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    死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『絵馬の遺書』『守り神』『誰かがドアを蹴る』他



    476: ○○ 2005/10/27(木) 22:23:15 ID:vYtCijxl0
    絵馬の遺書
    8年ほど前、オレが専門学校に通っていた頃の話。
    そのころは専門学校生で、学校でつるんでる仲間とよく心霊スポットに行ってた。
    別に大好きって訳でもなくて、特に行くとこもなくてただドライブしてるだけもつまんないので、適当な目的地として心霊スポットを選んでるってだけだった。
    「うぉ~怖ぇ~」とかその場のノリで言ってはみるものの、別に怖いなんて思ったことは一度もなかった。

    引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?113

    477: ○○ 2005/10/27(木) 22:24:25 ID:vYtCijxl0
    そんなころ、友達が車を買ったというのでその新車でドライブに行く事になった。
    「またKダム行く?」
    「もう心霊スポットええよ~。別に女の子おるわけじゃなし。」
    「行くとこないじゃん。米軍基地でも行こうか?」
    あらかた近場の心霊スポットは行き尽くしたオレたちは、そんなこと話ながらドライブしてた。
    「そういえば!」
    と、友達が話はじめた。
    「YってとこにS峰ってとこあるらしいんじゃけど、そこなんか怖いらしいで。」
    「へぇ、どんないわくがあるん?」
    聞くと、なんでもYって場所は縁結びの神様が祭られてる神社があるそうなんだが、
    そこである女が好きな男への思いを願いつづけたが、ついぞ叶わず、その神様を呪うという遺書を残して身を投げたとこなんだそうな。
    「ええじゃん!行こうや!」
    「でも場所がいまいちようわからんわ。Yは分かるけど、S峰って聞いた事ないよ。」
    「ええよ、コンビニで聞こw」
    別に目的地につけずとも、何か探すっていう目的でよかった。オレら流の遊び方。

    478: ○○ 2005/10/27(木) 22:25:22 ID:vYtCijxl0
    Yは少し遠かったけれども、夜は道もすいててそんなに時間はかからなかった。
    オレらは適当なコンビニを見つけて、S峰を探すことにした。
    友達2人は売り物の地図を広げて、オレは店員に聞いてみた。
    「すんません、ここらでS峰って知りません?」
    「あぁ、S峰。ありますよ。」
    そういって店員は詳しい行き方を教えてくれた。
    「そこって神社あります?」
    「あぁ、T神社でしょ?今から行くんですか?」
    「そうそう、なんか怖いらしいから、、、。」
    「怖いですよ。あそこは。」
    店員の口ぶりに興味をひかれた。
    「え?店員さんもいったことあるの?」
    「ええ、絵馬でしょ?」
    「絵馬、、、?」

    480: ○○ 2005/10/27(木) 22:26:08 ID:vYtCijxl0
    「ええ、絵馬の遺書。」
    「ナニそれ?絵馬に遺書が書いてあるんですか?」
    「そうですよ、右側のかけるとこの一番下の右から、、、3番目くらいかな?一番奥。でももうさすがにないかな?」
    「そこにあるの!?」
    「ええ、オレは見たんですけどね。ま、今から行くんでしょ。もし見られなかったら何が書いてあったか教えますよ。大体覚えてるから。帰りもここ通るんでしょ?」
    「そんなん見て大丈夫なん?」
    「はずしちゃダメらしいですよ。オレはびびってはずせんかった。できたら外してみて下さいよ。」
    またまた~、なんて店員と談笑していると、
    「おい、場所わかった?」
    と、友達が地図をしまって話しかけてきた。
    「おう、店員さんが教えてくれたわ。ついでにおもろい話も。」
    「ホンマ?地図載ってなかったーや。分かったんなら行こうや。」
    「OK!OK!おもろい話したるけーの!」
    ただ出るのは悪かったので、缶コーヒーを一本買って店を後にした。

    481: ○○ 2005/10/27(木) 22:27:08 ID:vYtCijxl0
    オレはさっき店員から聞いた話を走る車の中でコーヒーを飲みながら友達に話した。
    「それマジで?やばいんじゃないん?」
    「まぁはずすまーや。見るだけならええんと。」
    「外したらどうなるか知りたいわ。○○ちゃん外してみてや。」
    「お前店員と同じ事言よるわw」
    そんな話をしながら、店員に教えてもらった通り車を走らせた。
    「お、アレじゃないん?」
    神社らしきものが見えてきた。そこは結構山を上ったとこで、神社はちょうど頂上付近に建ってるって感じだった。
    その辺り一帯がたぶんS峰なんだと思う。
    オレ達は車を停め、神社に入ったが、
    神社は思ったより奇麗でなんだか拍子抜けしてしまった。

    482: ○○ 2005/10/27(木) 22:27:57 ID:vYtCijxl0
    「なんか心霊スポットって感じでもないのー。」
    「おぉ、これならW(近所の地名)の神社のがよっぽど怖いで。」
    「まぁ、絵馬探してみようや。」
    絵馬がかけてある掲示板みたいなものはすぐに見つかった。
    幅2メートル弱くらいのものが2つならんでいた。
    「右側の一番下の右から2~3番目、、、」
    絵馬は掲示板全体に、ギッシリといった感じでかけられていたが、
    店員が言った箇所に目をやるとちょっとおかしい。
    「あった?」
    「いや、ないけど、、、何コレ?」
    右側の掲示板、一番下の一番右。絵馬をかける釘の根元に、なんだか郵便ポストのような、ロッカーのような、
    いや、まるでビルの配線やらが入ってて、丸いとこを押して取手を出して開くやつみたいな(わかってもらえるか、、、)。
    そんなものが取り付けられていて、蓋に開いた小さな穴を通って釘は打ち付けられていた。
    その蓋の両端は耳みたいに取手が出してあって、それぞれ南京錠がしてあった。

