19: まーも 2013/05/16(木) 10:12:53.35 ID:C81iP/Mx0
とりあえず、今月の5日に岐阜から三重まで雑誌のB級グルメ巡りに行った時の話しです。
前日に80分2マンで頑張ったり沢山寝たため昼から三重へと向けて出発しました。
マップル片手にバイクで一人旅は初めてですた
20: まーも 2013/05/16(木) 10:28:39.43 ID:C81iP/Mx0
三重に15時位についたのかな?
目的のB級グルメ6品を食してさあ帰ろうってのが17時位?
とりあえず、来た道は覚えていたので適当に戻ってました。
帰りはえらく道が混んでいたため桑名に入った辺では暗くなり、周りの景色か昼とは違ってココ何処状態
でも、方向感覚には自信があり車通りもあるし大きい道だったし特徴的な目印は覚えていたので道は特に確認せずに真っ直ぐで合ってるだろうってことで前進しました。
21: まーも 2013/05/16(木) 10:44:56.53 ID:C81iP/Mx0
で、気がついたらガソリンあと1個周りど田舎真っ暗なんにも無いって気がついてメールで友達に連絡
とりあえず、ココ何処状態の事、ガソリンピンチな事、今までの経路を伝えた。
周りの状況もって事で太鼓の音がするっても伝えた。
返事来るまで現在地確認したがマップルでも地名が不明のため、現在地判明せず
この時すでに携帯の電池は充電してください状態
何か無いかとサイドバック漁ったらカッパ、冬用手袋、鼻セレブ発見
寒かったのでカッパと冬用手袋を装着して防寒しました
22: まーも 2013/05/16(木) 11:19:59.44 ID:C81iP/Mx0
で友達aから返信来た
・また、ガソリン一つで迷子とかwwww
・お前の事は忘れないよ
以上
b子の返信
・霊体験した人って太鼓の音聞くよねwwやばくね?ww
・まーもの事、忘れないよ。今までありがと楽しかったよwww
友達あてにならず。
23: まーも 2013/05/16(木) 11:22:02.60 ID:C81iP/Mx0
とりあえず、バイクは燃費が良いので前進しました。
すると、看板発見
字が読めんwww
ここで、友達cから返信
・そういうときって地図に載ってない村が出てくるらしいよww入って迷ったら二度と出てこれんらしいけど楽しいじゃんwwwww
フォォォ遅いwwww((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
とりあえず、虫と鳥を足して2で割った漢字と飛って字の村が出てきた
看板も
○飛村←って書いてあってよく道にある白地に青の文字が書いてあるだった
この時、太鼓の音は遠くに行った気がした
24: まーも 2013/05/16(木) 11:38:37.74 ID:C81iP/Mx0
Googleマップ様に助けをと思ったが、電池が無いため断念
看板を写メで送って
読み方→索引→現在地特定→僕天才
を試みるも、カメラを起動すると
電池残量不足のため停止します………
詰んだと思いました
真っ暗、この時いつの間にか23時、ガソリン1つ、ココ何処謎の村
いま考えると看板あるのに周りに何も無いのっておかしいよな?
道はバイクで通れるくらいにキレイなのに記憶では周りは田んぼっぽかったり…違和感だらけ
25: まーも 2013/05/16(木) 12:02:54.31 ID:C81iP/Mx0
ここで携帯の電池切れ
とりあえず、看板の奥に行くのは嫌だったので太鼓の音が聞こえてた方へ逆走
この時、太鼓の音は止んでました
ひたすら真直ぐ行くと温泉街?みたいな場所に出ました
長島の辺ではかなーと思いました。
ただ早く帰りたかったのでスルーしましたが、雰囲気が良かったのでまた来たいとこの時は思ってました。
よく考えると、いつの時代?って雰囲気と電気がひとつもついてるなかったため違和感だらけです。
この時点では、まだまだ場所は特定できずです。
26: まーも 2013/05/16(木) 12:21:01.18 ID:C81iP/Mx0
そこからはヤケクソです。
ひたすら道なりに走りました。
そしたら、見覚えある景色発見。
ここからは堤防を通り無事に帰ることが出来ました。
家に返って1時頃ごろ携帯の電源オン
すると、5、6件の不在着信がb子から。
どうやら、電源の切れてたハズの僕の携帯から 話がしたい って内容のショートメッセージが4回も届いてて不安になって電話したとか…
とりあえず、以上
駄文&特に洒落にならない話でもないがキサラギ駅と少しダブって気持ち悪かった。
誰かピンときたら村の場所を特定してくれ。
翌日は岐阜の某所でハッスルしてたので体調と性欲には問題ない。
29: 本当にあった怖い名無し 2013/05/16(木) 17:36:49.86 ID:LmmRFai3O
>>26
もしかしてそれって、和歌山の山の方に入っちゃったんじゃない?
私も「(なんとか)飛村」って迷い込んだ事あるわ
なんか、山の中にポツンとある村よね?
