151: sage 2014/01/05(日) 09:13:19.37 ID:DCbcOtgG0
コース的にそっちにも行けてしまうけど、こっちに来ちゃだめですよーって物理的に行けないように止めてあるんだけど、
ロープがくくってある木をちょっと登ると越えられそうな、運動神経あれば行ける感じ。
紅葉にも飽き始めてたので、俺はその先にあえて行ってみることにした。
運動神経には自信があって、女の子にもかっこつけたかった。
周りの反対を押し切って、あまり深入りしないからってロープを超えて入って行ったんだ。
152: sage 2014/01/05(日) 09:16:00.85 ID:DCbcOtgG0
そしたら案外すぐ崖になってて、落ちたら30~40M下の湖に落ちちゃうよっていう火曜サスペンスに出てきそうな場所だった。
まあ確かに危ないけどなんもないんだなーと思って周りを見渡してたら、崖ぷちの木の根元に写真立てが崖側に向けて置いてあるのを見つけたんだ。
崖側に周りこんで見てみると、普通の家族写真で笑顔で父親、母親、子供3人で写ってた。
まさかと思って周りを見たけど生花もお線香もない。しかし、写真立ては無造作に捨てられてるわけでもなさそうだった。
ちょっと気味が悪くなって、すぐに友達の元に引き返した。
153: sage 2014/01/05(日) 09:21:01.12 ID:DCbcOtgG0
みんな一応何かあったのかって聞いてくれたから、
「崖があって、写真があって、花が置いてあった。」といたずら心から少し話を膨らませて答えた。
これは非常に不味かった。女の子達は呪われるんじゃないかと言い出して泣き出しそうなほど怖がった。
まあまあ別に悪いことしたわけじゃないんだしとか言って、残りのコースを歩いて車に戻ったんだ。
そしたら、最初に車に乗り込んだ女の子が大絶叫。
154: sage 2014/01/05(日) 09:24:59.35 ID:DCbcOtgG0
すぐさま車の中を見ると後ろの座席に写真立てが置いてあるんだよ。
背筋が凍りついた。完璧に覚えてないからわからないけど、崖にあったのと同じ物のようだった。
連鎖的に他の女の子達も悲鳴を上げて阿鼻叫喚の地獄絵図。男共も茫然自失状態。
なんとか車の持ち主の友達が「うちの親戚の写真だわ。ごめん。ごめん」と訂正を入れて勇敢にも写真立てをトランクにしまった。
強引すぎるフォローだが、その場は収まって、なんとか無事帰宅。
155: sage 2014/01/05(日) 09:29:26.61 ID:DCbcOtgG0
次の日に、彼とあったが、昨日の話はほとんどしなかった。
写真立てがどうしても気になったので聞いてみたが、トランクはおろか車の中のどこにもなかったらしい。
その日、彼がとりまくってたインスタントカメラの写真が卒業しても配られることがなかったことを考えると
俺よりももっと凄まじい物を見たかもしれない。
あんまり大した話じゃないですね(汗 申し訳ない。
147: 本当にあった怖い名無し 2014/01/05(日) 07:30:51.25 ID:nR6c9nhxi
話してもいいかな
148: 本当にあった怖い名無し 2014/01/05(日) 07:44:54.97 ID:nR6c9nhxi
足柄SA
足柄のサービスエリアに森永のレストランがあるんだ。
高校卒業してすぐに親友と2人で住み込みで働くアルバイト始めたんだ。
サービスエリアだから24時間営業で、俺たちは夜間、ウェイターとして働いた。
夜間に働く人達は仮眠時間が貰えて、確か2時間仮眠が取れた。
そこにあった仮眠室での話。
三畳一間に二段ベッドが置いてあって、上のベッドで寝た時に、いきなり金縛りにあった。
キーンって耳鳴りがしたかと思ったら、ラジオから英語みたいな音が聞こえる。
ピーガーピーガー言う中で、かすかに英語で何か話してる。
149: 本当にあった怖い名無し 2014/01/05(日) 07:59:32.13 ID:nR6c9nhxi
自分ではわからなかったけど、かなり大きな声でうなされていたらしく、
たまたま仮眠室に来た先輩に揺すり起こされて助かった。
汗だくになってた。
