780: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 05:39:16.27 ID:9sdwK5J60
観音扉付きエレベーター
始めて書かせて頂きます
文章力も乏しい上に初心者ゆえ、読みづらい所や誤字脱字等あるかと思います。何卒ご容赦下さい。
私がまだ小さかったころ体験した話です
好奇心旺盛だった私は、よくバカな事をして怪我して親に心配をかけるようなそそっかしい子供でした。
その当時、私と家族は10階建ての団地の8階に住んでいたのですが、その団地はいわゆる曰く付きの団地でした
私の住んでいる県は、クソ田舎で、
あまり高層ビルなどはなく、10階建ての団地ですら最高峰と言っても過言ではないので、その団地が飛び降り自殺の名所になるのも必然といえば必然でした。
さらには霊が出るという噂もあり、県営団地なのに、空室がたくさんあるような…とにかく寂れた古い団地でした。
781: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 05:39:47.34 ID:9sdwK5J60
当時チビだった私は、遊びに行く時など、下の階に降りる時はエレベーターを使いますが。
身長的に上の階のボタンにはまだ手が届かないので、帰る時は階段を使わないと自分の住む8階には帰れないといった状態でした。
しかし、エレベーターホールの隅にあった階段は、昼ですら薄暗く、ドアも鉄製の重くて閉塞感のあるドアで、さらに階段で幽霊を見たという噂が絶えないので、大人ですらあまり階段は使いたがらないほど不気味な階段でした。
まだ小さかった私がどれ程の恐怖を階段に抱いていたかは想像に容易いと思います。
なので階段を使う時は猛ダッシュで8階まで駆け抜け上がり恐怖心を紛らわせていました。
たまに遊びに夢中になり、帰るのが遅くなってしまい、すっかり暗くなった階段を上るハメになった時には、半泣き状態で大声で母親を呼びながら8階まで駆け上ったのを覚えています。
782: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 05:41:37.78 ID:9sdwK5J60
そのうち知恵を付けた私は、上の階のボタンを木の棒などで押して、一人でエレベーターにて上り下りができるようになりました。
それまで階段が怖いという理由で必ず夕方のまだ明るい時間に帰っていた私でしたが、エレベーターを自由に使いこなせるようになってからは、ついつい暗くなるまで遊んでしまい、よく親に叱られていました。
その団地自体も同じことが言えるんですが、そのエレベーターはとても古く、すごく汚れていましたが、特にこれといった特徴もない普通のエレベーターでした。
あえて言うのなら、入って正面の壁の下の方に、ドアと呼ぶには小さな観音開きのフタがありました。
そのフタは普段鍵が掛かって開けることが出来ないのですが、
団地の住人が亡くなった時などには、そのままでは棺がエレベーターに入りきらないので、その小さなフタを開け一時的に奥行きを広くして、無理やり棺桶をエレベーターに入れるための言わば棺桶専用の空間に通ずるフタでした。
まぁそのフタがなぜ存在しているかなど当時の私は知っているわけもないので、特に気にしたこともありませんでした。
783: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 05:44:41.19 ID:9sdwK5J60
ある日、私は家から少し離れた公園で時間を忘れて遊んでしまいました。気が付くとすでに日は落ち、急いで帰る頃には辺りはすっかり暗くなっていました。
親にする言い訳なんかを考えながらエレベーターホールに飛び込み、ボタンを押すと、しばらくしてエレベーターが降りてきました。さっそく乗り込み、棒で8階を押し、ドアを閉めます。
ゆっくりとエレベーターが上に上がっていくと共に、ゴウン…ゴウン…という単調なリズムで機械の鈍い音が室内に響きます。
その時、微かにですが、ガサッ…ザザザ…っと、後ろの壁から機械の音とは違う不規則な、例えるなら甲殻類が蠢いているような…なんとも不思議な音が聞こえました。
なんだろうと思い振り返ってみると、例のフタに1センチあるかないかぐらいの隙間が空いていました、今思えば恐らく棺桶を運んだ後、管理人が鍵を掛け忘れたのだろうと思います。
そのフタの意味を知っていれば気味悪がって何も聞かなかった事にすると思うのですが、当時の私はエレベーター内は聖域だと思っている節があり、恐怖心なぞ微塵も無かったので、即座にその隙間に棒を差し込み、てこの原理でこじ開けました。
784: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 05:56:29.82 ID:9sdwK5J60
フタは簡単に開きましたが、中を覗いて見ても、何もない空間がタダぽっかりと口を開けているだけで、目新しい物はありませんでした。ちょうどその時、エレベーターが停まったので、8階に着いたんだなぁと思い振り返りました
そこで私は見てしまいました
ドアが開くと視界に入ってきたもの
それは、薄暗いエレベーターホールの真ん中に立つ人
いや、明らかに人間ではありませんでした
