10: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/07/02 15:42
>>5
神社移転と火事には科学的因果関係はないけど、
神社移転を決めた町内会に八つ当たりしたくなる話だな。
アンビリだったかな?
中国で大手の企業が山の中腹にホテルを立てたんだと。
ところが不吉なことが起ったりして、泣かず飛ばずの閑古鳥経営。
風水の人に見てもらったところ、その山の頂上には龍が住んでて、
麓の沼まで水を飲みにいってたらしいが、ホテルが建ったお陰でいけなくなったとのこと。
そこでホテルの十数階目をぶち抜いて吹き抜けにし、龍の通り道を作ったんだと。
そしたら不吉な出来事が止み、経営も軌道に乗ったとか。
風水師は胡散臭いが、こう言うこともあるんだねぇ。
15: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/07/02 21:32
明け方、出勤前の父がいつものように身支度を整えて
部屋の中を行ったり来たりしていた。
その朝に限り、何故か姉と私の布団の間を何度も何度も往復していた。
狭い部屋だったので、その度に布団の上を踏みつけて通るから
その重さで(布団が沈み)どうしても睡眠から引き戻されてしまう。
それでも眠気には勝てずに、ずっと目を開けずにいたのだが
ふとその時に、つい1週間前に父の葬儀を行った事を思い出してしまった。
が、その途端、気配が消えてしまった。
お父さん、ごめんなさい。ちゃんと布団から起き出して
せめて何か一言でも声を掛けるべきでした。
7年経った今でも心に引っかかっている出来事でした。
つまらない話でごめんなさいです。
今年も間もなく東京のお盆になりますね。
28: 深夜業 02/07/03 03:12
首吊り
仕事から夜遅くまで会社で働いている(今も帰ってきたばかり)ので、幾つか不思議な経験をするようになった。一番最初は、丁度4年前の夏、会社で残業していたときのこと。。。
自分の区画だけ電気をつけて、残りは真っ暗にして仕事をしていた。
単調なデータ入力・加工の仕事に従事していたところ、突然、後ろの席で山積みになっていたファイルがくずれてしまう。「おいおい、きちんと整理しておけよ。。」と思いつつ、下に落ちたファイル類を広い集めた時点で、ふと疑問がわく。なんで、こんなにスライドして落ちるんだ? 山積みの資料・ファイルはまるで誰かに手でなげはなたれたかのように、机2つ分を越えて、向こう側に落ちていたのである。
なおかつ、ところどころ机がぐっしょり濡れている。おかしい。
周りを見渡すと、部署内に人の気配があった。警備員の見回りなら既に来ていたので、警備員でなない。周りをキョロキョロ見続けて目がなれてきたところで、あるものがみえた。
部署の隅(結構広い)に、真っ黒スーツ?(喪服?)を着た人間がたっているではないか。顔はぼんやり、目は細く小さい、口は横に真一文字。手は後ろにまわして、こちらをじっとみている。
本能的に声がでた。「泥棒!」。ありったけの声を出して、もう一度叫ぶ。「泥棒だよ!!」
29: 深夜業 02/07/03 03:24
そう叫んで、私は反対方面の出口に走っていった。エレベータホールまで辿り着き、急いでボタンを押す。なかなかエレベータがこない。そわそわ後ろを振り向きながら、エレベータをまっていたのだが、そのとき突然、部署内から断末魔がきこえた。
男の声。しかも、複数。怖さのあまり、エレベータがきたにもかかわらず、私はその場で立ち尽くしてしまった。結局、しばらくして警備員がやってきたので、二人で部署を確認することにした。
先に警備員が入る。私は怖くて入り口でたっていた。
警備員が見回すも誰もいない。ほら、誰もいないじゃないですか。
そう言いながら、警備員は適当に部屋を懐中電灯で照らした。
そのときであった。懐中電灯が一瞬、何かを照らした。急いで、照準を合わせる。その瞬間、ぞっとした。
30: 深夜業 02/07/03 03:31
