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    憎いはずの敵と協力し合う…戦争中のちょっと変わった『休戦理由』

    憎いはずの敵と協力し合う…戦争中のちょっと変わった『休戦理由』






    戦う者同士、協力だってする

    オオカミの大群が襲ってきた、絶体絶命の時に敵と遭遇してしまった…想定外のトラブルが起こったら、たとえ戦争中だって敵と協力し合わなければいけません。今回は、戦争中のちょっと変わった休戦の理由を紹介します。



    1.一般家庭で敵とお食事

    Brig. Gen. Anthony McAuliffe and his staff gathered inside Bastogne's Heintz Barracks for Christmas dinner Dec. 25th, 1944

    バルジの戦いはアメリカ軍などの連合軍とナチス・ドイツのドイツ国防軍の戦闘です。クリスマスイブ、3人のアメリカ兵が道に迷い、ドイツの田舎町の家にたどり着きました。その家族はアメリカ兵士を招き入れ、クリスマスディナーを共にします。

    その後、4人のドイツ兵が家を訪れ、家主はドイツ兵らも歓迎しました。両者は停戦を受け入れ食事をして別れたそうです。





    2.戦争がもうすぐ終わるから

    Schloss Itter

    イッター城の戦いはアメリカ兵とドイツ兵が唯一共闘した奇妙な戦闘で、ドイツが降伏する数日前に起こっています。その当時、ヒトラーの失脚によって、多くのドイツ兵は戦う気を失っていました。

    イッター城には著名なフランス人捕虜がおり、忠実なナチス親衛隊は最後まで城を奪還しようとします。しかし、近くにいたアメリカ兵とドイツ兵は集結して捕虜を保護したそうです。



    3.オオカミと戦うために停戦

    A wolf-hunt in Russia, c. 1913

    第一次世界大戦中、ドイツ軍とロシア軍が戦っていた戦闘地帯は森林が多く、両者は巨大なロシアのオオカミの群れに直面します。そこで、両者は停戦を受け入れ、オオカミを追い払いました。停戦中、協力しあって何百匹ものオオカミを殺したそうです。



    4.兵士の遺体を運ぶため、休戦した

    Rapido1944Wounded

    第二次世界大戦中、厳しい地形のため、イタリアのラーピド川では多数の兵士が死亡しています。アメリカ兵は川を渡ってドイツ軍を迂回させましたが、多数の死傷者を出しました。

    状況はとても悲惨だったため、ドイツ軍は2時間の休戦を示唆したそうです。停戦中、アメリカ兵は仲間の遺体を回収しました。



    5.お互いパンを分け合う

    Supermarinespitfire

    第二次世界大戦中、ドイツ軍のノルウェー侵攻を連合国は防ごうとしました。ノルウェー上空での戦闘中、イギリス軍戦闘機はドイツ軍を撃墜しましたが、自分たちも墜落してしまいます。

    両国の兵士たちは荒野で遭遇しましたが、戦わないことで同意しました。そして、廃ホテルに寝泊まりし、朝食を分け合ったそうです。その後、ノルウェー兵がイギリス兵を救出し、ドイツ兵を捕虜にしました。



    6.アメリカ南軍と北軍が停戦中に喫煙

    1

    アメリカの南北戦争は、多数の死者を出しました。1861年から1865年まで、南軍は奴隷制度を維持するために戦います。しかし、双方の米軍兵士は非公式の休戦を取っていたそうです。会話をして情報を共有し、タバコを吸っていたといわれています。



    7.敵同士でクリスマスツリーを飾る

    Christmas Truce 3

    第一次世界大戦中の西部戦線は、イギリスやフランスなどの連合国とドイツの戦いで、多数の死者を出しました。しかし、1914年のクリスマス休戦の時、両軍の兵士は驚くほど穏やかに過ごしています。

    ベルギーでは、連合軍兵とドイツ兵たちがクリスマスツリーを作り、音楽を楽しみました。その後、贈り物を交換し、サッカーの試合も行っています。しかし、クリスマスが終わると、両軍は戦闘を再開しました。



    8.反乱を抑えるために戦闘を停止

    Anzac troops advancing to the firing line, Gallipoli Peninsula, Turkey, April 1915 - David Izatt (16985057461)

    第一次世界大戦中、オーストラリアとニュージーランドの連合軍ANZACはトルコ軍と戦いました。一部の戦闘は現在のヨルダンで行われ、両軍は地元住民とも対立することになったそうです。1918年、ANZACがトルコ軍に深刻な打撃を与えると、ヨルダン人もトルコ軍を攻撃し始めました。

