196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:28:04.32 ID:XD9FtNcW0
[やっと見つけた]
俺が体験した洒落にならない夢とその話
夢の中で俺は葬式の招待の手紙を受け取った。
それが誰の葬式か分からないが、行ってみることにした。
その家に行ってみると、俺と同じく招待された人が家の前に1列に並んでいる。
何故こんなに並んでいるのかと先頭を見ると、なんと家の前に改札口があるではないか。
皆一様にその改札口に招待の手紙を入れて通過し、家の中へと入っていく。
改札口の隣には、その家の者と思われる黒い服を着た長い髪の女の人が立っており、
改札口を通過する人達に向かっておじぎの姿勢で「ありがとうございます」を繰り返している。
いよいよ俺の番が来て、皆と同じように改札口に招待の手紙を入れた。
「ピンポーン」
いきなり改札口が閉まりあせる俺。
すると隣に居た女の人が俺の腕をガシッと掴んできて俺を睨みつけた。
その女の人の目は人間の目ではく、まるっきりヘビの目をしていた。
ひるむ俺にその女は凄い形相で口を開いた。
「やっと見つけた」
ここで俺は飛び起きたが、心臓はもうバクバク状態だった。
話はここで終わりだが、幽霊をよく見るというBにこの話を俺の部屋で聞かせた時、
「そんで起きたとき、ふと隣を見るとその女が立ってたんだよ」
と怖がらせようと冗談を言ってみた。
するとBが真剣な表情で部屋の隅を指差し
「分かってるよ。今もそいつ、あそこでお前のこと見てるもん」
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:28:52.31 ID:XD9FtNcW0
[オムライス]
わたしはオムライスが食べられなくなりました。
こんな奇妙な出来事があったからです。
以前わたしはデパートの7階にあるオムライス専門店でバイトしてました。
基本は火・木の夕方からと、土曜全日。たまに日・祝も働いていました。
ドリアやサンドイッチ等もあり、あとデザート系が充実してましたが、メニューのほとんどがオムライスで、ソースもトマト、クリーム、ミート、カレー等選べるオムライスメインの店でした。
その店に、毎週木曜日の夕方6時頃になると必ず来店するお爺さんがいました。
きれいな白髪でこざっぱりした身なりの、感じのいいお爺さんでした。いつも隅の、観葉植物の傍の席に座りました。
ひとつ不思議なのは、お爺さんは毎回違うオムライスを注文するのですが、なぜか2種類を一人前ずつ頼むのです。
うちはハーフサイズもあり、2種類のミニオムライスがセットになってるものもあったのでそれをお勧めしたのですが、毎回普通サイズを2種類注文し、帰る時にはお皿は2つともきれいに片付いていました。
「あの小柄な爺さんが2人前?」
と厨房(文字どおり)でも話題になったのですが、きっと一人暮らしで次の日用にタッパにでも入れて持ち帰るんだろう、と結論が出て、
「うちでも持ち帰り用を始めてもいいかもしれないですね」
との提案まで出ていました。
そして木曜日。6時を過ぎてお爺さんが来店しました。
その時わたしがオーダーをとりました。確か、シーフードのクリームソースと、ベーコンとナスのトマトソースでいつもどおり一人前ずつ注文受けました。
わたしはいつ持ち帰るのか興味があって、事あるごとにお爺さんを観察していました
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:27:55.83 ID:T2sRhMnQ0
おかえり
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:29:33.23 ID:XD9FtNcW0
>>195
ただいま!
