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    『地蔵山』あの夏休み、俺たちは禁忌の山に登った



    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:48:20.90 ID:Sjbruvv40
    学校で配られた夏休みのしおりには
    「地蔵山に入るのは禁止です。地蔵山で遊ばないようにしましょう」
    と書かれていたが、俺たちにとってそれはGOサインと同じだった
    うちの実家で起きてる不思議な話『地蔵の首にまつわる話・変わった風習』
    http://world-fusigi.net/archives/8732780.html

    引用元: あの夏休み、俺たちは禁忌の山に登った



    5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:49:54.80 ID:Sjbruvv40
    ※何度もお騒がせしましたが、今日は完結まで書きますのでご静観ください

    7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:50:47.48 ID:Sjbruvv40
    地蔵山は、特に地元の年寄りに畏怖されていて、「あの山は崖があって危険だ」とか
    「野犬が巣食っている」とか「祟りがある」「化け物がでる」「神隠しにあうぞ」
    色々な噂が主に年寄りによって流されていた

    9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:51:55.40 ID:Sjbruvv40
    小学生だった俺たちはもろに年寄りの影響を受けやすい立場にあった。
    「おじいちゃんに聞いたんだけど・・・」と低い声音で話し出せば大抵地蔵山の話だったし、
    月に一回作る学級新聞には必ず地蔵山の怖い噂が掲載されていた

    13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:53:01.41 ID:Sjbruvv40
    だが不思議と地蔵山に侵入しようとする子供はいなかった。
    それは単に怖かったからかもしれないし、地蔵山には道らしい道が無かったからかもしれない。
    獣道さえ無くて、そこに侵入するにはとにかく草をかきわけて木をよけ、
    虫にさされながら進むしかなかった

    15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:54:10.74 ID:Sjbruvv40
    だが俺たちは違った。勇気があったわけでも山歩きに慣れていたわけでもない。
    確信があったからだ。俺たちのグループのうち二人が、夜に地蔵山のてっぺんに
    何かの明かりを見ていた。

    17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:55:20.94 ID:Sjbruvv40
    「絶対何かあるぜこれは!」
    丁度、学校の怪談や怖い話が流行っていた頃だった。
    そのせいもあってか、俺たちはやけに興奮していて、その決意は固かった。

    19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:56:27.62 ID:Sjbruvv40
    凄まじく晴れたその日、コンパス、水筒、地図、思いつく限りの色々なものを持って、
    俺たちは出発した。
    地蔵山に入り口らしいものは無い。適当になだらかなところから登り始める。

    21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:57:36.62 ID:Sjbruvv40
    うっそうとしげった木のせいで、辺りは少し薄暗い。
    意味もないのに地図を見たりコンパスを見たりしながら、俺たちは進んでいった。
    長袖できたので汗がダラダラ流れ落ちる。

    22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:58:46.18 ID:Sjbruvv40
    俺は最後尾を歩いていたので少しはましだったと思うが、先頭のやつはすごく歩きにくかっただろう
    長い木の棒で草や蜘蛛の巣を掻き分けながら、ゆっくりと進む
    終始無言というわけではなかったが、みんな口数は多くなかった

    23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 14:59:54.41 ID:Sjbruvv40
    時刻は昼前だろうか。頭上に差し交わされた深緑の木々のせいで、日差しはあまり感じない。
    セミの声が延々と鳴り響き、みんなの「くそっ」「よいしょ」という短い声だけが聞こえる
    もう一時間は歩いたはずだ

    24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:01:02.66 ID:Sjbruvv40
    誰かが あっ と声をあげた。先頭のやつだろうか
    「見ろよ、看板があるぜ」
    見ると、前のほうの木の幹に板がくくりつけてある

    25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:02:08.72 ID:Sjbruvv40
    白い板に赤い文字で、
    「山へ入るな」
    ・・・・こんな随分入ったところじゃ意味ないだろ・・ふもとに置いとけよ・・

