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    【昭和の怪奇事件】愛する男性の局部を冷蔵庫に…「東海の阿部定事件」



    2019年2月初旬、兵庫県篠山市内の市街地にある元遊郭「大正楼」が近日中に取り壊されることが発表された。
    この大正楼は明治41年(1908)に建てられたものとされており、この地でも最も古い建造物なのだが、実はこの「大正楼」こそ、昭和初期に交際していた男性を殺害し、その局部を切り取り持ち帰った愛欲殺人者・阿部定(1905年~没年不明)がかつて働いていた遊郭なのだ。

    東京生まれの阿部定が兵庫の「大正楼」へと流れ着いたのは昭和6年(1931年)頃とされており、大正楼では6ヶ月ほど籍を置いていたようだ。今回の大正楼取り壊しをもって、阿部定ゆかりの建物はすべて失われたことになるという。

    今回の昭和の怪奇事件は、阿部定とは直接関係はないものの、昭和末期に名古屋中を震撼させた猟奇事件「東海の阿部定事件(仮称)」についてご紹介したい。





    ラップで巻かれた局部

    東海阿部定1

    阿部定事件(1936年)から約50年が経過した1982年(昭和57年)6月28日の朝日新聞に「愛人冷え猟奇の精算」なるタイトルの記事が掲載されている。これが「東海の阿部定事件」が全国紙で報じられた最初の紙面である。

    記事によると、この年の6月25日、愛知県名古屋市昭和区の某マンションにて31歳の男性Tが首を絞められ殺されているのが発見された。
    Tの遺体には争った形跡はなかったものの、その遺体には「男性に付いているべきもの」が綺麗スッパリとなくなっていた。

    死体の第一発見者は42歳の中年女性のNさんで、この日Nさんは、Tの住むマンションに遊びに来たころ、Tは既に殺されており、すぐに警察を呼んだのだ、という。

    愛知県警は強盗殺人の可能性があるとして、捜査を開始したが、同時に第一発見者であるNさんも重要参考人のひとりとして同時に調べることにした。
    そして、遺体発見からわずか2日後の6月27日、愛知県警は同じ区内にあるNの自宅アパートの冷蔵庫から、世にも恐ろしいブツを発見する。

    それは、サランラップでぐるぐる巻きにされた男性の局部だったのだ。
    愛知県警はすぐにNを逮捕。最初は容疑を否認していたが、冷蔵庫から切断された男性局部を見つかった事を突き付けられると絶句し、容疑を認めたという。

    そう。この中年女性Nこそ、Tの首を絞め殺害し局部を持ち帰った犯人だったのである。そして新聞各社はNのことをこう伝えた。「現代の阿部定事件」と……。



    名古屋と阿部定

    東海阿部定2

    昭和後期に現れた「東海の阿部定」。果たして犯人のN、そして局部を切られたTはどのような関係だったのだろうか……。

    Nは高知県出身。1960年代、20歳の頃に姉とともに椿油の行商をするため北海道へと渡り、この地である男性と結婚し、二人の子供を身篭った。
    しかし、子供が生まれてからというものNは夫と仲違いし、子供と共に母子心中を決意。生後4ヶ月の息子に青酸カリを飲まし、自分も後を追うつもりだったが、帰宅してきた夫に発見され、Nは「息子殺し」の犯人として逮捕され、懲役3年執行猶予5年の判決を受け、愛する子供達とも別れることとなった。

    以来、Nはホステス・芸者として、日本全国を転々とする生活となり、1980年頃に名古屋へと落ち着いた。 そこで、Nは年下のスナック経営者Tと知り合い、いつしか彼女らは恋仲となったのだ。

    しかし、NとTは11歳も離れていたうえ、Tは別の女性と結婚することを考えていたことがわかり、「この人と別れたくない」と考えたNはTを殺害することにした。そしてNは寝ているTの首を絞め殺害。物言わなくなったTの遺体から局部を包丁で切り出し、自宅へと持ち帰り冷蔵庫へと保管したのである。

    NがTの局部を切り取った動機に関しては不明であるが、かつて阿部定が愛する男性の局部を切断した際に「私は彼の頭か体と一緒にいたかった。いつも彼の側にいるためにそれを持っていきたかった」と供述した記録がある。

    恐らくNも阿部定同様、愛する男性の体の一部を手に入れ、永遠に愛するため、男性のシンボルである局部を切り取り、冷蔵庫へ保管するという常識を逸脱した行動に出たのではないかとされている。

    なお、余談ではあるが、阿部定は東京は神田の出身ではあるが、一時期、愛知県内の商業高校校長と交際していた関係から、名古屋市東区千種町へと本籍を移したという経緯があり阿部定にとって名古屋は第二の故郷であった。

    以前、ご紹介した「名古屋少年生肝事件」と共に名古屋には、知られざる血なまぐさい事件が眠っている場所なのである。

    参照:「明治・大正・昭和・平成 事件・犯罪大事典」、「朝日新聞」ほか
    文:穂積昭雪(昭和ロマンライター / 山口敏太郎タートルカンパニー / Atlas編集部



    【Atlas関連リンク】
    【閲覧注意】都市伝説「だるま女」現実に?メキシコで両手切断された男女
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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2019年03月16日 23:41 ID:p1FdxlB30*
    ふるーつばすけっと
    2  不思議な名無しさん :2019年03月17日 00:34 ID:6TkvdHjv0*
    これって怪奇事件か?
    ただの純愛だろう
    3  不思議な名無しさん :2019年03月17日 02:59 ID:IIybmG9n0*
    和田弁元気かな
    4  不思議な名無しさん :2019年03月17日 07:03 ID:qiLU3dCE0*
    恋愛とは心のもので
    交際中はそこまで感じなくとも
    別れてから相手の愛が深かったことを思い知ることはある
    5  不思議な名無しさん :2019年03月17日 09:16 ID:SM.u3sLM0*
    この阿部定と縁のある遊郭が老朽化で壊されるそうだね
    文化財的な面もあるだろうけど地元の人は事件が事件だけに取り壊しに賛成だとか
    6  不思議な名無しさん :2019年03月17日 09:36 ID:WhlNe2yu0*
    遊びで不誠実なことをするのはやめましょうってことね
    7  不思議な名無しさん :2019年03月17日 11:22 ID:120Oy3jE0*
    純愛なら殺さない定期
    だいたい自分ののぞみの押しつけを愛というヤカラの多いこと
    8  不思議な名無しさん :2019年03月17日 11:55 ID:XSYgbObj0*
    昔の日本人は頭おかしい奴しかいない
    9  不思議な名無しさん :2019年03月17日 14:02 ID:Mhf7E84h0*
    愛のコリーダ(偽

     
     
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