    そして、ヨルダン人たちは蜂起を起こして、トルコ軍を壊滅させようとします。ANZACの司令官は事態の深刻さに気づき、反乱を止めるためにトルコ軍との停戦に合意しました。



    9.仲間の遺体を埋葬するために、両軍が停戦に合意

    Australian gunners at Anzac

    その後も、ANZACとトルコ軍は激しい戦闘を続け、双方とも50万人以上の兵士を失っています。遺体は山積みになり、炎天下で腐敗し始めました。死者を埋葬するため、両軍は1日の停戦に合意したそうです。



    戦闘の状況は、その場にいる兵士にしか分かりません。

    いくら敵対してても、たとえ短い時間でも、状況に応じて協力し合えることは大事ですね。


    via:Ranker












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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2019年08月08日 19:11 ID:R8AyExzm0*
    当然だろ。
    雨露しのげる安全な場所でダベってるだけな奴らの都合で、殺し合いさせられてるだけだから、末端の兵士なんて。
    よほどのサイコパスでもない限り、自分が死にたくないのはもちろん、敵兵だって殺したくはないだろ。
    むしろ同じ状況に置かれてる者同士、同情や連帯感が生まれても不思議じゃない。
    2  不思議な名無しさん :2019年08月08日 19:11 ID:jf4W17w10*
    インディアンに対しては性器切り取ったり猟奇的虐殺をしたのにな
    3  不思議な名無しさん :2019年08月08日 19:19 ID:Xlozz4JK0*
    和の国では何かないのか?
    4  不思議な名無しさん :2019年08月08日 19:34 ID:X5.5EAof0*
    ドイツで米軍とドイツ軍で持久戦をしていた時野戦のラジオがマリーネデイートリッヒが歌うリリマルレーンが流れて来た。すると双方が聞き入り一時休戦で互いにたばこ交換して休んだ。その後銃撃戦は再開。
    5  不思議な名無しさん :2019年08月08日 19:50 ID:lauH3HUU0*
    >>3
    日本の戦国時代だと、松永久秀の「クリスマス休戦」ってのを思いついたが、真偽のほどがちょっとなあ…。
    6  不思議な名無しさん :2019年08月08日 19:50 ID:hU9AEnwg0*
    >>3
    日露戦争の旅順で遺体片付けの為に休戦はしたらしいよ
    7  不思議な名無しさん :2019年08月08日 19:56 ID:rqLGFJng0*
    そうやって話し合ったりして協力できるのに戦争になるのはなんでかな……
    やっぱ現場にいない上の人間が悪いわ
    8  不思議な名無しさん :2019年08月08日 20:28 ID:HOVbyu.H0*
    仲良く休戦しててもすぐ銃撃始めるのシュールだね
    9  不思議な名無しさん :2019年08月08日 20:43 ID:9nhYzxjy0*
    本当は誰も戦いたくないんだよ・・・。
    10  不思議な名無しさん :2019年08月08日 21:12 ID:.Uhp3jaX0*
    ※3
    日本側が紳士的に助けてやったエピソードは結構あるけどね
    大戦中は連合が無差別虐殺ばかりやってたからこんな紳士的なエピソードは存在しない
    11  不思議な名無しさん :2019年08月08日 21:26 ID:4UVfkLXA0*
    ドイツ軍が意外と優しい
    12  不思議な名無しさん :2019年08月08日 21:44 ID:njhKFbYv0*
    >>6
    遺体収容の傍らで、意気投合して酒盛りしてる両軍兵士の姿もあったとか
    13  不思議な名無しさん :2019年08月08日 21:46 ID:oHdE1XR80*
    あれ?休戦中に海上でせどり(21世紀のアジア)がないの?
    14  不思議な名無しさん :2019年08月08日 21:50 ID:Zi.AcQtT0*
    >>6
    映画「203高地」そうしたシーンがあったような。
    あと休戦中に酒とタバコを交換し、互いに「ありがとう」「スパシーバ」と言ってるシーンもあった。
    15  不思議な名無しさん :2019年08月08日 21:50 ID:DgHcxtuV0*
    休戦を受け入れたふりをして攻撃する。されるなんてことも
    あるんだろうし難しいよね実際のトコ
    16  不思議な名無しさん :2019年08月08日 22:01 ID:PsU8si.k0*
    >>10
    一次は世界からも褒められるほどだったけど..
    17  不思議な名無しさん :2019年08月08日 22:17 ID:Um5kznVL0*
    ※14
    実際はもっと凄くて、旅順開城後は日露両軍で街に繰り出して飲みまくってたw
    18  不思議な名無しさん :2019年08月08日 22:40 ID:iC7.kqUq0*
    白人と黄色人種で同じようになったとは思わん
    19  不思議な名無しさん :2019年08月08日 22:48 ID:Tl0QG.9X0*
    まーぶっちゃけ今徴兵されて敵殺せとか言われても適当なほう撃ってごまかすわな
    20  不思議な名無しさん :2019年08月08日 22:51 ID:JcrJCCO80*
    やさC世界
    21  不思議な名無しさん :2019年08月08日 22:52 ID:ceXN0Bbu0*
    ※8
    7のクリスマス休戦は、両軍指揮官による何らかの合意に基づくモノでは無く、自然発生的に起きた。両軍兵士がつかの間の休戦の間、プレゼント交換したり、写真見せたりして互いの家族について話したりした。

