3: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)15:53:58 ID:wAZ
仏教は達磨さんによって中国へ伝えられたが
7世紀までに中国現地のその他の宗教と融合されてしまう
それは釈迦の教えをお経として残した時、その言語はパーリ語やマガタ語やサンスクリット語であったが
漢語に翻訳される過程で誤訳が生じた事も原因です
4: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)15:55:35 ID:wAZ
7世紀に玄奘三蔵が現れるが
もうすでにその時の中国仏教の教えはぐちゃぐちゃになっていたので
これでは一体何が釈迦の本当の教えなのかわからん!
という事で、皇帝に止められつつも玄奘三蔵は天竺へ向かう事になりました。
そのような状態の仏教が日本に伝来した
2: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)15:53:08 ID:Js8
どうやったら悟れるの?
5: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)15:58:27 ID:wAZ
>>2
瞑想だね
釈迦はもともと王子で欲望の限りを尽くせる生活をしていた。
その時の城の暮らしの中で
自分の住んでいる城の門の外を見れば
ひとつの門の外には死人が居た
ひとつの門の外には病人が居た
ひとつの門の外には老人が居た
最後の門の外には、修行者が居た
釈迦はなぜ人は苦しまなければならないのだと考え込み
最後の門の外にいた修行者を思い出して、それによって出家を決心した
これを「四門出遊」と言います
6: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)15:59:48 ID:wAZ
釈迦はまず生きているこの世は苦なのだなと思った。
人は生きてる限り苦からは逃れられないのだと知った。
そこで人が生きるからには避けて通れない苦を四苦八苦と定義した
7: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:00:56 ID:wAZ
四苦八苦とは
生老病死のよっつに
愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) - 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと
さらにこのよっつを加えた合計八個の苦を四苦八苦と言います
8: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:03:21 ID:wAZ
宗教上珍しい事だが
普通は宗教の教祖には師匠がいました。なんて事は言わない。
信仰の対象がその師匠にいってしまっては困るので、教祖には師匠がいたんだよ、とは普通は言わないが
釈迦には師匠がいたんだよ、と仏教では素直に白状して記録に残っている
9: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:06:05 ID:wAZ
釈迦は出家してアーラーラカーマーラ仙人の元で修行をして
その仙人の教える極意を習得し
さらにウッダカラーマプッタ仙人に弟子入りして
その仙人の教える極意も習得している
これらの極意を非想非非想処と無所有処という
集中の深まりきった瞑想と
世俗の欲望をなくす
この二つの極意を習った
10: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:08:46 ID:wAZ
二つの極意を習得した釈迦は
次は苦行をやろうと、苦行仲間と苦行林に入って苦行を開始する
しかし、餓死しかけたところをスジャータという少女に救出されて
釈迦は苦行を挫折した
もう苦行をやめると言い出した釈迦に対して苦行仲間からボロボロに罵倒をされながら
釈迦は苦行林を去った
11: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:10:32 ID:wAZ
釈迦が苦行をやめた理由は
スジャータに救われた事で
苦行だけに偏ってはこの世の事は悟れないと知ったためだった。
欲に偏った王子の生活では悟れなかった。
逆に苦行を長年やっても悟れなかった。
偏ってはいけない。中道で行こう
そう思って釈迦は菩提樹の下で瞑想をし、悟りを得ました。
12: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:10:51 ID:rRv
面白い。続けて
15: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:12:52 ID:nG1
ヴェーダーンタのスタンスだが仏教にも詳しいが静観しておく
16: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:13:25 ID:wAZ
菩提樹の下で悟った釈迦に対して
梵天という神様がやってきて言った。
「釈迦よ、あなたの悟ったものは素晴らしい、ぜひ民衆に教えなさい」
釈迦は言いました。
「民衆は愚かであって、自分の悟った物を理解できるとは思えないので断る」
釈迦は最初は布教を断った。
ところが梵天もあきらめずに釈迦を説得したので
「では一週間だけ、この悟ったものを自分で満喫してから、民衆に教えましょう」
17: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:15:21 ID:wAZ
一週間の後
釈迦がまず始めに教えを説いたのは
散々に自分を罵倒した苦行林の苦行仲間でした。
彼らが最初の釈迦の弟子になりました。
18: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:17:29 ID:wAZ
その他にもどんどん釈迦の弟子は増えていきます。
当時のインドはバラモン教です。
バラモンはカーストの最上位、王様よりも上です。
そのインドで最も偉い立場の修行者であるとして
釈迦は誰でも受け入れてしまった。
カーストに入れない者までも、釈迦は出家を許してしまった。
これは他のもともとのバラモンたちは怒ります。
19: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:19:12 ID:wAZ
釈迦の生きている時代には
すでに女性の出家も釈迦は許していました。
最初の女性出家者は彼の乳母でした。
もともとは女性の出家を認めてはいなかったのだが
これは修行者はその辺で寝泊まりをするので、レイプだとか性被害が起こったらまずいから
という安全面での問題で女性の出家を許していなかっただけでした
20: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:20:26 ID:wAZ
出家の条件は財産を捨てる事でした
出家時に持てるものは
衣三枚につまようじ
それまで持っていた財産は、故郷か実家に寄付をする。
というのがお布施の始まりでした
21: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:23:11 ID:wAZ
ここから日本仏教との違いがわかってきます。
釈迦は説法をするとき、相手がわかりやすいたとえ話をする事で
この世の真理を理解させていきました。
相手が理解できるように、相手によって話を変える
相手が理解できなきゃ、釈迦の説法、つまりお経なんて意味ないよね
お経は理解できなきゃ意味が無い
相手がわかりやすい話に変えてする説法を、対機説法と言います。
現代のお経は漢語です、あんなもん聞いていても誰も理解できない
