280: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/05/01 00:51
本当に歩きたくなる道
弟の体験。
だいぶ昔のことになる。そのころ小学校低学年だった弟は、父に連れられて夜釣りに行った。
切り立つような崖の先端近くに父と並んで座り、暗い海面に釣り糸を垂れていた弟は、だんだん辺りが白く明るくなってきたことに気付いた。
「なんだ、もう朝になったんだ」
夜の海のあまりの暗さに、少々不気味さを感じていた弟はほっとした。
ふと正面を見ると、今まで何もなかった空間に、一本の道があることに弟は気付いた。道は弟の足元から、優しい光の中へと真っ直ぐに続いている。
なんだか道が、自分を誘っているようだった。
弟は立ち上がって、何歩か前に踏み出した。すると突然、腕をつかまれてすごい勢いで後ろに引き戻された。同時に父の声。
「何をやっているんだ!」
我に返った弟が辺りを見回してみれば、周囲には夜の闇。眼下には黒い海面が見える。あの道はもうどこにもなかった。
弟は、転落まであと一歩というところだったそうだ。
自分が見たもののことを弟が父に話すと、父は妙に納得したように「そうか」と言ったらしい。
当時の私は不思議なこともあるものだと思っていたが、十数年たった今では、ただ単に弟が寝ぼけただけではないのかと思っている。徹夜で夜釣りだし。
弟もいまだにその時の道のことを覚えていて、
「幻覚だったかも知れないけど、本当に歩きたくなるような道だったんだ」
と言っている。
287: 消毒 ◆lqy6hDGY 02/05/01 04:15
侵入者
昔、オレがテレビ局関係の仕事をしていたときのこと。
家なんてめったに帰れやしなかった。
週に2回帰れればいいほう。
当然、生活なんてものもなく、
冷蔵庫はいつもほとんど空。
ただしビールとウオツカだけは必ず入っていた。
のんべなんていいかげんなもんで、
持てるだけ買って帰って冷蔵庫に入れたら、
あとは飲めるときに飲むだけ。
なくなったらまた補充する。
ちょうど仕事の辛さがピークだったころは、
帰ってきたら洗濯なんぞしに行かず(当然コインランドリー)、
へべれけ飲みして倒れるように眠る状態。
体は疲れていたんだけど、
そうでもしないと気持ちがむしゃくしゃして眠れなかったからなわけで。
当然、酒はすごい勢いで減っていく。
なくなったらまた買やあいいんだけど、
自分でも呆れるほどのペースで飲んでいたらしい。
(つづく)
289: 消毒 ◆lqy6hDGY 02/05/01 04:28
若くなければできないような不健康な生活はしばらく続いた。
初夏のある日、いつものようにへべれけ飲みしたオレは、
気がつくとちゃぶ台に突っ伏して半分寝ていた。
時刻は明け方。
オレは一度眠るとたとえ職場や現場でも蹴りを食らわないと起きないタイプ。
「やべえやべえ」とか独り言をいいながら、
そのときは布団で寝ようとそばの万年床に倒れこんだ。
数日後、やはり帰宅後はへべれけ飲み。
外の店とかだとけっこう飲めるオレだけど、
自宅で一人黙々と飲んでいると酔いは深いようで、
すでに気分は悪酔いに片足つっこみ状態だった。
「寝るか」と声に出さない独り言をついて布団に転がろうとしたその時、
押し入れのほうで
「ガタン」
と音がしたんだ。
「ネズミかよバカヤロウ」とか舌打ちして、そのときは寝た。
さらに数日後、このときはしたたか飲んだけれど、
体調がよかったのかへべれけには至らず。
翌日の仕事を考えてそろそろ寝ようかと思った矢先、
「ガタン」
と、また押し入れのほうで音がした。
(つづく)
291: 消毒 ◆lqy6hDGY 02/05/01 04:50
当時住んでいた部屋は古びた木造アパートで、
なぜか押し入れには天袋がない造りだった。
押入れには冬用の布団のほかは、
古本だのなんだの(オレにとっては宝物だったけど)が詰め込んであった。
価値あるものはないけれど、ネズミになんぞ齧られたらたまらない。
そう思って押し入れを開けてみた。
天袋がないので‘押し入れの天井’がじかに見えたけれど、
とくに隙間やネズミ穴は見当たらなかった。
「ま、いいか」とそのときのオレは布団に横になった。
翌日の仕事や上司の顔を思い出すと憂鬱になったけれど、
電気を消して眼をつぶったら、すぐに眠気が襲ってきた。
どっかでなにかを引きずるような音が聞こえたようだった。
その日以来、部屋に帰る→飲みまくるのルーチンに、
「ネズミの侵入を確認する」が加わった。
仕事はどんどんきつくなる一方で、
冷蔵庫の酒の減り方も一層激しくなった。
もとより気が小さいほうなので、
こんなんじゃ体壊すよなあとも思い始めていた。
アル中になるんじゃないかという不安もあった。
決定的だったのはあるとき取材で、アル中の幻覚症状を知ったときだった。
仕事も上司も同僚もすべてがイヤになりきった時期で、
ちょっとした他人のミスのフォローでミスの張本人にされる事件があり、
「帰れ!」と上司に怒鳴られ、いつもより早く帰った日だった。
傷心のオレは押し入れの宝物の山から、
ポスターだのシナリオだの古本だのをごそごそ引っ張り出して眺めながら、
仕事を辞める決心を固めた。
(つづく)
292: 消毒 ◆lqy6hDGY 02/05/01 05:00
したたかに飲みながら、
宝物を手にとっては、
ガキの頃からの夢を思い出していた。
オレは泣いていたと思う。
こんな馬鹿げた仕事はやめてやる。
あのころはこんなに未来が楽しそうだったじゃないか。
いったいこの数週間でオレが飲んだ酒はどんなになった?