    27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:03:06.62 ID:Sjbruvv40
    こえーwwとか言いながら進む。
    あまり高くなかったテンションが上がり始めていた。
    「頂上まだかよー」「てか頂上向かってるか?さっき下ってなかった?」「気のせいだろww」

    28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:04:16.25 ID:Sjbruvv40
    しばらくそんな調子で歩いたところで、先頭のやつがまた あっ と声をあげた。
    「なんか見える・・・なんかあるぞ!!」
    言ってスピードをあげる。ちょ なんだよ と言いながらそれに続く

    30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:04:35.20 ID:Oskxh6C9O
    wktk

    31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:05:22.26 ID:Sjbruvv40
    いきなり視界がひらけた。おもわず転びそうになる。
    木と草がとぎれた広場。地面はさっきまでと違い、砂利が敷かれている。
    しかも、そこには・・・・・・なにかの建物が。・・・アパート?

    32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:06:16.83 ID:Sjbruvv40
    「な、なんだこれ アパートか?」
    誰かが言って、みんな一斉にしゃべりだす
    「アパートってなんでこんなとこにあるんだよ?!」
    「人住んでんの・・・?」
    「住んでるわけないじゃん!道がねえんだぞ」
    「そうか!ヘリできてるんだよ!」
    「んなバカな!!!」

    34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:07:17.88 ID:Sjbruvv40
    ぎゃーぎゃー騒ぎながらアパートに近づく。
    やはり人は住んでいないようだった。コンクリートはひび割れ、ところどころコケまで生えている。
    生活の匂いはしない。

    35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:08:20.46 ID:Sjbruvv40
    「入ってみるよな?」
    俺の問いかけに、数人がうなずく。マジで・・・はいんの・・・とか言ってるやつはとりあえず無視、
    階段に足をかける。

    36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:09:31.34 ID:Sjbruvv40
    一階の101号室。表札には・・・・。・・・・・?
    「あんみん?」
    俺がつぶやくと、みんな ? というふうに表札を見た。『 安眠 』

    37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:10:33.46 ID:Oskxh6C9O
    ワッフルワッフル

    38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:11:10.22 ID:Sjbruvv40
    よくわからない。気にせずに、ドアに手をかける。・・やはりというか、開かない。
    押しても引いても駄目で、みんな順番に挑戦したが無理。諦める。
    102号室。これもダメ。当然か

    39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:12:06.51 ID:Sjbruvv40
    そこでふと表札を見て、少しびびった。
    『 安眠 』
    なんなんだこれ・・?また安眠。まさかと思い、103、104も調べる。

    41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:13:11.84 ID:Sjbruvv40
    予想通り、103も104も安眠。もちろんドアは開かない。
    二階、三階と先に行っていたやつらから、全然開かねー と声が聞こえてきた。
    まあ入らないでもいいか と諦めかけたとき、三階にいたやつが おおっ と声をあげた。

    42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:14:36.27 ID:Sjbruvv40
    「開いたぞーーー!304号室!!」
    マジで!?と、急いで階段を駆け上る。
    上っている最中に確認したが、どの部屋の表札にも『安眠』と書かれていた

    43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:15:52.52 ID:Sjbruvv40
    304号室の中は、雑然としていた。しかれたままの布団、テーブルの上には食器が置きっぱなしだ。
    だが、どれもほこりをかぶっており、長い間そのまま放置された化石のようだ。
    みんなおもしろがり、そこらじゅうをひっかきまわした。

    46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:17:35.30 ID:Sjbruvv40
    長い間触れられていないということを除けば、そこは普通の部屋だった。
    ただ少し不自然なのは・・・窓の側に置かれた、望遠鏡。
    窓を開けてレンズをのぞいてみるが、壊れているのか何も見えない。

    48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:18:28.04 ID:Sjbruvv40
    「おい・・・あれ、なんだ?」
    一人が、窓から外を指差して、言った。
    ちょうど 望遠鏡が向いていた方向・・・

