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近親者が死にすぎる!死神に呪われた「ナゾの夫事件」【昭和の怪奇事件】

2018年06月09日:22:00

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コメント( 30 )

戦後のセンセーショナルな怪事件

ここ数日、テレビでは「紀州のドン・ファン」こと資産家・野崎幸助さんの怪死事件が連日のようにワイドショーを賑わせている。

謎の残る死因、そして野崎さんの人物背景から今回の事件は、近年稀にみる大きな怪死事件となりそうな様相ではあるが、ワイドショーはおろかテレビすらなかった昭和前期の日本において、センセーショナルな社会事件を扱うのはやはり、大衆向け雑誌そして大手新聞諸誌に限られていた。

今回の「昭和の怪奇事件」は、戦後すぐ「ゴシップ大好き奥さま方」が大きく注目していたとされる奇妙な事件を取り上げたいと思う。



「近親者が死にすぎる!」ナゾの夫が行方不明

図版1

第二次世界大戦が終わってから3年後の昭和23年(1948年)11月17日。全国紙に突如、奇妙な見出しの記事が掲載された。

「近親者が死にすぎる 姿を消した男に疑い」

記事によると、東京都中野区に住む田村正治(仮名)という32歳の男性の行方を中野区野方署が探している、という。 さて、この田村という男。素性について調べてみると、とんでもない事実が次々に明らかとなった。

田村は1947年前後に同い年の女性とお見合い結婚をしたのだが、1948年の5月に結婚相手の女性およびその父親が相次いで死亡。田村はその後、別の女性とお見合い結婚し生活していたことから、中野区野方署は田村を殺人の疑いがあるとし行動をマーク。

しかし、妻の死因は田村との間にできた子供の死産による病死、義父に関しては胃ガンによる死亡であったことが明らかになったため、野方署は田村のマークを一時的に解いていた。

だが、11月に入り田村は死亡した妻以前にも、7年の間に2度の結婚をしており、妻が全員死亡しているという事実が判明。さらに田村は11月に入り、またも新しい妻(つまり4番目)と結婚し、さらに3番目の妻の財産を売り払い、4番目の妻とも離婚し行方が知れていないところから、野方署は田村を財産狙いの連続殺人の疑いがある人物として再度行方を追うことにしたのだ。

果たして、田村は戦後の日本が生んだ稀代の「シリアルキラー」なのだろうか……。



「ナゾの男」逮捕される

この事件が全国紙の新聞に掲載されてすぐの11月17日の14時頃、田村は警察に身柄を拘束……というか、田村本人が交番へ出頭してきたのだ。

「あの記事は正しくない!」

田村本人いわく、財産を売り払ったのには特に悪意はなく「遺族が自分しかいなかった」また、結婚した相手が次々と死亡した事実については「全員病死で事件性はない」と訴えているのだ。

田村の自供によると、最初の妻はお見合い結婚で昭和19年(1945年)に24歳で肺炎で死亡。最初の妻との間には娘がいたことから、親族である最初の妻の妹と結婚したが、2番目の妻も1947年に24歳で病死しているのだ。
そして3番目の妻は前述の通り、死産により死亡。後に義父も失っている。

4番目の妻となっている女性は1947年11月17日付の読売新聞のインタビューに答えており、「悪い人ではないのだ生活力はなかった」「思いつめたような一日、口をきかないこともあった」と証言している。



次々と明らかになる新事実…

図版2

この記事は当時大きな反響を呼び、今とは違い数ページしかない新聞紙面のなか、2日続けて報道された後、翌日11月19日にも続報が全国紙に掲載された。

記事によると、なんと田村は「ナゾの夫」の記事が掲載された翌日の18日、別の女性とお見合いする予定(つまり5番目の妻)であった事実が公表された。

このお見合いをセッティングした結婚相談所および、お見合い相手の女性は、報道された新聞の記事を見て驚きお見合いを中止している(田村はこの時点で逮捕済み)。

さらに翌日の11月20日にはまたも続報が掲載された。
記事によると、なんと田村は都内某所の法律相談事務所へ財産処理の相談の投書していたことが判明したのだ。

この投書には「親戚のいない新婚の妻と義父が相次いで亡くなってしまい財産の件で悩んでいる。どうしたらいいか」と書かれていたという。

つまり、田村は(アリバイ作りの可能性はあるにしても)、単に財産目当ての殺人である可能性は薄いことが明らかになった。

話がやや複雑になってきたので、改めてここで時系列をご紹介しよう。
時系列にまとめると、田村という男の近辺でいかに多くの死人が出ていたか、おわかりいただけるだろう。

