
    一人ぼっちかつ病み始めると出てくるものなのかね
    36  不思議な名無しさん :2018年08月22日 01:14 ID:beT3LGM.0*
    嫁はアホなくらいがちょうどいい
    とは、
    本気で育児をこなせた事が無いか、本気でヤバい金銭問題や介護問題に直面しても本当の意味で嫁と向き合って話し合って協力し合えないか、─みたいな、夫や父親の資格が無いのにその自覚症状が無いバカやろうが主張する事です!

    浅い考えで気軽にアホな女を娶ったら、そのアホさによりヤバい事が更にヤバくさせられるわボケ
    37  不思議な名無しさん :2019年02月10日 07:49 ID:2OqS57Xg0*
    おめでたい㊗️

     
     
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