しみったれた話で、オレはレシートの類は捨てずに持っていた。
コンビニやら深夜スーパーで酒を買ったときのレシートが、
財布や冷蔵庫のレシート袋からどんどん出てくる。
どう考えても異常な量だった。
酔っ払うとオレはますますしみったれる癖がある。
こんなに酒飲んじゃだめだよな。
ビールの空き缶だってものすごいじゃないか。
いったいアルミに再生したらどれくらいになるんだ?
あれ?
そんなに空き缶捨てたかな?
そう思いながら、目の前のビールをグビっと飲んで、
ボーっと手にしたビール缶を眺めていたとき、
押し入れの中で「ガタン」と音がした。
押し入れの襖は宝物を出すときに開け放ったままだった。
ふいと視線を押し入れの天井に向ける。
押し入れの天井の隅から、
人間の首が生えていた。
(つづく)
293: 消毒 ◆lqy6hDGY 02/05/01 05:18
「うわあああああああああ!」
っと悲鳴をあげたのは、あろうことかその生首だった。
情けないことにオレは腰が抜けてしまい、
ただただ逆さの生首が悲鳴をあげるのを見ていることしかできなかった。
その生首はもう一声「うわわ」とか短い悲鳴をあげて、
スッっと消えた。
首の消えたあたりの天上は、80センチ四方の黒い穴が開いていた。
生首が消えた直後に、押し入れの天井がドカドカミシミシ鳴った。
ドカドカ、ミシミシ、ドシン、ドドン、ダダダダ・・・
遠ざかるそんな音は消えるようなことはなく、さらに続いた。
ドドドドド、ガン、ドン、バン!
最後の「バン!」がアパートのよその部屋の扉が閉まる音だと気がつくやいなや、
抜けた腰ともつれた足のまま、オレも玄関の扉を開けた。
音はすでに廊下を走り過ぎて階段を下り始めていた。
オレが階段にたどり着いたと同時に、
ダダダダダダダダダン!
とひとしきり大きな音がした。
階段の下で、ジャージ姿の男が妙な形で倒れてうなっていた。
295: 消毒 ◆lqy6hDGY 02/05/01 05:32
後日談
警察への事情説明が終わり、
オレは押し入れの荷物をまとめに、
近所の酒屋に段ボールをもらいに行った。
オレは仕事を辞め、荷物を実家に送り、
友だちの家を転々としながらうろちょろすごし、いまの仕事についた。
オレの部屋に押し入れの天井から侵入し、
オレの大切な酒を盗んで飲んでいたのはとなりの部屋の男だった。
こいつは屋根裏の散歩者を気取って(いたのかどうかは知らないが)、
オレの部屋ばかりではなく、
反対側の隣の若い女の子の部屋にも出入りしていたらしい。
男の部屋からその女の子の下着や服なんかも出てきたそうだ。
酒かっぱらい野郎はあのとき逃げようと慌てたため、
階段から落ちて片足の脛を骨折し、もう片足のアキレス腱を断裂したらしい。
ほかにも手の指の骨も数本折ったとも聞いた。
オレが新しく借りた部屋は天井裏のないワンルームだった。
引越しを手伝ってくれた霊感持ちの友人は、
「ここは出ますねえ」などとニヤニヤしながらクローゼットを見ていた。
引越し以来なんとなく、オレはクローゼットの扉を開けたままにしている。
299: 75 02/05/01 17:20
>>295
長いけど、一気に読ませるな。
文章うまいよ。面白かった。
167: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/17 13:44
約1ヶ月前のできごとです。私がバイトしている店の常連さんが、
「一昨日、近所の飲み屋であんたを見かけたから遠くから声かけたのに
シカトしたろ!」
と詰め寄ってきました。当方にはまるで覚えがありません。
しばらくして、別の常連さんに
「こないだ駅であんたを見かけたけど、友達と一緒でこっちに気付かない様子だった」
と言われました。これも覚えがありません。
その後、バイト中に店の外から知らない男女にニッコニコで手を振られたり、
通りの向こう側から自転車に乗った見知らぬ女に呼び止められたりしました。
とりあえず髪型を変えたら収まりましたが、ドッペルゲンガー(でしたっけ?)体験
だったのかな~と言ってみたりして(テヘ
173: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/17 18:22
>>167
それ、超常現象っていうより、やっぱり
「凄くあなたにそっくりな人」がいたって方に思えるんだけど……。
惜しいことしたんじゃない?