23: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:26:14 ID:wAZ
出家時に持って良い財産は衣三枚につまようじ
この衣というのは死体を包む布を勝手にはぎ取って作るものでした
なので袈裟というのは黄色い、死体を包んでいたのでうんこや尿や体液なんかがしみ込んでしまっている
なので袈裟はもともと糞掃衣と言いました。
24: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:27:54 ID:wAZ
釈迦は人は死んだらただの物だと教えていたから
死体からはぎ取ってもなんの問題もないよ
もったいないから使おうねという事で使っていました。
実際に、釈迦は自分が死んでも直弟子たちに自分の葬式をやらせていません。
釈迦の葬式をやったのは一般の人たちくらいでした。
直弟子は教えを守って釈迦の葬式をやっていない。
25: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:29:46 ID:wAZ
それでも
人は死んだらどうなるんだ。
バラモン教の言うように転生するんだろうか
という事で、弟子のひとりが釈迦に質問をしました。
釈迦はいやいやながらに答えます。
これを毒矢の例えと言います。
28: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:32:33 ID:wAZ
毒矢の例えとは
ある男が町に居ました。
男は毒矢に射られてしまった。
早く治療をしないと死んでしまう。
男は言いました。
「どから射られた、毒はなんの成分か、どこの民族がやった、矢の材質はなんだ」
「俺はそういう事が全部わかるまで、治療はしない!」
男はそのまま死にました。
死んだあとの事などいつまで考えてもわからない事を考えていると毒や寿命が回って死にますよ!
良いから早く修行をしなさい!
毒矢の例えというのはこのように相手をバカにしたようなものでした。
26: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:31:46 ID:s98
犬に仏性はあるのでしょうか?
33: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:36:32 ID:Cfi
仏教について語るスレなら>>26をスルーすんなよ
34: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:38:31 ID:wAZ
>>33
悟った人を仏というので無い
悟りは欲を捨ててるから飯にも執着しない
犬は無理でしょ
45: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:05:43 ID:s98
>>34
仏教の基本は一切衆生悉有仏性というのが念頭にあるけど
>>26は狗子無仏性話、いわゆる狗子仏性
仏教学ぶ上で最初に習うくらいの超有名な公案
とある僧が偉い和尚にあらゆる物に仏性はあるというのを前提として
「犬に仏性はあるのか」と問うたら
最初は「仏性はない」と答え、また後で別の僧が同じ問いをしたら
今度は「仏性はある」と答えた話
29: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:33:30 ID:rRv
よく分からん念仏唱えて一大イベントとして葬式やるのは
本来の仏教の姿ではないんか?
30: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:34:03 ID:wAZ
>>29
うん
仏壇や位牌だとかああいうのは後漢時代の儒教文化
32: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:36:15 ID:nG1
釈迦の教えは宗教てか哲学だからな
35: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:41:37 ID:nG1
一切衆生悉有仏性
36: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:49:29 ID:wAZ
多くを語る者は避難され
少しを語る者も避難され
何も語らない者も避難される
結局人はみんな避難されるのだ
だからいちいち気にして感情に波風立てるのは未熟だよ
みたいな、釈迦の教えってこういうのが多い
つまり悟りって、悟ってみればいちいち気にする事の無い事ばかりだね
悟れば心は波風立たないね
というのが涅槃寂静
心が静かで乱れる事は無い
という感じ
それには執着や欲望は邪魔だねと
37: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:49:54 ID:cu1
玄奘三蔵って皇帝の命で天竺に向かったて西遊記にはあったけど実際には違ったんだな
38: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:50:21 ID:wAZ
>>37
うん、皇帝は止めていた
だけど結局許されたんだけどね
39: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:51:07 ID:cu1
>>38
都合の悪い物まで持ってこられちゃタマラン、とかそういう事なんだろうな
40: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:51:18 ID:wAZ
悟りを得れば
心は涅槃寂静モードになりますよ~
という教え
41: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:54:28 ID:wAZ
日本仏教のおかしいところ
日本仏教というか般若心経
般若心経では観自在菩薩という人が舎利子に仏教を教えてるんだけど
なんたら菩薩というのは修行中の人の事を指すんだよね
つまり観自在菩薩というのはまだ悟りを得てない
それが舎利子に教えている
舎利子というのは実は釈迦の直弟子ももっとも偉い
釈迦の十大弟子と言われる人で
釈迦の直接の教えを受けて悟りに到達しているんだよね
悟った人を如来という
修行中の人を菩薩という
つまり舎利子って如来でさ、観自在菩薩という修行中の人に教えてもらうお経ってなんだそれ
という事になってる。
これは誤訳なんだろうね
42: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:57:28 ID:wAZ
色即是空・空即是色もこれ誤訳だと思う
色=物質はつまり空なんだよ
空=色、つまり空は物質なんだよ
と言ってるんだけど
釈迦の教えでは、この世は何から何まで空なんだと
この世のすべては幻なんだよと教えてる
つまり感情や生命や痛みという痛覚や味といったもの
物質ではないものも、この世はすべてが幻なんだよ、と教えてる
なので、空=物質(色)なんだよ、というのはこれ、定義が違うよね
43: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)16:58:38 ID:wAZ
空はサンスクリットでスーニャとかそんな呼称なんだけど
これは0という意味で
0がそこにあるよ!といってもそこにはなにもない
だからそこに0があるじゃん!といってもなにもない
幻のようだね、という話
44: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:03:33 ID:rRv
日本の仏教はもう原型を留めていないほぼオリジナル宗教って解釈で良いの?
