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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『こっくりさんの指令』『俺が入れたもの』

2017年10月23日:23:00

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コメント( 10 )

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16: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 05:43:55 ID:oAZLv8WD0
北海道のヒグマ

荒れてるのかな?
人がいなさそうな朝にこっそり投下。
まとめサイトでヒグマに関する怖い話読んでて思い出した。長文だけどごめん。
心霊系ではないんであしからず。

北海道という土地は昔から「ヒグマ」という問題を抱えている。
本州の人間からすればピンとこないんだろうが、
北海道の山を歩き回る時は熊鈴は必須、クマスプレーという武器(?)も重要なアイテム。
ヒグマはカナダなど外国の方が大量に生息しているイメージがあるが、
実は世界中どこを探しても、北海道ほど密集してヒグマが生息している土地はない。
これはあまり知られていないが、データ上の事実。
この話は、そんな北海道でアウトドア系大学サークルに所属する俺が、
同期の友人に聞いたもの。


その夏、十勝山系を縦走していた登山パーティがあった。
パーティはA、B、C、D、Eの5人構成。AがリーダーでありBはサブリーダーであった。
ABCDは中級者であり、Eは今年山を登り始めた初級者。
パーティのうち何人かは、かつてヒグマと遭遇したものの怪我をすることもなく
やりすごしたこともあった。
以下は、Aが手帳につけていた日記からまとめられた内容である。
※呪いってあるかも

祟り?呪い?同僚から押しつけられたモノが原因で怪奇現象が酷い件
http://world-fusigi.net/archives/8657358.html






18: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 05:44:46 ID:oAZLv8WD0
山に入って一日目。
特に事故も無く、計画通り。みな景色を楽しみ、充実。

二日目。
すでに稜線上のルートを進んでいるが、昨晩の天気予報から今日の天候が思わしくないため、
その日は停滞を決定。予報の通り雨風が次第に強くなり、テント内で食事を作って
腹ごしらえをしつつ、トランプをしたり話をしたりと、楽しく時間をつぶす。
天気予報を聞いた後、明日は朝、小雨なら出発しようと決めた。
二日目は特に何事も無く終了。

三日目。
朝、一番早く起きたCが外の様子を確認にテントを出た。
帰ってきたCに様子を聞くと、
「少し霧が出てる。待ったほうがいいかも知れない」
テントの口から外に首を出すと、辺りは真っ白。出発を遅らせることにする。
朝食後、外に出るが霧が晴れる様子が無い。
メンバーは昨日停滞したこともあって出来るなら出発したい様子だが、
事故があってからでは遅い。話し合って今日も停滞することにした。
昼、霧がさらに濃くなる。
雨こそ降っていないが、霧の中歩き回るのは危険で、テントを出るものは無い。
夜、ちょっとしたアクシデント。
Eが何の間違いか、鍋をテントの外に出し放置。
夜の動物が活動するこの時間、食べ物の臭いを外にじかに出すのは危険だ。
しばらくしてから、動物の軽い足音がテントの回りを探るように歩いている。キツネだ。
テントから出て追い払う。先ほどの鍋のせいだろうか。
この辺りはヒグマが出る。
昼なら会ったことはあるが夜は危険だ。
三日目はこれで終了。


19: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 05:47:38 ID:oAZLv8WD0
四日目。
朝、外の様子を確認するが、2メートル先が見えず霧に包まれている。
本来の日程ではこの日になっても停滞するようなら計画を中止し、
別ルートで山を降りることになっているが、霧が濃く、行動することは危うい。
話し合うまでも無く、また停滞。午後、少しでも晴れそうなら下山することを考えたが、
霧はますます濃くなるばかりで、昼と言えど薄暗い。
トランプも飽きてきて、話題も尽きる。
夜、早めに明かりを落とし、就寝。
テントの内側が霧のためにしっとりと濡れ、テント内の強い湿気に不快感が激しい。


20: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 05:48:50 ID:oAZLv8WD0
数時間後に、異変。
最初にBが気づき、隣に寝ていた私を起こした。
「足音がする、さっきから。キツネじゃなさそうだ」
眠ってはいなかったのか、全員が上半身を起こして耳を澄ます。
重くゆっくりとした足音。じゃり。じゃり。
時折混ざる湿気のこもった鼻息。みな息を潜め、連想しているようだ。

ヒグマ、か。

テントの周りをぐるぐると足音が回る。どうやら、一頭。
激しい獣臭が鼻を突く。誰からともなくみなテントの中央に集まって、身を固める。
そのうち、クマがテントの布に鼻を押し付けては
激しく臭いを嗅ぐ、という行動を始める。
嗅いではテントの周りを巡り、また嗅ぐ。
みな、恐怖で声を殺し震えながら、身を寄せて動かない。
しばらくして、全員が身体を大きく振るわせた。
クマがどしん、どしんとテントに体当たりを始めたのだ。
テントの布が内側に大きくせり出して、クマの形を作る。
とにかくそれに触れないように身を縮める。
本気を出されでもしたらクマにとってはテントなど紙切れだ。
悲鳴を上げそうなのをこらえながら、テントの振動に耐える。
クマは五分ほど追突を繰り返した後、またしばらく円を描いて歩いた。
また、追突。歩く。
Eは泣いている。私も泣きそうだった。
明け方までそれが続いたあと、静かになった。
全員が少し眠る。

21: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 05:49:35 ID:oAZLv8WD0
五日目。
鳥の声で目が覚めるが、霧は晴れていないのだろう、薄暗い。
ヒグマの臭いは途絶えていない。
どこかで、もしくはテントのすぐ側で様子を窺っているのか。
みな、黙りこくっている。
沈黙が数時間。昼頃、足音が復活。
しばらく歩き回った後、また消える。
夕方、Dが勇気を振り絞って、わずかにテントの口を開けて外の様子を窺う。
「霧が、少し晴れている」
わずかに太陽の光が届き、晴れる兆しが見えた。
すぐに降りるべきだ、と主張する側と、明日まで待つべきだという側に分かれた。
まだクマがすぐそこに居るかもしれないし、今から下山を開始すれば、
夜を休憩も出来ないような登山道の途中で迎えることになるのは明白だった。
完璧に霧が晴れたわけでもない。悪天候でしかも夜に慌てて行動するのは事故の元だ。
リーダーとして、下山を許すことは出来なかった。
恐怖の中、冷静な判断だったかは分からない。ともかくも、その日はそれで日が暮れた。
誰も会話をしない。恐怖からだけでなく、パーティの考えが対立したことに大きな原因があった。
その晩もクマは周囲を巡り、時折追突をしてきた。
誰も眠らない。

23: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 05:50:37 ID:oAZLv8WD0
六日目。
昨日の晴れる兆しが嘘のように、霧が濃い。
朝起きても、終始無言。クマを刺激しないよう、誰もものを食べない。
しかし今朝からは周囲は静か。臭いも薄らいだように思う。
数時間後、Cが、外に出る、と言い出す。
みな反対するが「様子を見るだけ、クマも今なら近くには居ない」
と言って、Cは許可を求める。
すぐに帰ってくるのを条件に、私はそれを許した。
Cが霧の中へ入っていった後Bは私を非難したが、そのうちに黙る。
しばらくして足音。Cの帰りを期待した私達はテントを開けようとしたがすぐに手を止めた。
獣の臭いがする。Dがか細い声で「Cは?」と言った。
獣の鼻息が昨日に増して荒い。すぐに追突が始まる。
私達は声にならない悲鳴を上げて身を寄せる。
しばらく周囲を巡ったのちクマは腰を落ち着かせたか、足音は消えるも臭いは相変わらず強い。
その日一日、クマの臭いが途切れることは無く、私達は動かなかった。
Cは帰ってこない。襲われたんだろうか。


---ここから少しずつ、日記の筆跡に乱れが見え始める。
漢字も平易、ひらがなが増えていく。

24: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 05:55:44 ID:oAZLv8WD0
七日目。
今日も、霧がこい。
はらごしらえか、クマの気配が消える。
しばらくの沈黙の後、Eが山をおりる、と言い出す。
寝不足から目が血走って、声はヒステリック。
説得をこころみるも、きかず、Eは「おりたら助けを呼んでくる、待ってろ」
と荷物を持って霧の中に消えた。
5人いたパーティはA、B、Dの3人になった。
クマのいないあいだにカロリーメイトなど栄養食を食べる。
会話はなし。時間がすぎる。
昼頃、外を見るが、霧は晴れない。
日ぐれ頃、クマがやってくる。中央に固まって、クマのしょうとつに耐える。
湿気がはげしく汗がでるが、みな震えて、なんとか声は出さずにいる。
Eは下山できただろうか。