人の形をした灰色の物体が中腰姿勢になり、上半身を揺らしながらゆらゆらと立っていました
姿ははっきりと見えているはずなのに、服を着ているのかもどんな顔をしているのかもわからない、何故か中心がボヤけていて、そこに光が吸い込まれているように見えました。
私は呼吸するのも忘れてこの謎の物体を見つめることしか出来ませんでした、
785: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 05:59:35.31 ID:9sdwK5J60
どれだけの間眺めていたのか。
気が付くと私は自分の家の布団の上に横たわっていました。
周りには母と知らないお婆さんが隣に座っていました。
一瞬自分に何が起きていたのか分かりませんでしたが、
母は私が目を覚ましたと父を大声で呼び、父は私に駆け寄って来て強く抱きしめてくれました。
その瞬間私は、エレベーターで見た恐ろしい光景を思い出し家族にしがみつきながらむせ返してえずくほど大泣きしました。
788: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 06:14:18.14 ID:9sdwK5J60
もう少し続きます
807: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 16:36:48.81 ID:UvbVF0930
すいません
>>788
の続きです
どうやらあの後、エレベーターの中で倒れていた私を発見した他の階の住人が
家まで届けてくれたらしいのだが、意識はあるが何を話しかけても反応が無く、
心配になった両親は念のため病院に連れて行ったらしいのだが、原因が分からずとりあえず点滴を打ってもらい一旦帰宅、
それから2日が経っていたらしいのだが、私はその間ほとんど寝たきりで
何を話しかけても虚ろな表情でロクな返事をしない状態が続いていたそうです。
私の住む県にはあくまで俗習ですが
そういう心神喪失状態のことを方言で『魂が落ちた』と表現するのですが、
これは事故にあったり子供が驚いたりすると落ちると言われています、
落ちた魂は『魂込め』と呼ばれる儀式で戻さないといけないとされています。
その儀式は、この県特有の霊能力者(イタコのようなものです)にお願いして行うのですが、
父の知り合いの霊能力者にお願いして先ほど魂込めを行うと私は正気に戻ったらしい
808: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 16:39:50.48 ID:UvbVF0930
その後、霊能力者のお婆さんに見たものについて話し、後日、うちの家系の総本山?みたいな家に行ってお祓いもしてもらったりしました。
そのお婆さん曰く、この団地には悪い気が集まっていて、悪霊なんかも引き寄せやすいらしい、そして、あのエレベーターの例のフタだが、この団地で死んだ人の霊がこの悪い気に捕まり成仏できずに
あの空間に集まってた?みたいな話をしていたと思います(古い記憶なので曖昧ですみません)
そんなところを開けて中に頭を突っ込んだりしたもんだから
魂の力がまだ弱い子供なんかは簡単に魂を引っ張られて落としてしまうらしい。
両親もこの件で相当この団地に嫌気がさしたようで、その後すぐ遠い場所のアパートに引っ越すこととなりました。
それ以降変なものを見たりしたことはありません。
809: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 16:40:39.17 ID:UvbVF0930
私はもう社会人になったし、小さい頃の記憶なので記憶も薄れかけて来てはいるのですが、
今でもエレベーター(特に古いエレベーター)なんかには怖くて一人で乗れないです(笑)
今日は久しぶりに家族で集まったので両親とこの話になり、久しぶりに思い出したのでここに書いてみました。
読みずらかったり、あんまり怖くなかったりしたかもしれませんが最後まで読んでくださりありがとうございました。
最後に、
皆さんも小さい観音開きのフタがついたエレベーターにはご注意を!
657: 本当にあった怖い名無し 2013/09/23(月) 13:41:44.25 ID:bFTnTdQo0
ハーモニカのやつ
自分の実家は築100年。岐阜県に大正村というところがあるが、
そこで公開している家にそっくり。中庭を囲むように、母家・渡り廊下・離れがコの字状に並んでいる。
子供の頃、なぜか、じいちゃんから「夕方は坪の内(中庭)に行ったらあかん。」といわれていた。トイレは離れの横にあるので、生活空間の母家から夜でも真っ暗な渡り廊下を通って、トイレにいかなければならなかった。
仕方ないので、夕方だけは尿意を催すと、近くのコンビニへいくか我慢していた。
中庭は坪の内といい。手入れされた数本の木と、苔むした石のまわりに白石を敷いた枯山水。まあ料亭みたいなんだけど、コの字の開いている所は、隣家の家の壁で全くの閉鎖空間。昼でも薄暗く、自分はあんまり好きじゃなかった。
658: 本当にあった怖い名無し 2013/09/23(月) 13:43:01.40 ID:bFTnTdQo0
