747: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 22:33:28.02 ID:iFnPBJ+LI
本当にふっつーのボールを使っていたのに、なぜかその子のところに、ボールが集まる。
どこに移動しても来るから、風向きとかは関係ないと思う。
ボールがその子の体めがけて飛んでくる。ソフトボールでも、当たると痛い。
その子は困った顔してたけど、異常なほどよくボールが当たった。それは、どの授業でも同じだった。バレーもバスケも、サッカーでも、砲丸投げの矢とかにもよく激突してた。当たるたびに謝られてるんだけど、当てたほうも不思議そうな顔をする。
一番ひやっとしたのは、高校のとき。
弓道場の後ろをとおったら、なぜかその子の頭の上すれすれを矢が通過していった。
本人も打った人もものすごくびっくりしてて、わたしも冷や汗が止まらなかった。
その子はよく事故にも遭う。
3日連続バイクにはねられたときはさすがに友達やめようかと思った。そんなときでもいつでもだれだれ犯したいだのにおい嗅ぎたいだの言ってるから呆れ果ててなんでいつも下ネタばっか言ってんの?って聞いてみた。
そしたら「近づいてこないように」だって。
は?って聞き返したら、「こうやってエロいこと話してたら、それはいつの間にか消える。だから起きてるときはエロいこと話して、寝てるときは持ってるエロ本全部だいて寝てる」って。ぞわっとした。気づいてるんだこいつ・・・って。
748: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 22:36:44.88 ID:iFnPBJ+LI
で、大怪我は多かったけど命に別条はなく、私たちは高校三年生になった。
その子は生徒会長選挙にでたけど落選して、どんまいパーティってことで私、その子、女友達2人、男友達2人でファミレス行って騒いでた。
当然、その子は下ネタばっかり言ってたけど、事情を知ってしまって笑えなくなってしまった。
2時間くらいかな、もう料理も食べ終わってしまって、でも帰るのは名残惜しくてみんなでだべってた。
そしたらその子が、トイレ行って来るっていって席を立った。
いってらっしゃーいって5秒くらいして、店内にワゴン車が突っ込んできた。店内騒然。
ガラスも椅子もめちゃくちゃで、本当に阿鼻叫喚だった。
でも何よりも怖かったのは、その子が轢かれていたこと。
あと5秒早かったら轢かれていなかったかもしれない、ジャストで狙われていることにとてつもない恐怖を感じた。
血だらけのその子を見て食べたもの全部はいてしまった。
結局、怪我人はその子1人だけで、命に別条はなかった。両足と肋骨を折り、入院したけど、お見舞いに行ったら「ミスったわw」なんて笑っていた。私は笑えなかった。
749: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 22:38:12.84 ID:iFnPBJ+LI
まあそんなこんなで高校も無事卒業でき、別々だけど地元の大学に入った。
で、記念に占い師でもいくか!みたいな感じになった。
おかしいかもしれないけど、その子の家族はずっとそれを勧めていて、わたしも純粋に興味があった。
で、行ってみることにした。休日、少し並んで、なんていわれるかなー、なんて話しながら順番を待った。そして、(寺みたいなところだった)戸をくぐり占い師(?)のひとをみた瞬間、
「すみません、あなたを見ることはできません」と言われた。
なんでですか!と聞くと、なんだかさわりたくない?みたいなことを言っていた。
私は見てもよかったみたいだけど、なんか気まずくてすぐ帰った。
その子は今も生きている。
でも、交通事故はすごい遭う。彼女は、何に魅入られているのだろう。
386: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/01(金) 14:27:40.40 ID:e9YVeNrR0
夕方家の近くの土手をジョギングしてたら河川敷の鉄橋の下から声が聞こえてきた。男女が争うような声。
気になって斜面を下りて覗き込んでみたけど誰もいなかった。
おかしいなと思い橋の下まで行って辺りを見渡してもやっぱり無人。絶対に空耳じゃない。まさか川に落ちたのかと川面を覗き込んだ。すると後ろから
「もういいじゃん、あいつで」
「まだだめだって」
「なんで」
「ねぇなんで」
囁き声が耳にまとわりつくように聞こえてきた。心臓がビクンとして振り返ったら、
橋の下部と土手の斜面の間の高さ50センチくらいの空間に人形が2つちょこんとこっち向きに立っていた。観た感じ雛人形ぽい。
ヤバいと思い走って逃げようとしたとき、
「いいかべつに」
野太い声が真後ろから聞こえてくると同時に足首を掴まれた。
思わずうわぁと叫び走り出したら意外にも足首を掴んだものはあっさり放した。そのまま斜面を駆け上がって家まで走った。帰ってから足首を見たらゴワゴワで黄ばんだ濡れた毛の束が絡みついていた。
ハサミでもカッターでも切れなくて包丁でゴリゴリやってやっと千切れた。
翌月、そこの近くで子供が溺れ助けに行った両親共々死んだ。近所の噂だと体の穴という穴に髪の毛が詰まっていたらしい。
以来ジョギングはやめた。
413: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/01(金) 23:18:14.03 ID:T8yRrxOZO
3年くらい前まで近所に池沼が住んでて夜中に奇声を上げながらチャリを乗り回していていた。
不気味だし迷惑だけど注意したりしたら何しでかす解らないし親がヤバい筋の奴らしくみんな放置していた。
ある週末の夜徹夜でテスト勉強してると3時頃にお馴染みの奇声が聞こえてきた。
ここしばらく出なかったのにと舌打ちしてたら、ギコギコギコと乾いたチェーンの音を立てながらイヤァーだのウエェーだの叫ぶ池沼がウチの前まできた。
すぐ通り過ぎるかと思ったら叫び声がピタリと止んだ。二階の俺の部屋だけ明かりがついてるのに目を付けられたらしい。
数分後窓に石投げてきやがった。しばらく無視していたが段々石がでかくなって割れそうになったので遂にキレて窓に近寄って怒鳴った。
「うるせえばかやろう。ぶっころすぞ!」
そしたら投石が止まり外は静まり返った。やれやれと机に戻ったが、しばらくして気付いた。チャリを漕ぐ音もしない。
まさかまだそこにいるのかと外を覗いたら倒れたチャリしか見えない。窓を開けて顔を出したら真下から
イヤァーーーーーヒョヤァァーーー
排水管伝って危うくもう窓枠に手が届くところだった。俺もウワーッと叫んでそいつが投げた石を片端からぶつけた。一個が顔に当たってそいつは叫びながら落ちた。
俺は怖くて窓を閉めたが、やがてギコギコと去っていく音が聞こえた。
そいつはその後骨折で入院してそのまま引っ越して行った。その時親がウチへきて仲良くしてくれてありがとうと菓子折り持ってきた。
もちろんすぐに捨てた。
414: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/02(土) 00:10:46.38 ID:iFH51R090
>>413
こりゃお前洒落にならねえよ
422: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/02(土) 14:39:49.23 ID:yQcThXnPi
昔、まだ宇宙進出すらしてなかった頃の話。
NASAが縦横20mくらいの球形の施設を作ったんだよ。中に入れるでっかいボールみたいな。
内側は全部鏡張りで、どこが壁だか分からんようになってたらしい。
宇宙飛行士の平衡感覚の訓練のために用意されたものだったみたいなんだけどさ。
その施設を使った最初の訓練では飛行士候補生の一人が強制的に2時間入れられたんだけど、出てきた頃には完全に気が狂っててヨダレダラダラで目も焦点があわず、立ち上がることも出来ずに笑い続けてたらしい。
