692: 691 2005/09/23(金) 11:34:01 ID:EkdD6UO10
その日のバイトが終わった16日目の夜。
夕飯を食べ終えた後、
海の家の子供達が
子供達「海で花火をしよう」
と言ったので花火をすることになった。
海の家の主人は
主人「すまないが、子供達を頼んだよ」
といわれたので私が子供達の保護者となった。
午後9時ぐらいに海に行き花火を始めた。
私は波の音を聞きながら、
傍らで海の家の子供達が花火をしているのを見ていた。
『風が気持ち良い。』
次第に心地よくなり、横になりながら空を見上げていました。
その日は、星が満面に輝いていた。
693: 本当にあった怖い名無し 2005/09/23(金) 11:35:00 ID:EkdD6UO10
だんだん周りの音が小さくなっていった。
子供達の声も遠退いて行くのが分かった。
私はいつの間にか、星を見ながら寝入ってしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハッ!?
ふっと目が覚めました。
『あれ、いつの間にか寝てたか・・・あ、子供達!?』
花火をしている所を見ると子供がいない。
『ヤバイ!!』
子供達を頼んだよ。
そう言われたのに、自分は寝入ってしまった。
しかも子供達の姿が無い。
嫌な汗が垂れた。
瞬時に
『まさか、海に攫われた!?』
嫌な風が吹いていた。
694: 691 2005/09/23(金) 11:36:26 ID:EkdD6UO10
海の方を見てみると不気味に静まり返っている。
いつも見ている海だが、心底不気味な感じがした。
足跡は無いかと思い、
懐中電灯片手に砂浜を良く見てみる。
しかし、昼間のお客さんの足跡が混ざっていて識別は困難。
主人に知らせねば。
私は携帯電話を取り出し主人に電話する・・・が出ない。
携帯の時計は10時43分を指していた。
えっ?こんなに寝てたのか!!
改めて驚いた。
すぐさま、携帯片手に家族の家の元に走った。
電話をしながら走っている間、主人は携帯に出なかった。
『くそっ、こんな時に・・・』
そう思いながら、家の前に着いた。
玄関の電気が青白く光っている。
695: 691 2005/09/23(金) 11:37:10 ID:EkdD6UO10
すぐさま、玄関の戸を開けて中に入る。
中を見ると子供達の靴があった。
『あ・・・なんだ先に帰ってたのか。』
一気に不安と恐怖が消えた。
同時に自分に帰る事を告げなかったことに頭に来た。
携帯のボタンをブッっと押した。
とりあえず、主人はお怒りだろうと思い。
主部屋に行った。
・・・誰もいない。
『まだこの時間なら起きてるはずだが・・・』
正直、自分は少し混乱していた。
他の部屋も回ってみる。
誰もいない・・・。
恐怖感が襲ってきた。
靴はあるのに家族の姿がない。
気が狂いそうになった。
696: 691 2005/09/23(金) 11:37:41 ID:EkdD6UO10
2階の子供部屋も回ってみる。
やはり誰もいない・・・
『どうなってるんだ・・・』
そう思い部屋の中で、気が狂いそうになりながら
ふっと外を見た。
!?
人だ!?
