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    【昭和の怪奇事件】なぜ作った?昭和の怪しいなロボットたち

    昭和時代のロボット事情

    2017年11月、国際連合が「殺人ロボット兵器」に関する初めての専門家会議を開き将来的な規制と条約に向けた話し合いを行ったことが話題になった。

    今回の会議ではドローンや戦車、銃などの殺人ロボット兵器の生産と使用についてが議題となり、改めて「殺人ロボット」がフィクションでなく身近な存在になったことを実感させられた。

    もっともロボットによる殺人事件は今から約30年前にも話題になっており、1987年5月20日の毎日新聞には「ロボット殺人」についての記事が掲載されている。

    これは産業用ロボットによる事故の話ではあるが、8年半の間に10件の産業用ロボットがエラーを起こし多くの死亡事故が発生しているのである。

    添付1ロボット殺人

    そう。ロボットが人を傷つける時代は今にはじまったことではないのだ。

    しかしロボットは決して人を傷つけるためだけに生まれてきたわけではない。

    今回は昭和時代に製造された心優しくカッコいい(?)ロボット軍団をご紹介しよう。
    ※現在のロボットもすごい進化してますよね。

    ロボットの進化ヤバすぎ、これはもう新しい生物だろ(動画あり)
    http://world-fusigi.net/archives/9009063.html





    東洋初のロボット「學天則」

    荒俣宏の小説『帝都物語』にも登場する「學天則」は生物学者・西村真琴教授が製造した東洋初の本格ロボットである。

    添付2学天則


    動力には圧縮空気が採用され目や腕、首や胸などを自由に動かすことができた。最大の特徴は文字を書く事で、インスピレーションを得ると右手の巨大なペンを動かすほか、表情を自由自在に動かすことができたという。

    製造年は1928年(昭和3年)で、なんと今から90年も前に完成したロボットである。オリジナルは海外に渡ったあと紛失(!)してしまったが、2008年に復刻され現在は大阪市立科学館で展示されている。



    朝日新聞に掲載された謎の「象ロボット」

    ロボットは何も人間型だけではない。こちらは1932年(昭和7年)11月13日の朝日新聞に掲載された「象ロボット」の写真である。

    添付3ロボット象

    かなり怪しいビジュアルだが、このロボットはフランスのパリで製作された一体で、電気で動き子供を載せて歩くことができたという。

    これは当時、フランスの動物園に象が飼われておらず、本物の象の代わりとして作られたもの。なお、フランスは象型ロボットを作ることによほど長けているのか、約80年後の2014年、フランスはナントにある遊園地「マシーン・ド・リル」にて全長12メートルの巨大象ロボが完成した。背中には子供だけじゃなく大人が20名ほど乗れるそうで、80年という歴史の重みを感じてしまう。


    日本ロボットの父・相澤次郎の「交通安全ロボット」

    添付4 交通安全ロボ

    日本のロボット製造を語る上で、西村真琴教授とともに外せない人物が「ロボットおじさん」こと相澤次郎氏(1903~1996)だ。

    相沢氏はその生涯をほぼロボット製造に費やし、700体以上のロボットを製造した。

    21歳の頃にはロボットが声を出す仕掛けを発明し特許をとったほか、パンを焼いたり飯を炊くといった非常にユニークなロボットを多数製作している。

    1972年(昭和42年)10月19日の読売新聞には「ロボット君と交通安全問答」という見出しでロボットが子供に交通安全を教えている珍妙な写真な掲載されている。

    この交通安全ロボットは「九郎君」といいギミックは発声機能のほか、眉毛やえくぼが自由に動き時速5キロ程度を歩くという優れもの。もっとも発声に関しては「人間」が代理で喋っており、電波とワイヤレスマイクで舞台裏から吹き替えているという。