    49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:19:18.68 ID:Sjbruvv40
    あたりはいつのまにか夕暮れがせまり、少し薄暗くなってきている。
    まだ昼ぐらいだろうと思っていたのに、思ったより長い間上ってきたということか。
    薄暗いためよく見えないが、あそこにあるのは・・・

    51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:20:39.73 ID:Sjbruvv40
    「石像・・?」
    誰かが言い、俺が言葉を重ねた。
    「いや・・・もしかして、地蔵・・?」

    52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:21:44.13 ID:Sjbruvv40
    そこは丁度、アパートの裏にあたるところだった。
    近づくにつれ、予想は確信に変わる。それは確かに地蔵だった。
    勢いこんで地蔵の前に立った俺たちは一瞬、言葉を失った。


    『山へ入るな』

    53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:22:46.09 ID:Sjbruvv40
    登って来るときに見たのと同じ看板・・・そして
    二体の地蔵にはさまれるようにして伸びる、石の階段。
    木々のトンネルのようになっているので三階からは見えなかったが、随分立派な石段が、はるか上へと続いている。

    ここが頂上ではなかったのだ。
    いや、というより・・・

    55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:23:35.48 ID:Sjbruvv40
    「行くだろ?」
    一人が言い、前に進みだす。それについてみんなも石段に足をかけた。
    俺は相変わらず、しんがり。

    57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:24:30.83 ID:Sjbruvv40
    地蔵の前を通り過ぎた瞬間、何かが変わった気がした。
    寒気がする。帰りたい。今更だが、この夕闇が怖い。
    あたりはそんなに暗いわけではなかったが、この石段は暗い。こんなところを上るのか・・?

    58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:25:29.13 ID:Sjbruvv40
    同時に、さっき思いついた考えも、確信に変わろうとしている。
    「山へ入るな」の看板。二体の地蔵。
    つまり、俺たちが登ってきたのは地蔵山でもなんでもない。ただの丘か名も無い山だ。

    たぶん、ここからが、地蔵山なのだ。

    61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:26:29.43 ID:Sjbruvv40
    石段は所々崩れかけていた。
    たぶんしばらく、人が歩くことはなかったのだろう。
    もしかしたら『人以外の何か』が歩いているのかもしれないが。

    62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:27:09.05 ID:Sjbruvv40
    明らかにさっきと違うその雰囲気は、そういう妄想さえ生む。
    誰も何も話そうとしなかった。
    しばらくして、ついに石段が終わりを告げて、沈黙は少しの間を置いて破られた。

    63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:27:45.90 ID:JXA1EgjqO
    wktk

    64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:27:59.43 ID:Sjbruvv40
    「家・・?」
    誰かが、ぽつりと呟いた。
    家のような、小屋のようなものが、そこに一軒だけ建っている。

    65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:29:00.71 ID:Sjbruvv40
    近づいてみると、小屋はぼろく見えて意外と頑丈そうだった。
    少なくとも木造ではない。一階建てだが、なるほど小屋というより家かもしれない。
    入り口は石段とは逆のほうにあった。

    67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:29:54.82 ID:Sjbruvv40
    表札がかかっている。これはやはり家なのだろう。
    「人身御供」
    なんと読むのかは分からなかった。ただ、名字のようには思えない。

    68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:30:25.37 ID:JXA1EgjqO
    wktk

    70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:30:55.77 ID:Sjbruvv40
    誰も中に入ろうと言い出さなかった。
    あたりは暗闇が増してきていて、それだけで俺たちは限界だった。
    「入る・・か?」それでも俺は一応聞いた。

    72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:32:00.32 ID:Sjbruvv40
    沈黙の後、一人が「帰らね・・?」と言った。
    みんな同じ気持ちだったのだと思う。あとは何も言わずに、雰囲気は帰る方向へ向いた。

    そのときだった。

    73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:33:20.54 ID:Oskxh6C9O
    ワッフルワッフル