八日目。
霧ははれない。
朝になるとクマの気配は消えていた。
だれも「下山しよう」とはいいださない。
たまっていた日記を書いて気をまぎらわす。この日記を持ってぶじにかえりたい。
14時ごろ、Bが狂った。
はじめに笑い出して、かんだかく叫んだあと
笑いながら何ももたずにテントをとびだしていった。
きりの中に彼を見送って、しばらく笑い声をきいていたが
それもそのうち小さくなった。Dがしずかにゆっくりとテントの口をしめ、
「いったな」
と、久しぶりにDの声をきいた。
そのよるもクマが来た。
私たちは二人だき合ってよるが明けるのをまった。

25: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 05:58:16 ID:oAZLv8WD0
九日目。
今日も、きりがこい。
クマはしばらく近くにいるようだったが、ひるごろどこかへいった。
中央でかたまったまま、すこし眠る。ひどくしずかだ。
夕方、クマのあしおとでおきる。
ついとつされると泣きさけびたくなるが、どうにかたえる。
かえりたい。
クマはなぜ、おそってこないのだろう。

十日目。
きょうもきりがこい
ごご、Dがたちあがってしずかにでていった
とめなかった
きりがはれない
クマはよるおそくにきた。きがくるいそうだ

十一日目。

きょうも    きりが  
  こい

  くまは いる



十二日目。 

 今日も霧が濃い。


26: 北海道のヒグマ 2006/04/23(日) 06:01:15 ID:oAZLv8WD0
思いのほか、長くなった。すまない。
このパーティの登山届は、事前に警察に提出されていたため、異常事態は発覚していた。
しかしまれに見る悪天候に、ふもとの警察は捜索をしあぐねていた。
天候が復活し発見されたのは、無人のテントと荒らされた荷物。日記。
最初に出て行ったCはテントから50メートルほどのところで遺体で発見された。
喉の傷が致命傷となり即死。
次に出て行ったEは、登山道の途中、崖から滑落。遺体で発見。
Bは一キロほど離れた場所で無残に食い散らされていた。
Dはルート途中の崖下から遺体で発見。
Aは行方不明である。


以上が、俺が友人から聞いた話。
これは、北海道で山を登る人たちの間で一時期流行った都市伝説なのだそうだが、
実際にクマに襲われ壊滅したパーティはあったようだ、とも友人は言った。
その人たちは、ほぼ素人。登山届けも提出せず、発見も遅れた。
現場の状態から、どうやらクマに荷物を奪われたところを、
取り返しに向かい返り討ち?にあったらしい。

北海道のフィールドを歩く皆さん、どうか、クマにはご注意を。

43: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 06:38:34 ID:GC0PoGgdO
>>16
熊こええ!すごい恐かったよ

36: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 06:09:55 ID:rcTZ8l9Q0
>>26
バイオなハザードっぽかったけど乙!


…最初の犬はビビッたな…w

106: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 15:05:47 ID:gf0D3cTh0
せめてものお礼

ちょっといい話系。ガイシュツかもしれんが。

太平洋戦争の激戦地ペリリュー島で戦後戦没者の遺骨を捜索し、
弔っていた人がいました。
団長も高齢となり、資金も苦しくなり最後の活動といわれていた
際、団長が洞窟で足を滑らせ、転落し行方不明となってしまいました。

洞窟は海とつながっており、捜索作業は難航しました。
何日も経ち、最後の捜索をしていた際、海に目をやると
沖の方で鳥たちが何かを守るように旋回しています。
「まさか?」と思い、そこに近寄ると、今しがた生きていたような団長
の遺体がそこになりました。
ここの海域はサメが多く、遺体が完全な姿で見つかる事はありえない
ところです。

「英霊が守ってくれたんだ・・・」通訳がつぶやきます。
「自分たちを弔ってくれたお礼に、サメから守り、団長の遺体は
ここにあるぞ!と鳥たちを使わせたんだ・・・」


111: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 15:19:01 ID:T21uzwVs0
見慣れないノート

別に怖くはないかもしれないが、大学時代東京で一人暮らししてたときの話。
確か大学3年のとき、いつものように大学から帰ってくると
見慣れないノートが開いた状態で床に落ちていた。
拾ってその開いてるページを見ると意味不明の文章が数行書いてあった。
かまいたち2のバグエンディングみたいな文章と思ってくれたらいい。
まず誰かが部屋に入ってきたこと自体気味が悪かったし、
その内容も支離滅裂で気持ち悪かったが、なぜか捨てるのもためらわれて
そのまま机の上に置いておいた。
だが、次の日家に帰るとまた床に同じページが開いて置いてあった。
さすがに気味が悪かったのでそばのゴミ捨て場に捨てて帰った。
そしてまた次の日、家に帰るとなぜか鍵が開いていて、
床を見ると同じ場所にノートが同じ状態で置いてあった。
あまりに気持ち悪かったので、その日は友達の家に泊めてもらい、
すぐにその家から引っ越した(家というかアパートの部屋です)。
引っ越したら何も起こらなくなったとさ、おしまい。
オチも何もないんだがすまん。

119: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 16:32:55 ID:UQsRi0aP0
>>111
ばか!それがデスノートだよ!!

113: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 15:42:11 ID:BNHc6C150
人がやったにしろ、幽霊でもこわい現象だね。

152: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 20:39:32 ID:76VNCatA0
三国志6のタブー武将

死ぬほどではないかもだけど、自分的に洒落にならなかった話

PSに三国志6ってゲームがあるんだけど、
当時(20歳くらい)めちゃめちゃハマってた。

三国志6には、登録武将といって、自分で名前から性別、顔、能力を決めて
ゲームに登場させることができるんだけど、
その登録武将の名前に、都内に首塚がある方の名前をつけた。
真女神転生の漫画や、当時のTV番組でその方のことを詳しく知ったのがきっかけだった。

詳細ははぶくけど、自分が知った話では、紆余曲折あり、朝廷と袂を別つことになったらしい。
それで、この人で大陸を統一してみたいな、などと考えたんだ。
所詮はゲーム好き、歴史モノ好きな子供の考えなんだけどね。

それで、その方を登録して、プレイ開始。
1時間ほどして、セーブをするんだけど、何故か「セーブに失敗しました」と出る。
今まで1度もそんな経験がなかったから(今まで数百時間プレイしてて、
セーブ、ロードも数え切れないくらい行った)珍しいこともあるもんだと思った。
2度目にはきちんとセーブできたので、たいして気にしなかった。

が、やはり調子がおかしい。
セーブだけでなく、ロードにも失敗する。それも何度も。

その時は、夜で家に誰も居ないし、
家の裏はお寺で、昔、兄貴と一緒に居る時に男の声を同時に聞いたとか
母が、白い影のようなのを見かけたとか聞いてたので、ちょっとビビリ入ってきてた。

なんとなく怖くなって来たので、ゲームをやめてその日は就寝。

続きます

204: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 23:03:11 ID:VmVGdhZ/O
>>152
首塚周辺のビル街のビジネスマンは、背を向けないように気を付けているらしいしね。
過去に、首塚移転の話が何度も持ち上がったが、全て頓座したのは有名。原因不明の事故とか…
しかし、メガテンの制作スタッフは良くやる。公自身をゲームキャラとして出すんだから。しかし、毎回怪我人が出るらしいね…

153: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 20:41:26 ID:76VNCatA0
続き

朝起きて、歩いてバイト先に向かうと、なんだか右足の太ももの外側が痛む。
なんだろうな~?と思いつつ、時間が無かったので確認は休憩時にしようとバイト先に急いだ。
休憩時に自宅に帰って確認すると、右足の痛かった個所に多数のミミズ腫れが出来てた…
もう、一方向から引っかいたとかでなく、全方向からとがった爪で軽く引っかいたような感じで。
で、ほとんどの部分は血は出てないんだけど、
数本血が固まってる部分があって、それが、なんか模様みたいになってた。

なんだこれ………って思って、血の気が引いて、ベッドを調べたけど、
ミミズ腫れが出来そうな引っ掛かりもなかったし、
仮に、物で引っかいたのなら、あるていど方向が決まりそうだ。

