407: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 03:20:19.47 ID:SMnv91H20
事故直後、記憶や意識が巻き戻ったり混乱したりするんだとは思いますが、彼はその後どうなったのか今でも気になります。
ここでは書いてないですけど、中年男性は犯人も探してました。
「加害者はこいつか?それともこいつか?」みたいに。
あの時の乗用車の人ホントに警察に連絡したかも疑問です。
投稿してあとに思い出しました。なんか望遠レンズで隠れて取ったような写真見せられて、
「この二人のどっちかが加害者だって警察は言っている」みたいな事言ってました。
息子さんが生きていれば写真の人の罪はさほど深くないんだけど、
行方不明で尚且つ他の事故にまきこまれたいたらちょっと状況は違いますよね。
考えれば考えるほどあのバイクの青年が今どこでなにしてるのか気になります。
[男だけに見えるもの]
男が深夜の高速道路を走っていた。
彼女が助手席に乗っていて、一緒に目的地までドライブしていた。
トンネルが多くなる山道のあたりだったと思う。
2人はそれまで和やかに話していたが、話題が途切れた。
ふと彼女が男の方をみると、男はなにやら必死の形相をして運転している。額には無数の脂汗がにじんでいる。
「どうしたの?」と彼女は心配になって話しかけるが、ゼイゼイと喘ぎ声をあげるばかりで、全く聞く様子も無い。
それどころか、男の運転する車はどんどんスピードを上げ、前を走る車を次から次に追い越していく。
そんな不可解な爆走がしばらく続き、車はようやく目的地付近のランプを降りた。
降りた途端、「ふう・・」と胸を撫で下ろす男。彼女もほっとしながら再び聞いた。一体どうしちゃったの?と。
男の答えを聞いて彼女はぞっとした。
前を走る車の後ろに、白い服を着た長い髪の女性が張り付いており、こちらを振り返って男の方を見ていた。
しかも、男がその車を追い越しても、次についた別の前の車の後ろには、同じ女性が張り付いていた。
追い越しても追い越しても、その女性は別の車の後ろに張り付いていたそうだ。
高速を降りると、その女性は見えなくなったらしい。
彼女には何も見えていなかった。男だけに見えていたのだろう。
405: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 03:18:36.46 ID:SMnv91H20
さかさ
結構霊感の強い俺の友人の話。
そいつが盆で帰省して、親戚の家に遊びに行ったときのこと。
親戚一同は買い物に行く事になり、友人は独りで家に残った。
特にすることもなく、居間のテレビの前で寝転がりながら漫画を読んでいた。
静寂の中、しばらく経った後、そいつはあることに気が付いた。
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
後ろの方で誰かが何かをボソボソと呟いているのだ。
途端に吹き出る寒気と冷や汗。直感で「これはヤバイ」と思ったそうだ。
(友人曰く、昼間に出てくる霊はヤバイのが多いらしい)
どうしていいか分からないまま、そのまま漫画を読んでいるふりをしていると、
その呟き声と気配がゆっくりと近づいてくるのを感じた。
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
「何だ?何て言ってるんだ?」
恐怖で体を凍りつかせたまま、耳だけに神経を集中する。呟きは近づいてくる。
声が近づいてくるにつれ、だんだん後ろの人間が何を呟いているのか分かってきた。
こいつは 「さかさ」 という言葉を繰り返していたのだ。
「さかさ さかさ さかさ さかさ さかさ ・ ・ ・ 」
どんどん近づいてくる。ヤバイ。まじでヤバイ。
その「さかさ」という声が自分のすぐ後ろまで来た時。
友人は我慢が出来なくなり、意を決して、後ろを振り向いた。
すると、
「さかさ」
と言いながら、目の前で、男の生首が逆さになって宙に浮いていたそうだ。
友人はそのまま親戚一同が帰ってくるまで気絶していたそうな。
「もしかしたらあの家の地下には首が逆さになって埋まってるんじゃなかろーか・・・」
とは、後日の友人の弁である。
