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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『死後も蹂躙される魂』『霊の髪の毛をDNA鑑定した結果』他

2018年10月08日:23:00

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コメント( 36 )



46: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:25:39.60 ID:5K9EcLcC0
呪い・蠱毒
心の整理が出来てきたので、書こうと思います。
長文になります。

俺には二人の大切な友達がいました。
小学校からの付き合いの友達で、社会人になってからもよく一緒に酒を飲みに行くような間柄。

去年の今頃も、その友達を含む三人で酒を飲んでいました。
その友達をA、もう一人の友達をBとして話を進めます。
お酒を飲みながらAが急に「お前ら、呪いを信じるか?」とか言いだした。
Aは地元では唯一の国立大学に進学していて、選考も理系でオカルトを信じるタイプでは無く、
Bは呪いとかのオカルト好きだったけど、Aがそんな話をすることが無かったから俺もBも「?」と
なっていましたが、Aは話を続けた。

「小学校の頃、俺の家の近くの共選所で遊んでいた時に、石に腰掛けててお爺さんがいただろ?」
 あのお爺さんが少し前に亡くなったんだけど・・・」

俺らはよくAの家の近くで数人で遊んでいました。
その時に遊んでいる俺らを優しげな感じで眺めていたお爺さんがいたことは良く覚えています。
小学校を卒業してからは、そこで遊ぶことも無くなって、それ以降は見たことがありませんでした。

「死んだ理由は呪いだ」
俺もBもキョトンとなってりました。
いくらBがオカルト好きでも、急に呪いで死んだとか言われてはBも「はっ?」って感じでした。
Aは話を続けた。

巣くうモノ 【洒落怖】
http://world-fusigi.net/archives/8697064.html

引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?327

引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?329







47: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:28:49.35 ID:5K9EcLcC0
「今年の大雪でハウスとか、脆い建物とかいくつも潰れただろ?
 あの共選所にあった社も潰れたんだ。
 だが、社の下には怨念の込められた井戸があって、その中で呪いの力を強めた『モノ』があった」

それを聞いたBがゾっとした顔をしました。
Bはオカルトは好きだが、霊的な現象を信じている訳ではなく、そういう映画を見たり、伝承を調べたり
して、みんなと話をするのが好きといった感じでした。
強い思いは具体化する見たいな事は本気っぽく言っていましたが。

「それは何十年も前に部落に何人もの死者を出した悍ましい呪具だ。
 その呪具が再び人を呪い、まずはお爺さんが殺された」

俺は正直な話、呆れていました。
学生の頃ならまだくも、30も過ぎた男が話す内容では無い。
でも、Bは強い興味をいだき、話始めた。

「それって俺らの地元に伝わる蠱毒の話かな?
 だったら、聞いたことある」

その名前はAは聞いていなかったらしく
「蠱毒?」
と逆に質問していた。

48: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:32:10.68 ID:5K9EcLcC0
Bは話を続けた

「違うの?俺が聞いたことあるのは、
 100年近くも前に、あの近くに住んでいた女の旦那が死んだ。
 そ旦那は女に暴力を振るっていたので、女が旦那を毒殺したと噂があったけど、
 証拠がある訳でもなく、捕まるようなことは無かった。
 しかし、近所の人は忌み嫌い、その女の子供と自分の子供を一緒に遊ばせることも避け、
 女も子供も除け者にした。
 孤独になた女は、なにかの宗教のようなもの嵌ったらしい。
 昔の事なので、今で言う新興宗教とはまた別のものかもしれないのだけど。
 それからしばらくして、同じ地区で子供が亡くなる疫病が流行った。
 実際に4人の子供が無くなったらしい。
 医学が進歩していない時代なのもあって、その女が除け者にされたことを怨んで呪いを掛けているのでは
 と言う噂が流れた。
 村の人は実際に女のところにいって呪いを解かないとお前も二人の子供も殺すぞと言ったらしい。
 女は不気味に笑いながら呪いを解く方法を言ったらしい。
 その方法が『蠱毒』だ」

Bは続けてその方法とその後を話した。

「3人の子供を井戸の中に1ヶ月閉じ込める。
 食べるものが無い井戸の中では別の子供を食べるしかなく、最後に生き残った子供が呪いを破ることができる。」

49: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:34:35.24 ID:5K9EcLcC0
「だけど、そんなことがさせる親がいる訳がない。
 怒った村の人は、その女と二人の子供を井戸に落として閉じ込めて蓋をした。
 呪いを掛けた人物がいなくなれば呪いが終わると考えたらしい。
 女自身が蠱毒の虫にされた訳だ。
 しかし、1ヶ月たってもゴツゴツと石を叩く音が中から聞こえる。
 蓋を開けたのは音が聞こえなくなってしばらくした1年後の事だった。 
 蓋を開けたら体女と、子供一人の死体。
 なぜかもう一人の死体は発見されなかった。
 井戸には血と爪の跡で酷い状態。
 普通なら井戸の水で血が落ちるはずなのにべったりと付いていたとか。
 死んでいるのを確認してから、もう一度蓋をしたらしい。
 だけど、疫病で5人目死者が出た。
 呪いが終わっていないと思った村人達は恐れおののいていた。」

50: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:37:33.54 ID:5K9EcLcC0
「そんな状況の中で、徳の高い坊さんに助けを求めた。
 状況を把握した坊さんは少なくとも最初の4人は呪いでは無いと言った。
 除け者にされ、子供にまで惨めな思いをさせられた母親が、嫌がらせで蠱毒の話をしただけだと。
 しかし、村人は蠱毒を実行してしまった。
 虫で行っても恐ろしい蠱毒を人間でしかも親子で行ったとなると、想像もつかないほどの憎悪が生まれている
 ことになり、簡単に消すことはできない。
 井戸の中と、井戸の蓋の上に1つづつ仏像を置いて、呪いが外に出ることを防ぎ、長い年月の中で怨みが薄くなるのを待つしかないとの事だった。
 坊さんは2つの仏像を彫って呪いを抑えることにした。
 1つを井戸の中に入れるために、蓋を開けたらしい。
 そこで坊さんはさらに驚愕した。

 女の首に掛けられたネックレス上のものが強烈な怨みを纏った呪具になっていると。
 子供と自分を殺される女の怨み。
 しかも、呪うために自分の子供を、もう一人の子供と一緒に食べて、石で骨を砕き、砕いた骨を子供の血で染まった衣服で包んだものだと。
 これはもう、完全に押さえ込むのは困難だとの事だった。
 この呪具を使い、母親は村人全員を殺すような呪いを掛けている。
 もう、この場所から逃げるしかないと。」

52: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:41:49.53 ID:5K9EcLcC0
「呪いを信じた村人は引越し、信じなかった一部の人は残った。
 その、残った人は短い間に全員が病気で死んでしまったらしい。
 一度、完全に村から人が居なくなったことになる。
 長い年月が流れて、また村には人が戻ってきたけど、呪いが完全に消えた訳ではなくて、
 今でも呪いが外にもれないように2つの仏像で抑えているとか」

Bが話したのはそんなような話でした。
Aは「自分の知っている内容とは違う」と言いながらもBに良く知っているなという雰囲気。
俺はホラーは大好きなので面白半分で聞いていたけど、AとBは真面目に話していました。
Bは
「俺はオカルトは好きでも信じたりはしない。
 でも、この話は○○の坊さんに聞いた話だから、まったくの出鱈目ではないと思ってる。
 呪いとかは、ただの言い伝えにしても、なにか話しの元になる事件があったかもしれない」
と言った。

Aが「あのお爺さんが死んだのは、その黒い袋が原因だ」と言い、
少し静寂があったあとに「人を呪い殺す力を得たら何をする?」
と言い出しました。

俺もBも「へっ?」って感じだったけど、二人とも
「何もしない。そんな力を欲しいとも思わないし、そんな力があったらむしろ捨てたい」
といった形でした。
Aは「リアルに想像出来ないとそうなるよな」とか言っていました。
楽しい話ではなかったので強引に話を変えて、その日は解散した。