一見、廃村かな?と思うほど静かな村なのに
平日の夜中1:30くらいに法被っぽい服装の人達が
灯りもつけずにゾロゾロと歩いてて
道を訊ねると、ずい分静かな感じで教えてくれて…なんかこう…
「道に迷ったのには同情するけど、今は静かにしておいて欲しいなー」的な
なんかそんな雰囲気だったような記憶がある
村を抜けた後になって落ち着いてきたら
平日の夜中に2~30人くらいの人達が山道を歩いてるのって
もしかして、なにか霊的な…?とか思い付いてしまい
それから怖くなった
1号線から和歌山の山越えで→奈良・大阪方面に抜けた時の話
原付で、ほぼ一晩かかりました…w
30: まーも 2013/05/16(木) 17:47:41.52 ID:C81iP/Mx0
>>29
和歌山…そんなとこまで行ってたのか?
帰りは長島のから堤防を通って真直ぐだったから
でも、1号は通ったよ
なんかその体験も不気味だな
62: 本当にあった怖い名無し 2013/05/19(日) 10:37:55.91 ID:E0cx3kr20
>>26
飛島村っていうのなら愛知と三重の境にあるんだがなぁ
76: 1/3 2013/05/20(月) 18:42:50.66 ID:y/Ngcuus0
一緒に生きていく
投稿しまーす。
専門学生時代の友達の話。
正確には友達の友達。A子とします。
この人、変わった癖があります。
ファミレスなんかでお冷を取りに行ったりするでしょ?
そのとき1つ多く取ってくるという癖。
最初の頃はちょっと天然なのかな?と思ってたんだけど、
聞いてみるとちゃんと理由がありました。
77: 2/3 2013/05/20(月) 18:48:02.78 ID:y/Ngcuus0
A子が小学生の頃、よく仲良し4人組で遊んでたそうです。
でも、その中の一人が亡くなってしまったそうです。
残された3人は子どもにありがちな奇妙な友情を発揮して、
亡くなってしまった子がそこに居るもの、として振る舞うようにしてたんですって。
遠足で昼食のときも、4人で囲んでるような形で座ったりとか。
中学になってから3人は少し疎遠になってしまったけれど、
たまに会うことがあれば同じようにしてたそうです。
高校で完全に別々になってからも、A子は続けていたというわけなのです。
78: 3/3 2013/05/20(月) 18:50:39.86 ID:y/Ngcuus0
友達の友達ながら、目の前でやられるとマジで怖いものでして、
お節介と思いつつもやめたほうがいいよ、とアドバイスしました。
本人もそうだよねぇ、おかしいよねぇ、と言っていたので、
納得したと思い、その話はおしまいになりました。
それから半年後、文化祭か何かの打ち上げで一緒になる機会がありました。
彼女、まだ同じ事続けてました。
お酒を二つ頼み、片方はそのまま置いておく。
氷が溶けたり、温まったりすると新しいのを頼む、といった感じ。
もちろんスペースも確保。
79: 4/3 2013/05/20(月) 18:54:19.07 ID:y/Ngcuus0
この時点でかなり引いてたのですが、知らない仲でもないし、
『やめられなかったんだね~』と、軽い感じで話しかけてみました。
そしたらいきなりわあああああって大号泣。
お酒の力もあったんだと思いますけど。
打ち上げが変な感じになっちゃったし、
私は心が痛むしで散々な目にあいました。
祟りとかそんな出来事があったわけじゃないけれど、
これからの人生もA子は 誰か と一緒に生きていくのかと思うと、
ゾッとした出来事でした。
本人がこのスレを読まない事を祈るばかりですw
92: 本当にあった怖い名無し 2013/05/21(火) 17:43:17.74 ID:We7PesVn0
長文になるかもしれないけど、投稿するよ
93: 1/6 2013/05/21(火) 18:04:42.25 ID:We7PesVn0
白い服の女
自分は小中高と、全寮制の学校に通っていた。
凄いド田舎で、そこそこに古い学校。文字通り山の中にある。
トイレの掃除とか凄かったんだ、夏が近づくと必ず排水溝とかにゲジゲジって呼ばれてる
気持ち悪い毛だらけの長い虫が潜んでて、これの退治がもう大変。
狸もよく見かけたし、雉もいた。
裏庭に生徒が何人か集まって許可取って畑作ったり。
そういう場所だから怪談話にも事欠かない。
というか、教師からして結構警戒している節があった。
なんせ、この学校では大分昔とはいえ、死者が出てたから。
事件性も何もない、ただの発作らしいけどね。
自分自身も結構色んな体験したけど、今回は学校でも有名だった白い女の話。
94: 2/6 2013/05/21(火) 18:05:56.43 ID:We7PesVn0
全寮制だから先輩達との距離もかなり近いし、夜中に集まって
怪談話なんてのも結構やった。
小学生の時に編入したんだが、入ったばかりの時にいた高3の先輩2人(以下A先輩とB先輩)が
語り口が凄く上手いんだ。
ベッドで寝てたら金縛りにあって、目をあけたらおっさんの顔が覗き込んでたとか、
割とありふれた話でも、その2人の先輩が話すと怖く聞こえた。
我が寮は5階建てで、自分達が使ってたのは4階だった。