    74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:33:28.00 ID:Sjbruvv40
    物音が聞こえた。
    と俺は思った。だから小屋のほうを振り向いた。気のせいなのを確かめようとして。
    同じタイミングでみんなが小屋のほうを向いたのを見て、
    小屋の中から聞こえる音が急に現実的になったように感じた。

    75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:34:18.93 ID:Sjbruvv40
    ザッザッ・・・ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタッ!!!
    足音のような音の後、入り口の戸が物凄い音をたてて揺れ出した。
    もう間違いなかった。

    76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:34:48.28 ID:Sjbruvv40
    後はもうわけが分からなかった。がむしゃらに走り、石段を駆け下り、
    山を転がり下りた。
    気が付くと、見慣れた道路の上で息を切らしていた。

    77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:35:31.76 ID:3CJyDykn0
    今北
    ついに完結?

    78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:35:37.03 ID:Sjbruvv40
    これで俺の体験は終わりだが、この話には後日談がある。
    疲れて家に帰ると、友達の家から電話がかかってきた。
    「○○がいない!!山においてきた!!」

    80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:36:37.09 ID:Sjbruvv40
    下りきったときは安堵で気付かなかったが、
    一人足りなかったのだ。
    警察にも通報して、大騒ぎになった。

    81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:36:51.30 ID:zB3ljAbjO
    行方不明ktkr

    82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:37:29.78 ID:Sjbruvv40
    ところがそいつは夜に、ひょっこり帰ってきた。
    わけのわからないことを口走っていたが、
    落ち着いてから俺たちが話を聞くと、そいつはこう話し始めた。

    84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:38:35.42 ID:Sjbruvv40
    そいつは、小屋から逃げるときに石段とは逆に走ってしまったのだという。
    しばらくするといきなり斜面があり、転がり落ちてしまった。
    するとそこには、村?のようなものが広がっていた。

    85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:39:21.89 ID:Sjbruvv40
    暗くてよくわからなかったが、とにかく古そうな家がいっぱい並んでいたとそいつは言った。
    人が住んでいたかどうかはわからない。
    たぶん、住んではいないだろうと思う。(住んでるわけねーwwと俺たちは乾いた笑いをあげた

    87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:40:03.80 ID:Sjbruvv40
    転がり落ちた斜面は急すぎて登れないので、
    登れそうな斜面を探して登り、(村を横断して逆側の斜面を登ったなどと言っていた)
    そのまままっすぐに行くとまた降りる斜面があったので降りると帰ってこれたのだという。
    無茶苦茶な話だ。

    88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:40:40.04 ID:Sjbruvv40
    みんなは、夢でも見たんじゃねえの?とか言っていたが、
    俺はもしかしたらと思う。
    もしかしたら、あれは山ではなくて、その村を囲んでいる壁なのではないかと。
    なんらかの理由で囲まれた村は、あの地蔵山の中で閉塞した生活をしていたのではないか。

    90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:41:29.31 ID:Sjbruvv40
    この町の航空写真を探してみたが、それはなぜか見つからなかった。
    大騒ぎして警察まで動員してしまったとあって、地蔵山への立ち入りは厳重に禁止された。
    もし入れたとしても、俺は二度と行きたいとは思わない。
    人身御供の意味を調べて、仲間と顔を見合わせたぐらいで、このこととはもう関わっていない。

    94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:43:44.80 ID:Sjbruvv40
    ~Fin~

    100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:46:07.51 ID:Vy07tjg/O
    正直、すげーおもしろかった

    104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:48:51.59 ID:Oskxh6C9O
    実はこの1がその村の住人であることは誰もしらない・・・

    114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:54:49.56 ID:h3rlFI+B0
    ぶっちゃけ超おもしろかった

    115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 15:56:03.41 ID:gvSbc6Ms0
    てか、つまり地蔵山に囲まれた村に住んでいた人か神かに、生贄を捧げてたってことじゃね?
    アパートに住んでた人たちは生贄を監視している人か、もしくは生贄予備軍とか。
    なんかゾクゾクするねこの話