    483: ○○ 2005/10/27(木) 22:28:48 ID:vYtCijxl0
    「、、、?」
    「こん中に遺書が入っとるとか、、、?」
    「、、、!そうじゃ、きっとそうじゃ!うぉ、これ怖いw」
    中に目的のそれが入っていると確信して妙にテンションがあがったオレらは、
    そのロッカーみたいな、箱をはずしてみようとなった。
    箱は掲示板には釘で打ち付けられているだけだったので、
    みんなで引っ張ればはずれそうな気がした。
    最初に、外に掛かってる絵馬を全部はずして、
    車からもってきたマイナスドライバーで箱の打ち付けられている部分を持ち上げて、
    指が入るくらいの隙間になってからみんなで引っ張った。
    バキッ!と音がして箱が外れた。
    「うぉ!外れた!」

    484: ○○ 2005/10/27(木) 22:29:39 ID:vYtCijxl0
    中には明らかに他のものより古い、黒ずんだ絵馬が入っていた。
    みんな最初は黙ってみていたが、オレは絵馬に顔を近づけよく見てみた。
    何も書いてない、、、裏返してみると、字らしきものが書いてある、、、。
    みんなも顔を近づけた。
    「おい、火ぃ点けて。見えんわ。」
    友達がライターの火で絵馬を灯す。

    大好きなYさん
    大好きなYさん
    祈ったのに
    離れて行った
    裏切られた
    許さない

    485: ○○ 2005/10/27(木) 22:30:25 ID:vYtCijxl0
    「!!!」
    みんな絶句した、、これは怖い!
    「うぉ~~!怖ぇ~~~~!!!!」
    テンションが上がったオレは調子にのってオーバーリアクションをしてしまった。
    手に持っていた絵馬がオレが振った手に引っかかってポーンと飛んで行った。
    「あっ!」
    カツンと音を立てて落ちる絵馬。
    オレは急いで拾い、すぐにもとの場所にかけた。
    「、、、。やべ。」
    「、、、さすが○○ちゃん。」
    「いや、ホンマにわざとじゃないんよ、ちょっと調子乗ってもうて、、、」
    友達に言い訳をしてもしょうがないのだが、なんだか怖くてそんなことを言った。
    「ヤバいんかね?」
    「、、、。ま、迷信じゃろ。なんもないよ、こんなもん。」
    ちょっとビビりはじめたオレに気を使ってくれる友達にちょっとホッとしたその瞬間、

    486: ○○ 2005/10/27(木) 22:31:20 ID:vYtCijxl0
    「こりゃ~~~~~~~~~~~!!!!!」
    ものすごい怒鳴り声!
    オレは腰を抜かしてそこにへたり込んでしまった。
    「また冷やかしかと思ったら、まさか外しおるとは、、、こんの馬鹿もんがぁ!!!」
    いきなり怒鳴ったオッサンが神社の人だってのはすぐにわかった。
    いい歳こいて、こんなところ見つかるなんて情けない、、、。
    警察呼ばれたらヤバイかも、、、。
    「すんません、、、。」X3
    みんな謝るフリして、逃げるタイミングを目くばせして計ってた。
    するとオッサンは、
    「外したか?」
    「あ、、。あの、、、はい。」
    「箱外したんは見りゃ分かるわ!!絵馬じゃ!!絵馬は外しとらんじゃろうのぉ!!!」

    487: ○○ 2005/10/27(木) 22:31:59 ID:vYtCijxl0
    「あの、、、ちょっとだけ、、、ほんのちょっと。すぐに戻しましたよ。」
    「、、、。」
    オッサンは押し黙って、フゥーッとため息をついた。
    「だれなら?外したんは。」
    「オレ、、、です、、。」
    「ちょっと来い。」
    「いや、ホンマにすいません。出来心で。箱も直しますから、、、。ごめんなさい、、、。」
    「えぇけ~、来い言うとろうが!」
    オッサンはいかにも神社の人って格好をしているのに、まくしたてる様子はまるでヤクザだった。
    オレは仕方なく、言うがままついて行った。
    その時オレを置いて逃げようかどうしようか迷っていた友達の様子がとても憎らしかった。

    488: ○○ 2005/10/27(木) 22:32:37 ID:vYtCijxl0
    結局友達2人もついてきて、オレらは神社の裏手の建物の中に連れてこられた。
    「さてと。」
    オッサンは正座しているオレの前にしゃなりと座って、じっとオレの目を見た。
    顔が怖くて目をそらしたかったが、そらしてはいけないような気がしてオレもオッサンの目をじっと見ていた。
    しばらくして、
    「あんたぁ、男前じゃの。」
    「は?」
    「彼女はおるんかい。」
    「え?、、、ええ、一応。」
    「好きなんかいの。」
    「???、、、、ええ、まぁ、、。」
    訳のわからない質問に困惑したが、なんとなく心配になって聞き返した。
    「あの、、、彼女がなんかまずいことにでもなるんですか?」
    「ん~、もしかしたら調子壊すかもしれん。」
    「えぇ?なんで?」