訓練では中に入って入り口を閉ざすわけなんだけどさ、どんな屈強な宇宙飛行士でも30分もすれば気が狂ったみたいになったんだとさ。
当然そのミラーボールルームは解体。平衡感覚の訓練は暗室で行われることになった。
しかし、球形の内側、360°鏡張りって何が見えるんだろうな。
431: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/02(土) 16:39:01.58 ID:vSWgTtiF0
教会から来るモノ
ここでいきなり投下させてもらう。
先日高校のアメフト部の合宿があって、マネージャーの私は1年生ってことで初めての参加だった。
某県で4校合同ってなってて、結構な人数がいた。
それでまあ、1日目の夜、マネージャー全員で集められたんだけど、3年生と2年生の先輩に1年生マネ使えないみたいに怒られて。
そりゃ確かにできないことだらけだったけどそこまで言うか?ってぐらい怒られてすっかり気分が萎えてた。
そのあと2、3年は外に遊びにいって、1年マネの半分も気にせずどこかに行きやがった。
私は寝ようと思ってたけど、一緒に部屋に残ってた奴らがなんか泣きそうな顔で文句垂れてたんだ。
眠れなかったからとりあえずそこの輪に入っておいたんだけど、そこで思いもよらない事件が起きた。
湿っぽい話をしてる真っ暗な部屋の中でいきなり、耳を劈いてベルの暴音が鳴り出した。
一瞬遅れて、パニックってかえなにどないみたいになって。
あげく泣き出した私。
急いで外に這って出るとまぁびっくりだった。
435: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/02(土) 16:54:11.60 ID:vSWgTtiF0
その合宿に来てた生徒はなんかこう、一つの家みたいなのにポジション別で生活ーみたいになってて、その家いっぱい並んでるみたいになってるんだ。
それは本館、離館って区別されてて、その離館全部がすごい音量のベルが鳴ってた。
冷静になって聞いてみると(泣いてたからまともになれなかったが)、火災報知器だった。
その他の家からも選手とかがぞろぞろ出てきた。
私は友人に介抱されながらほんかんへと移動した。
本館にいた人に聞いたところ、私の先輩が寝ぼけて電気と間違えて押したそうな。
なんだよーってなって、1時間ぐらいして私も泣き止んだ。
しかしその後にその介抱してくれた友人が言ってきたのだけど、
「さっき、何がいるって言ってたの?」
ほ?ってなって、なんのこと?って聞いたら、
その離館の奥には教会が建てられていて、私達の家はそこにものすぐく近かった。
友人曰く、ベルが鳴って泣いた私が外に出てると、教会の方を見て
「やだあああああ!!!いる、いるよおおお!!!くんなあああああああ!!!!」
って叫んでたらしい。
それは他の人も見たらしいけど、私はまったく身に覚えがない。教会の方にもなにもいなかったそうな。
これ自体はそんなに洒落にならないってわけじゃないけど、私がそれよりも怖かったのは
高1にもなって父と母と姉と弟のことを必死になって泣きながら叫んだことが洒落にならなかった。
はずい。
463: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/03(日) 21:34:20.11 ID:tbGz0LxC0
転載OKと書いてあったので 幽霊遭遇記録ブログ
http://souguki.blogspot.jp/ からの転載
想像してしまったきもちわりーw
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[幽霊遭遇] 2007年 ホテルで
おそらく、35歳くらい。2007年の出来事。
場所は長崎、佐世保。ビジネスホテルでの遭遇。
ベットに入り、うつらうつらとしかけた時に
ガザッ、ガザッ という感じの音が聞こえてきた。
電気をつけ、音のする方向を見た。
仰天した
部屋のドアの下の隙間から
10本の指が差し込まれじゅうたんを引っ掻いていた。
細くて長い指、1本15㎝くらいあるように見える。
昆虫の足のような指が、絨毯を引っ掻いている。
手の甲は見えない。指と爪だけが見える。
あまりに気持ちの悪さにスリッパを投げつけた。
ドアの外から引っこ抜かれたように消えた。
「入ってくるつもりだろうか?」理由は無いが、そう感じた。
朝まで電気を付けたまま、起きておくしか無い。そう覚悟を決めた。
決めたはずだが、寝てしまった。結局入って来たのかは、判らない。
所感
これ程の気持ち悪いモノと遭遇したのは、初めてかもしれない。
通り抜けたり、通り抜けられなかったり、
生きた人そのままだったり、このように変形していたり。
幽霊もいろいろあるようだ。不思議だ。
484: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/04(月) 14:41:27.29 ID:FenJzv+C0
パンチラスポット
大学の新歓コンパで先輩から聞いた話
うちの大学にはいくつかキャンパスがあって、その中の一つに絶好のパンチラスポットがあったらしい。
そこは大教室に繋がる非常階段で、普段は人気のない場所なんだが講義の前後だけは人が通る。大教室の後ろからこっそり入れるので遅刻した学生はそこを通るのだそうだ。
階段は隙間が大きく開いており裏側は物置のようになっていて人一人が隠れられるスペースがあるらしい。
先輩は知り合いから教えてもらったそうで、その人は時々隠れて覗いていたんだと。
その人曰くまさに絶景ポイントで、毎回女の子が十人以上通るししかも派手めな子が多くミニスカだったりするから見れまくりで中身もスゲーとのこと。
先輩は呆れながら聞いていたが、ある時を境にピタリとその話をしなくなった。不思議に思って振ってみると、あそこはヤバい。もう行かないと。
その数日前の午後、例によって階段の裏に隠れていたそうだ。数人のパンチラを見届けた後、もう来ないなと思い帰ろうとしたらガチャとドアが開く音がして降りてくる足音が聞こえてきた。
講義中に出てくるのも時々あるので、あれが行ってからと隠れて見上げると、ミニスカのほっそりした白い脚が視界に入ってきた。次に信じられない光景が飛び込んできた。何とノーパンだった。
さすがに初めてで息を呑んだそうだ。そして何としても顔が見たくなりこっそり後を追おうと構えた。
しかし次の瞬間、女の子に後ろ姿がないことに気付いた。降りていく脚に背中がないのだ。
ヤバい。とっさに振り返るとそこには出口を塞ぐように上半身だけの女が通せんぼをしていて不気味にこもった声で
「みー、つ、け、た」
肘を使って這いずってきた。その人は叫んで後退りし置いてあったコーンやバーを倒して強引に脱出したんだと。女には鼻と口がなく真っ赤な目玉が飛び出さんばかりに蠢いていたらしい。
その翌年建物で改装工事が行われてその非常階段はなくなったそうだ。
501: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/05(火) 18:21:49.66 ID:N31j/1Tq0
カエルの卵みたいな存在
小さい頃に見た奇妙なモノについて、書きたいし意見を聞きたいのですが
なにぶん、かなり年月が経過していますので曖昧なのはご勘弁を。
また、その後に観たジブリ作品や妖怪の登場するアニメ等からの影響で
脳内変換・細部補正が行われている可能性も充分、考えられます。
さて、幼少の頃、我が家は自営業だった為、忙しい時期になると
オレは祖母(当時の気分で書くので、以下 婆ちゃん)の家に預けられる事が
多かった。
ド田舎ではないけど、のどかな場所にある一昔前の日本家屋。
それなりに年季が入っているので、全体的にあまり綺麗ではなかったけど一部屋だけ
いつも小奇麗にしてある部屋があった。