一気に貼って規制されたらその間に飯食ってくる
お爺さんのオムライスは2つとも交互に、端からきちんと食べられていました。どちらも半分程の量になっており、
「もしかして2つとも全部食べるのかな・・・・」
と思って見ていたその瞬間、わたしは信じられないものを見ました。
それまできちんとしていたお爺さんが突然、左側のオムライスを手で掴むと傍の手提げ鞄に放り込んだのです。
「えっ!」
思わず声が出ました。観葉植物で少し隠れていたけど、確かに見ました。
お爺さんの手はクリームソースでベトベトでしたが、紙ナフキンで拭くと何事もなかったように水を飲んでいました。
ちょうど店が混んでしまい仕事が忙しくなったのですが、わたしは気になって気になってたまらず、各テーブルに水を注ぎに行く時お爺さんの所へも廻りました。
水を注ぎながらお皿を見ると、右側ももうなにも乗っていませんでした。
「こっちも鞄に入れたのかも」
と思い、つい身を乗り出してお爺さんの鞄を覗き込もうとしたその時、お爺さんと目が合いました。
今までの印象を覆すような、奇妙なくらい嫌な目つき。
目が合っていたのは1、2秒程の時間だったと思いますが、わたしは硬直して身動き出来ませんでした。
我に返ると、うろたえてそのまま他のテーブルを廻らずに厨房へ戻りました。
もうお爺さんの方を見る事が出来ず、焦りながら仕事をしていたのですが、気付くともうお爺さんは支払いを済ませて店を出て行くところでした。
わたしはあまりの衝撃で動揺して、他の人にどう言っていいかわからず、誰にも話さないままその日の仕事を終えました。
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:31:02.74 ID:XD9FtNcW0
店は周りの飲食店と同じく10時閉店でした。
でもうちは酒類のメニューがないのもあって、8時半頃から急に暇になるので、9時になると遅番の子1人だけになり他のバイトの子は帰ります。
木曜の遅番はわたしでした。
掃除をし、着替える為裏の小さい控え室に入り、いつものように縦長のロッカーの鍵を開けました。開けたとたん、なにかムワッとした臭いがしました。視線を落とし、わたしは思わず後ずさりました。
ロッカーの、靴を収納するために取り付けられた、鉄の網の仕切り。
そこにべチャッとオムライスが乗っていました。
わたしは膝を折り、それを凝視しました。半熟の卵やムキ海老が、わたしの靴の中にまで垂れていました。
鍵をかけているのに、有り得ない・・・・・
むかつくとか泣きたいとかの感情はなく、ただ不安で動揺して、ティッシュで拭き取って片付けるとすぐにわたしは帰りました。 そして次の木曜日。
わたしは6時になるまでびくびくしていましたが、お爺さんはその日、店を訪れませんでした。
厨房やバイトの皆は「体の具合悪くしたのかな」と心配気でしたがわたしはホッとしました。
そして閉店。着替えに行ったわたしは恐る恐るロッカーを開けました。
また生臭い臭いがたちこめました。そして、靴の上の仕切りにオムライスが・・・・
しばらく呆然としてそれを見ていましたが、厨房へ行き、1人残ってタバコを吸っていた調理の人に
「すいません、ちょっと来てほしいんですけど・・・」
と呼びかけました。
「どうしたの」 「あの、ちょっと見てもらえますか?」
とロッカーへ連れて行き、扉を開け、そしてわたしは驚いて叫びました。
「嘘っ!無い!」
あとかたもなくオムライスが消えていたのです。
靴にもなにもかかった形跡がなく、臭いもなくなっている・・・・
「えっ何?」
調理の人に言われ、わたしは咄嗟に
「虫がいたと思ったんですけど、気のせいでした。ごめんなさい」
と言いました。
「そう?じゃ一応ホウ酸団子置いとくけど・・・・」
調理の人は訝しげにわたしを見ると、厨房へ戻りました。
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:31:43.05 ID:XD9FtNcW0
帰り道、わたしは自分を納得させようと必死で考えていました。