    それによって、何が起きたかというと「戦えなくなってしまった」。敵兵は鬼や悪魔に例えられ、兵士へ憎み殺すべきモノとして叩き込む。しかし、それぞれ普通のお父さんお兄さん、家族を愛し愛される人たちなんだなんて認識したら、とてもじゃないが殺し合いなんか出来ない。

    戦闘が再開しても、両軍兵士は互いに空に向けて銃を撃つなどして、殺し合いを避けた。双方上層部は、それら部隊を別の部署に配置転換することにした。

    どこの誰かも知らぬ敵兵だったら殺せても、目の前の敵は「地元で多くの人に愛され評判のパン屋のジョルジュ」「子供が5人もいて、なかなか生活が大変な仕立屋のヨアヒム」と思ったら、そりゃ殺せなくなるさ。
    22  不思議な名無しさん :2019年08月08日 23:03 ID:ceXN0Bbu0*
    ※19

    その様な、普通の気持ちを持っている君ほど、ある意味変われるよ。ワンピースじゃ無いが、軍隊ってのは徹底的に仲間意識というモノを育て上げる教育をする。

    苦しい訓練を通じて互いに助け合い励まし合い、自分にとって、かけがえのない存在となった戦友らが敵によって、惨たらしく殺されてごらんよ。一発でベルセルクの様に変身して、いくらでも敵兵殺せるようになるから。