5階は掃除もされてないし、自分達が使うまでは放置されてた建物らしく
雰囲気も不気味。下らない落書きなんかもそこかしこにあって
階段の踊り場まで行って覗き込むことはあっても、
実際に立ち入る程勇気のある奴はいなかった。
95: 3/6 2013/05/21(火) 18:10:14.81 ID:We7PesVn0
だけど、文化祭とかそういうもので、終わったらもう二度と使わないけど
捨てるのも忍びないガラクタみたいな荷物、出るだろ。
あれを仕舞うスペースがなくなったっていうんで、5階に運び込むことになった。
それをやることになったのは、A先輩達だった。
2人は仲良かったし、真面目だったから、いつも通りてきぱき頼まれた仕事をこなしていたらしい。
運び込むのは5階に入って直ぐの部屋だったし。
ただ、埃が物凄いからってんで、一旦中断して掃除をすることになった。
部屋だけでなく、この際だから徹底的に5階全体を。
学校が終わったあとの作業だから、夜19時くらいは回っていたんじゃないだろうか。
異変が起きた――というか、異変に出会ったのは、階段から見て一番奥にある部屋だったそうだ。
97: 4/6 2013/05/21(火) 18:17:43.79 ID:We7PesVn0
寮の部屋はどこも同じ作りで、例えるなら長方形の両端4/1がベッドスペースとして区切られ、
真ん中の部分は勉強机が並んでいて、ドアの真向かいに窓がある。
つまり、扉を開ければ直ぐ窓が見える構造。
当然、5階は使われてなかったからカーテンは閉まってる。
まず、A先輩の方がその部屋に掃除の為に箒とちりとりを持って入った。
夜中だから、暗い。
すぐ下の4階の部屋は自分達が使ってるから灯りが漏れていて、それだけがカーテンを通して
暗い部屋をぼんやりと照らしていた。
入ってすぐに気付いたと、先輩は言った。
閉じられたカーテン、当然床との間には隙間がある。
その隙間に、白い女の両足が見えた。
膝上の、白いワンピースの様な服を着ていたという。
上半身は分からない。カーテンに隠れている。
99: 5/6 2013/05/21(火) 18:19:58.64 ID:We7PesVn0
だけど、足が見えただけなら不審人物が侵入していたってオチもあるかもしれない。
そうじゃない、そこにいたのが人間じゃないという証拠は、すぐ目の前にあった。
下から漏れた灯りがカーテンを透かして部屋を照らす。
だが、そこに、
カーテンの後ろに隠れていると思われる女の影は、映らない。
ああ、人間じゃないなって気付いてすぐに、先輩は扉を閉じた。
B先輩が、様子がおかしいことに気付いてどうしたって声をかけてきたから、
A先輩は自分が見た物をそのまま伝えて、2人で話し合った結果
「夜は入らない方がいい」
という結論に達して、5階大清掃計画は半ばまで進んだところでおじゃんになった。
100: 6/6 2013/05/21(火) 18:20:55.68 ID:We7PesVn0
先輩達がそんな思い出話をしてくれて、自分達は顔を見合わせた。
その体験談は話してくれた時の大体2年前くらいのことだったんだが、
それから、色んな生徒が、結構な頻度で、
白いワンピースの女を見ているのだ。
自分も見た……というか、20人くらいは目撃していた。
共通点は、白い肌、白いワンピース(場合によっては上半身が見えないのでそれっぽいもの)、女、
黒髪ロングのストレート。日本の幽霊像のテンプレみたいな感じだ。
ただし、ほとんどの場合余り危険を感じないというのも共通している。
いわゆる浮遊霊みたいなものだと皆が納得していた。
でも、事件は起きた。
(規制の所為でもう少し連投続く。スマソ)
101: 7/6 2013/05/21(火) 18:26:57.63 ID:We7PesVn0
学校の裏門を出てすぐの道の向かい側に、山の中に埋もれた
小さな神社がある。寂れてて、氏子なんて絶対いないような
神社っていうよりほこらっていったほうが正しい感じのが。
長くて狭くて小っちゃい石段を越えると粗末な鳥居の先にあるのな。
寮生の間じゃちょっとした逢い引きスポットと化してたんだ。
ある日、何の気なしに後輩(以下C)がそこに向かった。
ただの暇つぶしのつもりだったんだろう。
102: 8/6 2013/05/21(火) 18:29:49.43 ID:We7PesVn0
その石段の前に白いワンピースの女がいた。
すぐに噂の奴だと気付いて、Cは目を合わせないように俯いたそうだ。
俯いたら当然相手の足しか見えない。
なのに、何故か、女の視線がこっちに向いたと分かった。
Cは急いで裏門に戻って振り返らずに学校へ戻った。
学校の玄関口に入るまで、背中をずっと視線が追ってきたという。
その話を聞いて自分も含めてほとんどが、
「あの女なら大丈夫だろ」
とCを宥めていた。
今思うと無責任なことを言ったと思う。
Cは確かに、「やばい」と感じていたのだから。
103: 9/6 2013/05/21(火) 18:33:16.16 ID:We7PesVn0
次の日、Cは、4階から飛び降りた。
死にはしなかった。偶然にも、渡り廊下の屋根の上に落ちたので
クッションが効いたのだと教師は説明していた。