そこには、首吊りをした人間がはっきりといた。ゆっくりと揺れている。警備員と私は、二人で部署から飛び出してしまった。
その日は、そこに戻らなかったのは言うまでもない。
次の日の朝、警察も来る騒ぎとなったのだが、結局、首吊り死体?は見つからなかった。私と警備員は簡単な事情聴取を受けたが結局、何もなかった、ということでその場はおわってしまった。
同僚からは基地外あつかいされ、またその警備員はその月にやめてしまった。。。。
ただ、後日判明したある事実があった。実は、自分のいた調査部署で以前自殺者がいたのである。雨の日に自宅マンションの屋上の物干しさお3本に首をくくってなくなったそうである。。。その方はまさに私のいた席の背後、つまり、ファイルが突然散乱したあの席で仕事をしていたらしい。合掌。
32: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/07/03 03:41
こわ
833: 節穴さん 02/06/16 18:52
左手の絵
母校の中学の近所を訪れたときのこと。
すごく古い、厨房なんかが入らないようなぼろいたたずまいの古本屋があって、
どうせだから入ってみた。
「儒家文集」だったと思うんだけど、そんな感じのすごい古い本が
あって、なんとなく装丁が綺麗だったので買った。それで
家に帰って開いてみたら、裏表紙をめくった裏側に、左手が小さな本を持っている絵が
描いてあった。へたな絵だったけどすごく緻密に描いてあった。
左手は病人の手のようで、本を持ったままだらりと垂れている感じ。
数ページめくってみると、似たような左手の絵、描きかけの左手の絵が
印刷字の周りに20から30あった。
絵の描いてあるページには、「50ページ」って
注意書きみたいに書いてあった。(違う数字だったかも)本の内容は
忠にして孝、とかいう類の内容だったように思う。
その日具合が悪くなって、本は別の古本屋に売った。
838: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/17 00:36
包丁を持った男
15年位前のこと、客先で少し待たされたので、その間に上の階との間の踊り場にあるトイレに行った。
ふと上の階を見上げたら中年のスーツ姿の男性が階段の一番上で、階下に向かって包丁を構えるように持ってじっと立っていた。逆光で顔はみえなかった。
不気味に思って下に戻り「今包丁を持った男が立ってたんですが」と告げても「あ、そーですか。で、打ち合わせの続きですが・・・」と相手にしてくれなかった。
確かに見たんだけどなあ・・・・普通の光景だったのかなあ・・・
869: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/19 15:10
踊る幽霊
怖くないけど不思議な話。
私は箏曲を習ってるんですが、その先生から聞いた話です。
雨の降る晩、先生は一人で琴を弾いていました。
けっこう疲れてきたのでそろそろ弾くのをやめようかと思ったそうです。
しかし、なぜか手が止まらない。なんか、曲に引きずられて勝手に弾いてしまうみたいな感覚だったそうです。
先生は、まあ一曲弾き終わるまで弾いておくか、と思ってそのまま引き続けました。
そしたら突然、畳の上で衣ずれのする音がしました。誰か部屋に入ってきたのかと思ったけど、障子を開ける音もなかったそうです。
おかしいなと思いつつも手を止めることは出来ず引き続けました。
その時、先生は異様な空気に鳥肌がたち、いくらなんでも気持ち悪いと思いました。
やめたいのにうやめられない。弾き続けてしまう。
ふと正面に妙な気配を感じ視線を琴の弦から少し先の畳に移したら、そこには和服の裾から白い足袋が見えたそうです。
その白い足袋は、どうみても踊っている足さばきだったそうです。
先生は足元しか見えなかったと言うか、上を見ように視線をそれ以上あげることは出来なかったと言ってました。
気絶しそうになりながらも手が止まらない状態で、やっと弾き終わった時には白い足袋は消えてしまったそうです。
琴の音にのって踊りたい幽霊だったのでしょうか?
