684: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 01:24:56 ID:SJgmDh1o0
何となく腕時計を確認すると3時を廻った所だった。
一時間以上作業してたのに今まで気付かなかったなんて変だな、なんて考えながら音の発信源と思われる厨房に向かったんだ。
営業中は開けっ放しにしてあるだろう金属製のドア。
それを開けると厨房なんだけど、俺は中々開ける事が出来なかった。
なぜなら、厨房に近づくにつれて水音に混じって妙な物音が聞こえてきたからだ。
ごそごそって擬音がそのまま当てはまるような怪しげな音。
泥棒か幽霊か、ってびびっていた訳だ。
それでも、このままじゃ埒が明かないと思って、一気にドアを開けた。
もし中に人がいたらビビって逃げ出すぐらいの勢いだ。
ドアが開け放たれた瞬間、水音も怪しい物音もピタリと止んだ。
けど、真っ暗で何も見えない。
壁を手探りして蛍光灯のスイッチを押すと、独特の音を響かせながら辺りを白く照らされた。
明るくなった部屋は、ぱっと見では何の異変も感じ取れない。
左から右に徐々に視線を動かして部屋を注視した。
やっぱり特におかしなところは無い。
ただ、水道から僅かに水が垂れているだけだ。
10秒に一度程度のペースで、水滴が落ちて空虚な音を立てている。
音の原因は別にあったのかもしれない、と思った。
蛇口を閉めようと近づいたその時、凄い勢いでドアが閉まった。
何のことは無い、自動的に閉まるタイプのドアだったというだけの話だ。
それでも俺は口から心臓が飛び出る勢いでビビッた訳だが。
685: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 01:25:16 ID:SJgmDh1o0
ほう、とため息一つ付いて蛇口をひねる。
小気味良い音を立てて水は止まり、最後の一滴がシンクにピチャリと落ちた。
もう一度ため息をついて厨房を後にする。
仕事の続きをやんないとな、なんて思いながら。
先ほど勢い良く閉まった金属製のドアを、力任せにグイと開ける。
黒い物が目に入った。
最初、俺はこんな所に壁なんかあったかなって思った。
それがあんまり大きいから分からなかったんだ。
反射的に上を見て気付いた。
大きなドア枠の縦横にまだ収まらないほど巨大な、長髪をばらつかせた黒衣の女だったんだ。
叫び声を上げる間も無く、突然に辺りは真っ暗闇になった。
停電だ。
瞬間、俺はパニック状態になった。
逃げ出そうにも前には大女、後ろの厨房は行き止まり。
情けない話だけど、その場にしゃがみこんで、頭抱えて震える事しか出来なかったよ。
何分経ったときか、もしかしたら一時間ぐらいしてからか、蛍光灯が出し抜けに灯った。
恐る恐る前を見ると、大女はもう居ない。
686: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 01:26:22 ID:SJgmDh1o0
ドアは開きっぱなしになっていて、自動で閉まるタイプのもではないらしいと分かった。
ならば先ほど勢いよくドアが閉まったのは・・・・・・再びぞっとしてしまう。
辺りを警戒しながら作業場へ戻ったものの、仕事が手に付くはずも無い。
会社の車に乗って明るい繁華街へ行き、そのまま夜を明かした。
車内のライトを全開にしてたもんだから、バッテリーも上がってしまった。
後日、会社の上司にはこっ酷く叱られたが、あの空間に居る事に比べたら何でもなかったね。
今も害虫駆除の仕事は続けてるけど、別段おかしな体験はしていない。
でも、俺は今でも身の危険を感じてる。
何故って、写真を取るとたまにうつるんだよ。
枠一杯に、あの時の黒い壁が。
694: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 10:37:20 ID:OatD2+i60
>>686
GJ!
臨場感があって、すごく良かった。
926: 本当にあった怖い名無し 2005/07/10(日) 15:22:56 ID:6hJ1nSsk0
テープのうめき声
友人が中学生の頃体験した話。
当時放送部員だった彼ともう一人の部員は、給食時間に校内で流れる「昼の放送」のために放送室にいました。
さて、今日は何を流そうかな~と考えながらテープのラックを漁っていると、見慣れないテープを見つけました。
そのラックには、歴代の放送部員が持ち寄ったテープがたくさん入っていて、童謡、アニソンから演歌、クラシックにいたるまで多くのレパートリーがありました。大抵のテープにはラベルが貼られていて、何の曲が入っているか分かるのですが、そのテープには何も書かれておらず、友人はそのテープを放送してみる事にしました。
再生すると、それまで一度も聞いたことのない歌が流れ始めました。その歌自体は歌詞もメロディーも普通で、特におかしな所は無かったそうで・・・二人は普段どおり放送を終えると昼休みの教室に戻りました。
教室に戻った二人の所に、放送部の担当でもあった担任の先生がやって来て、「お前ら、あまりふざけたことをするな!」と言われました。二人が何のことかと尋ねると、「歌の途中で変な声を入れただろ!」と。
先生が言うには、歌の途中で「ううう・・・うううう・・・」と言う感じでうめき声が聞こえてきたと言うのです。先生は二人がふざけて入れたと考えていたのです。ですが、二人はそんなことはしていません。気になった二人は、放課後先生に頼んで放送室の鍵を借りて、テープを確認してみることにしました。
927: 926 続き 2005/07/10(日) 15:23:39 ID:6hJ1nSsk0
二人はそこにあったラジカセにテープを入れて再生してみました。うめき声が入っていたと言うのは始まってから一分ぐらいの所だったと先生は話していました。そして、確かに一分ほど経過した所で、うめき声のようなものが聞こえてきました。
ただし、テープからではなく、部屋の隅から・・・
二人がそれに気付いた次の瞬間、うめき声が
「ぎゃああああああああ」
というすさまじい絶叫に変わり、驚愕した二人は放送室を飛び出して家へ逃げ帰ったそうです。
夜になって担任から電話が掛かってきました。二人が放送室を開けっ放し、鍵も置きっぱなしで帰ったと言うので、相当怒っていたそうです。
友人は事情を説明しましたが、担任は、二人が戻ってくるのがあまりにも遅いので心配して見にいった、ラジカセの電源が入ったままだったから消したが中にテープなど無かったと話したそうです。
結局そのテープは二度と見つからず、その正体は全く分からないままだそうです。
