2. ニビルの衝突
ニビルは、
太陽系に存在すると仮定されている惑星です。2003年5月27日、
ニビルが地球と衝突するという予言が広まりました。ニビルの軌道は、巨大なUFOによって制御されていると信じる人もいるようです。
ナンシーリーダーという人物は、宇宙人とコミュニケーションを取れると明かし、差し迫った人類の終焉を警告することが自分の使命だと主張しました。NASAの科学者たちは反論してきましたが、
2003年以降も日時を変えて、予言が繰り返されています。
3. 世界の滅亡
オハイオ州の牧師ロナルド・ウェインランドは、2008年9月30日に世界が滅亡するという予言をインターネットで警告しました。2006年には本を出版し、
ウェインランド本人と妻は世界の終わりの目撃者に任命されたとも主張しています。
そして、聖書などを引用しながら、支持者たちに2008年の世界の終焉に備えるようにインターネットで促しました。予言した日に何も起こりませんでしたが、その後も日付を2012年5月7日に訂正し、さらに2013年5月19日へと訂正し、
予言を繰り返したそうです。
2012年、
ウェインランドは脱税で有罪になっています。
4. 2011年に大地震が起こる
キリスト教の福音放送局のラジオパーソナリティー、ハロルド・キャンピングは、
2011年5月21日に世界は終わりを迎えると伝えました。差し迫った世界の終焉を広めるために、ラジオ局は大規模な広告キャンペーンを投資したそうです。
ビルボード、宣伝カー、ラジオ広告を使って世界の終わりを広めました。また、
世界が終わりを迎えた時、敬虔な信者は天国に昇り、それ以外は大地震に巻き込まれると、キャンピング氏は主張したそうです。
世界の終焉に備えて、財産を使い果たした信者もたくさんいました。
5. エレニン彗星
歴史によると、
彗星の出現は人類破滅の兆しと考えられてきたようです。2010年の終盤、ロシア人天文学者レナード・エレニンが、エレニン彗星を初めて発見しました。その時、
2011年8月から10月までの間、地震や津波、地球との衝突が起こると、口先だけの天文学者は予言したそうです。
宇宙科学者たちによると、報道する内容がほとんどなかったため、主要なニュースは彗星の存在をほとんど無視しました。NASAの天文学者は、この彗星は生命の脅威ではないことを世界に向けて保証したそうです。
6. カルトの予言
マイアミを拠点とする
「グローイング・イン・グレース」の支持者たちは、
2012年6月30日に世界が終わると宣言しました。このグループの指導者、ホセ・ルイスによると、人類最後の日、グループの
支持者たちは魔法を使える存在に変化し、飛んだり、壁を通り抜けれるようになるそうです。
ホセ・ルイスは自身をイエス・キリストの生まれ変わりであるとも主張しています。この予言の詳細は、2012年6月30日、地球の自転が時速107289kmに加速するというものでした。このカルトメンバーは全員666のタトゥーをしているそうです。
7. マヤの予言
一部の学者が、古代マヤ歴の
2012年のクリスマス直前に、世界の終わりが来ると主張しました。マヤの予言はとても話題になったので、自然災害の発生や銀河系の衝突などのいろんな予想が出回ったようです。
NASAの科学者たちは専門家に意見を求めて、この予言を否定しました。また、マヤの時間の解釈は多様なので、日付を指定することはできなかったようです。地球滅亡の兆候が見られなかったので、地球の安全をNASAは早めに確信し、1日前に報道発表しています。
8. ラスプーチンの予言
ラスプーチンは、悪名高いロシア王室と深い繋がりを持っていたとされる、
謎の多い祈祷僧です。ラスプーチンの神秘的な力で、ロシア王子が患っていた血友病を治療したとも言われています。
ロシア王室にあてられた手紙には、多くの予言が残されており、自身が政府の役人によって殺害されることなども記されていたようです。そして、その手紙の最後には、
2013年8月23日に再臨が起こり、地球が丸焼けになるとも書かれていました。
9. ブラッド・ムーンの予言
ブラッド・ムーンの予言とは、
4回月食が続いた後に世界が滅亡するという予言です。宗教学者たちは、太陽は暗闇に、月は血に変わるという使徒言明と黙示録を引用して、
聖書も月食と世界の終焉の関係を示していると主張しました。
キリスト教牧師のマーク・ビルズ、フォー・ブラッド・ムーンの作者ジョン・ハーギーらもブラッドムーンに関する予言をしています。2人の予言は大変注目され、世界の終焉に備えて食料を備蓄した人もいたそうです。
10. ニビルの脅威
2015年、ニビルの脅威がまたもや騒がれます。架空の惑星
ニビルが地球と衝突して、2015年9月23日に地球が滅びるというものです。
陰謀論者デイビッド・ミードはNASAが情報を隠していると主張しました。聖書の一節でも、人類の滅亡が近々訪れることを示しているそうです。
ニビルの話題はインターネット上のデマに過ぎないと、NASAは保障しています。