じいちゃんが入院して、ベットの横で一人でいる時、いろいろ話をした。「おまえは長男だから○○家を頼むぞ。」とか、入会地のこととか、水利権のこととか小学生には意味不明だが、大事なことだと思って、うなずきながら聞いた。
たぶんじいちゃんは、薬で少しおかしくなっていたと思う。そのときに、「坪の内のユウレイ見たか?」と聞かれた。
「見てないよ?庭にユウレイ出るの?」とアホな俺は目を輝かして尋ねた。ユウレイを見たかったのだ。
「出るさ。楽器鳴らしてな。」「さみしい音鳴らしてな。」
もっと聞きたかったが薬が効き始めたらしく、眠りに落ちて行った。そのあとしばらくして、じいちゃんは病院で死に。父親はたぶん浮気していなくなり、急に貧乏になった。
659: 本当にあった怖い名無し 2013/09/23(月) 13:44:38.56 ID:bFTnTdQo0
夏休みが来た。楽しい夏休みも母親は働きにいき、家で一人で過ごすことが多かった。どこに出かけるでもなく、昼下がり時間を持て余していた時、じいちゃんから聞いた話を思い出した。
「ユウレイを撮影してやろう。」自分が持っていた使い捨てカメラを探し出して、スタンバイした。蚊がひどかったな。
プロ野球中継の音が遠くで聞こえる。
その時、庭から、音が聞こえた。はじめ小さくだんだん大きく。
薄暗くなった庭を目を凝らしてみると石を積んだ月山とサンショの木の間に真っ赤にむけた皮のない上半身のニンゲンらしき姿を見た。男か女か、、、。ズボンをはいている。
どっしり地面に大の字で足をおろし自分の方を見ずに、ななめ下を向いてる。さびしそうな曲を吹いている。口元にはハーモニカ。
でも音は違うとこから出ているように聞こえた。
660: 本当にあった怖い名無し 2013/09/23(月) 13:46:11.30 ID:bFTnTdQo0
結構な時間が過ぎたと思うが、自分は固まったまま動けなかった。
曲が終わり、カメラを見て取り、視線を戻すとそれはいなかった。
その日は、母親が帰ってくるまで怖くてコンビニで過ごした。暗くなって母親が帰ってきた。怖くて、現実か確かめたくて、、、、
そして、なだめてほしかったのに「あんた男やからな。男だけにみえるん。」と拍子ぬけな回答だった。「悪させんから、夕方はいかんとき。」寂しくて、なんか孤独を感じた。
中学生になり、4時半だから大丈夫かなとトイレに行くと、またハーモニカのやつはいた。それの弾く曲が「遠き山に日は落ちて―、、、。」
という曲だということはそのころはわかっていた。
661: 本当にあった怖い名無し 2013/09/23(月) 13:47:39.16 ID:bFTnTdQo0
何度か見るようになって、もう、あんまり怖くなくなっていた。
自分の部屋が庭がよく見える離れになって、ときどき夕方なんとなく庭をみるとハーモニカの調べが鳴り、あいつが出現する。写真を撮ったけど黄色っぽくセピア色になりあいつは映らない。
高校生になり、友だちと夕方までゲームをしていた。「こいつなら見せてもいいか。」と思った。「秘密を共有したい。」と思った。
庭を見て、そいつにも見せると、そいつは畳にもらしやがった。
スーパーファミコンのポピュラスの心臓の鼓動BGMにしてたっぷりと。
夏休みが終わり学校に行くと、みんながニヤニヤ笑って俺のことを
「お化け屋敷」とか「ヘルイレザー」と呼ぶようになっていた。
「ヘルイレザー」という映画に赤むけの怪物が出てくるらしい。
今思い出してググったがよく似ていた。
自分は「人を簡単に信用したらあかん。」ということを学習した。
そいつが漏らしたことをしゃべって、さらに孤立した。
662: 本当にあった怖い名無し 2013/09/23(月) 13:49:09.57 ID:bFTnTdQo0
大学に入り就職したが、実家とはほとんど近寄らず、連絡もしなかった。
親族の会議があって実家に帰った。どうやら母親は家を親戚に売るらしい。
びっくりするほど安かったが、別にどうでもいいと思った。
親族が引き揚げて、缶コーヒーを飲みながら庭を見る。
ハーモニカのやつが現れた。明け放した座敷にいる母親は、近くにいるのに音も聞こえないのか、湯呑を片付けている。
実害がないと言ったが、こいつをみると自分は人が嫌いになり、孤独になる。まあ、自分のせいでもあるかもしれないが、こいつののろいでもあるかもしれないと思いながら、その日は、最後まで聞いてやった。
687: 本当にあった怖い名無し 2013/09/24(火) 21:23:38.71 ID:mQFP4S/OI
若い時にきさらぎ駅に行った事がある。
この前、職場の人に自分の話をした時にその駅と同じ名前の駅に行った怖い話があると教えてもらった。
はすみさんの話を読んでみましたが、自分とは状況が全然違うので全くの別物かもしれません。
自分は友人と2人で単車できさらぎ駅に着き、単車で帰ってきました。
気味が悪かったのは、行きと違う道で帰るとトンネルがあり、そのトンネルに入った直後に友人が止まり、「このトンネル長過ぎないか」って言ってきて、自分が?ってなってると「気のせいだな」と勝手に納得してまた走り出しました。
その後は何事もなく帰ってきましたが、自分の中では気味が悪い場所と出来事でした。
786: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 06:10:59.25 ID:npUPDq9j0
アブダクション?