親友に話したら鼻で笑われた。
金縛りにあった事は店の皆に 話した。
親友以外の人達は皆口を揃えて
「やっぱり?出るんだよあそこ」
とあっけらかんとしてた。
俺はそれ以来仮眠室で寝ることはしなかった。
それから3ヶ月して、俺は店を辞めて東京に戻った。
親友は残って働いていた。
1年後位に久し振りに親友に会って話していた時、すっかり忘れていた仮眠室の話になった。
親友曰く
「あ!そう言えば俺も金縛りにあった!なんかラジオから英語でガーガー聞こえて来てさ…」
ラジオのクダリは誰にも話さなかった。
鳥肌立った。
あまり怖くなかったらごめんね。
41: 本当にあった怖い名無し 2013/12/20(金) 20:25:25.83 ID:7Kgo+grq0
「パーティーに」
大学1年の時に休み時間によくパソコン室に行ってたんだけど、
そこで俺によく声をかけてくる男子学生(B君としておく)がいた。
最初は挨拶程度と言うか軽い会話程度だったんだけど、ある日B君が
「いろんな大学の学生が集まるパーティーがあるから来ないか?」と言ってきた。
俺はそういう人の集まりが苦手だったから断ったけど、B君はしつこく誘ってきて
仕方なく「行く」と答えてしまい、その「パーティー」に参加する事に。
しかしその「パーティー」の前日からインフルエンザになってしまい、
パーティー当日も熱があって具合悪かったからB君に
「ごめん、具合悪くて行かれない」とメールしたら「だったら友達と車で迎えに行くから、
詳しい住所教えて」と電話が来た。B君に異常なものを感じた俺は
「行ったらみんなにインフルエンザうつしちゃうから・・・
それに熱があって吐き気があるからこれから病院に行くんだ」と言って電話を切った。
それで俺は親の車で病院に行ってたんだけど、俺の携帯には(家に置いていた)
B君からの着信とメールが入りまくってて留守電には893みたいな声で
「テメー何で来ねえんだよ!」「氏ねや!」みたいな伝言が入ってた。
―その後大学内でB君を見かけなくなったんだけど、大学の掲示板と
学生課が出してる学内メールに「大学内で本学の学生のふりをして
「パーティーに参加しないか」と誘う不審な人物にご注意下さい。
その人物は「経済学部2年の○○○○」と名乗っているそうですが、
調査した結果、本学内に「○○○○」という名前の学生が
在 籍 し て い る 事 実 は あ り ま せ ん。」
その○○○○って名前がB君の名前だった。それから数ヵ月後、
とある事件の容疑者として写真と名前が出てたのがB君だった。
42: 本当にあった怖い名無し 2013/12/20(金) 21:17:28.75 ID:RJ3rGGvC0
インフルエンザになってよかったな
44: 本当にあった怖い名無し 2013/12/20(金) 21:47:48.02 ID:Cr9FRdYw0
とある事件がどんな事件だったのかが気になる
47: 本当にあった怖い名無し 2013/12/21(土) 12:06:28.45 ID:0nT7jTzD0
何か>>44のは宗教勧誘っぽいな思った。
顕○会で信者の男が大学生騙して監禁した事件を連想した。
65: 本当にあった怖い名無し 2013/12/24(火) 22:48:26.09 ID:MxE0TJes0
山小屋
今からかなり前の話なんだが、けじめをつけるために話す
その時は冬休みで、俺の家族は婆ちゃんの家に行ってたんだ
名前は伏せるけど結構な山奥で尚且つ雪国だから、近くの山でソリとかで遊べるんだ
だから、暇なときはいつもそうして遊んでた
それが婆ちゃん家に行く楽しみでもあったんだ
俺は婆ちゃん家に行くと決まって遊んでた友達がいた
小6と小4の兄弟で、上が俺と同い年なんだ
小6の方をA、その弟をA弟とする
66: 本当にあった怖い名無し 2013/12/24(火) 22:48:59.03 ID:MxE0TJes0
その日は晴れてたし夕方まで遊びまくるぞーって意気込んでた
でも朝からずっとソリで遊んでると飽きてくるわけだ
それで俺たちは昼食の後、かまくら作ろうって平地を探して少し奥まで入ったんだ
今思えば馬鹿だったと思う
