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    【昭和の怪奇事件】父の日の惨劇…鉄道史に残る凶悪事件「横須賀線爆破事件」



    鉄道史に残る「凶悪事件」

    今から51年前の1968年(昭和43年)6月19日午後3時頃、日本の鉄道史に残る「凶悪事件」が発生した。
    横須賀駅と東京駅を繋いでいる国鉄(現JR)横須賀線の車内で何者かが仕掛けた手製の爆弾が爆発。多くの負傷者を出したのだ。今回は「横須賀線爆破事件」についてご紹介しよう。





    父の日の悲劇

    事件が発生した1968年6月19日は日曜日。そして「父の日」ということもあり、横須賀線の車内は鎌倉から東京方面へ帰る家族連れの乗客で溢れていた。
    多くの乗客を乗せていた113系横須賀発東京行は、北鎌倉駅から大船駅間の田園踏切へと差し掛かった。その時、車内で「バーン!」という大きな破裂音が鳴り響き白い煙が発生したのだ。

    「何かが爆発した! おい!電車を止めろ!」

    車内がパニックとなっているなか、乗客のひとりが車内に取り付けられた非常コックを引いたため電車は急停止。電車が止まった事により、多くの乗客は車内で何か発生したのか、ようやく気がついたという。

    横須賀線の車内はガラス2枚が粉々に砕け散り、窓側にいた乗客29名が破片を浴びて重軽傷を負った。

    爆発物が置かれていたのは、五号車の網棚であった。
    当時の新聞(毎日新聞)によると、爆発音は「爆竹を100発くらい一気に破裂させたような爆音がした」「人間の肉片らしき物体が飛び散った」という乗客の証言が掲載されたほか、事故当日の毎日新聞には爆発により、車内で倒れ込んでいる乗客の姿などショッキングな写真が掲載されている。



    山陽電鉄爆破事件との関連性

    yokosuka

    本事件により爆発物の近くにいた32歳の男性が死亡。ほか14名の乗客が怪我をした(1名の死亡者は出たものの、爆発の規模を考えれば、この被害者数は奇跡的な少なさだった)。

    警察は本事件を「非常に悪質な無差別殺人」とし犯人の探索に務めた。
    警察が本事件に対し過剰にピリピリしていたのには事情がある。本横須賀線の爆弾事件から丁度1年前の1967年(昭和42年)6月18日、兵庫県を走る山陽電鉄で同様の爆弾を使った殺人事件が発生していた(山陽電鉄爆破事件)ためだ。

    この爆弾事件も横須賀線の事件と同様、網棚に爆発物を置いた無差別殺傷事件であり、2名の死者、29名の重傷者を出している。
    手口および6月19日という日付に犯行が行われたことで、横須賀線の爆破事件も山陽電鉄と同じ犯人ではないかとされたのだ。
    しかし、その警察の読みは見事に外れてしまった。真犯人は思わぬ場所にいたのである。



    あっさり見つかった犯人

    犯人は多くの証拠を残していた。まず第一は爆弾に使われた材料である。
    爆発物に使用された火薬は市販されている猟銃用の火薬。続いて、起爆に使われた乾電池ホルダーも市販のテープレコーダーから抜き取られたもの、さらに爆弾物に包まれていた新聞紙は毎日新聞東京多摩版などなど……犯人の生活模様が垣間見える具体的な証拠を多く残していたのだ。

    結果、犯人は八王子市か多摩市に住んでいる猟銃資格を持つ人物に絞ることができ、事件から約半年後の1968年11月9日に容疑者として、25歳の建設業者の男性が逮捕された。
    この男はいわゆる文学青年で非常に頭も良かったのだが、文学にのめり込みすぎたためノイローゼ気味になっていたうえ、当時交際していた女性との別れ話が進展していたこともあり「元恋人に対する鬱憤を晴らすため」に爆弾を横須賀線の車内に設置したのだとう。