釈迦の教えを現代までちゃんと残している宗派とかあるの
46: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:06:13 ID:wAZ
>>44
うん、日本のは純粋な釈迦の教えとは言えないね
日本文化オリジナルバージョンだと思う
実は釈迦の教えがちゃんと日本に伝来したのは昭和に入ってからなんだよ
それはスッタニパータというお経を翻訳した人が居て
中村元さんだったかな、偉い学者なんだけど
そのスッタニパータというのが、現存する最古のお経で
これはインドに当時の俳句のような文化があって、釈迦の作った俳句のようなものと
それと釈迦と弟子の問答集、という形式のお経だよ
なかなか面白いよ、宗教色はまったくなし
哲学なんだよな
47: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:08:53 ID:wAZ
例えば空海なんかは即身仏になってさ
即身仏になれば!この世の災厄が消えるのだ!!!
とかそんな事言ってたと思うんだけど
空海は空海で偉いし有能なんだけど
釈迦はそういう超能力的な教えなんかしてないよね
こういう超能力的な教えがあるのはバラモン教ヒンドゥだったりする
バラモンが王様とかをたまに脅して金を取ろうとしたりするんだよ
金を出さないならおまえの頭が裂ける呪いをかけてやる!と脅して
釈迦に助けを求めてきたりしてさ
そこでも釈迦は超パワーでその呪いを解除!とかじゃなくて
ただ単純に「だいじょぶだいじょぶ、そいつにそんな能力ないから」
とかって安心させてる
48: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:14:00 ID:wAZ
地獄の閻魔大王というのも仏教全然関係なくて
これ本名をヤーマラージャとかいうヒンドゥの神様だしさ
49: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:17:45 ID:wAZ
仏教ってなんだかおかしいよなぁ
という人は江戸時代にはもう居て
日本の仏教は大乗仏教というのだけど、そこからいろいろ派生するんだけどね
この大乗仏教というのは本当に釈迦の教えなのか?つってね
大乗否仏説。というのがもう江戸時代には出ていた
大乗仏教というのは仏説ではないですね、という
51: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:31:45 ID:wAZ
あ、中国に仏教を伝えた達磨さんというのは
7年だったか9年だったか
ずーっと瞑想し続けて手足が腐っちゃった
なので今の達磨の赤いやつがある
瞑想は集中しきっちゃう
ひとつの問題に対してぐりぐりに集中しきって考えまくる
それで釈迦は悟りへ到達する様々な哲学に到達した
つまり、座禅なんかで言われる「心を無にする」というのは何も考えない事をいうんじゃなくて
集中しきって考えをめぐらし、徹底的に分析する過程で、その途中で悔しいだとか悲しいだとか怒ったりだとか
そういう感情の乱れを起こすと
ぱしーん!とやれる
53: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:34:52 ID:wAZ
日本に伝来した宗教がぐちゃぐちゃになっちゃうのは良い事だった
戦国時代から近代にかけての日本人の資料
「日本1852 ペリー遠征計画の基礎資料」なんですけどね
大航海時代に日本の種子島にきたポルトガル人から始まる欧州人の記録によってペリーが日本へ向けて出発した事がわかっています。
1597年には激しい迫害があった。26人のキリスト教徒が磔刑となったのだ。(26聖人殉教事件)
磔刑された中には一人か二人のイエズス会士、数人のフランシスコ会士が居たが、多くが日本人教徒だった。
宣教師たちはあまりに過激にこの国の偶像崇拝の風習を攻撃した。
キリスト教を信じた日本人たちも、この宗教を熱狂的に広めようとした。
キリストを信じなければ永遠に地獄で苦しむ事になると脅しただけでなく、仏教の僧侶を侮辱し、仏像や寺まで破壊した。
これがキリスト教徒の迫害に火をつけたと言っても良いだろう。
皇帝(豊臣or徳川)や諸侯が、こうした振舞いに「彼らがこの国で革命を起こそうとしているのではないか」と疑うのは当然だった。
注)天皇は帝と表記されています。
これも面白かったので書いておきます。
sutoと表現されている宗教があったんだそうです。
中身を見てみると、信・義・礼・知・仁という五つの項目について言及されていました。
つまりsutoというのは士道ですね。武士道の事です。
