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神様の仮宿になっていた話をしたい

2016年06月11日:22:00

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コメント( 49 )

31b10703


1: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:27:25.50 ID:kC9vrqrV.net
イブなのに暇してるから話してく






3: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:29:15.57 ID:kC9vrqrV.net
私は首都圏で生まれ育った。
別段都会でもなく、田舎でもない。至って普通の住宅地のど真ん中。
小学校まで徒歩2分という素晴らしい立地に生まれ、順調に進学した。
進学した小学校の真裏には、神社があった。便宜上、神田神社とする。
幼稚園の頃から毎日前を通っていたけれど、
初詣や縁日、お祭りなんかでしか立ち寄ったことはなかった。
理由は一つ、怖かった。

4: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:32:55.93 ID:kC9vrqrV.net
神社の入り口にある大鳥居も、その側にあった樹齢百何年の御神木も、
それらを守るように覆い茂った何十年もかけて育ち上げた木々たちも、全てが子供心に怖かった。
神主も宮司もいない鬱蒼とした神社だけど、本殿が古臭いくせにいつも整って綺麗で、そのアンバランスさも少し不気味に感じてたのかもしれない。
なのでその神社が何を奉っているのか、どういう由来があったのかなんて勿論知らない。
周りの大人もあまり知らないみたいで、神田様や神田さんなんてざっくりと呼んでいるだけだった。
なので私自身も、その神社に興味を向けたことはなかった。

5: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:35:40.19 ID:kC9vrqrV.net
小学校二年生の時だった。
何の授業かは覚えていない。生活か道徳だったように思う。
何故だか急に小学校の屋上から富士山を見てみようという話になった。
普段は施錠されて立ち入ることも出来ない屋上という非現実に小二は沸いた。私も沸いた。
わくわくしながら取り敢えず自分の家を探した。

6: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:38:57.94 ID:kC9vrqrV.net
なんせ徒歩2分、自宅はすぐに見えた。ウォーリーを探せより簡単だった。
今度はピアノの先生の家を見つけてみようと思った。
ピアノの先生の家はうちとは反対側の、学校の裏にある。
なのでみんなから離れて、反対側の下を覗き込んでみた。
神社があった。

7: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:39:01.91 ID:FPxnDGgf.net
聞いてます

8: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:40:11.07 ID:kC9vrqrV.net
聞いてる人いてくれてよかった
リアルも一人2ちゃんも一人じゃ立ち直れないところだった

9: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:41:09.38 ID:kC9vrqrV.net
陰鬱としてただ怖いだけの神社が、真上から見るとだいぶ違う。
祭事でも公開されない本殿の奥が、上からだとよく見えた。
塀に囲まれた四角い何もない空間一面に、真っ白な砂利が敷き詰められていて、そのど真ん中にこれもまた真っ白な狐の石像があった。

10: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:41:59.34 ID:FPxnDGgf.net
稲荷族か

12: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:43:01.67 ID:ndIkhair.net
支援

11: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:42:13.17 ID:kC9vrqrV.net
私はこの時生まれて初めて何かを見て、綺麗だと思った。
薄暗い神社の一番奥、そこだけが本当に一面真っ白。
綺麗で、ちょっと寂しかった。

13: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:46:19.40 ID:kC9vrqrV.net
結局富士山は見えなかった。
富士山の方角に、少し大きめのマンションが建っていてちょうど視界を遮る形になっていたせいで。
去年は屋上から見えたのに、と零した先生の言葉はよく覚えている。
屋上にいた時間は短かった。
なので私が神社を眺めていた時間も短かったはずなのに、どうしてもあの光景を忘れられなかった。
また見たいと、何度も思った。

14: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:53:10.44 ID:kC9vrqrV.net
校舎は4階建てだったけど、4階のどの窓から覗き込んでも神社の全貌しか見ることは叶わなかった。
どうしても本殿を囲む高い外壁が、あの白さを覆い隠してしまう。
親や先生に聞いてみたところで、分かったことはずっと昔からある稲荷神社だということだけだった。
稲荷神社の意味は図書室の本で調べた。
狐を奉っているのが稲荷神社。ならばあの白い狐は神様だ。
余計見たくなった。

15: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:57:56.11 ID:kC9vrqrV.net
そこで私に救いの手を差し伸べたのは同じクラスのとくちゃんだった。
私が図書室で神社仏閣の本ばかり読み漁っている姿を見て、声をかけてくれた。
とくちゃんのお祖父さんは別の地方で神社を管理しているらしく、そういうことなら少し分かるよと話を聞いてくれた。
神田神社の由来を、少しなら知っているととくちゃんは言った。

16: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 19:57:56.37 ID:uc2y/ISb.net
読んでるよ~