普段は使わないようにしている部屋なのだが、整理整頓されていて気持ちのいい部屋だった。
「あまり使わないから綺麗」なのか「使わないのに綺麗にしている」のかは
分からない。ただ、そんなに特別な部屋ってわけじゃなくて、親戚などが
大勢集まれば、その部屋も開放していた。
んで、一人で婆ちゃんの家にいてもすぐヒマになる。するとオリの中の熊のように
家中を歩き回る癖があった。ある時、その小奇麗な部屋にふらっと入ると
天井に見慣れないモノがびっしりと張り付く、というか詰まってるというか・・・を見た。
ヒキガエルの卵はご存じでしょうか? 透明なゼリー状のチューブのような物の中心に
黒い卵が帯状に連続して入ってるアレ。
アレの超巨大な感じのモノ。透明のゼリーチューブの直径は20~30㎝位だろうか。
中に入っている球体は黒くなくて、淡い緑・・・だったような気がする。
で、そんなのが蛇とか人間の腸のように何重にも曲がりながら
天井一面に張り付いて、グニョ~グニョ~と動いてるの。
一瞬見えて、すぐ消える事もあれば、長い時間見える事もあった。
毎日見えるワケではなくて、何日かに一度で不定期だったような。
で、たまにムニュッ・ポペッ!って感じで中の球体がチューブの外に出される。
グレープフルーツ程度の大きさで、淡い色の綺麗な球体だったように思う。
外に出るタイミングに規則性はなくて、ポペペペッ!って何個も出る事もあった。
球体は外に出ると、しばらく浮かんでるんだけど、次第に消えていくんだよね。
502: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/05(火) 18:22:15.47 ID:N31j/1Tq0
それらの一連のモノなんだけど、当時は それほど怖くはなかったのね。
あと、人には秘密にしておいた方が自分にとって得策だと、幼心に感じていたように思う。
婆ちゃんに変なのがいるって言って、一緒に見に行くといない、みたいな事が
あったせいかな?って想像してみたけど、その辺の記憶は曖昧。
で、いつの間にか見なくなった。見えていた期間は1~2年程度だったろうか。
十代後半位になった頃か、婆ちゃんにあの部屋って何か変わった事あるの?と
聞いてみたが、全く心当たりがないらしい。先祖から受け継いできた
陶器とか茶器とか色々な骨董品めいた物をしまっていたので、壊しちゃまずいと
思って部屋を使わないようにしていただけだって。
で、今 振り返って分析するに。
・一人でいる時間が長い子供は、空想の世界で友達を作り上げ その子と遊ぶ、ってのは珍しくないらしい。
成長と共に消えていくようだ。
・異形のモノは、テレビや図鑑で見たカエルの卵の映像が頭に残っていて、それを再現した。
こんな所でしょうか。
しかし、疑問も・・・。あの異形のモノ、ちっとも遊んでくれなかった。
遊ぶどころか目も口もありゃしないし、オレの事を認識してるかどうかも怪しかった。
オレに対して、敵意はなかったと思うけど、興味もなかったように思う。
ただ単にいるだけで、自分のしたいようにしてるだけにしか見えなかったのだが。
あれはなんだったんでしょう。
514: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/05(火) 22:59:42.78 ID:CJczi/QZI
>>501-502 オカルトはオカルトだけど、
グロくないし、なんか懐かしさを感じさせるような。
守り神と少し触れあったんじゃない?
510: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/05(火) 22:05:22.74 ID:XiXaUxK30
友達から聞いた話。
ある雨の日、友人Aが近所のお寺に出かけようとしたらしい。
道中に坂道を通るんだが、その坂道に差し掛かるとき登り切ったところに一人のおじさんが立ってるのが見えた。
そのおじさんはリュックを背負って、雨の中傘もささずにじっとこっちを見ている。
なんだが気味が悪いと思いつつも、Aはそのおじさんの横を通り過ぎた。
通り過ぎた直後、ふとおじさんが気になり振り返るとおじさんの姿は忽然と消えていた。
そしてその場所には、さっきまでおじさんが背負っていたはずのリュックとボロボロに黄ばんだ新聞だけがぽつんと置いてあった。
不気味に思いながらも新聞を開いてみると、なぜか昭和62年の新聞。(当時2009年くらい)
明らかに異質な気がして、Aは逃げ帰ったあとAの祖母に報告したそうだ。
(Aの祖母は地元ではその手のものが見えると有名だった)
少し霊視をしてもらったそうなんだが、どうやら
「霊ではないが妖怪の類でもない。でもこの世のものでもない」
らしい。
死ぬほど怖くもないが、少し不思議な話。
528: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/06(水) 03:10:41.38 ID:1jClQgV50
小5くらいのときに、やたら身軽な真っ白い牛みたいな怪物に追っかけられたことがあるわ。
太鼓の練習の帰り道に自販機でジュース買ってたら、その自販機の上に何処からかいきなり落ちて来て
「ぐぉぉぉおおおおん!」とか雄叫びあげんの。
見た目は真っ白い牛。
ただ、顔中に黄色い眼が一杯付いててギョロギョロしてる感じ。
あと、超臭い。夏場のホームレスみたいなツンとくる臭いがしたのを覚えてる。
で、友達と一緒に泣き叫びながら全力で自転車漕いで逃げ出したんだが、電柱とか街灯とかの上をぴょんぴょん跳びながらついてくんのよ。
最終的にトンネルを潜ったら居なくなったんだが、あれだけは未だにトラウマ。
541: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/06(水) 18:45:27.25 ID:Mj9Bj5PkO
近寄ってはいけない廃屋
初投稿にて読み難いかったらスイマセン
つい先程、取引先の隣の民家で体験した話しです
場所は山沿いの道を登った小高い丘の上に民家が離れて5軒ある所、その内3軒が廃屋だった。木々に遮られ夕方早々には薄暗くなるといった少々雰囲気がある
取引先の主人の言うには北側にある一番奥の家には近寄らない方が良いとの事。。。主人の家族も奥の家付近で黒い影を見た事もあり気味悪がって近寄らないらしい
主人曰く一番奥の家の所有者は50代の女性、数年前に越して来て1ヶ月ほど住んだだけで家に寄りつかなくなったらしい。
住んていた当初は大量の犬や猫を飼っていたが女性が寄りつかなくなり餌も与えられなかった動物達は檻5中で餓死しており遺骨は今も死んだ場所にあるらしい
取引先でそんな話しを聞いて興味津々な私は仕事を終えたついでに奥の家を見に行く事にしました。
そして1分程丘を登り女性の家に到着。大きな庭がの奥に2階建ての家がありゴミが散乱している
まず女性の家の全体画像を撮ろうと写メを取ってみたのですが…異変が起きました…何故かシャッターが押せません…写メを諦め半開きになった鉄格子から玄関に続く中庭に入ってみた
そこに大型犬用の大きな檻があり…おそるおそる覗いてみたら…犬の骨らしきモノが…その途端
妙な寒気とピキーンと耳鳴りに襲われました。ヤバいと感じ速攻引き返そうと振り向いた瞬間、風もないのに鉄格子がバタンと閉まった…そして犬?のような人のような[ハッハッハッハッハッ]吐息が聞こえる
一瞬パニックになりましたが鉄格子に手をかけて飛び越え車に乗り込み逃げ出しました。。
そして、ふとバックミラーを見たら鉄格子の付近に人のような大きい何かコッチを向いる様でした
今からお祓いに行って来ます
行かなければ良かったとマジで後悔してます
547: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/06(水) 20:41:01.10 ID:sGgtxS4X0
最近、かごめのとり?おり?っていう遊びがあるって聞いたんだが知ってるやついる?