外人はこういうのも宗教だと感じちゃうんですかね。
記録した本人も「宗教というより哲学と言った方が適格だろう」と言っているようです。
この士道は日本でも主流の信仰である。そして士道は命を育む自然に対して感謝をする価値観を持って居る
と記録されています。
この他にも仏教や神道についても記載があって
その他にも数十の宗教があるが、メイランは彼らの間で宗教論争というものを見た事がなかったと(論争してない事もないんですけどね)
他宗に対して嫌悪する事なくむしろ敬意を以て礼儀を尽くしていた、それはインドや中国など外国から来た外来の神に対しても同じであったと
日本人がこれほど他宗に対して寛容な精神はどこから着てどうやって維持されているのだろうという質問に対して私はこう答える。
どの神を信じてようが内裏を主として認めているからだ。(内裏は天皇の事ですね)
内裏はその神性を崇めるものすべてを守る存在となる。
その崇める流儀について内裏が問う事は無い。(数ある宗教の信仰体系に関して自由にさせていたという事かと)
キリスト教も、宣教師が尊大になる事が無く、他宗を辱める事も無く、欲望を貪る事が無く
布教に励んでいれば、日本には間違いなくキリスト教が広がっていただろう。
んで
坊さんとか神主だとかは別だと思うんですけどね
「日本人は様々な神を崇め敬意を払いつつも自らを無宗教であると言う」と書かれていました
54: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:35:27 ID:wAZ
比較すると一神教なんかはこう
キリスト教には旧約聖書の出エジプト記で
「私は妬む神である」という記述があって
他の神を妬むんだよという意味ですね。
全知全能の唯一神が心の狭いこってよろしゅうございますなというわけで
出エジプト記はモーセのお話なんですが
山に籠ったモーセの帰りを待ちきれなかった民衆が、子牛の偶像を作って拝み出しちゃったんです。モーセは拝んでた民衆を全部ぶっ殺してます。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は旧約聖書を聖典としているのでこの価値観は一神教は全部同じです。実際にコーランにも旧約と全く同じ話がちょいちょい出て来る。
恐らくこれを根本的な問題として他の宗教は認めないという価値観があるんじゃないかなと思っています。
実際に法王庁は仏教を悪魔の宗教と認定しました。
仏像なんか思い切り偶像崇拝ですからね。
シリア地方の多神教にバアルという豊穣の神が居たんですけど
これもキリスト教によって悪魔認定されています。
これをもっと悪い悪魔にしてしまおうという事で言葉遊びをして
バアルゼブル・ベルゼブブ、ハエの王となり、キリスト教の七つの大罪を司る、キリスト教でも非常に悪い悪魔となりました。
異教徒だ邪教だという価値観を捨てないと、時間の問題で多宗教との争いになるのではないだろうかと個人的には思います。
「俺の宗教がただひとつ正しいんだ!おまえらは邪教だ!」てやって偶像崇拝も禁止なので破壊してきましたからね。
このシリア近辺にあったバアルの神殿がパルミラ遺跡と言われているんですが、近年、キリスト教の後継であるイスラム教の過激派 ISによってパルミラ遺跡は破壊されたようです。
タリバンもバーミヤン遺跡の石仏を破壊してましたよね。
55: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:42:10 ID:wAZ
コピペで申し訳ないんだけど
一応俺が書いたもの
57: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:44:27 ID:cjw
妬む神に関してはいろいろあってな...
妻の浮気を罰するのと同等で正当性があるという考えを一般的にするそうな
58: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:46:37 ID:wAZ
>>57
いつもいつも政治的に宗教を利用しようとするからおかしくなってくるんだよなぁ
日本の仏教もそうだし
神道も政治利用されたから
これは宗教すべてに言えるのだけど
62: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:50:30 ID:wAZ
でもね、それでも仏教ってなかなか面白い
釈迦ってすんなり理解すると結構なクソ野郎じゃん?
妻子をぶん投げて出家するつって城から逃亡したでしょ?
苦行はもういやああああ!!!て挫折してるでしょ?
みんなのために布教してくれよつったら、だが断る、て言うでしょ?