【ナゾの夫事件の動きと新聞報道】

1941年未明→一人目の女性とお見合い結婚。後に一人娘をもうける。
1945年08月→一人目の女性が肺炎で死亡。
1945年11月→二人目の女性(前妻の妹)と結婚。
1947年08月→二人目の女性が病死(原因不明)。※遺された一人目女性との間の子は妻の実家へ預けられる。
1947年10月→三人目の女性とお見合い結婚。
1948年05月→三人目の死産により母子ともに死亡。義父も胃ガンで死亡。
1948年同月→妻の実家の財産処理を行うため法律相談所へ相談。怪しんだ野方署がマーク(後に解除)。
1948年06月→四人目の女性とお見合い結婚。
1948年11月未明→四人目の女性と離婚。三人目女性の実家の財産を売り行方をくらます。野方署が過去2名の妻が死亡していることを突き止め捜査を開始。
1948年11月17日→「ナゾの夫」の見出しで新聞掲載。
    同日  →本人が出頭し逮捕。「全員病死である」と訴える。読売新聞に四人目の女性のインタビュー掲載。
1948年11月18日→結婚相談所紹介の女性(事実上五人目)とのお見合い予定だったことが判明。
1948年11月19日→お見合い予定だった記事が新聞掲載。
1948年11月20日→財産処理について法律相談所へ相談へ行った事実が新聞掲載。


1941年~48年のわずか7年で、3人の妻、1人の義父、赤ん坊(死産)が相次いで亡くなったこの事件。偶然にしてはあまりに死人が出すぎたこの男の近辺。果たしてこの男はいったい…?



死神につかれた男…?

図版3

そして11月30日。この不可解な事件は突如、結末を迎える。
田村の身柄を拘束していた中野区野方署は11月29日付で、田村を身分保留のまま釈放した。

疑いは残ってはいるが、どこをどう調べても3人の妻および近親者の死はすべて医師の診断書付きで病死であり事件性がなく、また遺された財産の処理について、弁護士に相談したりといった常識的な行動が見られたことで、警察としても釈放せざるを得なかったのだ。

田村は釈放される際、その後のことを尋ねられ「死んだ妻の霊を弔うため信仰の力を使い再出発したいです」と寂しく語っていたという。その後、田村が幸せに暮らせたかどうかは定かではない。

なお、毎日新聞では後日、本事件を「死神の夫」という見出しでこの事件を報道していた。

「死神」とは確かに彼の体質を的確に表した言葉ではあるが、果たして田村という人間の正体は、「死神」ではなく、人並みの幸せを願いながらも、神様のいたずらか何かしらの要因で果たすことができなかった、世にも不幸な男の姿ではなかったのだろうか。