    118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:01:26.93 ID:0iy3Iuxs0
    >>115
    おおお そういうことか。
    村には何が住んでいたのか・・・なぜ消えたのか・・・・
    謎は深まるばかり

    125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:10:55.74 ID:iemZqfAp0
    これは・・・うまいな。
    しかも境界の概念も組み込んでるってか。

    126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:12:09.43 ID:Vy07tjg/O
    >>125
    境界kwsk

    129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:16:38.87 ID:iemZqfAp0
    >>126
    うまく言えないけど、まあ国境線があるだろ?
    線からこっちは自分の国、線からあっちは相手の国。じゃあ線の上は?
    その曖昧なものが境界。
    それに、地蔵は境界をあらわすんだよ。
    さらに、夕方って時間も境界の時間。昼(人間の時間)と夜(化け物の時間)の間の時間だからな。

    黄昏時っていうのは、誰そ彼刻、出会う相手が人か魔物かわからない、ってとこからきてるしな

    130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:18:04.09 ID:Vy07tjg/O
    >>129
    やべえ…鳥肌たった

    127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:12:37.47 ID:/4jsyDuo0
    なんかコトリバコおもいだしたよ。怖いね。

    128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:14:28.31 ID:0yqRmkSi0
    >>1
    ウマー(°Д゜) 謎が深まるな。

    134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:24:31.82 ID:JF3af1Ko0
    まあ夕方、朝方は逢魔が刻って言うしな

    151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:31:43.78 ID:Oskxh6C9O
    地蔵山が実話か否かは置いといて

    明らかに空気が変わる場所ってあるよな

    152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:34:01.35 ID:Vy07tjg/O
    >>151
    それが境界なのかもな…

    153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:34:55.18 ID:JF3af1Ko0
    >>151
    あるな
    ここからはヤバいってなんか本能というか
    生物として察知するときはあるよな

    168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:51:37.05 ID:Oskxh6C9O
    村があることよりも石段の上にあった建物の方が気になる。

    村の監視小屋?

    169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 16:53:29.53 ID:uZvnzPpi0
    >>168
    生贄がそこに入れられるんじゃないの?
    そして夜になると・・・ひぃぃ・・・

    209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 20:17:05.79 ID:0CUFEKj6O
    おもすれー(^ω^)

    221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/19(水) 23:55:38.34 ID:/CTQJvuO0
    今読み終えたが・・・
    寒気がしたぜ

    228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/20(木) 01:37:29.07 ID:uNmEWFcb0
    読みきった
    そこらへんにあるホラーより怖いな・・・











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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2019年06月15日 21:01 ID:wOv7q.Hb0*
    こういう絶対何か起こるところはアホな目立ちたがり屋を大々的にテレビ放送とかで送り込んでいなくなったのを何回か繰り返した方が良いんじゃね?
    そうすれば全国的に幽霊はあるんだなってなって、子供たちがマジなところ入るの減るから村の人も安心やろ
    村にある立ち入り禁止のところに子供数人で入って一人だけ取り付かれてその後判らなくなるパターン多いんだから未然に事故を防ごうぜ
    2  不思議な名無しさん :2019年06月15日 21:04 ID:xFr9lDHd0*
    ほーん
    3  不思議な名無しさん :2019年06月15日 21:38 ID:dVDzSB.o0*
    幽霊の話なんて何一つしてないやろ
    怪異の話だろ
    4  不思議な名無しさん :2019年06月15日 21:39 ID:q.IkE.jU0*
    今の時代ポツンと一軒家なんて番組もあるし
    興味ある暇な人は航空写真で全国探し終えてるだろうな
    5  不思議な名無しさん :2019年06月15日 21:55 ID:HEdTUp8C0*
    肝心なところをぼかしたり、そうはならんやろっていう無理があったり
    つまらん創作だなこれを称賛してんのは小説とか読んだことないゆとりか
    6  不思議な名無しさん :2019年06月15日 22:02 ID:Fj.nWvny0*
    創作を楽しめない、楽しんでる所に空気読めずに冷める事言っちゃうゆとりか
    7  不思議な名無しさん :2019年06月15日 22:22 ID:Jp2o4J1s0*
    またゆとり批判か・・・
    何の裏付けも無く叩かれる世代
    8  不思議な名無しさん :2019年06月15日 22:33 ID:zJxxpBPz0*
    時代が進んだ今ドローンで上から見て見たい。
    9  不思議な名無しさん :2019年06月15日 22:34 ID:8v97qeUS0*
    とりあえず○○認定はアホの得意技
    10  不思議な名無しさん :2019年06月15日 23:17 ID:Z9AOWzwI0*
    創作でも実話でも語り口がクサすぎる
    適度にくだけた語り口で余計なとこ省いた文にしてくれんもんかね
    11  不思議な名無しさん :2019年06月15日 23:23 ID:1b35uw8R0*
    2006年の書き込みに何文句つけてんだよ...
    12  不思議な名無しさん :2019年06月16日 02:10 ID:5EL9wmw50*
    日本国内はすべて国土地理院が測量・調査しているので、
    未開の地も禁断の地も存在しません。
    この辺も考慮して創作してください。
    13  不思議な名無しさん :2019年06月16日 08:02 ID:HrdRkae90*
    >>12
    あるやん
    東京の大久保
    京都のウトロ地区
    兵庫の中村地区
    大阪の鶴橋、浪速区