正直だよ仏教は、クソ野郎具合を素直に記録してんだから
64: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:52:20 ID:wAZ
対してキリストはどうでしょう
キリストは子供の頃に過ぎ越しの祭りに参加をして
そこで律法の議論をしていたと聖書に書かれている
子供のキリストが律法を知っていたという事は、学んだはずなんだよね
そういう本があったとしても、大工に買えるような安物であるはずがない、2000年も前だからね
誰かがキリストに教えたはずなんだけど、記載はない
68: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:55:56 ID:wAZ
うちも戦争行ったじーさんが死ぬまで毎朝般若心経唱えてたけど
じーさん、般若心経ってボロボロに間違ってんぜ
とか言ったらたぶんショックだっただろうな
本人の心の問題、それで心が平安で居られるなら
良い気もする
72: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:58:22 ID:wAZ
釈迦が今生きてたら言うと思うよ
戒名ってなんですか?て
73: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)17:59:32 ID:S1g
仏教は原理主義者結構ここにいるの不思議だわ
74: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:00:11 ID:wAZ
>>73
でもさ
原理主義じゃないならオカルトになっちゃうじゃん
仏教って
76: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:01:12 ID:S1g
>>74
輪廻とかもともとオカルトじゃないんか
79: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:02:42 ID:wAZ
>>76
釈迦はそれを否定したから
カーストなんか気にせず出家を許したんだよね
つまりカースト否定というのは輪廻転生を否定している
輪廻転生というのは仏教の概念じゃないよ?
バラモンか、もしくはもっと古いインド哲学だね
梵我一如というんだけど、ちょっと説明しようか
80: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:03:32 ID:S1g
>>79
いや生まれ変わりからの離脱が悟りの目的なんだからひていしてなくね?
84: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:05:39 ID:wAZ
>>80
キリストもそうなんだけど
ユダヤ教を否定はしても唯一神は否定していないんだよな
それまでの文化を全部が全部否定したら誰も理解してくれない
釈迦もたぶんそんな感じだったんじゃないかな
転生の輪から抜け出そうよ、そうすれば楽じゃん、て
77: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:01:19 ID:wAZ
仏教原理主義というのは
哲学派でしょ?
葬式だとかあの世がどうのとか地獄がどうのと言ってるのは
オカルト派になると思うよ
78: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:01:44 ID:rRv
宗教の歴史はそのまんま人類の歴史でもあるしなぁ
この先どれだけ時代が経っても形態が変わっても
『信仰する』っていう人間の習性は変わらんと思うわ
81: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:03:51 ID:cjw
>>78
多様性の負の側面を打ち消すためのものだしな
なんでもありになって家族とすら価値観が通じなくて、あらゆるものの価値が定まらなくなる...ってことがあってはならないのよ
82: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:04:19 ID:wAZ
梵我一如というのは
梵=宇宙
我=この私、みんなそれぞれ個々人の事
それは同一である。
宇宙と私は同一です。
なので私というのは宇宙と共に永続し、転生を繰り返します。
これがカーストとしてつながるわけだよ
85: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:07:09 ID:S1g
それ自分の解釈?
86: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:08:53 ID:wAZ
同じような考えしてる人多いんじゃないか?
余計なとこで「転生なんかありえない」「ユダヤ教の神なんかいない」
とか言ったら無駄に反感買うでしょ
キリストも釈迦もそれまでの文化を破壊して弾圧されてるでしょ
釈迦の直弟子なんか10大弟子はほとんど毒殺されちゃってる
87: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:09:35 ID:S1g
いや釈迦の言う通り言うわりに自分の解釈いれてきたから
88: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:10:33 ID:wAZ
歴史的な観点は別に良いと思うんだが
釈迦の教え、つまり悟りに到達する考えに個人的な見解は極力控えるけども
96: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:17:02 ID:wAZ
梵我一如はね
宇宙と我は同一であるから転生しながら永続しますよ
というバラモンか、それより古いインド哲学からの教え
そこに阿頼耶識やマナヤシキというデータベースがあって
そこにカルマというのが蓄積されていく
という概念
釈迦はカースト一切無視で出家を弟子に許したから
これは転生否定とも言える
98: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:18:37 ID:wAZ
良い事をすれば良いカーストへひとつ上がる
悪い事をすれば、カーストは次はひとつ下がりますよ
カルマが増減するんですよ~
という概念
それを釈迦は完全に無視した。
99: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:20:13 ID:wAZ
例えば、アングリマーラという殺人鬼が居た
これ釈迦は弟子にしちゃってる
殺人は悪い事だから、きっとカルマが増えて次回はカースト落ちる予定だ
と、当時の人は見ただろうな
でも釈迦はそいつの出家を許し、いきなりバラモンに格上げした、王様より偉い
100: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:24:36 ID:nG1
仏教てか仏教学だな
釈迦は差別主義者だった
生まれによる差別を否認し行いによる差別を是認したが
原因のない結果はない
因果応報カルマからの輪廻転生を否認するのは無理がある
無能な平民を教化するのは無駄と云う諦念だな
101: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:26:13 ID:wAZ
>>100
いいとこついたね
釈迦が死んだ100年後
弟子同士でその教えを確認し合おうという会議をしたんだよ
でもその時、解釈がもうばらっばらになってしまった。
それでそれぞれの解釈による派閥が生まれた
これを部派仏教という
103: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:29:01 ID:k5L
>>100
そう聞くと法律っぽくもあるな
104: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:31:08 ID:wAZ
>>103
実際に釈迦は
自分の教えた哲学を法としてる
三宝
釈迦、法、僧侶
この三つを仏教における三宝というんだけど
法というのは釈迦の教えの事
さらに
「自灯明、法灯明」と言って
己を明かりとして拠り所にしなさい
法を明かりとして拠り所にしなさい
とも言ってる、法は釈迦の教え
102: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:27:46 ID:wAZ
釈迦はカーストと転生を否定はしたが
因果応報は否定していない
これは12縁起という
仏教の根幹は、空と、この縁起だね
105: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:36:40 ID:wAZ
キリスト教もさ
仏教もさ
教祖が死んであっという間にダメになった。
例えばキリストは言った
人は神の下に平等である
ところがキリスト教の死後、キリストの弟子がすぐに法王になっている
神の下に人は平等ではなくなった。
列聖というのもある
法王というのは神の代弁者だ?
