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    【短編部門】厳選12話



    ご応募いただいた中には、お一人で複数のお話を投稿してくださった方もおりました。
    この記事では、中でも印象に残ったお二方のお話をご紹介いたします。

    タイトル:カウンター越しに聞いた話
    ペンネーム:まつしまとびた 様


    タイトル:学生時代のお話
    ペンネーム:ぶるねこ 様






    カウンター越しに聞いた話

    ペンネーム:まつしまとびた

    経営しているショットバーで聞いた話と、自身が経験した話、7話です。

    ショットバーを経営している。
    カウンター越しに、色々なお客様の話を聞く。
    中には不思議な話も、少なからずある。

    <言霊の話>

    とある女性客の話である。
    コンビニで、レジ前の列に並んでいたのだと云う。

    すると、その列を無視して、先頭に割り込んできたオヤジがいたのだそうだ。
    レジの女の子は、
    「みなさん並んでいただいているので、並んでいただけますか」
    そう説明するも、そのオヤジは、早くしろ、何故オレが待たなくてはいけないのだ、とゴネる。

    しかし、レジの子が突っぱねるに、悪態をつきながらしぶしぶ彼女の後ろに並んできた。
    列の彼女は、ややこしいオヤジだったので、
    「ワタシは急いでいないので、どうぞワタシの前に並んで下さい」
    と、順番をひとつ譲った。

    しかし、そのオヤジの番がくるに、先ほどのこともあり、レジの女の子は萎縮してしまい、釣銭の間違いをしてしまう。

    すると、悪漢オヤジは、鬼の首をとったかのように、この店は金勘定も出来ないようなヤツにレジを任せているのか、などとわめき散らし、あげくに、レジの女子が外国人であることをあげつらって、差別的な言葉を吐きながら、店を出て行ったのである。

    列に並んでいた彼女は、レジ女子を慰めてあげた。

    「怖かったね。もう、あんなヤツ、車に轢かれたらエエねん」

    そう言った瞬間、店前に停めていたスクーターに跨ろうとしている件のオヤジに、軽トラックがぶつかってきたのである。


    同じ女性客の話である。
    仕事で付き合いのある年配の男性と、食事に行ったのだそうだ。
    食事や会話は楽しいのだが、その男性がやたらに髪を触ってくる。

    どの女性でもそうだろうが、好意を寄せてもいない男性に、髪を触られて気分のイイはずがない。

    彼女はハッキリと、
    「気色悪いから、触らないで」
    そう何度も伝えるのに、男性は、酔っているのか、嫌よ嫌よも好きのうちと思っているのか、髪に触るのを止めない。

    そして別れ際、その男性は、最後のおふざけとばかりに、彼女の頭を洗髪するように、両手でグシャグシャっと掻き回した。
    さすがに頭にきた彼女は、男性を指差し言った。

    「もう、あんたの家なんか、燃えたらエエねん」

    その翌週に、男性の家はボヤを出した。


    <氷屋の話>

    我々飲食業は、夜をメインの営業時間としている所が多い。
    よって、夜陰に華やかな飲食ビルも、逆に昼間はひっそりとしていて、人気のないフロアなどは、時に不気味に感じる事もある。

    出入りの氷屋に聞いた話である。
    その氷屋は各店の鍵を預かり、店舗がオープンする前に注文された氷をアイスストッカーに入れてまわる。

    その中で一店舗、気持ちの悪いスナックがあると云うのだ。
    正確には、冷蔵庫の上に飾っている市松人形が気になる。
    無人の暗い店内に氷を持ち入っていくと、その人形と目が合う様な気がしたり、昨日とは表情が違っている様な気がする日もあり、あまり人形の方を見たくない。

    ある時、そのスナックに氷を運ぶと、すでにママが店に出てきている日があった。
    氷屋は、件の市松人形の事を聞いてみようかと思ったが、彼女が気を悪くするかもしれないと、話を切り出せないでいた。