呼び止めたり、手を振ってきた知らない人に、その人の事聞けば、
世界に五人いるっていう自分にそっくりな人と会えたかもしれないのに(笑
168: ともぞう 02/04/17 15:02
白っぽい人
あんまり怖くないんでsageで・・・
学生時代、祖母と二人で古い家に住んでいた。
とにかく廊下が長くて、広いのに2部屋しか電気が点いていないから
夜トイレに行くときなんかはめちゃくちゃ怖かった。
怖がる私に、祖母は
「この家にはおじいちゃん(故人)がいるから大丈夫だが、何か?」
と言って、さらにビビらせてくれた。
祖母の上述の発言は怖いから信じないようにしてたんだけど、
とあるきっかけで、以来信じるようになった。
夏休みに、友人数人と箱根に遊びに行くことになり、
ウチで待ち合わせた。
つづく
169: ともぞう 02/04/17 15:03
この古い家の構造は、正面玄関を入るといきなり洋風の応接室に
なっていて、応接室をまっすぐつっきって奥のドアを出ると廊下、
応接室の左がふすまで区切られた仏間。
仏間の左の襖を開けると床の間がある宴会場のような広間。
この3部屋を区切るふすまと両端の窓を開け放つと風が通って涼しい。
仏間がちょうど庭の木の陰になるので、全員そろうまで仏間にちゃぶ台出して
カルピスを飲んで喋っていた。
私は洋間に背を向けて、友人2人は私の向かいに座っていた。
ふと、向かいの二人が私の後ろの方を上目遣いで見る。
一人は軽く会釈、もう一人は廊下の方へと目を動かす。
玄関が開けばでかい音がするはずだし、祖母ならば足が悪いので、
歩いてくれば音で判る。
気になったが、その時はそのまま友人たちとバカ話の続きをした。
つづく
170: ともぞう 02/04/17 15:05
箱根から帰ってすぐ、また件の友人と会った時、何気なくその時のことを
尋ねてみた。二人ともよく覚えている、と言う。
誰かが玄関から廊下へと歩いていったらしい。
私たちの方を見た、とも、立ち止まった、とも言った。
しかし、どんな人だったかは二人とも覚えていないらしい。
友人のうち一人は「白っぽい人」だったと言うがなんじゃそりゃ?
その人は幽霊とかそういう気持ちの悪い感じはしなかったとも言っていた。
釈然としない話だけど、なんとなくそれ以来、私も
「祖父が家に居る」と思い始めた。
廊下の途中や応接室で、祖父のニオイがする事に気付いた。
整髪料と腰痛の塗り薬と洗濯ノリと加齢臭が混じったようなニオイ。
それがフッと風が動いたときに匂ってくる。
その後、私は就職して一人暮らしを始め、妹が代わりに祖母と住み始めたが、
妹にはハッキリと祖父が居ると感じられるらしい。
おしまい
164: 言ってすっきりしたい 02/04/17 00:35
2階の音
もう一つ話してすっきりしたいです。
ある時、知り合いのお店の閉店時間に、お店の片隅で怖い話をしてしまいました。話してる途中から、背後の隅に嫌な感じがしていまして、「これはまずい」と思っていました。
一人でアパートに着くと、まだ主人は帰ってきていません。自転車がないので分かります。
部屋の鍵を差し込もうとしたあたりからか、2階(うちのアパートは縦に長細く、部屋割りがして1階と2階があります)で物音がします。
急で暗い階段は普段から嫌な感じでしたが、この日ばかりは本当に見に行くことも出来ません。2階では、主人がいない今、私しかいないはずなのにドタドタ歩き回る音、バタバタ引出しを開け閉めしたり、箪笥を開けたりする音が聞こえます。「お隣かな?」…でも、音は真上から聞こえます。確かに音だけではなく、人の気配らしきものが感じられます。1階の台所(兼リビング)は窓が割られたりした気配はありません。
じっと1階の台所で待っていると、ぴたっと2階の物音が止みました。
その直後、主人の帰って来た自転車の音がして、「ただいま~」と主人がドアを開けました。
何も知らない主人はそのまま2階へ行ったので、下から「何か部屋が荒れてない?箪笥とか引出しは開けっ放しになってる?窓は閉まってる?」と聞くと、不審な顔をした主人が降りてきて「どうしたの?」。
2階は全く問題ないとのこと。荒された形跡もないし、窓も閉まっているとのこと。
後日、お隣に聞いてみましたが別に物音はしなかったとのこと。
アレは一体なんだったのでしょうね?