あまり怖くはないですね(w
870: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/19 16:25
古来、名手の演奏にはいろんな不思議が起きるものじゃ。
866: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/19 05:07
つい一昨日の事なんですけど、遠縁の親類の方が亡くなりまして。
死因は自殺。しかも飛び下り自殺という事でした。
その時はそれ以上詳しい話は聞かなかったんですけど、まあ繊細な人だったからね…
気の毒だね、みたいな話をして暫くの後。
なんだか妙に首が痛い…肩凝りがひどくなったような感じ。
そうこうしていると胸から鳩尾の辺りにかけて凄まじい激痛が襲ってきました。
起きていられる状態ではなくなったのでベッドに横になったんですが、一向に収まる気配はなし。
毛布をかけてその上に冬布団をかけても寒くて寒くてずっと震えてました。
痛みで呻きながら、その時、
「飛び下り自殺したあの人、多分胸から落ちたんだな…」
と、なんとなく思いました。(そんな妙な落ち方するかなとも思いつつ、
でも間違いなくあばらは折ってるな、と)
そしたら、やっぱりでした。今日葬式から戻ってきた母が、
「胸から落ちたみたいで、顎から下はぐちゃぐちゃ。あばらも折れて」
と、まあ、聞いたらしい話を教えてくれました。(首はどうだか分からない)
それはともかく、その人は多分即死で大して苦しまなかっただろうに、
なんで私が痛い思いをしないといけないのか。
自殺者に同情するもんじゃないです。ホントに。
867: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/19 12:22
子泣き爺
怖いというか不思議な話です。
一昨年の夏の話です。
その日は雨でした。夏特有の、強い雨でした。
わたしは窓を開けたままうたた寝をしていたのですが、夕方の6,7時頃、
ザァザァと降る雨の音に混じって、赤ん坊の泣き声がけたたましく聞こえてきたのです。
その声はあまりにも激しくて、一体何なのだろうと思ったのですが、
じきに泣き止むだろうと軽く流していました。
でも、1時間近くたってもその声は相変わらず聞こえてくるので、
こりゃ変だと思い、姉に「あの声、何なの?ずっと泣いてるみたいだけど大丈夫なのかな。」
と聞いてはみたものの姉にわかるはずもなく、二人で心配に思っていました。
が、少したった後、あの声は聞こえなくなりました。
安心しつつもすっきりしない気持ちで、わたしはテレビを見ていました。
するとなんだか背中の辺りが、重いというかずっしりしていてやけにだるいのです。
背中が重い・・などと、ぼやいていたら、姉が冗談半分に写真撮ってみない?。と言うので、
(寝起きなんで)背中だけなら、と写真を撮ってもらいました。
数ヶ月後、何気なくその時撮った写真を見かえしていたところ、わたしの背中の後ろに
白くもやもやしたものが映っているのです。
フラッシュによるものかな、とも思ったのですが、あの時背中が重かったことを
思い出して、怖くは無いものの不思議な気持ちになりました。
赤ん坊の泣き声(今となっちゃ本当に泣き声だったのか怪しいけど)と言い、
本当に不思議な出来事でした。
868: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/19 12:55
>>867
子泣き爺だね
877: : 02/06/19 23:26
衝動
私は、霊感が無いらしく特に心霊現象というものは今まで特に体験した事はありません。しかし、一度今でも良く分からない体験を一度した事があります。それは、中学生の時林間学校があり、夜には定番とも言えるキャンプファイヤーがありました。最初は何でもなかったんですが、周りを囲んでそのキャンプファイヤーを眺めているうちに無性にその燃え盛る火の中へこのまま飛び込みたいという、自分でも良く分からない衝動にかられました。
その火の中へ飛び込みたいという衝動は強く何度も実行しそうになりましたが、そんな事をしては駄目だ と必死に自分の理性で押し付けて耐えましたが、非常に苦しかったのを今でも良く覚えています。そうして30分程、自殺願望的な欲求と戦い続けると、いきなり開放されたようにスッと心の中が楽になりそんな馬鹿な欲求急速には消え去りました。
自分でもあれは何だったのかなと考えていると、女子達の大きな悲鳴が沸きあがりました。「キャンプファイヤーの火の中に人の顔が浮かびあがっている!」と私もその声で見てみると、確かに人の顔と思える形がはっきりと火の中に見えました。それからは、みんなパニック状態になり教師達が「錯覚だ!」と呼び掛けましたが混乱は収まらず、そのままお開きへ・・・
その後、友人達と必死に走ってバンガローに戻った事を今でも覚えています。今でも、あの体験は何だったのか良く分かりません。あの後、林間学校から帰った私は、高熱を出し、1週間程学校を休みました。これは全て事実です。
これらの体験は単なる偶然だったのか、それとも何か因縁めいた物でもあったのでしょうか?
878: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/20 07:48
古本屋で文庫本を買ったら、ページの隅にパラパラマンガが描いてあった。
小さな点がじわじわと広がっていって、最後に「死」という文字になるという
凝ったものだった。
怖い内容の本なので、なんかぞっとした…
880: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/20 13:23
10年程前、私が高校に入ったばかりの丁度今頃の話。
学校から戻って着替え、何か飲もうと思って茶の間を通過中の裸足の足下に
なにやら「むにょ」という感触。てっきりグミでも踏んだんだと思って足を上げてみると、
そこには私の体重で圧死したほぼ小指大の緑色のイモムシ様が。
うぎょえーーー!!!と叫び声を上げつつ全速力でケンケンしながら浴室に転がり込む私。、
足の裏が削れるくらいに洗いまくって茶の間に戻ると、
イモムシの死体が無い!?
