571: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 06:50:14.80 ID:nK5sxf0G0
友人はすぐ電話に出ててくれて慌てる私の話を聞くと
怖い思いをさせてごめんと何度も謝りながら
もし本当にそういう夢を見てしまったなら可能な限り早くその夢と同じ場所に行き
「でんでんぶつかってごめんね。危ないからお家へお帰り。」
と3回心の中で唱える必要があるそうです。
大事な事でこれを行う時に守るルールがあるらしく
・赤い物を身につけないこと。
・夕日が沈む前に行うこと。
・3回心の中で唱える際に目をつぶること。
・唱え終わるまで絶対に目を開けないこと。
これらをきちんと行えば何事もないそうなのですが
これらを行わないと悪い事が起きるそうです。
友人は実際に夢で見たことがあるらしく
前述したルールを守ったおかげか何事もなく一度その夢を見てからは
同じものが夢に出てきたことは無いそうです。
私は夢にでてきた場所が自転車で10分ほどの所だった事もあり
夢を見たその日のうちに話をしてくれた友人と一緒にその場所に行き前述した事を実行しました。
友人の都合もあり14時ぐらいになってしまったのですが
夕日が沈む前でしたしルールを守ってちゃんと3回心の中で唱えることができました。
翌日実家に帰ることになっていたのですが予定を早めてその日の家に実家に帰りました。
その後年が明けちゃんとするべき事をしたせいか何事も無く過ごしていたのですが
3が日も終わり東京に帰ろうかと思っていた矢先
携帯にこの話を一緒に聞いた友人の一人から連絡がきました。
572: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 06:51:52.38 ID:nK5sxf0G0
仮にA子としておきます。
普段はラインでの連絡が多いのですがこの日は珍しく電話でした。
電話に出るとA子は慌てた様子ででんでんの話を聞いたもう一人のB子と連絡が取れないと言うのです。
A子とB子はバイトなどがあり年末実家に帰らなかったようなのですがその日一緒に買い物や初詣に行くと約束していたらしく
私に連絡が入っていないかとの事でした。
連絡がきてない事を伝え私からも連絡してみるとA子に伝え一度電話を切り
ラインでB子に連絡をしたのですが既読もつかず電話も電波が届かない場所か電源が入ってない状態とアナウンスされる状態でした。
翌日東京に帰った私はA子と一緒にB子の家を訪ねたのですがチャイムを鳴らしても彼女は出てこず扉の前で途方にくれていると
一人の女性が駆け寄ってきてB子のお友達ですか?と慌ててたずねてきました。
話を聞くとその女性はB子の母親らしく大晦日から娘と連絡が取れず心配して父親と一緒に元旦に東京のB子の家に行くと
布団にくるまって「でんでん、でんでん」とつぶやくB子がいたそうです。
一種の錯乱状態だったらしく今は近くの大学病院で検査をしているとかで
母親はB子の着替えを家に取りに来た時偶然私たちと遭遇したみたいでした。
B子の母親からは何かB子が悩んでいたんじゃないかとか麻薬や違法ドラッグに手を出していたような心当たりがないか聞かれましたが
私たちはただ無いですとしか言うことができませんでした。
私は正直B子の母親から「でんでん、でんでん」とB子がつぶやいているのを聞いてから
震えがとまりませんでした。
結局B子はストレスからくる神経衰弱とかなんとかと診断されたらしく大学を休学して今は実家の近くにある病院で治療をうけているそうです。
私自身もこの一件があったせいかストレスで胃潰瘍になってしまい先日まで入院していましたが今は元気です。
長くなりましたがこれで終わりです。質問とかあったらできるかぎり答えます。
退院してしばらく実家で過ごして昨日東京に帰ってきて家で一人で寝れなかったので書かせて頂きました。
徹夜なので寝落ちしてしまったらごめんなさい。
340: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 11:58:36.11 ID:7OcTC9Q40
旦那がマスオさんしてて、祖母とまだ同居してた時、隣のお婆さんが嫌な人だった
ゴミが飛んできた、音がうるさいと、心当たりの無い文句もよく言われた
うちが一番困った事は、隣の敷地の雑草。息子がまだ小さく、白い花の毒草が気がかりだったから
でも隣のおばあさんは、その毒草だけは絶対刈ってくれなかった
私は両親を早く亡くし、祖母と私、旦那と息子四人で暮らしていた
旦那の仕事上、職場の近くに越したかったけど、祖母を一人残す事が心配だった
祖母は心配要らない、私は一人でもここに居ると言っていたけど、それはできない
そんな日々の中、、隣のおばあさんが突然亡くなった
見つけたのは自治会の人で、電話をしても出ないから行ったら玄関先で倒れていたという
うちは一番近くに住んでいたから警察の人に嫌味ぽく色々聞かれた。隣のおばあさんは身寄りが無かったらしい
葬式の時、自治会の人に毒草の処分を便乗お願いした事を今も覚えている
その後すぐに祖母がおかしくなった。隣の空き家になったお婆さんの家に出入りし始めた
隣の家の敷地でうろうろしていたり、食事中に「この家は音がうるさいね」と普段からは想像もしない事を言う
そんな日が一週間ほど続いた後、私と旦那と息子が食事中に激しい吐き気に襲われた
どうにか自力で運転して病院に行き処置をしてもらった。毒草の食中毒だった。息子は痙攣状態だった
祖母は食中毒にならなかった。私たちが車で病院に行くとき、私は行かないと言って祖母は私たちを見送った
車に乗った私たちの状態を見て、明日からもご飯作って待ってると場違いに笑った祖母が今思うと変だった
入院中に電話をするたび、祖母は「何でも出来るからご飯して待ってる」と言ったが、変にズレた感じを受けた
退院すると、玄関で祖母が冷たくなっていた。死因は心臓麻痺といわれたが原因は不明で食中毒ではなかった
祖母がなくなったのは私が回復して、最初に病院から電話した頃だというが、その後何度も電話で話している
では、私は誰と話していたのだろうか?
玄関先で倒れている祖母を最初に見たのは私のはずだけど、そのときのことが今でもよく思い出せない
ぼんやり覚えている事は、祖母が着た事もない服を着ていたこと
それは隣のお婆さんがよく着ていた服だった
392: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 21:00:30.94 ID:yzwKLqZm0
オォッオォッオォッ
最近ほんのりで書いた怖い話です。少し修正して投稿します。
長くなりますがご了承ください。
スーパーマーケットの夜間警備をやっていた頃の話です。
時間についてはそれどころじゃなかったので覚えていません。それほど恐ろしかったです。
その日は先輩二人と警備室で休憩をしていました。本当は先輩は三人なのですが、一人がインフルエンザで病欠したので、先輩二人と僕一人で夜間警備をしました。そのうち一人、Aさんは仮眠をとっていました。
僕が監視カメラの映像を見ていると、二階の衣服売り場の天井のダクトが外れ、何者かが侵入する映像が映りました。
見回りから帰ってきたばかりで、ラーメンを食べてるもう一人、Bさんに、ちょっと見てきますと言って無線機を持ち、二階へと向かいました。
393: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 21:01:59.59 ID:yzwKLqZm0
今まで深夜の侵入と言えば、学生のイタズラか丸腰のドロボウくらいで、取り押さえする時の持ち物は懐中電灯と特殊警棒で十分でした。
なのでその日も僕は懐中電灯と特殊警棒のみで不審者を探しに行きました。
そのスーパーはちょっと大きめで、しま〇らとかマツ〇ヨとかが入ってるもので、二階建てでした。
エスカレーターは止まっているので、非常階段から二階に上がり、中に入ると、酷い有様でした。
片っ端から衣服のハンガーが倒され、シャッターが破壊されていました。
「ひっでぇな……」
なんてありがちなセリフを呟きながら、無線にて先輩にありのままの現状を伝え、不審者をカメラで探すよう頼みました。
「誰だ!出てこい!」
何度も問いかけながら僕はライトを持って二階を隅々まで探しました。しかし、不審者の気配はありません。
一階に行ったか。
非常階段から行こうかと思いましたが、犯人を見逃さぬよう店内のエスカレーター脇の階段を通りました。
案の定エスカレーターの通行禁止の柵がなぎ倒され、本の棚がひっくり返されていました。
店内の惨状に呆然としていると、魚類売り場の方からバタタンという音が。それとほぼ同時に無線に先輩達からの慌ただしい声が聞こえてきました。
394: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 21:02:41.17 ID:yzwKLqZm0
『まずいぞ。奴は泥棒じゃねえ。何が目的だ?』
「どうしました?」
『さっきから両腕振り回したり四つん這いになったりで明らかに挙動不審だ。ちょっとヤバイ奴かも知れん。今奴は厨房(肉や魚をさばくところです)に入ってった。警察にも電話入れたからちょっと先行っててくれ。俺も後から行く。くれぐれも気をつけろよ。』
「分かりました。」
いわゆるマジキチというやつだろう。僕は小走りで厨房へと向かいました。ライトを構え、ゆっくりと厨房のドアを開けました。
「誰だ!バレないとでも思ったか!警察が来るぞ!」
返事はありません。あちこち探しましたが、本当にいません。
確かにここにいるはずが。
すると無線がけたたましくなりました。
『おわっ…………おい、聞こえるか!?返事してくれ!……オッオッオッ』
「どうしました!?」
『オッオッオッ…………ドアを叩いてるのはお前か!?』
「違います。僕は厨房です!」
『……笑えない冗談はやめろ!』
「だから冗談じゃありませんて!」
僕は厨房から出て、近場の監視カメラに手を振りました。
『オッオッオッ……マジかよ……奴が…オッオッオッ…俺達の……オッオッオッ……警備員室のドアを叩いてる……?』
「なんですって?」
395: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 21:03:53.83 ID:yzwKLqZm0
僕は走って店内から警備員室の方へ走り、少し遠くで観察しました。
確かに、暗くて良く見えませんが、何者かが警備員室の前で荒ぶっています。ドアを叩く音が響きます。それと、
「オォッオォッオォッオォッオォッオォッ」
という低い声。息継ぎするまもなく続きます。
さすがにそれをライトで照らす根性はありません。
『危険だ。君は何もしなくていい。とりあえず待機しよう。もう少しで警察が来る。何とかして戻ってきてくれ。』
「分かりました。」
踵をかえし階段を駆け上がります。
瞬間、警備員室の前の音のパターンが一瞬変わった気がし、嫌な予感がして二階の物陰に隠れました。
予感は当たり、奴が僕の後を付けてきました。
「オォッオォッオォッオォッ」
非常灯の明かりに照らされ、奴はパジャマ姿で、頭髪は皆無、酷く痩せてるように見えましたが、やたら脚が異様に太く見えました。
「オォッオッオッオ」
僕の姿を確認出来ず、奴はまた下へと降りていきました。
「ダメですね。気配を察知して付いてきます。足の速さ的にも外ルートだとそっちに着くまでに僕が追いつかれます。」
『そうか……音で何とかならんか?』
仮眠をとっていたAさんでした。
「音ですか?」
『ゲームよくやるからね。現実でも通用するかどうかは分からないけど。』
「音……よく無線の音聞かれませんでしたね。僕の声も」
396: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 21:04:37.94 ID:yzwKLqZm0
『君の無線機をインカム外して大音量にして、少し離れたところに置いてよ。無線機置いたらなんか合図して。1分後に大声出すよ。それで引き付けてみよう。奴が釣れたらこっちのドアまで来て。5回叩いたら入れてあげる。』
「策士ですね(笑)分かりました。」
僕はちょうど店の中央、文房具売り場の床に無線機を置き、階段横のスペースに隠れました。そこで近くの監視カメラにOKサインを出しました。腕時計で1分を数えます。
「オォッオォッオォッ」
え?