409: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 03:37:21.50 ID:SMnv91H20
[多分気のせい・・絶対気のせい]
多分見間違いだと思うんだけど、恐かったから一応書いておくよ。
俺あんまり恐い話とか信じてないんだけどね、この前友人と飲んでたわけよ。
したら、恐い話聞かされてね、全然恐くないってバカにしたのよな。
そんでそいつムキになって、それならとっておきの話をしてやるって言うわけよ。
俺も別に大丈夫だと思ったから、どうぞって甘くみてた。
内容はどうってことない、風呂に殺された女の霊がでるみたいな話だった。
で、最後に「この話聞いたらでるからな」ってお決まりのセリフがついてた。
俺もまったく気にしないわけじゃないけど、今まで出た試しが無かったからさほど気にはしなかった。
そんなこんなで家に帰って風呂に入ろうとしたらさぁ・・・。
ユニットバスの床が真っ赤なのよね。俺1人暮らしだから誰かが何かしたわけじゃない。
で、風呂の中でなんか蠢いてた。俺動けなくて、じっとみてたらそいつが風呂からはい出して来そうだったから
俺は奇声を発しながら逃げたわけ。でも俺も相当酔ってたから、見間違いだろうと思ってもう一度戻ったら
案の定何もなかった。だから多分気のせいだとは思うんだけど、初めて腰抜かしたよ。
410: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 03:38:16.29 ID:SMnv91H20
[飢饉の悲劇]
飢饉の年のことである。
草木は枯れ果て、飢えのために死ぬものが相次いだ。
食人が横行し、死人の肉の貸し借りさえ行われる有様だった。
ある日、寺の住職が庄屋の家の法事に招かれた。
庄屋の家は地元の名家で、この飢饉といえども蔵には十分な蓄えがあった。
法事が済むと、住職の前に様々な料理が並べられた。
大好物の蕎麦が山のように並ぶと、住職の目の色が変わった。
日ごろ、食べるものに事欠いていた住職はそれを夢中でかきこんだ。
腹いっぱいになるまでものも言わずかきこんだ。
やがて、住職は手厚く礼を言って帰っていった。
はや日は暮れていた。峠までさしかかると、二人のさむらいがぬうと出てきた。
さむらいの目が住職の腹を見つめた。
その体は枯れ木のように痩せ細り、眼ばかりが光っている。
「和尚、法事の帰りか」
「そうじゃ」住職は気味の悪いのを抑えて一息入れた。
「何ぞ食うてきたな」
「それがのう、蕎麦が山ほど出てきた」とさむらいの一人が住職の後ろへ回った。
「食った後で茶は飲んだか」
「何の、茶も酒も飲むものか。ここ何日も食うとらんけ、夢中でかきこんだわ」「坊主、許せ」
一瞬、背後から斬りつけた。 悲鳴をあげ、住職が仰け反ると、もう一人が腹に刀を突き立て、一文字に切裂いた。
倒れた住職の腹からぬるぬる血だらけの蕎麦をかきだすと、笠に載せ小川へ走った。
茶を飲んでなかったので蕎麦はそのままの形をしていた。
二人のさむらいは流れに蕎麦を洗いながら、息もつかずに食うた。
夜が明けると、住職の死骸にカラスが群がり、ついばんだ。
住職は白骨となって土に横たわっていた。
砂塵が吹き寄せた。
それ以来この峠は「坊主斬り」と呼ばれるようになった。
414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 03:57:53.79 ID:SMnv91H20
[キュッキュッキュ]
これは去年の話なんですけど、家に変な電話がかかってきたんです。
その電話は父がとったのですが、キュッキュッキュッキュッキュ
って言うそうなんです。
稲川淳二の怪談話にそういえばこれと同じことがあったなと思って
父から話された時凍りつきました。
何て言ってたか聞き取れなかった?と父に尋ねましたが父は
「キュッキュッキュッキュッキュ」としか答えません。
人の声だった?と尋ねると
「キュッキュッキュッキュッキュ」と私の目を見て答えました
その時の父の目が座っていて非常に不気味でした。
それからその電話はかかってきません。
稲川淳二の怪談話は本当の話もあるのかもしれないと思いました。
ところで稲川の話ではキュッキュッキュッキュッキュは何て言って
たのかご存知でしょうか?