15年くらい前の話です。
ちなみに女です。
夜出発で友達と海への旅行を控え、シャワーを浴びて髪をドライヤーで乾かしていました。
そこはお風呂場の前室で、ちょっとした小窓があります。
暑いので窓を空けて何気なく窓の外の隣の家の屋根を見ると、その向こうの方に何か光る物が見えます。
なんだろう。
髪を乾かす手を止めてじーっと見てみると遠くの方に強く光る小さな物体がありました。
あっ、UFOだ。
あまりに突然の出来事に怖さなどよりもワクワク感が強く、こちらが見つかったら嫌なので電気を消してまたドライヤーをかけながら見ていました。
髪を乾かし終わってもまだゆらゆら動いているので、旅行の話題にもなると思い写真に撮って見ようと簡易ポラロイドカメラのチェキ(当時はそれしかカメラを持ってなかった)を部屋に取りに。
戻ってもまだフワフワと動く物体。
チェキを構えてシャッターを切るとストロボがピカッ。
あっ光っちゃったと思った直後、その光る物体がどんどん大きくなる。
あきらかに物体が大きくなって来たので見つかったのかもしれないと思い、恐怖でそっと窓を締めてまだ起きている居間の家族のもとへ。
今の出来事を母や姉に話し、カメラの写真を見せると、流石に何も写ってなくて信じてもらえない。
旅行の為、友達の迎えも来るのであまりゆっくりも出来ず、居間で化粧などしながらUFOの事もあまり気にならなくなり雑談。
その後は何事もなく友達と海へ出発しました。
787: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 06:12:22.19 ID:npUPDq9j0
そして一泊の旅行も終わり(実質0拍です)家に帰ると何か問題があった風。
何かあったの?と母に聞くと昨夜姉の部屋に不審者が入ってイタズラされたって大事件。
警察も来て姉も聴取されて大変だったみたいです。
当の姉からは何故か私がめちゃめちゃ怒られて、どうしたの?と話を聞くと。
要約。
昨夜寝静まってから急に金縛りみたいになり、気付いたら部屋に誰か人がいる。それも何人か。
起きたくても体は動かなくてその人達に体を触られまくったり何かされてる。
それも1時間くらい長い時間に感じたらしい。
姉の体には無数のあざ。
体が動けるようになった時には誰も部屋にいなかったけれど、怖くなって母に話しあざもあるので警察へ連絡。
家は鍵がかかっており、押し入られた形跡もなく、思い当たるのは妹が昨夜見たUFOのことくらい。
それで私に怒ってた。
実際に警察も来たので15年くらい前の神戸市内の警察の方なら知っているかもしれません。
もし私が旅行へ行かなければ私がそうなっていたかもしれないし、姉には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
これには後日談もありますが、それはあまり怖くはないので省略します。
長い文章お付き合いありがとうございました。
794: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 13:03:38.08 ID:v5dh89Tpi
>>787
アブダクション?後日談聞きたい
847: 本当にあった怖い名無し 2013/09/28(土) 16:13:23.26 ID:SXIo9KdK0
>>794さんありがとうございます。
UFO女です。
後日談ですが、あまり怖くないので前のお話と一つとして書きます。
UFO事件のあと、姉は何事もなく今も元気に暮らしています。
そして私ですが、その後UFOに見張られているというか付きまとわれるようなことが2年近く続きました。
付きまとわれるとはこんな感じです。
事件から2ヶ月近く経った頃、ある日自転車に乗って街中を普通に走っていると、ふと気付いたら前方の空に何かが浮かんでる。思わず自転車を停め
あっ、UFOだっ。
その時は姉の件があったので正直怖くてどうしよう…って感じ。
そのUFOは光っていなくて真っ黒。
回りの建物の感じから見て遠くではなく本当にすぐそこ。距離にしたら1キロないくらいに浮かんでる。
説明しにくいけれどリアルにそこにいるんです。
これが伝わりにくいですね。
この時は街中もあり、もちろん人もちらほらいるのでとにかく何処かに入ろうと近くのファーストフードに入りました。
怖くて仕方なかったけれど小一時間過ごしてお店を出るとUFOはいなくなってました。
ただこれだけなんですが、こんなことが2年間で何度となく。
一番近くで見えたのがこの最初の時で、一番長く付いて来たのは日中ほぼまるまる。
付きまといがなくなったのには特に理由もなく、この話だけだと恐怖感が伝わらないんです。
でも私には怖かった。
後日談はこんな感じです。つまんなくてすいません。でもありがとうございました。
798: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 13:40:22.16 ID:6NDb/CEg0
やらかしてる青年
つい昨日の出来事なんだけど聞いてくれ
先日父が亡くなって家を一軒相続したんだが、立地は悪くないものの大分ガタが来てるし、
無駄に広すぎるんで、妻と相談した結果売り払うことにしたんだ。
幸い、遺品の整理をしてる最中にも、度々不動産屋の広告やら名刺が入ってたんで、そこに電話し、結局4社で委託、及び買取の査定をして貰う事になった。
