1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2016/01/20(水) 07:36:53.29 ID:CAP_USER.net
脚をチラッと見せてメスを誘うクモを発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/011900004/

クモには「ハンカチを落として出会いのきっかけを作る」などという芸当はできない。ではどうするか。
先ごろオーストラリアで見つかった新種のクモは、なんとオスが自前の「ハート形の求愛ボード」を振ってみせる。
このハエトリグモの一種(学名はJotus remus)のオスは、リンゴの種ほどの大きさで、左右の第3脚の先端にハート形をした、カヌーのパドルにも似た平たい器官をもっている。
(参考記事:「クモが赤やオレンジ色を見分ける仕組みを解明」)
風変わりな求愛の儀式はこうだ。メスの気を引きたいオスが葉の陰に隠れて、「ハートのパドル」を葉の脇から突き出し、相手の目に留まるよう高く掲げる。
クモの専門誌『Peckhamia』に1月7日に掲載された論文によると、体の一部を「チラ見せ」してメスを誘う、あるいは脚にこのような器官があるハエトリグモは、他に例がないという。
論文の共著者で、これまで数々のクモを研究してきたデビッド・ヒル氏は「このクモには目を見張りました。実に珍しい生き物です」と語っている。
米ジョージア大学の名誉教授で昆虫学者のロバート・マシューズ氏によると、ハエトリグモは凝った求愛行動と派手な見た目で知られているが、今回見つかった行動は「極めて珍しい」そうだ。
(※中略)
細くてやわらかい毛でできたパドルは、ジャンプをしたり泳いだりするのには使われていないようだった。
オットー氏は、オスとメスを一緒にしてみることにした。
いくつかの実験を経て、彼はメスが上に載っている葉をオスが揺らし、パドルを振ってメスの気を引こうとしているのを発見した。 (参考記事:「「青仮面」の新種のクモを発見」)
中には、オスのパドルに突進して相手を退散させてしまうメスもいる。しかし交尾相手のいないメスは、パドルを見ると動きを止める。
オスは意中のメスがじっとして動かないことを確かめると、さっと飛び出してきてメスに寄り添い、ほんの数秒のうちに交尾を済ませる。
「オスは自分の脚を攻撃してこないメスを探しているのです」とオットー氏は言う。
メスがオスを食べているところは見たことがないそうだが、メスはオスよりもやや体が大きい、貪欲なハンターだ。(参考記事:「魅力ないオスをメスが食べる「孔雀クモ」」)
オットー氏はさらにこう付け加えた。「彼らはとんでもないゲームをしているのです。クモがこんなことをしているなんて、誰も思っていなかったでしょう?」
https://youtu.be/35U2esy9pmI
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/011900004/

クモには「ハンカチを落として出会いのきっかけを作る」などという芸当はできない。ではどうするか。
先ごろオーストラリアで見つかった新種のクモは、なんとオスが自前の「ハート形の求愛ボード」を振ってみせる。
このハエトリグモの一種(学名はJotus remus)のオスは、リンゴの種ほどの大きさで、左右の第3脚の先端にハート形をした、カヌーのパドルにも似た平たい器官をもっている。
(参考記事:「クモが赤やオレンジ色を見分ける仕組みを解明」)
風変わりな求愛の儀式はこうだ。メスの気を引きたいオスが葉の陰に隠れて、「ハートのパドル」を葉の脇から突き出し、相手の目に留まるよう高く掲げる。
クモの専門誌『Peckhamia』に1月7日に掲載された論文によると、体の一部を「チラ見せ」してメスを誘う、あるいは脚にこのような器官があるハエトリグモは、他に例がないという。
論文の共著者で、これまで数々のクモを研究してきたデビッド・ヒル氏は「このクモには目を見張りました。実に珍しい生き物です」と語っている。
米ジョージア大学の名誉教授で昆虫学者のロバート・マシューズ氏によると、ハエトリグモは凝った求愛行動と派手な見た目で知られているが、今回見つかった行動は「極めて珍しい」そうだ。
(※中略)
ハートの脚は何のため?
じっくり研究できるだけの数は十分に揃ったものの、このクモが名前の由来となった「パドル」を何に使っているのかは、なかなか判明しなかった。細くてやわらかい毛でできたパドルは、ジャンプをしたり泳いだりするのには使われていないようだった。
オットー氏は、オスとメスを一緒にしてみることにした。
いくつかの実験を経て、彼はメスが上に載っている葉をオスが揺らし、パドルを振ってメスの気を引こうとしているのを発見した。 (参考記事:「「青仮面」の新種のクモを発見」)
中には、オスのパドルに突進して相手を退散させてしまうメスもいる。しかし交尾相手のいないメスは、パドルを見ると動きを止める。
オスは意中のメスがじっとして動かないことを確かめると、さっと飛び出してきてメスに寄り添い、ほんの数秒のうちに交尾を済ませる。
「オスは自分の脚を攻撃してこないメスを探しているのです」とオットー氏は言う。
メスがオスを食べているところは見たことがないそうだが、メスはオスよりもやや体が大きい、貪欲なハンターだ。(参考記事:「魅力ないオスをメスが食べる「孔雀クモ」」)
オットー氏はさらにこう付け加えた。「彼らはとんでもないゲームをしているのです。クモがこんなことをしているなんて、誰も思っていなかったでしょう?」
https://youtu.be/35U2esy9pmI