忘れてしまったのですが結構怖かったと思います。
415: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 03:58:37.74 ID:SMnv91H20
[嗜好食]
ある日友人から「一ヶ月ほどでいいんだけど、この子達預かってくれない?前の飼い主が急死して
このままだと保健所行きになっちゃうのよ」と頼まれた。
「この子達」というのは3匹の犬。もう大人になっており、犬種は雑種だと言う。
動物はなんでも好きなので「里親が見つかるまで」と言う条件でOkした。
友人に連れられて我が家にやってきた3匹の犬はぽっちゃりした体型とつぶらな丸い目が愛らしく、見たとたん、私は彼らを気に入ってしまった
実際に一緒に暮らしてみても人なつこく可愛らしいので、里親がみつからなければこのまま一緒に暮らしてもいいな、と思えた。
ただ彼らには奇妙な癖があった。
それはドッグフードがあまり好きでないらしく与えてもあまり食べないこと。以前は何を食べていたのだろう?
もうひとつは、一緒に遊んでいる時本気で噛み付いてくること。
甘噛みというレベルではなくかなり痛い。他のことはききわけがいいのだが、これだけはいくらしかっても直らなかった。
ある日父親が焼き鳥を買ってきた。「あの子達にもあげよう。喜ぶかもしれない」
といって、父は鳥を串から外して犬の口元に持っていった。
そのとたん、犬は目の前に差し出された鳥ではなく父の手に噛み付いた。
「やめなさい!」とアタマを叩いても犬は手から離れない。
それは今までの愛らしいわんこの顔ではなく一匹の獣の顔だった。
父の傷は5針を要するものだった。病院で父は私に言った。
「あの犬たちおかしいぞ。私が鳥をあげようとした時、鳥肉ではなく、まっすぐに私の手に噛み付いてきた。」
父はあの件ですっかり彼等3匹がイヤになったらしい。当たり前かもしれないが。
私は友人に「もうこれ以上は預かれない。早く迎えに来て」と言った。
彼女は「わかってる。貰い手、今、さがしてるのよ。悪いけどもう少し待って。」と答えた。
ある晩、両親とも旅行に出かけてその夜は私一人となった。
リビングで深夜映画を見ているうち寝入ってしまい、ふと気がついて薄く目を開くと3匹の犬達がじっとこちらを見つめていた。
(あぁ窓開けっ放しだったんだ・・・閉めなきゃ・・・)とは思ったが、眠くて体が動かない。
416: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:22:45.43 ID:SMnv91H20
そうしているうちに睡魔に負けた私はまた眠ってしまった。
耳元で聞こえる荒い息と何者かの気配で、私は再び目を覚ました。
繋いでおいたはずなのになぜか犬達が私の周りに集まっていた。
一匹が私の上にのり私の顔をじーーーーっと見ていた。それはついこの間父親の手に噛み付いたときと同じ表情だった。
「!」本能的に身の危険を感じた私は飛び起きようとした。
が、彼らのほうがすばやかった。私の上に乗っていた一匹が私の顔と首にソファの下にいた2匹が腕や脚にそれぞれ噛み付いてきた。
こうなると、もう普段の可愛らしさなど微塵も感じない。
私は悲鳴を上げながらなんとか犬たちをはねのけ必死でリビングから逃げ出すと、追いつかれないように扉を閉めた。
犬達が閉ざされたドアの向こうで恐ろしいうなり声を上げながらドアを引っかく音が聞こえた・・・
後日、友人から訊いたところによるとあの犬達は以前は資産家の老婆に飼われていたらしい。
一人暮らしの老婆はさびしいのか彼等三匹を含む総勢15匹もの犬を飼っていた。
ある日老婆は階段から転落し死亡した。お盆の季節で家政婦達は皆帰郷しており家を訪れる者はいなかった。
犬達もはじめのうちは老婆の死体のまわりにはべっていたが、やがて食料はつき彼らの飢えは限界を超えた・・・。
一週間後、やってきた家政婦によって発見された死体は白骨化していたという。
一度人の肉を食べた動物はもう元には戻れない、飼うのは難しい。
と警察から言われたにもかかわらず、友人に里親を探すよう頼んだ動物愛護団体は、その事実を友人にも話していなかった。