53: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:43:38.77 ID:5K9EcLcC0
解散後、携帯にBから電話がかかってきた。
今から二人で会おうとの事でした。
俺も早めの解散で飲み足りないと思っていたのでBと飲み直すことにした。
Bが「Aのことどう思う?」と聞いてきた。
「明らかに弱った感じだし変だよね」と話とBは
「前にあったときに話にでたAの話覚えてる?」
と言ってきたので、覚えていると話すと
「たしうかに、あのお爺さん亡くなってたよ」との事だった。
「俺はあの時に『衣服で包んだもの』とは言ったけど、『黒い袋』なんて言ってない。
 あいつは、少なくともあいつ自身が呪いの道具と思い込んでいる何かを手に入れたんじゃないかと思ってる。
 あいつが「まずは」お爺さんが殺されたって言ってたから、ほかにも周りに死んだ人がいないか調べてみたけど、とくにほかに死んだ人はいなくて、その点は安心した」
それを聞いてBは本当に呪いとかを信じているのかと思い、「本当に呪いなんて信じてるの?」
と聞いてみました。
「いや、俺だって呪いなんて信じないよ。
 でも、強い怨みが伝わればなんらかの悪影響を及ぼすことはあると思う」
との事でした。

54: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:45:30.83 ID:5K9EcLcC0
「呪いは信じないけど、伝承が伝わっていた事は確かだし、もし伝承どおりの道具が存在しているのならば人を狂わせる力はあるのかもしれない。
 今日、飲みながらAを観察していたけど、明らかに普通じゃない。
 何かあるなら止めてあげないと。
 この間の蠱毒の話だけど、母親が自分の子供を食べていたなら夜叉だ。
 人を食う鬼は夜叉になる。
 それは他で聞いた呪具の作り方とも一致する。
 呪いなんてものは存在しない。
 でも、「それ」が出来た原因を知ったのであれば精神を病んで異常をきたしても不思議は無い。俺たちがAを支えてやらないと」
と言っていました。

その翌日にBは事故で亡くなりました。
長い付き合いの友達なので本当にショックだった。

56: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:47:18.19 ID:5K9EcLcC0
Bの葬儀でAに会った。
葬儀の後に二人で食事にいったのだけど、
「あいつは、俺の事を悪く思うからこんな事になるんだ」
「飲んでいるときに、あいつ俺のことをジロジロ見ていたろ?」
とか、まるでBが死ぬのが当たり前のような事を言ってくる。
俺が何を言っているんだと言う雰囲気を出すとAはニヤニヤしながらポケットから取り出した。
なにかネックレスにするような紐のついた黒い袋でした。
俺は本当にゾっとした。
Aの雰囲気と袋の雰囲気が一緒と言うか、なにか別の空間に連れていかれた感覚と言うか・・・
本当に呪いかなにかの類ではないかと思ってしまった。
Aに「まさかBの事故にお前がかかわっている訳じゃないよな?」と聞くと
「まさか。
 呪いなんである訳ないでしょ」
とAは不気味にニヤニヤしながら言った。さらに、
「でも、俺に悪意をもっているヤツはそうなるのかもね」
と言うと恐ろしくおぞましい影を感じた。
俺はAの気に触らないように会話を進めてその日を終えた。

57: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:49:38.44 ID:5K9EcLcC0
それからしばらくしてAに呼ばれた。
電話越しに「アレがくる・・・アレがくる・・・」とブツブツ言っていて状況が掴めなかった。
Aの家にいくと部屋に通された。
Aの部屋には何度も行っていたが、まるで雰囲気が変わっていました。
部屋中にお札が貼ってあったり、なにか赤い文字が大量に書かれていた。
Aは「やっぱり使ってはいけなかった・・・」と震えている。
俺には直ぐに「アレ」のことだと解った。
Aにアレはどこにあるのか聞いたが答えない。
「お前も俺を呪う気だろう!」と言って取り付かない。
なんとかなだめようとすると大暴れしだしたので、その日は帰ることにした。

しかし、それ以降はAに連絡が取れなくなった。
Aの家に行っても出てこない。
しばらくしてAが亡くなったとの連絡を受けた。
死因は心臓発作とのことだった。
葬儀は家族葬で行われて俺は参加できなかった。

俺は短期間に二人の友達を失いました。
二人とも大切な親友でした。
その親友の死を「呪い」なんてもののせいにしたくない。
でも、Aが亡くなってから今までにAの家の近くで3回も葬式が出ている。
普段は数年に1度しかない程度の小さな地区なのに。
Aが持っていた黒い袋はいまだにAの家にあるのでしょうか・・・

58: モンキチ@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 16:51:41.05 ID:5K9EcLcC0
話を伝えるのが下手で申し訳ないですが、自分の中に溜まった膿を吐き出したかったので書かせて頂きました。

61: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 19:56:53.22 ID:UQLX12Er0

819: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:03:46.78 ID:Js55b4hr0
蹂躙される魂
俺が小学生の時の話。

家の近所にお寺があって、よく遊びに行っていた。
そこには70歳くらいの住職がいて、境内やら
敷地やらに入っても、怒らず自由に遊ばせてくれた。
たまにお菓子なんかも出してくれて、
俺は近所に住むタカシと放課後は
よくそこで過ごしていた。

その寺は近所に多くの檀家をもっていて
町内の寄合いやら、新年会なんかもそこで行っていた。
住職は物腰の柔らかい温和な老人という感じで、
町の人たちからの信頼も厚かった。

ある日、俺とタカシがいつものように寺で遊んでいると
住職がおもしろいものを見せてあげようと言って
ある人形を出してきた。

820: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:06:12.63 ID:Js55b4hr0
その人形は15cmくらいの小さめの人形だった。
濃い赤の和服を着て、白い顔と長い髪、細くてつぶらな瞳
が印象的だった。市松人形とは少し違って全体的に
細身な出で立ちだった。また、かなり古い人形みたいで
最初は鮮やかな赤だったと思われる
和服の色は黒ずんでいてところどころ破れていた。
髪もぼさぼさで、色の落ちた髪の毛は
白髪のようにも見えた。そのためか顔の表情は生気がなく
少女の人形というよりは老女の人形と言った方が正しいような
見た目だった。

住職はその人形を俺とタカシの前に出し、人形の頭をつかむと
指と立てて少し強めに押した。すると、
「・・ぁ・・・ぃぎ・・ぃぃ」
人形が鳴いたのだ。
「すげー。音出した。」
俺とタカシは驚いた。
住職は俺とタカシの驚いた様子をみて
少しニヤニヤすると、黙ったまま
今度は人形の首に親指を立て、喉をグッと押した。
「・・ぅぅ・・ぎぃぃ」
また人形が鳴いた。さっきとは少し違う鳴き方だ。
「おお。また鳴いた!住職これどうなってんの?」
俺はきいた。
「さぁのお。ワシも詳しい仕組みはわからん。
じゃがおもしろいじゃろ?お前らもやってみるか?」
住職はそう言うと俺とタカシに人形をさしだした。

821: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:07:33.43 ID:Js55b4hr0
俺は住職のやったように人形の頭をつかんで軽く握ってみた。
しかし人形は音をださない。タカシも同じようにしたが
人形はなにも反応しなかった。
「あれ?音ならないよ。住職どうやるの?」
タカシが聞いた。
「ひひひ。ちょいとコツがあるんじゃよ。ただ少なくても
もっと強く押さなきゃの。」
住職は笑いながら言った。
そう言いながら住職は人形を逆さに持ち替えた。そして今度は
人形の膝を固定し、膝から下を普通とは逆に曲げた。
人形の足の関節はミシミシいっていたが
住職は気にしない様子だった。
「・・ぎゃぃぃ・・ぅぅ・・」
人形がまた鳴いた。
住職はそれをみて満足そうに笑った。
「別に人形をいたわらなくてもいいんじゃよ。むしろ
壊すくらいの気持ちの方が、いい声で鳴いてくれるんじゃ。」
住職は言った。

822: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:08:40.64 ID:Js55b4hr0
その後、俺とタカシは人形を鳴かせることに成功した。
確かに、躊躇せずに強く押したり、曲げたりすると
鳴くのである。別に鳴くポイントがあるわけじゃなく
体のいろんな部分を押し曲げしても鳴く。鳴き方も
一定ではなく、いろんなバリエーションがあって、
本当にどういう仕組みなのか不思議だった。

ただその人形はどのバリエーションで鳴く時も
とても苦しそうに鳴いた。また古い人形のせいか
顔にもシミがあったり、ところどころ色落ちしていたため
表情が暗く見える。だから鳴く時は
苦悶の表情を浮かべているように見えた。

最初はおもしろがっていた俺も、だんだん
気味悪く感じるようになった。
「ねぇ、あきたよー。タカシもう行こうよ。」
俺はタカシに言った。
「もうちょっと。もうちょっと。」
タカシはまだ飽きていない様子だ。
住職と一緒にあの手この手で人形を鳴かせて
笑っていた。
俺はその日、先に帰った。