海に誰か人が立っている。
『誰だ??』
混乱しながらも見ていると
月明かりがその姿を照らした。
おっさん・・・
おっさんらしき人物が立っている。
さっき自分達が花火をしていた所だ。
697: 691 2005/09/23(金) 11:41:24 ID:EkdD6UO10
おっさん、何やらごそごそし始めた。
何かをポケットから取り出した。
それを耳に当てた。
【ブルルルルッルルルルル!!!!(本当は着メロだが)】
自分の携帯がなった。
すかさず、電話をとった。
「おまえ・・・ここの人間じゃないな・・・」
おっさんの声だ。
自分は怖くなり携帯電話を床に落としてしまった。
ふっと、窓を見る。
おっさんが、こっちを睨み付けている。
瞬時に分かった。
あいつ、自分に電話したんだ・・・と。
698: 691 2005/09/23(金) 11:42:04 ID:EkdD6UO10
自分は金縛りにでもあったかのように
そこを動くことが出来なかった。
再びおっさんはポケットに手を突っ込んだ。
ゴソゴソと何かやっている。
今度は何を出すんだ・・・。
そう思っていると、おっさんの姿がふっと消えた。
『えっ!!』
そう思った瞬間。
「さようなら・・・」
耳元で声が聞こえた。
背筋にむしずが走った。
明らかに、背後におっさんがいる。
自分は悲鳴を上げた。
『うわぁああああぁあぁぁあぁああ!!!!!!』
・・・目が覚めた。
寝てた・・・寝てたのか・・・
699: 691 完 2005/09/23(金) 11:42:40 ID:EkdD6UO10
キャハハキャハハ
子供たちの姿があった。
『ゆ。夢か・・・』
自分は悪夢を見たんだなと思い込んだ。
今何時だ・・・携帯電話を取り出す。
あれ?携帯電話がない。
家に置いて来ちまったようだ。
腕時計を見ると時刻は9時15分を指していた。
花火が終わり、家に帰り、携帯電話を探すした。
なぜか子供部屋に落ちていた。
ヒョイ、と拾い上げて中をみた。
メールが一件来ていた。
私は絶句した・・・。
送り主:Error
タイトル:【NOBODY】
メール内容:さようなら・・・
702: 691 あとがき 2005/09/23(金) 11:53:40 ID:EkdD6UO10
一昨年の夏の悪夢は今でも忘れない。
次の日からは特に変わったこともなくバイトを始めました。
でも、そのバイトの最中誤って自分の携帯電話を砂浜で落としてしまい
なくしてしまいました。
必死に探したんですが結局見つからずにバイトも終わってしまいました。
【時の番人】を書いた人も言ってましたが、
あの出来事は、夢だったのかもしれません。
今となってはあの携帯電話もありませんので分からずじまいです・・・
704: 本当にあった怖い名無し 2005/09/23(金) 12:24:46 ID:wFMUgOHU0
プツップツッ
小6のとき、家庭科のミシンの授業でふざけ半分に友達と、
ミシンの針の下に指をセットして針をゆっくり下げていくチキンレースをやっていた。
レースが中盤に差し掛かったところで突然ミシンにスイッチが入り友達の指先を貫通した。
固まった自分と、悶絶する友達、絶えず動きつづけるミシンの針。
友達が指を勢いよく引こうとするが、それ以上の勢いで針が上下する。
ミシンの針が友達の爪を貫通するたび「プツップツッ」と音がする。
ハッと我に返りコンセントを抜く、するとミシンは針がちょうど上がったときに止まった。
友達はダッシュで保健室に駆け込んだ。
あれから自分はミシンをみると「プツップツッ」という音を思い出す。
707: 本当にあった怖い名無し 2005/09/23(金) 13:29:49 ID:64As40l30
>>704
イヤ~ン・・・orz
713: 本当にあった怖い名無し 2005/09/23(金) 16:47:31 ID:B7JxqONW0
>>704
痛い痛い痛い痛い痛い!!