奴が真正面のレジのところを激しく腕を振り回して歩きます。
1分あれば、奴は僕のところまで来れます。
息を殺しひたすら自分の存在を消そうとしますが、奴は僕の前までやって来ました。
そして、奴が僕の前で静止した直後、
『うわーーーっ!』
無線の声を聞きつけ、奴は恐ろしい程早く方向転換し文房具売り場へと走り出しました。
その時一瞬目が合いました。黒目の面積がとても広くて恐ろしかった。
397: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 21:05:19.15 ID:yzwKLqZm0
僕は猛ダッシュで警備員室へと走りました。警備員室のドアは酷く凹んでいました。
遠くでバキッと音がします。無線機の音が消えたので壊されたのが分かります。あの声も聞こえます。
「オッオッオッ」
声の主はこちらに向かっています。
急いで5回叩きました。
先輩は僕を引きずり込み、またドアに鍵をかけました。
僕は泣いていました。号泣でした。
その後警察が到着し、奴を探しましたが既にどこかへ行っていました。
初めは信じてくれませんでした。何せ、奴の侵入経路が通気口で、通気口はとても人が通れるような広さでは無かったからです。
店の荒れ模様と監視カメラの映像を見て、信じてくれました。
映像の検証により、奴の動き方からして全身を骨折、又は脱臼していたという事実が判明しました。
骨折してもなお、動き続け棚を倒したり走り回ったり出来る奴の正体は未だに分かっていません。
以上の結論を見ての通り、奴はまだ捕まっていません。
404: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 23:32:31.27 ID:4WRFcuth0
疲れた美人
ちょっと前までなんとも思ってなかった体験ですが、今思うと尋常じゃなく怖いので話します。
昨年の9月、勤務先の事務所が移転し、道路に面した大きく綺麗な建物になりました。
引越し作業に夢中になっていると、いつの間にかお昼時になっていました。
先輩が「よし、飯食うか。」と言い、周りの同僚も同意し近くのファミレスに行くことになりましたが、僕はまだ途中だった作業があったので、「先行っててください。後から行きます。」と言って、また作業に戻りました。
先輩たちが出ていって15分程たった頃、ふと顔を上げると広いオフィスの入口から紺色のワンピースに身を包んだ女の人がこちらを見ていました。美人なはずですが、なぜか酷く疲れているように見えました。
僕はまだ同僚が残っていたのかと思って、「○○先輩たちなら先にガ○トでお昼を食べてます。あなたも先に行っててください。」と言いました。しかし女性は無反応で、ただただこちらを見つめるばかりでした。
まぁいいか、僕もそろそろ行くか、と下に置いておいた財布を拾い、また顔を上げると、女性が5m程まで近くに来ていました。
僕は酷く驚きました。何しろ、オフィスの入口から僕のいるオフィスの隅っこまで少なくとも約25mあり、さらにダンボールやもので溢れるオフィスの中を財布を拾って顔を上げるまでの短時間で移動できるはずが無いからです。
ゾッとしました。また、その時僕は改めて女性の顔を見て、こんな子うちの職場にいないと気付きました。
さらに、僕が瞬きをすると僕と女性との距離は2mに縮みました。
僕は女性から目を離さぬようにオフィスからそろそろと出て、後ろ手にエレベーターのボタンを押しました。
405: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 23:33:04.16 ID:Vpdv1Iiz0
ホッとしてまた下を向き、ハッとなってまた視線を戻すと、オフィスの入り口から女性がこちらをのぞき込んでいました。
そのまま倒れ込むようにエレベーターに入り、1階を押してエントランスに降りました。
助かったと思ったのもつかの間、機関銃の様な速さの物凄い足音が非常階段から聞こえ、情けなく悲鳴を上げながらビルから飛び出て、点滅していた横断歩道に飛び込みました。
僕が渡りきるのとほぼ同時に横断歩道の信号が赤になり、僕は息を切らしてその場に座り込みました。
すると、
背後で衝撃音と変声期を迎える途中の男の子のような声の「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」という悲鳴が響きました。
驚いて振り向くと、はるか遠くに紺色のボロきれのような女性が倒れていました。動く気配はありませんでした。
人垣と救急車の祭りで、騒ぎを聞きつけ先輩達も出てきました。
後で聞いた話ですが、僕がビルから飛び出した時、女性との距離は1mも無かったそうです。
574: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 07:32:44.38 ID:7hu86ocX0
>>572
なかなか良かったです
582: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 00:18:12.38 ID:yu+oqIJv0
双子
中学生の頃のことです。
3年生になる数ヶ月前、川の近くの家に引っ越しました。
越した家が通ってた学校の学区外だったので、自転車通学になりました。
あの日は、引っ越してから数週間がたった頃。部活があったりで帰りが遅く、辺りは既に暗くなっていました。
明かりの少ない川の土手を自転車で走っていると、前に誰かいるのが見えました。二人組のようです。
特におかしな所は認められなくても、虫の知らせでしょうか、なんとなく嫌な予感がしたので、早めに通り過ぎようとしました。
二人の間を通った時、二人の声でボソッと
「矯正装置」
という声が聞こえ、思わず振り返ってしまいました。
これがまずかった。
二人は本当にそっくりでした。身長から服装、背格好までいっしょで、表情も一緒です。
何より、その顔。二人とも無理やり整形して似せたように顔中に縫ったあとがあり、継ぎ接ぎだらけでした。
一瞬時が止まったようにも思えました。
次の瞬間、二人は何の前触れもなく何かが弾けたように全く同じ動きで走り出しました。
まずい。 僕も大急ぎで自転車を発進させます。
必死でこいでいるにも関わらず、僕はすぐに追いつかれてしまいました。二人は僕の両脇で並走し、何かブツブツと呟きます。
「矯正装置矯正装置矯正装置」
意味がわかりません。
あまり通ったことがないこの道も、これ程長いと感じたのは初めてです。
声がどんどん大きくなり、頭が痛くなってきます。
もう限界だ。そう感じた時、並走している二人が人のものとは思えないほどの恐ろしい奇声を上げ、気がついた時には僕は宙に舞っていました。
僕が目を覚ましたのは病院のベッドの上でした。右足にギプスがはめられています。
「あっ!○○!」
母がいました。母だけでなく、父も、兄もいました。
どうしたのかと聞くと、僕は軽トラックに撥ねられ救急搬送されたとのことでした。
何があったのかと聞かれたので、全てありのまま話しましたが、案の定信じてもらえませんでした。
今では、自分さえも疑ってしまうような出来事です。
結局あの二人が何者なのか、矯正装置とは何なのか分からぬまま、事態は自然と収まりました。
あれから僕は違う道を通るようにしています。
あの双子が今もあの土手を歩いているかどうかは誰も知りません。
602: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 18:19:33.10 ID:de3gYrg+0
お花見
去年の話。
ずっと書きたかったが心の整理がつかなかった。でももう思い切って書く。
きっかけは母が参加した婦人会の花見だった。市内で一番大きな公園でやったんだけど、
隣の木の下に、たった一人でシートを広げている女がいたらしい。30代くらいで太り気味、
黒縁めがねをかけ真っ赤なカーディガンを羽織って下は長いスカート、顔は脂ぎってニキビだらけだった。
缶ビールやコンビニ弁当を細々と食べていたらしい。あまりに場違いでさびしそうだったので、
あるおばちゃんがつい声をかけてしまった。それが間違いのもとだった。女は最初逡巡していたが重ねて誘われると
嬉しそうにニヤッと笑みを浮かべてこちらへ移ってきた。偶然母の隣に座ることになったのだが、
女が座る瞬間魚の腐ったような臭いが鼻を突いたと言っていた。
詮索好きのおばちゃんばかりだから、女に何で一人で花見してるんだとかどこから来たかとか質問が飛んだが、
ニヤニヤしているばかりで何も答えなかった。そのときチラチラ母の方を見てきたらしいが母は無視していた。
やがておばちゃんたちも白けて他の話をし始めたのだが、すると突然「ががーーん!」と叫んだ。
両目をヤバイくらい見開いてて、母の位置からは充血した目や涎が垂れた口元がはっきり見えてかなり気持ち悪かったらしい。
おばちゃんたちはどうしたのか聞いたが、女はそれに答えずさらにもう一度「ががーーん」と叫んだ。
完全に常軌を逸した奴だと判断し、皆は引き上げる準備を始めた。
女にもやんわりとお開きだと告げたが、またニヤニヤするばかりだったので、仕方なくシートはそのままにして女を置いて帰った。
女は笑みを浮かべながら皆が帰っていくのを見ていたそうだ。途中振り替えった母は目が合ってずっと視線を感じていたと言った。
その日から我が家は女に付きまとわれるようになった。
603: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 18:23:10.32 ID:de3gYrg+0
翌朝、俺が高校に行こうと家を出たとき、門柱から顔を半分覗かせていた。
この時が初対面だが夕べ話を聞いていたからすぐこいつだと判った。
両親を呼び、対応を任せて俺は横をすり抜けて家を出た。
すれ違う瞬間女のねばっこい視線に一舐めされたような不快感がした。
帰宅して聞いたがずいぶんしつこく居座ったらしい。
女はその次の日もきた。前日は穏やかに対応した両親も流石に怒って今度きたら警察を呼ぶと告げた。
女はニヤニヤしたまま答えなかった。俺はこっそり裏口から出た。
その次の日も当然のように来たので通報して警官に連れて帰ってもらった。
女は隣町のアパートに一人で住んでるらしく、10キロ以上もの距離を歩いて家まで来てたらしい。
それから数日は何事もなく、俺も両親もやっと日常が戻ったとほっとした。しかし甘かった。
ある朝、玄関の前に猫の尻尾が数本落ちていた。引き千切られたもので中には内臓がくっついているのもあった。
ちなみに俺はそれを見つけた母の悲鳴で目を覚ました。
警察に届けて、女のアパートへ行ってもらった。死んでた。後で判ったが青酸カリを飲んでいた。死んだのは警察に連行された夜だった。
なら一体誰が?近所に別の変質者がいるのか?俺たちはひどく不快だったが、これで終わらなかった。
尻尾事件から3日後の朝、家の周りを何かが這いずった跡が見つかった。それは泥まみれで、手形や足跡が無数にあった。
警察が指紋を採ろうとしたが潰れたようになっていて採れなかった。近所で目撃証言はなかった。
だが俺たちはあの女だと思っていた。いや判っていた。
そして5日後、決定的なことが起きた。中に入ってきたのだ。
604: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 18:27:45.38 ID:de3gYrg+0
深夜、俺が2階の自室で横になって携帯をいじっていると、ガチャと裏口の開く音がした。思わず半身を起こした。
こんな時間に誰かが外に出たのか?それともまさか泥棒?
