1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2016/01/06(水) 21:36:52.42 ID:CAP_USER.net
ブラックホールの「げっぷ」観測 研究チーム (BBC News) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-35239895-bbc-int

※「チャンドラ」が撮影した、X線を出す高温の2つのガスの波
米航空宇宙局(NASA)の天文研究者らは、ブラックホールから放出された高温のガスの大きな波を観測することに成功した。X線天文衛星「チャンドラ」が撮影したもので、ガスがより低温の水素ガスを押しやる様子が見られた。
ブラックホールの巨大な“げっぷ”が観測されたのは2600万光年離れた渦巻銀河の伴銀河「NGC5195」で、ガスを放出するブラックホールとしては、地球からは最も近いもののひとつ。
今回の発見は米フロリダ州で5日に開かれた「第227回米国天文学学会」で発表された。
研究論文の共同執筆者である米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(CFA)のマリー・マハチェク氏は、 「放出によって銀河が大きくなりすぎるのをくい止めているのではないか」と指摘したが、「同時に一部の星の形成に関わっているかもしれない。だとすれば、ブラックホールは破壊するだけでなく、創造もできることを示す」と語った。
ブラックホールはガスや星を吸い込むことで知られるが、研究チームは、今回観測された2つの弓状の波は、人間がたくさん食べた後のげっぷのようなものだと説明した。
「NGC5195」の中心近くにあるブラックホールは、 近くの巨大渦巻銀河に接近中に生じたガスを吸い込んだと推測されている。ガスがブラックホールに吸い込まれる過程で、巨大なエネルギーが放出され、噴出が起きたという。

※「NGC5195」は巨大な渦巻銀河「NGC5194」の伴銀河だ
研究を主導したテキサス大学サンアントニオ校のエリック・シュリーゲル博士は、高温でX線を放出する波によって、より低温の水素ガスが押し出されるのを観測したことが今回の発見につながったと述べた。同氏は「私が今まで見た”除雪車”物質の中で、最も良い事例だ」と語った。
米アリゾナ州のキット・ピーク国立天文台の望遠鏡が撮影した画像には、水素の存在を示す深い赤色光が、最外縁の波の前に細い帯状になって見える。
シュリーゲル氏はBBCの取材に「もしあの水素が見えなかったら、少し疑っていただろう」と語った。「物質の塊が吸い込まれたようにも見えるし、放出されたようにも見える、と思っただろう」。
しかし、水素の部分が高温ガスの形に沿って細い帯状に存在するのが「チャンドラ」のX線画像で確認されたため、呑み込んだのではなく、“げっぷ”だと判断できたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-35239895-bbc-int

※「チャンドラ」が撮影した、X線を出す高温の2つのガスの波
米航空宇宙局(NASA)の天文研究者らは、ブラックホールから放出された高温のガスの大きな波を観測することに成功した。X線天文衛星「チャンドラ」が撮影したもので、ガスがより低温の水素ガスを押しやる様子が見られた。
ブラックホールの巨大な“げっぷ”が観測されたのは2600万光年離れた渦巻銀河の伴銀河「NGC5195」で、ガスを放出するブラックホールとしては、地球からは最も近いもののひとつ。
今回の発見は米フロリダ州で5日に開かれた「第227回米国天文学学会」で発表された。
研究論文の共同執筆者である米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(CFA)のマリー・マハチェク氏は、 「放出によって銀河が大きくなりすぎるのをくい止めているのではないか」と指摘したが、「同時に一部の星の形成に関わっているかもしれない。だとすれば、ブラックホールは破壊するだけでなく、創造もできることを示す」と語った。
ブラックホールはガスや星を吸い込むことで知られるが、研究チームは、今回観測された2つの弓状の波は、人間がたくさん食べた後のげっぷのようなものだと説明した。
「NGC5195」の中心近くにあるブラックホールは、 近くの巨大渦巻銀河に接近中に生じたガスを吸い込んだと推測されている。ガスがブラックホールに吸い込まれる過程で、巨大なエネルギーが放出され、噴出が起きたという。

※「NGC5195」は巨大な渦巻銀河「NGC5194」の伴銀河だ
研究を主導したテキサス大学サンアントニオ校のエリック・シュリーゲル博士は、高温でX線を放出する波によって、より低温の水素ガスが押し出されるのを観測したことが今回の発見につながったと述べた。同氏は「私が今まで見た”除雪車”物質の中で、最も良い事例だ」と語った。
米アリゾナ州のキット・ピーク国立天文台の望遠鏡が撮影した画像には、水素の存在を示す深い赤色光が、最外縁の波の前に細い帯状になって見える。
シュリーゲル氏はBBCの取材に「もしあの水素が見えなかったら、少し疑っていただろう」と語った。「物質の塊が吸い込まれたようにも見えるし、放出されたようにも見える、と思っただろう」。
しかし、水素の部分が高温ガスの形に沿って細い帯状に存在するのが「チャンドラ」のX線画像で確認されたため、呑み込んだのではなく、“げっぷ”だと判断できたという。