確かにオムライスがあった。べチャッと崩れた形。時間の経った卵の臭い。
この前は拭き取っても靴がベタベタして、次の日になってもまだ臭いがしていた。
・・・でも今、靴はなんともない。臭いも全然・・・
考えれば考えるほどわからなくなったわたしは、バイトで一番仲のいい子にもう0時近かったのですが電話しました。
そして全部話しました。
その子はずっと相槌打ちながら聞いてたのですが、わたしが話し終えると素っ気なく、
「・・・・意味わかんないんだけど」
と呟きました。
それは親身になってくれないとかの次元ではなく、「あんたおかしいんじゃないの?」と思っている声でした。
その後、シフトを木曜から金曜に変えてもらい、もうおかしな事もなくなったのですが、仲がよかった子がわたしのした話を「あのこヤバイ」というニュアンスで他のバイトの子に話してしまいました。
それと同時にお爺さんはもう店に来なくなり、お爺さんに好感を持っていた皆はなんとなくわたしを冷たい目でみるようになり、居辛くなってバイトを辞めてしまいました。
今となっては、わたしが見たのは本当だったのか自信がありません。あの子のいうとおり、自分でも意味がわかりません。
でも、あのべチャッとした感覚と臭いだけが、記憶に焼きついて離れないのです。
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:32:50.74 ID:XD9FtNcW0
[グリス]
よくわからない話で、どこに書こうか迷いました。
自分にとっては死ぬほど怖かったです。
身体障害者の方々を茶化すつもりはありません。
僕は、彼らに対して何も思いませんし、健常者に対しても何も思いません。
私が、中学生だった時、クラスにちょっと頭の不自由な子がいました。
実際に、けっこう無理はありましたが、いちおう普通のクラスで普通に
勉強していました。親の希望もあって、ナントカ学級には行きませんでした。
でも、クラスでもちょっとおかしいところはありましたが、なんとかクラスに
とけこんでいました。が、時々理解不能な奇行をしました。その子と仲良くして
いた女の子が乱暴まがいの事をされたこともありました。
その他にも奇声やパニックなど茶飯時で、私のクラスにはある緊張感が漂っていました。
みんな、その子になるべく触らず、かつオミソにして機嫌を
損ねないよう細心の注意を払っていました。
ある日の、国語の時間でした。先生が、「…は~との潤滑油のように…」
というような文章を読んだあと、
「あー。えーと、潤滑油って英語でなんて言ったらいいかな…」
といいました、すると、あの子が、「グ…グ…グリ…」と斜めに頼りなげに
手を上げて言っています。ここで、みんなの頭の中には「グリス」という言葉
が浮かんでいましたが、その子が言おうとしている、言わせたほうがいいだろうと、
誰も言おうとしませんでした。
しかし、先生は「えー。なんだっけ。えー。」と言いながら、その子に気付きません。
ついに、「おい、●●(私)なんだっけ。言ってみろ」と言いました。
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:32:41.48 ID:UTuwfQoP0
俺怖い話し好きだから結構怖い話読んでるけどしゃれ怖の話は読んだこと無いのが多い
やっぱ体験談が多いからかね。読んだことあるのも多いけど
>>1乙です
なんで張り付いてるんだろう俺・・・
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:34:38.66 ID:XD9FtNcW0
>>202
俺も怖い話好きだぜwwビビりだけどww
人間系の怖い話が好きなら、平山夢明って人がオヌヌメ
よっぽどわかりません、と言おうと思いましたが、「…グリスです。」と言ってしまいました。
しかし、先生が「あー。そうかそうだったな。グリス。」と言っているだけで、
別になにもありませんでした。その子も、別に奇行もせずいつもどうりニコニコしていました。
よかったー。少し、心配しすぎだよな。俺ら。と思いなおし、授業の後もわざわざ