三国志が原因に違いないとビビリまくったオレは
すぐに昨日登録した方の名前を、新しい姓のほうに変えた。

それからも、三国志6自体は随分長いことプレイしたが
セーブ、ロードに失敗することは無くなった。
もちろん、ミミズ腫れが出来るようなことも無くなった。

あれは、やっぱ勝手に名前つかったのがいけなかったのかな…
幽霊はいまだに半信半疑だけど、呪いとか怨念とかそういうのはあるのかも知れないと思った。

読みづらい&あんまり怖くなくて申し訳ない。

あと、その時の傷の模様を紙にシャーペンで描いたんだけど
どこにいったのか、今探してる最中です。

163: 本当にあった怖い名無し 2006/04/23(日) 21:35:32 ID:tm4xFIuV0
お つ か れ

234: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 00:06:03 ID:FmxhKVHS0
引っかき傷と髪の毛

俺ん家田舎の大きい家なんで、家と蔵が繋がってるんですけど。
蔵は夏でもひんやりしてるんで、暑い時とかよく昼寝してたんです。

で、どこの蔵もそうなのかはわからなんですが、床に空気を取り込む穴というか
格子状の枠にムシロというか畳の表をのせただけというか、そういう構造のところがあるんです。

その上に寝転がってるとものすごく涼しい。枠ごと落ちそうでちょっと怖いんですが。

ある日そうして寝てたら、天井つうか屋根裏のところに四角い区切りがあるのに気付いたんですよ。

婆さんに聞くと屋根裏は物置になっていて重たいものなんかは滑車でその穴から運びこんでいたとのこと。

そんなこと知らなかったもんで、上がり方聞いて上に登ってみたんです。

埃がたまってて、鼠の糞が散らばってる、そんな具合だったんですが、箪笥とか行李とか結構おいてあって。いろいろあさってると中国大陸まで真っ赤に染まってる(日本の色)地図とか爺さんが巻いてたゲートルとか出てきて面白くもあり、気味悪くもあり。

そうしてしばらくいろんなものあさってたんですが下りる時に気が付いた。

登ってきたところは上記の穴ではなく梯子かけられる専用の出入り口で、鍵が掛けられる様になってたんですけど、その出口、つまり屋根裏部屋の床の穴の周りにすごいひっかき傷が付いてるんです。

で、よく見てみると俺の手よりはだいぶ小さいんだけど、4~5本の指で引っかいたような痕なわけですよ。婆さんに聞いても何だかわからない。

それからよく調べてみたら梁に長い髪が引っかかってた。梁は結構高いとこにあって、2メーター半は超えないと頭がぶつかったりしない。

でも、よくみると荷物を上げる穴の真上なんですね、髪がひっかかってるの。

荷物上げる滑車って梁に掛けるんだろうから、それならわかるんですよ。

242: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 00:18:28 ID:E42V/alb0
トレースするおやじ

久しぶりの学生時代の友人から飲み会にこない?と誘われた。
あいにくの雨。
バスには乗り遅れるし、電車に乗ったら人の傘がズボンに触れるし、
イライラしながら30分遅刻したけど待ち合わせの居酒屋に。
ひさしぶりなので話が弾み、ビールで乾杯のあと、梅酒、
ワインと酒も進んだ。
カラオケ行って帰ろうと思ったときは終電ギリギリ。
バスはもう無かったのでタクシーにのることにした。
タクシー乗り場には4人並んでいた。

243: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 00:18:59 ID:E42V/alb0
私の前にはちょっと危なそうなおじさん。
なんかブツブツ言っている。
中々タクシーもこないのでちょっと興味が沸き、聞く事にした。
「う~今日は折角の集まりだったのに雨か。バスには乗り遅れるし・・」
なんか私と一緒?
「電車に乗ったら人の傘で濡れるし、居酒屋には遅刻するし・・・」
こいつ私の今日の事知ってる!!早くタクシー来いよ!
こういうときに限ってタクシーがこない。
乗り場にはついに二人だけになってしまった。

244: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 00:19:38 ID:E42V/alb0
聞きたくないのにオヤジの声が耳に入ってくる・・・
「久しぶりの友達とは話が弾むねえ。まずはビールで乾杯っと。
 お次は梅酒。ワインも飲んでちょっと酔ったかなあ?」
「終電はギリギリ、駅からタクシーで帰ろうとしたら変なオヤジが・・・・」
逃げ出そうと思った瞬間タクシーが来た。ふっと見るとオヤジもいない。
ああ、助かった!!
なんか見慣れないタクシーだったが、その場にいたくなかったので
タクシーに乗り込み、今までの恐怖を思い出してグッタリした。

246: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 00:21:49 ID:E42V/alb0
>>244
続き

タクシーは走っている。行き先も行ってないのに。
しかも自分の家の方向だ。
「今日は最後に怖い事があって大変でしたねえ」と運転手。
「!!!!」
運転手の顔を見ると・・・先ほどのオヤジ・・・
後はどう帰ったのか覚えていない。
タクシーを無理矢理降りた事だけ覚えている・・・・

294: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 03:00:08 ID:OFXO6TfdO
>>246つサトリ

281: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:28:14 ID:zX3RK4T30
屋上恐怖症

高所恐怖症じゃなくて、屋上恐怖症なんてもんがあるんですかね?
いやね、私かれこれ十年以上その恐怖症が治らないんですよ。
ちょうど高校生の時にある体験をしましてね、そのトラウマを引きずった
まま、いい年齢になっちゃったっていうか。
ここで自分の体験を書いたら、少しは解消されるかな、なんい虫のいい話
でもあるんですけど。あと、たまたまロムってまして、皆さん心霊スポットとか
行かれたことを書かれてますけど、あれは創作ですよね?
前置きが長くなりましたが、私の体験した話を読んで、本当に洒落にならない
場所があるってことを知ってもらえば幸いです。

282: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:28:58 ID:zX3RK4T30
高校二年の夏休み、部活も塾通いもしてない仲間四人が自然と集まり、だらだらと
毎日を過ごしていました。みんな金も彼女もなく、若さだけはあまりましたが、
ナンパしたり、飲酒喫煙するだけの勢いみたいなのはなかったですね。
で、それぞれ目当ての女の子はいたりいなかったりなんですけど、誰も告白する
なんてことはできず、うじうじと噂話や妄想で紛らわせてました。
「俺ら根性ねえなあ」
みんな薄々そう思ってたんですかね。
ある日、田中(仮名)が肝試しやらないかと、唐突に言い出しました。
場所は○○マンション。あそこは毎年のように飛び降り自殺があるらしい。

そこは郊外の新興住宅地の外れにある、一棟建て十一階の建物です。
山の丘陵を造成した場所にあり、築十五年以上、周囲は田畑や雑木林。コンビにも
ファミレスもない寂しいロケーション。


283: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:29:34 ID:zX3RK4T30
夜八時くらいに到着して、四人でその建物を見上げると、明かりのついている窓が半分
くらいでした。
とりあえずエレベーターで最上階に行くと、左右に五戸ほどの住居がありまして、
それが一つの開放廊下で、フロアがすべて見渡せるようになってました。
照明もあって、少なくとも怖い感じは皆無でした。
「屋上だよ」
拍子抜けした三人に向かって、田中は真剣な顔つきです。
「自殺者が出たなら、鍵かかってるのは当然だろ」
ドアノブを回しながら伊藤(仮名)が口を尖らせました。
さあ帰ろ帰ろ、とみんながドアに背を向けた瞬間でした。
階段の照明がパチッと消えたのです。

さすがにみんなびびりましたね。
我先に階段を駆け下り、興奮して声を上げたりしました。
田中だけが、しぃーと口に指を当て、騒ぎを制してました。

284: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:30:09 ID:zX3RK4T30
結局その夜はまあ面白かったってことで解散しまして、その二日後ですかね。
いつものように集まると、山田(仮名)が奇妙なことを言い出しました。
「今度行ったら何か起こると思うな」
つまり、あの照明が突然切れたことは、何かのサインだと言うんですよ。
あそこにいた四人に対する挨拶だったと。
私は思わず言い返しましたね。
挨拶ではなく警告だ、と。

伊藤は偶然だと言い、田中が確認する意味はある、と提案したことで、
翌日、再びあのマンションに行くことになりました。

285: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:30:44 ID:zX3RK4T30
階段は真っ暗でしたが、それぞれが懐中電灯を持参していたので、大丈夫でした。
前回と同じように、伊藤がドアに手をかけました。
「開いてる」
みんな無言で階段を駆け下ります。
「やばいよ。やめよう」
そういう私を、山田が挑発しました。
「怖いのか。それじゃ肝試しにならないな」