だけど、Cの右腕は肩から切り落とされた。
後日Cから話を聞いた所によると、窓から外を眺めていた時に、
背中から、突然、女の視線が湧いたそうだ。
視線が湧くなんて意味が分からないが、感じたままに表現するとそうなるらしい。
咄嗟に逃げようとしたが、振り向くことも出来ず、
結果的に、視線に押される様に窓から身を投げたのだと。
104: 10/6 2013/05/21(火) 18:34:36.85 ID:We7PesVn0
その女は今も寮に、特に自分が住んでいた寮の5階にいると聞いている。
困ったことに、自分の在学中に5階は大幅なリフォームがされ
明るい部屋の並んだ階となって、寮生達も部屋として使うようになったのに。
ふと目を覚ますと、窓際に見えるという。
女の足が。
Cの事件以来、後輩には、
女を一瞬でも見たら絶対に近づくな、目も合わせるな、自分がいることを気付かれないようにしろ、
と伝えるのが、一種の伝統になった。
フェイスブックなんかで後輩の話を聞くに、あれ以降被害は出てないらしいが。
それでも、女を見る生徒の数は、増えるばかりだ。
96: 1/3 2013/05/21(火) 18:16:14.20 ID:1kbkF40G0
祖母の霊感
実話です。
うちの祖母は実家で祈祷をやってた(今は辞めてます)
子供のころから祖母がその手の話をおれに聞かせてくれてた関係で、
小、中学生くらいまではおれもふつうに霊とか信じていた。
でも自分に霊感が全くないことも味方し、高校にあがる頃にはなんとなく信じられなくなって、
「霊なんか居ないのに、うちのばあちゃんは何で平然と嘘つくんだ? 詐欺師なのか?」
みたいな感じで、祖母と若干距離を置くようになっていた。精神的に。
そんな状態が、だいたい大学二年くらいまでつづいた。
106: 2/3 2013/05/21(火) 18:44:51.92 ID:1kbkF40G0
で、大学二年生のときの話。
あるとき母と姉が近くに遊びに来ていて、
おれの下宿に泊まることになった。
晩飯を奢ってもらい、スーパー銭湯いって、
帰りにツタヤでDVDを何本か借りて三人で下宿に戻った。
姉が「ほんとにあった呪いのビデオ」とかの心霊系のを借りていたので、
寝る前にそれを観ることになった。
部屋の電気消して、怖いDVDを観た。
107: 3/3 2013/05/21(火) 18:47:53.90 ID:1kbkF40G0
てきとうに選んだけど内容は「当たり」だった。
おれは幽霊を信じていなかったが、ホラー映画や心霊特番などを観ると
けっきょく怖くなるだけの素直さは残っていたのだった。
おれと姉はゾクゾクしながら心霊動画を観た。
母は電気を消した五分後にはすでにいびきをかいている。
DVDも観終わり、灯りをつけて布団を敷き、おれたちは床に就いた。
母はロフトに敷いてあるおれの布団で寝ており、
おれと姉はひとつの敷布団にタオルケットをかけて一緒に寝ている状態。
108: 4/3 2013/05/21(火) 18:56:32.81 ID:1kbkF40G0
灯りを落とす。おれは妙に寝付けなかった。
はじめは単純に、DVDが怖くてその余韻で
寝れなくなっている状態だったんだけど、
だんだん様子がおかしくなってきた。
全身にガタガタと震えがきて、冷や汗が大量に出始め、
体温もどんどん下がっていった。あとキーンという耳鳴りもする。
こう書くと風邪の初期症状っぽいけど、全然違う。
頭痛も喉の痛みもないし熱っぽくもないし意識もはっきりしている。
ただただ震えと冷や汗と耳鳴りが止まらなかった。
とにかく怖い。自分の中にこんな感情があったのかびっくりするほど、
おれはびびっていた。
109: 5/3 2013/05/21(火) 18:58:36.04 ID:1kbkF40G0
すぐ隣には姉が居たしロフトには母親も寝ているのに、
一人で深夜の廃病院に居るのと同じくらい怖かった。
電気つければいいじゃん、という話だけど、
そのときのおれは明るく照らされた室内もまた怖かった。
自分の部屋が全く知らないやつの部屋みたいに思えてしょーがなかった。
「これ、今夜ぜったいに幽霊を見てしまう」と思いながら、
おれはタオルケットに潜り込んで姉に寄り添うみたいにして震えた。
※ちなみに途中、三十分くらい布団のまわりを
延々ぐるぐると歩き回る足音を聞いたけど、
これは気のせいかどうかいまだに不明。
110: 6/3 2013/05/21(火) 19:01:29.74 ID:1kbkF40G0
朝になると、昨夜の恐怖は嘘みたいに薄れていた。
姉と母に話そうかと思ったけど、
たぶん馬鹿にされるだけだから、黙っておいた。
けっきょく霊も見なかったし、
きっとおれが極度にびびっていただけだなーと納得したのだ。
でも、ふたりが帰ったその翌日にさっそく実家から電話が入った。
111: 7/3 2013/05/21(火) 19:05:19.35 ID:1kbkF40G0
電話の姉の声はえらく興奮していた。
「あんたんとこに泊まった晩さー、
ばあちゃんが妙に胸騒ぎがしたとかで、
あんたの部屋を霊視?したらしいんだけど、すごいよ!
女の浮遊霊が部屋に入っていたんだって!
