5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:41:39.423 ID:oa5JJdgu0
よっしゃ立ったな、きいてくれ
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:41:43.423 ID:A9S8IyaVK
書くの?書かないの?
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:41:58.742 ID:oa5JJdgu0
昨日の夜、本を読んでたんだ。
読書の秋、秋の夜長に…ってわけじゃないけど
俺は割と読書が好きで、翌日が休みの日は
よく遅くまで本を読んでる。
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:42:47.242 ID:LDJSho4pp
フシギダネ
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:43:14.597 ID:oa5JJdgu0
昨日も…というか厳密には今日なんだけど
日が変わって1時半頃、ちょっと喉が渇いたなぁ
と思って読書を中断して冷蔵庫を開けたんだが
俺のお気に入りでいつも冷蔵庫に入れている
炭酸水がなかったんだ。レモンの香りがついてるやつ。
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:44:57.547 ID:oa5JJdgu0
もう普通の水でいいかなぁとも一度は考えたんだけど
なんだかその時は妙にレモンの炭酸水が飲みたくて
ちょっと面倒臭いけど、コンビニに買いに行くことにした。
歩いて5分くらいのとこだけど、出不精の俺が夜中に
こんな決断をするのは割と珍しいことだと自分でも思う。
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:45:27.616 ID:oa5JJdgu0
書き溜めてからたてりゃよかったな、すまん
遅いけど聞いてくれると嬉しい。
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:47:11.734 ID:oa5JJdgu0
で、寝間着のジャージ姿の上に薄手のパーカーを羽織った。
夜は割と冷え込むようになってきてたからな。
財布とスマホを持って、家を出た。
ちょっと高い場所にある俺の家からコンビニまでは
家の前の真っ直ぐの道を2分ほど歩くと下りの階段がある。
そこを下った先を右に曲がってもう2分ほど歩く。
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:49:07.210 ID:oa5JJdgu0
家を出るまでは面倒臭い気持ちが大きかった俺だけど
いざ出るとカラッとして少しだけ冷たい空気が気持ちよくて
割と気分よく歩いてコンビニに到着した。
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:51:57.835 ID:oa5JJdgu0
コンビニで目的のレモン炭酸水を3つ買った。
いつも買いだめするスーパーの方が圧倒的に安いから
今飲む分だけでもよかったのだが、明日の休みに
外出が面倒になってしまったときに、また買いに行くのは
ちょっと考えられなかったからだ。
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:54:40.068 ID:oa5JJdgu0
お会計を済ませて、右手にペットボトル3本分の重さを
感じながら帰路に着く。
2分ほど歩いて、階段を上る。運動不足がたたって
登りはちょっと息が切れてしまう。
ようやく登り切ったあたりで、ふと思い出して
スマホをポケットから取り出した。
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:56:05.867 ID:9IrXeP2B0
見てるぞ
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:56:56.009 ID:oa5JJdgu0
明日の天気のことを調べようと思っていたのを忘れていたんだ。
溜まった洗濯物を片付けたいと思っていた。
スローペースで俗に言う歩きスマホをしながら歩いた。
幸い天気予報は晴れ時々曇りで、降水確率は10%だった。
安心してスマホの画面を消し、ポケットにしまって前を向いた。
俺の目に、ちょっと異様な光景が飛び込んできた。
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:59:05.364 ID:oa5JJdgu0
20メートルほど前だろうか。先に、人の姿があった。
決して田舎ではないが、住宅地と言えるこのあたりで
この時間に歩いている人はそう多くはない。
とはいえ、普通に歩いている人影であれば俺が驚くこともなかった。
その人物は、頭に赤い洗面器を乗せ、こちらに向かって
ゆっくり、ゆっくりと歩いてきていた。
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 13:59:54.752 ID:GvSlabkm0
>>30
洗面器テラワロス
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:00:15.748 ID:oa5JJdgu0
一瞬、状況を理解することができなかった。
赤い洗面器を頭に乗せて左手でそれを抑えた男が
街灯に照らされてゆっくりと歩いている。
状況は理解できた。が、彼の意図が理解できない。
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:01:10.545 ID:GvSlabkm0
>>32
洗面器を頭に乗せてるってどういう状況?