17: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:01:37.61 ID:kC9vrqrV.net
大昔、この辺りに一匹の狐が住み着いた。
畑を漁って細々と生き抜いていた狐はある日犬に襲われた。
追いかけられた狐はとうきびの畑の中に逃げ込んだけれど、葉っぱで体に切り傷が出来た。
びっくりして畑から逃げ出した狐を、犬はまた追いかける。
慌てた狐は、次に山葵の群小地に逃げ込んだ。今後は山葵の茎にある棘で狐は更に傷付いた。
またも飛び出し狐は逃げたけれど、傷付いて弱った狐は遂に犬に捕まり、殺されてしまった。
住人たちは狐に同情し、小さな稲荷神社を作った。
だからあそこには犬を連れてっちゃいけないし、山葵を供えちゃいけないんだよ。

18: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:06:42.94 ID:kC9vrqrV.net
「嘘つけ」と思った。
山葵の茎に棘なんてないことは知っていた。茎のおひたしはうちでよく出るメニューだったからだ。
この辺りはずっと宿場町だった、と生活かなにかの授業で聞いていた。
大昔は農地もたくさんあったのかもしれない。それでもこの辺りに山葵が自生出来るような清流があったとも思えない。

19: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:10:18.90 ID:kC9vrqrV.net
でも話はまとまってるし、犬に殺されたというリアリティは感じ取れた。
それでも私の感想は「よく出来た話だなぁ」止まりでしかなかった。
なので私の顔には、不信感が浮かんでいたのだと思う。
今思い返せばとくちゃんには申し訳ないことをした。
とくちゃんはこの辺りに古くから住んでる人に聞いてみてたらいいよとアドバイスをくれた。

20: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:17:43.00 ID:kC9vrqrV.net
当時の私の親友は、大地主の家の娘だった。
近隣一体にあるマンションや賃貸物件、空き地や農地に至るまで、土地という土地はその家の物。
同じ名字はほぼ全て一族。
その本家の娘が、親友のあーちゃんだった。
すぐ近くに住んでいたのであーちゃんとはほ毎日遊んでいた。
お祖父ちゃんんとお祖母ちゃんにも、毎日顔を合わせていた。
昔の事を知っているBBAがこんな身近にいたとは

22: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:24:13.78 ID:kC9vrqrV.net
聞いてくれてる人達ありがとー


その日の放課後、いつも通りあーちゃんの家にいった。
あーちゃん家は入り口に大きな門がある。その門から家までがとても長い。
お祖母さんはよく、その門から家の間にある芝生を手入れするのが日課のようだった。
その日も、お祖母さんは芝生に水をやっていた。
いつも通り挨拶を交わして、「学校裏の神田神社について知りたいんですけど、何か知りませんか?」と。
「あの神社の管理はうちでしているから、知りたいことは教えてあげられるよ」と。

23: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:26:48.52 ID:2+h5Y+uO.net
面白い。

24: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:30:23.87 ID:SIXK8Eoj.net
お祖母さんの話を、麦茶を添えてあーちゃんと二人で聞くこととなった。
あーちゃんのお祖母さんの麦茶は、砂糖が入ってるから余り好きじゃなかった。
麦茶に手を付けず、とくちゃんに聞いた話をする。この謂れは本当かと。
「そんな話は聞いたことないねぇ」。お祖母さんはあっさり否定する。

25: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:33:10.25 ID:SIXK8Eoj.net
「でも犬に殺されたってのは聞いてるよ。その狐を鎮めるために、神田神社は建てられたのね。節句の祭りで神楽をやってるでしょう。あの時に付けるお面は狐面だからね。お狐様を奉って、この辺りを守ってくださいってお願いしてるんだよ」
すごい信憑性があった。

26: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:35:59.64 ID:SIXK8Eoj.net
寂れた小さな神社だけれど、とある節句の時はわりと大掛かりなお祭りをしていた。
初詣よりも縁日よりも、節句のお祭りは派手。
神輿も出て神楽も催される。それでも御神体は、本殿の奥は公開されなかった。

27: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:40:08.17 ID:SIXK8Eoj.net
屋上から本殿の中を見たことを話した上で、「あの石像がまた見たいんです」と頼んでみる。
「それは無理だねぇ」。一蹴される。
「本家の人間なら立ち入られるから、うちの養子になりなさいな」。
帰宅後、母親にあーちゃん家の養子になると言ってみるけれど、「馬鹿言ってないで宿題しなさい」の一言で話は終わる。

28: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:45:56.38 ID:SIXK8Eoj.net
それからずっと、あの石像を見ることは叶わなかった。
木を登ってみてもずり落ちて傷が出来るだけ。
窓から身を乗り出してみても先生に見つかって叱られるだけ。
欲求が溜まるまま、高学年になって転校をすることになった。
引越し先はそんなに離れているわけではないけれど、別の町に行くと神田神社に行くことはなくなった。
思い出すことも少なくなった。
けれど他の神社に立ち入る度に、あの白さを思い出した。
あそこほど綺麗な場所には出会えなかった。

