804: 2/2 04/04/30 20:23 ID:Bc1V7na6
すると、そこには誰もいなかったのです。
今まで、その子の足を4人でもぐってみてたのに。
うっそーんと思って川からあがると、
向こう岸に(といっても3mくらいの川)白いワンピを着た女の子がすごい顔でにらんでいます。
あんな子いたかなと思ってよくみたら、ずぶぬれなのです。
迷子かなと思った瞬間、後ろから髪をひっぱられました。
後ろを振り向いても誰もいず、向こう岸の女の子もいなくなりました。
その後、ひとりで自転車に乗って帰ったのですが、
一緒に行った女の子たちは私が急にいなくなったから
心配で家に戻ってたそうです。
思い出としては
「メダカは人間の肉を喰うのか?」
というのが強かったんですけど、
やっぱずぶぬれの女の子が怖いですよね。
でもその時は怖いっていうより、心配でした。
迷子かなって…
805: 803 04/04/30 20:25 ID:Bc1V7na6
なんかあんまり怖くなくてすいません。
この間、5年ぶりに逢う友だちがいて、
4歳の女の子をつれてたんですが、
件の女の子にそっくりでびびりました。
807: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/30 20:56 ID:HlqjytuV
>>803
ひっぱられなくて良かったね。
ていうか怖いよ。
721: 1/2 04/04/26 20:02 ID:FuJNZ63G
骨とカモシカ
これは川の話ですが、一応山奥の話なので。
自分は小さい頃、引越しした友達の家に遊びにいきました。東北の山奥とだけ言っておきます。
近くにきれいな川が沢山あり、カジカを取りに行こうということになりました。
ヤスというでかいフォークみたいな道具でブスっとカジカを刺して取るんだ。
と話してくれました。
自分は小さい頃から自然が大好きだったのでかなり楽しみでした。
準備を整え友達のお父さんの車で友達と三人で川へ向かいました。
カジカ取りのポイントまではけっこうな時間がかかり、人も全然いないような所でした。
こういう雰囲気のある場所は大好きで、テンションが最高潮に達してました。
水中メガネとシュノーケルをつけてヤスを持ちカジカをとりまくりました。
「これはから揚げにするとうまいんだよ」と友達のお父さんが教えてくれ、
ますます楽しくなりました。
そして、滝のあるポイントへ移動しようと言われ、三人で川を上っていきました。
その川は浅く、走って移動できるくらいのところもありました
しかし登っていくにつれ、だんだん水深が増してゆき、
ついに人1人すっぽり入ってしまうくらいに深くなってるところがありました。
といっても流れはかなり緩やかで、シュノーケルのおかげで犬かきで大丈夫でした。
(もはや川ではなく川幅も広く沼のようになっている)
「○○君、そっちは深いからきをつけなよー。」お父さんに注意されました。
ですがハイテンションの私はどんどんいぬかきで進んでいきました。
そのとき、水底になにか白いものが見えました。
722: 2/2 04/04/26 20:33 ID:FuJNZ63G
白い岩なんて珍しいなー
と思い、つま先でちょいちょいと砂をかき分けてみると、白い物体がどんどん出てきます。
ギョッとしました。
それは獣の骨でした。形も動物が寝そべった状態でした。
私は急いでそこを通りすぎようと必死で泳ぎました。すると、砂が舞上がり水底が
どんどん白くなっていきます。全部白骨化した動物でした。
ほとんどがカモシカでした。
良く見るとそこらへん一帯が骨だらけで白っぽく見えました。
「○○ーー!!骨がいっぱいあるぞ!!」とあわてて川から出て叫びました。
しかし、返事が無く周りには誰もいません。川の流れる音しか聞こえません
本気で怖くなり、川岸へ急ぎました。
すると ドン ドン と無気味な音がしました。
骨を見てガクブルだった私はちびりそうになりました。
カモシカの群れが山から降りて水辺へ向かってきます。
なんと向こう岸からも。
あわてて川に飛び込み、できもしないクロールで上流へさかのぼりました。
足元には骨、両脇にはカモシカの群れ、しかも川の中でなかなか進まない。
時々確認すると量が増えてる。もう大群状態に。
しばらくして二人が見えました。(話ではずっと見えるところにいたそうですが・・・
「カモシカがいる!!」と
声を裏返らせて叫びました。二人は爆笑していました。
が、あまりの量に驚き、友達のお父さんが走ってきました。
カモシカ達は茂みに帰っていきました。
その後少しカジカを捕ってから、友達の家に帰りました。
友達のお父さんがおじいさんに骨のことを話してくれましたが、「おおげさだ」と笑っていました
友達のお父さんは、カモシカは毎日のように出るが、
あんなにたくさんいるのは見たことがないと真剣に言っていました。
繁殖期だったのかな?
