6: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:17:11.42 ID:jbg6jDXE0
完成度は半端ない
8: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:17:52.87 ID:GrZ1z9SRd
竹切ったら幼女が出てきたって実際起きたらすげえ怖いよな
少しでも位置変えてたら殺人者やぞ
51: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:43:15.88 ID:IjUgwviOa
>>8
桃太郎「避けようが無かったぞ」
10: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:18:24.99 ID:D8MobEmf0
普通昔話って桃太郎にしろ浦島太郎にしろかちかち山にしろ日本書紀・古事記が元ネタやのに、これ完全オリジナルだよな
11: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:19:00.48 ID:nNOIRHrv0
>>10
東南アジアに類型あり
14: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:19:34.18 ID:nNOIRHrv0
>>10
ちなみに桃太郎の原型のひとつはインドのラーマーヤナ
20: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:21:49.93 ID:jElVWtkdx
なんか昔のテレビ番組のストーリーランド?やったけ?あれのかぐや姫怖かった記憶
22: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:24:15.66 ID:ldjqUUpX0
最終的に月の使いと戦ったっけ?
月の使いの兵器に人々は為すすべ無く膝を着くんやっけ?
29: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:30:36.85 ID:LyuN1A+PK
宇宙人との遭遇体験やろ
30: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:31:26.88 ID:Ak+rbyPbr
当時の神仙思想に通じた恐ろしく教養の深い人物が書いたって聞いたぞ
作者不詳なのが不思議なくらい
32: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:33:33.78 ID:nNOIRHrv0
>>30
どちらかというと自然科学的な知見が強い
個人が作ったわけではなく東南アジアで成立した民話が伝わってくる中で変形した
40: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:37:39.31 ID:Ak+rbyPbr
>>32
元が民話だったとしてもそのぼんやりとした話をきっちり書いたやつがおるやん
当時の日本で自然科学いうたら哲学やろ
あの頃に哲学の知見があるやつって何者やねん
47: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:42:04.44 ID:nNOIRHrv0
>>40 違うで
斑竹姑娘っていう物語とほぼ完全一致してて、記紀にあるかぐや姫の名前だけを拝借したかたちになってるんや
知見については、月や星の世界が時間の流れから解放されているという当時としては世界の理と認識されてた自然科学が元になってて、竹から出たかぐや姫が急激に時間の流れを受けて成長する
こうした点は多くの研究が指摘してる
哲学は人文科学やろ
斑竹姑娘(あらすじ)
『斑竹姑娘』(はんちくこじょう)とは中華人民共和国四川省のアバ・チベット族に伝わる物語。
金沙江のほとりに母親と二人で小さな竹藪を世話するランパという少年がいた。
この地の領主は大変強欲で、村人が育てている竹を二束三文の値段で無理やり買いたたいて、下流で高値で売ることで大儲けしていた。ランパ母子が大事に育てている竹も大きく育てば領主に奪われることになり、母子が泣いていると、涙がかかった竹は美しい斑のある竹になり背が伸びなくなった。
しかし、領主の部下が竹を切って回る日が訪れ、思い余ったランパは竹を切って川に投げ込んだ。領主の部下が去った後、竹を拾うと中から泣き声がする。割ってみると、小さな女の子が出てきて、たちまちランパと同じ年頃の美しい少女になった。ランパ母子は少女を天女だと思い、三人で仲良く暮らした。
しかし、美しい少女のうわさはたちまち広がり、次々に求婚者が現れて、ランパと少女を引き離そうとする。少女はそうした求婚者に次々難題を与えた。
ものぐさな領主の息子は、ビルマの辺境で屈強な兵士が守る突いても壊れない黄金の鐘を持ってくるよう要求される。領主の息子は盗んだぼろ鐘に金箔を貼ってごまかすが、少女が錐で突くと金箔がはげてしまう。
金持ち商人の息子は、通天河の打っても壊れない玉の木を要求される。商人の息子は北方へ出向いて腕利きの漢人の職人達に玉の枝を偽造させるが、料金を払わなかったためもう少しで少女を騙せるところで職人に捕まってしまう。
役人の息子は、燃えない火鼠の皮衣を要求される。あちこち探し歩いてそれらしいものを発見するが、あっさりと燃えてしまう。
臆病者でほら吹きのお坊ちゃんは、海竜の額にある分水珠を要求される。家来に命じて取りに行かせるが、みな金品を貰って逃亡してしまう。会う人ごとに珠を手に入れると自慢していたため引っ込みがつかず、自ら海に出るが、嵐に会い南海の孤島に遭難してしまう。
高慢なお坊ちゃんは、燕の産む黄金の卵を要求される。家来を引き連れてあちこちの燕の巣を荒らすため、見かねた人に山の上の高い建物に金の卵があると嘘を吹き込まれる。大綱を結んだ桶に乗って玉子を取ろうとするが、親燕に阻止される。腹立ち紛れに燕を打ち殺そうとしたため桶に足を引っ掛けて地面に落ちてしまう。
こうして求婚者たちをあきらめさせて、ランパと少女は無事に結ばれて徐々に暮らし向きも良くなり、ランパの母ともども幸福な生活を送った。
https://ja.wikipedia.org/wiki/斑竹姑娘
55: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:44:48.27 ID:lSuQrOwVa
>>47
結構考えらて作られてて草
こんなん気付かんかったわ
58: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:46:09.83 ID:nNOIRHrv0
>>55
ちな浦島も古い形では海底ではなく海の果て≒星星の世界≒時間のない世界に行くんや
だから帰ってきて一気に老化するんやで
59: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:46:19.67 ID:Ak+rbyPbr
>>47
元ネタ引っ張ってこれる漢詩に素養のあったやつってことか
昔のギリシャとかやと今の自然科学って哲学の分野やったからそれで哲学いうただけや
34: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:34:57.58 ID:/0PESCQO0
>>30 天皇振った女の話やから名前出たらまずいんやないの
源氏物語の紫式部は藤原道長の女だったから天皇NTRの話しかけたと思うし
30 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/23(日) 06:31:26.88 ID:Ak+rbyPbr.net
当時の神仙思想に通じた恐ろしく教養の深い人物が書いたって聞いたぞ
作者不詳なのが不思議なくらい
42: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:38:55.41 ID:Ak+rbyPbr
>>34
それなんか説得力あるな
