ロシアの海岸に巨大なモノリスが漂流した?!一枚岩が垂直に立つ異様な風景
Sail Rock (セイル・ロック)、またはParus Rock (パラス・ロック)として知られている自然にできた砂岩、モノリスをご存じでしょうか?ロシアのGelendzhikというリゾート地から17kmほどの黒海の海岸沿いに、高さ30メートル横20メートルの巨大モノリスがどっかりと腰を据えています。
遠くから見ると、まるで巨大な一枚岩が流れついたかのよう。 平べったいこの岩の厚さは、たったの1メートルで垂直にまっすぐに立っているのが不思議に見えます。
このモノリスの下の部分に丸に穴があります。実はこのモノリス、白人戦争が始まった時に銃を敵に向けて発砲する為に作られたとか。 しかし、これにはちょっと疑問が残ります。いくら、厚さがたったの1メートルと言えども、岩をこのようにくりぬくことは難しいからです。
別の見方をするロシアのエッセイストは、弾丸痕が見られることから、ロシアの戦闘艦隊がモノリスめがけて発砲、その際にできた穴だと主張しています。
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何故戦闘艦隊がモノリスめがけて発砲したのでしょうか? 謎は残ったまま現在に至りますが、このモノリス、1971年以降特別自然碑として保護されるようになりました。
また、このモノリスは以前はもっと巨大であったようです。その証拠に、長さ90メートルにも渡り海下に岩がつながっているそうです。 海上部分のモノリスが徐々に削られてしまったということです。