29: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:52:25.47 ID:pGyepl4e.net
それから大分年を取って、高校を出て一人暮らしを始めた。
それと同時に実家は以前の地元近くに戻ることになった。
それでも一人で住んでいる場所から実家まで1時間もかからなかったので、実家に帰ることはなかった。
なので神田神社に行くこともなかった。
地元に立ち入ることはなかったけれど、思い出すことは多くなった。

30: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:57:30.47 ID:pGyepl4e.net
一人で暮らし始めて6年ほど経った頃、2・3日実家に帰ることになった。
その頃働いていたお店のお客さんがタチが悪く、大分しつこくされていた。
教えていない携帯番号に連絡が来たり、住んでいる地域を特定されたりということが続いた。
少し、疲れていた。
実家で少し気を休めるべきだと。
実家でインコのぴーちゃんに癒されていると、姉が神田神社の話を聞かせてくれた。
市内の神社に放火されるという事案が続いていて、神田神社もその被害にあったと。

31: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:58:43.62 ID:pGyepl4e.net
近くに消防署があったお陰で全焼はしなかったけれど、被害はそこそこ大きかったらしい。
私はそれはもう憤った。
あんな綺麗なものを燃やそうだなんてどうかしている。
憤った後、悲しくなった。
あの白さが損なわれてしまったかもしれない、という現実が辛かった。

32: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:04:43.83 ID:HpS+dltw.net
話を聞いた次の日、姉と一緒に以前住んでいたところに行ってみることになった。
駅から歩き、変わったところや以前通りのところを見かける度にわくわくした。
以前住んでいた家も、あーちゃんの家の立派さもなにも変わっていなかった。
小学校も殆ど変化がなかった。
神田神社だけが、変わっていた。

33: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:07:45.17 ID:HpS+dltw.net
大鳥居も御神木もそのまま。本殿もぱっと見は以前通り。
なのに子供の頃からあんなに焦がれ、中を見たいという欲求を阻んでいた外壁が、真っ黒になっていた。
外壁の一部は焼け落ちて、あんなに見たくて仕方なかった白い世界がだだ漏れだった。
外壁は真っ黒だけれど、中は子供の頃見た時のままに真っ白で、変わらず綺麗だった。
だからこそ悲しい。
白い世界を汚す黒さが、ただただ悲しかった。
あんなに見たくて仕方なかったのに、こんな見方をしたかった訳じゃない。

34: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:11:07.79 ID:HpS+dltw.net
崩れ落ちたところから身を乗り出して中を覗き込むことは憚れた。
まじまじと見ることは失礼に感じたからだ。
その日は手を合わせて、帰宅した。
なんとも言えない気持ちがもやもやと広がって、なんだか毎日がうまくいかない気がした。
お客さんは相変わらずしつこかったし、街を歩けば犬に吠えられる。
猫カフェに行けば全ての猫に威嚇される。
心が折れた。

35: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:15:20.67 ID:OaAAH6R1.net
今は折れないで

36: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:24:48.51 ID:HpS+dltw.net
実家から通えない距離ではないし、そろそろ家も特定されそうだったので、いい機会だから実家に戻ろうかと思った。
親に話すと大喜びだったので、そこからは早かった。
そんなに好きな実家ではなかったけれど、戻ると決めたら1日でも早く帰りたくなった。
実家に戻ってからは大分気持ちも落ち着いた。
神田神社はその時点でも修復はされてなかった。寄進が足りなくて修復出来ないままらしい。
次の節句の祭りでは寄進が集まるから、修復はその後になると教えてくれたのはあーちゃんだ。

37: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:27:43.55 ID:HpS+dltw.net
話は変わるが、私はとあるバンドが好きで割と全国を歩き回っている。
所謂おっかけだ。
実家に帰ってからというもの生活に回す出費が減ったので、以前よりも遠征が多くなった。
開場時間までの空き時間、会場の近くを歩き回るのが常だ。
全国各地の御朱印を貰うのも好きなので、基本は神社を見て回るようにしている。
その活動の中、東北のとある県に行った。
霧雨が降る中、いつも通り近くの神社に行った。寂れた神社だった。

38: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:31:24.11 ID:HpS+dltw.net
参拝客もいない神社なので朱印がない可能性が高かったけれど、一応念の為に社務所らしき建物に訪いを入れた。
おっさんが出てきた。
小豆色のジャージを着たおっさんだった。
おっさんは私の顔を見ると凄い驚いた顔をしてから、上から下まで全身を眺め回す。失礼なおっさんだった。

39: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:32:27.61 ID:HpS+dltw.net
「御朱印頂けますか?」
「うちはそういう面倒なのやってないんだよね」
ジャージだもんな。
期待してなかったのもあって早々に立ち去ろうとすると、「まぁお茶でも飲んでいきなよ」と軒下に置いてある木の縁台を勧められた。
ジャージのおっさんにナンパされる日が来ようとは。この県が嫌いになりそうになる。
私は相当嫌そうな顔をしていたんだと思う。
おっさんは慌てて、いやそういうんじゃなくてと取り繕う。
「白い狐に心当たりはないか?」
神田様だ。すぐにそう思った。