さっきは確かに内蔵(?)まで半分露出してお亡くなりになってたのに。
なんか踏んだ痕跡は畳の上に残ってるのに。
仮に生きていたにしても足を洗っていた5分程度で負傷したイモムシが
さくさく移動するとは考えにくいし、その時家には私しか居なかったので
誰かが片付けるはずもなく。
びくびくしながらテーブルの下とかを捜索してみたけど発見できず、
どちらかというと裸足でイモムシ踏んだというショックの方が大きくて
きっとどこかに逃げたんだという事にしてその事は忘れる事にしました。
881: 880 02/06/20 13:30
続き
翌朝、もう昨日の一件は忘れかけていた私は同じ茶の間で朝食を取り、
いつも通り学校へ出掛けました。
バス停へと向かう途中ふと足下に目をやると、靴の甲の所にイモムシ様が…
動転していたのだとは思うけどそれはどう見ても昨日踏んだのと同じに見え、
必死で足を振ってふるい落として逃げました。
それだけの話なのですが、それから数日は「気が付くとスカートのヘリに」とか
「気が付くと肩に」とかイモムシくっついてたらどうしようと思って終始びくびく
過ごしていた覚えがあります。今でも世界で1番嫌いだイモムシ様…
怖くなくてすいません。
883: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/20 15:52
>>880,881
毛虫嫌いには下手な心霊話よりもリアルで怖い
885: nao 02/06/20 17:36
厨房の頃、H県の海水浴場(実家の近く)で元気の泳いでた時、
目から上頭半分だけを海面に出してたおっちゃんが奇妙な感じでおよいでた。
なんか、波とかカンケーないって感じで、足首くらいの浅瀬の方まで泳いでた。
でも、やっぱり目から上しか出してないし・・・で、消えた。
おいおい、って思った。
893: パタパタ 02/06/21 09:40
深夜友人と車で家の近所を走ってたときの話です。
自分は助手席に座ってたんですがS刑務所の前にある通りにさしかかった時
「パタパタパタ・・」って音がしたんです。
結構大きな音だったので、タイヤにゴミでもくっついてるんじゃないかと
友人に言いました。
で、車を止めて二人で調べてみましたが何も異常はありませんでした。
友人は「気のせいやろ」と言って車を発進させた途端、
「パタパタパタパタ・・・」とさっきより大きな音が助手席側の外から聞こえました。
もう一度車を降りて入念に調べてみましたが音を出すようなものはありません。
友人はボンネットを開けてエンジンも調べてましたが異常なし。
車の底部を懐中電灯で隅々まで調べてみましたが何もない。
「スタンドでみてもらお」と友人は車を発進させました。
すると今度は運転席側から「パタパタパタパタ・・」と音がしました。
友人はすぐに車を止めました。
「これおかしいよな?」
「うん・・・」
今度は二人とも外へ出て調べる気にはなりませんでした。。
5、6分ほど二人とも黙り込んでいたと思います。やがて友人は
「今度音が聞こえても無視してスタンドかコンビニ行こ!」
「そうやな。案外タイヤにガムテー・・・」
会話はいきなり中断させられました。
運転席側のすぐ外から
「パタ・・・パタ・・・パタ・・」とさっきより小さくゆっくりした調子で音が聞こえてきたからです。
エンジンはかけてましたが、車は動いていません。
自分も友人も固まってしまいました。
耳をすませながら友人はエンジンを切りました。
対向車も無いその道はシーンと静まりかえりました。
まだ音はしていましたが今度は「パタ・・ジャリ・・・パタ・・・ジャリ」と
地面を引き摺るような音まで聞こえました。
ちょうどサンダル履きで歩いてるような・・・
いきなり友人はエンジンをかけ急発進させました。
同時に「パタパタパタパタパタパタ・・・」とひときわ大きな音がしました。
まるでサンダルを履いた人が追い駆けて来るかのように。
S刑務所から200メートルほど先にあるコンビニの駐車場に着いたときには
その音は消えていました。
翌朝、友人は馴染みの修理工場で徹底的に調べてもらいましたが
何の異常もなかったそうです。
これはもう14年も前の出来事なんです。
当時自分も友人もこの話は誰にもしていませんでしたし、自分もほとんど忘れてました。
が、先週S刑務所の近くに最近出来たスーパーへ寄ったとき
その店のレジの女の子が隣の子に
「今日遅番やねん!くらなってからパタパタ道通るの嫌やわー」
と言ってるのを聞いて思い出したんです。
駄文・長文お許し下さい。
900: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/21 14:46
友達んちに泊まったら、明け方まだ暗い時間、アパートの前の道を
大勢の人が行進するような「ザッザッザッザッ」という規則正しい足音が聞こえてきた。
兵隊さんの行進、というかんじの…。
それと同時に、カラカラカラカラ…という金属的な音。
集団登校の小学生がカサか何かで鉄の柵をなぞりながら歩いているんだと思った。
でも明け方だから集団登校の時間でもないし、近所に鉄の柵はない。
その音を聞いてる間、ずっと金縛りにあってた。音が消えたら解けた。
904: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/22 11:10
俺が高校生の頃、皆で海に行った時の話し。
野郎ばっかりで目的は無論ナンパだった。そこそこかわいい子に
かたっぱしに話しかけた。しかし結果は惨敗。しまいにはうざい
とか言われ、俺達はだんだんシビレをきらしてきた。
とりあえず浜辺をぶらぶら歩いてたら、テトラポット付近にじいさんが
一人でくつろいでいるのが見えた。
うさばらしにからかってやろうと思った。一人でなにしてんの?のど乾いたから
なんかおごって。てゆーか金くんない?