話題にもしませんでした。そして、その事は放課後にはすっかり忘れてしまいました。
次の日、学校に来て、俺は朝練のため教室にはいつも一番にくるのですが、いつも通り
教室には誰もいません。しかし、自分の机、教室の一番前の窓側の席を見ると、
なんか異様です。テカテカ光ってます。なんだ?と思って触ると、ヌルッ!とします。
…グリスでした。机も、椅子も、スチールの支柱まで、中の教科書まで、全てグリスで
ギトギトに塗ってあります。本当に、ゾーーッ、としました。
「あいつだぁ…」一発でわかりました。顔面は真っ白だったはずです。
その時、背後に気配を感じました。おそるおそる、後ろを向くと、あの子が、
いつもの何倍もの笑顔、もはや怒り心頭の顔に見えるほどの笑顔を、教室のドアから、
床とマジで平行!って感じで首だけ出していました。体勢が辛かったのか、プルプル
震えています。僕は、蛇に睨まれたカエルのように止まっていましたが、その子は
僕に見つかったすぐ後、「キャッ!」と、子供の笑い声のような物を出して走って逃げて
しまいました。僕は、朝錬に行かず、雑巾でグリスを拭きました。
クラスの奴らも、どうしたの?と聞いた後、それがグリスだとわかると、気付いて
手伝ってくれました。後日談とかいろいろありますが、書きません。
もちろん、その子に対していじめなどはありませんでした。諦め、に近いものは
ありましたが。卒業式まで同じクラスで過ごしました。その子は、母親が少し
変わった人のようで、今も8浪?して、高校受験をさせられているそうです。
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:40:25.15 ID:WwdjUe2MO
個人的に洒落コワのクラシック
もしかしたらガイシュツ(ryかな?
[くる]
ウチの従兄弟の叔母さん(母の姉)はちょっと頭おかしい人でね。
まぁ一言で言うと『時々昔死んだ彼氏が私を呼ぶのよ』
って台詞を親族で飯食ってる時とかに平気で言う人でね。
んで2年くらい前から「離婚したい」が口癖だったんだ。
そいで3月にその叔母さんの娘が大学に合格して
じいちゃん(母方)の家で親族で集まって合格祝いしたんだよ。
んで最初は和やかな雰囲気だったんだけど、暫らくすると
叔母さんがまた「離婚話」を始めてね。
旦那子供の前でね。
んで旦那さんはホントすげぇ良い人でどんだけ良い人かってーと
長くなるから割愛すっけど、とにかく出来た人でね。その「離婚話」
ってのがいかに叔母さんの勝手な話かってのは、もう叔母さんの母親
である家のばぁちゃんとじいちゃんが旦那さんに泣いて謝る位なんだ。
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:41:51.65 ID:WwdjUe2MO
そいでまぁ祝いの席で始まった離婚話。
最初はみんな「またかよ...」ってスルー方向だったんだけど
ふと叔母さんの娘の方見るとなんかすげぇ泣きそうだったのね。
もう恥ずかしくてしょうがないみたいな感じね。娘はすごい頑張り屋で
ホント今時珍しい位イイ子でね、普段の彼女知ってるからなんかそれ見たら
スゲェ腹が立ってきてさ、んでじいちゃんも真っ赤になってて今にもブチ切れ
そうだったから「チィキショイ!!俺がやってやるぅ!」って思って
「叔母さんいい加減にしろよ?(中略)みっとも無いぞ?」
的な言葉を言ったわけです。えぇぶちまけましたよ親族代表としてね。
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:44:11.01 ID:WwdjUe2MO
あん時の叔母さんの顔は今でも忘れないね。最初真っ赤になった顔が一気に
真っ青になっててってね。んで俺が喋り終わるや否や
「あんたみたいなガキに何が分かるってのよっ!!」
って超シャウト。ホント内心すげぇ怖かったけど、でも「よく言った!」
って顔してる親族一同の顔見たらここで退いたらダメだと思って
尚も喋り続けるとホント顔面蒼白になってね。ふらつき出したんだ。