で、そのうちの3社目。結構今風の感じの、垢抜けた30代前半位の青年が査定にやって来た。
ハキハキと喋るし、感じも悪くない。しかも査定額が、前2社に比べると、1千万近く高い。
俺も妻もほぼここに決めかけてて、その旨を告げると、各室内の写真を撮らせて欲しいと言ってきたんで、快諾し、俺が付き添って改めて各部屋を案内して廻った。
799: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 13:41:39.40 ID:6NDb/CEg0
で、仏間の隣にある8畳程の小部屋の扉を開け、中に青年を入れた瞬間、扉に手を掛けたままの状態で突然の金縛り。
金縛り自体は何度も経験があったんだが、こんなに唐突に、しかも立ったまんまっていうのは初めてだったんで、一瞬何か重篤な病気でも出たんじゃ無いかと思ってパニクってると、すぐ耳元で女の声がした。
くぐもった感じで、大きさの割に凄く聞き取り辛いんだが、「苦しい」とか何とか言ってる様に聞こえる。
どうやら眼球だけはかろうじで動かせそうだったんだが、声のする方を見たらヤヴァいと判断し、視線を逸らして室内を見ると、
こっちに背を向け、何やらメモに描き込んでいる青年の背中に、茶色っぽいソバージュの髪と、妙にゴテゴテした感じの黒っぽい服を着た女が張付いていた…
800: 本当にあった怖い名無し 2013/09/27(金) 13:43:53.78 ID:6NDb/CEg0
それだけでも十分怖かったんだが、その女は異様に首が長く(40cm位はあった)、背中を向けてるのに顔だけはこっちを向いてて、
目玉がカメレオンみたいにギョロギョロと忙しなく動き回ってた。
あまりに現実感が無くて、怖いというより呆然とそいつを見てたんだが、青年がこっちを向いた瞬間に見えなくなって、ほぼ同時に金縛りも解けた。
当然査定どころではなく、「少し体調が優れないので」と苦しい言い訳をしてお引き取り願った。
その後、思うところがあって、その青年の務めている会社の事を調べてみると、出るわ出るわ悪評だらけ。当然今朝一で、丁寧に断りの電話を入れた。
青年がこっちを振り向いた瞬間、はっきりと「苦しめ」って声が聞こえたんだ。多分あの青年、もしくは会社ぐるみで色々やらかしてたんだと思う。
そう思いつつも、結局今の今まで一睡も出来なかったんで、これ投下したら眠剤飲んで寝る。
824: 本当にあった怖い名無し 2013/09/28(土) 04:46:03.97 ID:kK7u7IW90
カフェの女
長くなりますが、聞いてください。
私の家族で、父は北海道の神社をしていた家系でハッキリと見える人。
母は感が鋭く、誰かが入院したなど聞くと「○月△日、◎時頃に亡くなる」と言い、実際、何回も当たったことがある。ちなみに、母も見える人。
私は両親の血を継いだのか、見えるし感は鋭いし、小さい頃から世界を色で見ていた。
例えば、気の合わない人は赤、本能的に好きになる人は青、一緒にいて安心する人はオレンジ、のように、空の色や、水の色も視覚的に見たものと、感覚的に見たものではまったく違う、変な感覚の持ち主。
誰かが死んだ場所には色があって、それが時代によって違ったりする。青は平成、昭和はセピアっぽかった、大正はコントラストが高めだったり。
そんな私は、某大手チェーンのカフェで働いているのだが、去年から喫煙席が変に暗くて誰かがいる。
一番奥の席、そこに女の人が座ってた。色は青。きっと平成に亡くなった方だと思う。
それを私だけが見ているならまだしも、一緒に働いている友達も、そこになにかがいる、と言う。
まあ、なにかしてくる様子もなかったから無視してたんだけど、たまに、ガタガタと動いたりする。
でもやっぱり、そんなに気にならなかった。だってなにもしてこないから。
827: 本当にあった怖い名無し 2013/09/28(土) 04:48:37.21 ID:kK7u7IW90
まあそんなこんなで、特になにもされることなく、店が改装した。
その女性がいたところは、照明が変わり随分と明るくなった。
女性の陰は、少しだけ薄れた気がするなぁ、と思ってたんだけど、新しく出来た喫煙席に6人くらい新入りが増えた。
まあ今回の話の主役はその6人ではないから、今回は話しません。
わたしはその新入りに目をとられ、女性を気にすることがなくなったの。
でも一昨日、その女性が明らかにおかしかった。
いままではジッと座ってたのに、立ってた。しかも、歩いてるの。
前には進んでないけど、体が左右に揺れてる。
ジワジワと、近づいてくる感じ。
でもまあ、いままでなにもしてこなかったから、と、その日は少し怖いなぁと感じながらも店を出た。
それで、昨日いつものように店に入ったら、その女性と目が合った。
ということは、その女性の場所が移動した、てこと。
いままで女性のいたところは、入り口からじゃ見えない、一番遠いところ。
それでも昨日行ったら、入り口から入ってくるわたしをジッと見てた。
赤黒くて、睨むみたいに私を見てる。
私は慌てて店を出て、色んな人に電話をかけまくった。
気が狂いそうだった。逃げたかったけど、仕事あるし、とどこか冷静で。でも店に入ることはできなかった。
何人も電話した。そしたら、母にやっと電話が繋がった。
私はワンワン泣きながら母に怖い怖いと言い続けた。実際死ぬほど怖かった。
入り口から2mほど離れた従業員用駐輪場にしゃがみ込んで、泣きながら電話をする。そしたら母が、
母「あんたなにしたの!!!その声は誰!!!!」