725: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/26 21:23 ID:o8xx6mDy
なんか景色が見えてきたよ。
偶然にしてもこわいっすな。
てか動物の骨が川底に集まることってあるんだろうか
726: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/26 21:51 ID:Z5MvDtaC
カモシカの墓場みたいなのがあるのかもね。象みたいに。
610: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/17 01:45 ID:w0AL0VbK
毒の実
ふに落ちない話。
山の中で、毒の実を食べたことがあります。
桑の実のような濃い紫色の、つるつるした実。
山の中で出会った女の子からもらった実でした。
「甘くておいしいよ」と言われて、私と従姉は
迷わず口に入れました。
一瞬、甘味を感じたと思ったのですが、そのあとから
なんともいえないびりびりと痺れる感覚が、口の中いっぱいに
拡がりました。
まともな言葉も出ずに「あうううううう…っ!」とうめきながら
口の中の実を吐き出し、慌てて従姉と共に伯母さんの家に帰りました。
つばを吐き出し、何度もうがいをしては、ふたりで30分ほどあえいだあげく
ようやく、口の痺れは薄れていきました。
611: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/17 01:46 ID:w0AL0VbK
「何で、知らない実を食べたりしたのっ!!」と、
母と伯母さんにこっぴどく怒られました。
「だって…」と言い訳をしようにも、
「知らない子からもらった…」なんて言おうものなら
なんだか大事になりそうだったので、だんまりを決め込みました。
結局「これからは2度と知らない実を食べないこと!」と
厳命されて、その場は落ち着きました。
その日の夜、お泊りで従姉の隣のふとんに寝ながら、
「くやしいよね~」
「ひどいよね~」
と、ボヤキとグチまくり。
でも、ふたりともあの女の子の事は言わなくてよかったと
しみじみと思っていました。
だって女の子は、あの紫の実を平気な顔でいくつも食べていたのだから…。
その後、私も従姉もすっかり大人になったけれど、
どことなくあの実に似ているので
いまだにふたりとも「ブルーベリー」が嫌いです。
543: ウパパ 04/04/14 17:17 ID:z4wbiCpq
アババとイジジ
リア消防の時、山岳部に有る我が小学校にはとても凄いばあさんが出没しました。アババと呼ばれるばあさんで、校舎のベランダから指でも指そうもんなら
凄い勢いで非常階段を駆けのぼり、恐くて閉め切った窓を力一杯叩く、蹴るしてあげく物凄い形相で叫びマクル。まさに山姥そのもの、学校の先生になだめられ、連行される事数えきれず。
そりゃー強烈DQNばあさんでした。なぜアババと言われ、どこに住んでいるも当時分からずとにかく恐かった。
もう1人学校の前を定時に毎日うろつくじいさんがいた、そのじいさんはイジジとみんな呼んでいた。イジジは呼ぶと手を振ってくれたりいつもニコニコして人の良さそなじいちゃんだった。
当時、みんなは勝手にアババとイジジが夫婦だと思っていた。
アババの歴史は古く、先輩達から気を付けろと教えてもらっていたがイジジの歴史は新しいらしかった。
ある先輩になんでイジジって言うのか聞いたら(あいうえお)の順でアババの
次はイジジだろと言われ妙に納得した。
今年、息子が同じ小学校に入学したが息子に聞いても誰も知らないと言っていた・・・・・・・・。
もう市んじゃったのかなぁ・・・・・。
アババとイジジの謎を御存知な方、もしいたらマジスレ求む。
590: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/15 23:15 ID:R9W/AGPG
>>543
何県の話だろうか。
小中学生のころの記憶にある名前なんだが<アババ、イジジ
596: ウパパ 04/04/16 11:50 ID:xAoY6ifg
>>590
山梨県でつ
607: 590 04/04/16 22:27 ID:DxQqEGlL
>>596
thx.