以上が友人から聞いた話です。実話なのか、友人の創作なのか、あるいはどこかで聞いた話しをさも体験談のように話していたのかは分かりません。ですが、「あのうめき声と絶叫が、今でもたまに夢に出てきてうなされる・・・」と話していた友人の姿が今でも印象に残っています。
580: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 08:29:38 ID:/40DdmD60
親父は俺が小2の時に事故で死んだらしい。
らしい、っていうのは、実際に親父の死体を見たことが無いから。
後で親戚に聞いた話によると、電車に轢かれてグチャグチャだったとのこと。
未だに俺は親父がどんな仕事してたのかも知らないけど、
小さい頃(確か4歳くらい)にこんな事があったのを何となく覚えてる。
その頃はいつも俺と母さんが風呂に入ってる頃に親父が帰ってきて、
俺は風呂あがってそのまま寝室に行って寝ることになってた。
んで、ある夜のことなんだけど、親父がいつもより遅く帰ってきて、
いつもは風呂場のぞいてから飯食ってたはずなのに
風呂をスルーして奥の方に歩いてった。
その時擦りガラス越しにになんか黒っぽいものを引きずってるのが見えて、
それを見た母さんが気まずそうな顔で俺を見てた。
俺はそれが何なのか全然わかんなかったから母さんに尋ねたんだけど、母さんは
凄い怖い顔して俺の方を見ただけだった。
ちょっと怖くなった俺はそのまま寝ようと思ったんだけど、寝室の真下の部屋から
親父がノコギリで何か一生懸命切ってるのが聞こえてきて、
どうしても気になったからこっそり覗いてみた。
そしたら、親父はいつも食事してるテーブルの上で人を切ってた。見たことも無いような嬉しそうな顔で。
見てるのがばれたら殺される気がして、震える足で寝室に帰ってから、寝ようと思っても眠れなかった。
次の日の朝、親父はいつものニコニコした顔でいつものように出かけていった。
母さんも昨日のことは忘れてるみたいだった。知らないふりなのかもしれないけど、
やっぱり聞いたら殺されそうな気がして何も言えなかった。
この思い出と親父が死んだ理由が今でも関係ありそうな気がしてならない。
582: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 09:10:15 ID:BiGTRb8gO
ちょっと恐かった、それが事実だったら人殺しの子になるわけだな
612: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 14:42:10 ID:acIC7kRx0
あの~俺も怖い話があるんだけどいいかな? ちょっと長いけど。
619: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 15:08:15 ID:tjjQLK8wO
>>612
ヨロシコ
621: 612 2005/07/06(水) 15:20:48 ID:acIC7kRx0
ばりばりばりばりばり
はじめに、私は先日ひどく怖い夢をみました。それで誰かに聞いてもらいたく
ここに書き込むことに決めたのですが、テンプレの過去ログ倉庫を拝見させてもらったところ、その中にある「猿夢」という話と大変似通った内容であることに気づきました。
それを読んで私自信かなり驚き、似たような話を書くことに若干ためらいもありましたが、決してパクリや創作ではないので読んでみてください。
私は学校にいた。中学校だ。もう随分前に卒業した。
これが夢だとすぐに気づいたのはあまりにも校内がしーんと静まりかえっていたからだ。
何より今の自分に中学校に来る用事などない。
少々不気味ではあったが、緑色の廊下や歩くとミシミシいう教室は懐かしかった。
しばらくぶらついていると、廊下の隅にあるトイレが目に付いた。
「はは、懐かし」
中学時代の私は胃腸が弱く、授業中にトイレに駆け込むこともしばしばあった。
だから、変な言い方だがトイレは結構身近な存在だった。
キィっとドアを開けて中に入る。相変わらず汚い。
私はなぜか吸い込まれるように個室に入った。
洋式トイレにどかっと腰を下ろす。
「何で、俺こんなことしてんだ・・・?」
そこでようやく私は自分の行動の異常さに気づいた。そう、”なんで私は夢の中でトイレの個室なんかに入っているんだ”と。
じわじわと恐怖感が芽生え始めた。
「怖い・・怖い! 何で俺トイレなんかに入ってんだよ・・!」
軽いパニック状態に陥り、キョロキョロと周りを見回した。
すると、動いたはずみでかさっという音が上着のポケットから聞こえた。
何だろうと思って引っ張り出してみると、それは何の変哲もない一枚の紙。くしゃくしゃに丸まっていた。
つづく
622: 612 2005/07/06(水) 15:23:05 ID:acIC7kRx0
開いてみる。そこには私の筆跡と思しき字でこう書かれていた。
”ばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばり”
「ばりばり・・・?」
意味が分からない。元々字が汚い私であるが、そこに書かれている字はそれに輪をかけて汚く、ひどく焦って書いたような印象があった。
首をかしげて疑問符を浮かべていると、一番奥の個室から物音がした。
「!!!」
びっくりした。誰もいないと思っていたのに。音は断続的に続いていた。
自然とそっちに耳を傾けると・・・
「ばり・・・ばりばり、ばりっ・・・・ばりばり」
心臓が飛び出るかと思った。ばりばり・・・紙に書いてあったのはこのことだ。
でもこの音源がなんであるのかは全く見当がつかなかった。ただ言えることは、なにか軽い感じの音ではなく、なんとなく重い感じの音だった。
私は今すぐ逃げ出したい気持ちだったのに、どういうわけか壁をよじ登って上から音源の個室を覗き見ることにした。もちろん細心の注意を払って音一つたてないようにだ。
私は見た。私の個室からは隣の隣に位置するため、すべて見ることは出来なかったが、音源が人間であることは分かった。それも女の子だ。黒髪の。おかっぱで。
そう、まるでみんながイメージする”トイレの花子さん”そのまんまだ。
髪の毛が邪魔で何をしているかは分からなかったが、そいつが何やら頭を上下に動かすたびにまたあの「ばり、ばり」という音が響いた。
私は自分でも驚いたが、信じられないほどの勇気をもってさらに身をのりだした。
そこで私は見た。
つづく
623: 612 2005/07/06(水) 15:24:50 ID:acIC7kRx0
少女が、人間の生首を頭蓋骨からばりばりと食ってるのを・・・
私は絶叫した! もうなりふりかまっていられない! 殺される!
