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    37

    嘘のような戦略『動物を武器として利用した計画』が実在していた



    動物を使ったバカバカしい計画

    昔から、人々は動物を訓練して、戦争の武器に利用してきました。しかし、中には滑稽な戦略もあったようです。今回は、動物を武器として利用した、嘘みたいな計画を紹介します。



    1.ニワトリの熱で爆弾を温める

    1

    1957年、冷戦の真っ只中、ソ連軍のヨーロッパの侵攻を防ぐため、イギリスはドイツに核弾頭を埋める計画を立てます。しかし、冬のドイツ平原は気温が低すぎて、爆弾が機能しません。

    そこで、ニワトリの体温で電子回路を温めることを、イギリスの軍事関係者は思いつきました。1週間分の餌があれば、ニワトリは爆弾が作動するまで生き延びると考えたのです。結局、ドイツで核弾頭を爆発させること計画自体が中止になっています。





    2.伝書バトを捕まえるハヤブサ

    2

    第二次世界大戦中、無線機が使用できない時に、イギリスは推定25万羽の伝書バトを使ってメッセージを発信しています。訓練された伝書バトは長距離を正確に移動でき、敵から追跡されることもありません。そのため、ドイツ軍も伝書バトを使用していました。

    すると、イギリスはハヤブサに敵の伝書バトを捕まえさせる訓練をします。この計画で、敵の伝書バトが2羽捕まりました。当時、冗談で戦争捕虜といわれていたそうです。



    3.水中の機雷を探知するイルカ

    3

    1960年代以降、アメリカ海軍は海洋生物を戦争に活かそうとしてきました。最も有名なのはハンドウイルカです。ハンドウイルカは水中の機雷を探知して、周囲に知らせました。

    シアトルでは、イルカやカリフォルニアアシカが、不審者を見つけて確保する訓練を受けています。戦時中の旧ソ連には海洋哺乳類の部隊があったとされており、イルカが船のプロペラ音を認識して、敵の船を攻撃したそうです。



    4.コウモリ爆弾

    4

    プロジェクトX-Rayで知られるコウモリ爆弾は、第二次世界大戦中にアメリカで考案されました。冬眠中のコウモリを空っぽの爆弾にたくさん入れます。そして、ある高度で砲弾が開くと、暖かい空気でコウモリは目を覚ますそうです。

    事前にコウモリには17gのナパームが取り付けられており、のちに爆発を引き起こします。アメリカは数千匹のコウモリを輸入しましたが、原子爆弾への投資が増えたため、コウモリ爆弾の計画は中止になりました。



    5.地雷除去のマウス

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    戦争中、無数の地雷が戦闘地域に埋められました。現在でも、地雷が撤去されていない国は数多くあります。人力で地雷を撤去するには大変な危険が伴うため、動物が使われてきました。また、地雷撤去の目的で、モンゴルはアメリカに2,000頭のサルを要求したそうです。

    しかし、サルの体重で地雷は爆発してしまいます。そのため、ある研究者は、地雷を感知できるマウスを開発しました。このマウスは、通常のマウスよりも500倍匂いに敏感です。



    6.人間とチンパンジーの子ども作る

    6

    1920年、スターリンはヒトとチンパンジーを交配して、無敵の種族を作る計画を立てました。優秀な獣医科学者をこの計画に参加させ、「痛みに鈍感な無敵人間」を作らせます。

    フランス領ギニアで、獣医科学者は自分の精子でメスのチンパンジーを妊娠させようと試み、3匹のチンパンジーで実験しました。次に、チンパンジーの精子を使って人間の女性を妊娠させようとします。しかし、実験は失敗しました。



    7.戦士の犬

    7

    紀元前7世紀、ギリシャのマグニアシア市は、100kgを超えるマスティフ犬を訓練して戦地へ送ります。犬は他の兵士と同じように扱われ、スパイクのついた甲冑も着せられました。