事件から70年。戦後の日本には確かに「ナゾの夫」は実在したのである。


参照:朝日新聞縮刷版 読売新聞縮刷版
文:穂積昭雪(昭和ロマンライター / 山口敏太郎タートルカンパニー / Atlas編集部



【Atlas関連リンク】

和歌山資産家覚せい剤殺人事件の謎!物音は死亡時間をごまかすトリック?
http://mnsatlas.com/?p=35938










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コメント

1  猫田ニャン太 :2018年06月09日 22:06 ID:T3lZQMog0*
(ФωФ) フーン
そうでっか?って感じだよな~。
2  不思議な名無しさん :2018年06月09日 22:08 ID:ZPqToWcC0*
一人目の嫁が亡くなってから妹と結婚するの早くね?
3  不思議な名無しさん :2018年06月09日 22:10 ID:ZPqToWcC0*
よくよく見たら全員亡くなってから結婚までが早すぎるな
4  不思議な名無しさん :2018年06月09日 22:14 ID:Vn.zD.fU0*
田村なん?木村なん?
5  不思議な名無しさん :2018年06月09日 22:16 ID:.TW8TOgr0*
今と違って当時の医師の目をくらますのって結構簡単そうだけどね
ヤったんだと思うわ
6  不思議な名無しさん :2018年06月09日 22:30 ID:8q9um9Gk0*
陰摩羅鬼の瑕じゃん
京極夏彦乙
7  不思議な名無しさん :2018年06月09日 22:31 ID:vD5q5o6U0*
医師もグルだったとか
現代だったら鑑定技術が当時と桁違いだから、犯行がバレたかもね
8  不思議な名無しさん :2018年06月09日 23:01 ID:dUFNVoZ20*
てか、野崎さんまじかよ…
9  不思議な名無しさん :2018年06月09日 23:15 ID:zUAsZe250*
眞子さんの婚約者の小室の家もすんごく怪しいんだけどね
10  不思議な名無しさん :2018年06月09日 23:31 ID:O4FccMb60*
>>2
姉が亡くなったら妹と…とか、兄が亡くなったら弟と…とか昔はそういう結婚はわりとあったと聞いた事ある。
11  不思議な名無しさん :2018年06月09日 23:33 ID:YdTPykW70*
第二次世界大戦で日本人が約300万人が死亡している時だもんね
1945年終戦
広島・長崎に原子爆弾が落ちて...
多少の事件も麻痺してそう
12  不思議な名無しさん :2018年06月09日 23:43 ID:Jr5o9UKr0*
これだよ。こういう記事がここの醍醐味なんだよ知らんけど。
でも面白いね。夜中に読むとゾクっとする。
13  不思議な名無しさん :2018年06月09日 23:59 ID:sGru0vhA0*
木村て名前出てますやん!
仮名つけた意味ありませんやん!
14  不思議な名無しさん :2018年06月10日 02:07 ID:l8eAMwcy0*
病弱な女性ばかりを狙って結婚したとか?
お見合い結婚だから、家族が病タヒしてるなどの情報は事前に入手できるだろうし、本人に会えば体力が有りそうか無さそうかは何となく分かる。
早朝から食事の用意をさせて一日中休む間もないほど家事掃除をさせ、毎晩何度も致せば、病弱な女性は短期間で倒れるだろう。
4人目は予想外に元気だったので離婚したんじゃないかな。
15  不思議な名無しさん :2018年06月10日 02:09 ID:o00s1kgP0*
昭和19年(1945年)?
16  不思議な名無しさん :2018年06月10日 02:36 ID:nVu7Eh1v0*
戦争で男がみんな死んじゃって、適齢期の女性が余ってたんだろうね。
17  不思議な名無しさん :2018年06月10日 03:58 ID:EgLq0Sqc0*
よくわからんけどなんでよそのサイトからの記事ばっかりやってるの?

そのサイト管理人と関係あるの?
ちらっと見たらすごい内容薄いサイトだったけどネタないならやめたほうがいいと思うよ不思議ネット
18  不思議な名無しさん :2018年06月10日 05:33 ID:5.fxR.VB0*
三人目の相続はどうなってるんだ?
現代なら(義母がいない前提で)義父→妻の順番じゃないと違和感あるが
19  不思議な名無しさん :2018年06月10日 07:20 ID:IRCdxJKN0*
何があっても結婚しようとするんだな
当時は独身は世間的におかしかったのかな
20  不思議な名無しさん :2018年06月10日 07:31 ID:ACJ5ZGgN0*
死神は呪うなんて姑息な手を使わん
21  不思議な名無しさん :2018年06月10日 09:47 ID:56AXhgFB0*
戦後の物資不足で栄養取れずに病死になるのは珍しくない
それと3人目の妻の遺産をどうするか弁護士に相談して受け取っただけで、1人目2人目の遺産は受け取っていない
鬱積した大衆の憂さ晴らしの犠牲者になっただけのような気がする
22  不思議な名無しさん :2018年06月10日 11:12 ID:bTCtzVb.0*
医師がグルなんじゃないの?
23  不思議な名無しさん :2018年06月10日 11:14 ID:CMYDAUyQ0*
尼崎のアレみたいに、だいぶ経ってからおかしいぞ、てなる事件あるよね
24  不思議な名無しさん :2018年06月10日 11:26 ID:hPK.UUeG0*
1945年、1947年なんて栄養状態も悪いし
衛生面を保とうとしてもモノがない時代だからね…
出産で死ぬのも胃ガン(当時は死の病)も
珍しくはないわな。
四人目と見合いするのが早すぎだけど。
25  不思議な名無しさん :2018年06月10日 12:06 ID:JWML.Z1k0*
キムさん
26  不思議な名無しさん :2018年06月11日 00:12 ID:bfwb2Z6I0*
もし本当ならコナン体質

あ、コナンは事件かーw
27  不思議な名無しさん :2018年06月11日 10:04 ID:2zGA3LDW0*
今ならぜったい記事にならない事件
娯楽少なかったんだろうなー木村さん不憫
このシリーズ好き
28  不思議な名無しさん :2018年06月11日 10:33 ID:eJSB2yEL0*
せっかく仮名で記事に載せているのに新聞には名字が載ってて草
29  不思議な名無しさん :2018年06月11日 11:16 ID:ZHHLC.2q0*
謎ってどこの事?
30  不思議な名無しさん :2018年06月25日 23:59 ID:d.puM80.0*
死神なんかじゃなくて産後の日だちがわるければ昔はバンバン死ぬよ
肺炎もこいつが寒い中仕事させた可能性もあるし、死産もろくに妊娠中いたわらないで家事させまくれば母子ともに死ぬよ
なんの不思議でもない
父親の病気のぞき、こいつが妻をいたわらない人間だった可能性あり

 
 
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