自殺した感じの女だったらしいよー」
「なにそれ? いまも居んの?」
「もう出て行ってるって……ばあちゃんには言えって言われたw
まだいるんじゃないのw ばあちゃんの御札を郵送するから、
北側の壁に貼っとけってさ」
おれは電話のあとすぐに友達の家に泊まりに行った。
112: 8/3 2013/05/21(火) 19:07:33.65 ID:1kbkF40G0
後日ゆうパックで送られてきた御札を、
おれは言いつけどおり北側の壁に貼り付けた。
それ以降、部屋で同じ現象は起こらなかったけど、
ばあちゃんを信じるには十分な出来事となった。
了
思いのほか長くなって申し訳ないです。
117: 本当にあった怖い名無し 2013/05/21(火) 21:57:27.98 ID:sK8I9urO0
夢の中で道を歩いてたら後から馬車がやってきた。
歩くのも疲れたから乗せてもらおうと思ったら、荷台は既に人でいっぱいだった。
荷台の人がみんなで俺を見た。
みんな灰色の顔をしててゾンビみたいで無表情だったんだけど
一人だけ、その灰色のゾンビ顔で満面の笑みで俺に言ってくれた。
「もう一人くらい乗れますよ」
俺は断った。
そこで目が覚めた。
その日用事があって駅ビルに出掛けた。
エレベーターで最上階に行こうと思って待ってたら
地下からやってきたそのエレベーターは既に満員。
中のヤツらはみな無表情でこっちを見てる。
その中の一人だけが笑顔で言った。
「もう一人くらい乗れますよ」
俺は乗らなかった。
そのエレベーターは数十秒後ワイヤーが切れて下まで落ちた。
何人死んだのかニュースで言ってただろうが俺は知らない。
了
118: 本当にあった怖い名無し 2013/05/21(火) 22:26:46.02 ID:j5ndVCXL0
エロい生霊
昔から割と霊感強くて、幼い頃は家にたくさん人がいる(家族ではなさそうと子供心に思ってたw親戚?と思ってた)と思ってたくらい
そんな私の怖いようなキモいような体験を
今から5年前の夏
寝ていると金縛りにあいました
金縛り自体は定期的にあるので、いつものように金縛りを解こうと、とにかく体の中で少しでも動くところを探して意識を集中させます
そうやって冷静に自分の体に意識を集中させると、指先であったり頭であったり、必ず動く部分があるのです
私の場合、その動くところを見つけたら、そこを懇親の力で振り回すようにうごかすと、金縛りが解けます
その時は足首が動いたので思いっきり足を振り上げるようにして金縛りを解きました
金縛りが解ける瞬間、目の前にフラッシュを焚いたように、パッと男の顔が何度か点滅して消えました
私の霊感はその頃は見えるというより、聞こえるとか嫌な予感がする程度まで弱くなっていたので、見えるのは珍しいなと思ったことを覚えています
119: 本当にあった怖い名無し 2013/05/21(火) 22:33:15.29 ID:j5ndVCXL0
金縛りにあった後は、部屋の四隅に盛り塩をしておきます
一週間くらいはちゃんと塩を盛っておけば、いつもは特に問題ありません
その時もそうしました
盛り塩をやめた夜、私はまた金縛りにあいました
今度は前回よりがっちり体を押さえ込まれており、目を開けるとやはり前回見た男の顔が点滅するように見えます
意識が朦朧として、中々金縛りを解くことができず、私の意識は遠のきます
再び意識が戻っても、まだ金縛り状態でした
その時、自分の状況を理解して、私はパニックになりました
121: 本当にあった怖い名無し 2013/05/21(火) 22:40:01.04 ID:j5ndVCXL0
これまで何度も金縛りにあってきましたが、全て体を上から押さえられるものでした
ですがその時、私は自分の体の下に、誰かがいるのを感じました
初めての経験にもうパニックです
私はうめき声を出していたと思います
耳元ではハァハァという男の息遣いが聞こえ、必死で顔を逸らそうとして泣きそうでした
そしてその時気付きました
私の下にいる誰か(何か?)は、勃起していました。。
私のお尻の部分に固いものをグリグリ押し付けています
そして耳元でハァハァ
それまで恐怖で呻いていた私は、急に冷静になりました
すると急に体が動くようになったので、キモイー!と思いながら、体をばたつかせると、金縛りは解けました
122: 本当にあった怖い名無し 2013/05/21(火) 22:48:34.82 ID:j5ndVCXL0
金縛りが解けた後も何だか呆然として、幽霊でも性欲あるのかなとか、なんたがやるせない気分になったりしました
で、数日して、気付いたんです
金縛りの時に見えた男の顔、その一年ほど前に隣に越してきた高齢独身のおじさんなんですよ
その人は、越してきた当初、軽く挨拶して以降、一緒にお菓子を食べないかとか、巻物に思いをしたためて郵便受けに投函してきたりとかで、少し怖かったので、なるべく関わりを持たないようにしていたのです
金縛り時に見たのは、確かにそのおじさんの顔でした
私はその1ヶ月後、引っ越しました
今回の話は、生き霊ということになるのでしょうか