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:01:33.019 ID:oa5JJdgu0
なぜ、こんな時間に、頭の上に洗面器を乗せているのか。
そのゆっくりと慎重に歩を進める様子から
洗面器の中はなにか液体で満たされているに違いなかった。
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:04:03.920 ID:oa5JJdgu0
真っ先に頭に浮かんだのは…というよりも唯一浮かんだのは
「変質者」の3文字だった。それ以外の答えは出なかった。
そうとなれば関わってはいけない。スルーすべきだ。
さっとわき道にそれることも思いついたが、
残念ながら都合のよい脇道は近くにはない。
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:06:43.055 ID:oa5JJdgu0
それ以上に俺が赤い洗面器の男を視界にとらえている以上
相手も俺のことを認識してるに違いない。
だったらあからさまに避けるような行動を起こしては
なにか相手を刺激してしまうのではないかと不安を感じた。
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:07:09.993 ID:oa5JJdgu0
なので、普通に、自然に、なるべく相手を意識していないように
そんな素振りですれ違うことにした。
相手の歩幅は狭く、ペースもゆっくりだったけど
ほんの十数メートルが両側からドンドン縮まっていく。
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:08:02.959 ID:oa5JJdgu0
いざすれ違う時は、流石にちょっとドキドキした。
いや、正直に言うとかなりドキドキしていた。
話しかけられるんじゃないか、ひょっとしたら洗面器の中身を
俺にぶちまけてくるんじゃないか。ぐるぐる考えが巡った。
すれ違う時に、洗面器からわずかに水の音がした。
やはりなにか液体が入っているようだった。
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:08:49.391 ID:oa5JJdgu0
どうしても気になって、横目でちらりと男の顔を見た。
想像してたよりもずっと普通で、頭に描いていた変質者の
イメージとはかけ離れていた。
真剣さを感じる表情ながら、どこか洗面器を頭に乗せている
その状況を楽しんでいるようにも見えた。
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:09:14.298 ID:oa5JJdgu0
危惧していたようなことは何も起きず、そのまま男とすれ違った。
だが、数歩歩いて、俺は足をとめてしまった。
男から想像していたような変質的なイメージを感じなかったことで
俺は安心していたんだと思う。
その途端、その男の目的が気になって気になって仕方なくなった。
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:09:27.771 ID:oa5JJdgu0
そんなに変な人って感じはしないし…大丈夫だろ。
そう思う気持ちと、いやいやそもそも赤い洗面器を頭に乗せて
こんな夜道を歩いてる人が変な人でないわけがない、という
気持ちが交錯した。
…でも結局、好奇心が勝ってしまったんだ。
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:10:38.197 ID:oa5JJdgu0
すみません!と、夜中の住宅街には不釣り合いと言える
大きな声で、俺は赤い洗面器の男に呼びかけた。
男は動きをとめた。自分へ発せられた言葉であると気付いたようだ。
それもそうだろう。周りには俺と赤い洗面器の男しかいないのだ。
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:13:49.451 ID:oa5JJdgu0
男は慎重に、ゆっくりとこちらに向き直る。
上半身は使わず、ゆっくりと、足だけをつかって全身で。
距離にして3メートル強、俺と赤い洗面器の男は向かい合った。
「………なんでしょう?」
初めて聞く男の声は、やはり変質的なものを一切感じない、
極めて普通の男性の声だった。
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:14:31.149 ID:oa5JJdgu0
なんと言えばいいか、わからなかった。
こんばんは?はじめまして?いやいやそんなところから
始める状況なのか?またも無意味な思考がぐるぐる頭を巡った。
結局、出てきた言葉はとてもシンプルなものだった。
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:15:10.197 ID:oa5JJdgu0
「失礼ですが、なぜ頭に洗面器を乗せているんですか?」
単純に、でも明確に俺の疑問を言葉にできたと思う。
質問を聞いた男は、一瞬キョトンとした顔をした。
そしてふ、と安堵したような表情を浮かべて、こう答えたんだ。
「ああ、それはですn
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:21:03.219 ID:l0uAbeoRM
いややめんなよ
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:28:51.546 ID:gHBZv5rUM
地獄に落ちろ
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:39:22.142 ID:2TSCHQM0d
夜歩いてたら
洗面器を頭に乗せた男が居たので声掛けた
終わり
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:32:28.237 ID:NVhQPFg60
古畑ももうみんな知ってて当り前の時代じゃなくなって悲しいね
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:38:10.628 ID:l0uAbeoRM
>>56
ググってもオチ出てこないんだがどんなオチなんだ?
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:39:50.267 ID:NVhQPFg60
>>57
落ちを最後まで明かさないってネタ
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/10/02(月) 14:30:10.294 ID:l0uAbeoRM
ググってみたら三谷幸喜の話じゃねえか
管理人です!
こういうのも面白いかと思ってまとめてみたのですが、いかがだったでしょうか?
ご意見をいただければ嬉しいです。
ちなみに赤い洗面器の男とは・・・
赤い洗面器の男(あかいせんめんきのおとこ)とは、三谷幸喜の作品においてしばしば登場する小咄。何故か赤い洗面器を頭に乗せた男がおり、彼がその理由を明かすという結末(オチ)に差し掛かった時点で必ず何らかの出来事が発生し、それらが語られずに終わってしまう。
古畑任三郎の場合
第11話「さよなら、DJ」
中浦たか子(桃井かおり)が、自身のラジオ番組のオープニングとエンディングで話す。
ラジオ番組開始部分:
中浦「赤い洗面器の男の話。ある晴れた日の午後道を歩いていたら、向こうから赤い洗面器を頭にのせた男が歩いてきました。洗面器の中にはたっぷりの水。男はその水を一滴もこぼさないように、ゆっくり、ゆっくり歩いてきました。私は勇気をふるって、『ちょっとすいませんが、あなたどうしてそんな赤い洗面器なんか頭にのせて歩いているんですか?』と聞いてみました。すると男は答えました。この話の続きは番組の最後で。中浦たか子のミッド・ナイト・ジャパン、午前4時までお付き合い下さいませませぇ」
ラジオ番組終了部分:
中浦「今週もそろそろお別れの時間がやってまいりました。ある日の午後、道を歩いていたら、向こうから赤い洗面器を頭にのせた男が歩いてきました。私は勇気をふるってその男に聞いてみました。」
(古畑が登場し、中浦が動揺する)
中浦「『どうして…どうしてあなたは、は、赤…赤い洗面器なんか頭にの…のせて歩いているのですか?』」
動揺で間延びしたため、オチまで間に合わずに番組が終了し、オチは明かされない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/赤い洗面器の男