ドアを蹴破って個室を飛び出した。足がもつれて男性用便器に激突したがそれどころじゃない!
振り向けば一番奥の個室が薄く開きはじめていた。
「やばいやばいやばいやばいやばい!!!」
全力疾走。トイレを出て階段を目指す。母校だけあって校内の地理は完璧だった。自分がいるのは地上三階。3段、4段飛ばして階段を駆け下りる。すぐに一階にたどり着いた。
そこで私は異様な光景を見た。
下駄箱には片足の無い少年や、和服姿の女の子、そのほかにも妖怪のような気持ちの悪いやつらがうようよしていた。でもそいつらは私を珍しがっていたようだが敵意は無さそうで、すぐに襲いかかってくるような気配はなかった。私はほっと安心する間もなく、校庭に出る扉に飛びついた。
一つ目の扉にはカギがかかっていて開かなかった。二つ目も三つ目も、四つ目にもカギがかかっていたのだが、これだけ内カギ?のような仕様で、ひねれば簡単に開くカギだった。開けるなり、また蹴破るように外に飛び出した。
「やった! 助かった!」
やった、助かった・・・? 自分で言ってなんだか変な感じがした。何で外に出ただけで助かったなんて言えるのだろうか。
ここにきてやっと私は思い出した。
「・・・俺、この夢見たことある・・・」
つづく
624: 612 2005/07/06(水) 15:27:03 ID:acIC7kRx0
そう、前に一度だけこれと同じ夢を見たことがある。あのばりばりというメッセージも前の夢で自分が書いたものなのだろう。
この扉を出てすぐ右手にフェンスを切り取って作ったような簡単なドアがある。前の夢では
そこを出た瞬間に目が覚めたのだ。だから、ゴールが近いということを知っていたから「助かった」などと言ったのだ。例えばりばりが追っかけてきたとしても、ダッシュで走ればもう追いつかれないという自信すらあった。
そう思って、私は扉のほうを見た。
絶句した。
私が通っていたころのその扉は常時開け放たれていた。それなのに今は閉まった状態であり、おまけにごつい錠前までしてあった。
「うそ・・・うそうそウソだろふざけんなっ!!!」
私はすっかり忘れていたのだ。最近小学校や中学校も物騒になってきており、登下校時間以外は全ての門を閉めておくことになっていたのだ。私が前にこの夢を見たときにはそんな規則はまだなかった。だから門はいつも開いていた。
私はどうしていいか全く分からず、天を仰ぎみた。すると、トイレの窓から誰かがこちらを見つめているのに気がついた。
ばりばりと目が合った。
鳥肌がぶわっとたった。全身の毛穴が開く感じ。背筋が凍ったような気がして、体温も急激に下がっていった。
「逃げなきゃ!逃げなきゃ!逃げなきゃ!」
私はとにかく走った。あいつから少しでも離れなきゃいけなかった。そこで私は思い出した。
たしか給食センターの車が入る門がある。あれはかなり低いのでよじ登ることだってできるだろう。
そこへ向かってがむしゃらに走った。確かめてはいないが、すぐ後ろにばりばりがいるってことが何となく分かった。しかも自分より速い。50Mもしないうちに追いつかれるような勢いだった。
もうここからは感覚というものがほとんど無かった。ただ走って、門が見えて、それを全身で這うようにして登った。最後は転がり込むように門の外へ身を投げ出した。
つづく
626: 612 2005/07/06(水) 15:29:23 ID:acIC7kRx0
「助かった。今度こそ」
そう思った。わけもなく。ただ絶対自分は助かったという安心感があった。
私は視線を外から学校へと向けた。ばりばりとの距離がどれだけ縮まっていたのか確かめておきたかった。振り向いた瞬間、私は再び肝を冷やした。
ばりばりとの距離は無きに等しかった。もう目と鼻の先にあいつがいた。私の頭蓋骨を両手で掴みとらんとばかりにこれでもかと伸ばした状態で固まっていた。
そしてあいつはこう言った。
「今度は殺せると思ったのに」
そこで私は目が覚めた。
当然のごとく全身は汗びっしょり軽くめまいすらした。
起きて私がした行動は、この夢を忘れないようにノートにメモを取ること。あまりにも
怖い夢だったので後で誰かに話したかったのだ。
しかしメモなんて滅多にしたことないのですぐにノートは見つからなかった。
本棚の奥にあった古びたノートをやっと見つけ、開いた瞬間また私は絶句した。
”ばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばり”
ノートの最後のページには確かにそう書いてあった。私は恐怖のあまりしばらく動けなかった。
一度目の夢はほとんど記憶にないが、わりと楽に逃げ切れた気がする。
二度目は今話した通りだ。
でも三度目は・・・考えただけでぞっとする。
はっきりいって今度またあの夢を見たら逃げ切れる自信はない。
もし今後、新聞かなにかで”寝たまま死んでしまった人”なんて記事があったら、
それはもしかしたら私かもしれない。絶対そんなことはおきてほしくないけど。
559: 本当にあった怖い名無し 2005/07/05(火) 23:37:18 ID:NS/uk1030
こないだ散歩してたときの話。
その日は母が買い物に行くって言うんで、自分と母と愛犬で連れ立って歩いてた。
30分ほど歩きよく散歩で通る、ちょっとした高級住宅地に入ったとき―――
突然、おばさんのものと思しき断末魔のような悲鳴が聞こえてきたんすよ。
ちょうど逢魔が刻ってやつで休日だったこともあり、直前まで周りには人っ子一人居なくて静かだった。
そう、周りには誰も居なかったんよ。