    彼が爆弾を設置した大船- 東京間は元恋人がよく通勤に使っていた路線だったのである。
    男は元恋人を憎むあまり、彼女の観ていた風景そのものにいつしか憎しみを抱いてしまったのだ。



    短歌にかけた人生

    逮捕されたこの男は逮捕から2年半の1971年4月22日に死刑が確定した。
    あと死をまつばかりのこの青年は、残り短い命を宗教と趣味だった短歌にかけた。
    彼は獄中でキリスト教の洗礼を受け、あるキリスト教関連の月刊誌に短歌を投稿。漢の短歌の投稿は死刑が執行される1975年12月5日寸前まで行われた。

    男は生前、「自分の短歌を一冊の本にして出版したい」と周囲の人間に語っていたが、凶悪事件を引き起こした犯罪者の短歌の商業出版なぞ叶うはずもなく、予定通り処刑となった。

    そして男が処刑されてから20年後の1995年12月25日のクリスマス。多くの短歌を出版する会社から一冊の本が出版された。それが「死に至る罪―純多摩良樹歌集」である。「純多摩良樹」とは犯人の歌名であり、「純多摩」という名前には彼が出来ることなら罪を償い、「純」として生きたいという気持ちが現れているとされている。

    参照:「毎日新聞」縮刷版
    文:穂積昭雪(昭和ロマンライター / 山口敏太郎タートルカンパニー / Atlas編集部



    【Atlas関連リンク】
    【昭和の珍事件】原子爆弾を抱えた男、飛行機をハイジャック!
    https://mnsatlas.com/?p=38997












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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2019年03月30日 22:25 ID:mzkWsqe50*
    今、自分が通勤で使っている横須賀線でこんな痛ましい事件があったなんて…。
    2  不思議な名無しさん :2019年03月30日 22:39 ID:ABdu2Dh00*
    多くの関係ない人達を殺傷しといて「純」として生きたいとか何ぬかしてんだ、だわ
    3  不思議な名無しさん :2019年03月30日 22:45 ID:uiVPBZn70*
    途中で「男」が「漢」になってて、なんか賞賛する部分があるのか?あるいは漢文か漢字の意味か?となんども読み直してしまった。
    4  不思議な名無しさん :2019年03月30日 22:59 ID:PXZrCBIj0*
    こんな事件があったなんて初めて知った…。
    被害を受けた人達が気の毒過ぎる。

    横須賀線の方はこいつが犯人と分かったけど、ググったらその前年の山陽電鉄爆破事件は未解決なんだね。

    なにが純多摩良樹だよ、自分の短歌を一冊の本にして出版したいだよ、
    厚かましい。
    無間地獄で彷徨っていますように。
    5  不思議な名無しさん :2019年03月30日 23:04 ID:KeAx.oTK0*
    カスやな
    6  不思議な名無しさん :2019年03月30日 23:31 ID:BJC3Xz0F0*
    今こんな事件あっても犯人は死刑にはならないんだろうな
    んっとに今の司法は糞だな
    腐りきってやがる
    7  不思議な名無しさん :2019年03月31日 07:27 ID:ObFv34gX0*
    僕から100%の愛を
    8  不思議な名無しさん :2019年03月31日 12:42 ID:A1mRTB560*
    犯罪者がこうして短歌だの自伝だので本出す傾向嫌い
    粛々と執行待ってろクズ
    9  不思議な名無しさん :2019年03月31日 13:34 ID:89.pMi0B0*
    これの何がまとめなのか
    10  不思議な名無しさん :2019年03月31日 15:28 ID:dSHnoTEX0*
    ※4 ※8
    日本にもサムの息子法が必要だと思う
    11  不思議な名無しさん :2019年03月31日 15:52 ID:jvSNMA5q0*
    時代が違うな
    今は殺人鬼が殺人経験をネタにして印税を稼いでいるというのに

     
     
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