823: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:09:33.74 ID:Js55b4hr0
その日以降も、最初は今まで通り、俺とタカシは寺によく
遊びに行っていた。

ただあの日以来、あの人形のことが気になるようになった。
住職は普段は人形を古い木箱の中にしまっていた。
さすがに町内の大人たちに、人形で遊んでいる姿を
見られるとまずいと思っていたのだろう。
だだ、たまに俺とタカシのいる前だけ、人形を木箱から取り出して
見せつけるかのように鳴かせるのだ。
「実は毎晩これをやるのが日課でな。ひひひ。」
住職はある時こう言っていた。
俺は毎晩部屋で一人、人形と戯れている老人の
姿を想像して、すこしぞっとした。

また、俺には不思議に思っていることがあった。
あれだけ人形に執着している住職だったが、
人形の扱いはひどくぞんざいだったのだ。
鳴かせる時に乱暴に扱うのはもちろん、
手入れは全くしていない様子だった。
人形は常にボロボロな状態だった。
ある暑い夏の日なんかは、人形を炎天下の中、
直射日光のあたる縁側に置いていた。
「こうしておくと、夜いっそういい声で鳴くんじゃっよ。」
住職はニヤニヤして言っていた。

824: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:11:19.02 ID:Js55b4hr0
そんな風に人形と関わる住職を知ってからは、
俺にとって住職は、温厚で知識豊富な町の賢者というよりは
ただの気味の悪い老人になっていた。
次第に寺からも足が遠のき、めったに寺の敷地には
近づかないようになっていった。
ただタカシはあれからもちょくちょく寺に遊びに
行っていたみたいだったが。

1年くらいたったある日、住職は死んだ。
病死と聞いたが詳しくは知らない。
住職の死後、寺は住職の甥が引き継ぐことになった。
その際、寺の大掃除をすることになった。
普段お世話になっている近所の人たちも
手伝うことになり、俺やヒロシも親に言われて
駆り出された。

寺では昔から、心霊写真等の霊的にいわくつきの
ものを預かる習慣があったそうなのだが
後を継ぐ住職の甥はあまり信心深くないというか
寺にあったそれらまで一斉に捨てようとしていた。

825: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:12:33.63 ID:Js55b4hr0
その中にあの人形もあった。

俺はあの人形が捨てられると思うと安堵した。
しかしその時、ヒロシがその人形をほしいと言いだした。
「君、こんな小汚い人形がほしいの?」
住職の甥は怪訝そうに聞いた。
「うん。ほしい。」
ヒロシは言った。
俺は止めた。こんな気味の悪い人形はさっさと
捨てるべきだと思っていた。
住職の甥もあまり譲ることに乗り気でない様子だった。
しかしヒロシは頑として譲らなかった。
結局ヒロシはその人形を持って帰ってしまった。

「あの人形てなんなの?」
ヒロシが帰った後、俺は住職の甥に聞いた。
「さぁ。俺もよくは知らないんだが、かなり昔から
伯父はもっていたな。たしか30年くらい前から
この寺にあった。」
住職の甥は言った。
俺は住職の甥に、住職と人形についてあったことを話した。
「そうかぁ。君も鳴いているところを見たのか。気味の悪い人形だったろ。」
住職の甥はそう言うと、あの人形について教えてくれた。

826: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:13:41.04 ID:Js55b4hr0
あの人形は30年くらい前から寺にあったらしい。
その頃、住職の奥さんがどこかの若い男と不倫したあげく
駆け落ちしてしまって、住職はひどく塞ぎこんでいた。
一時は自殺でもしそうな勢いだったらしい。
そんな時、住職はどこからかあの人形をもらってきたのだという。
それ以来住職は、その人形をいつも手の届くところに置いておき、
暇を見つけると人形を鳴らしていたらしい。
住職の兄弟もその様子がとても嫌で、何度となく
捨てるよう住職に促したが、そのたびに住職は
強く拒否したと住職の甥は言った。

「結局伯母は戻ってこなかったけど、伯父はあの人形に
こだわることで生きる希望をもったように見えたよ。
そういう意味ではあの人形をもらってきて正解だったのかも
しれない。」
住職の甥は言った。
「そうなんだ。なんか住職かわいそうだね。それにしても
住職の奥さんは酷い人だね。駆け落ちしちゃうなんて。」
俺は言った。
「まぁね。でも伯母は家を出てしばらくして事故で
死んだらしい。人伝えで聞いた話だし、葬式にも
行っていないけど、結構むごい死にかただったらしい。
自分の親戚とはいえ、自業自得だなとその時は思ったな。」
住職の甥は遠くを見ながらさみしそうに語った。

827: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:14:32.16 ID:Js55b4hr0
数日後、タカシの家に遊びに行く機会があった。
タカシの家は少し問題のある家庭で、親父さんが働いて
いない。毎日飲んだくれてはタカシの母親やタカシに
暴力をふるっていた。タカシの顔にはよく痣があった。
そんな家だから、あまりタカシの家に行くことはなかったのだが
その日はたまたま親父さんがいないとのことで
俺はタカシの家に遊びに行った。

「あの人形はどこ?」
俺はあの人形のことが気になっていたから素直に聞いた。
「ああ、あれはあそこにしまってあるよ。」
タカシはクローゼットの方を指さしながら言った。
「やっぱ夜とかに鳴かせてるの?」
俺はタカシが住職と同じようなことしているのではと不安になった。
「いや、もらってきてからあそこに閉まったままだよ。」
タカシは言った。
「あ、そうなんだ。でもタカシは、なんていうか・・、
あの人形のこと気にいっていたみたいだから。」
俺は言った。
「うーん。別に気にいってたわけじゃないよ。それに
今はあの人形を鳴かせようとは思わないな。
鳴かせても意味ないし。」
タカシは言った。
俺はそれを聞いて安堵した。もらうにはもらったが、結局
タカシもあの人形に飽きていて、タンスの肥やしにしている
だけなんだと思った。『鳴かせても意味ないし』という言葉は
一人で人形を鳴かすことの馬鹿らしさに、タカシ気づいてくれた
表れだと思った。

828: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:15:23.32 ID:Js55b4hr0
それから数日後、タカシの親父さんが死んだ。
家にいる時、突然心臓発作で死んだらしい。
俺は親に連れられ、葬式場を訪れた。
式場でタカシの母親に挨拶をしたが、タカシの
姿が見当たらない。どうもまだ家にいて、一人
部屋で塞ぎこんでるらしい。
どうしようもない親父だったが、やはり父親は父親。
突然死んでタカシもショックだったのだろう。
俺は元気づけようと、タカシの部屋を訪ねることにした。

その日は曇りで、俺がタカシの家を訪ねた頃には
あたりは真っ暗だった。
タカシの家に着いたものの、家の明かりがついていない。
呼び鈴を鳴らしたが反応がない。おかしい。
ただその時俺は、タカシがショックのあまり自殺でも
しているんじゃないかと不安に思った。
だから鍵の開いていた玄関の扉を開け、無断でタカシの
家に上がった。

829: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:16:16.54 ID:Js55b4hr0
タカシの部屋は2階の一番奥にある。
階段をあがっている時、その音は聞こえた。

(ドンドンドン)
「・・ぅぐぐぐ。ぅぃぃぃややや・・」
(ドンドンドン)
「・・ぁぃぃぃぃぃ。ぅぐぅぅ・・」

なにかものを叩くような音。
その合間に誰かのうめくような音。

ひどく陰湿な響きである。俺はどうしようも
ない不安にかられた。しかしタカシの安否が
気になっていた俺は、勇気をだして進んだ。

タカシの部屋の前まできた。
その音はタカシの部屋の中から聞こえた。
俺は勇気を出してドアを静かに開けた。

ドアを開けるとタカシの後ろ姿が見えた。
なにか作業をしているように見えた。
とりあえずはタカシの無事を確認できて俺は安堵した。
タカシは部屋に入ってきた俺に気づいていないのか
振り向きもせず、なにかの作業を続けている。
体越しでよく見えないが、拳を振り上げなにか
布みたいなものを叩いているように見えた。

830: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:17:32.45 ID:Js55b4hr0
(ドンドンドン)
拳が勢いよく振り下ろされるたびに乾いた音が
部屋に響く。そして