だから当然どっかの家から聞こえてきたんだと思ったんだけど、それにしてはあまりにも近くでおばさんの悲鳴が聞こえた。
しかも、驚いて立ち止まった自分を母と愛犬は不思議そうに見ている。
どうやら自分にしか聞こえなかったみたいだ。
近所では殺人事件があって犯人が見つからないとか変質者がよく出るとか言う話があったんで、かなりぞくりとしたけども。
よくよく考えてみたら被害者の方は若い女性でおばさんじゃないし、ふと今よく考えてみると本当におばさんの声だったのかも怪しい。
ちょっと前のことなのに、どんな声だったのか思い出せないのが更に気味悪くて、家に帰ってからちょっと怖くなったです_| ̄|○
因みに、町内会会長やってる母に、その後何か事件がなかったか聞いたけども、空き巣に入られたうちはあっても人的被害はなかったそうなので、
本当の事件現場のそばを通ったということもなさそうです。
あれはなんだったんだろう……
562: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 00:22:35 ID:42+da7OD0
知り合いのおばちゃんは霊感が強いのね
おばちゃんの体験した話はいろいろ聞いたけど
その中でも俺が聞いて ちょーっと背筋がぞっとした話です
おばちゃん 最初の出産の時に産後の日経ちが悪くて 何日か病院に泊まってたんだって
もちろん 生まれた子供と一緒に寝起きしてたのね
んで 夜になるとおばちゃんのベッドの周りを小さい男の子(3-4歳くらい)が
走り回るんだって パタパタパタパタと音を立ててね
子供が歩き回るような時間じゃないしさ おばちゃんはすぐに
「あ 出たな」って思ったわけ
あまりにも パタパタと音がするんで おばちゃんその子にこう言ったの
「ねぇぼく 赤ちゃんが寝てるから 静かにしてくれる」って
もちろん 子供を諭すようにやさしい口調でね
すると走り回ってた子供が足を止めて
「おばちゃん その子と僕 どっちがかわいい?」
って聞くんだってさ
おばちゃんは冷静に(その辺が場慣れしてんだよな)
「どっちもかわいいわよ」
って答えたの
すると その子は 「ふーん」と答えた後 スーッと消えたんだってさ
625: 本当にあった怖い名無し人 2005/07/06(水) 15:28:56 ID:m4NTet7r0
兄が体験した話
兄(当時高校3年)は友達と3人で兄の家で泊まり会することになってて
夜、高校から帰ってきた兄と友達で兄の実家で家族と夕飯食ってて
兄の友達の一人が「キモ試しでもしようぜーー」と言って、場所は自殺が多い大きい公園
と決まりました。当然俺はのろわれたくないので却下
11時くらいになって兄と友達3人、その公園に行きました。
公園を一回りしようと歩いてたら、友達の一人が
「・・・トイレにいってくる」
と、
言って公園の便所に行き、20分たっても戻ってこないのでトイレを覗くと
誰もいない。扉も開いたままで誰かが入った形跡もなくて
あわてて携帯でその友達に電話をかけたら
「トイレ?おまえ何言ってんだ?今日お前に『泊まる?』って誘われたけど断ったよな?」
この話を聞いた日から兄弟全員友達つれてきたら絶対あら塩をかけるようになりました。
636: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 16:13:23 ID:DnfE+k44O
赤頭巾
夏の蒸し暑い日だった。
毎日毎日、残業でストレスも溜り仕事に嫌気がさした俺は、会社を休み
自然の空気を吸おうとドライブに行く事にした。
向かった先はとある滝、2時間程運転し、自販でジュースを買い、休憩のため車をとめた。
辺りに家はなく、一面山だけだった。
15分ほど休憩して、ジュースを飲み干したが、ゴミ箱がないので外に捨てた。
車を発車しようとした時。
サイドミラーに地蔵が映った。
別になんてことはないんだが、15分もその場にいたのに地蔵に気がつかないのは変だなと思った。
気を取り直して発車、また2時間運転し、タバコを吸いながら休憩した。
15分程休憩し、発車しようとした時。
サイドミラーにまたあの地蔵が映った。
間違いなく、2時間程前にみた地蔵だった。
頭に赤い頭巾がしてある。
地蔵がついてきてる…
恐くなった俺は、帰ることにした。
急いで発車した、音楽のボリュームを最大に上げ突っ走った。それから、2時間程運転した。
限界だった、漏れる寸前だった。
車から、降りたくなかったが生理現象は止められない。
しょうがなく車を止め、トイレをすませた。
637: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 16:15:37 ID:DnfE+k44O
しょうがなく車を止め、トイレをすませた。
【A】
そして、辺りを伺った。
そこに、地蔵はいなかった。
安心した俺は車に乗り、もう一度確認のためサイドミラーをみた。
やはり、地蔵はいない。
もうついてこないよな。
と、室内ミラーを見たら
「赤頭巾」
【B】 そして、辺りを伺った。
そこに、地蔵はいなかった。
車に乗り、サイドミラーを見た。
そこには、また地蔵がいた、俺は恐さをはねつけ、地蔵のもとに向かった。
なんなんだ!なぜ俺についてくる!
地蔵に向かって言った。
地蔵は哀しげな表情で俺を見る。
その時、カランカランと俺の足にジュースの缶が当たった。
俺が飲んだジュースだ。
そうか、缶を捨てた事に怒ってるんだな。
缶をちゃんと持って帰れば怒りも抑えてくれるはずだ。
ん、なんかおかしい。
なぜここに缶があるんだ!