40: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:36:59.64 ID:HpS+dltw.net
おっさんから貰った缶コーヒーを飲みながら、縁台で話をした。
おっさんと書くには少々失礼なので便宜上、小豆さんとする。
ここは代々小豆さん家が管理している神社で、一応神職の資格は持っているけれど本職の方がメインだから最低限の管理しかしていない。
「御朱印でも始めれば参拝客も増えて金になるんかねー」と言う小豆さんはとっても俗っぽい人だった。
それでも神田様の事は何一つ話してないのに、小豆さんは神様と断定する。

41: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:39:07.09 ID:HpS+dltw.net
「最初に見た時の白い狐がやってきたと思った。よく見たら人間だったけど、神さんが来るなんてどういうことかと混乱した。信仰しているところのお狐さんかな?」
私自身、特に神田神社を信仰しているわけではない。
どちらかといえば限りなく浅ましい欲求のみで神田神社のことを思っている。執着以外で表せる言葉が思い浮かばない。
その事も含めて、ざっと小豆さんに説明した。
子供の頃の神田神社への思い入れ、放火されたこと、焼け落ちた外壁が悲しかったこと。あの白さがどれほど美しく寂しいものなのか。
私の話を聞き終えた小豆さんは「探してるんかな」と呟いた。

42: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:41:53.79 ID:HpS+dltw.net
「君に付いて回って犯人を探してるんじゃないかなぁ」
「取り憑かれてるってことですか」
「そこまで大層なことじゃなくてね、社が燃えたなら修復されるまで居心地悪いだろうし、君を仮宿にしてるって状態だと思う」
「私処女じゃないですよ?」
思ったことを口にすると小豆さんは大爆笑した。
巫女さんは処女が務めるものだと思っていたし、生贄なんかも基本は生娘という知識があった。
処女じゃなくとも清廉潔白な人間が、神仏と関わるものだと。
当時の仕事も清らかなものではないし、生活は自堕落極まりない。欲望と損得勘定で成形された私に、神様が付くとは到底信じられなかった。

43: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:45:42.65 ID:Byb0usVJ.net
「情を寄せたからだよ。綺麗、悲しい、寂しい、悔しいってそのお狐さんに向けて長年情を寄せた。そこまで思われて悪く思う神さんはいない」
「それなら他の神社とかには余り行かない方がいいんですかね」
「日本の神さんは結構大雑把だから大丈夫だよ。でも大雑把で大らかだけど基本は嫉妬深いものだから、他所に信仰を向けるのはやめた方がいいと思う」
「そういうもんですか」
「君のお狐さんは、君と色んな所に行くのを楽しんでるように思う」
その時点で日本中色々なところに行っていた。その全てが同伴状態だったと思うと、なんだか少し恥ずかしくなってくる。

44: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:46:43.09 ID:mD6OO7LG.net
4円

45: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:47:57.52 ID:Wf6vRsVO.net
小豆さんに霊感があるのか聞いてみたけれど、「見える事も感じる事もないよ。ただそう思うんだ。その感覚はあんまり疑わないようにしてるだけ」と返された。
確かに小豆さんは見えるとかそういう言葉を使っていなかった。一貫して「思う」だった。

46: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:49:48.94 ID:Wf6vRsVO.net
開場時間が差し迫ってきたので、小豆さんとはその辺りで別れた。
別れ際「あんま深く考えずに普通に過ごすといいよ」と言われた。
正直この時点で、小豆さんの話は全く信じていなかった。
神様が付いていると言っても特に良い事があるわけでもなし。生活は底辺だ。
でもよくよく考えると、再び神田神社に行ってから地元に戻るようになった。
犬猫には嫌われるようになった。

47: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:51:38.56 ID:Wf6vRsVO.net
そして極め付けは実家のぴーちゃんだ。
ぴーちゃんは私の首と髪の間に入って寝るのが好きだったのに、実家に戻って以降近寄ってさえくれなくなった。愛鳥に明確に避けられている。
本当に一緒にいるのかもしれない。
信じきるわけではないけれど、極力地元を歩くようになった。
地方に行く時は初めて行く場所を回るよう心掛けた。一度は行ったことある観光名所なんかももう一度足を運ぶようにした。
季節の花や綺麗な庭園を、色々なものを見せたいと思った。
翌年の節句祭り後、神社は修復された。
昔以上に白く綺麗な外壁に、剥き出しだった白い世界はまた隠された。

48: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:54:01.79 ID:Wf6vRsVO.net
私は完全な零感だ。
祖父が亡くなった時も、みんな何かしら虫の知らせを感じて真夜中に起きたというのに私だけスルーされた。
何もなく一人爆睡していた。
実の祖父にすらスルーされた私に神田様との遭遇フラグが立つはずもない。