    8.蜂の爆弾

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    1994年、アメリカ空軍は非殺傷兵器の開発に着手します。例えば、ハチやスズメバチを引き寄せるフェロモンを爆弾の中に入れて、敵の兵士を攻撃することを考案しました。また、ひどい口臭のような化学物質や同性愛行為を引き起こす媚薬を爆弾に入れようとも検討したそうです。



    9.毒ヘビを投げる

    9

    ポエニ戦争後、カルタゴの将軍ハンニバルは、エウメネス2世と戦いました。しかし、エウメネス2世の船の方が多いと気づきます。そこで、毒ヘビがたくさん入った壺をエウメネス2世の船へ投げ込みました。すると、敵の船は向きを変えて逃げたそうです。



    10.ミサイルを誘導するハト

    10

    第二次世界大戦中、アメリカ軍はハトを使って、ミサイルを正しい方向に誘導させようとします。当時は、まだ誘導ミサイルがありませんでした。訓練されたハトがノーズコーンに入り、ミサイルの進路を示すスクリーンを突いて操作します。あまりにも非現実的なため、計画は却下されました。



    思わず笑ってしまうようなオカシナ戦略もありますね。

    でも、当時は真面目に検討された作戦だったようです。


    via: LISTVERSE












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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:08 ID:TtUucOWM0*
    1番残酷なのは人間厨が湧くぞ〜
    2  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:09 ID:taQiWn3m0*
    あれ?アタックドッグは?(WIZの)
    3  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:09 ID:m27vo2h90*
    毒ヘビは怖いわ
    4  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:15 ID:FOpVYTG70*
    >>1
    じゃあ俺が代表して...

    1番残酷なのは人間定期
    5  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:23 ID:y.mj.EdA0*
    ハヤブサに捕まった捕虜は解放されたのかな?
    6  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:35 ID:NbIAzzcD0*
    一方、日出る帝国は人間を使った
    7  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:38 ID:svqpERwY0*
    犬地雷はどうした。
    8  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:54 ID:CfVx15KT0*
    昔から動物は兵器
    馬だって象だって牛だって兵器
    9  不思議な名無しさん :2019年07月26日 19:54 ID:5w8.oKdX0*
    >>11番残酷なのは人間
    ・・・だがそれでいい 全ての決定権は人間様の物だ!
    10  不思議な名無しさん :2019年07月26日 20:00 ID:UVjFQtxr0*
    ソ連は犬の腹に爆弾詰めて突撃させまくったぞ
    11  不思議な名無しさん :2019年07月26日 20:08 ID:F.VQhQag0*
    KAMIKAZEとかいう人間兵器
    12  不思議な名無しさん :2019年07月26日 20:09 ID:j53HKSg80*
    チンパン人には成功してほしかった
    13  不思議な名無しさん :2019年07月26日 20:16 ID:9uhPV7hJ0*
    なぜネコ盾が無い
    14  不思議な名無しさん :2019年07月26日 20:17 ID:CfVx15KT0*
    >>12
    染色体数が違うから通常方法で妊娠させる方法は無理
    やるならゲノム編集とかそっちでやらんと
    15  不思議な名無しさん :2019年07月26日 20:25 ID:FOpVYTG70*
    >>10
    でも自軍の戦車にもアタックするんだよなぁ
    16  不思議な名無しさん :2019年07月26日 20:38 ID:yZTYVuxW0*
    古代エジプト軍はニャンコを解き放ちニャンコを抱っこして進撃してくる敵に為す術も無く敗れた。
    17  不思議な名無しさん :2019年07月26日 20:40 ID:mkt1zatg0*
    イスラエルの猫武装スナイパーも!
    18  不思議な名無しさん :2019年07月26日 21:41 ID:mo7pU6u20*
    世の中でいちばん罪がない弱い存在が利用される。いたたまれない。。
    19  不思議な名無しさん :2019年07月26日 21:58 ID:.I10wku10*
    昔サスケと言う忍者漫画で、子犬の体内に爆薬を詰めて、人が可愛がろうとさわりに来るところを狙って爆破させると言う話があったけど、第二次大戦中に実際に使われた手口だったとか。
    20  不思議な名無しさん :2019年07月26日 22:18 ID:7.YUQmK20*
    モフモフの可愛いワンコが、爆弾とか薬とか抱えて近寄って来たら……死ぬ自信あるわ。絶対に。
    21  不思議な名無しさん :2019年07月26日 23:04 ID:8RVVtquG0*
    思わず笑ってしまいますねって…
    いや笑えないわ
    22  不思議な名無しさん :2019年07月26日 23:17 ID:BuFfSIUu0*
    >>14
    多分可能
    ただし条件がある。今の技術力でチンパンジーのオスと人間の女の組み合わせであること。チンパンジーのメスと人間の男の場合は母体の大きさと赤ちゃんの大きさ、妊娠期間から失敗する
    あと染色体数が違うってのも人間の中には稀に染色体の数が違う人も存在するのでクリアできる範囲。またそれらの人も子供を作るのが可能なのも異常が無い人もいるのもわかっている