ジュースを買ったのは、4時間前…
そうか、地蔵が教えてくれてたのか…
俺は地蔵にお祈りをし、無事に帰れた。
638: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 16:16:08 ID:H7kBqDAj0
今から9年前の話なんですが。家族でY口県の旅館に泊まった時の話です。
父が旅館の予約を入れといたはずだったのですが、旅館が1日、日を間違えていて別館の部屋が満室の状態でした。お詫びと言われ従業員が仮眠室として使っている本館の部屋に泊まってくださいと言われ、他の所も取れなかったのでそこに泊まる事になりました。
もともと霊感が強かった母は部屋に入るなり「なんか気持ち悪い部屋」と言ってました。部屋の場所は旅館の本館の3階にあり、トイレは離れに男女共用の一箇所だけ。
部屋に着いた僕はトイレに行きたくなり、兄と2人で行きました(怖かったので)そのトイレの便器は全部和式で、仕切りの下に10cmほどの隙間が開いており覗けば隣が見える感じでした。
兄が先に用をたして「先に部屋に戻る」と言い、出て行きました。そのあと直ぐに出ようとしたら、いないはずの隣の便器から「カラン カラン」と紙を取る音が聞こえてきたのです。
兄の悪戯だと思った僕は「やめろよー」って言ったのですが返事も返ってこなく、音も鳴り止まなかったので、下を覗きました。どこの便器にも人の足など見えず紙を取る音も早くなっていき、僕は怖くなって穴もふかずに出ようとしたらトイレの鍵が開かなくなっていて、いきなりトイレの水が一斉に流れ出しました(多分全部の水だと思います)。
泣きながら必死に鍵を開けようとしていたら、鍵がいきなり開き走って部屋まで行くと、父が青ざめた顔で皆に話をしていました。聞くと僕が体験した事と同じような事が一階のトイレであったとの事でした。旅館の人にそのこを話すと戦争があったころ本館は全部、負傷した人や死人で一杯だったそうです。
最近何事もなかったので部屋を貸したそうでう。その旅館で撮った写真は全部白い靄みたいなもので埋め尽くされていました。家族揃ってお払いに行ってきました。今でもその旅館はあるらしいです。
文章が長く下手でごめんなさい。
671: 本当にあった怖い名無し 2005/07/06(水) 21:35:48 ID:5a+3gM3Q0
顔を洗うために洗面所へ向かった。隣のトイレの電気が付いていた。
中から音は聞こえてこない、きっと家族の誰かが消し忘れたのだろう。
そう思って、電気を消した。すると、中から「コンコン」とノックする音がした。
誰か入ってたみたいで「ごめん」と謝り、電気を付け直した。
顔を洗ったり、髭を剃ったりしていて5分くらい経ってたと思う。
まだトイレから出てこない、何の音も聞こえてこない。
「誰か入ってる?」と声をかけ、ノックをしてみたが、返事は返ってこない。
さっきのノックは空耳だったのかな?と思い、トイレの電気を消した。
刹那、ガチャガチャガチャガチャ!!とトイレのドアノブが激しく回された。
そして、上に付いてる小さな曇りガラスにバン!と何かぶつかる大きな音がした。
男か女かも分らない歪んだ顔が、曇りガラスも向こうから睨みつけていた。
710: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 13:06:52 ID:SH1YJNIQ0
ピロリン
怖い話じゃないんだけどな・・・
ネットやってるといろんなやついるよな。荒らしとか冷やかしとかネット
でお悩み相談してるやつとか。
そんな俺はいわゆる『引きこもり』ってやつだ。何度か自殺も考えたよ。
自殺支援サイトって知ってるよな?一回いったことあるんだよ。
そこでさ、HN『ピロリン』ってやつが仲間を集めてたわけね。
俺も死のうと思って参加したわけよ。
んで、まあやっぱりいかにも過去につらい思い出がありましたってツラの
やつが集まったわけさ、下は15歳ぐらいのガキから上は60超える
ジジイまでな。
でも主催者のピロリンだけが来なかったわけよ。野郎ドタンバでビビリ
やがったな、って思ってよ。しょうがないから主催者抜きで自殺する
ことになったんだ。
で、そしたら死ぬ前に遺書とか残したいじゃん。みんなで遺書書いて
るわけよ。
俺も遺書書こうと思ったけど、どうせなら電話で昔俺のこと虐待して
くれさった親父に文句のひとつでも言ってやろうと思って
親父の携帯に電話したわけさ、
「もしもし」
「もしもし○和(俺の名前ね)今どこにいるの?お父さんが大変なの!」
電話に出たのお袋でよ。親父がぶったおれたらしいんだ。
驚いて自殺のことも忘れてトンで帰ったよ。
病院いったらもう親父死んでてね。
死因聞いたら殺人だとよ。胸にナイフ刺されてたそうな。
まあ俺は親父嫌いだったから死ぬ前に親父の死に目が見れて
うれしかったし、犯人に感謝したよ。つづく・・
711: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 13:08:28 ID:SH1YJNIQ0
でも結局それ以来自殺する機会失っちまってなぁ・・・
そういえばあのとき一緒に自殺しようとしてたやつらな。地方のニュース
でやってたけど自殺成功したらしいよ。
それが問題であの支援サイトも閉鎖になってな。とうとう俺も行き詰まりよ。
なんかその気も失せちゃって、その後はなんとなーくつまらん人生送ってたわけ。
ここまでが19のときの話。んでこっからが20のときの話。
親父が死んでからお袋変わっちまってなぁ・・・
すっかり生きる気力なくして親父の後追うようにお袋が自殺したよ。
俺はっつうと、一人っ子で身よりもなかったし、こんな家いたく
ないからとっとと土地売りはらって仙台に移り住んで
適当に仕事探してフリーターしてたもんよ。
まあでも俺って学歴も資格もしょぼかったんで、都心じゃ道路整備の
仕事とかそんなんしかなくてな。だるい肉体労働生活してたのよ。
そしたらそこで偶然にも中学のときの後輩にあってさ。そいつったら
ヤンキーやってて、今度遊ぼうぜって誘われたわけ。
で、アーケードわかる?あそこって10時すぎるとほとんど店もしまって人通りも
少なくなるから。夜中にそこで待ち合わせしたわけ。まあ今度仙台いってみそ。
そしたらそいつ(陸っつうんだけど)路上で3人ぐらいのババアにかこまれて
「まあカワイイ♪うちの娘の旦那にしたいわぁ~」
とかいわれてて、そのそばで携帯のストラップあるじゃん、あれ売ってる
30ぐらいの親父がいて、その親父のそばには19、20ぐらいのわけぇ
兄ちゃんや姉ちゃんがいてさ、タバコすっとるわけよ。変な光景かな?