朝晴れてたところで午後からどうなるか分からないし、家の近くで作れば良かったんだ
でも、当時の俺たちは秘密基地みたいなのに憧れてたんだと思う
それで、作り始めて少ししたら案の定雲行きが怪しくなってきた
67: 本当にあった怖い名無し 2013/12/24(火) 22:49:34.86 ID:MxE0TJes0
俺とA弟は帰ろうと言った
でも、Aがかまくらがもうちょっとで出来そうだからって帰ろうとしなかった
放っておくわけにも行かず手伝っていたんだが、いよいよ雪がちらつき始めた
さすがにAもヤバイって思ったんだろうな
やっと帰る気になってくれた
でも、もう遅かった
途中で吹雪はじめてしまった
68: 本当にあった怖い名無し 2013/12/24(火) 22:50:07.47 ID:MxE0TJes0
いくら雪国で育ったと言ってもまだ子供だったから、パニックでどうしようもなかった
そんな中、明かりを見つけた
山小屋だった
俺たちは無我夢中で入ったんだけど、
今思えばそんな所に山小屋なんてなかったはずなんだよな
でも、そんなこと気づかずに俺は中に入って安心してた
寒かったけど外よりはましだったから3人でくっついて、これからどうするか話してた
悩んだけど、帰るに帰れない状況だから吹雪が止むのを待つことにした
そうと決まると、好奇心旺盛なAが小屋の中を探索し始めた
その間、俺とA弟はくっついて座ってた
69: 65 2013/12/24(火) 22:51:49.34 ID:MxE0TJes0
そしたら、突然Aが扉があると言って駆け戻ってきた
入ったときは吹雪で全体が見えなかったし、他に部屋があってもおかしくはない
俺とA弟はAに続いてその場所を見に行った
そこには確かに扉はあったんだけど、棚が前に置かれていて3分の1しか見えていなかった
普通に考えたら怪しい
でも、Aは開けようと言い出した
この時は俺もA弟も何故か楽しくなってきていて、3人で棚を動かすことにした
棚の中の置き物とかを出せば、案外軽くてすぐに動かせた
今考えればこの行動は正しかったのかは分からないが、好奇心には逆らえなかった
Aを先頭に、扉を開けた
70: 65 2013/12/24(火) 22:52:42.88 ID:MxE0TJes0
そこには、鏡台が一つ置いてあった
さすがに俺はゾッとした
それまでに怖い話は読んだり見たりしてたから、なんとなく嫌な感じがした
でも、Aはそんなこと気にしない
興味津々といったふうに鏡台に近づいていった
俺とA弟は入口で突っ立っていた
その部屋はそんなに広くなくて、奥に鏡台が一つあるだけ。
鏡の背は壁にぴったりとつけられていた
俺は霊感とか無かったけど、殺風景な中の鏡台っていうのがすごく不気味で嫌だった
71: 65 2013/12/24(火) 22:53:21.05 ID:MxE0TJes0
A弟は帰りたいと呟いていた
俺も同感だったが、外は吹雪。どうしようもない
少しして、Aが突然血相を変えて走ってきた
「帰るぞ!」と叫んで部屋から飛び出す
俺たちはわけがわからなかった
Aは鏡台の部屋から出るなり扉を閉めると、棚を扉の前に置いた
そして開かないように棚にたくさんの物を置いていく
その全てが、まるで狂っているかのようで怖かった
目は血走っていたし、かなり息が荒かった
俺は吹雪による寒さとは違う何かを感じた
ようは、悪寒ってやつだ
それはA弟も同じみたいで、兄を見ながらガクブルしていた
その時、たぶんAは既に手遅れだった
完全に発狂していた
72: 65 2013/12/24(火) 22:53:54.42 ID:MxE0TJes0
再び、「帰るぞ!」と叫ぶ
でも今は吹雪で帰れるわけがない
俺とA弟は必死で止めた
でも、Aは外へ飛び出した
吹雪の中で早く来いと叫んでいる
俺はもう何がなんだか分からなくなり、Aに従うことにした
この時はまだ、いつものAだと思っていた
ただ、混乱しているだけだと自分に言い聞かせた
俺はA弟の手を取ると、Aを追って走った
吹雪でわけがわからないけど、ただひたすらAを追った
ひたすら走って、前方に明かりを発見した
一足先に着いていたAはガンガン家の扉を叩いていた