49: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:55:07.59 ID:Wf6vRsVO.net
姿を垣間見たとか感じたとか何かしらあればこの覚書も盛り上がるのだろうけど、悲しいことに何もない。
神田様が一緒にいる事を意識して清く正しい生活を送るようになったとか、そんなことも欠片もない。
やはり私は底辺だった。

50: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:57:10.15 ID:Wf6vRsVO.net
基本は年始→節句→ツアーが基本の流れだったので、節句祭りを見届けてその年も小豆さんに会った県に行くことになった。
確認したくなった。
社が修復されて神田様が戻ったのかどうかを。
その年の小豆さんはエメラルドグリーンのジャージだった。
社務所に訪いを入れた私を見て「まだ見つからんかぁ」と言い放った。
社には戻っていないらしい。

51: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 21:59:39.53 ID:Wf6vRsVO.net
1年前と同じ縁台に座って、神社が修復されたことを話した。
簡単に見れなくなったことも寂しかったけれど、やっぱりあの白さは覆い隠すべきだと思う。
あんなに綺麗なものは極力人の目に晒さない方が、綺麗なままでいられる気がする。
そのようなことを話すと小豆さんは「分かる分かる」と同意してくれた。
「女子高生のスカートと一緒だな。見えそうで見えないから見たくなるんだよな。パンツ丸見えで歩かれるとガッカリするから」
全然違う。

52: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:02:41.63 ID:Wf6vRsVO.net
その年は小豆さんと神社の金儲けについて話した。
金がないと直せない、古い神社には人が来ない、人が来ないと金が入らないという負のループに弱小神社は陥っていると愚痴られた。
「破!とか出来るんすか」
「そんな便利なこと出来たらこの神社大儲けしてるよ」
「形だけでも御祈祷とかすればいいじゃないですか」
「めんどくせぇよー」
来年もきっとこの神社は寂れたままなんだろうと思った。

53: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:05:15.49 ID:LBwrBrg6.net

54: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:06:29.46 ID:Wf6vRsVO.net
次の年の夏だった。
実家でぐだぐだしていたら、急にぴーちゃんが肩に乗り私の髪を毛づくろいし出した。
珍しいこともあるもんだと思った次の瞬間、はっとした。
もういないんだ。
だからぴーちゃんが寄ってきたんだ。
こんなあっさりしてるものなんだと思った。それ以外のことは特に何も思わなかった。
ぴーちゃんが寄ってきたこと以外、特に何も変わりはなかったから。

55: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:09:49.83 ID:Wf6vRsVO.net
その年のツアーでも、小豆さんの県に行った。
1年振りに会った私の顔を見て「そうかぁそうかぁ」と呟いて、また缶コーヒーをくれた。
いるともいないとも、小豆さんは明言しなかった。なので社に戻ったのだと確信出来た。
お互いそのことに付いては一切触れなかった。
小豆さんのジャージはこの年もエメラルドグリーンだった。
見つかった人間はどうなるのだろうという話をした。
知る術もないけれど、出来れば酷い目に遭っているといいなと思う。

56: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:15:26.37 ID:Wf6vRsVO.net
「神罰があるとかないとか言い出しても水掛け論だからその辺りはどうでもいいけども、俺はあると思っていた方が人生楽しいからそう思うことにしてるよ」と小豆さんは返した。
私もそう思うことにした。
神社を燃やすというメンタルを持った人間がどういう人なのかはわからないけど
犯人は家具の角に足の小指毎日ぶつけてればいい。

58: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:18:25.24 ID:Wf6vRsVO.net
正直今も、神様と一緒にいたなんてあんまり信じてない。
現実世界でこんな話大声で出来ない。
でも信じることと、あると思う事はまた少し別だと思うから、そういうこともあるんだなぁと思うようになった。
あんなに思い焦がれた神様に、一時でも使われたのならこんなに嬉しいことはない。
修復してからの節句の祭りでは、拝殿奥の扉が開かれて石像が公開されるようになった。
一年に一回、遠くからあの白い世界を見ることが出来る。
切り取られた白さはやっぱり綺麗で、この感覚は片思いに似てるんだとその時に気付いた。

59: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:22:18.59 ID:Wf6vRsVO.net
今年のツアーでも小豆さんに会った、
バンドのツアー日程を調べて私が来るのを待ち構えていた小豆さんは、今年は袴姿だった。
「ちゃんと正装も見せとかんとな!」と言うけれど、袴の色が茶色?言葉にすると茶色としか書けないけれど、なんというか茶色?と首を傾げたくなるような色だった。
おっさんはセンスがない。

60: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:26:29.44 ID:Wf6vRsVO.net
センスのない神職は「神さんは気まぐれで我儘なもんだから、またこっそり君と全国回るかもしれないよ」と言った。
そう思った方が楽しいから、そうであると思うことにする。
多分私は一生、あの白さに片思いし続けるんだと思う。