178: ちょっとの話 02/04/17 23:37
ブラインドカーブ
これは怖い話ではありませんが、不思議な体験。
学生の頃、バイクにはまっていました。
2日に一度は奥多摩(古いな~)、週に一度は500kmくらいのツーリングに一人で行っていました。
とある埼玉県と山梨県(長野県かな?)の境にある寂れた峠を走っていた時のことです。
うねうねと続く車一台くらいがやっとのブラインドカーブを、その日も快調に走っていました。「こんな道、誰も走りゃしないさ」…思いっきりワインディングロードを楽しんでいると、ブラインドカーブを回ったその時!目の前に車が飛び込んできました。
今でもはっきり覚えています。黒いスポーツタイプの車で、助手席の女性は運転手(男性)に何やら楽しげに話し掛け、肩へ置いた手を自分の膝へ戻そうとしていました。運転手はカーブから突然現れたライダーにびっくりして目を剥き出しにし、口を大きく開けてハンドルを切りました。運転手の顔色に不審に思った女性がフロントへ向き、ライダーを見てびっくりし大きく開けた口に手を当てました。
私は、その時確かに車の真正面にいたのです。
ハンドルを切った覚えはありますが、一瞬後気付いた時にはミラーに映った車がカーブへ消えるところでした。
私はそのまま走りつづけました。
179: ちょっとの話 02/04/17 23:42
あ、すみません。以上です。
本当に緊迫した時はスローモーションのようになると言いますが、本当ですね。
今でも不思議です。どうやって回避したのか。よくガードレールにぶつからなかったな~、と。
まるで、車の中を通り抜けてきたような感じがしました。
188: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/19 23:04
誰もいない海
もう、10年前の事だけど、色々経験してしまった。
でも、なぜか?その時は恐く無いのが、今となっては不思議・・・
Tという友達と、ドライブしてて、海に行くことした。
でも、ナンパはされるような所な所には行きたくない・・・
Tは、いい所を知っていると言うので、任せる事にした。
Tは、運転手。 海に着いたら、誰もいない。
Tの言うとうりだ・・・ホッ。 トランク側を海方向にとめた。
なぜ、そう止めたのか、Tが運転手なので、私には分からない。
ただ、木がトランクの横にあったのは覚えてる。
Tと、くだらない話をしていると、海の方にバックしてる気がした。
気のせい・・・私は、Tにもその事は言わない事にした。
それが、本当にバックしていたのだ。 横を見ると、トランクの横にあった
木が、私の横にあるではないか。(そこは、坂道でもない)
Tも気が付いてらしく、またトランクの横に木を止める、という事をしてみた。
でも、前と同じ。 そこで帰れば良かったのに・・・。
それから、少しして男の人が三人近かづいて来た。少しばかり霊感のある
私は、霊である事は分かった。一人が、「俺にも運転させろ」とハンドルを
動かしてる。後の二人は、後部座席に乗ってきた。私より霊感の強いTは
黙っているのが不思議だった・・・。 「あんた達、私達を殺す気?」
気が動転してたのか、強い口調で言ってしまった。心の中で。
すると、ハンドルを動かしていた一人が消えた。後部座席の右に居た一人も。
ただ、私の後ろにいた霊は消えない。二人?が消えてから、Tが話かけてきた。
「今、来たよね。私、金縛りで動けなくて・・・」私は、自分から何人?か、何をしたか
話すのをやめた。同じ経験をしたのか試してみたかったのだ。Tに質問攻め・・・。
同じだった。「ここは、危ないから逃げよう」 Tは言ったが、まだ居る。私の後ろに。
それを話、居なくなってから、逃げることにした。 しばらくして、消えてくれた。
さあ、逃げよう・・・。 そんな時、Tは車からおりた。私には見えなかったが、Tは
バックミラーからみえていたのだ。追いかけてくるのを。「話してくる」止める間も無く
おりてしまった。 私は、助手席で待っているはめに・・・。
続く。
192: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/20 00:32
待っている時、また車が動いてる感じがした。(バックではない)
横に居る霊は、なぜか安心できるというか、このまま一緒にいたい。
そんな感じがした。 「○○ちゃん~」 後ろを向くと、走って来るTが。
「今、○○さんと一緒に居たでしょ?でも、置いていかないでよ」
私の元彼は、事故で他界しまいました。彼の存在を感じても、自分から
他人に話すことは、無かったのに、Tは、分かったみたい。
ここなら大丈夫・・・逃げてきた私達は、ホッ。
ペタぺタペタ・・・。何?この音? Tは、無言でそこからダッシュ。
「どうしたの?」私。 「後ろにいたの。追いかけてきた」
「明るくて、人が沢山居る所に行こうか?」話し合いの末、Tの家の
駐車場に行くことに。 また、しばらく話してると、Tが突然私の首に
チョップ?を・・・。 (私に何か恨みでも?)なんて考えてると、
「お願い、伏せて」 一時間以上も、やっている。
「どうしたの?」聞いてみると、「さっき、○○ちゃん、私達も殺す気って
言ったでしょ?それで怒っているの。この人、首つりで死んだらしいよ。」
私は何度も謝り、冷めていたが、マックをあげるから・・・と、物で釣る気は
なかったが、とにかく許してもらいたく、あらゆること言い謝りました。
Tは、「手が痛いよ。助けて・・・」と言うので、止めようとして手をもっても
凄い力で無理。 ひたすら謝り・・・なんとか許してもらえたのか、
おさまった時は、もう朝・・・。もう、あの海には行ってない・・・
195: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/20 02:51
お経
ほんのり・・・だと思うので。
ある友人の家で、四人位で遊んでいたの。
私は、窓側に座っていたの。
そしたら、外から話しかけられたの。
ちなみに、そこは二階・・・。
若い男の霊で、なんか悪い霊じゃなさそうだったから
心の中で話ししていたの。
雪が降っていたから、寒いかな?っと思って
「中に入ったら?」って言ったら(心の中で)
「入れない・・・」って。「何で?」って聞いたら
「ふすま見て・・・」とのこと。
昔の作りっていうのかな~?部屋のドアがふすまなの。
四枚・・・。そこに、落書きが沢山。
私は、まず左側から見ていったの。
四枚あるうちの、左側二枚目のふすまに、小さい文字で
お経が・・・。最初の一言?だけだった。
「これで?」って聞いたら「うん」って。
196: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/20 12:54
写真
かなり前、化粧屋・エステの店の店に働いていた。
事情があり、店長の家に住み込みするはめに、なってしまった。
いつも、店長は遅く出勤してきた。
「頭が痛い」「体が重い」と言う。
病院に行っても、どこも悪くない・・・と言われたらしい。
一応、知っていた、霊媒師をさりげなく勧めてみた。
よっぽど辛かったのだろうか?