彼等がその後どうなったのか、私は知らない。
417: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:23:56.24 ID:SMnv91H20
[通報しますた]
ある日の夜、友人は2chで適当に暇を潰したあと
PCの電源をつけっぱなしにしたまま寝たそうです。
なんでも、その日は友人にデータを渡す約束があったとかで
サーバとして扱っていたらしいのです。
次の日の朝起きて、書込みがどうなったかみてみると
無茶苦茶、煽られていたのです。
「えっ、そんな変な事書いたか?!」
と、ログをさかのぼってみると
書いた書込みにレスがついているのです。
自分のIDで…
その後はお定まりの通り、自作自演乙とかその手の
レスがついているのですが、それにもレスがついている。
「日付けまたいだらIDかわらなかったっけ?」
そう私が突っ込むと、
「いや、最後に書き込んだの、その文章書き込んだの1時だし」
確認してみると、確かに01:05とあります。
自己レスがついているのは01:43から、
その後も7時くらいまでレスがついています。
書いてある内容は、煽られた厨がよくつけるようなもので
特筆する事はなく、あえていうならば2chに慣れてなさそうだという事くらい。
彼いわく
「IDが被ったかと思ったけど、固定IPだし
PCのログ…あ、通信ログとってたんだけど、記録残ってるんだよ」
とのことです。
418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:46:40.99 ID:SMnv91H20
[チャイムが鳴る]
ある蒸し暑い夏の夕暮れ時、俺は2階で昼寝をしていた。
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
誰か来たようだ。俺以外家には誰もいないし面倒くさいので無視して寝ていた。
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
それからしばらく一定のリズムをつけつつ、なり続けるチャイム。
なんだよ、しつこいなあ。一体誰が来たんだ?
2階の俺の部屋から玄関をそっと見ると、白っぽい服を着た40歳位のおばさんが
麦藁帽子をかぶった、お揃いの白い服を着た女の子を連れて
チャイムを押しているようだ。
最近流行りの子連れ宗教勧誘か?
全く面倒くさいなあ、とりあえず出てやるかと思い、
下に下りて玄関を開けると誰もいない。
なんだよ、もう行ったのか。せっかく出てやったのに。もう1回寝ようと再び2階の
自分の部屋で横になった。すると、
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
また鳴った。窓から見るとまたあの親子だ。なんなんだ一体!
俺は半分キレぎみで下へ駆け下りた。
419: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:47:21.88 ID:SMnv91H20
その間もず~と一定のリズムで鳴り続けるチャイム。
玄関のドアをバ―ンと開けて、怒鳴りつけようとして・・・・
誰もいない。ドアを開ける直前まで確かに鳴っていたのに。
隠れる場所なんてどこにもないし、
どんなに足が速くても一本道の突き当たりにある家から見えなくなるはずがない。
しばらくポカ~ンとその場で立っていると・・・
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
目の前のインターホンに誰もいないのにチャイムが鳴り響いた・・・
俺はダッシュで家に入り鍵を閉め、部屋のカーテンをして
布団に入って震えつづけた。
それからしばらくチャイムは鳴り続けた。
もう1回窓から玄関を見下ろすことはどうしても出来なかった。
次の日の朝、親にたたき起こされた。
「あんたに手紙。女の人からみたいよ」
にやにやしている。新聞を取りにいって見つけたらしい。
白い封筒に名前は書いていない。なんでこれで女だって分かるんだよ!