    489: ○○ 2005/10/27(木) 22:33:16 ID:vYtCijxl0
    「あんたぁ、あそこまでしたんならあの絵馬が何か知っとるんじゃろ?」
    「えぇ、噂で、、、。」
    「あの絵馬があそこにかかっとるうちはの、女も悪さはせん。決して安らかな訳ではないがの。外すととたんに悪さをするんじゃ。自殺したもんもおる。」
    「、、、、。」
    オレは絶句した。
    「オレらもヤバいんですか?」
    後ろの友達2人が聞くと、
    「ちょっと外れたくらいなら、あんたらは大丈夫じゃ。でもあんたは、ちょっと悪さされるかもしれん。あんたぁ男前なけー、もしかすると女を狙われるかもしれん。」
    「ちょ、ちょっと、どうすればいいんですか!?」
    幽霊なんか信じない。そう信じていたオレは、もう完全に霊の存在を肯定していた。

    490: ○○ 2005/10/27(木) 22:33:53 ID:vYtCijxl0
    「あんたに影が見えん。女の所に飛んだのかもしれん。もしかしたらなんもないかもしれん。女が調子悪くなったら、病院行く前にここに来い。」
    オッサンは棚からメモ用紙を取り出し、電話番号を書いてオレにくれた。
    「ええか?次悪さしたら警察突き出すけんの?わったか!?」
    「ハイ!」X3
    いい返事をして頭を下げて帰ろうとするオレらを呼び止めて、オッサンは工具一式を持ってきた。
    「直して行け。」
    オレたちは外した箱の修理をやらされた。まぁ当然と言えば当然なんだが、、、。
    捲れた板をボンドでひっつけている途中、目の前で揺れる古びた絵馬が怖くて、マジで帰りたかった。
    絵馬に箱をそっと被せて、釘を打ち直した。
    「こりゃ、どうにかせんとのぅ、、、。」
    オッサンが後でつぶやいた。

    491: ○○ 2005/10/27(木) 22:34:41 ID:vYtCijxl0
    その日は、なんだか大変なことをしたと思ったが、なんか実感がなかった。
    帰りの車の中でも、
    「いや~○○ちゃんはやる思うたよ。さすがじゃーや。うぉ、怖ぇ~~、ポーン!じゃもんの~、オレできんわ。」
    「いや、マジでびびってもうたよ。でも正直オッサンのが怖かったけど。」
    「ホンマよ、なんやあれ、ヤクザか思うたーや。」
    緊張感などまるでなく、解放された安堵で逆にハイテンションだった。
    「☆ちゃん(オレの彼女)も大丈夫よ、あんなぁ脅かすために言うたんじゃーや。」
    オレも、まぁないだろう、、、と思っていた。
    帰りに行きによったコンビニによって、店員に絵馬を外したと報告して帰った。
    店員はどうなったか聞いてきたが、何もなかったと言うと、なぁ~んだと言った感じで笑っていた。

    492: ○○ 2005/10/27(木) 22:35:26 ID:vYtCijxl0
    次の日、一応心配だったオレは彼女に電話をして体調を確認した。
    そんなことを聞いてくるオレを彼女は不思議に思って、何かあったのかと聞いてきたが、元気そうだったので次の日の休日に会う約束をして電話を切った。
    その晩、彼女から電話があった。
    「○○ちゃん?ごめん明日会えんかも」
    「え?どした?」
    ドキッとした。
    「なんか風邪ひいたみたい。熱あるし、寒気もする、、、。治ったらいいんじゃけど、なんかひどくなりそうで、、、。もしダメじゃったらごめんね。」
    オレは急に怖くなった。
    「そう、、、あったかくして、今日はもう寝ーや。」
    電話を切ってオレはすぐにオッサンにもらったメモがちゃんとあるか確認した。
    電話番号を携帯のメモリーに入れて、メモも財布に入れておいた。
    もし明日彼女の体調がやばかったら電話をしよう、、、。

    493: ○○ 2005/10/27(木) 22:36:15 ID:vYtCijxl0
    次の日、昼前に起きて彼女に電話を入れてみた。
    何回かかけたが、出ない。
    しばらく待ってまたかけた。さらに待ってまたかけた。
    全く電話にでない彼女が心配になって、バイクで彼女の家に行った。
    彼女は実家暮らしで実家の番号は知らなかった。
    彼女の家について、チャイムを押そうとしたその時、玄関がガチャリと開いて、彼女を背負ったお父さんが出てきた。
    「☆っ!、、、!」
    お父さんはオレを見て、
    「☆の友達?今はちょっと、、体調が悪いんじゃ。病院につれて行くけー。」
    背負われている彼女は意識があるのか、ないのかもよくわからなくて、口をぱくぱくさせてやっと呼吸をしているといった感じだった。
    (これは電話をしないと、、、。)

    494: ○○ 2005/10/27(木) 22:36:57 ID:vYtCijxl0
    すぐに携帯を取り出して、神社の番号に電話をかけた。
    玄関から半ベソのお母さんが出てきて、お父さんにかけより、
    「あなた、、救急車呼ぼう!」
    「車の方が早い!」
    なんて言い争いをしていた。それを聞いてオレはパニックになりかけてた。
    『T神社です。』
    「あの、○○と申します、神主さんを、、、Jさん(オッサン)を、、、!」
    『は、はぁ、少々お待ちを』
    保留音が2~3秒流れすぐにオッサンが出た、
    『もしもし、大丈夫か?』
    「彼女が、、、☆が、、、、!!」
    『落ち着け!すぐに来れるか!』
    「はい、すぐに、、すぐに行くから、、、助けて下さい!」
    『すぐに来い!車か?気をつけぇ。それと、これは携帯電話か?』
    「そうです、、、」
    『じゃあ切るな!このまま彼女の耳に押し当ててわしの声が聞こえるようにせぇ!』
    「わ、わかりました。」