夏期講習にきてる中学生から聞いたんだが、やったことあるやついるかな?
やり方はうろ覚えだけど書いとく。
まずトイレに入って扉を背にする。必ず鍵をかけておくこと。
鍵がない場合は、開かないように自分でおさえておく。
↓
目を閉じて「かごめかごめ」をうたう。
↓
するとトイレの外から誰かの気配を感じるらしい。これで成功。
↓
やめるときは「一抜けた」といってトイレの水を流しておわり。
気配がするときは後ろを見ちゃいけないとか
気配がないときでもちゃんと一抜けたをしないとだとか
やばいとおもったらすぐ水を流さないとダメらしい
外と中を交代する前に切り上げるのが大事みたい
で、今ぐぐったら、やり方ちゃんと書いてる人いたわ
よかったら誰かやってみてよ
584: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 03:42:56.05 ID:ykDlp5be0
小学四年生の時、夜の7時から10時まで週に2回、隣町の学習塾に通っていた。
隣町に行く間には貨物列車の線路があって踏み切りを渡る必要があったのだけど、
貨物車は、めったに通ることがなかった。
なので遮断機が下りることもなく、タイミングがいいのか、いつも踏み切りは素通りであった。
ある日のこと、塾を終えていつものように自転車で家路を急ぎ、踏み切りの所まで差し掛かった。
するとその時に限ってチンチンチンチンと鳴りだし自転車の前で遮断機が下りた。
しょうがないので待っていたのだけど、いっこうに貨物車が通る様子がない。
数分くらい経っただろうか。
線路を挟んで反対側の遮断機の向こうに、いつの間にか小さな女の子がポツンと立っていた。
585: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 03:44:47.61 ID:ykDlp5be0
街灯の明かりに浮かび上がる女の子は真っ赤なワンピースの肩からタスキ掛けに黄色いポシェットをしていて、幼稚園児くらいに見えた。
俯いているようで、おかっぱ髪が顔にかかり表情まではわからなかった。
こんな時間に幼稚園児の女の子が一人で?とは思ったがあまり気にも留めず、
チンチンチンチンと鳴るばかりで、貨物車が通ることもない踏み切りの前で、
ボーっと立ち往生したまま夜空を見上げて、さらに数分が過ぎた。
チンチンチンチン、チンチンチンチン・・・空しく鳴り響くだけの音に、
どうして貨物車が通らないんだろう?遮断機の故障じゃないのかな?と、苛立ち始めていた。
さらに奇妙なのは、いつもは自動車や人が行き交うはずの場所なのに、辺りに人の気配すらなくなり、
この何分かの間、女の子以外まったく誰一人も見かけないことに気づいた。
586: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 03:46:06.38 ID:ykDlp5be0
妙な違和感がした。まわりがやけに暗い。
夜空はどんよりと雲が拡がっていて月は出ていなかったが、夜だといっても住宅街である。
各家々の窓明かりがあるのだけど、いつもに比べその明かりがとても薄暗くなってる気がしたのだ。
それに対比するかのように、自分の真上と女の子の真上にある街灯だけが妙に明々と感じ、
暗闇の中で、自分たちだけを照らし出すスポットライトのように感じた。
まるで、その世界に自分と踏み切りの反対側の女の子だけしか居ないのではないかと思うほどだった。
さすがに、なんか変だなと思い始め、辺りをキョロキョロ見回したあと、目線を踏み切りに戻すと、
踏み切りの反対側のスポットライトの下からあの女の子まで消えていた。
さては、あの子も待ちきれなくなって、どこか行ったのかなと、そのときは思った。
587: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 03:49:16.53 ID:ykDlp5be0
チンチンチンチン!チンチンチンチン!・・・
と鳴り響き続ける中、なんだか一人で、この世界に取り残されたような気分になっていた。
孤独感が襲ってきて背中がゾクゾクと寒気までしてきた。
貨物車も通りそうもないし、まずいかもしれないけど遮断機を超えて通っちゃおうかなと思った矢先。
自転車の横をふと見ると、あの女の子がそこに立っていて目が合った。
その瞳には白目がなく瞳全体がまるで血のように真っ赤だった。
そして女の子は
「通っちゃいな」
と言ってニターッと笑った。
思わず、後ずさりして、ウワーッ!と声をあげて叫んでしまった。
見てはいけないものを見てしまったような気がして、顔を横に反らして目を閉じた。
588: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 03:51:41.21 ID:ykDlp5be0
ほんの数秒も経たないで、そっーと目を開くと、目の前の踏み切りには遮断機は降りていなかった。
チンチンチンチンという音も消え、かわりに、いつもの住宅街の人の気配と車の騒音に戻っていた。
どこから現れたのかスーツ姿のおじさんや、おばさんたち数人が踏み切りを渡っていて、
後ろの道路には自動車が行き交っていた。
あの女の子は?
まわりを見回しても、あの女の子はどこにもいなかった。
え?どうして?なんで?