「・・ぉぐぐぃぃ。ぅぐぐぃぃぃ・・」
低くこもったような声が部屋に響く。
苦悶に満ちた声だ。

俺はその声がタカシの目の前にある小さな物体から
聞こえていることに気付いた。
その時、タカシが振り向いて俺を見た。
タカシはひどく無表情だった。
なにも言わず、ただ無感情に俺を見ていた。
しばらくお互い無言で向かい合った。

「よ、よぉ。ごめん、なんか勝手に上がらせて
もらっちゃった。タカシ落ち込んでるって、タカシの
お母さんに言われたもんだからさ。」
俺はなんとか言葉を振り絞った。
「・・・。そうなんだ。」
タカシは表情をかえずにそっけなく言った。

832: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:19:50.68 ID:Js55b4hr0
その時俺は、タカシが左手であの人形を持っていることに
気付いた。
「その人形・・。」
俺は言った。
それを聞くとタカシはニヤリと笑った。そして
「これ。いい声で鳴くようになったんだよ。」
タカシはそう言うと、右手の拳を人形の体に勢いよく打ち付けた。
ドン!
乾いた音とともに
「・・ぅぅぐぐぐぃぃ。」
人形が低い声で鳴いた。同時に俺はあることに気付いた。
「あれ?その人形の出す音って、そんな音だったっけ?」
住職が持っていたころ出していた音とは、明らかに
違う。低くこもった音だった。出る音も、前より大きくて
長めにでている。
「やってみる?」
タカシはそれには答えず、人形を俺の方にさしだした。
かつて住職が俺とタカシに
初めて人形をみせた時のように。

833: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:20:35.46 ID:Js55b4hr0
「いや、いいよ。俺は・・。」
そう言うと、また俺はあることに気付いた。
人形の顔が違う?
俺の知っている人形は、白髪混じりの
長い髪で、老女にも見える出で立ちだった。
しかし、今、目の前にさしだされた人形は
髪は黒々しており、髪型も短くなっている。
そしてなにより、顔の輪郭が前より角ばっていて
老女というより、男の顔にも見えた。
「タカシ・・。人形の顔替えた?」
俺はきいた。
「別に・・。」
タカシは憮然として言った。
すでにもう俺の方を向いていない。
「いやでも、あきらかに違ってない?」
俺は言った。タカシは俺の言葉を無視した。
「タカシ。」
タカシは応えない。
「タカ・・」
「用がないならもう帰ったら?」
もう一度呼びかけようとした俺の言葉を遮るようにタカシは言った。
「あ・・、でもタカシ、その人形・・。」
「さっさと帰れよ!!!」
タカシはどなった。振り返った目が血走っていた。
「あ・・。ご、ごめん・・。」
俺はタカシの不気味な迫力に圧倒され、そそくさと帰った。
俺が部屋を出る時も、タカシは人形を拳で殴り続けていた。
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
「ぐぐぐぐぐぅぎぎいぎぎぃぃ・・・。」
俺はもう、その音を聞くのが耐えきれなくなり、
耳を塞ぎながら、必死でタカシの家をあとにした。

834: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 22:21:13.75 ID:Js55b4hr0
その後、タカシは引っ越した。
母親の地元へ行ったらしい。
あの日以来、俺はタカシと会っていない。

あれから二十年以上たった。俺はオカルトに詳しい知人などの
話から、呪いの人形の中には、呪い殺した相手の魂を成仏させず、
人形の中に閉じ込め、殺した後も蹂躙できるものがあると知った。
あの人形がそうだったかは、わからない。
だが今でもあの人形がだす苦悶に満ちた声を
思い出すと、背筋が寒くなる。

852: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 23:44:08.64 ID:tfrR8cme0
ビルの隙間
取引先の話。
従業員が無断欠勤とかで、一人暮らしのアパートにも実家にもいなかったらしい。若い子だったから、アルバイトのノリで逃げたのかねぇ…と取引先では考えてた。

数ヶ月後、彼は遺体で見つかった。

彼は取引先のビルと、隣のビルの隙間にいた。都心の大通りに面していて、毎日大勢の人が行き交う場所だったが、ずっと誰にも気がつかれなかった。
なんか変な臭いがする…とビルの掃除のおばちゃんがしばらく前から言っていたらしいが、取引先は地下の下水の臭いだと思ってたそうだ。
遺体を出すのも苦労するような細い隙間だったから、かなり大掛かりなことにはなったが、新聞で小さく記事になっただけだった。都心では、たまにあるケースらしい。

この話を聞いて以来、私は狭いビルとビルの隙間は見ないようにしている。

871: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 09:45:54.31 ID:HbkMRjkS0
>>852
こういうの好き

858: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 01:11:09.68 ID:Y9GKrbIj0
>>852
勤めてた会社の近くでも昔あって話題になった
どうやって遺体を出すんだろうね
ドロドロに腐敗してれば何とかなりそうだがフレッシュな死体だと大変そう

860: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 01:43:24.93 ID:kPGCjhTc0
>>852
絶対に人が入り込めないビルとビルの隙間から顔だけ出して、眼が合った奴を引きずり込むっていう都市伝説思い出した

862: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 03:13:48.38 ID:pKKwhTzX0
>>852
つか、都市部ではまたにある話だよね・・・
考え付かないよーな隙間にはまり込んでそのまま絶命している話・・・。
ショックや怪我でその時死んでりゃいいけど、
声も上げられずそのまま衰弱して死んでいったのなら・・・
ああ、考えたくない・・・

853: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 00:09:25.74 ID:llIw1Gug0
イカツイ生霊
話にするとあんまり怖くないんだけど俺は超怖かったので投稿します
ケータイからだから読みにくかったらごめんね

二つ年下の従兄弟のミキちゃんから画像が送られてきた、と、思ったらそのあと電話が
「何すか?」聞いたら、心霊写真みたいだから見て欲しいって
「なんで俺に?」聞いたら、昔俺が誰もいないとこでぶつぶつ言ってるの見てから、そういう人なんだと思って~って
なんのこっちゃ思いながら画像見たら普通の集合写真
女子Aと後ろから抱きつく彼氏A・ミキちゃん・女子B・女子Cの並び
ミキちゃんが言うにはCちゃんの足が消えてて「何か良くないことがおこるのかなー?」って
言われてみたら確かに両足スッパーン、不気味なだけで何も感じなかったけど
よーく見ると記念撮影?なのに彼氏がCちゃんガン見で真横を向いてる
こいつこそ何か見えてたんじゃないの?と思って「男の子に聞いたらいいんじゃないすかね?」って言ったら
「は?女四人しかいないよ?」と
「いやいやビビらせんでよ、ばっちりエグザイルみたいなのが端の子に抱きついてるやないかーい」って言ったら
ミキちゃん、「なるほどおおぉん!」って絶叫
話によるとAちゃんには大学進学で遠距離になったイカツイ彼氏がいるんだども
束縛激しくて最近はギクシャク、写真撮った日に会う予定だったけど
気が引ける思ってたらCちゃんが遊ぼうって誘ってくれたからそっちに行ったよと
「ふぁー!彼氏の生き霊かー!把握把握!なんかスッキリしたよー!ありがとう!」って興奮して電話を切るミキちゃん
いやいやばっちり写ってるのに生き霊て可哀想だしょ、とより俺をからかってるだけでしょと思って
さっき友達に何も言わずに画像見せて何人いる?って聞いたら「四人」って
恐怖で速攻画像は削除、幻覚が見えたのか本当におばけが見えてたのか
今までも気づいてないだけで何か見てきたんじゃないか
色々考えてたらとても怖くなってきたのでとりあえずオカ板に話を投棄しにきました
誰かこの話をなかったことにしてくれるお祓いしてくれたらありがたいです

おしまいm(__)m

863: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 03:22:23.09 ID:eVD6o9020
2度目の人生
高熱をだしたとき、ふと『あれ?どうして実家にいるの?いつからいたっけ?会社はどうしたっけ?ん?会社?』と会社を思い出せないことに気づいた。
そして夫と子どもの顔を思い出そうとしてぼんやりでてきたと同時に、自分が現在5歳だということを思い出した。
それ以降、新ドラマなのになぜか映像が古く感じたり、風景を懐かしく感じたりすることが多々あった。
子ども心に「私はこの人生2度目だったりして」と思ったけど、ドラマの内容を知ってるわけではなかったし、習ってない勉強ができるとかは一切なかったので成長するにつれ『あれは高熱のせいかな。今のものが昔のものに感じるのも思い込みか。』と考えるようになった。