    495: ○○ 2005/10/27(木) 22:37:50 ID:vYtCijxl0
    携帯を自分の耳からはなしたオレに両親はすぐ詰め寄ってきた。
    「お、おい、今の話はなんや!どういうことや!」
    「車で話します!だから、、、車貸して下さい!スグに!」
    気づくとオレはベソかいて涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃだった。
    「病院に行くんじゃないんか?訳を話せ!」
    「神社に行くんです!オレが幽霊にちょっかい出したんです!そのせいで彼女がこうなってるんです!お祓いしてもらうんじゃ!スグ行かんと!!」
    オレはまくしたてた。
    オレのすごいけんまくに、両親も押され気味で困惑していた。
    さすがにいきなり幽霊とか言われりゃ困惑するだろうが、、、。
    「何言ってるの、、、病院行かなきゃ、、、!!あなた!!」
    迷うお父さんの背中から、☆がふと目を開けてオレを見て言った。
    「Yさん、、、」
    絵馬にあった名前、、、大好きなYさん、、、オレは血の気がひいた。
    両親を殴り倒して車を奪ってでも神社に行かなきゃ。
    「行こう。」
    急にお父さんが娘を車にのせた。

    496: ○○ 2005/10/27(木) 22:38:51 ID:vYtCijxl0
    「君が運転してくれ。」
    オレはすぐに車に乗り込んだ。
    お母さんは、
    「あなた!本気!?どういうこと!?」
    と錯乱気味だ。
    お母さんも乗り込んできて運転席のオレにつかみかかるが、オレは構うもんかと車を発車させた。
    そしてもめている両親の怒号を打ち消すような大声で叫んだ。
    「この携帯電話を☆の耳に当ててくれ!!」
    キーキー騒ぎ立てる母親を静止して、お父さんは携帯電話を彼女の耳にあてた。
    すると彼女は苦しみ出した様子で、お母さんはもう狂ったように、
    「やめてー!やめてー!」
    と叫んでいた。
    「これは、なんや!なんでこんなことするんや!」
    「神社の神主さんがそうしろって!オレもわかりません、、!」
    車の中はしばらく騒々しかったが、やがてお母さんも落ち着いてきて(というか疲れてきたというか、、、)お父さんは詳細を把握しようとオレに経緯を訪ねた。
    オレは神社のこと、女と絵馬のこと、そしてあの夜のことを話した。
    両親は信じがたかったろうが、特に反論もせず、それからはしきりに彼女の名前を呼んで励ましていた。

    497: ○○ 2005/10/27(木) 22:39:32 ID:vYtCijxl0
    神社につくと、オレは彼女の耳から携帯をとり自分の耳にあてた、
    電話からは、オッサンのお経のような、呪文のような、そんな声が聞こえる。
    「つきました!」
    『~~~、、!そうか!すぐに前お前が入った建物まで運べ!』
    オレとお父さんで急いで彼女を神社の裏手の建物に運んだ。
    オッサンはなんか、神々しい格好をしていて、頼もしかった。
    「彼女をここに!」
    言われた通り、彼女をオッサンの前の布がひかれた場所に寝かせる。
    オッサンはお経のような、呪文のような、歌のような。そんな言葉を発しながら、彼女の身体に手をかざしたりしはじめた。
    たまに普通の日本語っぽい言葉も聞こえた。
    そのうち彼女に変化があった。
    「うぅ~~、うぉおお~~。」

    498: ○○ 2005/10/27(木) 22:40:13 ID:vYtCijxl0
    うなり声があがったと思うと、彼女は目を見開いて
    「またかー!またかー!おのれー!おのれー!」
    とすごい形相で叫び出した。身体は反り返り、たまにドスンと床に落ち、すぐ反り返る。
    お母さんはその様子を見て気を失ってしまった。
    オレももう身体がありえないくらい震えていた。
    「違う!違うぞ!この男は違うのだー!」
    「ヒャーッ!ヒャーッ!Y~~~~~!Y~~~~~!」
    卒倒寸前のオレをオッサンはいきなり捕まえて、
    彼女の目の前に突き出した。
    「よく見るがいい!おまえの愛した男か!違うであろう!」
    すごい彼女の形相。いや、これはあの女の顔なのか。
    「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、違うんです、ごめんなさい、、、」
    オレは絵馬を外したことを心のそこから謝った。

    499: ○○ 2005/10/27(木) 22:40:50 ID:vYtCijxl0
    「~~~~~~~~~~~~~~~~。」
    声にならない声で唸っている彼女、、、そのうちそれはすすり泣きのようになっていった。
    オッサンはそれをみはからったように、彼女の横にそっとしゃがみこみ、今迄とはくらべものにならないくらい小さな声で語りかけていた。
    オレは腰が抜けて放心状態だった。横では彼女のお父さんもへたり込んでいた。
    やがて、彼女はだんだん落ち着いた様子になり、オッサンは最後の仕上げとでもいうように、立ち上がり、またお経のようなものを呼んで、オレらの前にしゃなりと正座した。
    「もう、大丈夫です。」
    それを聞いてオレは涙がボロボロ出た。声をあげて泣きじゃくってしまった。
    お父さんとオッサンがいろいろ話をしていたようだが、よく聞いていない。