いろんな疑問が頭の中を駆け巡り混乱しつつも、その場から離れたくて自転車を押した。
踏み切りを渡り自転車に飛び乗ると、逃げるようにして家路を急いだ。
翌日。やはり気になって、学校の帰りに明るいうちにその踏み切りに寄ってみると、
踏み切りの脇に、花や女の子向けの玩具が供えられていた。
翌週からは塾の行き帰りには遠回りをして、違う踏み切りを渡ることにしたのだった。
それからは踏み切りの遮断機が下りることに出くわすことも、あの女の子を見かけることも一度もなかった。
600: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 11:56:53.92 ID:lfhVWCTd0
奥州三十三観音巡礼
ここ最近の出来事。
そこまでおぞましい話でもない。
期待している人には先に言っておくよ。
俺の人間的能力
・浪費癖(orz
・簡易対人外物レーダー装備(良性・悪性の判別は不能。何かがいる方向にのみ鳥肌が立つ)
・足が悪い。
・口が悪い。
・頭脳は子供、体は大人。
という残念な人間である。
先月から奥州三十三観音巡礼をやっている。
欧州三十三観音巡礼とは四国のお遍路のようなものの奥州バージョン。
ちなみに、俺は最上三十三観音は制覇ずみ。
最上三十三観音も順番無視で回っていて、
山形県河北町のとある寺に夜到着し、
写真を撮ったら、公共の電波に乗せられないような写真が取れてしまった。
それからは寺巡りの時に日没後はやらないと決めている。
巡礼といっても、水曜どうでしょうのように、寺の前に行って、写真撮って、
ちょこっとお参りしてお終いレベル。何か強い願いがあるわけではないが、
ツーリングの一テーマとしてはついでに温泉行ったり、
うまいもの食ったりと楽しませてもらってる。
601: 600番の続き@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 11:57:53.13 ID:lfhVWCTd0
さて、俺は原付でこの巡礼を行っているんだが、住んでいる地域の関係上、
1、福島方面
2、宮城県南部
3、宮城県大崎地域・栗原地域・岩手県南部
4、宮城県気仙沼・石巻・松島地域
(5、岩手県北部青森県境付近→未完)
と地域を分けてやらせてもらっている。
いかんせん原付では岩手北部まで9時間はかかるだろう。来週までは無理だな。
602: 600番の続き@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 11:59:00.74 ID:lfhVWCTd0
で、今回投稿させてもらうのは、
3番地域にある某寺での出来事。
震災の復興作業が進んでいるが、津波で流された家の跡地には、
まだまだ花がたむけられている。
リョウメンスクナという話がある地域にも
近い場所なのではないだろうか。
三陸海岸のリアス式のクネクネウネウネの道路に辟易しながら、
薄暮の空を眺めつつ、とある寺に到着。そこは無人寺である。
たまに縁日では使われるらしいが、草が生い茂り、
お地蔵さまには古いお供え物の腐乱物に蝿や蛆がたかっている。
それぐらい、手が行きとどいていない寺だった。
いよいよ本堂に近づいたとき、にわかに鳥肌が立つ。両腕。真正面か真後ろに「何か」がいるらしい。
しかし、寺である以上、何もいないわけはないし、
寺の由来(奥州三十三霊場は坂上田村麻呂=蝦夷討伐の過程で立てた寺が多いらしい)
としても、多かれ少なかれ、何かはあると思って、特段気にしなかった。
603: 600番の続き@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 12:00:52.06 ID:lfhVWCTd0
×=立てた
○=建てた
…うそである。
一瞬で汗がひくくらい寒気を感じた。
だが、せっかく来たのだからお参りくらいはしておこうと思い、本堂に歩を進めた。
本堂は扉に鎖と南京錠で鍵がされている。障子紙やガラス張りということもなく、中を見ようと思えば見れる。
しかし、真っ暗。見ようと思っても見れるものもない。
「観音様」くらい見たかったが、錠もかけられている以上やむなしと思って賽銭箱に銭を投げ込んで、
ごあいさつ。その時…
「たぁ~~~~~~~~」
という声がした。女の子か小さな男の子のような声。お堂の中から。
すでに鳥肌が立った段階で何かがいるのはわかっていた。
しかし、実際に音として表れたのはビビった。心臓が止まるかと思った。ヌコたんかと思ったが、
特にそれ以降音がしない。
ビビった俺は、大慌てで次の寺へと移動。
あらゆる危険を想定して、原付を運転していた。
…スピードの出が悪い、上り坂ではエンスト(スクーターなのに!!)、
なぜかハンドルがとられるという現象が頻発。ただ、古いものなので、
「ガタが来たのか」くらいにしか思ってなかった。
604: 600番の続き@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 12:03:12.53 ID:lfhVWCTd0
そんなこんなで、次の寺に到着。こぎれいで立派な寺だった。
常時人がいるような寺だったようで、そこで住職とお会いした。すれ違いざまに、こちらがあいさつすると、
「あなた○○寺行ってきたでしょ!!!!」とすごい剣幕で聞いてくる。
私が「そうです」と答えると、住職は「何かなかったか」と聞いてくる。
子供のような声が聞こえたことを言うと、私に本堂に上がるように言ってきた。
こういうときは大人しく言うことを聞いた方がいいと思い、それに従った。
そこから3時間くらい正座させられ、お経を聞き、原付には「一応」といわれ、札を貼られた。
何か悪い商売に引っかかったのかと思ったが、
住職は「金は要らない。何か悪いことがあったら、次は××寺に行け」と言われた。
詳しいことは聞かなかったが、
1、大昔に亡くなった人を連れてきている
2、別に悪いものではないが、友達がほしいらしい。
3、俺に友達ができると、やきもちを焼いて悪戯はするらしい。
4、今回は俺はまだあの世にいかないので、あっちで待ってろといって成仏させた。
だそうだ。
605: 600番の続き@\(^o^)/ 2014/08/07(木) 12:05:33.77 ID:lfhVWCTd0
で、俺は安心して家に帰ったんだ。
怖かったな~と思って、今日回った寺の写真をフェイスブックに掲載しようとおもって、
写真を見ていたらあの寺の本堂の中に、
肉眼では真っ暗で見えなかったのに、
中に、一人だと思ったら二人。
一人は確かに子供だった。もう一人はその親と思われ。
俺についていこうとする子供を必死に抑え込もうとして、俺の方を睨んでいた。
マッマは付いてきていないと思うし、住職も何も言ってなかったから大丈夫だと思いたい。
でも、子供だけ成仏してしまったのなら、それを母親は許せるんだろうか。
俺、逆恨みされるんじゃねーか?と夜窓の方でカサカサ音がすることにおびえている今日この頃。
以上。
これでおしまい。
628: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 03:08:46.56 ID:R1M7oTgO0
イビキを録音した結果・・・
父の友人に聞いた話
けっこう長文、編集(?)アリ
629: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 03:10:51.70 ID:R1M7oTgO0
(1)
新しいアパートに引っ越してから、男(Α)は体調が悪かった。・
さして仕事が忙しいわけでもなく、睡眠も十分にとってはいるが、朝起きると常に薄らと倦怠感がつきまとう。・
その旨を会社で話した時の周りの反応にΑは驚いた。・
「え~…、あんなに大イビキかいて寝るお前が?」・
多少の違いはあれど、皆口を揃えてこう言った。・
会社といっても小さな営業所だ。・