こっちは島根県なんだけど、全国区でいたりいなかったりするのかなw
アババ
545: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/14 17:54 ID:k2hLfz+q
深夜、霧のかかった山道を運転中、一台の軽トラが道端に止まっているのが見えた。
同乗していた父親に「何をしてるんだろう?」と訊くと
「おそらく野生のツツジ(採取禁止植物) を採ってるんだろう。あれは高く売れるから。」
後日、そこで死体が発見された。
そして犯人は父親の知り合いだった。
562: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/15 00:08 ID:UclWhnD8
>>545
もしかして親父さんはその知り合いが何をやってるかわかってて
かばうつもりでそう言ったってことなのかな・・・?深読み?
いずれにしろオカルトとは違う意味で怖い話だ・・・
560: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/14 23:30 ID:Y//DZbU/
春の、うららかな天気の日。
ほとんど丘なんだけど、キドコロヤマという名前がついている
小山の道を歩いた。
ふと、道の脇を見ると大きなアオダイショウがとぐろを巻いて
ひなたぼっこをしている。
うわっ、と思いながらも前に進むと、また別のアオダイショウがいる。
よく見ると、その小道の左右の草原には
10匹以上の蛇がいて、それがみんなとぐろを巻いていた。
さすがに、それ以上先には、足がすくんでいけなかった。
たぶん冬眠から覚めた蛇たちが、春の陽射しで
身体の体温を上げていたのだと思うけれど、
あんな景色を見たのは、あとにも先にもあれっきりだった。
ちょっと、スレ違い。
566: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/15 02:01 ID:nYkzndLv
>>560
10匹以上とはすごいね。
2,3匹なら見たことあるが・・
572: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/15 12:42 ID:jWxxxU9W
TVかなんかで見たんだが
白い蛇を見つけて殺した青年の家族が次々事故、病気死
していったって事があったな、知人、友人、親戚にまで被害が広がってた
坊さんだったか、霊能力者にその話をしたら
その白蛇は山の神かなんかで、怒りは非常に強く、卵だったかを毎日
お供えして怒りを静めろみたいな事があったな
591: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/16 02:02 ID:aPs4ooUe
まだ男性が腰に刀を差していた頃の話。
ある旅の夫婦が、とある山中で道に迷ってしまった。
あたりもだんだんと薄暗くなり、どうしようかと迷っていたところに若い女と行き逢った。
聞けば、女も道に迷ったという。女一人では心細かろうと、夫婦は女と一緒に行くことにした。
三人でしばらく行くと、寂れたお堂があるのを見つけた。
今夜はここに泊まることにし、夫は焚き木を探そうと妻と女をお堂に残して出かけた。
お堂から少し離れた場所で夫が焚き木を拾っていると、突然妻の叫び声が響き渡った。
慌ててお堂まで戻った夫だが、中はもぬけのから。
周辺を探し回ると、ある大きな枯れ木の上になにかがぶら下がっているのが目に入った。
近づいてよく見てみると、それは真っ二つに引き裂かれた妻の身体であった。
夫は嘆き悲しむこと限りなく、せめて妻の亡骸を下ろしてやろうとしたが上手くいかない。
どうしようもなくたたずむ夫だったが、突然後ろから声をかけられた。
振り返ると木こりらしい男が神妙な顔をして立っている。
「ははあ、これはこの山の化物にやられなすったな。気の毒なことだ」
妻の亡骸を見上げてそういうと、男は夫に取引を持ちかけた。
「この木に登るのは大層骨が折れることだが、あなたの持っている刀をわしにくれるのなら、奥さんの亡骸を下ろしてあげましょう」
夫は仕方なく男に腰に挿していた刀を渡した。
「これだけではなく、あなたが懐に持っている小刀もくださらないと」
夫は懐に小刀を持っていたが、化物が出るような山中で丸腰というのはぞっとしない。
男はしつこくせがんだが、夫もこれだけは駄目だと固く拒んだ。
しばらく問答があった末、男は無言で枯れ木の方へ向かった。
夫はやっと諦めたのかと見守っていたが、するすると木に登っていった男は妻の亡骸のところまで辿り付いたかと思うと、その亡骸をばりばりと食べ始めたではないか。
これはどうしたことかと夫があっけに取られていると、妻の亡骸をぺろりとたいらげた男は夫を見下ろし
「おしかったなあ。その小刀も渡していれば、お前も食ってやれたものを」
と言い放つと、笑い声を響かせながらかき消えた。
592: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/16 03:28 ID:Ic4R66D5
>>591
面白かった。
今昔物語にでも出てきそうな味わいがあるね。
593: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/16 06:02 ID:58Ejj5pd
>>591
こええよぅ (つД`)
これって、バケモンが女と男に化けたって事だよね?