    彼女は気を失ったままで、意識が戻ってからでいいので、病院に行くようにと言われたらしい。
    オッサンは帰り際にオレに話した。

    500: ○○@終わりです。 2005/10/27(木) 22:42:02 ID:vYtCijxl0
    「正直あの程度でここまでつかれるとは思わんかった。あんたぁ、よっぼど気に入られたんじゃのぉ。もう祓ったから心配いらん。
    が、もう彼女には会うな。未練はそうとうなもんじゃ。またあんたと一緒におればああなるかも知らん。もう会うな。お互いの為じゃ。気の毒じゃがそうせぇ。」
    彼女のことは好きだったので、ショックだったが、やむを得ないと思った。
    オッサンは続けて、
    「できればの、、、引っ越せ。この土地を離れぇ。それが一番安全じゃ。もとはと言えばあんたの軽はずみな行動が原因じゃ、反省せぇ。」
    引っ越しはちょっと、、、と思ったが、やっぱりやむを得ないと思った。学校もやめなきゃ、、、。
    その後彼女の両親に送ってもらった。お父さんは、こうなったのは君のせいだが、助けてくれたのも君だから礼を言う、と言ってくれた。
    お母さんはずっと黙ってた。
    オレは両親にもう彼女とは別れ、自分もこの土地を後にし、戻らないと約束した。
    お別れも言えないなんてつらくて涙が出た。

    その後オレは学校をやめて地元に戻り就職した。
    その頃つるんでいた友達(心霊スポットを一緒に回った友達2人も)もちょくちょく遊びに来てくれたが、
    誰も彼女のことや、あの夜の後日談に触れるやつはいなかった。

    502: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 22:48:54 ID:GCDXkig5O
    >>500
    乙です!話も読みやすくてよかったです。
    悪ふざけでした事だったのに、大好きな人と逢えなくなるってのは悲しすぎる…

    504: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 22:56:51 ID:fu7seO9NO
    >>500 乙!コワ面白かったよ!GJ!

    334: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 02:07:38 ID:hy1KTIMs0
    犬の声
    あまり恐く無いので期待しないでください。
    私は霊感はまったく無く、信じてもいないのですが、これは実話です。

    中学生の頃、可愛がっていた犬がいました。
    そいつは小型の日本犬で、飼い主に似て気が小さくてアホなヤツでした。
    散歩は大好きなのですが、気が小さく、花火が大っ嫌いでした。
    夏になるとロケット花火の音が聞こえるだけで犬小屋から出てこなくなるようなヤツでした。

    ある夏の晩、私は中学の友達から近所の公園での花火に誘われました。
    その当時、うちの両親の方針は夜遊び禁止でしたから
    どれだけ花火に行きたくても許可が出ないことを知っていた私は
    犬の散歩に行くという理由で家を飛び出しました。

    全力で抵抗する犬をズルズル引きずりながら、花火の音が聞こえる公園まで引っ張って行き
    グランドのフェンスにロープをくくり付けました。

    友達は10人位来ており、しばらく犬のことは忘れて馬鹿騒ぎを楽しみました。
    花火は一時間程度で終わり、今度は円陣を組んでトークが始まりました。

    話始めて30分くらいでしょうか、軽く
    「トントン」
    と左肩を叩かれました。

    続く

    335: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 02:08:14 ID:hy1KTIMs0
    反射的に左に振り返りましたが誰もいません。
    左隣の友達とは少し距離が空いており、彼の仕業なら手の動きが見えるハズでした。
    次にイタズラで右のヤツが腕をまわして叩いた可能性を瞬時に考え、
    右隣を確認しましたが、右の友達は両手を前に出して喋っていました。

    気のせいにしては叩かれた感覚がはっきりしているなと考えながら
    もう一度左を振り向くと20m程後ろのフェンスにくくり付けた犬が
    じっとこっちを見ながら帰りたそうにゆっくり尻尾をふっていました。
    こいつの臆病な性格から考えて、おそらく花火の間中ずっと私を見つめていたのでしょう。

    ちょっとゾッとしたのと、悪いことしたという気持ちが合わさって、
    友達に別れを告げ、家に帰ることにしました。

    犬は尻尾をふりながら、ロープをグイグイ引っ張って家まで走って行きます。
    と、公園からだいぶ離れた曲り角で犬がピタリと立ち止まり
    普段見せたことが無い感じにニヤリと口元を歪ませ、まっすぐに私を見上げ
    「ケケケッ」
    と人の笑い声のような音を出しました。

    次の瞬間いつもの犬に戻っていましたが、
    私はよくわからない恐怖を覚え、しばらくつい犬の顔色を伺ってしまう日が続きました。

    これが私の経験した唯一の不思議な話です。
    ちなみにこの犬は去年14才で死んでしまいましたが、
    こんな声を聞いたのは後にも先にもこの一回だけです。

    389: 387 2005/10/27(木) 13:30:02 ID:Sl4d6efh0
    古い神社
    僕が以前住んでいたアパートの話なんですが、僕が引っ越す
    きっかけとなった出来事です。
    僕のアパートは山の中のかなり古い二階建てのアパートでした。
    もちろんトイレは共同で、風呂なんか付いてません。
    僕の部屋は二階の一番奥の角部屋でした。
    窓からの眺めも悪く、っていうか外は森みたいな雑木林で、
    昼間でも日当たりは悪かったです。
    僕の部屋は大学から近くて、よく溜まり場みたいな感じになっていました。