そういうお話。
神様に利用されても何の利得も無くイブも一人で過ごすアラサーの盛り上がりに欠ける話に付き合ってくれてありがとう。

61: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:27:44.67 ID:FPxnDGgf.net
神の白さか

62: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:29:45.16 ID:Wf6vRsVO.net
>>61
本殿の奥って屋根無いから野晒しなのに真っ白なんだよね
神々しい白さってあると思う

63: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:39:56.78 ID:kpbEDJUq.net
実話か創作か知らんけど面白かった

64: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 22:40:33.49 ID:ndIkhair.net
興味深かった

>>1が素敵な人と出会えますように

66: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 23:41:20.94 ID:i/UCEkv5.net
おもしろい
素敵な体験だね

68: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/25(金) 00:04:32.32 ID:zXhf9Bs0.net
自然霊との対話という本に、子狐霊といっしょに暮らしている夫婦の話が書いてあるから読んでみるといいよ

67: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 23:50:30.99 ID:2+h5Y+uO.net
すごく面白かった。不思議な話だね~。
確かに神社の立ち入れないところって神秘的で厳かで魅力的だよなぁ。白いとなおさら魅力的かも。
いずれ何かあるかもよ。



引用元: 神様の仮宿になっていた話をしたい

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神様の仮宿になっていた話をしたい

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コメント

1  不思議な名無しさん :2016年06月11日 22:47 ID:vUCtW.hS0*
とうもろこし畑を
とうきび畑と書いたな?
なるほど
2  不思議な名無しさん :2016年06月11日 22:52 ID:sFgGamG10*
見せ場がないのが、逆にリアリティがあって面白かった。
目に見えないけど、そう信じてたほうが幸せっていうの、悪くないと思う。
信じすぎて、穏やかで平凡平和な生活を歪めてしまうのはどうかと思うけど。
3  不思議な名無しさん :2016年06月11日 22:57 ID:ewMnXC3A0*
この話大好き
4  不思議な名無しさん :2016年06月12日 00:07 ID:udw9ranl0*
なんで実話形式で話をすすめるんだろう
麦茶の下りとか、明らかに回想の形式ではないよね
なろうに投稿しなよ
みんなこんな人を騙すような宣伝せずにがんばってるんだから
5  不思議な名無しさん :2016年06月12日 00:15 ID:gxymqkbZ0*
小説家気取りたいわけじゃないんだろう
こういう話はフィクションだと言い切らない曖昧なところがいいんだよ
6  受寿物流 :2016年06月12日 00:59 ID:SFqW9vYi0*
ちょっと不思議なんだよね
7  不思議な名無しさん :2016年06月12日 01:04 ID:KGAUwD.80*
初見だけど、なんか最後ホッコリした。狐の神様可愛いな。
8  不思議な名無しさん :2016年06月12日 01:22 ID:.OH9pBUkO*
家の近所のお稲荷様の境内にだべって狐の像を灰皿がわりににして吸い殻を捨ててた
近所の不良達は全員
事故や病気でえらいことになってたよ
車椅子やら失明やら
9  不思議な名無しさん :2016年06月12日 02:18 ID:K.U.lRBvO*
エメラルドグリーンのジャージが欲しくなった。
10  不思議な名無しさん :2016年06月12日 03:00 ID:JFRkcUJL0*
再掲おおいな。
11  不思議な名無しさん :2016年06月12日 03:27 ID:jIFBRj1A0*
若い頃にとある稲荷神社を見つけて、冗談で狛犬の前にカラスの羽を置いて立ち去った。小一時間もせぬうちに、なんとなく再訪して見ると、それが消えていた。ひとけもない静かな神社で、風もない穏やかな日和だったのにな。今でもよくわからん思い出だ。
12  不思議な名無しさん :2016年06月12日 04:09 ID:fbyNxBBN0*
S(すこし)F(ふしぎ)なお話は大好きですw
13  不思議な名無しさん :2016年06月12日 09:15 ID:BFwG6lQM0*
そのど真ん中にこれもまた真っ白な狐の石像があった。