じゃあ全然に、人は神の下に平等だよという教えから外れるんですね
列聖?
じゃあ平等ではないんですね
宗教ってすぐこういう事になる
106: ■忍法帖【Lv=3,フロストギズモ,YT7】 2017/11/17(金)18:42:04 ID:F2f
なぜどいつもこいつも平等にこだわるのか
107: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:43:18 ID:wAZ
>>106
おもしろいだろ
そう思うと
共産主義って現実的かなと、政治家は現実主義者じゃなきゃいけないんだが
共産主義というのはもはや宗教ではないのか
というとこまでつながる
108: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:49:18 ID:wAZ
そもそも釈迦は布教を嫌がった
109: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)18:52:33 ID:wAZ
仏教は根本を考えると二つの流派があるんだよね
大乗仏教と
小乗仏教
大と小ではなんか小がしょぼく見えるねという事で
小乗仏教は、上座部仏教。という事になった。
大乗仏教がインドから北東を回って日本に伝来し
小乗は南側に行った
大と小の違いは、おおざっぱに言うと
まず自分が悟りを得よう、というのが小乗
いやいや、みんなで一緒にがんばって悟りを得ようよ、というのが大乗
個々人で小舟に乗って悟りまで行こうという小乗
いやいやみんなで大きい船に乗ってみんなで悟りを得ようよ、という大乗
120: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:28:40 ID:gGx
>>109
どちらがブッダの言ってることに近いの?
122: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:30:37 ID:wAZ
>>120
小乗だね
これは釈迦の言った事ではないんだけど
釈迦の人生を辿れば
二人の師匠から習ったものの
苦行林で挫折して
それらを基に、一人で菩提樹の下で、悟りに到達した
125: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:31:59 ID:gGx
>>122
やはりという感じ
127: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:32:49 ID:wAZ
>>125
集団になるとさ
いろんな思惑や
欲を捨てきれないやつも出てくるし
政治的になっちゃうんだと思う
110: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:06:20 ID:wAZ
縁起についてお話すると
十二縁起というものと
ただの縁起というものがあってね
この世には、単独の存在というものはあるのだろうか
という問題。
ビッグバンが起こって宇宙が始まり、その宇宙の子のように地球ができて
間すっ飛ばすけど、この世の万物はすべてにつながりがある
貴方が存在しているのはなぜですか?
貴方のお父さんお母さんがいて
そのお父さんお母さんにもそれぞれお父さんお母さんがいる
さらにそれらのお父さんお母さんにも、それぞれ居る
繋がりがあるんだよ~という事
眼の前にパソコンがあります。
そのパソコンを構成する素材はなんでしょうか
どのような物質をどこから持ってきて、どのように加工したんでしょう
その加工技術はどこから得た技術や知識なんだろう
その物質はどこからやってきたんだろう
こういう繋がりを縁起と言い
この世には、なんのつながりも無い、単体として存在するものはなにも無い
という概念です
111: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:09:44 ID:nG1
解脱も出来ない弟子が真理を説くのは滑稽だ
愛・平和・平等を説くのは総て偽宗教
説明はしない時間の無駄だ解かるものは解るから
112: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:11:13 ID:wAZ
>>111
宗教っぽいなぁ
俺は物理と哲学が好きだが
そもそも輪廻なんかどうでも良い
転生なんか最初から信じていないしどうでも良い
という時点の日本人は
もともと解脱してるんだよ
113: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:12:46 ID:wAZ
だってさ
前世の記憶なんか無いし
前世を信じてもいないし
来世を信じてもない
つまり転生するからどうのこうのという事に
日本人は悩まされていないんだよ
114: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:15:47 ID:wAZ
輪廻転生を信じている
カーストレベルアップしたら良いなとか思う人だけが
いちいち解脱だとか転生だとかに悩まされる
釈迦は説法をしました
毒矢の例えだと
115: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:16:19 ID:wAZ
ばかばかしいよと
116: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:21:12 ID:wAZ
釈迦の求めた事
到達した事
これを比較すると
悟りというのは見えてくる
一貫してるよ
118: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:25:36 ID:7wE
インドは原点に過ぎなくて起爆剤が中国とかの三蔵法師とかなら
やはり仏教は中国から来たから仏教なんじゃろう
119: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:27:15 ID:wAZ
釈迦の出家理由は
四門出遊に見られる
四苦八苦の克服だよな
それで、物事に執着しない
この世なんかすべて幻なんだ
人生も生命も物質も恋や愛も、すべては幻だ
そういったものにいちいち感情を荒立てて
喜んだり悲しんだりする必要があるのだろうか
苦でさえも空であった
それを克服して悟れば
短命でも長命でも、執着する事なく
すべてが幻であって、生じれば滅する自然なんだと
いちいち苦しんだり、感情を波風立てたりする必要は無い
それを悟れば
心は涅槃寂静となり
心はいつも一定で、静かに、平静を保てる
123: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:31:14 ID:apB
上座部っていえよ
124: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:31:29 ID:wAZ
>>121
どこが難しい?