712: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 13:10:21 ID:SH1YJNIQ0
なんか話しかけづらいからとりあえず俺もタバコでも
吸いながら地面に座って待ってたの。
10分ぐらいしたかな?そのババアどもが陸にバイバイ
言いながらかえっちって、
「おまたせ」
陸がこっち来たわけよ。
そっから陸にいろいろ友達紹介されてさ、そこにいたやつら、
30ぐらいのおっさんの
ミッチーっつうやつも含めてみんなそいつの友達なんだと。
そっからみんなで飯くい行くことになってな、店で話し込んじまったよ。
で、俺はっつうとそのミッチーってやつとなんか気があっちまってな。
可愛い女のことかもたくさんいたんだけど、朝までミッチーと話し込んでて、
んで皆が帰った後も二人で飲んでたわけ。
ミッチーは32のおっさんで、板前やってるデブで、
それだと若いコとの出会いがないから、
出会いを求めて夜中になるとアーケードで無許可でストラップ売ってるんだと。
そんなことしてると若いコよってくるジャン?
そのときに陸と知り合ったらしくてね。(ちなみに陸は男だぞ)
いっしょにいた兄ちゃんも姉ちゃんもヒマだから
ミッチーの手伝いで客引きとかしてたんだと。
俺も面白そうだなと思って、昼間は道路整備の仕事して
夜になるとミッチーのとこいって客引きやったりしてたわけ。
まあボランティアだから客引きは金にはならんけど。
そのおかげで俺も友達いっぱい出来てさ、女の子の友達も結構出来たわけ。
なんかだんだん人生が楽しくなってきてさ、不思議なもんだよ。
20になるまで死ぬこと考えてた引きこもりが、
気がつくと生きてることがたのしくて
たのしくてしょうがなくなっちまってよ。まだつづく・・
713: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 13:11:54 ID:SH1YJNIQ0
だけど楽しい時間はそんなに長く続かなかったよ。ある日、雨のよく降る日
だったからかなぁ~。すごく記憶に残ってるんだけど、
ミッチーが自宅で首つって自殺したんだよね。
なんか店の経営がうまくいかなくて、いろんなとこに
借金しててさ、毎日とりたて屋が店に来てて、
それが苦になって死んだらしい。
店の経営のことなんて全然話さなくてさ、そんなになるほど苦しんでた
なら相談して欲しかったよ。
ミッチーがいなくなると、俺らもアーケードに行く理由なくなるじゃん。
それにお互いあうとミッチーのこと思い出しちゃうし
なんかいきなしあいづらくなってさ、仕事にしたって
いまいち身が入らなかったんだよね。
んで嫌になってきて道路整備の仕事やめて地元帰ってきちゃったよ。
ここまでが20の話。こっからが21の話。
地元でアパート借りて、そっからは友達とかそういうのなんか嫌で誰とも仲良く
しないようにしながらスーパーのパートやりながら生きてたよ。
久々にネットやっててさ、そういえば、19のときの自殺支援サイトのこと
思い出して、似たようなサイトネットで探したわけよ。
んで見つけて掲示板に面白半分で書き込みしたのね、
僕と自殺しませんか~って。
そしてメールがきたのよあいつから・・・
ピロリンだよピロリン
714: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 13:12:31 ID:SH1YJNIQ0
『 ピロリンさん 200X/XX/XX(木)
僕は××県のとある社会人です、生きていることが嫌で嫌で
死にたいです。良かったら僕と一緒に死にましょう
』
なんとなく気になっちゃってさ、メールしてみたのよ。
んであう約束してさ・・・
会社休んでそいつに直で会ってさ、あのときなんで来なかったのか
あれからなんで2年もの間生きてたのか、
どうして死にたいのかいろいろ聞きたくてね。
適当に喫茶店で待ち合わせして、先にいって待ってたら
そいつ昼間から厚手のコート着てでっかい帽子かぶっててさ、
いかにも人目さけてる感じで近づいてくんの。
「お待たせしました、ピロリンです」
なーんかおかしいんだよねそいつ、どっかであってる気がしてさ。
んで、よーく顔みたら似てるんだよね。
似てるんだよ、俺に・・・・
715: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 13:13:17 ID:SH1YJNIQ0
「僕はあなたのことを昔から知っています、2年前にあなたが自殺
したがってたことも、両親が死んだことも、去年あなたの友達が
自殺したこともね。僕の顔、そっくりでしょう。似てるはずですよ。
あなたの父親は昔から女癖が悪くて、結婚してからもよく浮気してたんですよ。
知ってましたか?あなたの父親が浮気相手と作った子供のこと。
それが僕ですよお兄さん。」
そいつは俺の腹違いの弟だった。そしてそいつの母親は親父との結ばれない
関係を苦にして自殺したらしい。
そいつの話だと2年前、通り魔事件で親父を殺したのは
自分だという。そいで親父の息子だった俺にも復讐したかったんだと。
どこから手に入れたのか、そいついきなり拳銃出してよ、
目つむりながら、ああ、俺の人生もこんなもんかって思ったよ。
バーンって音がなって、キャーって店の客が悲鳴あげてよ。
俺は椅子から転げ落ちて倒れこんでよ、
「救急車、店長救急車呼んでください!」
718: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 13:16:47 ID:SH1YJNIQ0
きっと店員さんが俺のために救急車呼んでくれてるんだろうな。
でももうだめだよ、撃たれてるし。どうせならこのまま死なせてくれって
思ってたら。あれ?どこも痛くないんだよね。
起き上がってまわりの様子みたら。俺の弟だっていってたそいつが
頭から血だしてぶっ倒れてるんだよね。
結局そいつは俺にその光景を見せたくて呼び出したらしくて、
そいつも自殺したんだよ。
これでとりあえずこの話は終わりなんだけどさ、2年前のあの日、
あいつは自殺しようとして支援サイトで仲間を集めたけど、
ドタンバで死ぬ前に親父殺すこと思いついて、
んで親父を殺し、そのあとでどうせなら俺の前で死のうとして
俺を2年間探してたんだろうね。
で、地元戻った俺をみつけて、自殺サイトに
たまたま俺が書き込みしてたからうまく連絡とって
会う約束してきたんだよ。
別に怖い話じゃなかったから面白くなかったかもね。
ただなんつーか、誰かに言いたかった。
今でも俺は仲間は作らないようにしてるよ。家族も恋人も友達も