「でもさ、あのドアの向こうに何があるか知りたくねえか?」
伊藤がそう言うと、田中も乗ってきました。
とりあえずじゃんけんでドアを、開ける者を決めることになりました。

「屋上のフェンスでも柵でもいい。一番最初に言った奴が、そこに鍵をする」
田中は私に小さな南京錠を手渡して言いました。
「次に行く奴が鍵を外して持ってくる。その次はかけて、最後が持ってくる」

外開きのドアノブをゆっくり回すと、一瞬向こう側で誰かがノブを引いたような
気がして、思わず声を上げました。
伊藤がドア枠を手で押していたせいかもしれません。

286: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:31:25 ID:zX3RK4T30
ドアの向こうは月明かりのせいか意外と明るく、見渡すことができました。
補助水槽のタンクと共同アンテナがあり、周囲はフェンスで柵がしてあります。
「どこに鍵かけるんだ?」
田中に訊ねると、どこでも好きな場所でいいよとのこと。
私は最短距離を選び、まっすぐに歩きました。
出入り口より十メートルほど離れたフェンスに鍵をかけ、見守る連中に向けて
ライトを照らしました。
多少の怖さはありましたが、次の山田に対する牽制で葛藤していたような気がします。
確かに、自殺者が飛び越えたであろう場所に長くとどまるのは、気持ちの良いもの
ではありませんからね。

そして足早に立ち去ろうとした時のことです。
急に首と両肩が、何か重く感じました。
あっ、と思った瞬間、足を取られ、倒れるかのよう腰砕けになりました。

287: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:32:07 ID:zX3RK4T30
田中と伊藤が叫びながらこちらに向かってくるのが見えた時、私の背中は
フェンスに張り付いていました。

首と両肩、そして二の腕までが重くなり、自由がきかず、まるで引きずられるように
身体が宙に浮く感じです。
私の両足に田中と伊藤がしがみつくのを、まるで夢でも見ているように眺めていました。
「おいっ、嘘だろっ」
伊藤がしきりに喚き、田中がお経を唱えていました。
後から駆けてきた山田が私に抱きつき、四人もみ合うように転がりました。

身体の自由が戻ったと同時に、私は我に返りました。
そして、みんな転びそうになりながら、その場から逃げ出したのです。

全員落ち着きを取り戻し、冷静になったのは明け方でした。
深夜営業のファミレスで、最初に口を開いたのは伊藤でした。
「おまえの肩から上、黒い煙みたいなのに覆いかぶさってきた」
田中は違うものが見えたそうです。白い煙みたいなものが、風に流されるように飛んできて、私の周りでぐるぐる渦巻いていたそうです。

288: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:32:41 ID:zX3RK4T30
「俺ははっきりとじゃないけど、人が見えた。男二人と女一人」
山田は消え入るような声で言いました。
「女の方が、俺のこと睨んでた」

私は何も見なかったです。
ただ、屋上に出る扉は、二度と見たくないですが。

291: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:40:12 ID:Tp47VqvS0
>>288

山田は霊感強いんだな。

293: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 02:58:00 ID:MIIJHvNWO
>>288
死ぬほど洒落にならんのはマンション住民だよな

296: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 03:24:46 ID:GCy7lnDTO
>>293ハゲドウ

373: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 09:47:12 ID:yZe1eQuP0
七人心中の池

コピペ
95 名前:名称未設定[sage] 投稿日:2006/04/21(金) 23:14:56 ID:+sh5Dhy30
もう絶対音感の話はいいよ。帰宅したから投下。

20年以上前、小学校低学年の頃の体験談。
両親の田舎が瀬戸内海にある島なんだけど、毎年夏休みになると帰省してた。
東京育ちの自分には、綺麗な海やら山やらで遊ぶのが物凄く楽しかった。
一番楽しみだったのは、東京ではデパートくらいでしかお目にかかれない
カブトムシやらクワガタやらを、近くの山でザクザク捕まえられる事。

その山には結構大きめの池があって、子供だけで行く事を禁止されてたんだけど
貴重なお盆休みの、しかも早朝から虫取りなんかに付き合ってくれるような大人が
いなかったんで、その日も朝4時前から一つ年上の従兄弟と一緒に山に突撃。

暫く二人で夢中になって虫取りしてたら、どこからかシュッシュッて感じの
音が聞こえる。最初はなんか虫とか鳥の声だろと気にしてなかったけど
よく聞いてみると、どうも子供のすすり泣きっぽい。

同じように虫取りにきた子供かな? まだ薄暗いから転んでケガでもしたのかな?
と思って従兄弟と一緒に泣き声のする方向に向かっていったら、池の淵で
3~4歳くらいの子供がシクシク泣いてる。

周りには誰もいない。流石にこんな小さい子が一人でいるっておかしいだろ?
と子供心に思ったんだけど、それより妙だったのが、その子の腰の辺りに括られた
帯みたいなヒモが池の中にまで延びてる。

そのヒモを目で追ってみると、何かがプカプカ浮いてる。そこからもヒモが
延びてて、少し先に同じように浮いてる物に繋がってる。そんな感じで
数珠繋ぎに1.5m間隔くらいで合計6個の何だかわからん物が連なって池に浮いてる。

374: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 09:47:48 ID:yZe1eQuP0
110 名前:95[sage] 投稿日:2006/04/22(土) 00:38:24 ID:YZn+n36F0
続き
なんだこりゃ?と思ってたら、それまで弛んでたヒモがピン!と張って子供が池に引っ張られてく。
あっ!と思ったその瞬間体が動かなくなった。視界の端で従兄弟も同じように固まってるのが分かる。
金縛りとかって概念がなかったから、軽くパニクってた。
やばいやばい、あの子何に引っ張られてんだ? もしかしてワニ? ワニって日本にいたっけ?
じゃ妖怪だ! 助けて鬼太郎! (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

そんなアホな事考えてるうちにも子供はどんどん池に向かってるんだけど、その動き方に何か違和感を感じる。人間が歩く時って当然足が動くはずなのに、その子は一切足を動かしてない。
氷の上を滑るようにゆっくり池に向かってる。

アホな自分は、やっぱ妖怪パワーで引っ張られてる!という結論に達したんだけど
流石に従兄弟は一つ年上だけあって、リアルでこの世の者じゃないと気付いたんだろう
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と唱え始めてた。

結局、子供が完全に池の中に消えたと同時に体が動くようになり、一目散に山を下りてった。
家に帰って、大人達にさっき見た光景を話したんだけど、興奮してるもんだから要領を得ない。
大人達も最初はどっかの子供が溺れたんじゃないかと思って、慌てて消防団とかに連絡しかけたんだけど、オレが妖怪の仕業だ妖怪の仕業だって妙な事言うから、少し落ち着かせて
オレから細かい話を聞き出した。そしたら信じられないって顔しながらも、何か思いあたる節があるのか、オレと従兄弟を庭に連れ出して塩を振りかけ始めた。

一応消防団には連絡して人を見に行かせたらしいけど、特に何もなかったらしい。
結局その後は大人達にどうだったか聞いても、寝ぼけて夢でも見たんだろってはぐらかされるだけ。

何年も後にようやく聞き出したのは、件の池で何十年も前にある一家が入水自殺をしたって事。
時間帯はやっぱり3時~4時位だった事(近くの民家の人が子供の泣き声を聞いたらしい)
その人数が7人だった事。その際に全員がヒモで体を繋いでた事。地元の人達の間では
その池は別名「七人心中の池」って呼ばれてる事。

444: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 20:13:44 ID:jUrutTOO0
無人のゲーセン

友達2人とカラオケをしていた時の事です。

土曜日の昼でした。そこは同じ階(2階)にゲームセンターがあります。
週末は非常に人が多く、その日も例外ではありませんでした。
歌っていてい時間ぐらい経った頃でしょうか、
突然停電のように全部の電気が消えたのです。

あれあれ?と顔を見合わせ、「ま、すぐに直るでしょう」と思っていました。
しかし、5分経っても電気は付きません。さすがにおかしいと思い、
フロントへ行こうとして廊下に出た瞬間、心臓がドクン、と大きく鳴りました。