と怒鳴りだした。
その声?私以外その場にいない、と思い、顔を上げたら、女性が店の中に立って、私を見ていた。
入り口は全部ガラス張りだから、ハッキリ見えた。
私は、なんでいるの、と金切り声で叫ぶ。もちろん通行人もビックリ。
母は、すぐに行くから待ってなさい、と言うけど、こんな所で待ってるなんて正直無理。
足がもつれながらも店から離れ、近くの某ファストフードのビルの隙間に座り込んだ。
829: 本当にあった怖い名無し 2013/09/28(土) 04:51:53.19 ID:kK7u7IW90
そしたらバイト先から電話がきた。
事情も説明しなきゃならないし、と電話に出て、ひたすら謝り倒す。
今日はもう無理です、行けません、と言い続けたときに、電話先の先輩が
「○○(私)?○○以外の女の人の声で聞こえないよ!どうしたの!!!」
と言う。
他の人の声?まただ。でも、ビルの隙間。私以外の声なんか入るはずがない。
そう言われ、声が出なくなった。涙も止まらない。
そしたら、急にスマホの充電がなくなった。家をでる直前まで充電してたのに、画面には「充電がなくなりました、シャットダウンします」みたいな文字。
でもその画面もオカシイ。文字が乱れてる。こんなバグは初めてだった。
薄暗いビルの隙間に耐えられなくなって、その某ファストフードの店に入って母を待った。
待ってる間、耳元で誰かがしゃべってる。怖くて、泣きながら母を待つ。
10分ほどして、母がくると、父の実家から送られてきた水晶のブレスレットと、水を私に渡す。
「いますぐ飲みきりなさい」
と母は私に怒鳴って、震える手でタンブラーに入った水を飲み干す。ちょっと塩辛い。
飲み干すと、母は私を無理矢理ファストフード店から出し車道まで出ると私に向けて大量の塩をぶちまけた。目に入って痛かった…とにかく、痛くてまた泣く。
人通りの多い道だからもちろん周りはポカン。立ち止まる人もいた。
それでも、耳元でのしゃべり声はなくなった。
そんで家にタクシーで帰って、玄関で待ち構えていた父に怒鳴られる。
「明日必ずお祓いに行け。なんてもんを連れてかえってきたんだ!」
と。まだいるのか、と思いつつ、私は頷いて、少しだけ寝ようと母の布団に潜り込んだ。
私の部屋は霊の溜まり場所だし、隣人が自殺した部屋に面してたから、部屋に入る気になんてなれなかった。
830: 本当にあった怖い名無し 2013/09/28(土) 04:52:46.57 ID:kK7u7IW90
少しウトウトしはじめて、何気なく窓の外を見た。
いる、あの人が。
でも割と冷静で、参ったなぁ、どうしよう、なんて思いながらちょっとだけ効いてきた睡眠薬につられて眠った。
それでも、深夜のバイトがあるから、深夜の別のバイトに向かう。そのころにはすっかり心が晴れて、気持ちよくバイトをしてた。
バイトが終わって、3時過ぎに家に帰ってきて。うちは5階だから5階までエレベーター使って、外にある廊下を歩く。
そのとき、感じたことのない違和感を覚えた。
5階から見下ろすと公園があるんだけど、いるんだなぁ、そこに。
あの女性が立ってる。しかもこっちを見ながら。
慌てて部屋に入って、母の隣に潜り込んだ。いま、ここ。
みんな寝てるはずなのに、リビングに誰かいる。
参った。私は明日お祓い行きます。
855: 本当にあった怖い名無し 2013/09/29(日) 01:44:49.80 ID:D868NucV0
ダビング
もう10年近く前のこと。
ろくに就職活動をしないまま大学を卒業してしまった俺は、職を求めて単身関東へ引っ越した。
とりあえずバイトを見付けて何とか生活する目処が立った頃、俺はある地方局のローカル番組にハマった。
毎日の放送をVHSに録画して繰り返し見るだけでは飽きたらず、
番組が視聴できない地域に住んでる友人に貸し出して布教活動をするほどのハマリっぷりだった。
その番組の放送時間は30分なのだが、月~金の平日は毎日放送。
視聴を始めて半年が経つ頃には、俺の部屋はその番組を録画したVHSが山積みになっていた。
録画視聴がすっかり習慣になってしまったある日のこと。
俺は諸々の事情で録りだめ状態になってた数日分の放送をまとめて見ていた。
何か別の作業をしつつVHSの映像を延々と垂れ流し続け、2時間ほどが経過した頃。
ふと違和感を感じてテレビへ視線を向けると、画面にはさっきまで全くなかった激しいノイズが。
よくよく見てみるとそれはノイズというよりも、受信できないチャンネルを映した時の映像に似ていた。
酷く歪んだ映像には何かが映っているようだが、それが何かまでは判別できない。
音声も流れているようではあるが、雑音が酷くて全く聞き取れない。
(うわぁ、録画するチャンネルの指定まちがえたかも?)と思いながら早送りボタン。
暫くすると画面は鮮明な映像に変わり、いつものローカル番組のオープニングが映し出された。
一日分の放送を録り損ねたことは悔やまれたが、それ以降はちゃんと録画できていたので別段気にすることもなく、
数日後にはそのことすら忘れてしまっていた。
856: 本当にあった怖い名無し 2013/09/29(日) 01:46:54.73 ID:D868NucV0
引っ越してから初めての年の瀬、帰省する旨を実家へ連絡した際、俺にとってラッキーな情報が入ってきた。
実家暮らしの弟が自分の部屋にDVDレコーダーを導入したらしい。
それまで使っていたビデオデッキも健在とのことなので、二台を繋げばVHSからDVDへのダビング編集ができる。