600: 亀吉 04/04/16 19:35 ID:s7vf9e+q
昭和四十年代に書かれた古本のネタだけど。大正八年頃夕張炭坑であった話。
仕事帰りの工夫が川で洗顔をしてたら茂みから身長三メートルの全裸の女数名が
その工夫を山に引きずりこもうと襲いかかってきた。工夫の悲鳴を聞いた仲間たちが
ツルハシなどを必死で振り回すと、その何者かは諦めたのかヒィー、ヒィーと妙な
泣き声をしながら山に帰っていったという。これ一体なんだろ。山人伝説とあったが。
書かれてる本が確か山の風物、民俗誌的なやや固めだったからとても嘘とは。
609: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/16 22:56 ID:YsTvM5f3
>>600
とり・みきさんのマンガにも女性の巨人伝説がありましたね。
それは、現代仕立てでしたが。
623: 552 04/04/17 22:03 ID:tFWzyWnY
>>600
中国の笑う人とかいう猿人の話を聞いたこと
があります。人を見たら笑いながらさらって行く
らしいです。
624: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/17 22:19 ID:HMhrtVw+
>>600
アイヌの伝承にそういう巨人とか山人伝説みたいのはないのかな?
過去スレでアイヌの伝承に詳しかった人がいたけど、その辺どうなんだろ。
もしアイヌの昔話でもそういうのがあったとすれば、あながちその巨女とやらも
嘘ではないのかもしれない・・・
まあ目撃例がその一件だけっていうのも嘘というか集団ヒステリーっぽいけど。
652: さの死蝋 ◆WhpEztJj9g 04/04/19 18:46 ID:oetm1ESC
去年の夏の終わりの事です。
一人車で明け方の朝日を浴びて林道を走っていたとき、ちょっと不思議なことがありました。
車から降りて、小用を足していると
急に霧というか、もやが出てきました。
静かです。さっきまでセミやたくさんの蜻蛉が居たのに、何も居ません。
燦々とした朝日も、どこかに消えてしまい、見えません。
こーん。
…遠くでガードレールを叩く音がしました。
霧はだんだん深くなってきます。
こーん…。
遠ざかり、近づくガードレールの振動。だんだんと近くなってきている。
耳が痛いほどの静寂の中で、それだけが、近づいてくる。ゆっくり。
もやのせいで遠くは見えません。
ガードレールに寄りかかっているのが怖くなりました。車に戻り、魔物よけに一服して
ゆっくりと発進。
一分も走らないうちに、また突然晴れました。セミがうるさいくらいです。
腕がひりひりするほどの日差し。
山中異界。ふとしたところにあるです。
653: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/19 18:57 ID:wW3ERg29
>>652
「魔物よけに一服」というフレーズが
やけに心に残りました。
719: 元、山屋 04/04/26 17:45 ID:7UNKwPs6
>>652
アク禁解除になったので、似たような話を一つ
一昨年の初夏の頃、静岡の山の中で小道を散策していました
斜面の下のほうに水のきらめきの様な光を見つけ、小道をはずれて斜面を降りていきました
鬱蒼とした森の中に小さな池がありました、池と言っても六畳間位の広さです
そこだけは日の光に満ちて別世界のように感じました
池のほとりには危急種と言われるヤマシャクヤク等の珍しい植物が生えています
図鑑でしか見た事の無い植物に時間を忘れて観察を続けました
ふと気がつくと池の対岸に薄っすらともやが見えます
そのもやが池の水面を滑るようにこちらに向かってきて、自分の足元にまとわりつきました
とたんに激しい寒気とうなじの毛まで逆立つような鳥肌、頭痛と軽いめまいに襲われました
爺さんからタバコは魔物を遠ざけると聞いていたので一服付けてその場所を去りました
自動車に戻るまでもやは山肌を滑りながら着いて来ました、ごめんなさいと一礼し車に乗り込むともやは消えていました
684: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/23 12:08 ID:CMQG4ICj
山の神にふられた
ふに落ちない話。
叔母さんの家には2人の子供がいた。
長女は、おてんば。次女は、おとなしめ。
私は、おてんばな長女(従姉)と気が合っていて、
夏休みなどは、叔母さんの家に長期滞在していたので