話がちょっと飛ぶけど、就職を機に地元を離れた。初めての土地なのにいろんな場所に既視感があった。
でも田舎ってどこも似てるし、あまり気にしなかった。
そして、就職した土地で自動車学校に通ったんだけど、担当の先生を見た瞬間『この人だ!』と思った。
あのときぼんやりとしか思い出せなかった私の夫、この人だ!
そう思ったけど、いろんな人と出会えばそんな偶然もあるだろうし、なによりただの思い込みだろう。そう思うようにした。
先生とは特になにも起こらずそのまま卒業。
やっぱり思い込みだったんだと思ってたんだけど、最近先生と会う機会があってからすごく急接近している。
いまデートっぽいの誘われてて、私も先生に好意があるんだけど、このまま行動していいものか悩んでいる。
あの自分が大人だと思っていた体験以降、なぜか私は『28歳で死ぬ』と漠然と思っているから。
いろんなことが自分の思い込みで片付けられるけど、これはなんかちょっと怖い。
これがなければ素直に好きになれるんだけど。

871: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 09:45:54.31 ID:HbkMRjkS0
>>863
こういうの好き

879: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 17:03:25.16 ID:VPiw4lDCO
湖で見たもの
地元のキャンプ場の話。

俺の小学校では5・6年時に毎夏宿泊訓練でそこを訪れていた。
場所は山の中腹で、湖の岸辺に小屋が点在していた。
50人用の大きな小屋が2つで他は6人用と4人用と2人用とが合わせて10くらい。
そしてお決まりの噂もあった。湖に一番近い桧という2人用の小屋で、春先に女が首を吊ったというもので、失恋が原因らしいのだが、以来幽霊が出るようになったとか。

5年生の時の宿泊訓練で俺たちの班は5人用の杉という小屋に泊まることになった。
他の班は全部50人用だったから俺たちは当たりを引いたと喜んでいた。
ちなみに班の構成は5年3人6年2人。そして夜になりカレーも食って肝試しもして小屋に戻った後、消灯になったが俺たちはもちろん寝ないで二段ベッドの上に集まって喋っていた。
先輩が隠し持っていた小型の懐中電灯でしおりの名簿を照らしながら好きな女子を告白していったり。
やはり一番人気は寛子だったが、一人が萌を指したのにはびびった。あいつ男だろ。農家だからかなとか。
窓から光が漏れないように注意しながら俺たちは楽しんだ。

880: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 17:07:26.14 ID:VPiw4lDCO
恋バナも一段落した後、話題は肝試しのことに移った。
「全然怖くなかったよね」胸君が言った。
「そうそう、湖一周くらいしなきゃね」俺も同調した。
肝試しは最初こそ先生が怪談話したりこのキャンプ場は出るとか脅かしたりして本格的な雰囲気だったものの、2つの50人用小屋の間を往復するだけという子供騙しのようなお手軽コースだったのだ。
あれじゃ出るものも出ない。
「熟小は湖半周して戻ってくるコースだったらしいぞ」佐藤先輩が言った。
「熟小の奴から聞いたんだけどさ」クニ先輩が喋り出した。
「最後の班が半分くらいのところでじいさんとすれ違ったらしい」
「じいさん? 先生じゃなくて?」
「ああ。知らないじいさん。それもそいつらには見向きもせずにスーッとすり抜けるように去っていったらしいよ」
「うへえ」やっちゃんが呻いた。
「でもいいよな。そういうの」胸君が言った。

881: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 17:12:28.86 ID:VPiw4lDCO
「今から行ってみないか」蛾次郎が言った。
「いいね!」俺も同調した。
「見回りの先生に見つかるだろ」とクニ先輩。
「トイレ行くところですつったらバレないよ」
トイレは敷地内に何カ所かあるが桧から近いものは中心地から外れており、途中までなら誤魔化せる。
俺たちは出発した。わくわく半分不安半分だった。もう0時回っていたと思う。
辺りは明かり一つなく真っ暗で静まり返り、湖の方はうっすらと霧がかかっていた。
俺たちは木の根につまづきそうになりながらミニ懐中電灯を頼りに歩いた。
やがてトイレが見えてきた。あそこを通り過ぎたらもう言い訳出来ない。入口を横目に見て更に一歩踏み出した時、前を歩いていた胸君が急に立ち停まってぶつかってしまった。
「あれ……」無表情で湖の一点を指さしている。
俺たちは無言でそっちを見た。

882: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 17:21:12.84 ID:VPiw4lDCO
ちょうど湖の真ん中辺りに女が立っていた。長い黒髪で白いワンピースみたいなのを着て、水面に立っている。さざ波一つ立ってない。
表情までは判らなかったが何となくこっちを見てる気がした。
俺たちは一列に並んで身じろぎもせず女を見ていた。ただ、金縛りとかではなかった。動こうと思えば動ける。単に動かなかっただけ。そんな感じだった。
と、女がいきなりこっちに走ってきた。髪を振り乱し手足を大きく動かしながら猛然とこっちへ接近してくる。みるみる距離が縮まって表情が判るようになった。
目を見開き大きく開いた口からは舌が垂れ下がってまるでジャンキーみたいなイッちゃった感じだった。
ああ、もうすぐ岸へたどり着く。上がってきちゃう……。
「こらっ!」
不意に怒鳴り声がしてそれに続いてドボンッと水音がした。懐中電灯の光が俺たちを照らす。
そこには管理人のおじさんがいた。
「お前ら何してるんだ!」
「いやトイレに……」佐藤先輩がとっさに言い訳したが、
「女がいた」と俺は言ってしまった。
管理人はそれを聞いても特に気にした風でもなく、
「トイレは済ませたのか? ならさっさと戻れ」と小屋まで追い立てられた。
そのまま無言でベッドに潜り込んだがろくに寝れなかった。たぶんみんな同じだったろう。
次の朝、歯磨きの時に最初に女を見つけた胸君と昨夜のことを話したんだが、噛み合わなかった。
女なんて見てないと言うのだ。数え切れないくらいの頭が漂っていただけで。

883: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 23:01:12.74 ID:spxb8InR0
身元不明の男の子
俺が中学生の時、学区内の団地で小さい子供が転落死する事故があった。
翌日の新聞では転落したのは「身元不明の男の子」と書かれていた。
身元不明って、人相が分からなくなるほど損傷の酷い事故だったのか…とその時は思った。
後日その団地に住む友達から詳細を聞いた。亡くなった子は団地の住人ではなく、事故直前まで一緒に遊んでいた子たちも誰もその子とは面識がなかったのだという。
親元も在籍する小学校も分かっていないのだと。
その子がどこの誰だったのか、続報は聞いていない。

886: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 23:05:34.40 ID:spxb8InR0
団地自治会で祠だか地蔵だかを建てるって話もあったそうだが、
死者の消息が分からないのに事故を終わったことにするのも憚られて、
結局その話はポシャッたらしい。これは数年前に母親から聞いた。
今はその団地も入居者不足で事故のあった棟含め半分以上がすでに閉鎖されている。

887: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 02:10:11.87 ID:roHp5RRB0
団地ってこういう話結構あるもんなのかな。

地元の団地でも飛び降り自殺した人が、夜な夜な飛び降りては階段昇ってまた飛び降りるのを繰り返してるってな噂あったよ。


いくつもある出入口のドアガラスのひとつに《夜何時以降は開閉するな》みたいな貼り紙あってね、気持ち悪かったな。

ガラス戸一枚向こうにちゃんとしたポストあるのに、ドア横に木で作った手製の集合ポスト置いてあったのも何気に不気味だった。

899: 広島人@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 13:17:32.58 ID:TRpfll/J0
N峠
約10年前。

そのころは友人と呼べる人間が数人いた頃で、オカルトに興味があった俺は、友人数人を誘って地元で有名な心霊スポット『N峠』に行く事にしたんよ。

その場所までは車(ワゴンR)で行った。

その場所に行くために目印にしていたコンビニを確認して左折。
そこから突き当りまで進み、ぶちあたったら右折、あとは一本道で目的のその場所に着く。

古い峠道は山肌を削ってアスファルトを敷いただけのような簡素な造りで、
左手は山肌、右手にはガードレールがあるかないかの崖になっている。

更に進む。
トンネルが現れる。
ここから、少し話がおかしくなる。

900: 広島人@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 13:31:32.43 ID:TRpfll/J0
そのトンネルは、
これみよがしに恐ろしい感じで『絶対いるだろ‥』と車内で誰ともなく呟かれたのを今も覚えてる。