俺は部屋に溜まった大量のVHSをダンボールに詰めて実家へ配送することにした。
無事実家に到着し、既に届いていた荷物を受け取った俺は、弟の部屋で早速ダビング作業を行うことに。
取説とにらめっこしながら手順を確認すると、どうやらVHSの映像を再生しながらでしかダビングはできないらしい。
つまり120分のビデオテープに録画した映像のダビングを完了するのに、丸々2時間かかることになる。
発送したVHSの中身を全てダビングするにはかなりの時間を要するが、収納スペースのことを考えれば致し方ない。
俺はダビング作業を開始した。
が、帰省してから3日が経過し正月を過ぎても、ダビング作業は遅々として進んでいなかった。
俺自身に外出の用事があったり、弟が「部屋でゲームしたい」とゴネたりと、いろいろな要因が重なったためである。
正月休みで実家に居られるのもあと2日、実家に送った全てのVHSのダビングはできないにしても、少しでも数をこなさなければ。
と言うわけで、その日の俺は弟が朝からパチンコに出掛けたのを機にダビング作業を開始。
1本のビデオのダビングが終わる度にテープを入れ替えるという作業を延々半日繰り返した。
夕方6時を過ぎた頃、早めに用意された夕飯をリビングで食べていると弟が帰宅。
「開店初日でめちゃめちゃ勝てた」と自慢気に語ってニ階の自室へ向かおうとする弟に、
「ダビングしてるからデッキとかイジるなよ」と釘を差す。
食事を再開して間も無く、ニ階から突然叫び声が。そして、ドタドタと慌てた様子で階段を駆け降りてくる弟。
「お前、アレ何だよ!?」「何がよ?」「テレビに変なモン映ってんぞ!」
857: 本当にあった怖い名無し 2013/09/29(日) 01:48:21.74 ID:D868NucV0
食事を中断して弟と共に2階へ。
夕飯食うためリビングへ降りる際に電気を消していたので、弟の部屋は真っ暗。
その中でダビング作業中のテレビのブラウン管だけがぼやーと光を放っている。
その画面に映っていた映像を見て、俺は卒倒しそうになった。
ところどころノイズが入った粗い画質の中、目を見開き、口を大きく開けたまま首を横に傾けた女の顔が
画面いっぱいに映し出されているのだ。
その瞬間、俺は録画に失敗した日のことを思い出した。
翌日以降の録画には何も問題がなかったのですっかり忘れていたが、これはその時のビデオテープだ。
弟と暫し無言でその映像を眺めていた俺は、ハッと我に返った。
平静を装いつつ、「あれー?何かダビング失敗してるわぁ」とか言いながらビデオデッキのリモコンを取り上げ、停止ボタンを押す。
反応が無い。ボタンをいくら押しても映像が止まらない。
デッキのカウンターは数字でも英字でもない表示が付いたり消えたりしている。
DVDのリモコンも同様に無反応。のみならず、チャンネル変更や電源ボタンなどのあらゆる操作を一切受け付けない。
俺はコンセントに刺さったコードを、タコ足プラグごと引っこ抜いた。
「ブツン」という音と同時に部屋の中のあらゆるAV機器の電源が落ちる。
ブラウン管の灯りだけで照らされていた部屋は途端に真っ暗になり、俺は慌てて部屋の電気を付けた。
すっかり気が動転してしまっている弟。俺も心臓バクバクだったが、「とりあえず飯食おうぜ」と平静を装ってリビングに戻った。
858: 本当にあった怖い名無し 2013/09/29(日) 01:49:39.12 ID:D868NucV0
その後は大変だった。件のビデオをデッキから取り出そうとすると、ヘッドにテープが絡まって全然出てこない。
強引に引き抜いたものの、ビロビロと吐き出されたテープをデッキから取り除くのに悪戦苦闘。
ドライバーやら何やらで何とか作業を完了させた後、テープはまとめてゴミ箱へ。
その後、DVDの方を確認。ダビング作業は途中で中断されてるだろうけど、内容が気になる。
そこでまた仰天。チャプター画面のサムネイル画像が、先ほど映ってた首を傾けた女の顔。
しかも10数個に分割表示された全ての画像が、同じ女の顔で埋め尽くされている。
すぐさまDVDデッキの取り出しボタンを押す。
ビデオとは違ってスムーズに出てきてくれたそれを、両手で思いっきり力を込めて真っ二つに。
先ほどゴミ箱に捨てたビデオテープと共に紙袋に詰めた上で小さく折りたたみ、ガムテでグルグル巻き。
台所に居た母に「これ捨てといて」と言って手渡した。
以来あんなにハマっていた番組への熱がすっかり冷めてしまい、録画はおろか視聴すらしなくなってしまった。
その後しばらくして再び引っ越しをしたため、今はあの番組の放送局を受信できない地域に住んでいるけど。
こっちでもネット放送か何かで深夜に放映されているので、何の気無しのザッピングでチャンネルが合うたびにドキッとしてしまう。
以上、長文且つ駄文失礼。
898: 本当にあった怖い名無し 2013/09/30(月) 12:07:22.27 ID:NXWzk5BH0
1/2
うしろの人
正直ほかの人の心霊現象とか恐怖体験とかと比べればたいしたことないかもしれんが
生まれてはじめての心霊現象(?)なんだ……
昨日って言うか時間的に見れば今日あった話なんだ。
自分は飲食業に勤めてて帰宅時間が午前になることもよくある。
んで昨日は今日が自分が休みであることと団体客の予約が入ってたから
ちょっと一人残って仕込みをしてた。
んで午前1時半ごろを過ぎたあたりでさすがに帰ろうと思い帰ったんだ。