追いついて見ると、そこは婆ちゃん家だった
助かった…って俺とA弟はわんわん泣いた
でも、Aだけは血走った目で扉をガンガン叩いていた
73: 65 2013/12/24(火) 22:54:28.24 ID:MxE0TJes0
すぐに婆ちゃんと俺の両親が出てきた
俺たちを見て両親は安堵の表情を浮かべて、それからAの両親へ電話をしに行った
部屋に入ると既に7時を過ぎていた
かまくらを作り始めたのは昼食を食べてすぐだったし、2時間もかかっていないはずだった
それなのに、なぜこんな時間なのだろう
俺とA弟は顔を見合わせた
Aはじっと座っていた
10分もしないうちにA両親がやってきた
A母は2人を抱きしめて泣いていた
俺は婆ちゃんと両親に事情を聞かれた
全て話すと婆ちゃんの顔からサッと血の気が引いた
74: 65 2013/12/24(火) 22:55:00.87 ID:MxE0TJes0
婆ちゃんはAに「何を見た?」と詰め寄った
俺を含め他の面々は全く理解できなかったけど、婆ちゃんの雰囲気から只事じゃないのは分かった
婆「引き出しの中に何を見た?」
A「分からない。…けど、変な動物みたいだった」
そこで、Aは暴れだした
ごめんなさい、ごめんなさいと叫んでた
俺とA弟は2人で俺の部屋で寝るように言われた
75: 65 2013/12/24(火) 22:56:28.58 ID:MxE0TJes0
翌日、俺とA弟が起きるとAと婆ちゃんの姿がなかった
Aの両親の姿もなくて、A弟は俺の家でしばらく過ごすことになる、と俺の両親に言われた
次の日の午後、婆ちゃんが帰ってきて俺たちを車に乗せた
車は知らない人が運転していた
それから3時間くらい乗っていたら、知らない寺の前におろされた
運転手は寺の住職の息子だと言った
俺たちは本堂の中へ通された
そこには住職が待っていた
住職は俺たちを座らせると、Aのことだ、と語り始めた
76: 65 2013/12/24(火) 22:57:03.04 ID:MxE0TJes0
Aは×××に取り憑かれているらしい
(×××の部分は聞き取れなかった)
引き出しの中で動物を見たと言っていたのは、たぶんこれのこと
ちなみにそれは死骸だったらしい
それは、死骸が綺麗なほど危険度が低い
でも、Aが見たのはかなり喰いちぎられていたらしく、住職には手に負えないと言われた
俺とA弟は絶望した
なんでそんなものがあるのかというと、
あの山小屋は昔民家だったそうだ
そしてそこには両親と娘一人という、3人の家族が住んでいたらしい
しかしその家族は謎の死を遂げた
(一斉に別々の方法で死んでいたらしい)
その後、近所の家の住人が病気にかかったり大きな怪我をしたりしたため、徐々に周りが引っ越していきあの家だけが残ったのだそうだ
77: 65 2013/12/24(火) 22:57:38.04 ID:MxE0TJes0
しかし、近隣の集落にまで何かが起こってはいけないと、そこに住んでいた人々はある人物にお祓いを頼んだ
その人物が、この寺の住職の先祖だった
先祖がその家に行くとすぐに理由が分かったそうだ
やはり×××が憑いていた
×××ってのはその集落の辺りに伝わるものらしい
憑いた原因はその家が呼び出したから。
詳しいことは教えてもらえなかった
先祖は考えた末、鏡を置いてそこに小動物の死骸を生贄として捧げて×××を祀ることで大人しくしてもらうことにした
なんで鏡なのかというと、先祖から伝わる方法なんだそうだ
しかし、それを俺たちが破壊した
死骸が喰いちぎられていたのはそれに×××が怒ったから。
俺たちは泣きながら、ごめんなさいと謝った
78: 65 2013/12/24(火) 22:59:50.15 ID:MxE0TJes0
住職はAの元へと案内すると言った
その道中で、住職は一つ不可解なことがあると言った
それは、あの山小屋と俺の婆ちゃん家は数キロ離れているということだった
もうその時点で本当に恐ろしくて仕方がなかった
でも、責任があるからAがどうなったかをきちんと見ろ、と言われたからついて行った
離れみたいなところにAはいると言われた
近づくにつれて悲鳴と引っ掻くような音が聞こえてきた
ぎゃぁぁぁあ!