同僚や上司は10人に満たないが、それだけ気の置けない仲間ばかりなので異口同音に「大イビキかいて寝る」と言われたことに、Αは戸惑った。・
つまりΑ本人に、自分のイビキがひどい自覚がなかったのだ。
630: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 03:12:47.83 ID:R1M7oTgO0
(2)
帰り道、Αは考えた。・
自分のイビキは、どうやら社員旅行の時に発覚したらしいが、それなら早く教えてくれればいいのに…。・
いや、待てよ。俺ってホントにイビキかいて寝てるのか?・
長く独り身である自分を(要は寝ている姿を確認する者がいない自分を)、みんなで口裏合わせてかつごうとしてるんじゃないか?と思い至ったのだ。・
そうなれば毎晩グッスリ「静かに」寝ている証拠を突き付けて、連中の鼻を空かしてやるのも一興だ。・
その夜、Αは枕元に「録音」にセットしたラジカセを置いて、床に就いた。・
636: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 03:20:48.31 ID:R1M7oTgO0
すみません、間違えた
(3)
翌日。休日である。・
根拠のない期待感を抱きながらΑは「再生」ボタンを押した。・
5分、10分とΑが寝付くまでガサガサと雑音が混じっていたが、その内「スースー…」という規則的な呼吸が聞こえ始めた。・
Αが「やっぱり」と思いほくそ笑んだのも束の間、「スースー…」はやがて「ガーガー」になり、最後には聞くに耐えない大イビキになると、Αはガックリと肩を落とした。・
同僚達が言っていた事は紛れもなく真実だったわけである。・
644: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 04:59:39.13 ID:LgiXgLb10
(4)
さっきまでウキウキとラジカセにかじりついていた自分を思い出し、Αは古い木造の四畳半で一人赤面した。・
明日出社したらみんなに詫びようと思ったΑが、「停止」ボタンに伸ばしかけた指を止めたのは、突然「スースー…」と呼吸が戻った時だった。・
「あれ?」とつい口に出したΑがスピーカーに耳を近付けた・
その時
645: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 05:01:02.89 ID:LgiXgLb10
(5)
すぐそばのフスマが「スッ」と開く音が、スピーカーから確かに聞こえた。・
狭いアパートなのでフスマの向こうはすぐ玄関になっている。・
たが、確実に、「誰かがフスマを開けた」音がしたのだ。・
Αは凍りついた。・
「何かの聞き間違いだろう」と自問する間もなく、今度はフスマを「パタン」と閉める音。そしてすぐに、「シュ…シュ…」と「誰かが」畳を歩く音が続いた。・
どうやら「誰か」は、寝ているΑの足元の方をぐるりと回り、反対側の枕元までゆっくり移動したらしい。・
それから「ストン…」と座り込む音。・
「……………………」・
長い沈黙。・
しかし、「誰か」は確実にそこに「いる」。・
なぜか、それだけは、わかる。・
それとも、感じるといった方が正確だろうか。
646: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 05:01:50.04 ID:LgiXgLb10
それとも、感じるといった方が正確だろうか。
「停止」ボタンに指をかけたまま固まっていたΑは、寝ている自分をジッと眺める「何か」を想像して、体中から汗が吹き出した。・
そして次に、またフスマが「スッ」と開く音が聞こえた時、Αは飛び上がりそうになるほど驚いた。・
「別の誰か」が部屋のフスマを開けたのだ。・
そして同じように「シュ…シュ…」と歩いてΑの枕元まで来ると、やはり「ストン…」と座り込んだ。・
Αの頭は恐怖と混乱の極みである。・
にも関わらず、その後部屋に入って来る「誰か」は次々と現われた。・
(7)
まず「スッ」とフスマが開き、「パタン」と閉まる。・
「シュ…シュ…」と歩いて枕元まで来ると「ストン…」と座り込む。・
しばらくの後、また「スッ」とフスマが開く音…。・
「スッ」・
「パタン」・
「シュ…シュ…」・
「ストン…」・
これが繰り返された。・
Αは気付く。
647: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 05:08:16.36 ID:LgiXgLb10
「入って来る『誰か』は、皆体格や年令、性別が違う」・
どこで判別がついたのかはわからない。足音からそう判断したのか。
まるで、たくさんの人が小声で耳打ちしているような「ボソボソ…」という空気が部屋中に充満している。・
かと思えば、子供が「キヤッ…キヤッ…」と戯れる声も断片的にあるような。・
瞬間、Αは「葬式の風景」を連想して、ますます呼吸を荒くした。・
いずれにしろ、「人数」はΑを取り囲む程には達した。・
得体の知れない騒めきは、まるで脈打つように強弱している。・
その中でΑは「一人」の囁きに引き付けられた。・
「『こいつ』は誰とも会話していない」・
「ずっと俺の耳元で何かを囁いている…!」・
何と言っているかはわからない。いや、そもそも「人間の言葉」であるかも定かではない。・
Αの恐怖は頂点に達した。・
体はピクリとも動かせない。・
648: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 05:08:45.36 ID:LgiXgLb10
(9)
バチン!・
テープの片面が終わった音だった。・
その音に弾かれるように我に返ったΑは、狂ったようにテープを裏返すと、すぐにB面を再生してみたが、そこには自分の大きなイビキしか聞こえなかった。・
Αは最近体調が悪かったことを思い出した。・
「このアパートに引っ越してから、毎晩『こいつら』は来てたのか?」・
Αはすぐに別のアパート探しにとりかかることにした。・
650: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 06:13:12.60 ID:3VbruIa80
>>629,630,636,644-647
面白かったよ
乙でした
652: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 07:05:31.17 ID:8MDRvv5y0
傘女
あー、そっか
この時間あんまり人いないんだよな
じゃあまあ適当に
これは俺が小学校の話だからもう十数年前の話になる。
その時俺はS県のとある市に住んでたんだけど、そこそこ田舎だったんだよね。
家から駅まで大人の足で30分ぐらい歩かないといけないし、子供の足でなんてもっと遠かった。
その頃両親は共働きだったから鍵っ子だった俺なんだけど、親は二人とも帰ってくるのが遅かったから、夕方を通り過ぎて夜まで友達の家で遊ぶなんてしょっちゅうだった。そのせいか夜の暗い道を歩くのは慣れてたんだよね。
ある夏の日、たまには駅まで母親を迎えに行こうと思って、よせばいいのに軽い冒険のつもりで駅に行くことを決めたんだよね。
で、ちょっと早めに行こうと思って20時くらいに家を出たんだけど、夏とはいえずいぶん暗くなってた覚えがある。でもまあ暗い道を歩くのは慣れてたし、前に書いた通り冒険感覚だったからちょっとワクワクしながら家を出たんだ。
653: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 07:06:16.62 ID:8MDRvv5y0
でもそこはやっぱり田舎だからさ、住宅が密集してるとこと違って駅までの道は家もそんなに無いし、街頭もあんまり立ってないから本当に怖いんだよw
家を出るときに感じてたワクワクなんて歩き始めてすぐにふっとんだね。だけどここで帰るのもカッコ悪い気がして、ずんずん進んで行ったわけさ。