手が萎えて力が入らなくなったお
738: 本当にあった怖い名無し 2005/09/23(金) 22:45:38 ID:dhK2Dxmx0
祖父の遺影
んじゃ俺も投下。
あれは中1のお盆だった。
うちは平屋なんだが、俺の部屋は仏壇がある部屋に続く廊下に沿っている。
その上俺のへやの戸はスモークガラス?みたいのが張られていて顔こそわからないが、
仏壇のある部屋に行き来してる人間は見える。
ちょうどその日は親戚一同集まってて居間には10人ほど集まってた。
俺は部屋にこもって勉強してた。
そうしたら仏壇のある部屋から誰かが出てくる足音がした。ガラス戸に人影も写っていた。
でも俺は特に気にしないでいた。どうせ居間に行くと思ったからだ。
しかし予想と反して足音は玄関から外に出て行ってしまった。
741: 本当にあった怖い名無し 2005/09/23(金) 23:07:30 ID:dhK2Dxmx0
>>738続き
怪訝に思った俺は玄関に向かった。靴を数えるとちゃんと人数分ある。
念のため外に出ると誰もいなかった。
わけがわからなくなり居間に行くとやはり全員いた。
俺は「今誰か座敷にいた?」と聞くと全員ずっと居間にいたという。
「じゃあだれか帰ったの?いま玄関開いたよね?」
そう聞くと「開いてないよ」と言う。勘違いか・・・と思っていたら
母と従妹が「えっ?開いたよ」と言い出した。
しかし叔母は、絶対に開いていないと言い張る。
そこでさっき誰かが座敷から出てきたことを話すと父が「座敷を見に行く」と言い出した。
一応バットを持って従妹と俺と父で見に行くことにした。
微妙にびびりながら戸を開けると、
お盆につくるナスの馬?やらご飯やらが倒れていた。
「何これ・・・?」泥棒かと瞬時に思ったが仏壇には祖父が生前愛用してたロレックスが置いてあったし
何よりこれだけ荒らしておいて物音ひとつしないわけがない・・・。
しかしひとつだけものがなくなっていた。それが祖父の遺影でした。
結局あの体験が何だったのかよくわからない。
とりあえず泥棒ではないと思う。それには不可解なことが多すぎる。
怖くなくて&長いうえ駄文でスマソ。
784: 本当にあった怖い名無し 2005/09/24(土) 14:48:12 ID:NsDEA2hr0
こっくりさん
この話しタブーが多すぎて書くのちょっと怖いんだけど。
私は幼い頃霊感が有った気がする。
気がするというのは、どの霊体験も今思い出すと
本当に有ったことなのかな?って
自分で疑わしくなってしまうからだ。
でも、これだけははっきり「本当にあったことだ」って覚えてる。
何しろ友人が交通事故にあったんだから。
785: 784 2005/09/24(土) 14:53:35 ID:NsDEA2hr0
それはコックリさんをやっていたときの話。
小学生特有の好奇心で、場は盛り上がっていたが
10円玉は微妙な動きしかしなかった。
スルスル動くなんて事は決して無く、
ジリジリと動くものだからYESかNOかの質問がやっと。
それでも気の弱い友人には怖かったんだろうな、
「お帰りください」をする前に指を離してしまった。
私たちは、呪われるぞーなんて言いながら、
その場で「お帰りください」を開始して、コックリさんを終了した。
しかしその日の放課後、その友人が
車に跳ねられた。
別の友人とプールに向かう途中だった私は、
道路に転がっている友人を見てぞっとした。
786: 本当にあった怖い名無し 2005/09/24(土) 14:59:32 ID:NsDEA2hr0
幸い友人の怪我は骨折程度の軽いものだったんだけど、
その現場に居合わせた子の話によると、
車が来てるの解ってるのに道に飛び出したとか言うし、
事故った友人も「お母さんに呼ばれた気がした」とか
訳のわからないことを言うし、ヤバイなぁと思った。
でもそこは小学生。面白がって、
「こっくりさんに、あの子が指を離したから
お怒りになられたんですか?って聞いてみようか?」
なんて、もう一度コックリさんをやろうかって話になった。