ふたりとも真っ黒になって裏山で遊んでいた。
おとなしい従妹のほうは、3回に1回ぐらいだけ一緒についてきていた。
あるとき叔母さんが子供部屋にはいると、私と従姉が大人しく
家の中で遊んでいた。
「今日は、山の方に行かないの?」
と、叔母さんが聞くと
「うん、今日は家でいいや」
と、いつに無く消極的な私と従姉。
その夏はずっと叔母さんの家にいるあいだ、
私と従姉は家で遊ぶか、公園で遊ぶか、近所の川で遊ぶかしていて
なぜか裏山では遊ばなかったそうだ。
不思議に思った叔母さんが
「何で、山で遊ばないの?」と聞くと、
私と従姉の返事がこれだったそう。
「えー、だって」「もう、いけないよね」
「ふられちゃったもんね」「しょうがないよ」
一緒に遊んでいた男の子とけんかでもしたのかと思ったそうだ。
でも、そんな事はない。
従姉と私は、いつも女の子同士だけで楽しく遊んでいた記憶しかない。
(…実は、上記の会話もこのまえ叔母さんの家に行ったときに、昔話として
初めて聞いた事だった)
685: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/23 12:12 ID:CMQG4ICj
まあ、当人たちは特に意識する事も無く、それっきり私と従姉は
裏山の奥にはいり込んで遊ぶ事は二度となかった。
うちの親や伯母さんは「中学生になったんだからすこしは落ち着いたのかな~」
などと思っていたそうだけど…。
一番大人しかった従妹は、私たち3人の中では真っ先に結婚して
お婿さんが○○家に養子になり、今は二人で山や、お寺の管理をしている。
その後、私と従姉も結婚したが、ずっと山とは縁のないところに住んでいる。
…もしかして、私たちおてんば組はあの山の神様にふられたってこと?
山の神様も、やはり女らしい子が好みだったということだろうか…。
怖くない話でスマソ。
687: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/23 19:44 ID:JQgZ2xm5
>>685
面白い話だと思いますが、
実際にはなんで山に遊びに行かなくなったの?
あと、山ノ神は女性と言われていますので、
おとなしい女の子が好みとは違うと思われ
688: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/23 21:54 ID:7TucpSNY
>>687
山神が女性のみということはないかと。
コノハナサクヤなんかは有名な山神で女神ですが、山神が男神であるという伝承の方が数も多いように思います。
(数を数えてみたわけではないので不確かですが・・・)
山の厳しい面と優しい面が、それぞれ男神と女神の姿となって表されてるのかもしれませんね。
692: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/23 23:24 ID:CMQG4ICj
>>687
それがねー、特に理由が無いのですよ。
ほんと。
ナニがあったとか…。アレがあったとか…(笑)
小学6年頃だったので、まあそれなりにおませになったという事かな?
それと、我が母親も山の神様にふられたクチらしいです。
大きな木の上から紐のついたざるをたらして、親におやつをねだったという
超おてんば女だったそう。
母は、○○家の長女という事で、名前まで後継ぎにふさわしく…と、
山寺のお坊さんにわざわざ名付けしてもらったのに、
なぜかおとなしめな妹の方(叔母さん)がお婿さんを迎えて
いつの間にか跡取になっていたらしいです。
母親本人は「気楽で良いわ~」と、さばさばしていますが。
733: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/27 12:51 ID:3Mno3LZq
彼氏から聞いた彼の上司の体験談
彼の会社の上司は釣りが趣味で、1人でも山に入って
釣りをするのだそうです。
ある日山道を歩いていたら、みちの真ん中に黒い塊があり、
よく目を凝らすと、そればどうも人間の頭部に見えたそうです。
サワサワとそよ風が吹くと、髪がなびいたように見え、その上司の
方は近寄らないで道を引き返したそうです。
おそらく山で首をくくった人の頭部で、首から腐ってもぎれたんじゃ
ないかと思ったそうです。
734: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/27 13:09 ID:jHr2G3wq
通報しろよ!