風で揺れる木にビクビクしたり、草むらがガサゴソいう音に驚きながらねw
そんな感じで、家から駅まで3分の1くらい行った辺りに国道があるんだけど、そこは結構明るいのよ。だからホッとしてたんだ。
だからかな、そこから駅に向かう一本道にバス停があるんだけど、そこに雨も降ってないのに傘を差した女の人がこっちに背中を向けて立ってるのよ。あの時は本当にびっくりしたね。たぶん1mくらい飛び上がったんじゃないかと思う。
654: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 07:07:43.53 ID:8MDRvv5y0
だけど駅に行くためにはその道を通らなきゃいけないから、特に気にしないふりして通り過ぎたんだよ。で、国道を通り過ぎるとそこからまた真っ暗な道に変わるわけなんだけど、そこからしばらく行った丁字路を曲がった時にまたビックリした。
さっきの女の人がまた立ってるんだよ。
今思えばこの時点でおかしいし、すぐに帰るべきだったけど、小学生特有の変なプライドがあった俺はさっきより早足でその人の後ろを通り過ぎた。
655: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 07:09:43.98 ID:8MDRvv5y0
でも、その傘を差した女は柵があって先が見えないちょっとしたカーブの先にまで立ってた。
この頃の俺はよく幽霊番組とか見ても笑って寝ちゃうようなガキだったんだけど、この時ばかりは本気で怖かった。
なんせ曲がったところの目の前に立ってたんだから。
それで俺、動けなくなっちゃってさ。目の前に微動だにしない傘を見ながら立ちすくんでたのよ。
どんくらい時間が経ったか知らないけど、結構な時間が経ったように思えた頃にようやく目の前の女が歩き始めた。
俺は、その傘が見えなくなるまでホントに身動き一つしなかったと思う。
ようやくその女が見えなくなって、助かったって思ったね。すっごい長い溜息をしたよ。
656: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/08(金) 07:10:23.70 ID:8MDRvv5y0
それでふと後ろを向いたら
さっき道の先に消えてったはずの傘が目の前にあったんだ。
もう限界だったね。よくホラー映画とかで人間びっくりすると悲鳴あげながら逃げていくけど、あれってかなり余裕あると思うよ。
その時の俺は小便洩らしながら全力でダッシュした。多分これからの人生でもあれ以上早くは走れないんじゃないかと思う。
気づいた時には駅員さんに慰められてた。
多分、恐怖のせいでまともな話はできなかったと思うけど、駅員さんは優しく慰めてくれてた覚えがある。
716: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 00:24:53.26 ID:dKLQlD1K0
お盆と言うことで、ちょっと思い出した事があるので書く。
うちでは、夏になると毎年母の実家に帰る事になっている。
祖母や親戚に会えるのは嬉しいし、涼しい土地で食べ物も美味しいので、避暑には最高なんだけど。
数日泊まる事になる祖母の家で、どうしても気になる事がある。
祖母は写真が好きで(自分で撮るのが好きなわけではない)、居間には沢山の写真が飾ってある。
その中の、祖母が還暦の時に撮影した写真の事だ。
自分が小学校低学年位の頃だったと思う。いつもと同じように、親戚一同がお盆に集まった時だった。
祖母の誕生日が8月と言うこともあり、還暦のお祝いを盛大にした。
昔のことだから細かくは覚えていないけど、かなり楽しかった事だけは記憶にある。
だから、その時とった集合写真が現像され、居間に飾られているのを翌年に見た時は、楽しかった記憶とのギャップで鳥肌が立った。
一見普通の写真だった。祖母が中央に写っていて、自分がその隣で間抜けなポーズをとっている。
他の家族や親戚も、綺麗に写っていた。
だけど、明らかにおかしな点がある。
717: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 00:26:11.27 ID:dKLQlD1K0
写真は和室で撮った。
その床の間に、ぼんやりと白い顔が見えた。笑っている。
人間の顔じゃない。
蛙みたいな顔してるんだ。
『千と千尋』に出てきた蛙の石像みたいな奴が、思いっきり笑顔で写ってる。
自分は生まれて初めてそう言う写真を見たので、相当驚いた。
父母にその事を言おうとしたが、二人共
『ああ~、あの時の写真じゃん』
と言うばかりで、ばっちり写っているそれには気付かない様子だった。というより、
『気付かない振りしてるな』
と子供ながらそれを感じとった。
言えないよな、まさか祖母の還暦祝いの写真が心霊写真だなんて。
祖母も、親戚もその写真を見ても、何も言わなかった。
自分より幼い、いとこたちでさえそれには触れずじまいだ。
今でもその写真は居間に飾ってある。盆に祖母の家に行く度、それを見るのが怖い。
既に他界している祖父なら、少し嬉しかったかもしれないのに。
誰だよこいつは。
727: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 09:37:45.83 ID:oen/WXHq0
聞いた話。
小学生の時の修学旅行で泊まった旅館で、開かずの部屋の隣にされた。
好奇心いっぱいだった小学生はその開かずの部屋をもちろん見た。
というのは障子戸にすりガラスが4枚はめ込まれていて、
そんなに開けてはいけない感じではなかったそうです。
血みどろの部屋だった。
昔女中さんと板前さんが毒をあおって心中を図ったが
死にきれずお互いを刺した部屋だったらしい。
小学生たちはガクブルでその部屋の反対側の隅に固まっていた。
するといきなりすりガラスが4枚ともパーンと落ちて割れた。
先生がやって来て叱る叱る。
当然悪ガキどもが暴れてガラスを割ったと思っているからね。
罰として廊下に立たされ、しばらくして部屋に戻っていいと言われた。
でも誰も部屋に戻れなくて、一晩中廊下に座り込んでいたそうな。
今は四捨五入で60近い方から伺いました。
732: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 20:21:06.63 ID:s1vHFX1EI
小学か中学の夏休みだったと思うんだが、親の仕事の都合で従兄弟の家に昼の間だけ居させてもらうことになってた。
勉強道具なんて持ってきてないから暇で暇でしょうがなくて、家の二階の漫画がたくさん置いてある場所にいることに決めた。
そこは二階への階段をのぼったすぐ横にある場所で横に長細い窓がある。落ちないように開けられなくなってるから暑くてしょうがなかったのを覚えてる。
テニプリやらなんやら大量の漫画を読んでいるといきなり窓に何かがぶち当たるような音がした。
びっくりしてそっちを向くと黒い人型だったか…とにかく真っ黒い何かが窓に張り付いてる。
もちろん人が乗れるような所は外にはない。
そりゃもう驚いて転がるように階段をおりて従兄弟に言いに行った。
そしたら従兄弟は、「大変だったな。こういうことは珍しくないし反応しなきゃいいだけだから」と実にアッサリ言った。
従兄弟一家は霊感がクソ強い上に家の立地も霊の通り道にあるだとかを後で聞いた。
人生初の心霊体験で死ぬほどビビったが、それよりもそんな体験が日常になるとこんな反応になるんだなという事実にガキながらビビったし今でも怖いと思う。
慣れって怖い。
794: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 19:50:10.30 ID:btaNCfe8i
瑞牆山にて
山梨の瑞牆山って山について誰か変な噂とか知らない?