    その日も普通にサークルの友達が来ててゲームとか麻雀してたんですが、
    夜遅くなってしまい友人A(男)とB子(女)とC子(女)は、僕の部屋に泊まることになったんです。
    まぁ次の日は休みだしいいかなと。そのまま大体2時くらいまで麻雀とかしてましたが、
    ちょっと飽きてきたのかB子が「肝試しでも行く?」と言ってきました。
    僕もオカ板来るくらいのオカルト好きなので即おk。
    Aも乗ってきて、残りはC子なんですが、
    彼女はいわゆる天然キャラで「私霊感あるからあんまり行きたくない」と、
    あんまり乗り気じゃなかった。結局、夏の風物詩ってことで半ば強制的に連れてく事にしました。

    390: 387 2005/10/27(木) 13:30:45 ID:Sl4d6efh0
    肝試しの場所は僕のアパートの裏、森の入り口って感じの獣道があり、
    その奥はどうなってるのか行ってみる事にした。
    興味はあっても全員びびりなので4人で一緒に行くことにした。
    ライトは一つしかなく、先頭の僕がライトを持ち僕の肩に捕まるように、

    ←僕・B子・A・C子

    てな感じで前の人の肩を持って獣道を歩いていました。
    実はこの森、僕のアパートと逆の方から行くと頂上には古い神社があります。
    皆はこの事を知らなくて、「森を歩いてたらいきなり神社に着いたら驚くかな」と思い、
    僕はあえて皆には言いませんでした。
    夜行くと獣道ってものすごく分かりずらくて、何回も道を見失いそうになったが
    僕はさりげなく皆を神社方面に誘導しました。
    僕のアパートから神社までそう遠くはなく、多分歩いて10分くらいだと思う。
    もうすぐ頂上に着くかなと思い、僕はみんなの驚く顔を楽しみにしました。

    391: 387 2005/10/27(木) 13:31:19 ID:Sl4d6efh0
    「ストップ!ちょっと待って!」いきなりAは叫びました。
    みんなサッと後ろを振り向き、「えっ?なに!?」
    A 「C子がいないんだけど!」
    僕 「はぁ?おまえの肩持ってたんじゃないの?」
    A 「(C子が)手ぇ離したと思って後ろ向いたらいねーんだよ!」
    B子「えっ!?それってマジやばくない!?」

    僕たちはC子の名前を呼びながら森から出ることにしました。
    森の中でC子は見つかりませんでした。

    僕たちはアパートの前まで戻り、かなり焦りながらどうするか決めました。
    結局、僕とAがもう一度山に入り、B子は僕の部屋で待機という感じになった。
    僕とAは再び森の入り口に来て、いざっ・・て時にAの携帯が鳴りました。

    392: 387 2005/10/27(木) 13:31:56 ID:Sl4d6efh0
    B子です。C子が僕の部屋の前にうずくまってるとの事。
    僕とAは胸を撫で下ろし、アパートに戻りました。
    部屋の前でC子が泣いていて、それをB子が慰めていた。
    とりあえず部屋の鍵を開け、C子が泣き止むのを待ちました。
    C子は「ごめんね、ごめんね」と呟きながら部屋の隅でうずくまっていた。
    10分程してやっとC子は泣き止みました。
    「なぁ、途中で帰るのはいいけど、せめて何か言ってくれよ」
    Aは少しイラついた様子でC子に言った。
    C子「ごめん・・・、ヒック・・・でも私ちゃんと戻るって、言ったよ・・・」
    A 「聞こえなかったら意味ないでしょ」
    C子「私・・・大きい声で・・・言ったのに・・・、それに」
    C子「私、森には入ってないよ・・・」

    僕達は背筋がゾッとしました。
    A 「・・・はっ、何言ってるの・・・?オレの肩ずっと持ってたじゃん!!」
    C子「森に入る前・・・に嫌な感じがして・・・それで入るのやめたの・・・」
    B子「ちょっと、もうやめてよ!!」
    B子が突然きれて会話は途切れました。
    気まずい雰囲気が続き、結局そのまま寝て、次の日みんなは帰宅しました。

    393: 387 2005/10/27(木) 13:33:06 ID:Sl4d6efh0
    その日、Aから電話が来ました。もちろん昨日の事に関してです。
    A「なぁ(僕の名)、昨日の事どう思う?」
    僕「さぁな?一瞬びびったけど、どうせどっちか嘘ついてんだろ?」
    A「いや、オレは嘘ついてねえよ」
    確かにAは意味の無い嘘はつかないやつだった。
    A「・・・・、あのな・・・オレ森の中で一度だけ後ろを見たんだ」
     「・・・その時C子は確かにいた。けどな・・・」
     「その時、C子がニタァって笑ったんだ・・・。」
     「・・・目とかつり上がってるように見えた・・・まるで狐に憑かれてるみたいに・・・」

    その古い神社には狐をまつっている、いわゆる稲荷神社でした。終わり

    401: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 13:53:01 ID:j+J+r2Wl0
    >>387
    乙、なかなか恐かったよ

    411: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 14:13:48 ID:yOVJdtCHO
    >>387
    乙。
    やっぱり山とか自然に溢れるところが舞台だと雰囲気があっていいなぁ。

    427: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 15:55:40 ID:mCldIhro0
    守り神
    5年前の話です。
    我が家は庭に建て増しをして家を広くしました。
    うちは祖母、両親、兄、妹、私と大人数だったので部屋が増えてうれしかったのですが、それから我が家はめちゃくちゃになりました。

    父はお酒をほとんど呑まない人でしたが、理由もないのに酒量が増え、暴力はふるわなかったものの大声でどなるようになりました。兄はそんな父がいやで、就職が決まっていたので会社の寮に入って家を出て行きました。