    すると、その様子に気づいたママは、

    「あっ、ゴメンなさいね。この子、動くでしょ。でも、気にしなくてイイから」

    事も無げに、そう言ったのだそうだ。


    <遺伝の話>

    常連の彼女は、バツイチのシングルマザーで、娘が1人いる。
    夫の浮気と暴力が原因で離婚したのは、娘がまだ2才に満たない頃であった。
    別れるにあたり、大変に揉めたのだが、娘を連れて実家に逃げ込むと云う形で、何とか解決させた。

    娘に父親の記憶は、無いに等しい。
    そんな娘も小学生の高学年に成長し、親子で久しぶりに一緒に風呂に入っていた時の事である。

    座椅子に座り頭を洗っている娘を見て、彼女は驚く。
    湯を張った洗面器に左足を浸し、頭を洗うその姿は、別れた夫のクセそのままだったからである。

    「どうして、そんな事をして頭を洗うの?」
    「ん~、なんとなく、こうしたら落ち着くねん」

    キョトンとした表情で答える娘に、やっと逃げ切ったと思っていた夫の血を感じ、少し体温の下がる思いがしたのだと云う。


    <11万円の話>

    外国人のお客様も、たまに来店する。
    その男性は、初めての方で、訛りのある英語と片言の日本語を話した。
    首が肩に埋まっている様な、ずんぐりむっくりとした体型の上に、眉毛と目の間が無い顔が乗っているのが印象的であった。

    どこの国から来たのかと尋ねるに、ロシアの隣にあると云う聞いた事もない国名を言った。

    「キョウト、イキマシタ。キモノガール、ミマシタ」
    「スシ、タベマシタ。ワサビ、ビックリシマシタ」

    そんな話を、ホワイトスピリッツをストレートでクイクイと飲みながら、カウンターの隣のお客様達も交えて、ニコニコと語る。

    そして、最終電車の時間も過ぎ、店内には彼と私の2人っきりとなった。

    すると、彼が急に真顔になって言う。

    「マスター、キライ、ヒト、イマスカ?」

    まあ、いるにはいますね、と答えると、

    「ソレハ、コロシタイ、オオキイ、キライ、デスカ?」

    そんなに、大げさな事ではないですが、どうしてそんな事を聞くんですか?

    「11マンエン、デ、コロセルヨ、ナンニモ、ノコラナイ」

    バーカウンターでは、様々なホラも飛び交うが、この11万円と云う金額は、妙にリアルに感じた。


    <扉の話>

    少し説明を要するのだが、当店は、バーカウンターの中から入り口の扉が見えない造りになっている。
    その入り口は重い木の扉で、扉の上半分にガラスがはめ込まれており、扉の前に立つと、向こう側が見える様になっている。

    ある日の深夜の事である。
    看板の灯りを消し、閉店作業をしていた。
    バーカウンター内で、洗い物をしていると、玄関の木の扉が、ガンッ!と鳴った。

    1人での営業であり、レジの金を触る事も含め、防犯上の用心として、営業終了後は玄関の鍵を閉め、閉店作業をする様にしており、その施錠した扉を外から誰かが引くと、上記の様な音が割りと大きく響く。

    看板を消した後でも、常連さんが、「まだ、いけるかい?」とやってくる事もよくあり、誰か来たのだろうと、扉の前まで行き、ガラス越しに外を見るが、誰もいない。

    空調の加減で扉が鳴ったのだろうかと思い、バーカウンター内に戻り、閉店作業を続ける。

    と、すぐに再び、ガンッ!と扉が鳴る。

    当店はビルの中にあり、入り口前に階段や廊下の曲がり角などの死角が多く、これは酔っ払った常連さんが、扉を引いた後に、どこかに隠れるイタズラをしているのだろうと思い、鍵を開け、店の前に出てキョロキョロと見渡してみたが、やはり誰もいない。

    ならばと、再び施錠し、扉の前に腕組みをして立ち、店内からガラス越しに外を見て、待ってみた。
    すると、目の前で、誰もいないのに外から大きく引かれ、ガンッ!と扉が揺れた。

    これはいけない。
    こう云う場合、大抵は、何故そうなるのかを調べようとして、ひどい目に合うパターンが怪談には多い。
    ワケの分からないものは、ワケの分からないまま捨て置くに限る。
    よって、閉店作業も中途に、帰ってしまう事にした。

    扉を開け外に出て、今度は外から施錠したその瞬間。

    バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!