行ったらしい。・・・でも、追いかいされたとのこと。
玄関に入ると、その霊媒師は声がほとんど出なくなり、
「強い霊がついている、私の力では祓えない」と帰されたらしい。
私達、友達三人は、ひやかしではなく霊媒師めぐりをしていた。
そこは、金銭では無く、するめ・お酒を持っていけば、払ってくれた。
「色情魔の霊がついている」三人共、同じことを言われ、一人ずつ
祓ってもらった。「おいおい、色情魔はないだろ。失礼だな」と思って
いると、友達二人は、号泣している。「何故、涙がでてくるか分からない」と
言いながら、号泣している。「いいのよ。それが自然なの。」
霊媒師が言った。 私は涙が出てこない。何故?色情魔が強いの?
号泣している友達が羨ましかった・・・。
店長には、そこを勧めた。
でも、断られ自分で霊媒師を捜してきた。
お祓いの日は、だんご?を作ったり、お菓子を用意したり、陰陽師の
人が使うものを用意したりと、色々用意して大変だった。他にもあったはず・・・。
霊媒師が来た。手には、太鼓みたいのを持っている。
店長の他界した父親の写真を真ん中に置いて、霊が話すことを他界した父親が
聞いて、それを霊媒師に伝える・・・という、やり方。
ドンドンドン・・・太鼓みたいなのをたたき、除霊が始まった。
みんなが手を合わせている。
私は、しばらくして居眠りをしてしまった・・・
何日も前から、ラップ現象で、ほとんど寝てないからか?
となりの子に起こされた。
続く
212: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/22 23:13
196の続き。
友達は、うたた寝してた私を親切に起こしてくれた・・・
と、思っていたが違っていた。
「○○ちゃん、あれ見て」指さしたのは、店長の父親の写真。
霊媒師が何か言うのと同じタイミングで、写真の口が動いている。
その子も私も、除霊が終わるまで、耳では霊媒師の言う事を聞き
写真を見ていた。 最後まで、口は動いていた。
除霊が終わる頃には、笑顔?笑ってる?口元だった。
「これを、すべての部屋の入り口に貼るように」と
御札みたいなのを置いて、霊媒師は帰って行った。
セロハンテープで、すべての部屋に貼って、5分もしないうちに
セロハンテープが悪かった・・・と、いうことにして画鋲で貼ることに
した。
店長に憑いてた霊は、そこの土地に前に住んでいた人だったらしい。
お婆さんと孫。憑いてはいないが家の周りには、その頃の近所の人の霊も
かなり居たらしい。その、お婆さんは、蛇を奉って?いたらしく、近所の人も
お婆さんと一緒に蛇を奉っていたらしい。お婆さんの応援?
お婆さんは「蛇を奉ってほしい」がために店長に憑いたらしい。
私は、商売人じゃないから分からないが、狐や蛇を奉る人がいるらしい。
最悪な事に、社長は狐を奉っていたがために、お婆さんの願いは
叶える事が出来なかった。 蛇は水が好きだから・・・と、いうことで庭に
池を作れば良い、ということも出来なかった。 仕方なく、毎朝水をまく、
供えることにした。
除霊も終わった。お父さんの写真も笑顔?だった。すべてが終わった・・・。
でも、終わってなかったのかも知れない・・・
207: そう言えば…1 02/04/22 21:50
泣き声
そう言えばこんなこともあったな…と思い出しました。
私の通っていた高校は私で8期なので、古くもなく新設と言うでもなくごく普通の高校。これと言って曰く付きの所に建ったとか、古い学校にありがちな怪談話があるわけでもない。
高校1年の時、私のクラスI組は女子トイレの前に教室があった。その時、私は運悪く一番廊下側(トイレ側)の前から3番目に座っていた。
数学Ⅰの授業中のこと。
数学の先生は熱血漢と言うわけでもないが、とても優しい先生で生徒が困っていたりすると「どうした?」と声を掛けてくれるような人だった。だからと言ってウザいタイプではない。実際、私のグループがテストの前に放課後勉強してると、声を掛けてくれて数学準備室でお茶とお菓子をご馳走になりながら分からないところを教えてくれるような先生だった。
208: そう言えば…2 02/04/22 22:02
その日の授業も半ばを過ぎた頃、女子トイレから女の子の泣き声が聞こえてきた。(どうしたのかなァ?)と思いつつそのままにしていたが、5分経っても泣いている。10分くらい経った頃からか、誰かれなくひそひそと(聞こえる?)(誰かトイレで…)とささやくようになった。
先生はさすがに「何だ?静かにしろ」と言ったが、授業をそのまま続けていた。その時、(先生が気付いていれば平然と授業を続けるはずないのにな)とぼんやり思っていた。
15分くらい経過し授業も終わり近くなってもまだ続すすり泣きは続いていた。かすかに響く(ひっひっく…うぅ…ひっく) その頃には、生徒達の間で聞こえる奴と聞こえない奴とがいることが分かり騒然となってきた。(お前、聞こえるか?)(ね、ね、トイレの方からさぁ…)(え?俺、聞こえねェ)…
一番廊下側にいる私の前の子は聞こえないらしいが、教室の窓側寄りにいる子の中には聞こえる子もいた。
さすがに生徒達が動揺し騒然となったせいか、先生にも何が起きているか分かったらしく、「ちょっとそのまま待ってろ!」と言い置いてトイレに向かったが、そこで終業のチャイムが鳴った。
そのまま女子トイレに入るのがはばかれたのか(先生は男性)、隣の女性教師に声をかけてトイレを見に行ったようだが、その時はそのまま誰もいなかったらしい。
クラスの半数近くが声を聞いたようだが、先生には聞こえなかったらしい。
学校のすぐ隣が霊園とはいえ、公園のような造られたばかりのきれいな霊園なので問題はないと思うが、今から考えると不思議な現象だった。
215: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/22 23:46
納豆
なにげに怖い話。
3パック入り100円の納豆を買った。やっぱり納豆にはご飯だと思い、
その日の夕食は久しぶりにちゃんとしたものを作った。
どうしても食べたかったので、納豆だけは早々とスタンバイしていたのだが、
いざ食卓につくと、無かった。あれ?持ってきてなかったっけ??