    続いて祖母、妹が家で事故死しました。妹の遺体を見つけたのは母で、突然のことで辛かったせいか変な拝み屋のところに通いつめるようになり、家事をほとんどしなくなりました。
    家が広くなってから3ヶ月でこれだけのことが起きました。

    428: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 15:56:21 ID:mCldIhro0
    私はというとずっと夢だ、幻覚症状だと自分に言い聞かせてごまかしていたことがありました。家を広くしてから知らない3人家族を家のあちこちで見るようになったのです。

    最初に見たのは庭ででした。
    父親らしき男、母親らしき女、子供らしき男の子。格好は古い感じで3人で記念写真のように立っていて、口だけがにやにやと笑っていて、ばかにされてるような感じでした。
    いつも私が気づくと2、3秒経ってから消えます。

    そんな中、野良猫が庭に迷い込んできました。うちは動物を飼ったことがなかったのですが、私が学校に行く時と帰ってくる時、必ず玄関にいて待っているその猫がかわいくてしょうがなくなり、父と母の機嫌のいい時に説得し、うちで飼うことにしました。

    鼻のところにほくろのような模様があったので「ハナちゃん」と名づけ、ハナちゃんの存在は安らげない家の中で唯一の慰めでした。
    ハナちゃんが一緒にいる時は、なぜかあの家族を見ることもありませんでした。

    429: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 15:56:59 ID:mCldIhro0
    2ヶ月くらい経った頃、ハナちゃんは急に死にました。朝いつも1番に起きるハナちゃんが起きてこないので、部屋を探すとハナちゃんは冷たくなっていました。獣医さんは心臓麻痺かな、と言ってました。

    私はここ3ヶ月に起きたこと、心の拠り所だったハナちゃんがいなくなってしまったことで精神のバランスをくずしたのか、全てがどうでもよくなり感情を表に出すことなく、毎日を過ごすようになりました。

    ある夜、ふっと目を開けるとあの3人家族がベッドの脇に立って私を見下ろしてました。にやにやと笑っていました。
    今考えると恐ろしいのですが、その時はもう、勝手にしてよ・・・と思っていました。その次の瞬間でした。

    ものすごい剣幕で怒っている猫の大きな顔が浮かび上がり、父親らしき男に噛みつきました。家族は驚愕の表情で消えました。私もこの時はほんとうに恐ろしかったのですが、穏やかに変わった猫の顔を見た瞬間「ハナちゃん!!」と叫びました。鼻の横の模様がはっきり見えたのです。

    430: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 15:57:40 ID:mCldIhro0
    朝起きると珍しく母が先に起きていました。寝ていたら布団の上から猫の足のような感触でつつかれ、起きてしまったのだそうです。

    私は抑えていた感情が一気にあふれ、大泣きしました。母と起きてきた父を前にして、酒を呑んでどなるのは止めて、拝み屋に行くのも止めて、こんなんじゃおばあちゃんと妹があの世にいけない、とにかく泣き叫びました。さすがに両親もわかってくれたらしく、父は家のお酒を全部捨てて病院に通い、母は拝み屋に行かなくなり家事をするようになりました。

    そんな時、兄から連絡がありました。子猫を飼ってくれないかというのです。
    寮に住み着いた猫がいて、毎晩駅からの帰り道の途中で自分を待っている、かわいくてほっておけない、自分は寮だから面倒みてくれないか、という話でした。ハナちゃんには申しわけなかったですが、うちで飼うことにしました。

    431: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 15:58:58 ID:mCldIhro0
    学校から帰った夕方、1人で家にいた時です。台所でテレビを見ていると寝ていた子猫が急に起きて廊下に飛び出ていきました。同時に廊下でバタバタバタ!と玄関に向かって走る音が聞こえました。驚いて廊下に出ると、子猫が毛を逆立てて玄関に向かって怒っていました。
    近づくと「フィギャアアア!!」と猫の怒鳴り声と「うわあーっ!!」と男の声が響きました。猫の声は子猫のものではありませんでした。

    あの家族を見ることは全くなくなりました。
    兄は猫が気になるらしくよく家に帰ってくるようになりました。
    父も母もおかしなところはなくなり、家族で1ヶ月に1度は祖母と妹のお墓参りに行きます。我が家では猫はうちの守り神、と思うようになったせいか、今は7匹の猫がいます。子猫も大きくなりボスとして健在です。

    433: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 16:01:26 ID:Mg+VKUzU0
    ハナちゃんGJ (つД`)・゚・

    434: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 16:02:32 ID:jXYqs4Hg0
    怖くないけどほのぼのした。乙!

    448: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 18:22:33 ID:WBDFoLwM0
    誰かがドアを蹴る
    今から4~5年前の話。体験談。

    当時はもう別れていたが、Rという元カノがいた。別れてからもちょこちょこ連絡はとったりする仲だった。なのでたまに他愛もない理由で電話がかかってくる事もあった。だがその夜かかってきた電話はちょっと違っていた。

    電話の向こうのRは怯えた感じで、今すぐ家に来て欲しいという。Rはその頃アパートを友人と共同で借りており、丁度その時間帯は一人だったらしい。別れてから家に招かれる事はそれまで一度も無かったし、まぁ行ってやっか、って感じで菓子を買ってからRのアパートへ向かった。

    電話では何故俺を呼ぶのか理由を聞かなかった。ただすぐ来てくれと怯えた口調で言われただけだった。まさかドッキリか?などと思いつつも到着してみれば本気でRは震えていた。