屋上から真っ白な【狐】の石像って分かるのか?
作り話だな
14  不思議な名無しさん :2016年06月12日 11:13 ID:ukTSHoNu0*
狐の神様が、神様になるまでの経緯が
かわいそうで、涙出そうになった
全然違うんだけど、ごんぎつね読んだとき
みたいな感じになった
15  不思議な名無しさん :2016年06月12日 11:49 ID:esNR50IQ0*
こう思う、思わない、信じる、信じない、という見えない人の話でも創作だ、
という人はいるんだね。見える人や何か力がある人の話でもどうかと思うけど、
それはまだ理解できる。ただもはや見えない人の信じる、信じないという系の
話でもそんなことを言うのはむしろ凄いと思う。
なぜ創作か本当か抜きに楽しむことができないのだろう。見たこともないのに、
普通見えないとして創作とするとか意味分からないこと言ってるしね。視力が
いい人には見えるかもしれないだろうに。
16  不思議な名無しさん :2016年06月12日 11:54 ID:esNR50IQ0*
おっと話の感想を書かないと。
すごく神秘的で不思議でとてもよかったと思う。誰も見えない、聞こえない、
ただ感じてるだけで実際はいるか分からないというのもすごく現実感があった。
非現実的なことはおきないで、ただ何かに嫌われる、というか近寄られないという
のにもすごくリアルティを感じた。こういう非現実的なことは起きない、本当に
いたのかも分からない神秘的な不思議話もいいものだ。
17  不思議な名無しさん :2016年06月12日 15:12 ID:R.l7rMnv0*
福岡でも警固神社の稲荷社のキツネの像がめちゃめちゃに破壊されたし市内の神社が放火されまくってるよ。
犯人が足の小指をタンスの角にぶつけている事を祈るばかりだ。
油をかけたり放火したり、もういい加減にしてほしい。
18  不思議な名無しさん :2016年06月12日 15:24 ID:KNMsgCwV0*
小二の時の事をそんな鮮明に覚えてるわけねーだろ
19  不思議な名無しさん :2016年06月12日 19:29 ID:F2l.40Je0*
書き方が上手くて面白かった。
20  不思議な名無しさん :2016年06月12日 19:35 ID:ozxRUBkk0*
病院だよぉ!(精神的な)
21  不思議な名無しさん :2016年06月12日 20:31 ID:4BA0pdP80*
てかオチでジャージと結婚するのかと思ってたw
22  不思議な名無しさん :2016年06月13日 00:46 ID:TXMO95Nz0*
※18
印象深いものは覚えているやつは覚えているだろ。俺とか小学の頃、すごい
いじめに会ったとかそういうことはよく覚えてるぞ。
さらにこの人は定期的にその頃のことを思い出してるしね。
23  不思議な名無しさん :2016年06月13日 01:33 ID:D1YTYtIy0*
破れ目から覗き込まなかったのは偉い
24  不思議な名無しさん :2016年06月13日 01:41 ID:K5OFizqR0*
※4
このスレって名前から考えて「ニュー速VIP+板のスレなんだけど
創作ですって書かれてなくてもフィクション大前提なんだよ。
「ゲーセンで出会った~」って話は覚えてる?
実話っぽく書いてあとからフィクションだって分かって叩かれてた話。
あんな感じのまとめサイト掲載狙いの話ばかりだから。
25  不思議な名無しさん :2016年06月13日 22:46 ID:VQ3SGFpn0*
面白かった
不思議で、神秘的で、ちょっと切ない

※18
そりゃあどうでもいいことは忘れるけど
繰り返し思い出すことは、思い出すたびに経験するようなものだから
覚えているよ。昔のことでも
26  不思議な名無しさん :2016年06月14日 21:32 ID:Twl52dKH0*
米13
何故だかわかったってやつじゃない?

幽霊との遭遇話でよくよく考えたら顔は真っ黒だったのに
何故か表情は判別できてた 何で!? 怖い!?
見たいなやつあるじゃん
27  不思議な名無しさん :2016年06月19日 00:47 ID:UX.tVG6B0*
この人片思いだって言ってるけど、そんな一瞬で魅入られてずっと忘れられなかったんだよね。
それは神様に選ばれたのかも。片思いじゃなく。
そしてこういう女性は結婚できないよー
28  不思議な名無しさん :2016年06月22日 12:45 ID:kD1WlpUP0*
小豆さん、小豆色のジャージからエメラルドグリーンのジャージへ。子供か孫の着なくなった体操着かな?子供が進学するたび色がかわる。
29  不思議な名無しさん :2016年06月25日 15:09 ID:dLDUO4Ly0*
このスレリアルタイムで見てたけど、最近の奴らはつまんなくなったなと思った。
嘘か本当かだけ気にして、粗探ししては創作だって決めつけるだけでさ。
昔は創作か実話かなんてさほど気にしないでただ話を楽しんだもんだけどな。
30  不思議な名無しさん :2016年06月26日 06:03 ID:Ye5.nspX0*
いいお話が聞けてよかったよー。
大切なお話を聞かせてくれてありがとう。