736: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/27 13:32 ID:FwaoC9/F
小学校の時
朝早く起きて、弟と近所の山にくわがたむし採りにいったねんけど
山道を歩いてると、突然謎のハーモニカの音色が聞こえてきた。
まじでこわくなったから、猛ダッシュで引き返した。
まじで気持ち悪かった。
ムーミンに出てくるスナフキンみたいなヤツがいたんかなって
今となっては思ってるな。
737: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/27 14:17 ID:R7V1Z9Og
子供の頃。
山のすぐ近くに住んでいたけれど、
なぜか山にいそうな動物を一回もも見なかったなあ。
もちろん、虫や鳥や魚はいっぱいいたけれど。
けっこう大きい山だったのに、小学生のうちは、犬や猫以外の
地元の動物についての話題は、聞いた事がなかった。
中学になって別な場所に引っ越した。
小学生の頃よりずっとひらけていて市街地だし
近所の山もこじんまりしていたのに、
リス、アライグマ、狸、兎などによく出会った。
そのあと引っ越した所でも近くの山にはいろいろな動物がいて、
いのしし、鹿などまでしっかり発見。
狩りをする人に肉を分けてもらったりもした。
田舎育ちなので、生き物を見つけるのはわりと得意なはずなのに
あの大きな山に、何であんなに動物が見あたらなかったのか
今でもすこし不思議です。
774: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/28 16:43 ID:efWVk8Mz
山の化け物話
仕事が休みになったのにどこへ行く宛もなく、怖い話を
ざっと読んでおりました。大変恐ろしいし、面白かったです。
この中から幾つかが後世、「昔話」として語り継がれて行くのでしょうね。
私も一つ。長い上に、自分でもこれがどんな話なのか判っていません。
小学生の時の話です。怖いと言うか、申し訳ない話。
祖母が山のそばに済んでいたから、良く遊びに行きました。
何と言うか植物の殆どない石だらけの斜面の山で
祖母の他には余り登る人も居なかったようです。
で、これは最早「山の掟」云々じゃなく、人としてやっちゃいかん
気がするんですが、しかも祖母が口を酸っぱくして駄目だと
言い聞かせてくれていたにも関わらず、私はある程度の高さまで駆け登った後、
斜面の小石を蹴りながら降りて来る変な遊びを良くしていました。
勿論下に人が居ないのは確認してからやったし
大体が人も来ない山なので、別にいいだろう、と思っていたようです。
しかし祖母が私の行為を止める言い種は、他の人と登山した際言われた
「小石を踏むな!後続の迷惑だ!」
と言った種のものとはどうも違っていた気がします。
危ない、とかではなく(勿論それも含みますが)
「タブーだ」というものに近かった、ような。
二つに分けます。
775: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/28 16:45 ID:efWVk8Mz
774続き
で、ある日、いつものようにそんな遊びをしていると、突然走りたくなりました。
岩だらけの下り坂(子供には割と急)な斜面です。
幾ら頭の足りない子供だった私とは言え、ヤバい事は
判っていたはずなのに、えらい勢いで走り出し、盛大にすっころびました。
額を縫う怪我をしてみました。当然です。
当時の私としては、その出来事自体よりも、連れて行かれた病院で
麻酔もせず(脳に近かったからでしょうが……)洗浄縫合された
プチ地獄絵図のみが長く忘れられない思い出でしたが、
成長した今、坂の下でへんに冷静な顔で走る私を待っていた祖母の方が
気になるようになりました。
どう考えてもあの時彼女は、私ではなく、私の少し上、
つまり私が走り出した地点を凝視していた気がしてならないのです。
祖母は長生きしましたが、その時の事を滅多に言う事は
ありませんでした。たまに口にする時も「これで済んで良かった」
みたいな言い種だったものです。
私は「二針縫うだけで済んで良かった」という事を
彼女は言っているのだと思っていましたが、ある日そうなのかと
問い質してみました。
祖母は、「あの時あんたが走ったから、怪我だけで済んだってことだ」
というような事をぽつんと言うと、それきりどんなに聞いても、
その言葉の意味を教えてくれませんでした。
成長し、山登りも少ししました。流石にあれはまずかったと心から
思います。山なんて驚く程死角が多いし。
けれど、それとは別に、あの時走った私の後ろに何がいたんだろう、とも思います。
所で山の石のタブーってあるのでしょうか……。今日は暇だし
過去ログもう一度見直したりして調べてみようかと思います。
778: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/28 20:25 ID:qMPSTdp8
>>775
おおお、山の化け物話だ!