とか
がりがり
とかいう感じ。
A弟はずっと泣いてた
離れの戸を開けると、しめ縄みたいなやつの長いやつで囲まれた隅にAがいた
昔の面影はなかった
79: 65 2013/12/24(火) 23:00:34.90 ID:MxE0TJes0
俺はそこで気を失った
本当にヘタレだと思うけど、怖かったんだ
目が覚めると本堂に戻っていて、近くに住職がいた
婆ちゃんも、俺とAの両親もいた
なんか、すごく真面目な顔をしてたのを覚えている
俺と一緒にA弟も目を覚ました
すると、住職の前に座るように言われた
Aはもう帰れないらしい
そして、それを見ていた俺たちの身にも何が起こるか分からないそうだ
両親は泣いていた
80: 65 2013/12/24(火) 23:01:09.88 ID:MxE0TJes0
それから俺たちは会うことはなかった
俺はすぐに自分の家に帰ったし、A一家は引越した
Aがどうなったかは俺には分からない
ここまで聞いてくれてありがとう
俺、これからA弟に会ってくる
はじめに書いた通り、全部けじめのためなんだ
これから会うっていうのは、A弟と寺に呼ばれたから行ってくるんだ
たぶん、Aの話なんだと思う
もし書き込みできたらまた報告に来ようと思う
質問があったらまとめておいてくれるとありがたい
96: 65 2013/12/26(木) 23:42:16.01 ID:qOZ7zQGa0
結論から話すと、俺は無事
Aは残念ながらダメだったそうだ
A弟はやっぱり泣いてた
変わらないな、とか思った
あの日俺たちが寺から帰った後、Aは1日中叫んでいたらしい
もう会えないのが分かったのかなー、って俺は思った
そんなわけないんだけどね
それで、Aは一週間耐えたらしい
住職もお経?(というか祓う言葉)を唱えたり、息子に協力してもらったりしてどうにか助けようとした
でも、ダメだった
それだけ、Aに憑いてたやつは凶悪だったんだな
97: 65 2013/12/26(木) 23:42:48.65 ID:qOZ7zQGa0
なんで何年も経った今、そんな話をされたのかというと、
今回俺たちが話を聞いたのはあの住職の息子からなんだ
あの住職はもう亡くなったらしい
でも、普通の死に方じゃなかったんだって。
やっぱり、Aを祓おうとしたからかな
住職が取り憑かれたんだろう
それで、息子以外は住職の奥さんも息子の嫁も子供もやられたそうだ
この寺はもう息子一人になったから、最後に俺たちを呼んだらしい
そして、真実を話した
98: 65 2013/12/26(木) 23:43:41.97 ID:qOZ7zQGa0
俺たちはこれを聞いたことで、それに憑かれるかもしれないと言われた
でも、真実を知ってほしかった、と。
俺とA弟はもう仕方ないって思ってたから、諦めた
息子は泣きながら謝ってた
これはあの日の責任だからな
勝手に立ち入ってしまったこと、Aを止められなかったこと
Aが死んだのは、俺たちのせいでもあるから
A弟は結婚していい奥さんもらって、子供も1人いる
自分はどうなってもいいから、家族は守りたいって言ってた
Aの両親と俺の両親は健在
俺の婆ちゃんは少し前に亡くなった
普通に病気だった
俺も一応嫁がいる
子供はいないけどな
正直、憑かれるのは怖いけど周りには迷惑かけないようにしようと思う
ここに書いたのは、お前らにこんな目に遭ってほしくないからだ
好奇心が皆を泣かせることになってしまうってことがある
お前ら、あんまり怪しい場所には不用意に入るなよ
99: 65 2013/12/26(木) 23:48:34.19 ID:qOZ7zQGa0
聞いてくれてありがとう
これで名無しに戻るわ
その前に質問あったら答える
100: 本当にあった怖い名無し 2013/12/26(木) 23:50:03.29 ID:OjNWIj8B0
Aがとりつかれた後に>>99はなにか心霊現象に遭遇した?