しかしそれを聞きつけた担任の先生が、
物凄い剣幕で私たちをしかったので、コックリさんは中止となる。
787: 784 2005/09/24(土) 15:05:42 ID:NsDEA2hr0
「コックリさんだけは面白半分でやっちゃ駄目!!」
いつもは優しい笑顔が人気の音楽教師だった担任の、
予想外の剣幕に押された私たちは素直に頷いたが、
あまりにも酷かったので、後日、どうして?と担任に聞いてみた。
すると先生もこっくりさんの怒りに触れたことがあるのだと言う。
「先生が高校生の頃の話なんだけどね…」
バレー部員だって先生は、部活終了後、こっくりさんを
かなり本格的にやることにしたらしい。
人数は四人。方角から何からきちんと調べてやったこっくりさんは、
驚いたことにスラスラと10円玉を動かし、
「誰が誰を好き」だなんて他愛も無い質問に答えてくれていたって。
調子に乗った先生達は、
「じゃあ最後にこっくりさんのお名前をお聞かせください」って言ったらしいんだ。
790: 本当にあった怖い名無し 2005/09/24(土) 15:12:32 ID:NsDEA2hr0
すると10円玉が動き出し
す し こ
って綴ったそうなんだ。
先生達はその名前に笑ってしまったらしい。
すると案の定、こっくりさんがお怒りに。
10円玉から指は離れなくなるし、
部室の扉は開かなくなるしで、パニック状態。
泣いて謝る時間が三時間ぐらい続いたって。
元から優しい類の霊だったんだろうな。
するとこっくりさんはようやく
「●●にある大きな木の下まで謝りに来たら許してやる」
って言って、みんなを解放してくれたんだって。
でも先生は謝罪に行っていないらしい。怖かったからってさ。
こっくりさんってやっぱ遊びでやっちゃいけないよね。
791: 784 2005/09/24(土) 15:17:03 ID:NsDEA2hr0
あ、今思い出した。
この音楽教師、私たちが在学中に美術教師と職場結婚したんだ。
できちゃった結婚だったから、私たちを教えてる最中に
アレとアレがナニを…と思うと生々しくて嫌だったんだけど、
生まれた子、ダウン症だったんだよね。
899: 本当にあった怖い名無し 2005/09/25(日) 02:36:59 ID:m9l3wGb80
現場
んじゃ、今はもう酒の席とかでネタに出来るぐらいになったんで、
俺の思い出話をば
丁度5年程前の、某古都での話
当時近所の山道を、仕事明けに散歩するのを日課にしてた
途中からハイキングコースからズレて枝道に入るのと、
時間帯のお陰で、全く他人とは出会わずにいたんだが、
或る日から2回連続で、同じ奴と遭遇した
そいつは黒っぽい服を着た中肉中背の男で、向かって右側の草叢を向き、
じっと佇んでいた
薄気味悪く思いはしたんだが、回れ右するのも躊躇われ、
その時はおそるおそる後ろを通り抜けた
900: 本当にあった怖い名無し 2005/09/25(日) 02:40:36 ID:m9l3wGb80
次に出会ったのは4日後。天候が不順だったのと、週末が入ったのとで、
少し間が空いたんだが、この時も同じ場所で同じ様に佇んでいた
この日は異様に月の綺麗な晩で、月明かりのお陰で結構手前で気付く事ができたんで、
足音を殺しつつ引き換えした
そんな事があって、何となく散歩に出るのが億劫になってきて、
暫く夜歩きには出なかったんだが、そしたら二週間程して、
その山の中で他殺死体が見つかったとの新聞記事が
まさかと思いつつも気になったので、日曜の昼間に出掛けてみたら、
丁度男が佇んでいた場所の奥の藪が、モロに現場だった
以上。このスレの住人から見たら、何てことは無い話なのかもしれんが、
俺はその後暫く睡眠薬の世話にならないと眠れなかった
902: 895 2005/09/25(日) 02:54:25 ID:Ax9ntFiZ0