するとじいさんは「おーそーか。金が欲しいか。金ならいくらでもあるぞ」
まじかよ!?と思ったが、だんだん興奮してきた。そこに知らない男が
やってきた。「なんだおまえら?」
俺達はその男の背中から見える、凄い入れ墨を見て血の気がひいた。
続いてその道の人たちがぞろぞろやって来た。
結局、じいさんは893のお偉いさんで、俺達はとっさに土下座して謝った。
じいさんは不敵な笑みを浮かべこう言った。
「ビールでも飲んでくか。」
いや、未成年だっちゅうに。
906: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/23 02:03
修道院長の話
ある田舎でのこと。
その地方の修道院長は金に汚く横暴で、聖職者にあるまじき行為を行っていた。
人々は恐れ憎んでいたが、その地方の領主は信仰心の厚いお人よしのうえに
城から滅多に外出しない世間知らずな人物だったので、院長にいいくるめられて真相には気づくことはなかった。
そのような状況で院長はますます調子にのり、人々は生きた心地がしなかった。
しかし、ある日。
領主が急な病で床につくと、そのまま帰らぬ人となった。跡取りがいなかったために
いとこにあたる人物が領地にやってきた。最初は院長も大人しくしていたが身についた悪徳はそう簡単にぬぐいされない。
すぐにぼろがでた。そして今度の領主は詭弁に誤魔化されるような単純な人物でなかった。
そして怒ると手のつけられない人物だった。命じて院長を捕らえさせると地下室で拷問にかけ、自白を引き出すと
両足の膝から下を切断させた。四つんばいになって声にならないうめき声をあげる院長。凄惨な光景を見下ろすと、領主は冷たい声でいった。
「こやつを×××の森へ放り出せ。」
それからその森は誰も近寄らない森になった。やむをえない理由がありその森を通り抜けるときには人々は早足で馬を走らせるのだった。
何故なら、四つんばいになった修道院長が「何か食べ物をくれ!」といって追いかけてくるからだ。
子供の頃ばぁさんから聞いた話です。(森の名前は忘れた。)
もっと夢のあるはなしをしてほしかったっす・・・そしたらオカ板にはきてなかったかも。
まぁ、「四つんばいになっておいかけてくる系の話」っていうのは、よその国の違う時代にもあったのねーってことで。
919: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/25 17:22
私の母(特に霊感もない)が体験した、ほんのり怖い話です。
ある日、母は仕事の都合で、お客さんの家に向かっているところでした。
その家に行くには、ある病院と、その隣の建物の間の細い路地を通ると近道なので、
母はそこを歩いていたそうです。
路地の途中、病院側に従業員用の勝手口のようなものがあるのですが、
突然そこが開いて、全身黒ずくめの男の人が出てきて、母の方に向かって歩いてきたそうです。
母は少し「気味悪いな」と思いましたが、普通に歩いていました。
そして、その男の人とすれ違う瞬間ふと、下を向いて、一瞬後に顔をあげると、そ
の人はいなくなっていました。
まさか、と思い、ゆっくりと振り返っても、誰もいませんでした。
後に母が言っていたのですが、もしかするとそれは病院で亡くなった人だったのかも知れません。
その人は、家に帰るような雰囲気で歩いていたそうです。
930: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/26 17:08
階下の住人
たいぶ前に他板で書いたんだけど、妹と最近またその話になり思い出したので・・・
数年前、妹はワンルームマンションの2階に住んでいたのだが
ある日、階下の住人と名乗る若者がやってきた。玄関先で話を聞くと
「おたくの部屋の騒音に前から迷惑しているんだが!」
妹はそんなにうるさくはしてないけどなぁとは思ったらしいが
とりあえず謝った。すると相手は「出るところにも出ようと考えているが
とりあえず話し合いがしたいので部屋に上げてもらえないか!」