    しかしながら表情を変えながらクイズを出題するロボット君の姿は当時の子供たちから見れば大変に珍しく、子供たちは常に興味津々だったという。

    相澤氏は1996年に93歳で亡くなり残されたロボットの大半は破棄されてしまったという。

    しかしブリキのロボットがそのまま巨大化したようなフォルムの「相澤ロボット」は今もファンの心をしっかりと掴んでおり、改めての再評価が待たれている。

    最近は「殺人ロボット兵器」のニュースもあり妙に殺伐としてきてしまったロボット業界。我々現代人は、改めて先人たちがロボットに込めた想いを見直さなくてはいけないのかもしれない。


    出典:
    朝日新聞縮刷版
    読売新聞縮刷版
    毎日新聞縮刷版


    Text by: 穂積昭雪(昭和ロマンライター/ Atlas編集部













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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2017年11月25日 22:22 ID:Ypzffnmd0*
    相澤氏のロボットの大半が破棄て何て勿体ない
    2  不思議な名無しさん :2017年11月25日 23:10 ID:EAOIDLpF0*
    先行者な
    3  不思議な名無しさん :2017年11月25日 23:29 ID:Y3oHxdRK0*
    學天則どこかヨーロッパあたりで行方不明らしいね
    時代的にバラされてそうで絶望的だが…ひょっこり一部だけでも発見とかされないかなぁ
    4  不思議な名無しさん :2017年11月25日 23:54 ID:UqnoZaXu0*
    ほとんど破棄ってオチは、日本人だなあと感じた
    5  不思議な名無しさん :2017年11月26日 00:42 ID:iueKF8Ki0*
    なんでなくなるん
    6  不思議な名無しさん :2017年11月26日 00:47 ID:udbM5xDu0*
    西村真琴教授の次男は水戸黄門でおなじみの西村晃さんという豆知識
    7  不思議な名無しさん :2017年11月26日 01:37 ID:SPshvzko0*
    私は真悟
    8  不思議な名無しさん :2017年11月26日 01:38 ID:wHc0MwWo0*
    米6
    まじか、帝都物語で西村教授演じてたのも西村晃やなかったっけ?
    9  不思議な名無しさん :2017年11月26日 02:11 ID:udbM5xDu0*
    米8
    まさしくそう、ある意味完璧なキャスティング。
    10  不思議な名無しさん :2017年11月26日 03:05 ID:y3bh5DtY0*
    ※6、8、9
    映画公開当時は結構話題になって、雑誌やテレビで取り上げてた。
    11  不思議な名無しさん :2017年11月26日 07:41 ID:YZgESWHT0*
    西村晃といえばマモーじゃろ
    12  不思議な名無しさん :2017年11月26日 07:56 ID:cRywPZgm0*
    ※1
    日本って貴重だけと歴史的価値がない奴はほんとに雑な扱いだからな。
    13  不思議な名無しさん :2017年11月26日 13:02 ID:0BJtbY.K0*
    ※9
    祈りっ子が動かしてたやつか。
    14  不思議な名無しさん :2017年11月26日 15:20 ID:yb8.wX2b0*
    ロボット象の記事のドーリットルって、東京初空襲のドーリットルと関係あるのかな?
    15  不思議な名無しさん :2017年11月26日 21:47 ID:zYfiGKf.0*
    昭和42年は1967年。
    16  不思議な名無しさん :2017年11月27日 00:37 ID:cQVfJvu60*
    怪しいな怪しいな
    17  不思議な名無しさん :2017年11月28日 02:08 ID:PoEXAud80*
    破棄ってもったいないと思うけど、じゃあいるかと問われたらいらない…
    最初のあんなでっかいロボットがうっかり紛失するわけないwじゃまだからと破棄されたんだろうな
    18  不思議な名無しさん :2017年11月28日 12:28 ID:dv.0YsT80*
    ロボットって聞くと
    先行者しか思い浮かばない
    19  不思議な名無しさん :2018年11月15日 04:10 ID:PwZIkRyx0*
    ※14
    多分そうだろうね。Doolittle氏は昭和7年当時少佐だったし。
    何でロボット象の記事に出てくるのか、あの画像からは分かんないけど。
    ひょっとしたら、動物と会話できる児童文学の主人公ドリトル先生(Dr. Dolittle)とDoolittlとをかけているのかもしれない。

     
     
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