生きている人間が飛ばすものだから、性欲もあるのでしょうかね
幽霊より、やっぱり人間の方が怖いと思った体験でした
135: 本当にあった怖い名無し 2013/05/22(水) 19:16:59.35 ID:SBbx9YfS0
霊の話じゃないんだけど
私はひとつ癖がある
一人暮らしをしているんだけど
マンションの部屋に入ってドアが閉まったその瞬間に鍵をかける癖
もうたぶん、1ミリか2ミリくらい残して閉まりきってないくらいにガチャってやる
鍵の閉め忘れがあるといけないからすぐ閉めるのが習慣になっていつの間にかはじめてた
ある日のことなんだけど
いつものように家に帰ってドアが閉まるや否やガチャ
そしたらほぼ同時にノブがガチャガチャ
もうビクっとして覗き穴から見たらホームレス風のオッサン
マジ怖かった
136: 本当にあった怖い名無し 2013/05/22(水) 19:27:42.39 ID:d+BJCgc10
見える人になったきっかけ
んでは俺も一つ。
何回かに分けます。
私は所謂「見える人」だ。
といっても「見える」「会話する」ぐらいで他に特別な事が出来るわけではない。
例えば分かり易く事故現場にボケっと突っ立つ、どことなく色の薄い青年。私と目が合うと照れくさそうに目を逸らす。
20余年こんな自分と付き合っていて、生きている人間と同じくらいの「何か」に引き留められている色の薄い(元)人を見てきたが、彼らがこちらに害を加えようとした事はほとんど無い。
ある人は何かを考えこんでいるような。またある人は虚空を睨むように、その場に留まっている。自由自在に移動しているような奴は本当に極稀である。
正直、オカルト好きな私にとってこの体質は非常に有難い。ラッキーと思っているくらいだ。
これまで「オカルト好き」と「見える」のお陰で色んな体験をしてきたが、私は私の体質が生来のモノなのかどうか知らない。記憶に残る一番幼い頃の話をしようと思う。
138: 2 2013/05/22(水) 19:30:11.34 ID:d+BJCgc10
私の実家は近江で神社をしている。店でも開いているような口ぶりだが、父、祖父、曾祖父・・・かれこれ300年は続いているそれなりの神社だ。
幼稚園に行くか行かないかぐらいの時分。毎日境内を走り回っていた私はある日、社務所の裏手にある小山にこれまた小さな池を発見した。
とても水が透き通っていて1m弱の底がとても良く見えた。脇には当時の私の背丈をゆうに超える岩がある。
私はその岩によじ登ってはすべり降り、よじ登ってはすべり降りるという何が面白いかよくわからん遊びに夢中になっていた。
何回目かの着地後、不意に気がついた。地面を見つめる私の視界に、草履を履いた小さな足があった。顔を上げると前方に浅葱色の変な着物(じんべいみたいな服)を着た私より少し大きいくらいの男の子が立っている。
私が何をしているのか。さも興味有り気といった表情でじっと私を見つめている。中性的でとても奇麗な顔。私は参拝にきた人の子供かなぐらいにしか思わず、構わずまたあの儀式の様な謎の遊びを再開した。
すると男の子は何も言わず私の真似をする様に、岩を登っては降り、登っては降りをやり始めた。当初私は自分が考案した最高の遊びを真似されたと憤慨しましたが、まぁ子供というのは得てして誰とでもすぐに仲良くなるもので。
男の子は名前を「りゅうじ」といった。私は彼を「りゅうちゃん」と呼んでほぼ毎日小山で遊んでいた。
139: 3 2013/05/22(水) 19:33:17.92 ID:d+BJCgc10
りゅうちゃんは虫取り名人であり、虫博士でもあった。ナナフシを見つけたのは、後にも先にもりゅうちゃんと遊んでいた時だけだった。
この頃、父に私は小山で遊ぶ時は池に近づくなと言われていた。当たり前だ。小さい子が池の周囲で遊ぶなんて、こんな危険な事はない。
ある日いつものようにりゅうちゃんと小山で遊んでいた時、池の底にとても奇麗な石を見つけた私は、それを取ろうと池に腕をつっこんだ。
もう少しで取れそう。そんな思いがきっと油断を招いた。重心がすっかり前にいった私の体は、池の淵をずりずりと滑り落ちてしまった。
もう訳がわからなかった。突然奪われた酸素、上下がわからない。どっちが上なのか。息を吸いたい。もがく私の腕を誰かが力強く掴み、そして引き上げる。
助けてくれたのはりゅうちゃんだったが、今考えれば幼い私と、そう年頃も変わらない男の子が水の中から人一人を引き上げるなんて有り得ない。
当然ながら当時の私にそこまでの思考力は無かった。溺れた恐怖にただただ泣きじゃくりながらそのまま家路についた。
ぼたぼたと水を滴らして泣きじゃくる私に母は仰天し、池に落ちたこと、近所の男の子に助けてもらった事を告白した私にきついお灸を据えた。
母に腕を引っ張られたどり着いた先は納屋。私はあの薄暗さが嫌で普段から納屋には近づかなかった。そんな処に一人放り込まれた私の恐怖といったらそれはもう、今でも当時の私に同情するくらいだ。
暗い納屋で一人しくしく泣いていると誰かが入ってくる気配があった。すわお化けか何かかと、恐怖に顔面を強張らせたがすぐにその表情は緩んだ。りゅうちゃんだ。