車内にいた人間は。以下
運転手‥A
助手席‥B
後部右手‥Kちゃん(自称霊感あり)
後部左手‥俺
以上4名。
いきなりだけど‥‥トンネルに入った瞬間、『やめろ‥』ジジイの声だった。
だけどみんなは何のリアクションもしないから、俺はそれが逆に恐ろしかった。それ以上に自分の耳を疑った。(基本的に俺は、霊的なものを信じていない。だからおもしろがってた)騒いで、みんなを興醒めさせるのもなんだなと思い。その時はそのまま黙りこんだ。

トンネルを抜ける。道路はトンネルを抜けた途端に左折するような造り。目の前は川が流れてるので危険なのかガードレールと巨大フェンスと鏡が設置してある。
左折。

川沿いを先に(川上に向かって)進む。ダムが近くにあるせいか、慰霊碑のようなものが目立つ。(取り壊されたとの話も聞いたが)川を渡り向こう岸に道路が移る。

そこでKちゃんの異常に気づく。涙をながし歯がカチカチと音を立てるほど震え、声も出ないようだった。
さすがに恐ろしくなり、Aに相談する。(Aは少しやんちゃなところがあり、あまり怖気付くことはないし興醒めを嫌う傾向がある)
A振り返る、異常だと確認。引返す事になったのよ。
だけど引返すって事は、またあのトンネルを通らにないといけないって事になる。
なんとなく、俺はゾッとしてた。

901: 広島人@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 13:36:51.12 ID:TRpfll/J0
トンネルに到着。
まぁなんというか、案の定ジジイの声がした。
『じゃけぇやめぇゆぅたろぉがぁ‼︎‼︎』 (だから、やめろと言っただろ!の意)
方言で怒鳴られ、さすがにこれには皆叫び声をあげる。Aは慌ててアクセルを踏みつけ全員ノックバックする。そのスピードのまま峠を下るんだけど、ここで何故かKちゃんがまた叫び声をあげたのよ。なんかそれが悲鳴に近くて、それ聞いて全員背筋ピーンなって。
そこで、Bが気づく。「おい!後ろ見るなよ!」
そー言われて、反射的に見てしまったんだよね。
女の人だった。全員そこらへんで記憶がなくなってんのよ。気付いたとき運転してたから気絶じゃないとおもうんだが。
ここから更に話はぶっ飛ぶ。

902: 広島人@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 13:40:49.80 ID:TRpfll/J0
どうやってここまで来たかわからない事にAが気づき、焦ってコンビニへ。駐車し皆なぜか黙り込む。
そしたらKちゃんの様子がまたおかしくなってて「どーしたKちゃん⁈」
Kちゃんは嗚咽にも似たような唸り声をあげてた。
喉に指を突っ込むKちゃん。
黒い束のようなものが出てくる。全員それが髪だと確認。大騒ぎ。全員車から這いずり出る。Kちゃん髪の束投げ捨てる。車に戻る。無言帰宅。

後日談もあるけど、質問あるかな?

903: 広島人@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 13:53:30.31 ID:TRpfll/J0
質問なさそうなので続き。


一週間後。
当時わしはアパレル業を営んでいて、そこにわし以外の3人があつまった。当然あの日の話をしたのよ。(あの日は、無事?帰れた)Aが言った。「今からBとお祓いに行こうと思う」
俺「そーなんだ、わしも心配だから、行こうかな。Kちゃん、わしの仕事終わったら一緒に行こっか」
そこで黙ってたBが話しだす。「記憶なくなる前にKちゃん叫んでたよね?あれなんで?」
Bは振り返って後方確認しながら、Aの運転に身をまかせてた、だからKちゃんが俯いたままなのを見とったみたいなんだわ。
「あそこで急に叫ぶのおかしくない?」たしかにそう思った。Bが後ろ見るなと言ったのはKちゃんが叫んだ後の話。じゃあ、Kちゃんは何故?何を見て?聞いて?叫んだんかわかんなかった。また、その質問が恐ろしかった。
Kちゃん「なに言ってんの?あん時AがKちゃん窓見てって言ったから、見たら女の人がバァァン‼︎‼︎って張り付いてたのみんなも見たじゃん」
なんつー恐ろしい事を言うんだと思った矢先に「オレっ‥‥言ってない。」
Aがポツリ。「オレそんなこと言ってないよKちゃん!」
食い違いがあり、恐ろしかった。Kちゃんは誰に窓見てって言われたんだろって話になった。
その後、Aはお祓いに行く途中でベタに事故に遭い、車を廃車にした。
10年前の話はこのぐらい。
慣れてきた頃にはよく人に話してたよ。

この10年後の最近の話。帰宅中、あの女につけられる。
でもなんで、わしにだけついて来たんだろ?なんか謎で、今はそれが気がかりなのよ。あの女に少し怒りみたいなのもある。 だから、またN峠に行って確かめたい事がある。

時間も掛かった上、駄文乱文ごめん。小学生の日記みたいになっちゃたな。

904: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 13:53:59.70 ID:SER3+K1k0
何気に怖いつか後日談が怖そう
普段、交通量のないとこなの?
それとジーさんの声って全員聞こえてたの?

906: 広島人@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 13:59:45.39 ID:TRpfll/J0
>>904
うん、田舎の道だよ。

ジジィの声は帰りのトンネルでみんな確認してたと思う。
当時の友人、A.B.Kちゃんと連絡とってなくて詳しくはわからない。

8: アリエル 1@\(^o^)/ 2015/07/03(金) 00:20:25.59 ID:sNc1nWce0
馴染みのおっちゃん
それでは早速。
この話を公表するのはじめてです。

社会人になりたての頃、学生時代の仲間数人で
海辺の民宿に泊まり込んだ時の出来事。
新社会人のプレッシャーを忘れ、学生気分でダラダラ過ごそうと企画されたお気楽一泊。
日中、存分に海水浴を楽しんだ後で俺たちは宿に戻り、
たそがれ時の薄暗い室内で一息ついていた。
「なあ、飯食ったら花火するんだろ?」
「買いにいかなきゃ。コンビニ遠いぞ」
「ドリンクも切れたし行くしかないだろ」
「それより裏山で肝試ししねぇ?」
なんて話をしていると、部屋のふすまがガラっと開いた。
そこに立っていたのは、俺たちにはお馴染の「おっちゃん」だった。

俺たちは高校時代、何をするでもなく放課後の図書室でダベっていた。
放課後の図書室は一種のサロン状態だった。
その輪の中に用務員のおじさんもいた。
奥さんが車で迎えに来るのが夕方なので、それまでの間
図書室で学生たちと雑談して暇を潰していたのだった。
陽気でぶっちゃけた人柄で、皆から「おっちゃん」と親しまれていた。

そのおっちゃんが部屋の入り口に立っていた。

9: アリエル 2@\(^o^)/ 2015/07/03(金) 00:21:58.32 ID:sNc1nWce0
そのおっちゃんが部屋の入り口に立っていた。
憮然とした表情で室内を見下ろしている。
おっちゃんに目が釘付けになる俺たち。
おっちゃんは何故、俺たちがここにいるのを知っていたんだ?
偶然この宿に泊まっていたのか?
…いや、おっちゃんは、俺たちが高校三年の時、交通事故で他界している。
図書室の有志で奥さんに追悼の手紙も出した。間違いのない事実だ。
なんだ、何なんだこれ。
凍りついた雰囲気を破るようにおっちゃんが口を開いた。
「お前らここにいたんか?」
「は、はい…いました…」
友人の一人が間抜けな返事をする。
皆、固まっていた。ここにおっちゃんがいる事の異常性に皆気付いているようだった。
おっちゃんはしばし、気難しそうな顔で考え込み
「大変な事だぞ...」
とつぶやいて廊下の向こうに去っていった。

10: アリエル 3@\(^o^)/ 2015/07/03(金) 00:22:51.55 ID:sNc1nWce0
「おい?見たよな?」
「似た人…じゃないよな…?」
こわばった顔を見合わせる俺たち。
団子になって恐る恐る廊下を覗いてみる。
薄暗い廊下には誰もいなかった。
「おっちゃん? おっちゃーん?」
恐る恐る呼びかけながら廊下を検分すると
突き当たりの共用トイレのドアから、何かモヤのような白いものが漏れている。
「アレ何だ?」
「俺が開けてみる」
友人の一人が、トイレ照明のスイッチをつけ、意を決してドアを開く。
ぶわっ、と白いガスが渦巻いて俺たちは軽いパニックになった。
「うわっ…」ドアを開けた友人が絶句する背後からトイレを覗き込むと
真夏の盛りだというのに、トイレの水は凍りついていた。
水ばかりではなく、便器もタンクも白い霜に覆われ、
タンクの上に飾られた草花がドライフラワーのように固まっていた。
その冷気が廊下の澱んだ熱気でモヤになったのだった。

