南ア・アパルトヘイト　人種隔離政策に見る貧富の差　ドローンで見る不公平過ぎる街並の様子

南アフリカのアパルトヘイト。白人と非白人を人種的に差別、隔離した政策のことである。白人に対し、非白人とは黒人、インド人、パキスタン人などのアジア系住民や混血民であるカラードを指す。

アパルトヘイト政策が法として確立されたが、1994年に過激化する反対運動に対しようやく不条理な政策の幕が降りた。当時の政策は肌の色で人種差別をする悲しく厳しいものだったが、撤廃から22年経った今も、住宅や街並から見る「貧富の差」は色濃く残っているのだ。

地上からはわからない「貧富の差」を、ドローンを使って上空から追ってみた。人種差別のバリアは取っ払ったものの、それぞれ白人と非白人の住宅地や街並に目を向けると、はっきりと当時の名残がうかがわれるようである。

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