    祖国のため家族のため主君のため、いろんな理由で古より兵士は戦ってきたが、戦場において目の前の一番の戦う理由は「同じ部隊の仲間のため、仲間に恥じないように」だよ。
    23  不思議な名無しさん :2019年08月08日 23:09 ID:XGYbpS2b0*
    >>3
    休戦って訳では無いけど救助って話なら雷って名前の船がイギリスの海兵を数百人救助したって話を聞いた事がある
    戦後救助された海兵のひとりが外交官として日本に来日して救助してくれた感謝を伝えたって話も残ってるらしい
    24  不思議な名無しさん :2019年08月08日 23:13 ID:VBCNHZs50*
    3のオオカミと戦うために停戦はWW1の東部戦線ではマジで死活問題だったからな
    冬の夜はマイナス28度近くになったから、凍傷とか呼吸器疾患になったりして多くの兵士が死んだんだけど、昼間でも土が凍って死体が埋められないくらいの気温だった
    そしてその死体とか寒さで弱ってる兵士を狙って狼達が前線に集まったから、定期的に排除してたという記録が多く残っている
    25  不思議な名無しさん :2019年08月08日 23:54 ID:HXqTTxmD0*
    別に敵が憎くて戦争してるわけじゃないだろ...
    ただでさえ駆り出されてるのに。
    26  不思議な名無しさん :2019年08月09日 00:39 ID:zIrplUBv0*
    狼との戦いは興味深い。
    皆必死で生きてる感じがする。
    敵味方だけじゃなくて狼たちにも共感できる話。
    27  不思議な名無しさん :2019年08月09日 01:08 ID:I6eO31sm0*
    日露戦争のときは双方戦死者甚大なので週一日の死体収容休戦をやったりしてる
    28  不思議な名無しさん :2019年08月09日 01:09 ID:BoV.YsWE0*
    >>22
    実際に従軍した人が「仲間の血を見ると正気でいられなくなる。そうなったら止まらないから平和を保つならそんな状況を生み出してはならない」と語っていたな
    『戦争の話を聞かせてくれませんか』は第二次大戦時のさまざまな場所の色々な立場(女性含む)の聴き語りが載っていて面白い
    29  不思議な名無しさん :2019年08月09日 01:30 ID:g1ppG28.0*
    >>3
    休戦とはちょっと違うかもだけど、西南戦争で敵から飯を投げ入れてもらった話をどこかで読んだな。司馬遼太郎だったかも。
    戦場といっても24時間戦い続けてるワケじゃなく、昼間に激しい戦闘のあった後の夜間とかは案外お互い気を抜いてる瞬間とかあったのかも。
    30  不思議な名無しさん :2019年08月09日 01:40 ID:g1ppG28.0*
    「戦争における「人殺し」の心理学」ていう本が面白いよ。
    マジモンのサイコパスなら兎も角、大多数の人間は殺人に忌避感を覚える。だから命を奪い合う戦場にあっても、兵士は「意図的に」銃の狙いを外す事が実は物凄く多い。
    逆に古今の指揮者は、如何に兵士にちゃんと人殺しをさせるか、如何に人殺しへの抵抗感を無くさせるかに腐心したとか。
    そんなわけで、何かの拍子にふとお互い殺すのをやめて戦闘が止まっちゃう瞬間とかは、リアルな戦場では意外とある事なのかもしれない。
    31  不思議な名無しさん :2019年08月09日 02:06 ID:Qyqbw0fm0*
    バルジの戦いの停戦は映画にもなってるよ
    32  不思議な名無しさん :2019年08月09日 09:16 ID:3mAhmf2Q0*
    やっぱり本気で殺し合うには私怨という名の支援が必要なんだな
    33  不思議な名無しさん :2019年08月09日 10:29 ID:h6zt.vH00*
    「憎いはずの敵」←この前提がそもそも間違い
    34  不思議な名無しさん :2019年08月09日 13:25 ID:9zrSnA4I0*
    国や社会に強制されて無理矢理ころしあいさせられてんだし、敵兵のほうが余程親近感湧くわ
    戦争なんて利権貪る金持ち達や政治家達に直接肉弾戦でやらせりゃいいんだよ
    35  不思議な名無しさん :2019年08月09日 14:28 ID:RKsOjqeO0*
    10見方が片寄りすぎ。連合軍に助けられた日本兵も山ほどいるぞ。少しは戦記や体験談を読め。
    36  不思議な名無しさん :2019年08月09日 17:18 ID:ocjIxYAM0*
    こんなの想像つかなかったけど
    人間同士だもんね、この記事見れて良かったよ
    37  不思議な名無しさん :2019年08月09日 20:02 ID:nZ11oCb20*
    兵隊さん達は上の指示だから戦争しただけ感が。そのまま戦争やめればよかった。
    38  空缶 :2019年08月10日 09:33 ID:Mf5eYPS30*
    一蓮托生的な状況で協調が不可避ならするが、
    馴れ合いならまよわず殺すわ。敵だぞ。
    39  不思議な名無しさん :2019年08月10日 17:08 ID:89hNw39q0*
    戦争中でもこんなことってあるんだね。やっぱ人間だな。
    40  不思議な名無しさん :2019年08月11日 22:36 ID:d6pm40VG0*
    >>3
    太平洋戦争中南方で対峙していた日米両軍。
    地元の土人が狂暴で両軍に攻撃してくるので、一時休戦して土人退治したという話を聞いたことがある。
    41  不思議な名無しさん :2019年08月12日 06:27 ID:xcyeJ6xp0*
    ※37
    辞めれば奴隷になるだけだ
    停戦できたのはお互い対等な兵士だったからだろ
    自国のために戦うことを拒否したクズはころされておわりだよ
    イソップ童話にもあるだろ
    42  不思議な名無しさん :2019年08月14日 19:35 ID:2yZCTQwb0*
    >>10
    太平洋戦争における日本のその手のエピは序盤だけ
    陸さんは知らんが海軍は膠着〜敗色濃厚になってくると艦が沈んで海に浮いてる敵兵に機銃を浴びせる空薬莢投げつける等するようになる
    だから木村昌福の「撃っちゃあいかんぞお!」が美談として残るんだけど

    日米ともに救助活動を妨害しあうくらいだしそれに対して双方報復しあうから殊に戦争末期は憎しみ丸出しで調べててツライ
    43  不思議な名無しさん :2019年08月15日 15:13 ID:Qm2tEkUS0*
    ポール・マッカートニーの83年のMV『Pipes Of Peace』を思い出したのは自分だけじゃない…ハズ

     
     
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