エイリアンの卵のような奇妙な岩石の風景が広がる平原-バッドランズ国立公園

アメリカ・サウスダコタ州南西部に広がるBadlands National Park = バッドランズ国立公園は、豪快で多くの奇岩が見られることで有名です。人呼んで「奇岩ファンタジーランド」。
およそ、924平方キロメートルの巨大な荒地には、ジグザグした崖や尖った岩、またSF映画を思わせるエイリアンの卵のような形の岩まで様々な奇岩が、至るところに広がっています。
国立公園という土地柄、多くの野生動物が見られるのも魅力の1つ。 公園内にあるバッファローギャップ国有草原にはコヨーテやプレーリードッグなどが見られます。
7千万年前この地域一帯は海でしたが、徐々に後退し完全に水がなくなってしまいました。そして、サンゴ、泥岩、砂岩や頁岩などの層だけが残ったのです。 サンゴについては古代にあった山火事などで燃え崩れたものの、他の岩の類はしっかりと残りました。
6千年前、氷河期も終わりを迎え、氷が溶けると同時に多くの化石も見つかりました。まさに「化石の宝庫」とも言うべく、広範囲に渡って巨大な化石層が発見されました。

バッドランズ国立公園で見られる岩群は、主に3箇所に分かれます。
1つは火山灰が硬直してできあがったゴツゴツした岩群。形は様々でマッシュルーム型や、クジラの尾のような形をしたもの、地上から突き出たような形のものなどです。全て浸食によってこのような形になったとされています。
2つ目は、泥岩や砂岩が風力によって異様に形どられたデコボコが広がる一角です。
そして3つ目は、まるでエイリアンの卵のような形の岩群が広がる一角で、この国立公園でも一番のアトラクションとなっています。
一番の奇岩だと言われるこの「卵岩」(ページ最上部画像)からは多くのミネラル成分が検出され、長年の雨・風・を受けてこのような形になったとされています。