職種とか暮らしとかで、魂の美しさが損なわれたりするわけではないんだよね。
うまく説明できんけど、1さんはそんな人な気がする。
31  不思議な名無しさん :2016年06月27日 04:21 ID:.0qLbvCF0*
ちょっと切なくて素敵な話やね
32  不思議な名無しさん :2016年07月01日 17:59 ID:2t30tuMx0*
お稲荷さんって大体はトヨウケヒメとかウカノミタマとかダキニ天とかが御祭神だよね
で、その眷属が狐なんじゃないの?神社の狛犬が神様じゃないように狐が御祭神ではないような気がする
それとも眷属の狐が修行して神様として祀られるようになったお稲荷さんもあるのかな
33  不思議な名無しさん :2016年07月11日 22:16 ID:FEDGU3hF0*
人様の家の祖母をBBA呼ばわりとか、言葉が汚くて読みくだすのが辛い
34  不思議な名無しさん :2016年07月25日 19:23 ID:LRUrmon40*
不思議と情景が浮かぶ話でしたね
35  不思議な名無しさん :2016年08月04日 04:39 ID:nk3DCkrX0*
袴の色で茶色はあり得ない
ひょっとしたら紫袴が色褪せてたのかもね
36  不思議な名無しさん :2016年08月21日 07:23 ID:PCsPrKFVO*
凄く文章が上手くて読みやすかった。

実話なら、スレ主は巫女さんになった方がいい。

神様の拠り所が出来る巫女はそうそう居ないし、日本では昔の巫女制度のようなものがどんどん無くなって来ているけど、ちゃんと土地の巫女はそれぞれ存在しているはずで、スレ主はその土地の神様に巫女として選ばれたんだよ。

私が知ってることでは、巫女には拠り所,お告げ聞き,お祓い,と三役あって、拠り所の巫女にはお告げ聞きが出来ないから、亡くなる人の虫の知らみたいなものは感じられないみたいだよ。

37  不思議な名無しさん :2016年09月03日 17:52 ID:7xK2E3eG0*
創作だろうが実話だろうが関係なく、纏め方が上手で
読みやすかったし、面白かった。
小豆のおっさん好きだなぁ。
彼女が幸せになってると良いな。
それからこれからもずっと小豆のおっさんとの縁は続いて欲しい

38  不思議な名無しさん :2016年09月07日 09:22 ID:kJ63aDMm0*
他の神様をお参りすると嫉妬するとか神を冒涜してる
神様はそんな下等なもんじゃない
39  不思議な名無しさん :2016年09月07日 10:33 ID:c3DsSRHX0*
子供の頃は多感だし、大人になるにつれどんな記憶も美化抽象化されるからなぁ。
40  不思議な名無しさん :2016年10月26日 23:20 ID:TJfn4DMTO*
面白かった
41  不思議な名無しさん :2016年11月12日 18:50 ID:Tzch.66i0*
ほんわかふんわりした話だな、実話でもそうじゃなくても俺は好き。
42  不思議な名無しさん :2016年11月16日 13:29 ID:tzHQ0eS10*
※38
お前は神様の何を知ってるんだよバーカw
43  不思議な名無しさん :2016年11月29日 20:00 ID:FfdJDTwf0*
素敵な話だった。
追っかけをする金を寄進しろよとイラっとした自分を、読み進めて恥じたw
44  不思議な名無しさん :2016年11月30日 13:45 ID:VfzttC7p0*
神社に放火して燃やす連中がリアルにいるからな
具体的にはKの国のゴミども
45  不思議な名無しさん :2016年12月05日 07:24 ID:NcgxKG3y0*
私も白い場所に異常に執着してた子供の頃を思い出した。何故忘れてたんだろう…
でもその場所がいまだにどこか確定できない。
その場所で遊んでた記憶とそこに居る時の時間の進む遅さだけ覚えてます。
例えば実際の20分が3時間くらいとかの感覚。
15時に遊びだして30分後にはお腹がすいたと泣き叫ぶ私をごはんを食べさせてない虐待だと思われると親は言ってたらしい。
実際には12時に昼ごはん食べ2時間寝て、オヤツ食べてまた外で遊んで3:30には泣き叫ぶ我が子をみる毎日だったみたいだw


46  不思議な名無しさん :2017年03月01日 22:40 ID:96LlJ5yz0*
あー確かに!きちんと管理されてしかも御本尊…御本尊て云うべき?が、いらっしゃる稲荷神社の御神像は、清く美しく真っ白だね!
ちょうど今日、そういう神社に参拝して来たから自分たちにとってはまさにタイムリー!
47  不思議な名無しさん :2017年03月27日 22:51 ID:CHYZgWTn0*
この話のモデルになった神社を探している。
一度行ってみたいけど中々見つからない。
恐らく静岡県の神社だろうなとは思うが。
48  不思議な名無しさん :2017年03月28日 12:22 ID:VOi2y5mo0*
調べたらこの話に出てくる稲荷神社らしい神社を特定できた。富士山が見えるという条件はクリアしてるか分からんが、他の条件は全て合っていた。行ってお参りしてみたい。
49  不思議な名無しさん :2017年03月28日 12:34 ID:VOi2y5mo0*
完全にこの神社が特定できた。話の中に出てくるエピソードがこの神社の紹介文に全て書いてあった。すげえ。おまけに本殿の画像を見たら本殿の周りと高い塀の間に白い砂利が敷いてあるし。これはお参りしたくなってきた。しかし、関東は遠い。

 
 
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