コオォーーンン・・・俺が小五の時の事なんだけど。 生まれてからこの方ずっと東北で暮らしてきたんだ、俺。当然学校も地元でさ。 小五の夏に行った林間学校も東北の有名な山に行って寝泊りしたんだよ。3泊4日で。 その山っていうのが多少曰く付きのとこで。宿泊施設で働いてるおっさんから聞いた話(半強制的に聞かされた)だと、夜になると施設の近くを流れる川の水の中に無数の虫の死体が混じるとか、戦国時代にこの山に逃げ込んだ落ち武者の霊が出るとかそういう話もあったんだ。 当時父親が死んでふさぎこんでた俺にとっちゃ下らない話だったわけよ。友達も本気にしてるのは当然ながら極少数(そういうの好きな女子)だった。 で、日中は山登りしたりレクリエーションしたりで、そんな話頭の片隅にも無かった。 ところが二日目の夜にさ、風も無い蒸し暑さで眠れなくて目ェ閉じながら寝返り打ちまくってたんだ。 そしたら廊下の方から妙な音がしだしたんだ。唐突に。 その部屋付近の構図がこんな感じ。 ☆の方から一定感覚で「コオォーーンン・・・・・・コオォーーンン・・・・・・コオォーーンン・・・・・・」っていう風に硬いスーパーボールを床で跳ね返らせてるような音が。 それと同時に廊下の奥の方から硬い靴音が響いてきてな。ゆったりしたペースで「コツ・・・コツ・・・コツ・・・」って。 そん時は時計を持ってきてなかったから「先生が見回りに来たかな?」と思ってたんだ。
903: 895 2005/09/25(日) 02:55:40 ID:Ax9ntFiZ0
続き
で、蒸し暑いの我慢してじっとしてたんだ。
そしたらそれぞれの部屋の前で停まってはドアを空けて入り、直ぐに出てきてたんだ。
ところが俺の寝てる部屋の前に来たら停まらずにドア開けたんだ。して、ベッドの中を一人一人覗きこんでるみたいなんだ。
俺は壁側向いてたから誰かは分からんかった。ちょっと荒めの「スウゥー、フウゥー」っていう鼻息は聞こえてたんだが。
3分くらい(多分)でそいつは出てったんだ。んで奥の部屋も見回りしてたみたい。六つ目のドアが閉まった音してからは靴音はしなくなった。その日はそんだけだったんだが子供心にかなり怖くてな。奇音は俺が眠りに落ちる少し前まで続いてた。
その次の日からは夜になんの異常も無かったんだけど寝泊りしてる山の風景のまんまのとこで合戦してるのを遠巻きに眺めてる夢見たんだ。怖かった。
で、最後の日の休憩時間に奇音の事思い出しつつ色々歩き回ってたんだが、部屋に戻った時に風が吹いて妙な音がしたんだ。
「コオォーーンン・・・」
って。
ビックリして音の方を振り向いたら、スライドドアが風で押されて戻るときに「コオォーーンン・・・」って鳴ってたんだよ。安堵と共にまた恐怖が湧き上がってきた。最初にこの音を聞いたときは<風も無い>蒸し暑さだったんだ。
それと連動してか足音の方の異常にも気付いて。最後の部屋は<一番奥>なのに足音も立てずにどうやって戻ったんだろう?
硬い床だったから絶対に何らかの音はするはずなんだ。裸足でも靴下でも。奥は非常口しか無かったし非常口のドアを開けた音もしなかった。気付いた後は鳥肌がしばらく治まんなかった。
以上。俺が体験した話。
905: 母ちゃん 2005/09/25(日) 03:21:40 ID:qT9LdolF0
記憶
最近記憶が曖昧だ。
ある日家に居ると『ただいま!』っと元気な女の子が入ってきた。
はぁ?っとか思っていたら、家の中の勝手を良く知っていて
食器棚のおかし入れからおやつを出し、ジュースをついで美味しそうに食べてる。
どうしたの?っと聞くと『何が?』っと言って取り合わない。
おウチはどこ?って聞くと『お母さんどうしたの?』っと言う。
お母さん!? 私が!? 全然覚え無し。
いろいろ質問するけど女の子は私を母親、ここは自分達の家だと言い張る。
じゃぁお父さんはどこよ!?っと切れ気味で尋ねた。
少し考えた風(に見えた)、そして『出張すぐ帰るでしょ』っと言った。
906: 母ちゃん 2005/09/25(日) 03:22:29 ID:qT9LdolF0
次の日夫だと言い張る人が帰って?来た。
出張での出来事を話してくれたり、子供と2人で淋しく無かったかなどいろいろ
話をしてくれた。
でもアンタ誰?