んで流石にこれ以上はヤバイかな?って思ったウチのママンが
「それ位で...うん、先に帰ってなさい」
って俺ら子供集を家に戻るように促したのね。
因みにウチとじぃちゃん家は同じ敷地にあってね、徒歩10秒ぐらいなの。
そいで俺と姉貴と弟と従妹とで家に帰って、4人でゲームやってたんだ。
従妹にはホント何度も謝ったんだけど逆に「ありがとう」とか言われて
姉貴と弟には「よく言ったw」とか言われて、正直まんざらでもなかったんだ。
暫らくするとウチのママンが戻ってきてね、開口一番にこう言ったんだよ
209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:46:04.54 ID:WwdjUe2MO
マジで一言一句忘れもしない。
「いますぐ荷物まとめておじいさん(親父方)のとこに逃げなさい」
ってね。
「は?何?何かあったの??」
ワクワクが隠せない姉貴と弟の声のトーンとは
超対照的にママン声のトーンは低くてね
とりあえず従妹に遠慮して廊下で2人で話してたんだ。
「あの後はもうアンタに対する罵詈雑言の嵐よ、罵詈雑言
なんてモンじゃないわよ、『殺す』って言ってたわ。もう誰が
何言っても聞きやしないし、今晩おばぁちゃんの家に泊まるみたいだし」
遠くから聞こえる桃鉄のBGM。
あんなに暗く聞こえたのは初めてだった。
とりあえず色々突っ込みたい事もあったけど
「まさかw?」って笑って部屋に戻ったんだ。
その後おじさんが来たり色々あったんだけど
210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:47:58.53 ID:WwdjUe2MO
結局11時頃にはおじさんと従妹は叔母さん残して帰ってね。
んで3時ぐらいにはママンもパピーも弟も寝てて
俺と姉貴2人で映画観てたんだ。電気消してね。
そしたら庭の方から砂利の上を歩く音がしてね
もうそん時は前おき無しで俺も姉貴も直感したんだ。
「叔母さんだ...」
映画の音量下げて耳凝らして外の音聞いてると
確実に俺の部屋の窓んとこグルグル回ってんだよ。
最初は面白半分で笑ってた姉貴も急にマジになってさ
「アタシが上手く足止めするから裏口から逃げろ!
んですぐ車庫に行け!こりゃホント冗談じゃないよ」
とか言い出す始末でね。俺も軽くパニくって何かバッグに
下着とか詰め始めてね。とりあえず車のキーと財布と携帯と煙草持って
裏口でスタンバイしたんだ。そんで同時タイミングで外に出る俺と姉。
俺の部屋の窓と車庫は7mぐらいあって、今のままじゃ下手すりゃ
車に乗ろうとすると叔母さんと鉢合わせになっちゃうんだ。
だから物陰に隠れて耳を凝らしていると姉貴の声が
「叔母さんどうしたのこんな時間に?」
211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:52:33.80 ID:WwdjUe2MO
そっから先は姉貴の声しか聞き取れなかったけど、なんか段々 声が離れていった感じがしたのね。そんで時折笑い声とかすんの。
さすが姉貴は叔母さんに超好かれてるだけあんな!とか思いながら
ダッシュで車庫に行って車のエンジンをかけたのね、
「よし!行けるっ!」
そう思い、ギアをバックに入れてライトを着けると
ライトの先には物凄い顔をした叔母さんの姿が映ってたんだ。
あの瞬間は本当に背筋が凍った。だってさ...
作業用スコップ持ってたんだもん。
そっから先は鬼バック。急発進。
チャーリーなエンジェルも真っ青なフルスロットル。
近くのコンビニに着いて速攻姉貴に電話をすると
「いやスコップですよw!でもやっぱ完全に殺意の対象はお前のみ。
アタシとか全然笑顔でトークしてたよ。あの酒席で誰もお前の事を フォローしなかったのは大正解だったねw」
と大爆笑な姉。
「殺意の対象が俺のみじゃなかったらあんな無茶な事しねぇよ」
とか言いつつも内心家族が心配でその日は姉貴と弟に寝ず番を。
もち武装した状態で。そして明け方着いた祖父の家で
自分の車を見てビックリ。
傷だらけ。引っかき傷だらけ。
つか叔母さんさ...