>>123
俺は小乗で行く
129: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:34:01 ID:apB
>>124
なぜ
131: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:36:36 ID:wAZ
>>129
小で何がおかしいのか
俺は理解できないし
周囲に流されるなら、仏教というのはやってられない
と思うから
134: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:38:17 ID:apB
>>131
本人たちがやめろ言ってんのにそうなんだ
135: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:38:43 ID:wAZ
>>134
釈迦は形式にこだわったりしないでしょうね
121: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:30:23 ID:cjw
>>119
むずかしいわ残念ながら
シンプルだけど今までの人生の否定に繋がらんかこれ
232: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:37:49 ID:cjw
主まだいるか?
>>121
だけど、ありとあらゆるものがいずれ消えるもので意味はないとするなら、今生きていることそれそのものもあんまり意味なんかない
ということにならないか?
233: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:40:39 ID:wAZ
>>232
うん、そもそも生きるために意味や理由なんか必要ないんだよね
なんだろなー
なるべく長生きしようよという感じではなくて
いつ死んでも良いような人生を送りなさい
という感じ
短くても長くても命は終わっちゃうよと
で、釈迦は俳句のようなもので言ってる
----------------------
真理を得ないで100日生きるより
真理を得て1日生きる方が
優れている
-----------------------
こういう感じ
だから長さじゃないんだよ~と
237: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:53:01 ID:cjw
>>233
なるほど...
100%執着を捨てるとそういうとこに行き着くのか
238: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:55:14 ID:wAZ
>>237
行きつくと
すべてに執着しないから
自分の命にも人生にも執着しないんだよ
240: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:56:14 ID:cjw
>>238
人を憎むこともない代わり愛することもないのか
243: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:58:59 ID:wAZ
>>240
仏教では修行の邪魔になるから愛は徹底的に否定してる
愛別離苦
といって最初の方で書いた四苦八苦のひとつ
愛する者とは親兄弟や家族や恋人でも子供でも
生き別れでも死別だとしても必ず別れがきますよね、と
その時は苦しいんだよ~?
苦しいと感情が乱られるよね
苦しいよね
それなら最初から無い方が良い
という事で、坊さんて結婚や恋愛を禁じられていた
126: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:32:34 ID:nG1
本国インドには哲学と宗教の境がない”道”と云う
真の宗教を理解するには素粒子物理学と脳科学が役に立つ
滑稽だ 解脱と云うものを全く理解していない
解脱しないと過去世の記憶なんかあるかよ平民なんかに
だいたい悟りなんてものは禅の創作だ
だから神国日本の精神性は死んだ
いいや平民なんかに説法してもエネルギーの無駄だ
128: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:33:56 ID:wAZ
>>126
そりゃ違うよ
道教は道教で、仏教の考え方に似てる部分もあったから
仏教が中国に伝来して、ごちゃ混ぜになっちゃったんだと思うよ
少し道教について語ろう
130: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:35:42 ID:wAZ
道教というのは
老子と荘子から始まったもので
根源がこれ
「無から有が発生する、有はまたいつか無に戻る」
「その宇宙の法則を、道とする」
これが道教の最初の定義
武士道や華道や武士道なんかにも通じるんだが
道の概念はそもそもこういう宇宙の法則が始まり
132: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:36:49 ID:gGx
空海が中国で仏教を会得した時には中国仏教は道教も混じってたの?
133: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:37:44 ID:wAZ
>>132
そうだね
ヒンドゥの要素が強いよ
密教というのは
伝来の過程でバラモンやヒンドゥの影響を結構強く受けてしまっている
釈迦の教えよりも
136: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:39:24 ID:wAZ
他人がなんと言うかは知った事じゃない
なので弟子もみんな毒殺されても
意思を続けた
138: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:39:50 ID:gGx
インド人の多くはなんで仏教からヒンドゥに変わったの?