さっきまであれだけの人間が居たにも関わらず、
フロントはおろか、その場に誰も居なかったのです。

薄暗い無人のゲームセンター。

これはどうした事か、と3人で荷物も全部持って、
ちょっとうろうろしていました。とりあえずフロントのカウンターにお金を置いて。
ものすごく不安になって、どうしようと辺りを見回していたとき、
ゲームセンターのUFOキャッチャーの影から、人影がユラユラ動いているのが見えました。

3人のうち1人は、「人おるやん!」と言いましたが、
何か嫌な感じのするその人影に、私ともう1人の友人は、
「金置いたし、とりあえず外出よか」と。

445: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 20:14:49 ID:jUrutTOO0
結局、素早くその意見に3人一致して、エレベーターを待っていたとき、
その人影がヌッと体を傾けながら踊り?始めました。
だんだんと近付いてきたようにも見えましたが、
如何せん暗いのでよく見えませんでした。
とにかく、その動きがめちゃくちゃ気持ち悪かった・・・

「非常階段!」と私が叫び、友人達が後から付いてきました。
1階まで少し走っただけなのに、息が上がっていました。

そのあとは友人の家でいろいろ話していましたが、
明確な答えは出ませんでした。まるで夢の中のような理不尽さ、
無人のゲームセンターがあれほど怖いものとは知りませんでした。

しばらく時間を置いた後、そこには行っていますが、
今のところ特に異変はありません。

446: 本当にあった怖い名無し 2006/04/24(月) 20:15:29 ID:jUrutTOO0
今考えると、エレベーターは何故動いていたんでしょうね・・・

685: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 20:27:51 ID:vgt6Bhzl0
俺が入れたもの

丁度間が空いたようなのでいつもは皆さんの話を読んでいるばかりの俺も
最近身の回りで起こったアレな話を投下してみたいと思います。
かなり長くなるかもしれません。気が向いた人は暇つぶし程度に読んでもらえたら嬉しいです。
数日前に、居間でテレビを見てたら玄関チャイムを激しく連打されました。
けたたましい呼び出し音に俺はちょっとキレぎみに玄関に向かったんですが、
我が家の玄関の扉はすりガラスになっていて、外に立っている人の背恰好くらいは判るもんだけど
いつもはモザイク調に見える来訪者のシルエットがその時はなかったんですね。
あれ?確かに鳴ったよな。とかって鍵を外して玄関の戸を開けたのにそこにはなんにもいない。
庭にも庭から伸びる細い道路にも、それどころかその一つ向こうの国道にさえも人っ子一人居ないんですね。
子供のいたずらかな?と俺は大して気にも留めずに居間に戻る事にしました。テレビの続きが気になったんです。
そしたらさっきまで熱心に洗濯物を畳んでいた母が居間の入り口に仁王立ちして何故か俺を睨んでるじゃないですか。
俺があまりの形相にビビりつつも何事かと聞くと、母は意味不明な事を言い出したんですね。
「あんたさっき開けちゃったでしょう?玄関。」
「開けたけど?」
当然のように俺が答えると、母は呆れた顔になり、そっぽを向いてしまいました。
訳の分からん女だと思いつつもコタツに潜った俺の意識は気になっていたテレビの続きに集中して行きました。
それから30分くらい経ったでしょうか。テレビは終り、母は台所で夕食を作っていました。
後ろから日本食の良い匂いがしてきます。今日の夕食は親子丼だろうと勝手に予想をつけ、
喉の渇いた俺は台所の偵察がてらに冷蔵庫から緑茶のペットボトルを取り出してキャップを捻ります。
いざ飲まんとした時、母が後ろの方で何か言いました。
水音に掻き消されて最後は良く聞こえなかったけど、多分「あんたが開けちゃったから入ってk@hwm;p」
とか言う俺の行動に対する不満の愚痴だったようです。
その日の夕食は俺の予想通り親子丼で、俺は何事もなく無事に夕食を済ませ就寝しました。

689: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 21:14:08 ID:vgt6Bhzl0
次の日の朝、いつもは爽やかに訪れるはずの目覚めが何故か一向にやってきません。
むしろ身動きがとれないほどに息苦しいくらいでした。もしやこれが金縛りという奴か!と
臆病な俺は一瞬でガクブルし、それでも正体を見極めるべく薄く瞼を開けました。弟でした。
隣の布団で寝ている筈の弟が最高に不機嫌な顔で俺の腹部を脚で圧迫しています。
通りで苦しい筈です。俺は怒りも露に飛び起きて、不機嫌な弟にこの狂行の理由を問い質しました。
すると弟は訳の分からない言い訳を始めました。
「お前の所為で俺は一睡も出来なかった。謝るならお前さんの方だ。」
(゚д゚)となった寝起きの俺に、弟はさらに
「お前が入れたのに何で俺の所に来るのか全く訳が分からない。」と電波な発言をかましました。
俺としましては何も連れて来たつもりは無いしなんでそんな物でお前が睡眠不足になるんだと
釈然としません。しかし寝起きだったからか俺は「何それ、どっから来たの?」
と知性の欠片も無い反応を返してしまいました。弟はそんな俺に呆れ果てた様子で頭を振り、
そこから、と俺の布団の丁度頭の左にある入り口のドアを指差しました。
そこでまた俺は(゚д゚)です。そして全く状況の飲み込めない俺を差し置いて、
弟は朝食を食べるべくさっさと台所に下りて行ってしまいました。
俺も何時までも部屋で一人上記のような顔をしている訳にも行かないので、とりあえず弟の後を追います。
居間に行くと、弟はカップラーメンを貪りながら疲れた顔をして母と話をしていました。
母は俺の存在に気付くとまたあの呆れた顔をし、「ほらみなさい。あんたが開けたから入って来ちゃってた」
「まだ居たらどうするの。●●(弟名)も困るし母さんも困るんだよ。」と一気に捲し立てました。
母の話によるとどうやら俺はあの時何かを家の中に入れてしまったようです。
そして弟が言うにはそれは夜、部屋に入ってきて夜中じゅう弟の横に居たらしいのです。
ぞっとしました。おばけとかオカルトな方面にじゃありません。家族にです。
俺の目にはおばけなんかは見えません。見えたのは居ないものを居ると言い、それに魘されキレる壊れた家族でした。
(長々と稚拙な文章すみませんorz次で最後かと…)

690: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 21:24:55 ID:GL6Gxtsb0
怖いな。母親いるのに朝からカップメンてのも怖い。

691: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 21:25:23 ID:iBjhGhcC0
オレも同じコト思った

699: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 21:42:16 ID:vgt6Bhzl0
続き
居間を後にした俺は一人寂しく部屋に篭り、精神に変調を来たしてしまったに違いない母と弟の行く末を思いました。
鬱状態のまま夕食の時間を迎え、俺は気まずい心情で飯を食いまた部屋に篭りました。
部屋に篭ってみたものの、いつもは弟と笑って見ているバラエティー番組も
母につきあって仕方なく見ていたドラマも、一つも楽しくありません。
家に居るのも哀しくなり、俺は近所のレンタルビデオショップに行きました。
暫くそこで時間を潰しましたが、結局何も借りる気がせず入り口横の自販機でお茶だけ買ってその場を後にしました。
家に帰るまでの道がかなり長く感じられました。それでも暫く歩くと我が家の明りが見えてきます。
家族はあんなに壊れてしまったのに、こうやって外から眺めるといつもと何ら変わらない明りを灯していて、
母と弟の言動が脳裏に蘇り俺はなんだか泣きたくなりました。
最初の方で書いた通り、我が家の庭からは細い道路が伸びています。俺はそこを歩いていた訳ですが、
そこまで来ると部屋の明りで暗い外からはカーテン越しの家具のシルエットとかが見えたりします。
弟は部屋に戻っているようで、俺の部屋からは薄黒い人型のシルエットが見えました。
もう少し歩くと部屋の影はさらに濃く見え、弟はどうやら着替えをしているようで上着を着るような動作をしています。
俺は下を向いて歩きました。弟を見たくなかったからです。街灯に照らされた足元ばかりを見て歩いて、
細い道から庭に入りました。足取りが重くなってきます。窓を見上げると、弟はまだもたもたと服を着ていました。
居間からはテレビの音声と笑い声。母と父、弟が笑っています。
そこで俺はやっと異変に気付きました。俺に弟は2人いません。
つまり居間に家族が集まっている今、俺の部屋には誰もいない事になるのです。
窓を見上げました。それはまだシルエットだけで服を着ています。いや、服を着るような動作を続けています。
家の中には確かに何かが居たのです。俺は玄関に飛び込みました。
最後に見上げた窓の中ではまだそいつが腕をぶらぶらさせていました。