いや親が戸締りを忘れるはずはない。階下からはさらにドン ドン ドンと足音が聞こえてくる。
まるで自己の存在を誇示しているかのような不自然な音。どこに向かっているのか?
俺は思わず部屋の電気を点けドアを開けて様子をうかがった。ドン ドン 音が止まった。そして
ギシッ ギシッ 階段を上ってる!
俺がドアを閉めて鍵をかけた。こっちへ来る。女の狙いは俺だ。俺の部屋は二階の廊下の突き当りだった。
内線で階下で寝ているはずの両親を呼んだが誰も出ない。やがて足音の主は廊下へ着いた。
ドン ドン ドン またもあの大げさな音。俺はベッドで震えていた。やがて足音は部屋の前まで来た。
ガチャ いとも簡単にドアが開いた。明るい部屋に黒い影がぬうっと入り込んできた。形はあの女のものだ。
しかし何故かそこだけ暗闇ではっきりしない。どうやら俯いているようだった。
影はじわじわとこちらへ向かってきた。俺は金縛りのようになって声が出せなかった。開いた口から涎が流れた。
ベッドの縁まで来て影がぐっと伸びた。爛々と血走った両目が俺を射抜いた。歯を剥き出した。濡れた歯茎から唾液が黄色い歯を滑り落ちる。
「ががーーん」女が大口を開けて叫んだ。唾が顔に飛んだ。俺は小便を漏らした。
黒い塊が俺の顔を覆った。湿ってぶよぶよとした感触に襲われた。息ができない。動けないまま俺は意識を失った。
翌朝、起きてこない俺を心配した母のノックで目が覚めた。部屋の床は泥だらけだった。なぜか廊下にはなかった。
女のターゲットは俺だった。
その日は学校を休み、俺は階下の両親の寝室で一緒に寝た。その夜、トイレに行こうと階段の前を通ると、
二階から ドン ドン ドン と何かが転げ落ちるように降りてくる音がしてまたも失禁しながら逃げ帰った。
父が二階をくまなく見て回ったが何も見つからなかった。
605: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 18:31:16.14 ID:de3gYrg+0
両親は相談の上、俺を親戚に預けることにした。あくまで一時的な措置だったが、俺は長引きそうだと感じていた。
高速を使っても片道3時間。山間の田舎町に住む叔父の下で厄介になることになった。叔父は話を聞いて半信半疑だったが、
同居していた義母がそれを聞いてしきりに寺へ行けと進めるので、着いた次の日町外れにただ一軒ある寺へ行った。
寺自体は江戸時代からあるような古寺だったが住職は着たばかりの人でまだ若く修行を終えて間もないようで何とも頼りなかった。
一応話を聞いてもらったがいかにも自信なさそうに「自分はそういうのはちょっと・・・」というばかりでがっかりした。
本堂でお経を上げてもらったが特に効き目があるとは思えなかった。
ただ、田舎へ移ってから女は現れなくなった。ちょっとほっとしたが、家に帰っても無事とは思えず、
結局ただこの田舎で無為に過ごすしかないのか・・・と空しくもあった。帰れる日は来るのかと。
一週間ぐらい経った日、寺の住職が訪ねてきた。何でも本山から指導教官が着ているらしく、
俺の話をしたら連れて来いと言われたそうなのだ。住職がいうには除霊とかの経験も豊富らしい。ここへ来て初めて希望の光が見えてきたかも知れない。
俺は藁にもすがる気持ちで寺へついていった。本堂へ上がるとそこには格ゲーに出てきそうな筋骨隆々の坊さんがキンキラキンの袈裟を纏って待ち受けていた。
がっしりとした手で握手して「すべて任せなさい。明日にも家へ帰れるようにしてあげるから」と自信満々で告げられた。
その夜は本堂の隅に布団を敷いて衝立で隠した。マッチョ坊さんは夜通しお経を唱えると言っていた。
坊さんの読経は低いが良く通る声で聞いていると心地よく俺は自然と眠れた。
606: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 18:34:58.03 ID:de3gYrg+0
翌朝、耳をつんざく悲鳴で起こされた。何事かと衝立から顔を覗かせるとへたり込んだ住職が見えた。顔面蒼白になっている。
その視線の先には、倒れているマッチョ坊さんの姿が――。
「出てきてはいけません!」住職の悲鳴のような声が飛んで俺は顔を引っ込めた。その後は警察がきたりして大騒ぎになった。
俺ははっきり見ていないが、マッチョ坊さんの死体には首がなく、それも切られたのではなくねじ切られていたらしい。
そして床には所々泥水が飛び散っており、衝立にもべっとりと染みを作っていた。なんと布団の下にも泥水の跡があった。
坊さんを殺した何かは俺を見ていたのだ。俺は完全に化け物の手の中なのだ。俺は絶望的な気分になって叔父の家へ戻った。
その夜、叔父から家へ置いておけなくなったと言われた。義母が強硬だったらしい。翌日両親が迎えにくることになった。その夜は枕を濡らした。
いっそ死のうかとすら思った。
次の朝、迎えに来た両親と町を後にした。うねうねとした山道を下っていると、不意に前後から黒塗りの車が現れて近くの待避所へ誘導された。
車から降りてきたのは黒いスーツの男数人と、住職だった。
住職が俺たちへ言った。「本山へお出でください。もはや宗派の問題となりました。何卒ご協力ください」
半ば脅迫だが、俺もこのまま女が待ち受けている家へ帰りたくなかったので、両親に懇願し、ついていくことにした。
本山には俺だけが来るよう言われ両親にはそこで別れた。
本山がある場所はかなり遠く、本来なら飛行機で行くようなところだが、その車で行った。
到着すると、本山御用達の旅館に部屋を取ってもらった。付近は由緒正しいような店や旅館が並んでいた。
門前町みたいなものだろうか。
翌朝5時ごろに迎えが来た。マッチョ坊さんみたいながっしりした坊さんが4人で俺を囲むようにして入山した。
そのまま山中を一時間以上歩いた。立派なお堂などは素通りして奥へ奥へ入っていった。
やがて粗末な門が建っているところへ来た。そこから階段が続いていて先には小川を挟んで小さな茶室みたいな建物が見える。
「ここからはお一人でどうぞ」言われるままに俺は一歩踏み出した。
607: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 18:39:37.45 ID:de3gYrg+0
門を潜ったところで坊さんの一人にあの中に誰がいるのか聞いた。「とても偉い方です。失礼のないように」
それだけ言うと4人は来た道を引き返していった。俺は少々不安になりながらも粗末な小屋に向かって歩き出した。
小川にかかる小さな橋を渡った。その小屋は片方に縁側があって障子張りになっている。
ものの10秒で一周できるくらいの大きさしかない。「すみません」と声をかけると障子ががたつきながら開いて
中からかなり高齢の坊さんが出てきた。とても小柄で禿頭は染みだらけ、真っ白な眉毛が目を覆い隠していて
これも染みだらけの手には筋が浮いている。縁側へ出てくるのも一苦労といった風で身体が小刻みに震えていた。
俺は一気に不安になった。こりゃ駄目だ。太刀打ちできっこない。「話は聞いとる。寒いから、さ、入って」
中へ入ると六畳一間で、真ん中に囲炉裏があった。
茶釜で湯を沸かしているらしい。「まず白湯を飲みなさい」と端の欠けた茶碗に注いで出された。
熱くて口の中がやばいことになったが我慢してズルズル飲んだ。心なしかリラックスしてきた。
「それで、実は私は」「あ~言わんで」すぐに止められた。「あんたの見方はすなわち向こうの見方。知っても意味はない」「はあ」
「朝御飯食べたか?」「いえ」「なら相伴しなさい」
そういってどこからか小型の電子ジャーと出してきた。パカっと開けると中から美味そうな臭いの湯気が立ち上る。
爺さんはペッペッと両手に唾を吐きかけると熱々の御飯を掴んで握り始めた。
「前の川で洗ってきなさい」と皿を数枚渡された。爺さんの唾入りおにぎりはちょっと・・・と思いながらも
外に出て小川に皿をつけた冷たさに身体が引き締まる。透明で綺麗な水だ。
部屋に戻ると爺さんが片手に持った歪な飯の塊に海苔を巻いているところだった。
剥がれないようにしっかりと唾を塗りつけていた。俺を見てにっこり微笑むとそれを差し出してくる。
軽い吐き気を覚えたがまさか断るわけにも行かない。俺は清水の舞台から飛び降りるつもりでおにぎりを受け取り、かじった。
塩気がないが、炊きたてだからやはり美味い。でも唾つき。必死に白湯で流し込んだ。
608: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 18:42:07.22 ID:de3gYrg+0
その間じいさんは笑みを絶やさずにじっと俺を見ていた。俺が食い終わってから自分も食べ始めた。お互い食べ終わると
「今日はもう帰りなさい」と言ってきた。「え、でもまだ何も」「食べ方で大体わかる。なかなか厄介なものに見込まれとるようだ」
「あの、それは女でしょうか?」「もう違う。いろいろ引き込み引き込まれ途方もなくなっとる」「えっと、それはどういう」
「今日は帰りなされ」そういうと爺さんは電子ジャーを部屋の奥へ動かした。その拍子にこちらに尻を向けた。やたらもっこりしている。
(おむつ穿いてる・・・)思わず凝視してしまい、じいさんがこちらを向き直った瞬間に慌てて視線を外した。
小屋を出ると門の外でさっきの坊さんが迎えに来ていた。その後は旅館に戻ってだらだら過ごした。
次の朝同じように小屋へ向かう。爺さんはまた笑顔で俺を招じ入れた。「晩に来たよ」白湯を注ぎながら爺さんが言った。
「へ?」「縁側に座って恨み言をな」「はあ」「延々と言うておった」「女ですか?」「さあ」「さあって」
「もう横になっておったからの」「そ、そうですか」「じゃが、ここまで来たからにはなごうない」「はい?」
「無理を重ねたろうからの。もう八分通り勝ったよ」
俺の脳内は?で埋め尽くされたが色々聞こうといてもじいさんはマイペースでそれ以上はあまり会話が成立しなかった。
その日は混ぜ御飯を食って別れた。靴を履いて縁側から立ち上がると障子の向こうから爺さんが「今夜辺り来るからの」
「え?来るって僕のところにですか?!」「最後っ屁じゃ。気にせんことよ」
詳しく聞こうと障子に手をかけたが開けるのは憚られて結局そのまま下山した。
途中迎えの坊さんに聞いてみようとしたが「仰られたとおりにしてください」としか返ってこなかった。
609: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 18:44:26.69 ID:de3gYrg+0
その夜、旅館の部屋で俺は灯りとテレビをつけっぱなしにして布団に入った。ちなみに部屋に窓はなく、風呂トイレはなかった。
深夜2時過ぎ、テレビ放送が終了しカラフルな鍵盤に切り替わった。どのチャンネルも同じ。仕方なく電源を切った。
携帯をいじっていると、天井から ドン ドン ドン と聞き覚えのある音が聞こえてきた。「あいつだ」俺は即座にあの女がきたと判った。
ドン ドン ドン ドン 足音は部屋の天井を傍若無人に歩き回っている。しかし前回と違い俺は気が大きくなっていたので思わず「おい!」と声をかけた。