さほど気にならず、再度キッチンを探したが、無かった。
物がモノなだけに、必死で部屋中を探したが、無かった。
ひょっとして、まだ開けてなかったっけ?
しかし冷蔵庫内の納豆はちゃんと2パックに減っている。
あの納豆は、ちょっと目を離した隙に、どこへ消えたのだろう。
一人暮し、1Kの狭い部屋なのに、3ヶ月経っても見つからないから、怖い。
249: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/26 16:00
変なラジオ番組
十年以上も前になるけどある日曜日、
姉が「このテープ変なの、ちょっと聞いて…!」と
カセットテープを持ってきた。
この姉は毎週日曜日にやっていたある芸能人のラジオ番組を
毎回テープに録音して保存していたんだけど、
そのうちの一本が「変」なんだそうだ。
いっしょに聞いてみるといつものラジオ番組はまったく入っていなくて
そのかわりあきらかに様子がおかしい「声」が入っていた。
長くなるので つづく
250: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/26 16:01
つづき
そのテープには中年と思われる男女の会話が延々と入っていた。
普通の会話に聞こえるんだけど会話にまったく筋がなく、
何について話しているのかもよく分からなかった。
2人とも怒ったような声で、ただ延々と話しているの。
男のほうが「こっちへおいでよ」とか話し掛けてきたり、
急に強い口調で怒鳴ったかと思えば口げんかをはじめたりで、
なんか会話のテンポが異様で。不気味だった。
聞いたことのないような太鼓の音楽や
「ヒュ~ドロドロドロ・・・」という効果音に
よく似ている音も会話の途中に入っていた。
つづく
251: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/26 16:01
つづき
聴いてはいけないものを聴いてしまったような気がして
すぐにテープの音は消去してしまった。
はじめはラジオのチューナーを合わせ間違えて
他の番組を録音してしまったのかな、と思ったんだけど、
こんな変な番組があるとは思えない。
それともあれはただのヘンなラジオドラマだったのかな?
257: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/29 10:36
霊感が強かった弟
高校生の頃、霊感が一番ピークだった弟の話。
弟には、小さい頃から霊感の強い友達がいる。(仮にAとする。)
その日、学校帰りにAの家に遊びに行く途中の事。
なにぶん田舎なもので、近くにコンビニすらない。
しかし、家には飲み物もないということで、自販機で買うことに。
その場所は、Aの家まで100㍍もない一本道の途中である。
自販機の前でAが「何にする?」と聞いてきた。弟は「コーラ。」と答える。
小銭をじゃらじゃら用意して、いざ、買おうとしているAの手が不意に止まった。
「ん?」と思って見ていると、Aがゆっくりと首を左手に回した。
一本道の周りは田舎らしく田んぼだらけだが、そこだけはちょっとした空き地になっている。
とにかくAはその後、すぐに弟の方を向きなおした。その顔をみて直感した。見たな、と・・・
ヤバイと感じたが弟も左側に目を向けた。
女だ。真っ白な着物を着ているようだがその姿は透けている。
女はそっぽを向いていた。弟は更に目を凝らす。
どうやら胸に何かを抱いているようだ。
(何かに包まれている・・・・・ん?赤ん坊か?)そう思った瞬間、
胸に抱えたそれは赤に染まった。
そして女は少しずつ、こちらに首を向き始めた。
Aがその間に、急いで自転車に戻ったところで二人はその場を一目散に逃げた。
家に無事帰りついたところで、Aが語る。
「恨みの念がいっぱい伝わってきたな・・・・。」
それは弟にもわかった。弟はあせった。
あの道は一本道、帰るにはあそこを通る以外ない。
しかし、Aが見たのは初めてだと言う。
当然のようにその日はお泊りになりました・・・・。
263: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/30 15:47
>257の泊まった日の出来事。
とりあえず、トイレに行きたくなった弟、場所を聞く。
「なんか変かもしんないけど、カギもしなくてもいいよ。」と言うA。
もともと家でもカギはしない弟。
ドアを閉め、ふっと小窓の外に目を向けると、ズラーっと並んだ墓石の数々。
どうやら、Aの家の裏は墓地らしい。
前を向き直し、さて用を足そうとすると不意にドアが開いた。
(あれ?ちゃんと閉めなかったかな?)