天皇をふる話が書けるってことはかなりの権力もあったんやろか
53: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:44:19.62 ID:KRympHw70
>>30 物語ってのはモノを騙るってことで地獄へ落ちる行為とされとったんや
だから作者は不詳にしとかんとあかんねん
紫式部も地獄行きになってもうてるからそれ用に寺が建ってたりする
30 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/23(日) 06:31:26.88 ID:Ak+rbyPbr.net
当時の神仙思想に通じた恐ろしく教養の深い人物が書いたって聞いたぞ
作者不詳なのが不思議なくらい
57: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:45:35.53 ID:ldjqUUpX0
>>53
はえー博識
31: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:33:31.30 ID:kS3B56rqd
そりゃ現代でも2次創作されますわ
38: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:36:42.92 ID:nNOIRHrv0
ちなみに竹から生まれる以外にもカボチャとか鳥の卵のパターンもある
求婚者に無理難題を吹っかけるのは中国南部に見られるパターン
43: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:39:03.79 ID:9Lmy4Jx20
日本最古の物語で
世界最古のSFやっけ
46: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:41:35.87 ID:/dyPyZ4C0
出版技術も電子的記録媒体もないのに1000年も語り継がれるってすごい
54: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:44:27.69 ID:cdwEByWC0
SFならインド系でビッグバンで宇宙出来たみたいなのもあったな
56: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:45:08.90 ID:hR9LVGQb0
実在の人物出とるけど恥かかせてもええんか?
61: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:47:46.63 ID:rRF1DmFZ0
>>56
出生を少しずらしてあるだけでほとんど実在の人物出てくるんやったっけ
69: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:52:00.94 ID:nNOIRHrv0
>>61
実在の人物は出てこないが
かぐや姫は記紀に記録が残る人物(実在したかは不明)からのネーミング
かぐや姫に求婚するガイジたちは当時の権力者を意識したと思われる名前がついている
72: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:54:22.70 ID:rRF1DmFZ0
>>69
詳しくて草
羨ましいわ
64: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:48:31.25 ID:ldjqUUpX0
今の子供は昔話知ってるんやろか
70: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:52:43.21 ID:PFy0Nnl+0
博識ニキおるな
勉強になるわ
73: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:55:12.48 ID:EynNR7kX0
物語の構成が千年以上前の作品とは思えないくらいしっかりしてる
長編小説における起承転結のお手本
76: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:57:24.78 ID:O7aMgci50
>>73
全然不思議やない
むしろ神話時代の物語構成が今のスタンダードになってるってハリウッドのすごい人が言ってた
82: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 07:00:23.51 ID:EynNR7kX0
>>76
はぇ~
千年以上前なんて言葉も今とはまるで違うだろうに
逆に言うと人間の感性って千年前から大して変わってないんやな
75: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:57:24.76 ID:Ak+rbyPbr
83: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 07:00:46.55 ID:KzOAtM/n0
班竹姑娘
粗筋が日本の昔話である『竹取物語』に酷似しているためにその原話と目されて注目を集めたが[2]、
現伝『竹取物語』(平安時代における改編を蒙っている)に似過ぎている点に疑いがあり、また類話を含めて分布が一切認められない点、
採集者の民話には忠実な採録より創作性が顕著である点から、
原話ではなく逆に田が『竹取物語』を翻案したものと見られている[3]。
86: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 07:01:33.32 ID:nNOIRHrv0
>>83
それダウト
その話題も一時期出たが2010年頃に完全論破されてほぼ鎮火した
91: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 07:05:44.50 ID:Ak+rbyPbr
ウィキペディアんはよ訂正せえや
77: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:57:25.95 ID:Ci7l/okqd
なんでおまえらそんなに物知りなんや
78: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:57:33.10 ID:nNOIRHrv0
あんま語りたがるんが好きではないが中途半端になるから一応勝手に解説するわ
すまんな
星って漢字は古来ツツと読んだんや
夕星と書いてユウヅツと読む単語が後世にも残っとるが
ツツってのはまぁ要は筒やな
昔の人は星を球体や点ではなく筒と捉えとったんやなぁ
その筒が動くことで時間が流れるから、筒より外側の光の世界は時間の束縛がないと考えてたんや
かぐや姫という名が拝借されたんは、おそらく彼女の親戚に大筒木さんとか竹野さんがおったからや
浦島太郎の元の形である浦嶋子も死後祀られて筒川大明神と呼ばれる
94: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 07:09:57.65 ID:7KxYAO/k0
ジブリのやつ原典忠実になぞりつつ音楽もアニメーションも半端ないのにやたら評判悪くて納得いかん
オリジナルやないといかんのか
103: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 07:16:27.79 ID:+Oi5pAqm0
>>94
大衆がジブリに求めているものとは違ってたんだろうな
淡々としてたし
100: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 07:13:13.76 ID:IYJ3andu0
なんjにあるまじき真面目なスレ
60: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/23(日) 06:46:55.23 ID:O7aMgci50
なんやこの深い考察スレは