途端に音が止んだ。
俺のはったりが効いたか?思わず笑みがこぼれた。
「ががーーん」いきなりテレビ画面から絶叫が聞こえた。あの女の顔が大写しになっている。目をひん剥いて俺を睨みつけている。
女は涎を垂らしながら叫び続けている。同時に部屋の襖にどすんと何かがぶち当たった。まるで体当たりでもしているかのように。
もう一度どすんと衝撃が走って襖が飛んだ。黒い塊が押し入ってきた。
女だ。俯いた姿勢のまま俺の前までじわじわとやってきた。背後のテレビの絶叫はいつの間にか止んでいる。
影がぐぐっと伸びた。血まみれのマッチョ坊さんの顔が絶叫した。「ががーーん」俺は今月三度目の失禁をした。
翌朝、仲居さんの冷たい視線から逃れるように本山へ上った。門までくると爺さんが縁側に腰掛けているのが見えた。珍しいことらしく送り迎えの坊さんは驚いていた。
爺さんは俺が近くにくると開口一番「もう帰りなさい。悪いものはのうなった」と告げた。「それって除霊したってことですか?」と俺が聞いても
ニコニコするだけで、白湯を出して「これを飲んだら帰りなさい」と言うだけだった。だから俺はそうした。
爺さんの言うとおり、もう何も起こらなかった。おはなみいくやつしね。
634: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/16(水) 23:20:18.48 ID:+/MgsF4w0
話をぶった切るようですみませんが、最近私?が体験した怖い話。
自分じゃなくて、むしろ、周りが怖がっていたのですが。
・私と電話した相手の方に女の笑い声が聞こえる、もしくは呻き声が聞こえる(自分の方は異常なし)
・こちらの発信履歴がないのに、私から着信があったと言われる。
・同僚のスマホなどの充電が私が一緒の時の減りが半端ない。もしくは、充電がいつの間にか切れてる。
・電化製品すぐ壊れる(新品で買ったものの3割が初期不良)
・自宅のベランダに夜の3、4時ごろカラス様の来訪
箇条書きにするとあまり怖くなかったです。
すみませんでした
638: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 09:36:43.63 ID:5mPsOpxg0
上記の記入したものですが、追記。
自称霊感あるよ!守護霊見えてお払いできる霊能力者紹介するよ!って知り合いがいたのですが、そのお払いできる霊能力者に私のことを相談しようとしたところ突然連絡取れなくなったと言われ…。
私のせいだって言われてるんですけど、全く心当たりもないし、そんなことを言われてもって感じです。
647: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:03:14.52 ID:ZhV/R3QF0
自分がやっちゃった話なんで黒歴史でもあるけど、暴露する。
大学時代バイトしてたスーパーの待遇が酷かった。時給は普通だけど、本来休みの日に急に電話がかかってきて出勤になったり、仕事が多くて嫌々残ってるのに社員に「わざわざ残ってまで時給が欲しいのか」と嫌味を言われたりと散々だった。
自分で言うと説得力ないけど、俺が仕事できないわけじゃなくて社員の怠慢でバイト一人当たりの仕事量が増えてるから残業って感じ。
主婦のバイトは家庭があるから帰っちゃうし、同年代同士で愚痴りながら残業、もちろん生真面目な主婦さんが残業することもあったけど、子供が待ってるのに長時間引き止めるわけにはいかないから「俺らがやっとくんで帰って大丈夫っすよ」とかカッコつけて、更に残業。
で、ある日俺一人で事務所で伝票処理する事になった。
ちょっと休憩しようと思って事務所出て自販機に行こうと思ったら、コピー機の裏の壁が配電用の穴開けっぱなしなのに気付いた。多分改装した時直さなかったんだと思う。
誰の目にも付かないし、覗き込む人も居ないだろうな、と思うと悪戯心が湧いてきた。
机に戻ってメモ用紙に逆五芒星を書いて、悪魔召喚ごっこをして「祓い」をせずに紙を穴に放り込んだ。
そっから大学卒業までの2年間に、駐車場で自殺一件、死亡事故1件、物損多数、万引の発生件数が右肩上がり、社員バイト問わず病気や貰い事故多数、と一気に「なんかやばいんじゃないか?」って噂が流れるほどおかしい事が起きた。
というか、今でも近所の他のスーパーより犯罪件数は多いらしい。
紙は回収してない。
悪戯でも黒魔術なんてやった俺のせいなのか、単なる偶然なのかわからんけど、未だに当て逃げやら万引やらでパトカーが来てるのを見ると流石に罪悪感が酷い。
せめてあの紙を処分しとけばよかったのに。
俺のせいなんだろうか。だとしたらいつまで効果があるんだろうか。
いつまで俺は気に病み続けるんだろうか。
バカバカしい暴露話だけど、ずっと引きずってて誰かに話したかったから書いた。
なんかすまん。
652: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 12:40:29.37 ID:+yjjo0XY0
>>647
そのおまじない、めちゃくちゃ効くんだね!
そんなに効くなら興味あるなー
でも647さんに返ってこないか心配。
647さん自身には特に災いはない?
656: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 16:48:21.15 ID:+MDEq7kM0
隣人
前に住んでたアパートで起きた出来事だ
俺が住んでたのは、築30年以上の古い木造2階建てのアパートだった。駅の近くだったが、古いせいか周りの物件より安かった。当然、安いところに住む住民はみんな生活状況は悪かった。1日中咳き込んでる
老人。四六時中訳の分からない言葉でケンカしてる外人夫婦。そんな所に住んでた。当時の俺はフリーターで、働いてはいたが収入は少なかった。
ある頃から部屋の異変が始まった。
最初はささいな事から始まった。捨てた記憶がないのに、ゴミ箱が空になってた。
ゴミなんか盗むやつはいないだろうから、俺の勘違いって事にした。
数日後またゴミ箱が空になった。これで確信した。誰かがゴミを盗んでる。でもなぜゴミなんだろう。
そう思いはしたが、たかだかゴミがなくなった位で気に留めるのはやめた。
今度は数少ないパンツが1枚消えた。コインランドリーに持っていき帰ってきたら昨日履いたのがない。
数日後部屋の中から出てきた。なんかおかしい。
台所の茶碗が洗われてた。もちろん自分でやった記憶はない。ある時、家に帰ると押入れから物音がしたような気がした。押入れを開けたが当然誰もいない。何日かして、風邪でバイトを早退しいつもより早めに帰宅した。ドアを開けると、そいつはいた。使った後の割り箸を舐めながらその女は俺を見た。
俺は大声を上げ外に逃げた。近所の人に警察を呼んでもらいパトカーが来た。事情を説明して部屋を調べてもらった。外で待っていたら、女の喚き声が聞こえ、警察官に捕まり出てきた。翌日、警察に呼ばれ教えてもらった。犯人は隣に住む1人暮らしの女性で、精神的に病んでいて通院中だそうだ。古いアパートだから、
押入れの天井はすぐ外せるらしくそこから出入りしていたそうだ。
理由は、最初は隣人への好奇心らしかったが、それが恋愛感情に変わったそうだ。
俺が隣人のその女を見たのはその時初めてだった。髪の長い痩せたその女の風貌が気持ち悪かった。
警察官に言われた。その女は精神疾患だからすぐ釈放されると。引っ越した方が安全だと。
とりあえず荷物をまとめ友達の家に転がりこみ、少したってから今のアパートに移った。
そんな事から1年程たち忘れかけてた頃、アルバムを整理しようと開くとその女の写真が俺の写真の横に貼られてた。
657: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 17:19:09.06 ID:j9XpdKnl0
>>656
怖いな
666: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 01:58:29.85 ID:K+PbF3lvO
呪いのリカちゃん人形
もう10年以上前、高校生の頃のこと。友達と数人で花見をした。隣の市のそこそこ高い山に登った。猪とき猿とか頻繁に出る山で危険だったけど、そういうのも楽しいお年頃だった。田舎は娯楽少ないしね。
で、ビニ弁とか菓子とか食い散らかしてひとしきり騒いだあと、夕方になって下りるかとなったとき、俺糞したくなってさ、一人離れて藪の中に入って行ったんだ。
で踏ん張ってたら、茂みの向こうに石造りの何かがチラチラ見えたの。し終わって雑草で拭いてからそっち確認しに行くと、小さな祠があって中にリカちゃん人形が立ってた。
他に腐ったみかんと空のコップ。酒缶のやつね。何これおもれーと思って写メ取って皆のところへ戻った。
んで写メ見せたんだけど、そこには祠から片足を踏み出してこっち来ようとするリカちゃんが写ってた。
667: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 02:06:28.70 ID:K+PbF3lvO
俺絶叫。マジ絶叫。皆はネットから拾った画像だろとか言ってたが、俺が帰ろう帰ろうとビビりまくっているのを見て何人かが藪の中へ入って行った。
俺はもちろんそこに留まった。しばらくして戻ってきたが一人の手にはリカちゃん人形が……ニヤニヤしながら見せびらかしてくる。
「お前アホか!はよ返せ!」
「イヤだよ。返したいならお前がやれ」
といきなり放ってきた。思わず避けたら足元に落ちたリカちゃん人形と目が合った。よく見たら目蓋がついててぐりーんぐりーんと上げ下げしている。
「いいから早く戻してよっ!」
俺は叫んで投げてきた奴を睨みつけた。場が白けて他の奴も戻した方がいいと言ったからそいつは舌打ちしながら戻しに行った。
その翌々日、そいつが死んだ。風呂場で倒れてそのまま。心筋梗塞だった。
668: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 02:13:19.16 ID:K+PbF3lvO
俺以外のメンバーもビビりまくった。明らかに祟りとしか思えなかった。放課後図書室に集まって相談した。
霊媒師のところへ行こうと言う奴がいたが知り合いにそんなのいないし、寺や神社は身近な存在過ぎて坊さんや神主さんは普通のおっさんという認識しかなかった。
皆が黙ってしまったとき、本棚の通路から出て来た奴がいた。同級生のHだった。いつも文庫本読んでる暗い奴。オタッキー顔。あまり話したこともない。
「それ解決したら友達になってくれる?」
何を言い出すかと思ったら。てか、盗み聞きかよ。俺たちは相手にせず、図書室を出た。次々別れ一人で家へ向かっているとき後ろから走ってくる足音が。振り替えれば奴がいた。
669: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 02:18:38.04 ID:K+PbF3lvO