    店内から、何かが扉のガラスを叩く様な音がした。


    <犬の話>

    猫を飼っていると云う女性のお客様の話である。
    彼女は、山陰の山深い場所の出身なのだそうだ。

    その集落では、犬を飼うことがタブー視されていて、彼女が18才で実家を離れる時もまだ、犬を飼っている家は一軒もなかったと云う。

    それには、何か謂れがあるのかと問うに。

    「はい、何でもその昔、そこを治めていたお殿様が、犬に咬まれたらしくて、城下にいる犬を全て処分してしまったコトが始まりだそうです」

    ずいぶんと古い風習が残っているものだ。

    彼女が、生まれて初めて犬と対峙したのは、小学一年生の下校時である。
    どこかから迷い込んできた野良犬と、一本道でバッタリと向かい合った。

    未知の生物と遭遇した彼女は、「獣が出た!」と、泣きながら走って帰り、その日は、集落を挙げての山狩りとなったそうである。

    そんな彼女の出身地も、つい最近になって、住民達の間で、何らかの話し合いがもたれたのか、それともなし崩しにそうなったか、犬解禁となったのだと云う。

    「それでですね、母親がさっそく張り切ってビーグル犬を飼い始めたって言うんですよ」

    その後、しばらくして彼女が実家に帰ってみると、そのビーグル犬は、やけに大きくなっている。
    やけに大きくなっているっていうか。

    「お母さん、それ秋田犬やわ」

    見事に犬耐性のない住民が出来上がっていた。
    殿様も罪な事をしたものである。


    <炭焼き屋の話>

    ご年配の男性のお客様から聞いた話だ。
    彼が子供の頃だと云うから、随分昔の事である。

    紀伊半島の山深い村の出身で、その村には炭焼きを生業にしている家が多くあった。
    その1軒に、1人の青年がいたのだと云う。
    その青年は、現在で云う所の知的障害者であったが、炭焼きの腕は確かで、いつもニコニコと笑い、万人に優しく、そして村の誰からも好かれていた。

    村人だけでなく、動物達からも好かれており、彼の作業する炭小屋の周りには、いつも動物や鳥達が集まっていたのだそうだ。

    ある日、その青年が馬車で炭を運んでいる途中に、崖から転落して亡くなってしまった。
    誰もが彼の死を悼み、悲しみに包まれた中、葬儀が行われた。
    そして最後に、青年の棺を運ぶ葬列が、田畑の間の道に並ぶ。

    と、夜であるにもかかわらず、空には無数の鳥が飛び、鹿や猪や狸が参列と共に歩く。
    見渡す限りの山稜には、青白い狐火が並んだ。

    青年が馬車に乗る時に使っていた「ほいりょお~~い」と云う独特の掛け声と共に、ガラガラガラッと車輪の回る音が、中空に響いたのだと云う。

    年配のお客様は言う。

    「それはね、お釈迦様が生まれた時に、たくさんの動物達がお祝いしたって云う話、そのまんまやったよ」



    学生時代のお話

    ペンネーム:ぶるねこ

    20年ほど前
    私はとある湖の近くにある大学に通っていました
    アルバイトは学校近くのレンタルビデオ屋とカラオケ屋
    これらの場所で、私の4年間の学生生活の間に起こった
    不思議な出来事をお話ししたいと思います

    ①カラオケ屋/ぶら下がり爺さん

    元々場所が悪かったのか、その店にバイトとして採用された時から
    時々起こる怪奇現象を聞かされていました

    私自身も、深夜の片付け中に不審な音を聞いたり、
    カラオケ店の上階にある、誰もいないはずの倉庫で走り回る足音を聞いたりと
    小さい体験を、4年間をかけて少しづつ経験してまいりました

    その中でも、ダントツに驚いたものをお話しします
    そのカラオケ屋は、平日の開店から夕方までは一人、夜は二人、
    週末は混むので、2〜3倍の人数で店番をしていました