702: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 21:50:35 ID:vgt6Bhzl0
思ったよりかなり長くなってしまいました。
流れをぶった切るようになってしまってすいません。
俺はそのあと弟に付いてきてもらって、部屋を確認しに行きました。
部屋の中では勿論誰も服を着ていたりはしませんでした。
その日は何事も無く眠れました。と言っても俺は死ぬほどガクブルしていてろくに眠れはしなかったのですが。
そしてつい先日の話です。こんどは母の部屋に来たそうです。
と言っても金縛りにあったとかそう言うのではなく鏡に映ったと言うのです。
俺には良く分からないしはっきりと見えもしないのですが、そいつは確実に我が家に今もいます。
何よりも一番不思議なのはあの服(上着)を着る時のような動作です。
腕をぶらぶらさせながら肩を揺らすあの動作は思い出しただけで今でもぞっとします。

711: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 22:51:04 ID:WMRbf0CfO
>>702
結構洒落にならない恐さだったYo

704: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 22:01:50 ID:i22oyNKp0
>>702
久々にじんわりと嫌な気分になる話だな、乙

703: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 21:53:21 ID:M6CtnH6W0
>>702
その幽霊の風貌についてkwsk

705: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 22:02:02 ID:vgt6Bhzl0
>>703
風貌と言うかシルエットでしか自分は見た事がないのですが、
上着の片方に袖を通して袖を通した腕の方をぶらぶらさせて反対の腕でもう一方
の方の襟を掴んで居る感じ。ですかね。それでもっていかり肩で左右に揺れてました。
なんて言うか良くファンタジー系の映画で巨人が出てくるときのあの歩き方です。
細かな色とか顔?とかは肝心の我が家の見える人達、教えてくれないのです。
分からない方が良い、とか言うあのお決まりの台詞を吐かれます。

706: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 22:04:59 ID:GL6Gxtsb0
それ象さんじゃね?

707: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 22:14:18 ID:M6CtnH6W0
>>705
母親も弟も教えてくれないのか…物凄い気になるな('A`)

708: 本当にあった怖い名無し 2006/04/26(水) 22:24:51 ID:vgt6Bhzl0
>>706
象さんであって欲しいと願うのみです。

>>707
母は焦げ茶色いと言っていましたが俺にはそれが着ていた服の色なのか髪の毛の色なのか
はたまた焼け焦げでもした皮膚の色か何かなのかは判りませんでした。
自分のこんなつまらない体験談にレスが付いて嬉しいです。
皆さん有難うございます。ちょっと恐怖感が薄れた気がします。

750: 本当にあった怖い名無し 2006/04/27(木) 17:55:33 ID:elw9ecrK0
三つのキーワード

どこから話せばいいか分からないけど、まずは2ちゃんに出会ったとこから話そうと思う。
始めは2ちゃん=犯罪・悪口みたいに良いイメージは無かったな。
一度見た時は掲示板がたくさんあるだけで、何がどう人気なのかも分からなかった。
けど何かで検索をかけた時に2ちゃんの過去ログが出てきて、興味が沸いた。
そこから物理板・未来技術板・インディーズ板を巡回するようになって、
2ちゃんは情報の取捨選択ができれば、最高に面白いとこだって思ったな。
専ブラをDLまでして、毎日1~2時間は見るようになった。

そこからありがちだが、VIPに興味を持つようになった。
嫌われてるイメージだが、遊び場としては面白いと思った。
特に気に入ってたのは内藤ホライゾンの小説。
それから内藤のキャラがすげー好きになって、
そんな時に、内藤は色んな板で人気があるよってレスを見た。
試しに内藤の顔で検索をかけたらあるある。
大学生活板、競馬、そしてここオカ板にも。
それが全ての始まりだった。

もともと俺は幽霊とかは信じてないし、
不思議な現象は科学的に証明できると思うタイプだ。
けど、オーパーツとか、時空に関する話しは好きなほうだから、
何%が真実で何%が創作かは分からないけど、純粋に楽しんでた。
オカ板を見るようになってから一週間後くらいのことだったと思う。
俺がおかしくなったのは。

751: 本当にあった怖い名無し 2006/04/27(木) 17:56:55 ID:elw9ecrK0
その日は朝イチでレポートを提出しなきゃいけなかったのに、
大学に行かなかった。いや、行けなかった。
目が覚めた瞬間に、まずパソコンの電源を入れた。
俺はパソコンは夜しかしないと決めてて、ずっとそうしてきたから、おかしいと思った。
っていうか、自分の意思じゃなかった。
そして、オカ板を開いて検索をかけた。
検索ワードは3つ。

『絵里』『死』『海』

手が勝手に動いてるような感じがした。
オカ板でこの3つのワードでは何もヒットしなかった。
そうすると次は『死』だけで検索をかけた。
このスレもそうだけど、他にもスレがあって、そのスレも開いた。
そして1からずっとスクロール。
それが終わると、過去ログを全部読む。
まとめサイトがあれば、そこをしらみ潰しに見てた。
言っておくけど、全部俺の意思じゃない。
手も目も勝手に動いてるんだ。
文章も読んでるけど、それに対しての感情は何も沸かない。
ただひたすら怖かった。自分の意図してない行動が。

752: 本当にあった怖い名無し 2006/04/27(木) 17:58:18 ID:elw9ecrK0
逃げたかったけど、できなかった。
結局その日は疲れてそのままパソコンの前で眠ってしまった。
いつ眠ったのかはよく覚えていない。
目が覚めたらまた同じだった。
起動しっぱなしのパソコンでまたしらみ潰しに過去ログを漁る。
何を探してるか分からない。
考えたくても、文章を読むという行為と同時に考えるのは難しかった。
その時携帯が鳴った。
グループごとに着信音を変えてるから、友達からだと分かった。
けど出られなかった。
出たかったけど、俺の手はマウスから離れない。

だけど、生理的な欲求に対しては自分の意思で行動できた。
トイレも行けたし、食べることもできた。
3日目に食べ物がなくなった。
一人暮らしで元々自炊をしないから、食料はたいして常備していない。
とうとう4日目に空腹に耐えられなくなった時、意外なことに外に出られた。
すげー不思議な感覚だった。ふわっと自然に外に出られたんだ。
持ち出したのは財布だけ。
携帯を持っていくことはその時は頭になかった。
何度も着信・メールが来てるのに確認することさえ体が許さなかったのに慣れたからかもしれない。



753: 本当にあった怖い名無し 2006/04/27(木) 17:59:11 ID:elw9ecrK0
外に出た瞬間、開放された気分になった。
まずはコンビニにダッシュしておにぎりを食べた。
それからもう、あの部屋には戻りたくなかった。
明らかに俺はおかしい。
取り付かれたように、あの3つのワードに関することを読んでいる。
目的は俺には分からない。
恐怖と諦めと苦痛が一時的にでもなくなって、おにぎりを食べた後安心感からか泣いた。

そして公衆電話から実家に電話した。
母親が出た瞬間に、俺は泣きながら全部話した。
始めは「?」って感じだったが、
俺のおかしい言動を聞いて明日すぐに来てくれると言った。
俺は絶対に自分の部屋に戻りたくなかったから、友達Mの家に行った。
部屋にMがいなかったから、アパートの下でずっと待ってたんだけど、
Mが俺を見つけた時かなりビビッてた。
後から納得したけど、俺はかなりやつれて、顔も青黒くなって、見た目もヤバかった。

Mに今までのことを話したけど、全く信じてもらえない。
まぁ、俺だってそんな話聞かされても普通は信じない。
けど、俺の風貌を見たのと、連絡しなかったこともあって、
明らかに何か異常なことがあったという事は理解したらしい。
そしてMは、俺の部屋に行くと言い出した。

754: 本当にあった怖い名無し 2006/04/27(木) 18:00:06 ID:elw9ecrK0
俺は最後まで反対したし、俺自身は死んでも行きたくなかった。
だけど、好奇心旺盛なMを止めることはできず、
俺の携帯を取りに行くという名目で行ってしまった。
往復1時間弱の距離だが、その日何時間待ってもMは帰ってこなかった。
外の公衆電話から、Mの携帯に電話をかけたが鳴りっぱなしで出てくれない。
Mはどうなってるんだろう・・・と不安になったけど、
気づいたら俺は眠ってしまっていて、起きたら10時だった。
母親が11時に新横浜につくので、急がなきゃいけなかった。
行く途中に俺の家があるから寄ろうかどうか迷ってた時、
Mが真っ青の顔をして帰ってきた。