「ねえ、困ってるんでしょ?ちょっと頼んでみてよ」
俺は若干キレつつ聞いた。
「お前何か霊能力とかあんの?」
「全然ない。見たことないし信じてない」
「じゃあどうやって解決するんだよ!」
「とにかくやってみるから」
「お前いい加減にしろよ」
「いいから案内して」
「イヤだよ。もう二度と行きたくねえんだから」
振り切って帰った。
次の日、もう一人が死んだ。校門の前で暴走車に突っ込まれて。他にも生徒はいたのにそいつだけピンポイントで死んだ。
670: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 02:23:56.54 ID:K+PbF3lvO
それ以降調子づいたHはしつこく付きまとってきた。俺は時には暴力をふるいつつ拒否していた。何故か他のメンバーには行かない。舐められているようだった。
だが交通事故の翌週、また一人死んだ。学校の屋上から転落死。自殺扱いされた。俺はHに降参した。あそこへ案内することにも同意した。イヤでたまらなかったがこのままじゃ死ぬ。背に腹は代えられなかった。
671: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 02:37:14.12 ID:K+PbF3lvO
他のメンバー――残り2人――は同行拒否したからHとマンツーマンin山。念のために痴漢撃退スプレーを持って行った。
猪や猿と出くわすことなく例の藪の近くまできた。怖くて先に進みたくなかったが一人で待つのも怖いから仕方なく祠までついていった。
祠は初めて見た時と同じだった。リカちゃんの立ち位置は変わっていたがそれは最初に死んだあいつが動かしたせいだろう。
「これ?」
「何か感じるか?」
「だから見えないって」
「じゃどうするんだよ!」
イラついて声を荒げた。
「こうする」
Hはリカちゃんを足で祠の外に落とした。さらに蹴っ飛ばした。
「おい!」
俺はめちゃくちゃビビった。まさかいきなりそんなことするとは思わなかった。
Hは止まらずリカちゃんを踏んづけている。顔から足からガンガン踏みまくっている。
「おい止めろって!」
Hに駆け寄り突き飛ばした。尻餅をついたHはこっちを睨みつけてきた。目が血走っている。
「邪魔しないで!」
立ち上がって続けようとするので羽交い締めにした。こいつどうしたんだ。発狂したんか?
「ヤバいって。お前どうしたんだ」
「何も見えないから見るためにやってんだよ!」
「?!」
「粗末にしたら祟るだろ?たぶん。そしたら現れるだろ何か。見えるようになるじゃん」
あまりの超理論に俺は思わず手を離してしまった。Hはリカちゃんに駆け寄り近くに落ちてた石を掴んでガンガン殴り始めた。リカちゃんの顔がひしゃげて服が破れた。
672: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 02:53:27.12 ID:K+PbF3lvO
そのままどのくらいの時間が過ぎたのか。俺は呆然とHによる人形蹂躙を見ていた。山の中でオタクがリカちゃん人形をめちゃくちゃにしている。あまりに異常な光景だった。
俺はその内吐き気がしてきてHから背を向けて吐いた。その後もしゃがみ込んでじっとしていた。
Hの激しい息づかいと「この野郎」「あばずれ」とか低い声で聞こえてくる。 このまま逃げるか。立ち上がれるか。体を浮かしかけたとき背中に手の感触が。
「ヒッ」
「終わったよ」
見るとそこにはリカちゃん人形のバラバラ死体が。
「結局何も現れなかった」
Hは残念そうに行ってポケットからライターを出した。
「おいお前何を」
「完全犯罪」
Hは枝や葉っぱを振りかけてリカちゃん人形に火をつけた。嘘みたいに燃えた。燃えカスはHが茂みの下に蹴り込んだ。
その頃には俺もどこか感覚が麻痺してしまっていた。
「おいもういいだろ。帰るぞ」
「出直しだね」
二人で藪から出ようとしたとき、Hがあっと声を出して引き返した。
「何だよ!」
「肝心なやつが残っていた」
ニヤリと笑うと祠まで戻り、両手で押し倒した。そして何と立ち小便し出した。
「お前ガチのキチガイだな」
「友達がかかってるんだよ?もう引き返せないよ」
小便しながらそう呟くHは例えようもなく不気味だった。
673: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 03:03:58.64 ID:K+PbF3lvO
そして今度こそやっと下山した。
次の日Hは学校を休んだ。
翌々日普通に来た。昨日は県庁所在地のアニメイトにフィギュア買いに行ったらしい。
「リカちゃんの天敵を買ってきた。これから山へ置いてくる」
放課後そう言って帰って行った。それ以降俺たちは誰も死ななかったからきっと功を奏したのだろう。
Hとはそれ以降友達というか腐れ縁みたいになって時々連んで変な体験をする羽目になるのだが、それはまた別のお話。
それより10年以上経って、あのときのメンバーから連絡があった。Hが死んだらしい。山でバラバラになった焼死体で見つかったんだって。側には空になったライターが落ちていたそうだ。
675: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 04:38:12.75 ID:La9UYHO+O
おもちゃのピアノ
私が中学生の時まで住んでいた集合団地の近くに空き家が一軒あった。ただ、空き家と言っても、
人が住める様な状態ではなく、家財道具などがひどく散乱したまま放置され、
外壁も半壊した、ほとんど廃墟の様な建物だったので道側からでも内部が丸見えだった。
私の学校 - 自宅までの行き帰りには、少し時間を短縮できる近道があって、ある時まで、
ずっとそこを使っていた。空き家は、「近道」を通る時には必ず目にする場所だった。
ある日、夕暮れ時にその道を一人で通っていた時、何気なく空き家を見ると中に人影があった。
反射的に立ち止まって見てみると、その人物は子供用のおもちゃの小さなピアノ(?)の前に正座しており、
鍵盤らしき部分に両指を乗せ、まるで演奏している様なポーズを取っていた。
しかし指や腕を動かしたりして実際に演奏するという訳でもなく、その姿勢のまま固まっていて、
首をがっくりと前にうなだれさせて俯き、全く動く事なくそこにいた。表情は見えなかったが、
スーツの様な服を着た男の人だった気がする。何だかすごく不気味に思えて、急いで走って家に帰った。
その奇妙な人影は結局、卒業までに3回見た。2回目に見た時は友人と一緒だったが、
友人も私も怖がりなので声をかけたりなど到底できず、逃げる様にすぐその場を離れた。
3回目、最後にそれを見た時は、同じポーズの人がもう1人増えていた。
髪型はセミロングの20代くらいの若そうな女の人で、やはり正座して、
おもちゃのピアノの鍵盤に両指を乗せ、微動だにせず深く俯いている。前述のスーツの人の隣で。
その後はもう空き家を見るのも嫌になって、引っ越すまで二度と例の近道を使わなかったので、
あれが生きている人物だったのか幽霊的なものだったのか、何もかも分からない。
でも、とにかく、もう二度とあんな不気味な物は見たくない・・・。
678: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 14:31:22.78 ID:ixNICVi60
保育園の頃なんで、子供特有の妄想って言われたらそれで終わりなんだけど
その当時夜はいつも母の隣で寝てたんだけど、ある日寝た後に目が覚めてしまって(小さい時に夜、目が覚めたのはこの時だけ)
何を思ったか、寝てた寝室から廊下へ出て辺りを見回したら、ちょうどその廊下の突き当たりの部屋の扉が開いててその部屋の中が見える状態になってたんだけど
その部屋の中を沢山の半透明な人が列になって歩いてて自分は怖くなって叫びながら寝室に戻って行って、叫び声で起きた母に心配されながらそのまままた寝たんだけど
今思うと、その人たちが歩いてたルートって、近所の墓と寺を結ぶようなルートなんだけど、仮に夢だとしてもその当時は墓とか寺の位置とか把握して無いからどうしてそんなドンピシャなルートだったのか今でも謎
しかもそれくらいしか今までの人生霊的な体験したことないし
746: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 20:27:45.84 ID:HsZplCRH0
瑕疵物件滞在記
オカルト好きで怖いもの知らずの俺が、完璧になめて瑕疵物権に住んでみた話だ。
物件は駅から徒歩10分、2LDKで3万5千円。この地域の相場の半額だ。
不動産屋で、瑕疵物件で安い所を探してると言って見つけた。本当に出るらしい。
あまりに回転率が激しい為、敷金礼金は無しだという事で即決した。
荷物は最低限にした。すぐ逃げれるようにだ。実際、段ボール2箱。
以下、その時の記録。記録は次の日に書いてた。
1日目:特に異変なし。トイレの電球が切れる。
2日目:部屋中が、なんか臭う。(なにかが腐った臭い)トイレの電球交換。
3日目:臭いが増してる。消臭剤を大量に置く。トイレの電球がまた切れる。
4日目:消臭剤が効かない。不動産屋にTel。トイレの電球また切れる。人生初の金縛り。
5日目:不動産屋が調査。とりあえず排水管の掃除を専門業者に依頼するとの事。
電球が切れてない事が判明。消えた理由調査で電気屋に来てもらう。結果、異常無し。
金縛りに合う。耳鳴りがひどい。
6日目:職場で、話した事もない事務員さんに「あなた憑いてますよ」と言われる。知ってますよと答える。
部屋にいる間中耳鳴り。部屋は臭い。トイレの電球消える。
実家で記録。
結果、7日目で退去。時間は未確認だが、寝ていると金縛りで意識が起きる。目を閉じてるはずなのに見える。
視野の下から顔が出てきた。閉じてる目にはその姿を逸らす方法は無かった。多分若いであろう女性。目は無い。
口を開け近づいてきた。噛まれると思った。が、耳元で「なんでころした」そう聞こえた。言葉に出せない俺は
心の中で俺じゃない俺じゃないと叫びながら気を失った。朝、目覚めて荷物をまとめて退去した。
不動産屋からは自殺だと聞いていた。退去後すぐ電話し、確認したがやはり自殺だと言われた。退去の事を伝えると
鼻で笑われた。馬鹿な俺は、その足で警察に行った。一部始終話した。話しを聞いてくれた警察官が笑いをこらえた
表情で、「ご協力ありがとうございます」と言った。
後日談はまだ無い。
747: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/20(日) 21:00:32.21 ID:33MA6YX90
不動産屋と警察官が不気味だな
770: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/22(火) 16:28:22.82 ID:xBQvjWWK0
拾った携帯電話