乙です。
それにしてもほとんど石の山って・・・
もしかして3000m級の高山ってことですか?
貧相な私の頭の中ではチベットみたいなところしか
思い浮かばないんですが(´・ω・`)
783: 774 04/04/28 23:02 ID:BI9JrnTo
>>778
いや、普通の、それほど高くない山です。
書き方が悪かったんですが(すみません……)
山全体にはたぶん木とかもあったんでしょうが
祖母の住んでいる側っていうか辺りの斜面だけが
異様に荒涼としていました。うーん、近い所で
工事現場とかそういう感じ。
そういやあそこらだけいきなりぱたっと人家もなかった様な……
(一寸子供時代なのでうろ覚えですが)。
781: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/28 22:26 ID:ur9Vf/Hx
昔、カブスカウトでキャンプに行った時。
宿泊先の牧場の窓から裏山を見てたら、山の中腹に一列の明かり。
何の疑問もなくその晩の肝試しのコースかと思ってたんだが、実際のコースは平地の墓場。
翌朝になったら普通に木が茂ってる山で不思議で仕方なかった。
あれが狐火って奴なんかな?
782: こむぎやき 04/04/28 22:32 ID:8FDvOWTH
ヌシ
子どもの頃、父と叔父、私と妹の4人で父の実家(山の中)のすぐ側を流れる川に
一度だけ川魚を獲りに行ったことがある。
魚を追い、岩を越え下生えを踏みしめ、どんどん川を登っていく。
どれだけ進んだのか、ちょっと開けたところに出た。
どれ程の広さがあったのか、子ども時分のこと故定かでないが、8畳?10畳?
結構な広さがあったように記憶している。
木々が天井を覆い、右手と前方は岩肌が壁となっている。
前方の岩肌からは伝うように水が滴り落ち、川底には大きく平たい岩が
敷き詰めたようである。
水はどこまでも澄み、右手の木々の間からこもれ射す陽にきらきらと輝きながら
膝下を穏やかに流れ過ぎていく。とてもきれいなところだった。
そして、怖くもあった。
この山に主(ヌシ)とよばれるものがいるのなら、きっとここがその住処に違いない.
…そう思った。
ゴメンナンセェヨ、自分が怖かっただけの話ですた。
785: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/29 02:05 ID:wvzsLosA
そういえば、何処かのスレで
石は勝手に持ってきちゃいけない…的な書き込みがありましたね。
何か、悪いものがついているかもしれないとか…。
子供の頃から、どこかへ行くと必ず「お気に入り」の石を持って帰っていたので、
今更びくついています(汗)
まだ、実家にいくつかあるよ。どうしよ~(涙)
792: 地空海川 osk10-p107.flets.hi-ho.ne.jp水石谷気 04/04/29 23:08 ID:eZcfXxX5
良きもの
町の中にある山に登ったときの話なんだけど。
僕が登ったのは大して高くもない小さい山。幽霊なんて出そうにないほど。
でもその山の頂上には日本でも有数の大きい神社があって、
そこにいく途中の登山道には神々しい雰囲気が漂っていた。
たいていの人はケーブルカーとかで登ってしまうので、
登山道を使う人なんて本当に少なく、僕一人でずっと登り続けていた。
すると突然、前方でがさがさという音。
奇妙なほど静かな中でその音は明らかに異質だった。
「ああ、きたな」とはっきり感じた。
その音はだんだん近づいてきて登山道に出て、やがて僕の目の前を横切った。
足音は確かに目の前を横切ったのに、姿は見えなかった。
この山には神様と関係したものが住んでいるのかもと思った。
その道を歩いていることに恐縮し、感謝しながら歩いた。
794: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/30 00:39 ID:YyMJk84a
なんとなく>>792タソが出会ったものは”良きもの”のような気がする
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