なにもいらん。もう人の死にはかかわりたくないし。
716: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 13:15:40 ID:YlDtPOuc0
ヤベ おもしれえ・・仙台のアーケードかあ、夜中にフォーラスの前で
カラオケ行った帰りとかビリヤード行った帰りに溜まってたなあ。
ナツカシス
750: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 15:36:22 ID:80kooPVR0
上半身も下半身の姿をした人
幼少の頃、田舎の爺ちゃん家に夏休みに行った。
季節的に盆踊りで夜には親戚達と夕涼みがてら
近所の公園まで見に行った。
やぐらを囲みながら盆踊りが始まり中盤に差し掛かった頃
不自然な者を見た。
上半身も下半身の姿をした人・・・。
早い話が下半身だけつなぎ合わせた格好です。
両方ともモンペ姿だった。
爺ちゃんに「あの人・・・」話しかけたら
「見ちゃいかん。」の一言だけでした。
あれは何だったんだろう。
752: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 15:38:10 ID:s8g1stw90
>>750
ケテケテX2 とでも命名したくなりますな。実際みたらガクブルもんでしょうが。
754: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 15:56:46 ID:80kooPVR0
>>752
今考えたらゾッとするけど、その時は本当に何だろうって
思った。
それと俺の爺ちゃん田んぼ仕事から帰ってきて
一言も話さずに俺にズカズカ近づいてきて
白目になったかと思うと口を「ヴォェ~」っと開けた。
中から殿様ガエルが飛び出してきた。
俺は「ギャーーー!!」泣き叫んで婆ちゃんに助けを求めた。
その夜爺ちゃんのお茶目な悪戯だった事が判明。
こっ酷く叱られてました。
それ以来カエルが駄目になりました。
756: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 16:05:12 ID:wZBUzo9y0
>>754
お前の爺ちゃん怖いな
758: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 16:59:49 ID:5RVuHGIC0
小学校6年ぐらいの時の話。
おれんちは一軒家で2階建て。
2階に6歳離れた兄と共同の子供部屋があった。
兄貴とは仲が良くて、同じ部屋の二段ベッドで寝ていた。
(うちの家族は全員2階で寝る)
759: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 17:00:26 ID:5RVuHGIC0
んである日、
いつも通り兄貴と夜更かししてて、
そろそろ寝るかなぁって言ってた矢先、
「パチンっパチンっ」
って音がすんの。一階から。
もちろん親は寝ている。
760: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 17:00:45 ID:5RVuHGIC0
で、その「パチンっ」って音が
一階の廊下にある電気のスイッチの音なのよ。
(音に特徴があるからわかりやすいの)
とりあえず起きたわけ、
「やばいよね」と俺。「やべーな」と兄貴。
「でもこういうのって明かりつけたり、
その場所行ったらなにもないってよく言うよね!」
ということで一階に行ってみることに、、
明かりは、、、、ついてない。
特に変わった様子もない。でも寒気がしたんだよね。
761: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 17:02:16 ID:5RVuHGIC0
部屋に戻り、気にしないで寝ようということになり、
寝てたのよ。パチンって音はまだ聞こえたけど、
慣れてきたので構わず寝てた。
でもまあチキンの俺はなかなか寝付けないわけで、
兄貴もそうだったみたい。
その時には、パチンって音はもう聞こえなかったな。
そんでその後なんだよ問題は、、、、
771: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 18:27:59 ID:5RVuHGIC0
761の続き
そしたらさ、
今度は鈴(?)の音みたいのが聞こえてきたんだよね。
リーンリーンって。
豪鬼のネックレスみたいのしたお坊さんが持ってるような鈴みたいな音色の。
すぐさま起きてさ、
兄貴とまた話してたわけ、さっきと同じように電気つけてさ。
でも電気つかねーの。スイッチつけても!!!!(*;Д;)
スイッチつけてんのに!!!!!
まあこれはその時に電球が切れたってことにしといたよ。そんときは。
772: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 18:28:39 ID:5RVuHGIC0
んで違う明かりつけて、兄貴といたわけ。
そしたら、階段のぼってくんの!!!!
一段ずつ、ゆっくりね。
鈴が鳴りながら・・・・
まじやべえだろ。って話になり、
とりあえずやり過ごすことを期待してガクブルして部屋にいました。
そんで、ついに2階にきた。リーンって鈴が鳴り終わり、
俺ら兄弟の部屋の前を・・・・・・・通り過ぎた。
ホッと胸をなでおろし、その日は眠ったのよ。
そして次の日の朝、
おかんが「昨日怖いことがあってさ」(おかんの部屋は俺らの部屋の奥)
「身体を揺すられたのよ。寝てるとき。何回も。」
「それでね、夢んなかでよろしくね。よろしくねって言われるの。」
兄弟目を合わす中、電話が鳴る。リーンリーン(*;Д;)
773: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 18:29:42 ID:5RVuHGIC0
祖母が死んだらしい。(おとんがわの祖母)
きっと昨日きた霊は、
おとんのことをよろしくねって祖母がおかんに言いにきたのかなって
思った。おかんも怖かったけど嫌な気はしなかったと言っていた。
不思議と俺らの恐怖心も薄れていった。
嘘っぽいけど実話です。
現在21歳ですが、家族みんな元気です。
775: 本当にあった怖い名無し 2005/07/07(木) 18:35:05 ID:Kk0sni+V0
昔、俺の中学で自作ラジオが流行った時期があった。