    4回生になり、授業も少なくなり、怪奇現象にもとっくに慣れっこになった頃
    私はよく、平日開店からの一人バイトに入っておりました

    開店前準備として、カラオケルームを一つずつ掃除機かけていくんですよね
    部屋は全部で12部屋
    一番奥の7号室は、パーティールーム的な扱いで広く、
    そして一番おかしな事が起きる部屋でした

    で、朝9時過ぎに掃除機をかけて回るワケですよね
    7号室を掃除して、さて8号室。。と掃除機を持って7号室から出ようとドアの方に向くと
    ドアのすぐ横で、おじいさんがぶら下がっていました

    白髪で、ちょっとハゲてて、服装はその辺にいる爺さんと変わらない白っぽいシャツとチノパン
    丁度水木しげるの妖怪「垢なめ」の様なポーズでぶら下がって、じっとこっちを見ていました

    でも、ただそれだけです。内心、心臓バクバクでしたが、
    開店準備で忙しかったので無視して次の掃除に取り掛かりました
    昼頃に団体様が来られて、7号室に案内した時は、もう居なかったので良かったです


    ②大学デザイン室/おっさん

    私は美術を専攻していました
    美術棟は、夜間でも制作作業をする生徒が誰かしらいる状態です
    ある夜、私はデザイン室で一人作業をしていました

    深夜に友人と落ち合う約束をしていたので、そろそろ来る頃かなと思いながら
    ドアに背中を向けた形で作業をしてると、ガチャリ、とドアが開く音がしました

    来たな、と思って振り向きますよね
    丁度、おっさんがドアから出て行くところでした

    後ろ姿ですが、ちょっとくたびれた小柄な「おっさん」でした
    バタン、とドアが閉まり、唖然としていると
    すぐにまたドアが開いて、「おまたせ~♪」と友人が入って来ました

    私一人しか居なかったデザイン室から「出て行った」おっさん。
    誰だったんでしょうね。


    ③大学デザイン室/ロッカーの手

    大学に入ると、各自ロッカーが与えられます
    私はデザイン室前の廊下にあるモノを割り当てられました

    さて、大学の先輩の中には、感受性がお強い方がおられまして
    その先輩が、新入生ロッカー割り当て表を作成したそうです
    デザイン室前のロッカーは、昨年までその先輩が使用していたもので
    「あなたなら大丈夫だろうって思ったの♪」と言いながら、そのロッカーに案内されました

    なんでも、「ロッカーを開ける度に、手が3、4本出てくるからうっとおしかった」と。
    案内された時にも、2本出て来てて、私の腹あたりを撫でてるのが見えてたそうですが
    私には何も見えませんでした。

    変な人だなぁと思いつつも問題なく使用していましたが、
    4年間で一度だけ、ロッカーを開けようとしたら、中から出て来た手に
    バシン!と閉められてしまったことはありました


    ④大学数学棟/ねずみ、ねずみ

    少し古い学校なら、どこでも多少は怪談話はあるものだと思います
    例にもれず、私の大学も様々な場所で様々な噂がありましたし、
    私も少々ですが遭遇していたと思います
    そんな中でも、一番ぞっとした出来事を

    さて、学祭前はどの学部も居残りでワイワイと準備するモノです
    私たちもその日は深夜まで残って楽しく準備をしていました

    何かは忘れたんですが、数学棟の中のある教室に用があったんです
    数学棟は学祭の会場にはあまり関係がなく、
    建物の入り口の鍵は開いてるけど、もう誰もいない様な状態でした

    そこへ用事を済ませるべく、友人と二人3階の教室に向かって階段を登って行きました
    外の街灯で、電気はつけなくても建物内は見えます
    3階について、教室に向かって廊下を歩き出したその時です