ある日、趣味のバス釣りで郊外の池に来ていた。そこで携帯電話を拾った。
携帯は操作ロックがかかってる。夜、約束があったから翌日警察に届ける事にした。
夜中にその携帯に着信があったようだ。マナーバイブの振動がテーブルから聞こえたからだ。
朝早めに起きて、駅前の交番に届けた。
一週間ほど過ぎた夜、俺の携帯に知らない番号から着信があった。出るとあの携帯電話の落し主だった。
相手は中年っぽい男性だ。お礼がしたいとしきりに言われるが、丁寧にお断りした。
次の夜もその次の夜も男性からまた電話があった。あまりのしつこさに腹が立ち電話が鳴ったが出なかった。
すぐ部屋を出て駅前の交番に行った。何度もお礼のお断りをしてるのにしつこいから迷惑だと。
警察官が書類を出してきて、怪訝そうな顔で俺を見る。
その携帯電話の持ち主はまだ表れてませんよ。
そう言って奥のロッカーからその携帯電話を持ってきて見せてくれた。
意味が解らなかった。事情を話しながら自分の携帯を出し着信履歴から掛けた。机の上のその携帯が
振動され呼び出されている。警察官も不思議そうな顔して見てたが、とりあえずその番号を控えるだけだった。
あとはお決まりの言葉で、調べときますねと言われ帰宅した。
その夜だ。夜いきなりドンドンドンと玄関を叩く音で起きた。「お礼させてくださいよ~」あの男だ。
なぜ俺の住所が解ったんだと嫌な汗が湧き出た。ドア越しに、お礼ってまだ携帯とりに行ってないじゃない
ですかと言った。「早く俺を見つけてお礼させてくださいよ~」俺を見つけてってそこにいるじゃない
ですか。そう言うと、「俺はここじゃない。早く見つけてくださいよ~」怖くなり布団を被り朝まで震えてた。
翌朝、警察から話が聞きたいと電話が入った。交番に行き、地図を広げ拾った付近を教えた。その夜、また
警察から電話があった。その池から溺死体が見つかったと。携帯番号から持ち主を探すと捜索願いが出てたと。
その男は、携帯ビジネスで騙され自殺したがってたと。
翌日、花を持ってその池に行った。見つかったけどお礼には来ないでください。心の中で言って手を合わせた。
なんで俺の部屋が解ったんだろ?フッと口から出た。
耳元で聞こえた「電話したからだよ」ゾクッとした。
776: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/23(水) 11:05:41.42 ID:CIpBZ1wT0
座敷わらし?
怖いかどうかわからないけど、話させてください。
俺の家は宮城の田舎の方にあって、上京してからは中々縁遠い所になった。
そんなこんなでしばらく連絡も取り合ってなかったんだけど、急に親から連絡が入った。
家をお祓いしたっていい始めたんだ。
その霊媒師が言うには、霊道になっていたらしい。
その話を聞いたとき、なんで?って言うよりやっぱりって感じだった。
俺の家はなんか雰囲気おかしかったんだ。
昼でも暗くて、じめっとしてて、友達の家に遊びに行った時におかしいんだって気づいた。
そんな家だから、霊感とか感じた瞬間がない俺でも何度か変な体験をした。
今で寝てると回りが騒がしくて、一日に5回くらいカナシバリトカよくあって、誰もいないはずの2階からスリッパで歩く音がする。
そんなある日、父親が2階の廊下にお菓子を置き始めたんだ。
なんでも2階に座敷わらしがいるって言って。
その時は親父が病んでるのかなぁ、と思っていたんだけど、そんな話を聞いてから気持ちのせいか、赤い着物の女の子を視界の端に見るようになった。
怖いって言うより、なんか可愛いなって感じで俺も物置から昔使ってたオモチャとか出して廊下に置いといた。
それからもその子を見たりしても、何となく気にしないで過ごしてた。
777: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/23(水) 11:09:50.23 ID:CIpBZ1wT0
>>776続き
そんなある日だった。夜に急に金縛りにあって目が覚めた。
その時、ちょうど机の上のライトをつけっぱなしで寝てたから、部屋の家具がうっすら見えるくらいだった。
経験はあったから、熔けるまで目開けて天井の染みとか見てた。でもその日はそれでは終わらなかった。
しばらくすると耳の中、深いところで金属が擦られるような高い音がずっとなっていた。
こういう音がするときは何か見えた気がしちゃうから俺は天井を見てその他は意識的に見ないようにしてた。目も閉じられないから。
すると、どうも机の横が気になる。
誰か立っている気がする。見たくないなー、って思ってても目は動いてしまう。ギッギッ、って目が音を立てて動いていく感覚。
目の端にそれの姿が徐々に見える。
それは赤い着物を着た女の子だった。
でもバランスがおかしい。
頭がビニール袋にパンパンに空気を入れたみたいに膨らんで、怒りに満ちた表情でシワが深く刻まれていた。
それが微動だにせず、こっちを睨んでる。
なんだろう?何を起こってるんだろう?脳みそをぐるぐる掻き回されて、まともに物を考えられなくなっていた。
そいつの体が沸々と揺らいで行った時に俺は意識を無くした。
朝起きると、それはいなかった。
体には妙な倦怠感と、肌に張り付く寝巻きで起きる気がしなかった。
あれは座敷わらしだったのか?もっと恐ろしいものだったんじゃないか?
俺はその日から親父にお菓子を置くのを止めさせた。
790: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/24(木) 18:51:20.33 ID:0820fcGJ0
この子が見えるんですか?
叔父さんの勤めてるタクシー会社は地方都市にある。叔父さんの同僚に起きた事だ。
その同僚の運転手は、ふざけ半分サービス半分位の軽い気持ちでイタズラしてたらしい。
それは乗車するお客さんを一人多く乗せてる状況を作って心理的に脅かす。
客が一人の場合は、ドアを閉める時間を少し遅らす。客が二人なら、助手席のドアも開ける。
そして会話の中で何気に「今日はお二人でデートですか?」とか「今日は皆さん三人で~」
とか言ってたらしい。ほとんどの客は驚くそうだ。運転手はネタばらしする事もなく頭をひねり
「見間違いしたみたいで、すいません」と言ってほくそ笑んでたらしい。
ある時、一人の女性を乗せた時も「今日はお二人でお出かけですか」
客は他の客同様驚いた顔をした。ただ口から出た言葉は「この子が見えるんですか」
運転手は生唾を飲み込み冷たい汗を感じながら何も喋れなかった。
反省したのか、そんなイタズラは言わなくなったらしいが、数日後、二人の客を乗せた。
目的地は、住宅街のアパートだ。目的地に着いた。着いたがアパートは無い。ナビは間違いなく
そこを示してる。あるのは空き地だ。「お客さん、住所はここなんですけどね~」と言いながら
ミラーを見る。居ない?後ろを振り向くと、顔の焼け爛れた男女が座ってる。悲鳴を上げながら
タクシーから逃げ出す運転手。その声で出てきた住民に震えながら事を話すと教えてくれた。
その1年前、空き地である場所にはアパートがあり、原因不明の火事で若い夫婦が亡くなってると。
運転手は半泣きの状態で後部座席を見た時には姿は無かった。ただ、焦げ臭いにおいが車内に残ってた。
運転出来る状態ではなかったから無線で事情を話し、代行の人に来て貰った。その代行で行ったのが
叔父さんだった。同僚を助手席に座らせ叔父さんの運転で会社に戻った。その時は言わなかったらしいが、
ミラー越しに見たそうだ。ただその客は、二人ではなくひしめき合ってる何体もの黒い影だった。
翌日、同僚は辞めた。会社でタクシーをどこかにお祓いしに持っていくと、すぐ廃車になった。
その車が霊を呼び込む器となってるからだそうだ。
それを作ってしまった同僚は数日後、自分の車で事故を起こして亡くなったと。
817: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/27(日) 06:14:53.64 ID:Ro054AUBO
アザおばさん
他のスレですか前にコンビニでアザがあるおばさんに追いかけられたという話をした者です。
あれから大変な目に会うばかりになっています。住んでるマンションで頻繁に幽霊が出没するようになってしまって(笑)
私が「見える」ようになったのかはたまた心の病なのか…。
長くなりますが経緯を少し書かせてもらいます。
818: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/27(日) 06:15:26.75 ID:Ro054AUBO
>>817
アザおばさんの話を簡単に言うと閉店になるコンビニで幽霊なのか電波系なのか顔にアザがあるおばさんに話しかけられ、後日追いかけられたという顛末です。
その一件から数日後、私は14階建てのマンションに住んでるんですがそれは唐突に起きました。
マンションでは自治会が整っていて近所付き合いが盛んな所なんですが、
ある階の老人が孤独死で発見されました。
私も自治会関連で面識がある程度だったんですが夜中にゴミ出しをする際にエレベーターに乗るとある階で止まり、その老人が立っていました。
そして、生前と同じように丁寧な挨拶をされるんですがエレベーターの中には入ってこずに一定の距離を保っている。こちらも会釈してエレベーターの閉ボタンを押し、その日は何もなかったんですが週に何度も同じような体験をしています。
821: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/27(日) 06:17:36.51 ID:Ro054AUBO
>>818
また、友人の店で働いていた外国人の男性が事故で急死をしたのですが友人に会いに店に出向くと彼が立っていました。
私と目があったのにビックリした顔で英語でまくしたててくるのですが、こちらも一定の距離を保って近づいてくる気配もない。あまりにもしつこく話しかけるので足早に店を出たんですが、私のマンションで彼を何度も見かけるようになりました。
追っかけてきたのか?と思うんですが、私を見ると近づいて話しかけてくるんですが一定の距離で止まるので無視を続けています。ですが私が住んでる場所を探してるみたいで上昇するエレベーター越しに彼と目が合い、急いで近づいてくる場面もあるので驚かされます。
822: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/27(日) 06:18:11.60 ID:Ro054AUBO
>>821
一応、総合失調症の疑いなのかと心療内科の受診をした事もありますが当然この話をすれば疑われてもおかしくなく、安定剤を処方されました。
ですが、不眠や対人恐怖症のような弊害はなく検査も正常でした。
それにこの話を他の人にする事自体、変に見られるだろうという客観的な意識もあります。個人的には「見える」ようになったとしか説明が出来ない、そんな心境です。
私と同じような体験をした人はいるんでしょうか?やはり心の病なんでしょうか?