との結構な剣幕。
「えっ」と一瞬困惑したらしいが、ちょうどその時、
部屋に彼氏が遊びに来ていたこともあり、まあ大丈夫かなと判断、
しようがないのでそいつを部屋にあげることにした。
するとその男は中にいた彼氏の存在に気付いたらしく、急に
「今日はやっぱり都合が悪いのでまた明日来る」とそそくさと帰っていったそう。
その直後に不動産屋に連絡を入れ、事の次第を報告。
不動産屋からは「入居者同士でのトラブルはすべてこちらで処理するので
当人同士の話し合いはやめるように。階下の住人にはこっちから話しを聞くので
また連絡する」との回答だった。
そしてしばらくたって不動産屋から連絡が。
「調べたのですが、○○様の真下の部屋は現在空室になっていますが。」
・・・それから数日間、毎日彼氏に部屋に来てもらって万一に備えたが、
結局その男は2度と現れなかった。
ちなみに妹はその後すぐに部屋を引き払ったよ・・・。
オカルトじゃないけど、もしその時たまたま彼氏がいなかったら、と思うと今でも怖いよ。
936: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/27 13:28
このスレが面白いんで、俺も一つ。
俺が通っていた小学校は周りが墓地ばっかりの強烈なロケーションだったんだ。
ご多分に漏れず、階段の数が増えるとか肖像画に指を噛まれるとかっていう割と
ありがちな噂があったんだよね。
ある日、俺は係の仕事をサボったことで先生に居残りさせられて放課後
1人で教室の掃除をして、その後職員室でかなり遅くまで先生に説教をくらっていたんだ。
・・・つづく
938: 936 02/06/27 13:50
936からの続き
やっと説教から開放された俺は下駄箱まで行く間にトイレにいきたくなったんだよ。1階の階段を降りきった正面、図工室のわきにある、普段皆あまり使わないトイレに
行った。
「説教長かったなー」とか思いつつ、トイレの入り口のドアを開けた。左に小便用の便器がならんでて、右には個室が3~4つあり、正面にすりガラスの窓があった。
その窓のしたの床にちぃさな、10センチぐらいの裸足の泥で汚れたような足跡がこっちに向く方向にあるのに気がついたんだ。
それを見てると、次々に足跡だけこっちに向かって床に浮かび上がってくるんだよ!
「うわー!こっちに来る!」と思って速攻でドアを閉めて、小便を我慢しながら家に帰ったよ。
その後はなにもなかったし、あれがなんだったのか今でもわかんないんだよねー。
・・・おしまい
944: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/27 20:05
2、3年前の話
夜中(二時ごろ)に何だかうるさいなあと目を覚ましたんですが、
どうやら誰かが部屋のドアを外からガリガリガリガリガリ引っかいて
いるみたいなんです、凄い音でした。けど寝ぼけてたのでウゼェ・・とか
思ってたけれど目がさえてくると、何ィ!と飛び起きたんです、
それでもまだしばらくガリガリやってたので夢ではなかったようです。
猫や犬の類は買ってませんし、家人がこんな夜中に悪戯するわけでもない、
ほんのりと怖かった出来事でした。
949: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/28 01:21
以前住んでた賃貸マンションで、隣の人が不思議な感じだったんです。
8年位すんでたのに1回も顔をみたことがなくて、ちらりと見かけたところ男性の二人暮らしのようでした。
たまにドアを開けっ放しにしてる時に玄関に脱いである靴が、男物女物子供用など10足近く置いてあったり、老人、中年、小学生6~7人連れで部屋に入っていったり・・・。
また、夜中の2時頃目を覚ましたら、隣から「なむあみだぶつなむあみだぶつ」と早口の低い女性の声がえんえんつづいたこともありました。
一体どんな人が住んでたのか・・・
怖くなくてすみません。でも、お経が聞こえたときは怖くて眠れませんでした・・・。