755: 本当にあった怖い名無し 2006/04/27(木) 18:02:38 ID:elw9ecrK0
「・・・本当だった」と一言いうと、それっきり黙ってしまった。
それからMの彼女を呼んで、俺は新横浜に向かった。
分かったことは少ないけど、どうやらあの部屋に何か問題があるらしい。
現にあの部屋を離れてからは俺におかしな事は何も起こらない。
変わりに、あの部屋に行ったMは同じ体験をした。

『絵里』『死』『海』

俺らしくないが、絵里という人間が海で死んだのを、誰かに伝えたいのか?
例えば、殺されて海に沈められたけど、まだ発見されていないとか?
という考えが浮かんだけど、そんなの現実的じゃない。
だけど異常な体験をした俺は、昔のようにバッサリ切り捨てることもできなかった。
とにかくもう関わりたくない。
最終的にはそう思った。

756: 本当にあった怖い名無し 2006/04/27(木) 18:03:21 ID:elw9ecrK0
母親と合流し、ありのままを伝えたがパニクってたなw
俺が狂ったと思ったらしいw
けど俺の性格を知ってる母親は表面上だけかもしれないが、信じてくれた。
俺はあの部屋には二度と戻らずに、引っ越した。
引越し業者の人にパソコンなんかは処分してもらった。
Mは今となっては、合コンのたびにこの話をしてる。


俺はしばらくトラウマから家で一人でパソコン(新しいの)を使えなかったけど、
レポートを仕上げるのに、大学のパソコンをずっと使うこともできなくて、しぶしぶ使い始めた。
けど特に変な現象は起きないから、今日久々にオカ板を開いてみた。
そしてこの体験を書いてみようと思った。
理由は、やっぱり何が原因であんなことが起こったのか知りたかったから。
2ちゃんなら、あの3つのキーワードで何かピンと来る人がいるかもしれない。
取り付かれたように検索してたあのワードを、
今は真相を知りたくて検索しようか迷ってる。
けど、それをするとまたおかしくなるかもしれない。
だから、誰かもし真相を知ってる人がいたり、同じ体験をした人がいたらレスして欲しい。
長くなってしまったけど、とりあえずこれで俺の話は終わり。

847: 835 2006/04/29(土) 02:32:45 ID:nNRPTw600
見てはいけない祭

文才なくて申し訳ないのですが、書きますね。

よくある話といっちゃーよくあるんだけど・・・地元にね、『絶対見てはいけない祭』がある。
どんな祭りかっつーと、神社から三日間かけて三つのルートを一日夕方の2,3時間をかけて大名(?)行列が歩く・・・タダそれだけのお祭りらしい。
実際関係ない地区に住んでたし、見た事ないから本当かどうか分からないけど。
でも[見たら失明する、目が潰れる]とは言われてた。
もちろん祭りの期間中は学校は半日だし「○○に住んでる奴はまっすぐ帰れ、帰っても家から出るなよ」との教師の注意もあった。

ある時子供の頃からここで住んでる祖母とこの祭りの話をしたことがある。
そのときこの祭りの言い伝えを聞いたんです。


一旦投稿~~

850: 835 2006/04/29(土) 03:02:57 ID:nNRPTw600
以下祖母の話↓
昔、その行列の出発点である神社に落ちた城の息子にあたる人(祖母は若様と呼んでいた。以下若様)が逃げ込んできたそうだ。
もちろん神主様や地元の農民は快く出迎え、その神社で匿っていたそうな。
若様は数人の家来と女中を連れているうえ、若様自体も大変女子と間違えるほどの美貌を持っていた為、嫌でも目立ってしまい敵に見つかってしまった。
そこで敵の包囲網を抜ける為若様は白粉を塗り化粧をし、神主の娘として神主と家来達を連れ別の場所へ落ち延びるのに成功したのだが、白粉は若様にあわなかったらしく顔の皮膚は腫れ上がり爛れ、見る見るうちに無残にも醜くなってしまった。
そして醜くなった自分の顔にやがて気が触れ、落ち延びた先で家来等の目を潰し惨殺し自らも命を絶つ。

それから毎年、若様や家来達を弔うため地元住民で逃げ延びる際の行列を模しているそうなんだけど、それからしばらく目を失う者が続出しこの祭りは「この祭りは呪われている、若様が見られたくないと言っているんだ!」となり、現在に至るんだって。


特に怖くないけど、実際に生徒が見ないように学校が半日になってるんだし、地元住民としては洒落じゃない話でした。

長文&乱文に付き合っていただきありがとうございました。

901: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 17:49:46 ID:Fa4SD5bfO
呪われた村

つい先日の話。
仕事で東北の本社に転勤になった。
生まれも育ちも関西で東北の事なんてまるでわからない俺に優しく色々と教えてくれた先輩がいた。
名前を皐月さんといい、長い黒髪が印象的な可愛い人だった。

ある日、遅くまで残業していた俺と皐月さんは途中で仕事を切り上げて夕飯を食べに行くことになった。
散々迷った挙げ句、港に近い居酒屋に入ることに。
暫らく呑みながら雑談をして、俺はずっと気になってた事を尋ねた。
「皐月さんは彼氏とかいないんですか?」
彼女は目を暫らく伏せるとためらいがちに答えた。
「いない…わ」
その答え方が少し気にはなったが憧れの人の言葉に内心踊りたい気分だった。
「でも…私にはあまり近づかない方がいいわ。だからこういうのも最初で最後にしよう。ね?」
ガーンという文字がきっと俺の背後に浮かんでただろう。俺は納得できずに彼女を問い詰めた。すると彼女は開き直ったように語りだした。自分の呪われた生い立ちと人生を。

903: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 18:19:02 ID:Fa4SD5bfO
彼女は秋田の雪深い非常に閉鎖的な村の生まれで、彼女の先祖はその村で代々祭られていた神(獣)を誤って殺してしまったらしい。
その獣が何だったかは今では失伝しているらしいが、その際何かで村の半分が「無くなって」しまったらしい。
その後一族は村を出る事も許されず、軟禁に近い状態で子孫だけは外から連れてきた浮浪者相手に強制的に作らされた。
子孫を残すと浮浪者は殺され、その体の一部を配偶者は食わされる。体内で呪を増幅する、らしい。

909: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 18:38:43 ID:Fa4SD5bfO
そこまで話し終えた彼女は一息ついた。
そこで俺は一番気になったことを聞いてみた。
「その風習は今でも…?」彼女は軽く笑うと言った。「もしそうなら私はここにいないじゃない」
それも確かにそうだ。
彼女は綺麗な笑顔を浮かべたままで続けた。
自分の5代前の先祖が村の地主の娘を強姦して子供を作った事を。
それまで代々、内に溜め込み続けた「呪」は一度に溢れだした。
村には疫病が蔓延し、人々の大半は死に絶えた。僅かな生き残りは村の外の世界へと逃げ出した。

917: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 19:40:09 ID:XvRHlcGs0
>>909
もののけ姫みたいな話だな

913: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 19:36:52 ID:5UeHd5jC0
こっくりさんの指令

俺が中学の時の実話っす。
その頃俺が通ってた中学では一部の女子を中心にこっくりさんが流行ってたのね。
まあ小・中学生の頃は、誰でも一度はやったことがあると思うけど。
俺らの地方のこっくりさんは、鉛筆を使ってました。向かい合った二人が互いに鉛筆を握り合うようにして、机に置いた紙に記述していくというパターン。
俺は参加しなかったんだけど、オカルトには興味あったんで女子がやってんのをよく見てたんです。
女子にしてみても、男がいたほうがなんか心強いらしくて。
んである日の放課後。いつものように3~4人の女子がこっくりさんやってたんです。
その日はこっくりさんをやるのが女子ふたり(A子、B子とします)、見てるのが俺と友達の男子(C男)、女子ふたり。全員で6人。
A子とB子が鉛筆を握って、いつも通り「こっくりさん、こっくりさん…」なんて始めました。
質問するのは「あの男子がすきなのは誰か」、「彼氏はいつできるか」なんて他愛もないもの。
俺は雑誌なんかをめくりながら、内心(嘘くせーなー)なんて思いながらも見てたけど、女子はキャーキャー言いながら喜んでた。