とりあえず開けて見ると綺麗な文字で
「なにかがあなたの家へ入ろうとしています」
とだけ書いてあった。
420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:48:07.90 ID:SMnv91H20
[真夜中のファックス]
去年の夏休みの恐怖を思い出したので、書かせて頂きます。
毎年家族で旅行をしていたのですが、去年は大学受験を控えていたので、一人家に残りました。
家族が帰ってくる前日、黙々と勉強をこなす私。部屋はデッキから流れる音楽で満ちていました。
喉が渇いたし、休憩もしたいと思い、キリが良い所で終えました。
壁のアナログ時計を見ると午前2時17分。今でも克明に覚えています。
デッキのストップボタンを押すと、午前2時ですから、家のなかは静まり返っていました。
部屋にある小型のアナログ時計の秒針が、静まり返った部屋に不気味なほど響きます。
「当たり前だよな」と口に出して不気味さを払い、下の階にある台所に行こうとしたその時です。
部屋にある子機が「ピリリリリ」と4回呼び出し音を出したのです。
夜中の2時ですから、かけてくるのは家族あるいは業者かと思い、出ました。
「はい、○○ですけど」「……」「もしもし?」「……」
無音だったので悪戯だと判断し、子機を乱暴に戻しました。
そして部屋を出ようとドアノブに手をかけようとした瞬間、また子機が鳴りました。
悪戯だと思ったので、今度は放置しました。4回のコールの後、途切れる音。
すると下の階から「ガガー…ガガー」という音がしたので、即座にFaxだったのだとわかりました。
でも「家族ならFaxじゃなくて電話するし、業者がFax送るか?」と不審に、というか嫌な予感がしたので立ち止まっていました。
10秒ほど経過したのでしょうか。長い時間に感じましたが、下から「ぎしっ、ぎしっ」という押し殺した足音と軋む床の音。
「びりっ」という紙がやぶれる音が聞こえました。そして音が聞こえた後、また聞こえる押し殺した足音。
頭の中は泥棒という2文字でいっぱいになり、とにかく怖くなってドアの前にソファを移動して、とにかく階段を上る音が聞こえないことを祈っていました。
やがて朝が来て、帰ってきた家族。
恐る恐る「昨日の夜中Fax送った?」と尋ねたら「送ってないよ」と答えました。
それどころか数日前からFax用紙が切れていたのを告げられた時は、背筋が凍る思いでした。
丑三つ時のFaxにはご注意ください。誰かが破きにくるかもしれません…
422: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:51:49.30 ID:SMnv91H20
[じょうれい]
幽霊とかの怖い話じゃないんだけど。
昔母親がじょうれい(漢字が分かりません)と言う手かざしで病気を治す宗教にはまっていたんですよ。
かなり大きな教団支部にも電車で月一ぐらい俺と姉を連れて行ってました。
俺が小学生1年になった冬風邪をひいたんですよ、で母親は薬をくれずにじょうれいです。
当然学校も休ませてくれませんからどんどん風邪は悪化します。
四日ほどそう言う状態が続いた頃、母親が俺を連れて家を出ました。
「やっと病院に行ける」と思っていたら、母が連れてきたのは近所の教団支部です。
そこの偉い人が俺にじょうれいするんですが、そんなので治るはずありません。
正直正座するのも辛いんですが周りで信者の人達も俺の為に祈ってくれてますし、子供だからその異様な雰囲気が怖くて何も言い出せません。
次の日学校で倒れた俺は、保健室で薬を貰い担任に家まで送ってもらいました。
二階で寝ていたんですが、気分が悪くなって下のトイレに行こうと思ったら階段で吐いてしまいそのまま意識が無くなりましたよ。
その後目を覚ますと病院のベットに寝ていました、もう少しで肺炎になって取り返しのつかない事になっていたそうです。
俺が倒れた時に姉が「弟が死ぬ」と隣の人に言ってくれたので、救急車を呼んでくれたそうです。
隣では医者に「そんな事で病気が治れば私達はいらないでしょう、もう少し子供の事を考えてあげてください」と母が説教されていました。
何日かして退院した俺に向かって母が言った「信仰心が足りないあんたが悪い」と言う言葉とその時の顔が、今でもたまに夢に出てうなされますよ。
421: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:51:42.44 ID:6YNCqXfv0
怖すぎて眠れんくなったやないか(´;ω;`)
おしっこにも行かれんやないか(´;ω;`)
423: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:52:56.23 ID:SMnv91H20
>>421
すまんすまんww
でも我慢は体に悪いから行っておいでwwww
[人と少しだけ違う]
学生の頃の話ですが。
当時夜1時頃までのバイトをしていた俺は、先輩に誘われて友達と3人で夜食を食べに行く事にしました。