101: 65 2013/12/26(木) 23:54:05.23 ID:qOZ7zQGa0
ないよ
でもそれらしいことは何回かあったな
霊感ないからなんとも言えないけど
48: 1/4 2013/12/21(土) 13:46:43.51 ID:a1khemDV0
黒猫
黒猫に取りつかれてる
子供のころ木陰に死にかけてる黒猫を見つけた
当時の自分は「どんな命も大事に!」みたいなことを左翼教師に刷り込まれてたから、
猫を助けるために行動してしまった、そしてその教師に「困ったときは大人を頼りなさい、大人は子どものいうことをなんでも叶えてくれる魔法使い」とも言われていたせいで近くに居た人に助けを求めてしまった
結果的に猫は死んだ、助けを求めた奴らが糞アホキチ外池沼な大学生4人組で猫をおもちゃのように扱われて殺された
それ以来猫に取りつかれている
49: 2/4 2013/12/21(土) 14:04:44.37 ID:a1khemDV0
この猫は普段は周りの人には見えないようなんだが俺と2種類の人間には猫が見えるらしい
死期が迫ってる人と人を殺したことがある人だ
死期の方は「綺麗な子猫」として見えるらしく
人殺しの方は「凄い醜い老猫」として見えるらしい
ちなみに俺はそのどちらにも当てはまらない左目が濁ってる以外は普通の黒猫に見える
50: 3/4 2013/12/21(土) 14:13:45.15 ID:a1khemDV0
俺は執念で猫を殺した大学生たちを特定したんだが全員が猫を醜いと言った。
なんでも酔った勢いでリンチしたらそのまま殺してしまったとか
猫を見て全員が逃げ出した、うち一人は逃げてる最中に転んで死んだ
二人はその後、運転で事故起こして死んだり、自殺したりした
残る一人がストレスからか暴飲暴食を初めて体を壊して入院している
お見舞いに言ったら「綺麗な子猫」を見たと言っていた、これが偶然なのか猫の祟りかはわからない
51: 4/4 2013/12/21(土) 14:22:57.46 ID:a1khemDV0
死期さんの方はマジで怖いです
知り合いのお見舞いとかならある程度覚悟できるが道行く人に言われるのが本当につらい
猫の見方にもランクみたいのがあって見れた程度なら怪我を負うけど生きてることもあるんだが、
触れたらもう無理
まったく関係のない親子連れに「可愛い子猫ですね」なんて話しかけられて全員が猫を撫でるのを見たのが最大のトラウマです
適当に4レスなんて書いたけどなんとか間に合わせられてよかった(
104: 本当にあった怖い名無し 2013/12/27(金) 03:28:39.55 ID:8A1hZogw0
五年前くらいにあった高校時代の妹の話
S県T市の平均的県立高校に通う妹が、学校が終わりそのままAと二人乗りをしてT駅に向かっていたそうです。
ふと、B子という子から電話が鳴り出てみると
B子「妹、帰らないの?まだ教室にいるなら一緒に帰らない?」
っと着信があったそうです。
妹「え?ごめんね、私今A子とT駅にいるんだ。良ければ一緒に遊ぶ?」
B子「え?今電話しながら教室で手を振ってたじゃん?怖いからやめてよー」
妹「いやいや、A子居るから代わるよ!それ誰だよ!」
どうやら妹の見た目の何かがB子と電話をしながら手を振っていたようで
妹の携帯には、誰かと楽しそうに喋るB子の声だけが録音されていたようです。
うちの姉妹は(俺と姉と妹)母の連れ子なんですが、家庭内が不安定になると女達は金縛りやら色々変な事が起きるみたいです。
何があっても全く感じない俺も最近、ねーちゃんから不思議な電話があってビビったのは内緒
あとこの時間に小腹すいてポテチ食べてしまったのも明日が怖いです
106: 本当にあった怖い名無し 2013/12/27(金) 06:07:54.58 ID:PMOppmJg0
ていうか録音?
