5: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:25:45 ID:mcm
それでいて本人の性格は実にネガティヴで悲観的
女の前で漢文の知識をひけらかすと批判されると思ってバカのふりをしたりする
10: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:26:51 ID:mcm
ガチな話、紫式部の教養って当時の人間たちの中でもズバ抜けてると思うで
16: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:29:26 ID:mcm
漢文ガチ勢の紫式部からすると清少納言のニワカっぷりに嫌気がさしたんや
清少納言は女の割に凄いってレベルやからな
紫式部はガチやけど
17: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:29:38 ID:HAd
ほーん
19: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:30:22 ID:YfJ
むしろ漢文じゃなくて性格的な文句ばっか言ってるんだよなぁ
21: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:31:05 ID:mcm
>>19
女であるから人生苦労してんのに清少納言はムカつくわってノリなんちゃう
20: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:30:32 ID:mcm
ちなみに漢文の知識も兄が父親から教わっているのを横で聞いて理解する
22: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:31:28 ID:hVl
女流知識人同士仲良くすればいいのに食い合うんやな
24: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:32:50 ID:YfJ
>>22
属してる派閥が敵対関係にあるから仲良くするのは無理なんやで
26: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:33:05 ID:mcm
当時の女は漢文自体に手をつけるもんじゃなかったんや
その中で紫式部は他の女に批判されたくなくて自分の教養をバカのふりして隠したりする
けど清少納言はそれをひけらかして男から面白い奴だって気に入られてるから
そこに嫉妬してたんちゃうかな
25: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:32:52 ID:cLH
源氏物語って川端康成も日本最高の小説って言ってたし読む人が読めばすごい作品だって分かるんだな
27: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:33:51 ID:mcm
>>25
ぶっちゃけ凄い小説やろ
あれだけ色んな要素を詰め込まれている小説他に無いで
技術的にも相当優れているし
28: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:33:55 ID:PCN
キャリアウーマンの元祖?
29: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:34:31 ID:jM6
弟と比較されてお前が男ならとか言われてたって逸話すこ
30: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:35:26 ID:mcm
>>29
男なら確実に学者になれるほど優秀なんだよな
紫式部はそれ言われてどんな気分だったんだろう
悔しいと思ったか嬉しいと思ったか(兄より出来が良いのは確かだから)
31: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:35:39 ID:YfJ
清少納言が陽キャのキャリアウーマンのイメージで
紫式部は陰キャ腐女子メガネオタの文学少女
33: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:36:18 ID:mcm
>>31
大体あっとるで
紫式部は根暗すぎ
32: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:35:50 ID:zm6
これだけ功績があっても本名は分からない模様
34: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:36:41 ID:mcm
>>32
藤原なのはほぼ確定してるらしいけどな
36: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:38:01 ID:qJm
ネカマが書いたのが土佐日記だっけ
43: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:41:05 ID:mcm
>>36
ネカマというより
当時のかな文字は女の物やったから、男でもかなを使うには女のフリしなきゃいけなかったんや
62: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:57:34 ID:fGC
>>43
女でないと使えないから女のふりして書くって、なんか今の日本に通ずるところがあるなあ。形式上みたいな?
66: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:59:24 ID:mcm
>>62
漢文は男、かなは女って綺麗に分けられてたんや
けど男でも漢文のガチガチな表現よりかなの繊細な表現じゃないとできないって考えてああいうのを書いたってのが定説やな
37: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:38:32 ID:CEh
ガチで仲悪いんやったら噂で周りは盛り上がったんやろなあ
39: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:39:44 ID:mcm
>>37
直接会ったことはないらしいで
それも余計に変な敵対心作る要因になったんやろうな
38: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:39:01 ID:zm6
六条御息所とかいうホラー
六条御息所
六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ、ろくじょうみやすどころ)は、『源氏物語』に登場する架空の人物である。桐壺帝時代の前東宮(前坊)の妃で、六条京極(現在の京都市下京区本塩竈町附近)に住まいを構えていることからこの名がある。光源氏の最も早い恋人の一人。
強い嫉妬のあまり、生霊として人を殺すなどの特異性から、多くの作品の題材ともなってきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/六条御息所
44: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:41:46 ID:mcm
>>38
あれも深いものあると思うわ
六条が生きてるってのがポイントで理性で収まりつかないほど嫉妬してるんやろ
47: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:45:31 ID:C1c
おっさんが(出世の為に)娘に立派な家庭教師を探したんだよなあ
よく、定子彰子にそれぞれうまい具合にスカウト出来たよね
52: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:49:43 ID:88m
為時もガチの天才レベルなのに娘が不世出の天才なせいでいまいち認知されない不運
57: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:54:38 ID:mcm
ぶっちゃけ清少納言は世界には通用してないからな
源氏物語は海外でも翻訳されて読まれてるし研究もされてる
58: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:55:32 ID:7cM
>>57
マ?