    薄暗い廊下のはるか向こうから、誰かが小走りでやって来ます
    最初は「誰かまだ居たんだな」くらいにしか思わなかったです

    ササササ、という感じで小走りで向かってくる小柄な影
    姿かたちがわかるくらいまで近づいてくると、それは、着物を着たお婆さんでした

    えっ!?と驚いて立ち止まる私と友人
    ササササ、とそのまま小走りで向かってくるお婆さん

    見ると、視線を床に落とし何かを探している感じで「ねずみ、ねずみ」と呟いています
    驚いて動けない私たちの手前で、「ねずみ、ねずみ」と言いながら、急に向きを変え
    左側の空いてた窓から、ヒョイ!と飛び降りてしまいました

    ヒッ!と思い、窓から下を覗き込むと、お婆さんはどこにも居ません
    起こったことの異様さに、涙目の私と友人
    手に手を取って、すぐさま数学棟から逃げ出しました

    その後すぐに、他の友人も連れて、お婆さんの落下場所と思われる所を確認しに行きましたが
    当然ながら、何もありませんでした
    その後、卒業間際頃に同じお婆さんがでたという噂は聞きました


    ⑤レンタルビデオ屋/カンカンカンカンカンカン

    バイトをしていたカラオケ店は建物の2F
    同じ経営者で、1Fはレンタルビデオ屋です

    深夜2時の営業が終わると、レジ締めをします
    カラオケの売り上げとレンタルの売り上げを一つにまとめるため
    最後は1Fのレンタルレジで作業をします

    平日の深夜。レンタルはカラオケより早く閉まるので、
    店員は、最後はカラオケの2人だけになります
    いつも、2Fでカラオケの片付け、1Fでレジ締め作業を一人ずつ別れてしていました

    私はその日1Fの作業でした
    店の1Fと2Fは店の奥にある事務所を通った先にある、鉄の階段で繋がってます
    店員しか使いません
    昇り降りの時は、カンカン・と足音がよく響きます
    閉店後のBGMも消えた店内ではなおさらです

    で、私が1Fで作業をしていると、

    カンカンカンカンカンカン・・・ガチャリ、バタン!スタスタスタ・・・

    2Fから作業を終えたバイト仲間が、階段を降りて、事務所を通り、
    事務所のドアを開けてレンタルビデオスペースに入って来た音です

    バイトが終わると、いつも何かビデオを借りて帰るので、
    ビデオを物色するためにレンタルスペースにやって来ます
    いつも通りの深夜バイトの終わりの風景です

    「観たいって言うてた〇〇、1本残ってたよー」

    私は、レジ作業から顔を上げず声をかけました
    直後です

    カンカンカンカンカンカン・・・ガチャリ、バタン!スタスタスタ・・・

    「〇〇ってまだレンタル残ってるかなぁ~?」

    2Fで作業を終えたバイト仲間が降りて来ました
    建物は、もう私たち2人しかいません
    先に降りて来たのは誰だったのか
    ただ、この謎の階段降りてくる奴は、しょっちゅうだったので
    ビビるのは最初だけで、店員全員すぐに慣れてしまいました。。。

    ⑥レンタルビデオ屋/ももちゃん

    常連のお客さんで、「ももちゃん」という5歳くらいのとても可愛い女の子がいました
    彼女は何か見えるタイプらしく、よく店内のガラス窓を指差して
    「あ、顔がある」「今日は4つある」「あの顔は怖いな~」と教えてくれていました

    ももちゃんのお母様は、「ここは1Fより2Fのが怖いね」と、
    2Fカラオケには、誘っても決して来てはくれませんでした
    まだまだありますが、この辺で













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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2018年09月08日 02:38 ID:cVMUETLg0*
    11万円
    彼の地では大金なのだろうか?
    2  不思議な名無しさん :2018年09月08日 20:03 ID:02PkrLcg0*
    耳袋みたいで面白かったよお!
    3  不思議な名無しさん :2018年09月10日 22:19 ID:Rgf1.tnu0*
    管理人さんありがとう!楽しく読めるよ~。
    4  不思議な名無しさん :2018年09月12日 21:38 ID:4JFr1oV60*
    炭焼屋さんの話好きだなぁ
    5  不思議な名無しさん :2018年09月15日 17:03 ID:pTXyuwz.0*
    短編がいくつも集まって醸し出される雰囲気、たまらなく好きです!

     
     
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