11: アリエル 4@\(^o^)/ 2015/07/03(金) 00:23:55.20 ID:sNc1nWce0
俺たちは民宿側にトイレの凍結を伝えた。おっちゃんの件は伏せて。
民宿のおじさんは最初、俺たちの悪戯を疑っていた。
「スポーツの後のアイススプレーとか撒いたんじゃないの?」
「それっぽちでこんな凍りませんよ!」
「むぅ…」
おじさんは俺たちの怯えようと、トイレの完璧な氷結ぶりを見て疑いを捨てたようだった。
「冬場でも凍らないのに…」と首をかしげながらも
タンクと配管の検分を行い
「中の水がカッチカチだ。今夜は使わないでね」と一言。
溶け出した霜を受けるタオルをトイレの床に敷いて戻っていった。

用務員のおっちゃんは俺たちに何か伝えたかったのか。
大変な事とは何だったのか。
トイレを凍らせたのはおっちゃんなのか。
その時いた友人たちと、会うたびに話題になるが何一つ結論は出ない。
あまりに不可解な夏の日の思い出。

17: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/05(日) 04:55:17.13 ID:gg24dhA50
霊の髪の毛をDNA鑑定した結果
女友達が体験した話


その女友達はあまりお化けとか怖がらないほうで
肝試しとかも余裕、むしろ怖いの大好きで自分から企画しちゃうタイプなんだよね
んでその女友達が仕事の都合で実家からアパートに引っ越して起こった話。

そのアパートに住んでから3~4日経った頃、それは始まったんだけど
いわゆる定番のラップ音とか物の位置がズレてるとかが発生したらしい。

まぁでもその女友達はかなり肝が座っているからそれらをスルー、
むしろ怖いビデオとか見てる時に肴にしてた位だったんだよね。
それに会社指定のアパートならかなり家賃が安くなるってのと約1ヶ月半で戻れる長期出張だったってこと
建物自体はそこまで古くなく、色々と設備も悪くないしで、さらさら部屋を変えるつもりはなかったんだって。

そんな中約2週間が経ったころ、深夜1時くらいに玄関をノックする音が聞こえたんだ
いままでそのパターンは無かったから恐る恐る玄関を見に行くと、
長ーい髪が玄関扉の郵便口からダラーっと垂れ下がってる、
さすがに女友達も悲鳴を上げたんだけど、その瞬間にズルっと髪の毛が外に引っ張られて高めの足音と共に去ってったんだって。

しばらく硬直してたけど、勇気を出して玄関扉に近づくと数本、その長い髪の毛が残っていたらしい。

18: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/05(日) 04:56:52.07 ID:gg24dhA50
この時点で霊的なものってよりは、むしろストーカーとかそっち系の心配を強く感じて、後日この件については警察に助けを求めたんだって。
はっきりいって警察も半信半疑なんだけど、女性ってのと物的証拠(髪の毛)があったことが功を奏したのか一応対応してくれるとのこと、

でも気持ち悪いものは気持ち悪いんで、引っ越しを会社にお願いしたら意外なことにOKが出たらしい。
結局その部屋からは1ヶ月を待たずに出て、別のアパートで何不自由なく過ごしたわけ。

それからしばらく経って、会社の同僚に誘われて合コンに参加することになったんだって、
流れの中で怖い話をすることになって、ネタのある人がそれぞれ話してそれなりに盛り上がったわけ、
女友達曰く「有名なのが多くて私はそこまでだったけど」って言ってたけどね。

そんななかお相手のうちの一人、ちょいイケメンの警察官の番になったんだって。
その警察官の話はこう
・一人の女の人が仕事の関係でこの近辺に引っ越してきた
・その女の人が住む部屋はラップ音とか霊障が発生していた
・ある日の深夜、玄関扉の郵便口から長い髪が垂れていた

要するに女友達が体験した話を警察官が話し始めたんだよ、
「それ私だよ!」って言いたいのはやまやまだけど、それで空気変になるのもアレだし黙って話を聞いてたんだって。

そしたら、警察官が女友達も知らない話の続きを語りだしたんだよね、

唯一の物的証拠である長い髪の毛、警察は一応念のためにDNA鑑定に出し、
彼らが持つデータと照らし合わせを行ったんだって。

結果、なんとDNAが合致する人物が出てきたわけ。
女友達は(マジかよ!?私知らされていないんだけど)と内心メチャクチャ驚きながらも警察官の言葉に耳を傾けた

その警察官曰く、
その人は、以前その部屋に住んでいた住人で、
トラブルを苦に、4年前に首を吊って亡くなっていたんだって。

21: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/05(日) 13:33:54.99 ID:kbYKIiWx0
一様に右を向いている人達
昔から続く怪異
愛知県○○市。その昔少なくとも200年以上前の話、、岡崎城の城下町は
天下を二分するほど賑わっていたらしく、駕籠を担いで人を運ぶカゴカキと
呼ばれる人たちがよく行き交っていた。
そんな中、カゴカキの中に妙なカゴカキが出始めたようだ。中に客を乗せながら
籠を背負う前の者も後ろの者も、そして中の客も一様に右を向いている。
すれ違う町民が何だろうと釣られて見るも特に変わった様子もない。
妙なものだと思いつつしばらくして何となく振り返ると、まだ同じ様子なのだという。
乗せた所も下ろした所も判らなければ、そこそこいい身分であろう客の正体も判らない。
そんなモノを見かける町民が次第に増えて行き、城下町の怪異となっていった。

現在も怪異は続いているらしく、どことも知れない工場の送迎バスらしきバスの運転手が
右を向いたまま走行。
危険運転だと思いつつもすれ違う瞬間、全員右を向く客席の工場作業員に驚くと共に
頭の中ではお経がこだまするという。
最近ここら近辺でたまに耳にするようになった。

22: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/05(日) 13:45:07.07 ID:CFuuFQL8O
>>21
都市伝説みたいでおもしろい
が、○○市と伏せていても岡崎城と名前出しちゃっとるじゃん…
同じ三河でも、吉田城なら今の市名とリンクする人は多くないだら

37: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 01:05:18.72 ID:t5EvNb5r0
オバケか催眠術か
他愛も無い話しなんで、投下してもいいか分からんけども

俺にはオカルト好きの友人がいる
高校で知り合った奴で、とにかく怖い話だとか心霊スポットだとかの知識が凄い
話し上手だから色々聞いて、すぐに仲良くなったんだけど、そいつ絡みのいくつかの話の一つ

俺はJRで高校まで行ってたんだけど、友人はそこが地元で、学校帰りにそいつの家でオカルト話ししてたんだよ
怖い話とか、心霊スポットだとか、そんな話
そうすっとさ、俺、何か知らないけどグラグラ揺れてたんだよ、左右にグラグラって
でも、全く霊的な感じがしなかったんだよな
と言うのも、座ってる時に深呼吸とかすると、酸素がまわってるのか、体が揺れたりする事がたまにあるんだよ、俺
で、気にしてなかったんだけど、友人が「揺れてるよ」とか言うから「おう」とか流してたわけだ
そしたらそいつが顔を寄せながら聞いてきたんだ
「それ、止められる?」
何をバカな、と思ったんだけど、そう思った途端、急に体が言う事聞かなくなったんだよ、揺れたまま

38: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 01:15:24.70 ID:t5EvNb5r0
「あれ?あれ?」とかなってる俺を見て、さも楽しそうに言うんだ
「よくいるらしいんだ、そんなのが。ほら、後ろから人に声かけたり気付いて欲しかったりしたら、よく肩を叩いたり揺すったりするじゃない。あれと同じらしいよ」
そんな話しを聞いている場合では無かった
本当に止まらないんだもの、まだ表も明るかったし、変なモノ見聞きしたわけでもないのにビビっちゃって
「どうしよう!」とか言って彼を見るも「俺もオカルト好きだけど、オバケのやっつけかたなんて知らないしなぁ」とか言ってる
次いでこうも言った
「止めて欲しいんなら、素直に止めてって言ってみれば?」
変な人だと思う、けども当時の俺は真に受けて「止めて!お願い!」とか言ってた
左右に揺れながら「止めて!」とか面白すぎる光景だったと思う
しかし、妙な事にそこでビタッと揺れがおさまった
肩に感触があり、見てみると、友人が俺の肩を掴んで支えていた
「催眠術で、手を開かせなくするやつがあったけど、あれと似てるのかもね」
そう言ってそいつはまたオカルト話しを再開させた
今でも思う
あれがオバケだったのか、友人の巧みな催眠術の類だったのか、分からないけど