友人の車に乗りたわいの無い怖い話とかをしてレストランへ。
そろそろ帰ろうという時に先輩が「さっき話したお化けトンネルに行こう」と言い出しました。
その場のノリで、一直線のトンネルなのに何故か死亡事故が多発するトンネルに行く事に。
山の中に入りトンネルの前までいきましたが、俺は何か嫌な感じがして「そろそろ疲れたし帰りましょう」と言いました。
先輩は行く気マンマンでしたが、友人も帰ろうと言ってくれたのでひき返してくれました。
曲がりくねった山道を走っていると、道の端に立っているミラーに白い車が移りました。
俺等の乗った車が映っているのかなぁと思ったけど、俺等は赤い車に乗ってるんですよ。
おかしいと思って車の仲のミラーも見たら、全てのミラーに白い車が映っていました。
隣に座っていた友人に見えてるか聞こうとしたら、仏教系大学生の友人は数珠を握り締めて静かに目を閉じてやがります。
これはヤバイと思った俺は「先輩、もう少しスピード落しませんか」と言うと「何言ってんねん、びびってんのか」と言いながら加速するじゃないですか。
タイヤからはスリップ音、ミラーには白い車、そして横には数珠を片手に精神統一中の友人。
こりゃ死ぬなと思いつつ俺も祈り続けると、何とか民家のある所まで帰る事ができました。
そこで先輩にあの時こう言う事があったと言うと先輩は「言ってくれたら良かったのに、俺そう言うの見た事無いから一回見たいんや」との答えが。
呆れつつ友人に君は気付いていただろうと聞くと「〇〇君、俺は何があったかは知らない、でもそう言う事は人に言わない方が良いよ」と言われました。
彼はやっぱり見ていて、かなりヤバイ状況だったんだと知り俺は言葉を無くしましたよ。
424: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:53:38.57 ID:SMnv91H20
[性的嗜好]
怖いと言うか少し悲しい話。
高校の頃Aと言う友人がいました。
彼は一人でいる事が多く大勢でいてもあまり話さない子でしたが、何故か気があって二人でよく遊んでました。
Aは結構モテて告白されたりしていましたが、いつも断っていました。
よく俺と一緒にいたからホモなんじゃねーかとか冗談で言われてましたよ、俺が全くモテなかったからなぁ。
ある日有名なコンクリ殺人がテレビで話題になった頃「女をボコボコにして殺すって信じられないよなぁ」と言った俺に彼が見て欲しい物があると言いました。
彼の家に行きビデオをつけるとギニ-ピッグとか言うのがはじまりました、女の人に煮えた油をかけたりする今で言うスナッフなホラービデオです。
俺は気持ち悪くなって冗談は止めろと言うと、彼はビデオを止め「ゴメン、やっぱり気持ち悪いよな」と言い昔話をはじめました。
彼が幼稚園児ぐらいの頃、目の前で女性の飛び降り自殺があったそうです。
高さが足りずにしばらくもがいて絶命した彼女を見た彼は、死体や暴行され泣き叫ぶ女性にしか性的興奮を感じなくなってしまったそうです。
「だから誰とも付き合わないんだよ、俺っておかしいかな」と聞かれたけど、俺には何も答えられませんでした。
426: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 05:03:58.34 ID:4NMOSCR+O
寝る前支援
425: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 04:58:08.08 ID:6YNCqXfv0
携帯から支援しようとしたけど永久規制だったからPCで支援する
427: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 05:04:02.71 ID:SMnv91H20
>>425
わざわざパソコンから支援ありがとうなwww
でも後ろ向くなよ?なんてなwww
[360°]
僕はその夜心霊番組を見た後に風呂に入った。
ああいった類の番組は好きだが尾を引く。
その時はなんとなしに見ているつもりでも
シャワーで頭を洗っている時背後がとても気になることはよくあることだ。
その時も頭を洗っていてふと背後に気配を感じ恐る恐る振り返る。
何も無い。
前に向き直る、がまた背後が気になる。振り向く。
やはり何も無い。
しかしこの時僕はおかしなことに気がついた。
背後を振り返るとき僕は右側から背後を振り返ったはずだ。
しかし前に向き直るとき僕はどちらから向き直った?
一瞬にして鳥肌が立った。
記憶を探る。いいや、そんなはずは無い。自分に言い聞かせる。
しかしいくら自分に言い聞かせたからといって。
360度の景色が僕の記憶にはある。
430: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 05:18:54.39 ID:Ks11J/k30
7時まで寝るつもりだったが、こんな時間に目がさめたからこわがりな俺が読んでやるよッ…!