今度はガチャリときちんと閉める。
と、またドアが開く。
(おいおいおい・・・立て付けが悪いのか?いや、ちゃんと閉まるよな。)
そう思いながら、片手でドアを押さえながら用を足した。
「ドアの立て付けは悪くないと思うんだけど。」と聞くと、
「ああ、やっぱり来たか。裏のお墓からこんにちはって来てるんだよ。
行儀がいいよね、窓から入ってこないんだから。」
本当だったら、確かに行儀が良い・・・・しかし、何故トイレ?
298: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/05/01 11:46
高校生の頃、霊感が一番ピークだった弟の話。
さて、自分もお泊まりした事だし、今度はAを自宅に招いた。
ところで当時、我が家で弟は数々の霊体験をしていた。
実際、私自身もいろいろあるが、1つだけ違うだろと思ったのが
風呂に入ると聞こえるという女のうめき声だった。
今まで私には聞こえた事もないし、お湯を出した時に発生するボイラーの音だろうと思っていた。
(とか言いながらも、弟の話で夜に風呂に入る事を辞めたチキンです(W
弟は特に、自宅での霊話はAには言ってなかった。
夕食を食べ終えて、部屋で話してると母から風呂に入るように促された。
弟はAに先に入ってもらう事にした。
「じゃー、すいません、お先にお風呂お借りしまーす。」と丁寧に頭を下げたAだったが、
10分も経たない内に戻ってきた。頭には泡がついたままである。
親の不思議な顔をよそに凄い勢いで弟の部屋に入って行った。
「!!びっくりしたなー、何だよ、どうした?」と聞くと、
「お前んちの風呂やべぇって。マジ怖えー。」と言う。まさかと思った弟は詳しく聞いた。
Aは浴室に入るといつもどおりに頭から洗い始めた。
カシャカシャと洗ってると、何か聞こえた・・・・ような気がした。
洗う手を止め耳を澄ましてると、脱衣場の方から、
「うぅ、うぅうううぅー・・・。」という女の低い呻き声が聞こえてきた。
驚いたAは頭に一回だけお湯をかぶり、良く考えたら脱衣所が怖いのだが、
それよりもここから逃げ出したい一心で、急いで着替えて出て来たと言う。
弟は興奮して母親にも話したが、もちろんバカバカしいと信じてくれなかった。
「A君が入ってた時にお皿洗ってから、外のボイラーの音じゃないの?」と母は言う。
Aも「そうですね、そうだと思います。でも、気分的にアレなんでお風呂はいいです(笑)。」
と親には言って、結局入らなかったそうだ。
正体は不明であるが、弟の話は本当だったようだ。
しかしその後も、弟は平気で夜中にいつも風呂に入っている・・・。
(何度も言うけど、自分は無理・・・でも、本当に聞いた事もないけどな・・・
270: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/30 19:14
アイスさんの話読んで思い出した。
小学校の同級生で、踏切近くの家に住んでいた男の子がいたんだけど、
その子がある朝登校しようとして玄関のドアを開けたら
目の前に馬肉の固まりのようなものが落ちていたそうだ。
変に思って親を呼ぶと、親はびっくり仰天、速攻警察へ電話。
警察の話によると、その日の明け方にその家の近くの踏切で
貨物列車への飛び込み自殺があったとのこと。
おばあさんが亡くなったらしいんだけど、
バラバラになって飛び散った遺体の一部がその子の家の前に落ちてきたのだ。
回収作業で見つかった右腕には菊の花がしっかりと握りしめられていたそうだ。
この話を聞いたとき、子供心にも
恐ろしいような、それでいてもの悲しいような
気分になったことを覚えている。
271: アイス ◆jgmK/L7g 02/04/30 19:26
>>270
馬肉の固まりですか・・・例え方がめっさ怖(汗
子供の時にそんなもん見ちゃって、その子かなり可哀想だ、と
思った。大人になってからも記憶から消えませんよね・・多分。
277: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/30 23:45
ベッドの女
妹の部屋の話。
彼女の部屋は北向きで、仏間の真上に位置する為か、妙なことが時々起こる。
夏休みのある日の昼のこと。弟がその部屋の前を通りかかると、戸が半開きになっていた。何気なく中を見ると、妹のベッドの上に知らない女がいる。女は、ベッドから上半身がずり落ちそうな体勢で、仰向けに横たわっていた。長く黒い乱れ髪が床の上に広がっている。女は弟に気付く様子もなくただ宙を見つめ続け、弟がふと視線を逸らした一瞬の隙に姿を消した。弟はそれを気のせいだと思い、誰にも話さなかった。
それから2日たった昼のこと。私がその部屋の前を通りかかると、またもや戸が半開きになっている。私は、ベッドの向う端にいる女を見た。床に座ってあごをベッドに乗せている。真っ黒な長い髪が、ベッドの上に乱れかかっている。女は、なにかを見ているようで何も見ていないような目を、宙に投げかけていた。
私は慌てて部屋の戸を閉め、弟に自分が今見たものの話をした。すると前述のように、彼も同じような体験をしていることと、女の外見が一致していることがわかった。
私たちは、妹にこのことを伝えるべきかどうかを話し合った。
結局、変に怯えさせることもあるまい、様子がおかしくなったら話そう、と結論を出した。そして、戸が開いていたら中を見ずに閉めよう、と。
「最近、妙に変な夢ばっかり見てさー。よく眠れないんだよね」と妹が言ったのは、それから3ヶ月後のこと。「実は…」と話した私と弟は、彼女から平等に飛び蹴りをいただきました。
283: 金出 順 02/05/01 01:26
私の住むところは 昔 村ごとに村のはずれに火葬場と言うか 焼き場があったそうです
今のところに住んでもう30年位かな? 引っ越してきた頃には
もちろんもう焼き場は使われてはいませんでしたけど
まだ 煙突が見えていました 今でも多分あると思うけど
一度 昼間に近所の焼き場跡に一人で行った時は
なんともいえぬ空気を感じました でも 思ったよりは恐怖感はなかったですね
空気が必要以上に透明に感じましたが?
