ミクロな世界の限界に挑む!超繊細なエンピツアートは究極のポップカルチャーだ!
「家族の影響もあったと思う」 そう語るのは、今回ご紹介するロシア・ウファ(Ufa)に住むあるアーティスト。 芸術一家に育った彼は、生活のあらゆる場面に芸術の色やカタチを感じながら成長しました。そんな彼がとりつかれたカタチが極小。そして今夢中になっているのがエンピツアートです。
これはエンピツの芯の部分に堀を入れて作り出す、いわゆる極小彫刻のようなものです。
彼は「エンピツアートは僕にとってメディテーション(瞑想)のようなものなんだ」と、極小を素材に取り組む姿勢が集中力を高め、作業を通して自然に心が落ち着いていくと語っています。
そしてエンピツの芯は柔らかく大変小さい為、高倍率の虫眼鏡や極小の彫刻刀を使っての作業になります。「折れないように、折れないように」慎重に堀を入れていく為 一つの作品が完璧に出来上がった時の達成感はひとしおのようです。
また、極小にこだわる彼の次のターゲットはかぼちゃ、ひまわりの種、そしてお米。これらに極小キャンバスに立派な絵を描き入れようというのですから次回の作品もとても楽しみですね!
1.
2.