797: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 20:04:49.55 ID:btaNCfe8i
794なんだけど、8/4に登ったんだよ。夕方から登り始めたんだけど、途中で凄い濃霧にあってそこで不思議な体験したんだよね。 ちなみに登山歴は8年でこんな体験は初めて。携帯からだから書き込み時間かかるかも。
798: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 20:35:01.42 ID:yxyTHqwT0
>>797を熟読してから頼むよ
期待してる
802: 794@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 21:02:26.83 ID:8KGBkfqu0
>>798
忠告ありがとう。帰宅したからパソコンでまとめてながら打つね。
で、登り始めたのがログデータで16:43。
所謂、北面ルート(?)黒森上から登り始めたんです。
で登り始めて1時間半くらいで滝まできたんですが、ここから先に霧が見えたんですよ。
まぁ標識もあるし、装備は完璧。ちょっと天候ヤバくなったらビバークすりゃいいかなと思って進んだんだ。
でもこの判断が間違いだった。
803: 794@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 21:08:28.34 ID:8KGBkfqu0
滝をすぎてから40分くらい。時間で19:01だったのは記憶してる。
あたりが暗くなってきたし、霧も濃くなってきたのでヘッドライト、携帯ランタンを装備。
その時に気づいたんだけど前を誰か歩いてるんだよね。時たまライトの光が霧の中から見えるんだ。
前の人に追いついちゃ悪いから少しゆっくり行こうと思ったわけ。
その後どんどん霧が濃くなって先行してる人の明かりをたよりに登って行ったんだけど違和感を感じてたんだ。
804: 794@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 21:14:40.81 ID:8KGBkfqu0
自分もペースをかなり遅くしたのにライトっぽいものとの距離がほとんど一定。
しかも明かりの色が問題で、霧だったし、ボンヤリしてて気にしてなかったけど
ライトの色が赤黄色っぽいんだよ。普通今時の登山者、特に夜間歩く人ならほとんどの人がLEDだし
それにヘッドライトにしてはやけに後ろを振り返ってるんだよね。
まぁ振り返ってくれるから自分から見えてる訳なんだけど。
その後時計を確認したら21:00を過ぎてて一向に山頂に着く気配もなく、霧も濃いまま。
さすがにヤバいな。と思い立ち止まって地図とコンパス、GPSで位置を確認したんだ。
805: 794@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 21:22:56.95 ID:8KGBkfqu0
で位置情報。なぜか受信できない。まぁ濃霧で受信できないってことは確かにあるから気にせず、
じゃあと、高度計使ってだいたいの高度ど山の斜面の方位からどの辺りにいるかを予測してみたんだ。
そしたら高度1870m、斜面方位が真西。つまり山の真東側にいることになってたんだ。
もちろん登山道から大きく外れてしまったようなんだ。
こんな時は動かず朝になるか霧が晴れるのを待つべきだな。と思い野営準備をした。
その時もその明かりはこっちをちらちら見ているような、そんな風に見えたんだ。霧で反射してるだけだとその時は思ってたけど。
806: 794@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 21:35:03.68 ID:8KGBkfqu0
食事してツェルト張って、少し寝た頃かな?スゴい辺りが明るくなった気がして起きたんだ。
でも辺りは暗闇。 その中で例のライトもといこの時点でライトじゃないとわかったんだけど、
明かりがみえていたんだ。こちらが泊まってから向こうも動いていないようだった。
さすがに怖いから少しだけ移動しよう。と思ってツェルトたたんで、南西の富士見平小屋方向に進んだんだ。
もう道とか関係なく南西方向にとにかくまっすぐコンパスを使って歩いた。
807: 794@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 21:43:33.36 ID:8KGBkfqu0
その時は体力には余裕があったけど心理的に余裕無かったし、正直山登りであってはならないことしてたんだなって思うよ。
時計を見たのが1時過ぎてたと思う急にスゴい近くで女性の声が聞こえたんだ。はっきりと。
「どこにいくの。そっちじゃないよ」
って。焦って辺りを見回したけど当然誰もいない。さっきまで見えた明かりも見えなくなってたんだ。
幻聴が聞こえるとかこりゃホントにヤバい事になってきたのと思って小走りになったんだ。さすがに息も上がってきた。
そしたら見えるんだよ。木々の間からさっきの明かりが。見えている方向は南西方向。
つまり自分の進行方向。
でも、今まで道無き道を結構急いできたし、その明かりが突然自分の前に来れるはず無いんだ。
808: 794@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 21:52:26.14 ID:8KGBkfqu0
怖かったけど、どうしようも無かったしとにかく山小屋方向へ急ぐしか無いと思って明かりのある南西の方に急いで進んだんだ。
何かと遭遇したらヤバいという緊張感と、濃霧、闇という状況から冷静じゃなくなっていて、
さっきの声が「そっちじゃない」「そっちは危ない」っていろんな方向から聞こえてくるんだ。
まるで囲まれているかのような、頭の中で響くような。そんな状況が続いて4時前頃かな?
フラフラになっていた時に足が何か踏んだんだよ。
そしたら
「おまえも同じめにあえば良いのに」
って聞こえて明かりも声もなくなった。
踏んだのは何かの花束みたいだった。
そこから霧が少し晴れはじめて辺りも明るくなり、忘れてたGPSも使えたので富士見小屋に避難しました。
809: 794@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 22:04:55.09 ID:8KGBkfqu0
小屋の親父にその話したら瑞牆の霧は異界に繋がっていて、過去に何人か行方不明になってるとか。あとは付近で女性が亡くなってるんだって?
その人へ花束とか持ってくる人いるのか訪ねたけど相当前の事だから今は場所もわからないとの事。
真偽はわからないけどね。
この時点で気づいたのは声は1人じゃなかった事。全て女性の声だった事。
最後の同じめに・・・の声だけ金切り声みたいな声だった事。
そして自分が通ってきた斜面が50mで100m近く下るとんでもない勾配だった事。
自分は何に誘導されてドコを通ってきたのか、そして最後に踏んだ花束みたいなものはまだ新しく、かすかに線香の臭いがした。
狐にでもつままれたのか?
とにかく無事に降りれてよかったです。
827: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/12(火) 21:28:59.15 ID:1xG0ovmR0
>>809
ちょっとゾッとしました
ありがとうです
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