431: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 05:32:39.33 ID:SMnv91H20
>>430
トイレ行けなくなる前に行っとけwww
[異臭]
僕は最近増えて来たハエがどこで繁殖してるか調べようと思っただけなんです。
何だか最近部屋でよくハエを見てたんですよ。2、3匹なんですが、潰しても潰してもまた2、3匹出てくるんです。
僕は寮に入ってるんですが、ひょっとしたら近くの部屋の誰かかなあと思って隣の部屋のMを訪ねたんです。
Mの部屋はかなり汚いですから。
で、軽い家宅捜索ぐらい洗ってみたんですが、Mはどうやら食べ物はちゃんと食べたらすぐに片付けてるみたいでハエが沸くような場所は見つかりませんでした。
で、あらかた探してからベッドの上の荷物を入れる所にダンボールがあって、まだその中を見てない事に気付いたんです。
Mにその旨を伝えた所、「インスタント食品が入ってるだけ」とのことでした。それにしては大きいとおもったんですが、確かにあんな所に生ものを入れるわけ無いと思って一旦部屋に引き返しました。
今思うとMの部屋は少し異臭がした気がします。
部屋に帰って少ししてから部屋の隅にダンボールがあることに気付きました。見覚えが無かったので開けたんです。
・・・中には腐ったミカンが山盛り。そういえば実家から送られてたな。ええ、持ち上げるときに腐り汁で脆くなったダンボール箱の底が抜けましたよ。と同時に中から50匹ぐらいハエが。ああ、ここだったんだね。
凄い臭いがする中、半泣きでコンビニ袋に詰めました。9袋分。Mの部屋の異臭はオナニー直後だったんだって。ダンボールはエロ本だって。
あのハエは洒落にならんかった。まだ臭いし。
432: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 05:33:20.22 ID:SMnv91H20
[俺のせい?]
去年の冬の話。
俺は風邪をひいていたが出席日数がギリギリなので39度の熱でも学校に行った。
その日の福祉の授業では「老後の健康生活」とかいうテーマでゲストとしてバリバリ健康そうな爺さんが来た。
爺さんは80歳くらいで毎朝5時に起床し冷水摩擦をやってるんだとか。
ともかく自分の健康っぷりをアピールしまくってたわけだ。
授業が終わり帰ろうとしたらその爺さんとエレベーターでばったり会った。
別にしたしいわけじゃないのでエレベーター内では特に挨拶もなければ会話も無い。
あるのは俺の咳とクシャミのみ。
次の日、風邪が悪化する一方だったので病院に行ったらインフルエンザと診断された。
やったぁ学校いかなくていいじゃん!(インフルエンザだと申請すれば出席扱いになる)と喜んで休みまくっていた。
そして数日後、ひさっびさに学校に行ったらこの前の爺さんがインフルエンザで死亡したと先生から告げられた。
俺のせい・・・・か?ガクガクブルブル
433: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 05:34:21.76 ID:SMnv91H20
[キーーーー!]
今年の一月の中旬に、夜寝ていると金縛りにあった。
その後ひどい耳鳴りがして、寝苦しいなと思い横を見ると子供の顔があった。
目が合うと、いきなり「キーーーー!!」って啼きだして驚いた。
その後一瞬で消えた。夢かと思ってまた寝たら、また耳の横で「キーーーー!!」
横を見るとまた子供の顔があった。10秒ぐらい目が合った後、にやりと笑って消えた。
夜寝ていると時々こういう事があって困る。
[警告の電話]
この前深夜に東京で震度4の地震があったよね。その時の話。
熟睡してたら電話が鳴った。プルルルルルという電話の音に一度は起きるが眠いのでまた寝た。
電話は執拗にかかってきてもう4~5回は鳴っていたと思う。寝ぼけていたが俺は考えた、こんな真夜中にしつこくかかってくるなんて誰か親戚でも死んだのか?
