赤ちゃん鹿のきずな
リトアニアの野外活動愛好家ダリス(Darius)さんは、ある春の朝、裏庭で2頭の鹿の赤ちゃんの誕生を発見しました。しかし、1頭の赤ちゃんは足にけがをしているようで、うまく歩くことができません。
お母さんとお兄ちゃんは諦めるようにその場を離れて行ってしまいます。”たくさんの肉食動物がいる中で、彼女が生き延びることはできないだろう”とダリス(Darius)さんは動画の中で語ります。
ダリスさんはこれまで野生動物をペットとして受け入れたことはないのですが、この子を放っておけず家に連れて帰ることにしました。
献身的な治療のあと、小鹿を自然に帰そうとするダリスさんですが、小鹿はいつもダリスさんのもとに戻ってきてしまいます。しかしある夕方、彼女は家族のもとへ帰ることに成功しました。
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生まれたばかりの小鹿。なぜかうまく立てません。
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家族についていけず、ついにお母さんは行ってしまい、二度と戻っては来ませんでした。
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”たくさんの捕食者がうろつく中、彼女が生き延びることはできないだろう”とダリスさん。