一週間ほど謎の父親と子供らしき2人と過ごす。
すると来客が来た。私の両親だと言う中年夫婦らしき男女。
私に親しげに接し、ダンナや娘とも和気藹々の様子。
二日ほど泊ってどこかへ帰っていった。
こんな突然の家族生活が一年ほど続いている。
近所の人も別に自然に私達家族と接していて、おかしな素振りは感じない。
皆さんは変だ、そんなのありえないっと思うかもしれないけど
あんなにも平然と登場して、当たり前に生活されると本当にこの人達は
家族で、私はなんかの病気で記憶が無いのかっと疑いたくなる。
自分の記憶に自信が無いからはっきりと拒絶出来ない。
907: 母ちゃん 2005/09/25(日) 03:23:38 ID:qT9LdolF0
ただ気になるのは毎月定額で通帳から引き落とされる『αナショナルクラブ』の項目
何なのか記憶に無いので問い合わせる。
オペレーター曰く『契約者ご本人様のみ、契約時のお約束により内容等のご質問を
お受け出来ません。契約者様以外の方から問い合わせ下さいますようお願い申し上げます』
絶対に教えてくれない。法的手段に訴えると脅してもダメだった。
もしかしたら全然関係ないローン会社の引落かもしれない。
誰かこの会社知ってたら教えて欲しいです。
最近娘が兄弟が欲しいと訴え始めた。そのうち記憶にない赤ん坊が現れるかも・・・
幸せだけど・・・・すごくコワイ・・・
927: 越後人 2005/09/25(日) 04:46:14 ID:/ZBDH6lhO
出るカラオケ店
家から車で20分くらいの所に「霊が出る」って噂がたってるカラオケ店があるんだけど、凄い安いからよく行ってるのよ。
今まで何回も行ってるけど、霊とか見た事ないし。
部屋は全部で30室くらい?だと思うんだけど、使用禁止ってフダが貼ってある部屋が5~6室ある。
だから雰囲気はかなりサビれた感じの店なんだけど、カラオケの機能は全然問題なくて。
おととい休みだったから、夜7時~朝5時までのフリータイムを友達二人と行ったのね。
受け付けの名前書く紙見たら俺ら以外に数組しかいないみたいだった。
で、ひとしきり歌ってたら腹がズキッと痛くなって「ちょっと便所行ってくるわ」って友達に言ったら「あ、俺も」って言う。
で、便所に向かいながら「何か腹痛くなってさー」って言ったら友達が「俺もさっきから腹いてーんだよ」って。
て事はどっちも大便なわけだけど、大の便器は一つしか無いからお互い便所までダッシュして運良く?俺が先に入った。
928: 越後人 2005/09/25(日) 04:47:17 ID:/ZBDH6lhO
で、用足して友達と交代して「じゃあ俺、戻ってる」って部屋に戻った。
部屋は16号室だったんだけど、入ったら「おっ!」て小さい声で言ってしまった。
なぜかと言うと、モニターの前におっさんが立ってたから。
その部屋はドアを開けると正面にデカいモニターがある。
正面を北とすると、北にモニター、南にドアと小さなイス二つ、東西にソファーって造り。
で、おっさんはモニターの方を向いて、モニターにべったり近づいてたから顔は見えなかったけど後ろ姿は完全におっさん。
俺ら部屋の照明を暗めにして歌ってたから、モニターの光はやけに明るい。
とりあえずドアをそっとしめて部屋番号を確認したらやっぱり16号室。
外から部屋の中がなるべく見えないようになってるんだけど、中を見るとやっぱりおっさんがモニターの前に立ってる。
929: 越後人 2005/09/25(日) 04:48:24 ID:/ZBDH6lhO
でも別に怖さとか無かったしとりあえず店員が通りかかるか、友達帰ってくるまで待ってよう、と思って部屋の前の廊下で携帯いじってた。
すると「何してーん?」って声がむこうから聞こえたから顔上げると、友達がこっちに向かってきてる。
そしたら隣の部屋から、16号室にいたはずのおっさんが出てきて友達の方へ向かった。
隣の部屋は客がいなかったから、入り口のドアが開いたままになってたんだけど、出てきた後ろ姿は絶対にあのおっさんだ。
おっさんは友達にぶつかるように正面を歩いて行って、ぶつかる瞬間に左手を友達の腹に入れた。
パンチを入れるっていうか、何かで刺すっていうか、力をこめてボゴッとやった感じ。
さすがに「何やってんだオイ!」って怒鳴った。
930: 越後人 2005/09/25(日) 04:50:02 ID:/ZBDH6lhO
でもおっさんがいない。
まばたきした一瞬で消えた?