110: 本当にあった怖い名無し 2013/12/27(金) 15:08:07.48 ID:MRZH8roN0
>>106留守電に録音されていました。
ですね。失礼しました
携帯電話って本当に不思議な事が起こりますね
115: 本当にあった怖い名無し 2013/12/28(土) 02:27:30.63 ID:fWGH/I6y0
今正直、幽霊に取りつかれているみたいで、鬱であんまりうまく書けるか分からん
この話は今の幽霊とは関係ないんだが、俺の中で一番やばかった話なので聞いてほしい。
もう20年以上前だが、小学1年の頃話。
当時の実家は、ボロイ小さな平屋で、玄関から入って、左にトイレ、右に風呂場、キッチン。洗面所はなくてキッチンの流しを兼用していた。
まっすぐ入ってリビング用に使ってる部屋、奥に入ってタンスとか物が置いてある部屋や寝室があるという作りになっているんだ。
深夜にトイレに起きて用を足して、寝室に戻ろうと、廊下を渡ってリビングに入った。
瞬間、異様な空気に感じた。
薄暗いリビングの奥方から青白い光と電信柱みたいに馬鹿デカい気配がこっちに向かってくるんだ。
錆びた鉄のような匂いを伴って、ゆっくり部屋の奥から向かってくるその気配に俺は立ち往生していた。
親がいる寝室へはその気配に塞がれている状態になっていて助けを求めることができない。
玄関に行こうとしてその気配に背を向ける恰好になるのはまずい。
そうこうしているうちに気配は肉眼で認識できる位置にやってきた。
俺はその馬鹿でかい気配の正体に驚愕した
それは、白いワンピースみたいな服を着たやっと立ち上ばかりの2歳~1歳くらいの女の子が
手に出刃包丁を持ってこっちにまっすぐ向かってくるんだ。
116: 本当にあった怖い名無し 2013/12/28(土) 03:01:05.70 ID:fWGH/I6y0
>>115続き>
歩みは遅いんだが、頭が真っ白になってた。
認識はしているのに体が動かない。
ゆっくりした動作の幼児が無表情のまま自分を刺そうとしている
俺は、右手で女の子頭、左手で包丁を持った手を抑える形になっていた。
よく幽霊はものすごい力があるといわれいるが、その時の力は強かったが
それでも小学生でも抑えられる程度のものだった。
その姿勢のまま数分経った頃。俺は腕が疲れてきてこのままじゃ刺されると思ったのと、
相手が遊んでいるような雰囲気を直感し、包丁があたらない形で左側に体を倒し、
そのまま死んだふりをした。小学なりにとっさに考えたアイデアだ。
「うわ、やられた」と言って、そのまま必死で目をつぶった。
俺は目を閉じた瞬間、本当に刺されて殺されるかもしれないと恐怖したが、
薄め越しに見た彼女は、そのまま立ちつくし、その後、足元や頭の周りなどうろうろしだした。
この時初めて大声で親を呼ぶアイデアが浮かんだが、もうどうすることもできなかくなっていて、
俺は閉じた目をさらに強くつぶった。
どのくらい時間が流れただろう。気配は完全に自分の周りから消えていた。
目をゆっくりあけると、
気配と青い光はキッチンの方にあった。キッチンの流しの上は窓になっていて、
俺はいたずらでそこから外に出たことのある経験上、奴もそこから外に出ていくのではないかと
期待した。しかしその気配はキッチンの奥の食器棚と冷蔵庫の辺りをウロウロしている。
117: 本当にあった怖い名無し 2013/12/28(土) 03:02:20.72 ID:fWGH/I6y0
116の続き>
このまま親のいる寝室に戻ればよかった。
俺は恐怖から解放された安堵感から好奇心が生まれ、奴がキッチンで何をしているのか気になった。
そーと音を立てず、ゆっくりキッチンに向かった。
半開きの引き戸に手を掛け、ゆっくりキッチンの方を覗き込んだ。
その瞬間奴の顔が自分の顔すれすれに現れ、憎しみと嘲りに満ちた表情でにやっと笑った。
そのあとすぐ記憶が飛んだ。
気付いた時には、母親曰く俺は廊下に倒れていて、その後水ぼうそうと高熱で2週間うなされ死にかけたらしい。
親は知らない
俺はその間ベットであの女の子に馬乗りで首を絞められ続けていた。
140: 本当にあった怖い名無し 2014/01/03(金) 01:38:47.74 ID:VyfAkjA40
覚えたよ
上手く伝えられる自信がないけど書きます
俺(31)が小学生の頃に虐められてる子(A)がいた
Aに「先生に言えば?」とか言ってもニコニコしてるだけなんだ
学校で一番頭が良かったから、何考えてるか分かんなくて少し怖かった
中学、高校とずっと同じクラスで腐れ縁みたいたもんで友達関係が卒業まで続いた
22歳になったくらいの時、田舎なので回りの友人たちは大体結婚して子供もいた(俺とAは未婚)
そんなある日、Aと遊んでいるとAを虐めていた男(B)とばったり会った
Bは嫁さんと子供二人と一緒で、こっちに気付かずに俺たちの横を通りすぎようとしていた。すれ違い様にAがポソリと呟いた
「覚えたよ」
その言葉の意味はその二ヶ月程後に分かった。
AはBの子供二人に重体を負わせ捕まった。幸い後遺症の残るような怪我ではなくAも五年ほどで出てきた
昔と変わらずニコニコして出所してきたAに何であんなことをしたのか聞いてみた
「虐められて自殺する奴も居るけど勿体無いと思わない?だって大人になれば虐めていた奴等に抵抗できない痛みを教えることが出来るんだよ」
Aとはそれから有ってない