842: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 05:08:12.97 ID:pYNDg2/R0
恐怖のメンヘラちゃん
メンヘラちゃんには気を付けてください。
私は女ですが、女メンヘラちゃんに関わったことで怖い思いしたので書きます。
私の前に働いていた職場は若い女性社員が多くて、
社内はいくつかの女子グループがあり、たまたま私とメンヘラちゃんは同じグループでした。
メンヘラちゃんのほうが先に働いていたため、元々あったグループに私が後から入った感じです。
グループのみんないい人でメンヘラちゃんも初めは普通でグループみんな仲良しだったんですけど、
私が気分転換にロングの髪をショートカットくらいまでに切ったことで可笑しなことになりました。。
私は元々男顔だったので、髪を切ったことによって周りからイケメンだとふざけて言われるようになったんですけど、
メンヘラちゃんは人一倍
「私ちゃんかっこいい」「私ちゃんイケメン」「私ちゃんのことすごく好きかも」
と言って腕くんだり、顔見つめてきたりすごくベタベタしてきました。
メンヘラちゃんは2次元の男の子が大好きで私がそれに似てたらいいんです。
最初はふざけて「ありがとう。メンヘラちゃんもかわいいよ」
とかイケメン対応してたんですけど、
ある日会社の飲み会の席でいきなりチューされそうになって
拒否ったらメンヘラちゃんがまさかのヒステリック起こして大号泣したんです。
それで、もしかして私メンヘラちゃんにマジで惚れられてる?って思って、失礼な話すごく引いてしまったんです。
どう接したらいいのかわからなくなってしまって、彼氏に相談したところ
「女らしくすりゃいいんじゃない??」とアドバイスをもらいました。
私はそのアドバイスを聞いて、髪はすぐ伸びないからメイクと服装を女らしく変えてみたりしたんです。
そしたらすぐにメンヘラちゃんが気付いて「なんか最近系統変わった?前のほうが良い。戻して」って言ってきました。
でも、「彼氏の好みに合わせようと思ってw」って言ってごまかしたら、
その時からメンヘラちゃんの態度が急変したんです。
843: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 05:08:44.79 ID:pYNDg2/R0
常にイライラして周りの人に当たったり、いきなり泣き出したり、急にいなくなったり
目つきとかもきつくなってちょっと怖かったです。
私は社内に仲のいい共通の趣味を持った男の子がいたのですが、なぜかいきなりその人の悪口をめちゃくちゃ言い出して
さすがにちょっと無理かもって思ってメンヘラちゃんと距離を置きました。
グループにあとから入ったのは私ですし、揉めるのも嫌だったので結局そのグループからもやんわり抜けました。。
それからは、美人ちゃんて女の子とお昼食べたり一緒に帰ったりしてたんですけど、、
メンヘラちゃんは週に1度は絶対に私に二人で遊び行こうとか誘ってきました。
毎回私は理由つけて断ってたのですが毎回断っていたためメンヘラちゃんも私が避けてるのに気づいたのか誘ってこなくなりました。
今思ったらこの辺からメンヘラちゃんがさらに壊れ始めたのかもしれません。
美人ちゃんとは本当にすごく仲が良くなって、休みの日にお互いの家に泊まりに行ったりしてました。
お互いに彼氏がいたので彼氏の相談をしたり、趣味も一緒だったので趣味の話をしたりして、
一緒に二人で旅行に行ったりするくらい仲良くなりました。
そんなある日、美人ちゃんが「最近メンヘラちゃんて子と連絡先を交換したんだけど、すごい連絡が来るんだよね。
私ちゃんと仲がいいって言ってるけど本当??3人で遊びたいって言ってるんだけど、どうする?」
みたいに聞かれました。
私は美人ちゃんにメンヘラちゃんが苦手なことを伝えて、適当に断ってもらいました。
そんな中事件は起こったんです。
メンヘラちゃんの誘いを断った次の日、美人ちゃんは会社に来なかったんです。
連絡しても返事は来ませんでした。いつもは返事の早い美人ちゃんなだけに心配でした。
お昼になって美人ちゃんがいないから私は一人でランチすることになったんですけど、
そしたら嬉しそうにメンヘラちゃんが「私と一緒にランチしよー!!!」
って言ってきました。
844: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 05:09:21.00 ID:pYNDg2/R0
まあたまにはいいかなと思い一緒にランチしたんですけど、ひたすら美人ちゃんの悪口を言われ、
私はイライラしてしまったんです。でも適当に聞き流して早めにランチを終え仕事に戻ろうとしたところ
帰りに飲みに行こうって誘われました。
私は少し強い口調で「行かない。」と言いました。
人の悪口ばかりをいうメンヘラちゃんと関わりたく無かったんです。
メンヘラちゃんは無表情でぼーっとしててちょっと怖かったです。
その日は仕事終わってすぐに帰ったのですが、職場を出てすぐに会社のほうにパトカーが向かって行きました。
パトカーなんて珍しくもないしその時は特に気にもしませんでした。
会社から家に向かう道はあんまり人通りがなくて、大きい公園が途中にあり、夜はかなり暗くて怖いんです。
なのでいつも気を紛らわそうと、音楽聞きながら速足で歩いて帰ってたんですけど、
曲が終わって次の曲が始まるまでの無音の時にコツコツコツって真後ろからヒールの音が聞こえたんです。
私はヒールじゃないし、妙に近くて不思議に思いイヤホン取って振り向いたんです。
真後ろ、本当に真後ろにメンヘラちゃんがピッタリ張り付いてました。
もう近すぎて識別できないくらい真後ろに。
思わず「うわっ」って仰け反ってその場で尻もち付いちゃいました。
メンヘラちゃんは息切らしながら目が血走ってて髪乱れてて本当に怖かったんです。
ぼそぼそってなんか呟いてて、でもいまいち聞き取れませんでした。
唯一聞き取れたのは警察って単語だけでした。
え?って思ったんですけど、手にはなぜか会社にある大きなハサミを持っていて
(裁縫箱に入っているような大きいはさみです)
瞬時に「刺される」って思って猛ダッシュで逃げました。
845: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 05:09:47.91 ID:pYNDg2/R0
追いかけられると思ったのですが、ヒールの音聞こえないし
走りながら後ろ振り向いたんです。
そしたら裸足で猛ダッシュで追いかけてきてて
あまりにも怖くてやあああああああああああああああああああああって叫びながら
ダッシュしてコンビニまで逃げました。
コンビニのドアを開けようとしたら
ハサミが私の頭の真横をかすめてコンビニのガラスにぶつかりました。
ぞっとして全身に鳥肌が立ちつつ急いで中に入り、私はそのままコンビニのトイレに駆け込んで鍵占めました。
家の近くのコンビニなので何度か来たことがあってトイレの場所も知っていたのが良かったです。
トイレから「警察、、警察よんでくださいぃ」って叫びました。
私は怖くてトイレから出れなかったんですけど、ドアの外からずっと鼻歌が聞こえてました。
トイレのドアの前でハサミを持ちながら私が出てくるのを座って待っていたらしいです。
そのあと警察が来て連れていかれたのですが、特に暴れることもなく素直に連れていかれたらしいです。
私は怖くて警察が来てもしばらくトイレから出ていけませんでした。
846: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 05:10:23.00 ID:pYNDg2/R0
事件の結末だけ言うと美人ちゃんはその日の朝、会社に来る途中の歩道橋でいきなり後ろからメンヘラちゃんに声をかけられて
そのまま階段から突き落とされたらしいです。
美人ちゃんは頭を打っていて腕も骨折していたらしくてかなり重症だったそうです。
それで、すぐに救急車で運ばれたらしいのですが、メンヘラちゃんが鞄奪って逃げたため
美人ちゃんの身元特定でき無かったみたいです。
夕方に美人ちゃんが意識を取り戻してメンヘラちゃんに突き飛ばされたことと、私ちゃんが危ないかもしれないと警察に話し、
それによって警察が会社にきたみたい。
メンヘラちゃんはパトカーが来た時に「捕まる!!」って咄嗟に思ってハサミ持ってダッシュで逃亡したみたいです。
メンヘラちゃんは少し前に私の後をつけて家の場所を把握していたらしく私を刺して心中するつもりだったみたいです。
数年前とかの話で私はもう結婚して会社も辞めて引っ越したので今は平穏に暮らしてます。
美人ちゃんとは未だに連絡取ってますが、お互いに心の傷はいえてません。
でも一番の被害者は巻き込まれた美人ちゃんだよなぁって思って本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
メンヘラちゃんが今どこで何をしているのかはわかりませんが、多分もう出てきてて普通に生活してるのかな。
立ち直ってメンヘラ克服してる事と、二度と会わないことを願うのみです。
まあ、メンヘラの人がみんなこんなではないかもしれませんが、私はもう二度と関わりたくないです。
執着された理由もよくわからないし、初めは普通の子だったため未だに新しく人と関わるってなると怖くなったりもします。
トラウマってやつですかね。
皆さんも気を付けてください。
長文失礼しました。
847: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 05:21:55.85 ID:pYNDg2/R0
読みにくくてごめんなさい。
848: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 07:08:14.57 ID:+KDh7mB/0
>>847
見つけた
853: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 06:13:32.41 ID:7i3KdjZ70
海に現れる影
初めて書き込みます。長いですがご容赦ください。
昔酒に酔った父から聞いた話だ。
私の実家は曳船業…簡単に言うと船乗りをしている。
海では不思議なことや怖いことが数多く起きるらしく、その中の1つに「囁く声と黒い影」というものがある。
夜、船に乗っていると、人の囁き声が聞こえてくる。その声は小さすぎて、どんな話をしているのかはわからない。しかしはっきりと、人の囁き声だとわかる。その声が聞こえた時は、水面に立つ人影が必ず見える。
私も一度だけ、その影を見たことがある。あれは小学生の頃に連れて行ってもらったイカ釣りの時のことだ。
ぼそぼそと囁く人の声が聞こえ、その声の主を探そうと辺りを見回す。すると4~50m先に人影が立っていた。最初は浮標かと思ったが、その影は動かない。波があるにも関わらず、その空間だけぽっかりと穴が空いたような真っ黒な人影は、ピクリとも動かずそこに立っていた。