で ある夜 母の運転する車でその焼き場の下の道を走っている時に
突然 車がストップ それまで何事もなく走っていた車がです
エンジンも止まり 電装系もすべて切れ 真っ暗闇に。。。。。。(^_^;)
キーをまわしても うんともすんとも動きませんでした
暫くして やっとエンジンがかかり その場から動く事が出来ました
これって 一体なんでしょうか?ね??
332: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/05/05 08:01
家の裏の声
一週間程前の話。
午前三時頃、寝ようと思って布団に入ると家の裏手から男の声が…
ようく聞いてみるとなんかお経のように聞こえる。
家の近所には小さな神社はあるが寺は無いのに、聞こるのはやっぱりお経…
しかも声は段々近付いて来るのに何を言ってるのか判らない。
ただ、お経を唱えてるとしか…でその時気が付いた。
足音がしない…裏の道は細くて整備されてないジャリ道で
どんなに気を付けて歩いても音がする筈なのに、
そうなるともう気になって仕方ないのでちょっと見てみようと
窓に手をかけたらガラスの向うで、本当にすぐ傍でお経が聞こえた瞬間
裏の家の犬が一回大きな声で吠えた。
それと同時に声も止んだので、何処かに行ったと思ったら
又、聞こえて来たお経…いい加減腹が立ったので怒鳴ってやろうとした時
裏の犬が狂ったように吠えまくってくれて、
鳴き止んだ時にはお経は聞こえなくなってた。
333: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/05/05 09:40
うわーん何処がほんのりスレなんだよー!!
そこら辺の恐怖スレよりよっぽど怖いじゃねーかYO!
348: ちっか 02/05/06 17:40
肉まん
え~と、私が中学3年生の時の話なのですが、
私は生徒会というものにはいってたんです。それで学校祭の準備で
その頃はいつも帰宅時間が夜の7時くらいでした(この頃の私にとっては遅いほう)
優しい生徒会の先生は「みんな準備を頑張ってくれたから」と肉まんをくれました。
肉まんをもらった後生徒会の皆はそれぞれ家に帰っていきました。
私の家は結構学校から遠いし、もう夜遅かったので迎えに来てもらう事にしました。
私は外で肉まんを食べながら、車が来るのを待っていました。
北海道はやっぱり寒いです。肉まんがとってもおいしく感じました。
私はボー・・・ッと肉まんを食べていた、 その時、
「うまいかい?」
とっても細い、女の人の声が・・・・・・
私の住んでいるところはとっても田舎で、周りはすべて畑なのです。
びっくりして辺りを見回したんですが、誰もいませんでした・・・・・
あの時聞こえた「うまいかい?」の声が今でも頭から離れません・・・。
352: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/05/07 17:34
トレーニング
もう10年以上前のことである。
夜、自分の部屋で眠っていたところ
「シュンシュン・・・シュンシュン・・・」と、何か風を切る音が。
布団に寝たままそっと目をあけると、自分の真上にかけてある洗濯ヒモが
超高速回転しているではないか。
(アレー?なんでこんなことが・・・)と思いつつ目でその先を辿って行くと、
壁際のタンスの上に20センチくらいの1人の「こびとさん」が!
しかも全裸で一心不乱にヒモをまわし続けているのだ。
当時の私にはそれがとても恐ろしいものに見え、すぐに布団にもぐりこんだ。
今思えばあの「こびとさん」は、きっとトレーニングの最中だったのだろうと思う。
なにせ素晴らしい筋肉だったのだから。
198: ぼっこし屋 ◆byCRAsh. 02/04/20 23:48
よく仕事で行くデパートで。
「仕事も終わったし帰るか」と、エレベーターに乗り、
1階のボタンを押し、エレベーターは下降し始める。
6階でエレベーターは止まり、扉が開く。
が、誰もいない。
「何だよ。エレベーター呼んだんなら待ってろよな」
まあ、待ってる最中にもう片方のエレベーターが来て
そちらに乗るのはよくあること。
さほど気にせずに1階へ。
ふと気づく。
「あれ?今夜中の2時だよな…
6階でエレベーター呼んだの誰よ??」
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