奇々怪が々なアーティスト、ベクシンスキー - 不気味を極めた男の生涯を見る
「何が重要かって?それは自分の魂の声を聞くことだよ」 そう語るのはポーランド出身のアーティスト、ベクシンスキー。 彼の絵に関して多くの人が「不気味で怖い」と語っているのが納得できるほど、その絵から伝わる小気味悪いイメージは否めません。 彼の絵を見て心身に影響を受けた人もいるとかいないとか・・・前回、ベクシンスキーの絵をご紹介した際、怖いという印象が残った人も多かったのではないでしょうか? どんな生い立ちが彼をそうさせたのか・・・ 今回は、絵に対する信念を ”魂の声に従うだけ” とするベクシンスキーの生涯についてご紹介したいと思います。
前回:終焉の画家「ズジスワフ・ベクシンスキー」が描く滅びの世界が恐ろしくも美しい
http://world-fusigi.net/archives/7706340.html
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ここまで名声を上げたのに、ポーランドではまだまだ彼の実力が正しく評価されていないのが不思議なところです。 それでも、この奇妙で不気味な絵を支えた彼の生い立ちに興味を抱く人も多いようです。
それでは早速彼は一体どんな人物なのか見てみましょう。
1.Zdzislaw Beksinski(ベクシンスキー)は南ポーランド・Sanokにて産声を上げる