でも、あんな明るいうちに、人一人が本気でビビる霊体験(?)をさせられるそいつが、ある意味オバケよりも怖かった

73: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 15:21:46.86 ID:HARVrD/a0
震える棺桶
ほんのり程度だと思う下手くそな文だけど許してくれ長いから分ける
俺が中学生の時に昔離婚した母親が亡くなった。母親の家族が引き取りに来ないので、こちらで葬式をすることになった。
葬式会場に一晩泊まることになり、準備の為大人達は外に出て行って俺と妹が母親の遺体がある部屋に取り残された。話したりしながら待っていたんだがいきなり母親が入っている箱がガタガタガタガタって震え出した。

74: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 15:22:54.21 ID:HARVrD/a0
顔を見合わせて大人呼ぶか?なんだこれってパニックになってたら葬式屋のおっさんが突然入って来てキョロキョロと見回してまた何処かへ行ってしまった。
来てる間ピタッと止まってたんだがまたガタガタし出したから俺達はびびって飛び出し親父に報告ドライアイスが溶けて動いたんじゃないかと言われ、馬鹿な俺達はそれで納得して戻った。

75: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 15:23:30.88 ID:HARVrD/a0
またガタガタいってたが無視一晩泊まって火葬して泣きながらお骨拾って終わった。今思えば溶けて動くってあり得なくないか?不思議な体験だった
3つになったごめん

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コメント

1  不思議な名無しさん :2018年10月08日 23:33 ID:hI0qnqAl0*
人形の話はいい出来だと思う
久しぶりにじっくり読んだ
2  不思議な名無しさん :2018年10月08日 23:47 ID:r1T3DHdB0*
なんの脈略もなく新キャラヒロシが出てきて草
3  不思議な名無しさん :2018年10月08日 23:57 ID:TIpUND4p0*
今回当たり回やな
面白い話し多かった
4  不思議な名無しさん :2018年10月09日 02:08 ID:GqNGyvyH0*
用務員の話は珍しい落ちだな。
凍ってましたか。
5  不思議な名無しさん :2018年10月09日 02:46 ID:l3.6yrpo0*
>>蹂躙される魂
話自体は面白かったのに、唐突にヒロシが現れて何事もなくタカシに戻ってて残念だった。
6  不思議な名無しさん :2018年10月09日 02:49 ID:.CsRankx0*
自分以外もタカシ→ヒロシ→タカシ問題が気になっててよかった
7  不思議な名無しさん :2018年10月09日 03:33 ID:6HfWFG4M0*
トンネルをA、B、Kちゃんで通った話、何で後半の一人称が「俺」から「わし」のなっているのかわからん。
8  不思議な名無しさん :2018年10月09日 03:37 ID:cgQe.Imo0*
二度目の人生好き
9  不思議な名無しさん :2018年10月09日 03:44 ID:S7QT6uSY0*
一般人のDNA情報を警察が保管してるとかどこのディストピアよ
10  不思議な名無しさん :2018年10月09日 07:38 ID:n3DNKNuM0*
今回のはほとんど読んだことない話で満足
そして睡眠不足で今すぐ出勤に不満足
11  不思議な名無しさん :2018年10月09日 11:05 ID:3aqPY93j0*
N峠の方言がまんま岡山だ
12  不思議な名無しさん :2018年10月09日 11:19 ID:N0K0wsTQ0*
タカシをヒロシに間違えてるあたり設定忘れちゃったんだろうな
作り話だろ
13  不思議な名無しさん :2018年10月09日 12:35 ID:PyK1kuUo0*
ビルの隙間の話、ジョジョのスピンオフでそういうスタンドがあったな。
メモリーオブジェットは人を任意の場所に人を近付けないようにする能力だったか…悲しい話だったような気がする。
14  不思議な名無しさん :2018年10月09日 12:58 ID:51GXlCMj0*
タカシかヒロシか統一せいや
15  不思議な名無しさん :2018年10月09日 12:59 ID:4EiWer0z0*
興味深い話だったが
「なるほどおおぉん!」(絶叫)
で笑っちゃった
16  不思議な名無しさん :2018年10月09日 13:26 ID:Ib7P8a3D0*
ヒロシの話、がんばって作ったんだろうから落ち着いて見直せば良かったのにな
17  不思議な名無しさん :2018年10月09日 13:30 ID:DJq5vxg.0*
ヒロシ大人気だな
18  不思議な名無しさん :2018年10月09日 14:11 ID:EYoXbqQu0*
タカシなのかヒロシなのかどっちやねん
19  不思議な名無しさん :2018年10月09日 14:28 ID:dY.zOi3q0*
湖で見たもの

5年生3人、6年生2人のはずが、全部で6人いる…
まさか、そっちがメインの怪談では…
20  不思議な名無しさん :2018年10月09日 15:34 ID:yPUgp4mQ0*
用務員のおっちゃんは不思議な読後感があるなぁ
一体なにが大変な事だったのか・・・
21  不思議な名無しさん :2018年10月09日 15:38 ID:.eC7BCJd0*
大変な事だ…(おっちゃんがやぞ)
22  不思議な名無しさん :2018年10月09日 16:14 ID:tuX.xgcp0*
>>21
これは右を向いてるんじゃなくて顔を右に"背けている"んじゃあないか?
23  不思議な名無しさん :2018年10月09日 18:17 ID:AqGCDwE50*
※19
たしかに、自分入れ忘れたのかねw
24  不思議な名無しさん :2018年10月09日 20:59 ID:jDnYQoGs0*
細くてつぶらな瞳で引っかかってしばらく考えてしまった
25  不思議な名無しさん :2018年10月09日 22:19 ID:4uN5FkTd0*
人形の話が面白かった
30年もリンチし続けたら魂も廃人になって反応しなくなりそうだけど。
26  不思議な名無しさん :2018年10月09日 23:52 ID:mLnqlNeg0*
人形面白かったなぁ
27  不思議な名無しさん :2018年10月10日 00:00 ID:rt.iKV3k0*
人形の中に死んだ魂を入れる方法は、住職からタカシ?ヒロシ?が聞いてたのか。
身近な人をいたぶり続けたいくらい憎んでる人間同士、なんか惹かれあったのかもだな。
28  不思議な名無しさん :2018年10月10日 00:02 ID:rt.iKV3k0*
おかんがオレオレ詐欺の電話で、
詐欺「母さん、オレ俺」
おかん「ヒロシ?」
詐欺「そうヒロシ」
おかん「あっ違った。うちの子の名前はタケシだった」
とか遊んでる、ってのを思い出した。
29  不思議な名無しさん :2018年10月10日 04:12 ID:vhmfE3C20*
ヒロシになったのがホラーなのでは
30  不思議な名無しさん :2018年10月10日 11:56 ID:NJvp5pT60*
細いつぶらな瞳って何やねん
国語もっと勉強せなあかんで
31  不思議な名無しさん :2018年10月10日 12:41 ID:KbkXS6Gb0*
おばけか催眠術はなかなか良かった
32  不思議な名無しさん :2018年10月10日 14:37 ID:i2Gp.q3b0*
なるほどぉぉん!今回は当たり回だったな読んでて楽しかった
33  不思議な名無しさん :2018年10月11日 11:34 ID:endMDgDH0*
最初の話誤字が多くてイライラしたわ
34  不思議な名無しさん :2018年10月12日 20:33 ID:DWiqtZoE0*
最初の話でよくわからなかったんだけど、三人で飲んでて解散後すぐにBから二人で飲もうって言われて二人で飲み直したんだよね?
なのになんで三人で飲んでAが呪いの話をしてたのが数日前の事のような口ぶりで喋ってるの?
35  不思議な名無しさん :2018年10月17日 04:02 ID:6fMgKgsT0*
人形の話は斬新だっただけにつくづくタカシヒロシが残念でならない

おっちゃんの話なんだか好きだ
36  不思議な名無しさん :2018年11月14日 12:39 ID:Cq5srEpe0*
タカシヒロシ、フェイクかけようとして間違えたと思うと逆にリアル。

 
 
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