車庫にいたのかよ...
叔母さんはその数日後神奈川だかの病院に入院して、今は退院して元気だそうです。多分。
それまでいろんな心霊スポット行ったりしたけど
生きてる人間が一番怖いです。
長いけど終わり
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:56:58.48 ID:XD9FtNcW0
[子供っていいわよ]
少し傾向の違う、でも最近私が一番恐怖のどん底に落とされた話。
以前よくいっしょにスポーツしていた友達だった(ここがミソ、過去形)女性。
今は結婚して落ちついていますが、その周辺はいつも荒波の人でした。
最初は子供嫌いで、子供を産んだら自分の人生だいなしにされると出産を拒否していたのですが、
いろいろあった後男子を出産。
産んでみたらやっぱり子供ってかわいいわ、いいものだわという状態で、ある時久しぶりに私に電話してきました。
「泉ちゃんも子供産みなさいよ、いいわよ、子供って」
はぁ~、さいざんすかと横流しに聞く私。 「男の子よ、産むなら絶対男の子」
はぁ~~、さいざんすか、いや、男の子産む前に、相手になる男がいないとねとか考えてる私。
「女の子ってやっぱり同性でしょ?所詮はライバルよ。
女同士ですもん。でも男の子は、べったり甘えてきてくれるし、もう私が彼の世界のすべてって思えていいわよ~」
・・・・・あれ?なにか変。
ここにきて、私はそう思いました。
「今、うちの子4歳だけど、いいわよ~~、若い子の肌って。
やっぱり若い男の子の肌って気持ちいいわよね。
これがそういう年齢になって、他の女に触られると思うとぞっとするわ」
ここで私は無言になりました。
あいづちなんてうてるわけがありません。
「最近、この子がセックスできる年齢になって、他の女とそういうことするのかと思うと、ものすごくいやなの。
「他の女にとられちゃうなんて、絶対にいやだと思わない?」
いえ、まったくもって全然、天地神明に誓って思いませんっ。
「だから、私のものにするの。ふふふ。私今、とっても楽しみなのよ~。
この子が大きくなって、そういうことができるようになったらって思うと、すっごくわくわくする。早くそういう年齢にならないかなって、今から楽しみなの」
私はその直後、挨拶もなしで、受話器を置きました。
蒼白、背筋凍りまくり、目はうつろになっちまいました。
なぜなら、私は彼女に“モラル”というものが存在していないことを知ってるから。
性に関するボーダーが、まったくないことも知ってるから。
そういう彼女でも、世間では妻・母・仕事をきっちりこなし、キャリアウーマンとか呼ばれている種族なのです。
213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 11:59:55.30 ID://dNIdq10
不安の種的な怖さの話がいいな
214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 12:01:07.43 ID:XD9FtNcW0
[ご飯だよ]
10年近く経つのに気になってしょうがない話。
中学生の時、俺はいつも通り学校から帰ってから部屋でテレビを見てた。 2時間位経った7時位に廊下から
母親「○○ー ご飯だよー!」
俺「まだいい」(確か、好きな番組見てたから)
15分程経った時、ふいに部屋のドアを叩く音。
母親「○○!ご飯食べちゃいなさいよ!」
俺「まだいいって!」
当時、俺の隣の部屋は妹の部屋で、その時妹も隣にいた。
母親は妹にもご飯を食べるようにせかしてる。
母親「×× ご飯食べないの?」
妹「後で食べる」 こんなやりとりが聞こえてた。
1時間位経って、電話が鳴った。
誰も出なかったから俺が二階で出たんだけど、その電話母親からで
母親「おばーちゃん家にいるから、10時位に帰るから。」
俺「は・・・?何時からばーちゃん家いるの?」
母親「昼間からずっと来てるよ。」
俺「? わかった」
下に行ってみたけど真っ暗。勿論、ご飯の用意なんてしてない。
妹に「さっきお母さんご飯呼びに来たよな?」って聞いたら「うん。」だって。