914: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 19:38:15 ID:5UeHd5jC0
場の様相が変わったのは、それからしばらくして、こっくりさんの素性を聞き始めた時から。
記憶が曖昧だけど「あなたは誰ですか?」とか質問したんだと思う。
急に鉛筆の動きが不安定になって、紙にグチャグチャ文字とも絵とも分からないものを書きなぐり始めたのね。
もう質問にも答えず、ただ滅茶苦茶に鉛筆が動くだけ。
皆が(なんか様子が変だ)と思い始めて、もう止めよう、ってことになった。
んで紙を変えて「お帰りください」なんて言ったんだけど、鉛筆はグチャグチャ動きながら「イ ヤ ダ」。
オカルト好きな癖にビビリのB子はもう半ベソかいてるんだけど、A子ってのは割と度胸があって「ではどうすればいいですか?」って聞いた。
その答えは「カ ワ」。
カワ? 中学から徒歩5分くらいのところにでかい川があるから、その川に流せってことか?
と思った矢先、B子が恐怖にかられて鉛筆から手を離してしまった。
傍観組の女子は「B子、勝手に手を離したらヤバいよ」なんて言ってたんだが、B子は「ごめん、でも怖くて~」と半泣き。
結局度胸のあるA子が「しょうがないからこのまま私が川まで持っていく」と、鉛筆を握りながらも帰り支度を始めた。
俺らも全員付いていこう、ということになって、A子と共に川へと向かった。

915: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 19:39:09 ID:5UeHd5jC0
時刻は夕方5時くらいかな、季節は秋だったので、もう薄暗くなってきていたのを覚えてる。
川への道を特に会話もなくとぼとぼと歩いていたら、A子が突然「鉛筆が熱くなってる!」と言った。
鉛筆を握り締めた手を見ても別になんともないんだけど、どんどん熱を帯びてきて耐え難くなってきたらしい。
さすがにA子の表情にも動揺の色が見え始めてきたんで、俺らは口々に「もうそこらへんに捨てちまえよ」とA子に言った。
でもA子は「それはできない」、「捨てたらヤバい」とかたくなに拒み、握った鉛筆を手から離そうとはしなかった。
あと少しで川に着くので「とりあえず急ごう」ということになり、A子をせかすようにして川に向かった。
んでやっと川に着き、土手を降りた。土手の下は一面の草むらで、5mくらいすると川。
その草むらに立ち、「さてどうするか、川に鉛筆を浸してみるか」なんて話を始めた途端。

916: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 19:39:43 ID:5UeHd5jC0
A子が突然、「引っ張られてる!」と絶叫。え!?と思ってA子を見たら、丁度鉛筆を持った右手を何者かに引っ張られてるような感じで川へ向かって進み始めてる。
俺たちは一瞬唖然としたけど、A子の「止まらない、助けて!」の声に我に返った。
「やばい!止めないと!」と、俺とC男のふたりで、A子の体を押さえつけるようにしてA子を羽交い絞めにした。
でも引っ張る力はすごく強く、男ふたりで押さえているにもかかわらずズズッ、ズズッと川へ近づいていく。
感覚としては、A子の右手にロープを付けて、車でゆっくり引っ張っていく。そんな感じかな(分かりづらいか)。
終いには這いつくばるような体勢で、A子の体にしがみついてるといった感じ。
A子は「助けて!助けて!」と半狂乱。俺とC男は必死。B子含め傍観の女子はパニック状態。
(このままでは川に引きずり込まれる!)と思った俺は、「早くA子の手から鉛筆を取れ!取って川に捨てろ!」と傍観組の女子に絶叫した。
すると冷静になった女子ひとりが駆け寄り、A子の右手から鉛筆をもぎ取ろうとしたんだが「だめ、指が開かない!」。
その言葉を聞いたC男がA子の右手を掴み、両手でA子の指を鉛筆から外しにかかった。
なんとかかんとか指を鉛筆から外し、C男は川へ鉛筆を全力で投げた。
鉛筆がA子の手から離れたと同時に引っ張る力は消えた。
その時点では川への距離は2メートルあるかないか。ほんとにギリギリだった。

918: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 19:40:13 ID:5UeHd5jC0
鉛筆はしばらく水面にプカプカ浮いてたけど、ゴボッと音がして一気に沈んだ。
まだ現状をよく把握できぬままA子を見ると、泣きはらした目は虚ろ、文字通り茫然自失といった状態。
鉛筆を握っていた手のひらは真っ赤、ところどころ水ぶくれができていて軽く火傷したようになっていた。
俺らの体も草やら石ころや土やらで傷だらけ、泥だらけ。でも取り合えず意味不明の力から開放されたことに安心した。
その後はまだ半失神状態から回復しないA子を女子たちが家まで送り届けることになり、俺とC男も帰宅の途につきました。
帰り道、俺とC男でこの出来事について話合ったけど、「A子は何かに引っ張られていた」、「とにかく異常な力だった」、「A子ひとりだったら確実に川の中に引きずりこまれていた」という点だけは一致しただけで、結論は出ずじまい。

919: 本当にあった怖い名無し 2006/04/29(土) 19:41:04 ID:5UeHd5jC0
んで、後日。A子は体調不良を理由にしばらく学校を休んだ。残りの俺たち5人は、あの出来事を他言するのは止めにしよう、ということで合意した。
一週間ほどしてA子は学校へ戻ってきたけど、それまでの活発で明るく、度胸もあったA子とは反対に、無口で陰のこもった感じになっていた。
例の出来事について話しても、「別になんともない」、「変わりはない」といった旨の話を繰り返すだけ。
その後A子は学校を休みがちになり、結局不登校になった。
話がどこから漏れたのかは分からんけど、「A子は祟られた」、「病院に入った」なんて噂も飛び交ってました、当時は。
まあこの噂は、A子の突然の変化によって発生した根も葉もない話なのかもしれないけど。
そんな噂も次第にフェードアウトしていって、この出来事についての話は終わり。
A子はそれ以降、学校には姿を見せませんでした。A子の状況を探ろうとする人もなく、それ以降の消息も不明。
そうそう鉛筆から手を離してしまったB子。A子と違い、彼女にはそれ以降も何の影響もなかったw
改めて思い出しながら書いてみたけど、オチも無く確固とした原因も分からずでツマランかったかな?
でも、一切脚色無しで書いてみました(記憶違いはあるかも分からんが)。
いまでもこっくりさんやってる人っているのかな。
もしいるならば、こんな恐ろしい事態に巻き込まれることもあるので気をつけてくださいね。
駄文スマソ。









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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『こっくりさんの指令』『俺が入れたもの』

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コメント

1  不思議な名無しさん :2017年10月24日 03:02 ID:xeaGoG7E0*
結論
オバケより熊の方が怖い
2  不思議な名無しさん :2017年10月24日 03:23 ID:1CuURb5P0*
※1
お前の結論とか一番どうでもいい
3  不思議な名無しさん :2017年10月24日 07:58 ID:uenae4nc0*
ワンダーフォーゲル事件を大袈裟にアレンジした話。知らない人なら都市伝説で通用しそうではあるが。
4  不思議な名無しさん :2017年10月24日 09:51 ID:qocg1YLg0*
だんだんみんなおかしくなってく様がまた…
熊ももしかしたらテントに人間がいることわかってて遊んでたのかも…
5  不思議な名無しさん :2017年10月24日 10:17 ID:ftWgREnb0*
じゃあどうしろってんだよ! リンゴの皮でもお供えすりゃいいのか!?
6  不思議な名無しさん :2017年10月24日 15:29 ID:KWiBwh7F0*
「北海道のヒグマ」が「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたい
7  不思議な名無しさん :2017年10月24日 22:41 ID:72xFAhra0*
長文は別に良いんだけど読みにくいの多いな…見る気なくす
8  不思議な名無しさん :2017年10月24日 23:53 ID:r7BzUuQ30*
今回のは結構面白かった
東北の呪いwのやつ以外は
9  不思議な名無しさん :2017年10月25日 09:30 ID:0RRTAHSb0*
熊は本当に怖い
10  不思議な名無しさん :2017年10月25日 17:03 ID:SHbpeeps0*
「俺が入れたもの」が露骨に創作臭くて萎える
ホラーって言うか世にも奇妙な物語だろ、どっちかって言ったら

 
 
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