    どうしたのか尋ねると、ドアを誰かが蹴るのだという。そのアパートの造りはまず玄関から入ってすぐ突き当たるため、左に進んで六畳程の部屋に到達する。その六畳の部屋に入る前にもう一度ドアを通るのだが、そのドアを誰かが蹴るという事らしい。

    当然ドアを閉めていても誰かが侵入してくれば玄関のドアの音、六畳部屋までの通路を歩く音で気付く。だがどんなに静かにしていても何の気配も音も無しにドアが蹴られるというのだ。

    俺はハッキリ言って霊感ゼロである。それまで幽霊も見た事無いし、不可思議な体験をした事も無い。なのでかなり余裕を持って「部屋の気圧かなんかがアレで蹴られたような音が響くだけじゃね?」と訳の判らん結論を下し、買ってきた菓子をつまんでいた。

    449: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 18:24:21 ID:WBDFoLwM0
    それから十分経ったか経たないか、その時突然音が響いた。ドンッという鈍い音がドアから
    聴こえたのだ。テレビもつけていなかったため、空耳ではなかった。全然別の所を見ていた俺は身体をビクつかせて慄いた。Rも眉間に皺を寄せてまた震え始めている。

    咄嗟に俺はドアを開けて玄関から続く通路を見た。誰もいない。玄関のドアは完全に閉まっていて、誰かが開けた形跡も無ければ出ていった形跡も無い。ちょっと怖くなる俺。とりあえず玄関の鍵が開いていたのに気付き、ちゃんと鍵を閉める。これでもう大丈夫、と無理矢理自分とRを納得させてまた部屋に戻った。

    が、そのすぐ後にさっきよりも遥かに大きなドンッ!という音がドアから発せられた。丁度俺はその時ドアを凝視していた。確実にドアを蹴った時のようにドアが振動したのが判った。

    「誰だ、オイッ!」と、俺はドアを開ける。でもまた誰もいない。ドアは確実に鍵を閉めた。
    入って来る者などいる訳が無い。この時点で俺は人間の悪戯説を完全に否定せざるを得なかった。
    部屋ではRが泣いている。震えも止まらないようなので俺が隣に行って慰めてやろうと思った。

    だが情けない事に俺もちょっと震えていた。その時インターホンが鳴った。かなりビビッたが、同時に人が来たという事で多少安心する俺とR。開けてみればRの友人だった。俺だけじゃなく、その友人にも来てくれとRが頼んでいたらしい。

    450: 本当にあった怖い名無し 2005/10/27(木) 18:25:06 ID:WBDFoLwM0
    だがその友人は興奮気味に俺達にすぐそばで起きた事故について話し出した。アパートから少し歩くと大きな国道に出る。そこでバイクと車の衝突事故があったという。蒼ざめながら見に行ってみると、すでにバイクの運転手は救急車で運ばれた後だったが、フロントタイヤが拉げたバイクを見て相当な勢いで衝突した事を感じ取る事が出来た。

    これを見るに当たり、俺とRは本気で血の気が引いた。もしかしたらあのバイクの運転手はそのまま死んだかもしれない。その運転手があのドアを叩いたのかもしれない。その時の俺達はそうとしか考えられなかった。

    俺はその後家に帰ったが、友人がRの家に泊まっていったようで、その日は眠る事無く過ごしたらしい。
    程無くしてRはそのアパートから引っ越したという連絡を受け、今に至る。
    あれから電話で話す事はあってもあの事故の日の事が話題に上る事はない。

    あの頃はあれでもうアパートの心霊体験は片付いたと思っていた。事故った運転手の魂か何かが偶然にもあのアパートのドアを叩き、俺達に何かを知らせたのかと思い、忘れ去っていた。だがあれから時間が経ってよくよく考えてみれば、事故が起きたと思われる時間以前からRはドアを蹴る音を聴いている。あの強烈にデカイ音は上に書いたように考えて辻褄を強引に合わせていたが、その辺りは今もって理解出来ない。

    これは俺の唯一の心霊体験である、と確信している。俺は今でもあのアパートの近くを通るのは避けている。









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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2019年09月20日 23:01 ID:v96ObDeP0*
    ブヒーーー!
    2  不思議な名無しさん :2019年09月21日 01:10 ID:W7295LxW0*
    最初のやつ、矢掛?
    3  不思議な名無しさん :2019年09月21日 10:31 ID:8b2XOFhX0*
    最初の心霊スポットのやつ、岡山?
    4  不思議な名無しさん :2019年09月21日 11:11 ID:ecbkNFwf0*
    最初の話の奴、自分が感じた怖さもしでかしたことへの反省も、彼女に対する申し訳なさも、全然伝わってこない。
    5  不思議な名無しさん :2019年09月21日 15:00 ID:BU7d3phV0*
    守り神の話。
    実は全部NNNの差し金ではあるまいか?
    6  不思議な名無しさん :2019年09月21日 19:25 ID:sL2itN.R0*
    猫には不思議な力があるし、お気に入りの下僕を守ってくれる。だからこそ猫に寂しい思いをさせたり、ひどいことをするのは絶対やめた方がいい。
    おぬこさまは、大切に。
    7  不思議な名無しさん :2019年09月22日 03:46 ID:mrgUYllx0*
    このシリーズ好きだけど2005年の話が多いよね 新しめの話とか聞きたい
    8  不思議な名無しさん :2019年09月23日 01:36 ID:8gsWxXM20*
    最初の話をみて502みたいな感想いうやつのほうが怖いわ?
    9  不思議な名無しさん :2019年10月05日 07:07 ID:z2jD45eD0*
    猫による政治的プロパガンダが含まれていますねえ

     
     
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