どちらにせよセールスなどのくだらない用件でない事は確かだ。出よう。そう思って体を起した。
「はい・・・もしもし?」
「あー起きたかぁ?そうかぁ。」それは近所に住んでいる友人の声だった。
「起きたかーじゃねーよボケクソ、何の用だよ」寝ぼけつつも俺は友人に罵声をあびせた。
その瞬間グラグラという横揺れとともに大きな地震がきた。
「おお、地震か・・・でかいな。お前んちのボロ家は大丈夫か?w」
「ツー・ツー・ツー・ツー・ツー」友人は既に電話を切っていた。
ったく何の用だよあのやろう、真夜中に起されて不快きわまりない俺はブツブツと友人の悪口を言いながら二度寝をしようと部屋に戻る。
部屋のドアを開けた瞬間、そこにひろがっていたのは凄まじい光景だった。地震で棚から落ちてきた雑誌や鉄アレー(5kg)、その下敷きになっている俺のベッド。
その時はベットの上にある邪魔なものをどかして、すぐ二度寝したが次の日の朝に昨日の光景を思い出して友人に感謝しまくった。
だが友人は俺の家に電話した事などまったく記憶にないと言う。不思議なもんだ。
434: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 05:35:40.00 ID:SMnv91H20
[罠]
俺が小学校低学年くらいのときの話。
マンションのエレベーターに乗ろうとしたら既にエレベーターは動き出していて間一髪で乗れなかった。
しかたなくもう片方のエレベーターに向かう。すると女の人が「開く」ボタンをカチンカチンカチンと連打して止めてくれていた。
俺のために待っててくれたのかぁ優しい人だなぁっと思いそのエレベーターに乗った、その瞬間!
女はまるで獲物が罠にかかったかのようにエレベーター内が揺れるくらいの勢いで「閉まる」ボタンを連打しはじめた。
俺の五感がやばいと命令を出し、一目散にエレベーターの外に逃げ出した。そのままドアは閉まり女は上の階に行ってしまったが3階で止まり、2階1階へとまた降りてきた。
死ぬ気で走ってそのマンションから出ました。そして近くのコンビニに駆け込んでお母さんに迎えに来てもらった。
[性欲最強]
今さっき金縛りにあった!足元には、裸の女が立ってて、何か俺に向かって話しかけてくるのだけど、声は全く聞こえない。
そんな事より、女が巨乳だったので、何とか起き上がって、胸を触ってやろうと思ったが、金縛りで全く動けない…
数分後、女が消えると同時に、金縛りがとけましたよ!
(´Д`)何なんだよ、マジで悔しー!!
も~冷やかしはお断りだよ!!
[目覚まし時計]
さっきまでオカ板の優良過去スレ読んでたんだ・・・
かなり怖い話を立て続けに読んでホラー画像(心霊写真その他)が掲載されてる
サイト回ってちょっちビクビクしてたらいきなり目覚ましが鳴りやがった
1秒くらいだったんだけど激しくびびった
調べてみたけど目覚ましのスイッチ入ってねーんだよ
それにこの目覚ましアラーム機能が壊れたからPCの部屋に持って来たんであって
本来鳴る訳ない
実際今弄くってるが鳴らん
2年前に壊れてその後一度も鳴らなかったのに今狙った様に鳴りやがった
マジ金槌で破壊してやろうかな・・・
435: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 05:36:34.70 ID:SMnv91H20
[三度目]
大学から帰ると玄関の前に弟がいた。
「よう!久しぶり!」
「・・・ああ。」
弟は勝手知ったる俺の居間でソファーに座りこんだ。
俺は台所にビールをとりに行く。
「いやーそれにしても久しぶりだなぁ兄貴。何年ぶりだ?」
「さぁ・・・」
冷蔵庫からビールを取り出しながら弟に答える。
「それよりもさ、お前、先月死んだんじゃなかったっけ?」
振り向いてもソファーには誰もいない。
俺は立ったまま台所でビールをのどに流し込んだ。
これでもう三度目だ。
[謎の電話]
去年の9月頃引っ越したときの事なんだけど
夜12時頃、繋いだばっかりで誰にもまだ番号は教えていないはずの
電話が鳴った。
誰だろうと思いつつ取った。
私「もしもし○○です」
相手「おめでとうございます、○△□氏作の特製カレンダーが当たりました、それで云々」
ああ、アポイントメントセールスか何かか・・・と思いさっさと電話を切ろうとしたのだが、
一つだけ気になった事があったので聞いてみた。
私「どうして今ごろ1997年のカレンダーが届くんですか?」
相手「え、だって今1996年じゃないですか」
ぞっとして電話を切った。