俺はラジオなんて全然聴かないけど、みんながラジオの話ばっかしてて置いてきぼりにされるのも嫌だから、そういうのが得意な友達に手伝ってもらいながら作った。
結局それほどラジオは聴かなかったんだけど、いつだか適当に周波数変えて遊んでたらノイズがいきなりふっと消えた時があった。あれっと思ってその周波数にもう一度合わせても何も起こらなくて、その時はラジオの調子が悪かったから一瞬電源が切れただけだと思ってた。
次の日その事を話したら、友達の中にも同じようなことがあった奴が結構いて、それから
呪いのラジオ局を探そうって話に発展した。
少したってから、ある時間にある周波数に合わせると必ずノイズが切れるって噂がでてきて、それは俺が体験したのと大体同じ周波数と時間だった。俺は怖くなってラジオ聴かなくなったんだけど、ただ持ってても意味が無いから手伝ってくれた友達にあげることにした。
そいつは怖い話が好きだったから噂を試したみたいだけど、結局何も起こらなかったらしくてがっかりしてた。
噂自体は段々変形してよくある下らない話になり始めて、そのうちみんなも飽きたから呪いの局探しは終わりになった。
それから二ヶ月くらい後の話で、ラジオをあげた友達が青い顔で「本当にヤバい所を見つけた」って言って俺に周波数を書いたメモを渡したんだけど、2,3日後そいつが行方不明になって大騒ぎになった。
俺はそのメモを急いで探したけど、結局どこにも見つからなかった。
他にも何人かメモをもらった奴がいたんだけど、やっぱり一枚もメモは見つからなかった。
ただ、貰った当日にその周波数に合わせてみた奴の話によるとヤバいも何も普通の地元の放送局だったとの事。
メモの中身とその局の周波数はどう考えても違ったってみんな言ってるし俺もそう思ってるけど、結局なにが正しいのかは分からずじまい。
結局友達は見つからなかった。
俺たちの中では呪われて死んだってのが通説になってる。
875: 本当にあった怖い名無し 2005/07/09(土) 03:20:12 ID:1hgBynNr0
個人的にガクブルだったので別スレより投下
689 名無しさん@どーでもいいことだが。 sage 2005/07/08(金) 22:15:59 ID:44XXnM2F
ちょっと怖い夢を見た。
夕方の放課後、学校の非常階段踊り場で小さな女の子が小さくうずくまって泣いている。
実はこの女の子は妖怪のようなもので、泣いている女の子に
同情したり声をかけたりすると取り憑かれた様になり自殺してしうまう。
私は何故かその事を知っていたので、無視して階段を降り始めると、
一緒にいた友人が女の子に声をかけてしまった。
こうなると友人を助ける為に、その女の子の妖怪を殺さないといけない。
妖怪は頭のてっぺんから穴を開け、白い脳漿のようなものを噴出させた後でないと殺せない。
白い脳漿を出すと妖怪は知り合いに化ける能力を発揮するので殺すのも苦労する。
が、散々な苦労の末に妖怪を殺せて友人を助け出した。
そういうところで夢から醒めて、この夢を見るのは2回目である事に気がついた。
女の子を見た時、妖怪だと気付けたのは、
1回目は私が妖怪に同情して声をかけ、別の友人に助けてもらったからだ。
何となく気持ち悪い気になって今日は寝られない。
明日早いのになぁ。
876: 本当にあった怖い名無し 2005/07/09(土) 09:59:53 ID:QcufmS6c0
・・・面白いな
882: 本当にあった怖い名無し 2005/07/09(土) 16:18:50 ID:C64c/0wq0
俺の家って何かおかしいんだよね。
真夜中で誰もいないのにサーチライト点灯したり、逆に誰かが草履で歩き回ってる音がするのに何も感知しなかったり。
あと、俺の部屋は階段上ってすぐなんだけど、寝る頃に下から誰か登ってくる足音がして、
何だろうと思ったら登ってくる途中で音が止まって、数分後一段目からまた登り始めるのが一時間ほど続くっていう現象が週に2回くらいの頻度で起こって、その他にも俺の部屋の入り口がガラス戸だから部屋の前の通路を通ってく奴の肩から上辺りが見えるんだけど、そこを毎晩同じ男が2~3度同じ方向に通り抜けてくのが見える。
そんな家で暮らしてる中で一番ビビった体験は、通路の曲がり角を曲がったらその先が見たことのない風景だったこと。家の中なのに。
そこにいた人の服が70年くらい昔の感じで、えっ、嘘?って思って一瞬混乱して、何なんだよって思った次の瞬間にはいつもの光景に戻ってた。
二番目にビビった体験は、家に婆ちゃんと俺しかいなかった時のことで、俺がテレビ見てるのに後ろでガサゴソやってて鬱陶しかったから、「婆ちゃんうるさいよ」って言いながら振り向いたらそこに誰もいなかったこと。
急いで婆ちゃん探したら台所で料理作ってた。位置関係を考えたら絶対に婆ちゃんの筈がないし、あの衣擦れの音は絶対猫とかじゃなかった。
悪いことは一切起こらないから追い払うつもりはないけど、もうちょっとびっくりさせないような出現方法を考えて欲しいなぁ~って思います。
981: 本当にあった怖い名無し 2005/07/11(月) 00:55:05 ID:zX3UwlnZ0
当時大学2年生だった4年前の話。
夏休みになり、久しぶりに実家に帰ってきたオレに友達が、
「心霊スポットに行こう」と言ってきた。
そういうわけでその心霊スポットに行った時の話。(5人で車2台)
そこは山の中にある大きな墓地である。
深夜の1時くらいにその墓地についた。
ここには2,3回来たことがあったのであまり怖い気持ちはなかった。
前回と同じように車に乗りながら墓地の外周を走って、
それから墓地の中を歩くというコースだった。
「やっぱり何もでないな」と思ってたオレは「車を降りて歩こう」と提案した。
駐車場は墓地の奥にあり、そこに行くには木々に囲まれた1本道を通るのである。
もちろん電灯はなく、車のライトだけが灯りである。
駐車場に着いた時、前を走っていた車(オレは後方の車を運転していた)が、
いきなりブレーキをかけた。そして方向転換をしだした。
「なんで方向転換するんだ?」と思い、前の車を運転している友達に電話をかけた。
友達は「ヤバイ帰るぞ!!」とだけ言い、電話を切った。
「オレは何があったんだ?」と思い必死に方向転換をしている友達を横目に駐車場の奥まで進んだ。
奥まで進むと、あるものが車のライトに浮かび上がってきた。
たくさんの人だった。
ていうか暴走族だった。
オレも必死に方向転換をして逃げた。
怖かった。
982: 本当にあった怖い名無し 2005/07/11(月) 01:48:24 ID:Wri8mBr4O
(´・ω・`)こわいがな