ふと横を向くと、客として乗っていたおじいさんにこう言われた。
「あまりアレを見るんじゃない。アレの顔を見ると良くないことが起こる。」
854: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 06:15:14.25 ID:7i3KdjZ70
ここからが父から聞いた話だ。
20年ほど前、会社の従業員を8人ほど連れて飲みに出かけた。その時、従業員の1人がこんなことを言い出した。
「最近、影が近づいて来てる気がするんです…」
夜でなくとも海は距離感がつかみにくく、その頃は仕事が立て込んでいた。そして彼は普段から臆病なところがあった。その為、父は疲れと怖れからそんな勘違いをしているのだろうと諭し、彼に何日かまとまった休みを与え、その日は解散となった。
彼が亡くなったのはその2ヶ月ほど後のことだった。
船が沈没したのだ。
855: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 06:16:27.59 ID:7i3KdjZ70
その時のことは、断片的にだが私も覚えている。
夜中にバタバタとした音で目が覚めると、父が大きな荷物を持って急いで家から出て行った。翌日、祖父母の家に預けられ、母と父には1ヶ月ほどまともに会えなかった。
海難審判や亡くなった従業員の葬儀など、詳しいことはわからないが、とにかくとんでもないことが起きたということは幼い私にも理解できた。
船が沈んだ理由は結局よくわからなかった。可能性としてはエンジン系統の不具合が最も高かったようで、整備不良などの責任を問われ、父が海難審判に呼ばれたらしい。しかし出港前の検査の結果や普段の管理の様子から、父や会社には落ち度が無いということがわかった。
その騒動がひと段落したころ、父は他の従業員からこう言われた。
「あいつ、あのあともずっと言ってたんです。やっぱり勘違いじゃない、近づいてきてるって。海に出るのが、夜が怖いって。」
「自分の手が及ばないことだったとはわかっていても、後悔してもしきれん。だがこれだけは覚えておけ。海を甘く見るな。海はお前が思っている何倍も怖い場所なんだ。」
父は、そう話を締めくくった。
857: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 11:30:10.73 ID:Dh1y3l7B0
初めての書き込み。
高校の夏だったと思う。
うちの家は夏になると冷房のある寝室に家族全員集まって寝るんだ。ベットが二つ並んであって、ベッドの足元でドアの前から少し離れた場所に布団を引いて寝てた。
その日も、そうやって寝てたんだけど、なぜかふと目が覚めたんだ。部活がハードだったし、寝るのも早かったから「変な時間に目覚めたなぁ…」なんて思ってた。部屋がぼんやり明るくて「お母さんがテレビ見てんのか」ってぼんやり思ってた。
そこで気付いたんだ。体が動かない。金縛りなんて初めてだったからびっくりした。
そしたら、SIRENってゲームの視界ジャックってあるじゃん?ほんとにそれ見たいなのになって。その視界の持ち主が自分の家の玄関に立ってるんだ。
そんで、そいつが廊下を通って階段登って、自分の今いる場所に近づいてくるんだ。自分の部屋の前に来た時、「バーンッ!」って強風でドアが開いて首が持ち上げられたみたいにドアの方を向けられた。
ドアの向こうは真っ暗。でも、それはおかしいんだ。うちの家は足元を照らすライトがついてるから。真っ暗ってのはおかしいの。「変だな」って思った瞬間に首を持ち上げてたのが離れて、枕の上に頭が戻った。
そしたら、なにかがすーっと滑るみたいに枕元に来た。正座した仲居さんみたいな人だった。着物の女の人が正座のまま滑るように枕元にきた。顔を伏せてた。そいつが顔を覗き込んできた。部屋が明るいせいで顔が影になって見えない。けど、そいつの顔がドンドン近づいてくる。
で、そこでやっと気づいたんだ。顔が影になってるんじゃなくて、顔全体が大きな穴みたいになってるってことに。気が付いたら朝だった。それからちょくちょく変な体験をするようになった。聞いてくれてありがとう。
875: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/31(木) 10:08:18.91 ID:UYWugEER0
納骨は早めにしたほうがいい
四年くらい前に母が亡くなったんだけど、遺骨をいつまでも家の仏壇に置いてたんだ
季節が冬で『雪がひどくて納骨が大変だから』とか色々理由付けされたけど
俺はオトンがオカンの骨が遠くにいくのが嫌で渋ってるんだろうなって思ってたんだよ
876: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/31(木) 10:13:51.60 ID:UYWugEER0
けどどっかで聞いたのか見たのか忘れたけど、遺骨っていつまでも置いたままにするとよくないって聞いてさ
それが頭にあったせいか日に日に仏間(遺骨置いてる)から嫌な気配がするようになるし
俺自身当時休職中で家にいる時間が誰よりも長いしで正直かなり参ってたんだよ
877: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/31(木) 10:18:58.84 ID:UYWugEER0
まぁたぶん思い込みのせいだとは思ってたし、オカルトは信じるけど『生きてる人間に敵うものか』っていう思いもあったから家族にも強く『早く納骨しろ』
とかも言わなかったんだ
けどある日家に一人いて真っ昼間から自室のベッドで横になって寝ようと思ってうつらうつらしていたら
ベッドボードっていうのかな? 頭側にある背もたれみたいな奴から人の頭が覗き込んできたんだ
ありがちだけど貞子みたいな長い髪の毛で、それがふぁさーって顔にかかってきてさ
もう生まれて初めて叫び声あげて飛び上がったんだ
878: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/31(木) 10:22:23.93 ID:UYWugEER0
で、次の瞬間また布団の中で横になってて『あ、今の夢か、夢だよな』って
でも怖くてもう寝られないって家族が返ってくるまで起きていようと思って居間に戻ったら
やっぱり仏間の方から嫌な感じがしてくるんだよ
さっき見た夢(たぶん)の事もあるし、恐いけどちょっと様子見ようと思って覗いてみたら
遺骨入れてる桐の箱、箱の上から風呂敷みたいなのでしっかり結んであった奴が解けてたのよ
879: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/31(木) 10:26:48.69 ID:UYWugEER0
これも偶然だって思おうとしたんだけど、さすがにいつまでも納骨しないってのはオカンにも悪いし
もしかしたら俺にオトンを説得するようにってメッセージ送ってきてるのかもしれんなって事で、その日起きた夢とか全部話して
『もう雪がどうとか言い訳してないでとっとと納骨しろ。本当におかしな奴でもきてオカンの骨汚されたら嫌だろ!』って説得した
そっから急いで納骨して、そら以来変な気配もおかしな夢もみないっていう話
なんかイマイチなオチで悪いけど本当に起きた話です
890: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/03/31(木) 16:51:12.71 ID:x2qOXza10
ユビキリムシって知ってるか?
俺は九州の人間なんだけどよ、いまくらいの季節から夏にかけて出る夜の虫なんだ。まぁ所謂子供を怖がらせるための迷信なんだけど、それにまつわる事件のはなし。長いからざっくり話すわすまんな。
ユビキリムシってのは日の長くなる季節に子供を早く家に帰らせるように大人たちが言い始めたもんなんだ。それはいろんな動物の指を切って食べる虫で暗くなると人の指も切って食べるってもの。
俺の住む村は小学校が一つしかなくて生徒も少ない。そこでは給食制になってて2人のおばちゃんが小さな食堂みたいなとこで毎日給食を作ってくれる。そのうちの1人のおばちゃんはいつもしつこい位ユビキリムシのことをうそぶいて子供達を怖がらせてた。
ある日の給食で汁物に今まで食べたことのないようなお肉が入ってたんだけど、それは例のおばちゃんが山で捕まえた獣の指だった(結局なんの動物か分からずじまい)
そのおばちゃんは精神的な病気の初期段階だったらしい。相方のおばちゃんも作業が分担されてるせいで気づかなかった。
少し経っていっしょに給食を食べてる先生が気づいてそのおばちゃんは警察に捕まった。つまり少しの間その肉を食べてた。
村の小さな小さな事件としてしか注目されなかったけど、それ以来ユビキリムシの話をする大人は居なくなったな。
915: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 15:18:11.75 ID:yEyu5SFE0
くねくねばあさん
つい一昨日体験した話なんだけど聞いてくれよ
土曜で夕方の4時位まで寝ちゃって、そこから何もすることがなかったから
1日家から出ないのも何だなと思って、ドライブでもしようと思って車出したのよ。
で、栃木県の矢板市から日光市に抜ける道の途中くらいに、道沿いにお墓がある場所を通りかかったんだけど、
その墓地自体が土盛りして2mくらい高くなってんのね。それが道沿いに続いてる感じで。
だから車で通るときにお墓が斜め上くらいに見えるんだけど、その中に墓参りするおばちゃんが1人見えたの。
ああ、墓参りか、って思ったんだけどその時すでに夕方5時半越えててかなり薄暗いの。
太陽も山の向うに完全に隠れてるし。そんな時刻に墓参りなんてするか?って違和感があったから
俺、思わず車停めてミラーで確認しちゃったのよ。
そしたらやっぱり見間違えとかじゃなくておばちゃんが墓の前に立ってたんだけど、微動だにしないわけよ。
普通手を合わせてその場を離れるとか墓石を磨くとか草むしるとかあるじゃん。そういうの一切なくて
虚ろな感じで斜め下の方見てずっと立ってるだけなの。
で、気持ち悪いなーと思って、その場を離れようか、もうちょっと良く見ようか考えようとした次の瞬間だよ
そのおばちゃんが両手を上にビンッって上げて、体ごとうねうね動き出したんだよ。
下から空気を送って動く風船人形みたいに腰、上半身、腕がよくわからない動きでうねうねと。
それ見た瞬間全身に寒気感じて慌てて車出したよ。
今思うと写真撮っとけばよかったって思うけど、その場では怖すぎて逃げることしか考えてなかったね。
あんなナチュラルにこの世のものじゃないものに遭遇するとは思わねーもん。
いやこの世のものかもしれないけど、だとしても怖いじゃんあんなの。
929: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/06(水) 20:22:56.91 ID:lTSGWF0N0
>>915
くねくね?