りゅうちゃんは、ひくりひくりとしゃくり上げる私の横で静かに寄り添ってくれた。すっかり心が丈夫になった私は母が呼びかけてくるまで暫くの間すっかり寝こけていた。
すーすーと寝息を立てる私を見て母は、この子にはどんなお灸もきっと効かないと感じたそうだ。この頃から両親は「りゅうちゃん」の存在を知る。近所の遊び相手。そんな認識だったそうだ。
140: 4 2013/05/22(水) 19:36:47.38 ID:d+BJCgc10
幼稚園へ通い始めても、小学校へ上がってからも、私はほぼ毎日りゅうちゃんと遊んだ。りゅうちゃんが同じ小学校に居るのかどうか、疑問は感じていたがあまり気にしていなかった。
私が8歳になるかならないかくらいだったと思う。8歳になる(もしくはなった)と言ってはしゃぐ私にりゅうちゃんは、黄色い果物のような物をくれた。私たちはその果物を池で洗い、二人で仲良く食べた。
なんだかちょっと酸っぱくて美味しくなかった記憶がある。私は家に帰った後、夕食中両親にその事を自慢げに話した。先のお池転落以来、池に近づくと怒られると思ったのでもちろん池で洗った果物である事は伏せた。
両親も最初はにこにこと話を聞いてくれていたが、私が余ったその果物を食卓に持ってきた途端、両親の、特に父の顔色が真っ青になった。
まず、その果物はドロドロに腐ってしまっていた。昼間あんなにみずみずしかった果物がゼリー状になっていたのだ。父が果物を睨みつけながら強い口調で私に問いただした。
池で洗ったとゲロった私を父は抱きかかえ、もつれる足を何とか交互に動かし祖父の部屋へ滑り込む。
私が~~様に魅入られた(何て言ってたかわからないw)
キヌ(?)を喰うてしまってるようだ と父が叫ぶと祖父は目を見開き、放心といった様子で私を見つめていた。
141: 最後 2013/05/22(水) 19:39:00.83 ID:d+BJCgc10
神社の近くで農家をしているおじさんが家に飛び込んできて玄関で何やら騒いでいた。慌てている様子だった。母が対応し、すぐに父と祖父が玄関へむかった。
何やら訳が分からない喧騒の中、ふと縁側に目をやるとりゅうちゃんが立っていた。いつも通りの奇麗な顔。だが一点、いつもと違う背丈ほど長くて白い髪の毛。
必ず迎えに行くから待っててくれ。りゅうちゃんが私にそう言うのでうんと返す。
それはいつ?言葉になるかならないかくらいのタイミングで私の視界は急に奪われた。祖父が麻布のような物で私の全身を覆ったのだ。
私はそのまま祖父に抱きかかえられ、どこかに連れて行かれ(恐らく本殿)生ぬるい酒のような液体を麻布の上かけられて車に乗せられ、そのまま町を出て行った。
しばらくゴトゴトと揺られていると車は緩やかに止まった。布の口が解かれ、父と母が不安そうな顔で私を見ていた。
何がなんだかわからない私に母は、もう二度と言えには帰れない事。父、祖父と離れ、母方の祖父母の家で母と暮らす事を告げられた。
わかったと素直に返事した私を両親は呆けた顔で見ていたが、私は大して気に留めなかった。父や祖父と離れるのは寂しいが、会いたいと言えばむこうから来てくれる。
なにより、りゅうちゃんが迎えに行くと言ったのだから待っていればいい。そんな心境で私は古都の住民になった。
色んな物が「見える」ようになったのもその辺りからだと思っている。いや、単にそれまでは限られた範囲の中でしか生活していなかったのもあって、たまたま遭遇してこなかっただけかも知れない。
でも私はりゅうちゃんがくれたあの果物のせいだと、今でも思っている。
902: 本当にあった怖い名無し 2013/05/11(土) 23:57:43.73 ID:WLFSMUfJ0
ベランダに落ちてたアレ
あと少しで新スレだし、幽霊の類いは出ないけど洒落にならんかった最近の話をひとつ
GW実家に帰っててアパートに戻ったのね。
帰省してる間にどっかのババァが買い物帰りに転んだかイタズラか知らんけど、道路が小麦粉だらけなの。
んで、俺の部屋一階で道路際の角部屋なんだけど、部屋洗濯干すスペースくらいのベランダが一階にもあって、粉がベランダの中まで入ってるのが見えた。
掃除めんどくせーな、放置でいいか、なんて考えて週末まで放置。
連休明けで残業続いて、今日になってたまった洗濯やって、干そうとベランダ出たわけ。
粉は1週間の間に風で飛んだのか、外から見たほど入り込んでなかったのか、あんまなかった。
903: 本当にあった怖い名無し 2013/05/11(土) 23:58:45.64 ID:WLFSMUfJ0
部屋は寝に帰ってたレベルだったからカーテン閉めっぱで、ベランダの様子を見たのGW開けてからは今日が初めて。
で、隅っこのほうに見慣れない塊を見つけた。
なんか臭いし、よく見たらウジが沸いてる。
猫の食い残しか小動物の死骸だと思って、割り箸でつまんで外にポイしたった。
んで部屋でゴロゴロして一日過ごして夕方になって、外から主婦の会話が聞こえてきたのね。
要約すると
GW中に道路の粉のあたりで死亡事故発生