んで問題はその帰宅中に起こったんだ……
自分の帰宅路なんだけど駅の中を通り抜けて帰ると少しだけ近道になるんだけど
そこのベンチに一人おばさんが座ってたんだ。
50~60歳くらいでペットボトルのお茶を飲んでた。
その時点では普段も一人二人は人が座ってたこともあったからなんとも思わなかったんだ
でも近くに行くにつれおばさんがこっちをガン見してることに気づいた
しかもペットボトルを口から一切放さない。
とりあえずかかわらないようにしようと足早に目の前を通り過ぎたんだけど
俺が目の前を通ったあと立ち上がって後ろをついてきた。
内心勘弁してくれって思いながらも単なる自意識過剰化と思い歩く速度を落として追い越してもらおうと思った
でもペースを落としても追い越されないしかも後ろのほうからは
『ガリッ……ガリッ…』ってなんかをかむ音がする
そこでさっきのおばさんがペットボトルをかみながら後ろからついてきてると思い
完全に変質者に目をつけられたと思った。
899: 本当にあった怖い名無し 2013/09/30(月) 12:09:53.18 ID:NXWzk5BH0
しばらく進んだ先にコンビニがあるからそこまでの我慢だと思い
いつでも走れる準備をしつつペースを一定に保ち歩いた
んで3分ほど歩いてあと少しでコンビニだってとこで後ろのおばさんがペースを上げたことにきづいた
そこで俺は全速力でコンビニに逃げ込んでこれで助かったと思ったらおばさんまでコンビニの中に入ってきた
もう警察覚悟したほうがいいかなって思ったらおばさんが一言
「大丈夫!?なんかされらなかった!?」
……?何を言ってるんだと思ったね。あんたのせいでこっちはビビリまくりだよって感じだった。
んで話を聞くと俺の後ろにコンビニに入るまでずっと後ろから張り付くように人がいたらしいのよ
おばさんいわく駅のそばで迎えを待ってたらあなたと後ろから一人髪の長い白と黒の服?を着た人が歩いてきた
そばまで来たら何かおかしい。前のほうの人は後ろをまったく気にかけないし
後ろの女性?は後ろをぴったりとつけて歩いてるうえに声もかけない。
もしかして変質者につけられてるんじゃないかと思い後をつけてたらしいんだ。
コンビニの前でペースを上げたのは俺を引っ張ってコンビニに避難させようとしてたらしい。
でも俺が突然走り出し後ろの女性はそのまま歩いてく。
とりあえず俺のほうが心配になってコンビニに入ってきたらしい。
(?なのはおばさんがおそらく女と言っていたのと服の種類をなんていってたかわからなかったから)
収まらなかったからもうちょっと続く。
900: 本当にあった怖い名無し 2013/09/30(月) 12:10:35.08 ID:NXWzk5BH0
でもおかしいんだよ。俺おばさんから後ろつけられてたときチラッと後ろを何回か振り向いてるけど
そんな人絶対にいなかったんだよ。
どうも釈然としないけどかかわりたくなかったから
とりあえず、大丈夫だと言うこととお礼を言ったんだ。
そしたらすぐにおばさんは駅のほうに向かって帰ってった。
少し怖かったからコンビニで少し時間をつぶし、早足で家に帰宅したんだ。
んでシャワー浴びてすぐ寝ようって思って服を脱いだら、そこで背筋が凍った。
背中のほうに長い髪の毛ついてんの、ぱっと見て10本はあったと思う。
一人暮らしだから家族もいないし職場にも髪の長い人はいない。
もちろんおれ自身の髪でもない。もう気持ち悪くて服を捨ててシャワー浴びた。
朝一のゴミ収集に速攻で捨てきた。そして眠れない。
あの後おばさんは女性はどっかに歩いていったって言ったけど
もしかして俺の後ろをまたついてきていて、家までついてきてたらと考えたら眠れなくなってしまった。
誰か助けてくれ…マジで怖いんだ……
951: 浮遊物 2013/10/01(火) 10:33:24.97 ID:D6/BOafb0
短いけど不思議な体験を思い出したので…。
確か小学校3年生の夏休みだった。
友達と遊び終わって珍しくちょっと早めに帰宅したもんだから父親の部屋でだらだらと横になってボーっとしてた。
その日は夕方なのもあって涼しくて窓を開けて風を通してたんだよね。
「今日は●●して遊んだなー」とか思い出しながらボーっと天井見上げてた。
そしたらなんか変なものが浮いてるんだよね。
白いミミズみたいな細い何かが円状になってくるくる回って浮いてるの。
何も不思議に思わないでボーっとそれを眺めてたんだけどふと「なんだこれ」って思って捕まえようとしたんだ。
そしたら「それ」は逃げるかのように急に高さを上げて窓の方に飛んでいくわけ。
身長が当時そこまで高くなかったから捕まえようにも捕まえられるか微妙な高さに。
窓辺にある机で仕事してる父親に捕まえてもらおうと思って
父親に「なんだろこれ。捕まえてくれる?」って言ったんだけど父親には見えてないのか「ん?」って感じ。
最終的にその白い「何か」は天井すれすれの高さまで行って窓の方に飛んで行っちゃったから
俺はあきらめてまた横になって「なんだったんだろうなー」って考えてた。
とりあえず記憶にあるのはここまでなんだけどこの生物が何なのかいまだにわからない。
見たのもこの一度だけだったし…。父親は見えてたのか見えてなかったのかよくわからない。
目とか口とかは特になかったと思う。ただ白いミミズみたいな生物が円状に丸まってくるくる回りながら浮遊してる。
怖いというよりは不思議な体験。スレチだったらすまん。