    全部チョウ○人に不法占拠された場所
    14  不思議な名無しさん :2019年06月16日 08:16 ID:r4YOBEsj0*
    今ならグーグルマップで確認したいところだな。

    まぁ、オウムの上九一色村も、当時は入り込んだ人の話も取り込まれた人の話もなかった。
    オウムが事件を起こして上九一色村の名前が知られるようになってから、実はあの事件の前に…と言う話がゴロゴロ出てきた。

    禁忌の土地なんてそんなふうに出来上がる。
    15  不思議な名無しさん :2019年06月16日 08:59 ID:HSvl5XR30*
    2006年の創作?ってところがまたなんとも。
    10年後なら君の縄ブームだから似た話いくらでも出てくるのに
    16  不思議な名無しさん :2019年06月16日 17:41 ID:I8nezHbv0*
    まーた老害じじいが嘘松指摘されて顔真っ赤か
    17  不思議な名無しさん :2019年06月16日 19:33 ID:0GitsmdM0*
    怖い話創作し慣れてない人あるあるの話だな

    ・書き進める内にテンション上がって語り口が最初と変わる
    ・大きな嘘をつくために細かい部分にリアリティ持たす大原則を無視→壁に囲まれた村でどうやって生活しているのかを全く考慮しない

    まぁでも面白い
    何故なら導入が良かった
    怖い話って導入が面白いかどうかだと思うし、オチが酷くてもいいかもしれん
    逆にオチ無し謎の解明無しにしてる人はそこが分かってる
    18  不思議な名無しさん :2019年06月17日 02:51 ID:w5Ry2rUz0*
    夕方の山の中でよく迷わず戻ってこられたなってのは疑問に思ったが、帰ってこない一人が狂ってたエンドじゃないのは好感持てた
    19  不思議な名無しさん :2019年06月17日 04:39 ID:lzwdVDW30*
    >>4
    興味ある暇なマニアだけど、グーグルマップで探してもどうしてもたどり着けない集落とかあるからなぁ。
    ホラー的なのではなく、道がない。
    多分廃道がどこかにあるんだろうけど、埋もれていてどうしても見つけられない。
    20  不思議な名無しさん :2019年06月17日 09:14 ID:FVVLmjyv0*
    リアル千と千尋の神隠しだな
    21  不思議な名無しさん :2019年06月19日 16:26 ID:dcwouq4.0*
    今は評論家が多いなー
    お金払ってるわけじゃないんだし楽しめばいいのに
    22  不思議な名無しさん :2019年08月19日 19:44 ID:CbZ31Mqd0*
    創作でも何でもいいけど全然怖くもない面白くもない話でしたまる

     
     
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