かなりのスプラッタで一見して死んでるの分かるレベル
警察が肉片集めてて、しばらく肉料理食べれなかった
ところで、そこに落ちてるの…まさかねー、昨日まで無かったもんねー
俺の部屋のベランダに落ちてて、俺がポイしたアレってもしかして…
って話でした。
953: 本当にあった怖い名無し 2013/05/13(月) 18:34:06.53 ID:NO6tv1cWO
これはオレが浪人してた年の夏
家族は二泊三日の旅行に行ってて、浪人生ってことでオレだけ一人で留守番してた時の話
オレんちはマンションの6階なんだけど、昼飯買いにコンビニ行こうと思ってエレベーターに乗り込んで1階のボタンを押した
で、エレベーターが4階にさしかかろうって時に急に寒気がした
顔を上げると、まさに幽霊のテンプレって感じの白いワンピースを着た髪の長い血だらけの女が4階のエレベーターホールからこっちを覗いてる
うわ、なんだあれ!って思うか思わないかのうちに4階を通り過ぎ、次の階が見えてきて愕然とした
そこにはさっきの女が立っていて、やはりこちらを覗いていた
階段で走って下りてきたのか?って考えたけど
いくらなんでも速すぎる
そして次の階、そのまた次の階にも女は立ってて
もうこわくて仕方ない
それから何度も何度も女を見たんだけど
いつまでたっても1階に到着しない
オレは慌てて今エレベーターが何階にいるのかを確かめた
そこに表示されてる数字は4
そしてその数字はいつまでも変らない
4階を繰り返し通過し続けているってことになる
そう理解した時には吐き気すら覚えるほど戦慄した
954: 本当にあった怖い名無し 2013/05/13(月) 18:37:32.88 ID:NO6tv1cWO
通り過ぎるたびにヤツが見えて
もうこわくてこわくて
で、何回か4階を通過した時、ヤツはエレベーターのドアを叩きだした
ドンドンドン!
もうこえーって!いい加減にしてくれ!って思った
で、よく聞くとドアを叩きながら何か言ってる
「開けて 開けて」
なんとか聞き取れた
しかしそれは無理なお願いってやつだ
あんなやつをエレベーターに入れたら何されるかわからない
しかし、このままだと一生エレベーターに閉じ込められたままだ
4階のボタンを押せばエレベーターは4階に停止して外に出ることができるんだろうけど
ヤツが何するかわからない限りボタンを押す勇気はない
オレは悩んだ
そうしてると、女に加えてエレベーターホールに男が現れた
マスク、サングラス、ニット帽をしていて顔は見えないが、右手にナイフを持って女の背後に立ってた
いかにもヤバそうなヤツが二人
ああ、オレ死ぬんだって思った
女はいっそう激しくドアを叩きはじめた
ドンドンドン!
「開けて!助けて!お願い!」
あまりの恐怖に一歩も動けなかった
そうしてると、男はナイフをゆっくり振り上げた
そして、女の背中に勢いよく振り下ろした
オレ「え」
ズサッ
「ギャアアアア!」
955: 本当にあった怖い名無し 2013/05/13(月) 18:38:49.29 ID:NO6tv1cWO
次の瞬間、エレベーターが通り過ぎる階にはだれもいなかった
急いで何階にいるのかを確認したら表示されてる数字は3だった
ホッとした
やっと抜けられたんだって
エレベーターが1階に着く
幻覚でも見たんだと自分に言い聞かせて、一歩踏み出した
だけど、その時聞いてしまったんだ
「どうして見殺しにしたの?」
その時からだ
オレの視界に入る窓という窓全てから
ヤツがオレを覗いているようになったのは
966: 本当にあった怖い名無し 2013/05/14(火) 11:29:32.95 ID:83WdeFIl0
ここでひとがころされました
梅がてら小さいのを
十数年前だけど地元に地下道っていうか線路の直下をくぐる道があったんよ
荒れ放題で落書きだらけだったんだけどその落書きの中で十数メートルに渡って
「こ こ で ひ と が こ ろ さ れ ま し た」
って長々と一文字ずつ書いてある落書きがあったんよ
学校でもみんながちょっと怖いから行きたがらないという程度の認知度
友達が夜、剣道の練習から帰るのにそこを歩いて通らないといけなくなったんだけど
途中でその落書きが見え始めて怖くなったから走って通り抜けることにしたそうなんよ
で、周囲はJRの敷地と大きい運送会社の敷地が半々になってて車とか列車の音が絶えず聞こえてる場所なんだけど
友達が走っていたら、その車とかの低くて小さい「ブォー」とか「ゴォー」が
落書きを通り過ぎる瞬間だけ人の声と騒音の中間ぐらいの音で
「コーーー」「コーーー」「デーーー」「ヒーーー」「トーーー」「ガーーー」…
と聞こえ始めて恐怖がMAXになった友達は全力疾走したんよ
そしたら落書きを余計に早送りしてしまって
「コーローサーレ…」
になったので聞こえないように「わああああ!」と絶叫しながら走り抜けたそうだ
それ以後、友達は剣道の帰りはその操車場を大きく回り込んで帰るようにしたんだと
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