友達は「何?何て?」って不思議そうにこっちに向かってきてたけど、「何かまた腹いてー。もっかいトイレ行ってくるわ。」って腹に手を当ててUターンしてしまった。
16号室の中を覗いて見ると、おっさんはいない。
部屋に入ってみるとさすがに嫌な感じがしたけど、照明を明るくして友達の帰りを待つ事にした。
で、帰ってきた友達に見た事を説明してその日は店を出た。
あの腹の痛みは、見えないおっさんが俺達の腹を殴ったか刺したかした痛みだったんだろうか?
そのカラオケ店が建つ前(8、9年前)、その場所は個人商店だったという情報しかないので真意は分からないままだ。
945: 元新聞配達員 2005/09/25(日) 10:47:33 ID:dmNTM2Un0
俺が担当していた販売店から離れた区域では、とある家の前にまとめて新聞の束(というかブロック)が運び込まれ、そこから配達員が自転車や自前の車に積み込んで配っていた。
待っている時間、積み込み作業ををしている時間は結構長い。
さて、その近くであり俺の担当である家にはよく吼える犬がおり、俺達が新聞の積み込みを終えて俺がそこに入れて去るまでずっとほえ続けていた。
言うまでもないことだが朝刊を配り始める時間にそんな騒音が続くのだから、洒落にならないトラブルが発生することになる。
ある日、その家に行くまで妙な違和感を感じていた。
そう、今朝はその犬の雄叫びを聞いていなかったのだ。そして鼻腔をくすぐるかすかな刺激臭。
妙に静かな犬小屋を見ると、例の犬が口から泡を吹き痙攣していた。
早朝にも関わらず家人を起こす。説明した後、俺は配達を続行。
しばらく配っていたらパトカーまで来ていた。
そうして静かな朝がもたらされた数日後、俺まで毒を盛った容疑者とされ取り調べられた。
近隣トラブルってやつは怖いね。
963: 本当にあった怖い名無し 2005/09/25(日) 14:49:36 ID:8FamCcyr0
私が高校生の頃の話です。
車で母と銀行へ行ったのですが、用事があるのは母のみだったので
私は車の中で待っていました。
最初は車の中で雑誌を読んで時間をつぶしていたのですが、なんだか車の中に
あるマッチが気になり火をつけて遊んでました。
けれども、つけたマッチの火が消えなくて炎がだんだんと大きくなっていきこのままじゃ
火事になると焦っていたら、母が手続きを終えて銀行から出てきました。
母が車のドアを開けると先ほどまで激しく燃えていた火は消えました。
よかったなぁと安心していると母が
「馬鹿っ、この駐車場で先日女の子が車の中で火遊びしていて死んじゃったのよ!!」
そういえば、車の中でマッチで遊ぶって普段の私はしないよそんな事・・・・
と思い怖くなりました。