    例えば馬の染色体数は64本でありロバの染色体数は62本。それから生まれるラバだったか?の染色体数は63本。人間とチンパンジーもそんなに変わらない
    23  不思議な名無しさん :2019年07月26日 23:21 ID:jQF.WjRB0*
    イルカが攻めてきた!
    24  不思議な名無しさん :2019年07月27日 00:09 ID:o.nvKiqG0*
    >>10
    腹ではなく、背中に棒型の信管付いた爆弾を背負わせて、戦車の下に餌が有るように条件付けして突撃させる

    つか、ソ連の犬で軍事&科学関係だと、
    頭だけ切り離して生かしたりとか、更にエグいのがあるからなあ…
    25  不思議な名無しさん :2019年07月27日 02:42 ID:n2NFOswE0*
    猫でハニートラップとかかと思った
    26  不思議な名無しさん :2019年07月27日 05:19 ID:hhUP4Lz80*
    ※25
    猫喫茶ってもんがあってな
    27  不思議な名無しさん :2019年07月27日 09:22 ID:nzBjBIdl0*
    ヒトとチンパンジーはスターリン関係ないなー
    あれ科学者は社会主義的研究をしていないってことで消されたし
    28  不思議な名無しさん :2019年07月27日 10:22 ID:.Y49LSx.0*
    >>24
    いや、手術して腹に爆弾詰めてた事もあったのよ
    さすがに効率悪すぎて続かなかったんだろうけど
    29  不思議な名無しさん :2019年07月27日 14:32 ID:RKwoEsU60*
    対戦車犬がないやり直し
    30  不思議な名無しさん :2019年07月27日 15:12 ID:klHAl5SX0*
    猫を盾にした軍隊の話がなかった
    31  不思議な名無しさん :2019年07月27日 17:14 ID:QbhGq1ce0*
    イルカとかはリアルに怖いな
    32  不思議な名無しさん :2019年07月27日 18:28 ID:qkzQ1S9.0*
    猫使えよ
    この世で一番無能な害獣だろ
    33  不思議な名無しさん :2019年07月28日 09:28 ID:SFwu471h0*
    >>32
    34  不思議な名無しさん :2019年07月28日 14:37 ID:0QKRS7j80*
    >>16
    ペルシア軍戦略w
    バステト女神の化身を手に掛けるなんて出来るわけがない!
    35  不思議な名無しさん :2019年07月29日 09:18 ID:Ve759mGX0*
    8.蜂の爆弾
    のちのアントマンである
    36  不思議な名無しさん :2019年07月30日 19:02 ID:6rwrBr9X0*
    ハンニバルが使って一時期無敵だったゾウが無いぞ
    37  不思議な名無しさん :2019年08月03日 04:10 ID:VFgAIleT0*
    >>22
    頭良いんだな
    中卒の俺には何がなんだかさっぱり

     
     
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