139: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:41:56 ID:wAZ
>>138
当時、釈迦の生きていた時代
バラモン教から仏教にひっくり返ったわけではなくてさ
インド周辺の一定の人々が、釈迦を応援して信じた
だからね、バラモン教が廃れたわけではなくて
共存状態という感じだったんだよ
その後、イスラムなんかも入って来る
それが第二次世界大戦でインドが独立した時に
パキスタンと分離独立したりしてさ
大陸だから、いろんなもんがいろんなとこからやってくるんだよ
147: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:46:25 ID:wAZ
これ結構おもしろいんだけどさ
今のインド仏教で一番偉いのは日本人なんだよ
これ面白いでしょ
149: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:47:04 ID:r4t
>>147
ほう?
なんでだい?
151: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:49:31 ID:wAZ
>>149
俺もインド人にいろいろ見せられたんだよ
日本てのはすごいんだなと
創価学会まで来て
インドの宗教を教えてくれてるぞと
つまり彼らは忘れちゃってるんだよ
153: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:51:43 ID:wAZ
そのインドの仏教指導者が日本人なんだけどさ
でもこれは、完全に創価とはかけ離れてる教えでさ
釈迦の俺が読んだ教えと同じだなぁと思ったから
そのインド仏教指導者の日本人は、ひとりで道を開いたんだと思う
創価に関係あるかどうかは知らないけども
創価はカルトだよ、とインド人に教えてあげた
159: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:56:00 ID:7wE
日本人仏教はギリシャ正教に対するスーパーロシア正教会みたいなもんか
インドで一番偉いさんの仏教徒でもインドで国王に会うとき下座に座るんやろなあ
162: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:57:36 ID:apB
>>159
インドって国王いたっけマハラジャ?
163: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)19:57:56 ID:wAZ
>>162
そうだね、マハラジャ
229: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:26:47 ID:r4t
幽霊やお化けが出そうなところで
「なんまいだなんまいだ」と言うか「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」の
どっちを言ったら効果的か、ちょっと悩む。(アホな俺)
231: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:34:50 ID:wAZ
>>229
お経というのはそもそも生きてる人間が悟りを得るための教えで
悪霊退散なんか釈迦は教えた事無いと思うよ
お化けを鎮めるのはどっちかというと神道
神主はそんなことばっかやってきたが
坊さんはひたすら生きてる人間のためにお経を唱えてきた
234: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:43:33 ID:wAZ
ほんと哲学的でさ
水が一滴づつでも落ちるのならば
水ガメはいずれ水で満ちるのです
とか、こういう事ばっか言ってる
あの世の事とかほぼまったく語ってないよ
235: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:50:33 ID:wAZ
ただね
上にも書いたんだけど
ほんと修行者の瞑想って半端なくてさ
集中し切ってるから
瞑想中に現実との区別がつかなくなっちゃって
瞑想の中の仮想現実がものすごいリアリティがあったんだろうね
その中で悪魔と戦って死んじゃった坊さんも居る
ふつうの水を熱湯だよ~
といって信じ込ませて水をぶっかけたら
ふかーく信じちゃった人ってやけどする人が居るでしょ
そんな感じ
236: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:52:54 ID:wAZ
エヴァに乗って戦って
エヴァが傷つくとシンジくんも傷ついちゃう
そんな感じ
239: ■忍法帖【Lv=7,ゾーマ,dXt】 2017/11/17(金)21:56:08 ID:HIe
全てに執着しない人生とか
逆に意味なくね
241: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)21:56:31 ID:wAZ
>>239
そもそも生きる事に意味が無いという感じ
244: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)22:00:31 ID:wAZ
釈迦が出家した理由は
人間の苦を克服する事で
到達したのもそこなんだよな
245: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)22:03:06 ID:wAZ
仏教では愛は徹底的に否定している
その代わりにあるのが慈悲なんだよな
愛は見返りを求めてしまう
慈悲というのは相手に見返りを求めない自己満足なんだよ
246: ■忍法帖【Lv=7,ゾーマ,dXt】 2017/11/17(金)22:09:39 ID:HIe
仏教を忠実に守るとおそらく精神病むだろうな
それでも悟りが得られたと感じた仏陀はめちゃくちゃメンタル強かったか
狂っていたかどちらか
247: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)22:28:07 ID:wAZ
>>246
なんにせよ普通ではないよな
達磨さんだって瞑想し過ぎて手足腐っちゃってる
インドには他にも100人くらいは達磨さんみたいな人がいるだろうと言われている
達磨さんは誰かに発見されたから良いじゃん
誰にも発見されないままに瞑想しながら死んじゃったのがまだ100人くらいインドにいるだろうって
248: 名無しさん@おーぷん 2017/11/17(金)22:32:57 ID:wAZ
だけど
単純な思考でさ
なーんも持ってないやつは
何かを失うだとか
何かを取られるだとか
地位や名誉のよくも最初から捨ててるわけだから
そういうものに悩まされる事もない
ある意味、精神的に楽であったりもするんだよな