妹はめちゃくちゃ怖がってたけど、俺は不思議と怖くなかった。でもいまだに気になる。
誰?行ったらどうなってた?メニューは何だった? って。
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 12:03:32.74 ID:XD9FtNcW0
[キャッチ]
高校生の時、友達の女が「彼氏と別れたい」と電話で相談してきたので、
当時彼女の居なかった自分は適当に応対をしていました。
「無視してればいいじゃん、一週間もすればあきらめてくれるよ」
とか適当にあしらっていると、キャッチが自分の電話に入ったので
「ちょっと待ってて、キャッチだからまた後でかけ直すよ」
と言ってキャッチに出ました。すると、
「余計な事言ってんじゃねーよ、お前のせいで別れたらマジで殺すよ?」
と、一方的に言われて電話を切られました。
本当にあった、自分では一番怖いお話です。
後日談として彼女はめでたく彼氏と別れました。
もちろん彼氏から貰ったぬいぐるみ等のプレゼントは全部捨てたそうです。
216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 12:04:17.03 ID:XD9FtNcW0
[ディープキス]
オカルトではないんですが聞いてもらえますか?
僕が昔見た夢の話です。
高校生の頃なんですが、たまにディープキスのをする夢を見ました。
その頃、まだそんな経験はなかったのですが、凄く感触がリアルで夢とは
思えないくらいでした。相手は毎回違いましたけど、だいたいはその頃の好きだった
アイドルでした。
その夜も、あるアイドルとディープキスをする夢でした。本当にリアルで、ぬるっとした
舌の感覚は今でも覚えています。夢の中で僕は目をつむり、その感触を楽しんでいました。
しかし、つぎの瞬間、「ガチッ!」その相手が思いきり僕の舌に噛み付きました。
痛みは感じませんでしたが、口の中に熱と鉄のさびたような匂いが広がりました。
驚いて目をあけると、目の前数センチのところで大きく見開いた血走った目が、
僕の目を睨んでいました。
ここで、目がさめたのですが。
この夢のせいで、僕は今でも、ディープキスというのが苦手です。
苦手というよりも、怖くてしょうがないです。
絶対に目をつむっては出来ませんし、自分の舌を相手の口の中に入れることもけしてしません。
キスの最中、相手がどんなこと考えているかって気になりませんか?
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/22(月) 12:04:57.74 ID:XD9FtNcW0
[クチャクチャ]
昨年の夏、野郎3人で「出る」と言われている山奥の廃墟に行きました。
現場に着いたのは、午前12時過ぎだったと思います。当時、雨が降ってたの
でジト~っとしたイヤな雰囲気だったのですが、廃墟自体はそんなに大きく
なく、奇妙な体験もなく、何となく尻切れトンボな状態で探索は終わりました。
ただ気になったのは、俺の右となりにいた友達が、探索中にずっとガムを
「クチャクチャクチャクチャ」噛んでて、それが不快だった事です。
鼻息も荒かったように感じられました。いざ帰ろうとした時、俺はその友達に
「お前さぁ、普段から食事するときもマナー悪いよな。さっきもガムをさぁ、
クチャクチャうるせーんだよな」
と苦笑混じりに注意したのですが、友達はビックリした顔つきでこう言いました。
「・・・ガムなんて噛んでないけど」
その時、後方の廃墟から、あの食べ物を咀嚼する様な音が聞こえてきたのです。
「クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ」
俺らは速攻車に戻り、逃げ帰りました。その廃墟は、あくまでも噂なのですが、
狂った父親が一家全員を惨殺し、その死肉を燻製(くんせい)にして1年ほど
暮らしていた家だそうです。
不思議ネタ募集中
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