61: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:56:43 ID:mcm
59: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:55:50 ID:MyW
式部と納言は上司が帝の寵を争う政敵どうし、もちろん背後には
それぞれの実家の勢力争いがある
宮仕えの立場ってもんよ、仲よくしようにもできないの
64: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:58:26 ID:v3j
38話だっけか雲隠れ
見つかったら高値で売れるという源氏物語
65: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)00:58:44 ID:43H
高値どころの話ではないんだよなぁ
71: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:01:00 ID:GCZ
江戸時代に過去の作品に黙って手入れしてる例が意外とあんだよなあ
72: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:01:03 ID:TaO
義理の母親寝取って子供作るのが序盤の山場
寝取った義母の親戚を嫁にしたら今度はそいつが寝取られて子供作るのが終盤の山場
こんなんよう思いつかんわ
80: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:04:08 ID:MyW
清少納言が仕えたのが中宮定子、紫式部が仕えたのが中宮彰子
1人の天皇に2人の中宮、この時点で宮仕えの身であれば立場の微妙さ、
よほど慎重に立ち回らんと身の破滅って状況は見えそうなもん
86: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:10:10 ID:mcm
でもろくに文学理論も無いのによくあんなのが書けたもんだわ
源氏以降みんな源氏を元にして物語書くのも頷けるほどの完成度
あんなのからいきなり出てきたらビビるで
94: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:19:16 ID:I6f
>>86
日本霊異記とかがあったから、読み物はいろいろあったんじゃない?
今昔物語の前身になるようなのとかさ
95: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:20:15 ID:mcm
>>94
近代文学が高度に理論化されていたのと海外の小説がいっぱい典拠にあったってことを考えるとちょっと凄すぎてな
100: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:29:39 ID:I6f
>>95
同じ人間なので、人間が読みやすいように、理解しやすいように、感情移入しやすいように
を突き詰めていけば一定のパターンが見いだせるんだろうけど、
それを他人の手ほどき無しに発見するのが天災のすごいところだよな
カエサルのガリア戦記なんかも名文だけど。
女性でその境地に達してて、そういう人が複数居る平安時代の日本は、
他の文化圏と比べても特異だったんだろうね。
88: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:13:44 ID:6tj
紫式部と清少納言って正直定子か彰子どちらに仕えたかの違いでしょ
歴史って二手に分かれて争った時大抵負けた方はボロクソの評価だし。勝てば官軍負ければ賊軍って言葉があるし、歴史は勝った側が幾らでも上書きできるから
91: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:16:40 ID:mcm
源氏物語の翻訳を読んだ外国人の感想見てるけど中々面白い
光源氏が嫌いっていう人もそれなりにいるけど
現代日本人が読んでも嫌いっていう人それなりにいそうだから国の価値観じゃなさそう
97: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:21:53 ID:cls
複数人で書いてたんやろ
名義だけシキッブで
98: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:23:23 ID:mcm
>>97
終盤は別人説あるよね
118: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:44:20 ID:bGC
なんでこのスレラノベがこんなに持ち上げられてるんや?
あんなんただの商業主義の産物やろ
122: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:45:46 ID:4RK
>>118
少なくとも近代小説は商業主義の成果やないん?
127: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:47:55 ID:mcm
>>122
いや、商業的な原理もあるけど近代は言うほど
どっちかと言うと文壇っていう狭いサークルのもので貧乏人の方が多い
戦後の方がジャーナリズムと結びついて商業的な原理が強い
石原慎太郎が文壇とか関係なくデビューして大儲けしたり
今でも村上春樹はむっちゃ金持ちだろうし
143: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:55:59 ID:4RK
>>127
まぁ今に比べりゃそうなんやけど
円本の登場や新聞雑誌のお陰でプロの専業小説家が現れたのは注目してええんやない?
大衆レベルで文学少年少女が発生したのも近代やろ
147: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:58:07 ID:mcm
>>143
そういう意味ではそうやね
ただ商業的な娯楽としての小説と文学小説は分けるべきやと思うで
120: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:45:10 ID:bGC
個人的にすこなんやが谷崎の知名度のなさがつらい
123: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:45:50 ID:mcm
>>120
知名度むっちゃあるぞ
ノーベル賞の候補にもなってるしなんだかんだ作品のネタが尽きない作家や
134: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:50:48 ID:6tj
初めて舞姫読んだ時思ったんやけど、今でこそ金髪外国人も簡単にイメージできるけど当時の人ってどう感じてたんやろか
139: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:53:16 ID:mcm
ちなみに>>1に書き忘れたけど紫式部ってユネスコの偉人に選ばれてるんやで
それも日本人初
141: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:54:30 ID:mcm
源氏物語の現代語訳(与謝野晶子訳)もあるぞ!
145: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)01:56:21 ID:YfJ
ラノベも昔は菊地秀行みたいなおっさんが読んでも結構読み応えあるようなものだったけど、今は本当にオタク向けの幼稚なもんばっかになったよなぁ
169: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)02:16:43 ID:mcm
源氏物語を現代語訳するとしても日本語だと敬語がやっぱり面倒なんや
翻訳だとその辺日本語ほど縛られないから粗筋じゃないけど内容が伝わりやすいようにも思える(翻訳読んだことないけど)
175: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)02:21:52 ID:bGC
それぞれの章のタイトルのセンスすこ
帚木とかすこ
177: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)02:23:35 ID:mcm
>>175
ほんとそれ
ワイはそれも含めて「橋姫」が好きだわ
川端も源氏のタイトルセンスに憧れて色々やってたからな
178: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)02:24:54 ID:43H
タイトルって誰かが勝手につけたんやろ?
センス抜群やな
179: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)02:26:34 ID:mcm
>>178
本人が付けた説と後世の人間がつけた説がある
211: 名無しさん@おーぷん 2017/07/11(火)03:16:36 ID:I6f
おもろかったで
またどっかで