41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/04(金) 23:58:41.77 ID:vszHDkWE0
93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/04(金) 15:18
あるところに、お父さん、お母さん、男の子、女の子の4人家族がいました。
最近、お父さんとお母さんの中は冷え切り、ケンカばかり。
そんな家族ですが、旅行に行きました。
しかし、子供達が寝てから、夫婦はまたケンカになりました。
カッとなったお父さんはお母さんを殺してしまいました。
次の朝、お父さんは子供達に何も言わずに3人で出発しました。
色々と見て回り、疲れたので休憩することにしました。
すると、お兄ちゃんが、
「お父さん、なんで朝からお母さんのことおんぶしてるの?」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:03:08.16 ID:vszHDkWE0
106 名前:謎の預かり物 投稿日:2000/08/05(土) 04:26
これは大学の先輩が体験した実話
その先輩は沖縄の人で東京の大学の受験のため上京していた時のこと
特に東京近郊に知り合いもいなかったので
都内のホテルに一人で宿泊していた
何校か受験するため2週間くらいの長期滞在だ
そんな中のある日、試験を終えて試験会場からホテルに戻ると
フロントの人に呼び止められた
フロント「A様でらっしゃいますよね」
先輩「はい。そうですが・・」
フロント「実はA様宛に他のお客様よりお預かりものがあります」
先輩「えっ?誰ですか、それ?」
フロント「さあ・・他の従業員が対応しましたのでわかりかねます」
先輩は状況が理解できなかった。なぜなら実家の親以外に彼がこのホテルに宿泊していることは
誰も知らないはずなのだから
先輩「人違いではないですか?」
フロント「いいえ。お客様はA様ですよね?でしたら間違いございません。確かにA様宛にお預かり
したものでございます」
先輩「他のAという名前の人ではないでしょうか?」
フロント「いえ、当ホテルでは現在A様という名前のお客様はあなた様だけですので」
先輩はわけがわからなかったが、とりあえず自分宛だという謎の預かり物であるB5サイズの茶封筒を受け取った
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:03:24.70 ID:yA/ROTkJ0
108 名前:謎の預かり物 投稿日:2000/08/05(土) 04:45
↓つづき↓
部屋に戻って先輩は中身を開ける前にとりあえず実家に電話してみる
しかし当然実家の親はそんなもの知らないと言う
やっぱり人違いでは・・・先輩はもう一度フロントに言いに行こうとしたが
思いとどまった。
先輩のA(ここでは名前は伏せるが)という名字は大変珍しい名前であり
その名前で確かに届いていたのだから、他の誰かと間違うはずもない
ついに恐る恐るその封筒を開いてみる
すると中からは一枚のレポート用紙が出てきた
そこにはサインペンで手書きの地図のようなものが描かれいた
現在いるホテルから3つ先の駅から道が伸びており簡略に描かれた
道を順にたどって行くとある道の傍らに斜線で記された場所があり
そこに矢印がしてあってその横に「ココ」と小さく書いてある
封筒をもう一度のぞくと中には、何やら家の鍵らしきものが一緒に同封されている
先輩はもう完全にわけがわからない
同時にものすごく恐くなり、その封筒に中身を戻すと
無理矢理フロントに押し返した
もちろん、その地図の場所に行ってみようなんて気にはとてもなれない
幸いにも受験校は翌々日の1校を残すのみであったが、そのことが頭から
離れず試験にまったく集中できなかったそうだ
先輩はその試験を終えると、当初は受験を全て終えた後の骨休めとして
東京見物をするためもう何泊かする予定であったが
それらをキャンセルして逃げるように沖縄に帰った
以上です
実話だけにこれ以上のオチはありません
でもその先輩はいまだにそのことは、まったくの謎であり
思い出しただけでも恐くなると言っています
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:04:20.71 ID:yA/ROTkJ0
163 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/06(日) 12:13
ある夜のことでした。
会社員のAさんは残業で遅くなったのでタクシーをひろいました。
タクシーの中では運転手さんといろんな話で盛り上がっていました。
そして、タクシーは山の中の暗い道を通りかかりました。
脇にはうっそうとした森になっており、他の車はみあたりませんでした。
その時、タクシーの運転手は人が変わったように暗い顔をしてこう言いました。
「いいですか、ここでは絶対に車の窓側を見てはいけません。絶対ですよ・・」
Aさんは豹変した運転手に驚き、「はい・・」としか言えませんでした。
なおもタクシーは森の中を走ります。
しかし、おかしいなと思ったAさんはこう聞きました。
「なぜ見てはいけないのですか?」
でも、運転手に反応は無く何も言いません。
Aさんはだんだん怖くなってきました。
その時でした。
見るなといわれていた窓側から「う~う~」と言う声が聞こえます。
なんだと思ってAさんは窓側を見てしまいました。
すると、窓にぬ~っと怒りを浮かべた男の形相が現われてAさんの顔を見てこう言ったそうです。
「てめぇじゃねぇ!!」
そこからAさんの記憶はないそうです。
何年か前、その山道でひき逃げ事故があり、男の方が亡くなられ犯人はつかまっていないそうです。
そして、男の方は毎晩毎晩そこを通る車を調べ、自分をひいた犯人を探しているそうです。
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:08:44.89 ID:yA/ROTkJ0
689 職場 sage 2005/10/21(金) 22:57:09 ID:N2fRt26k0
当時、高校生だった俺は職場を転々としてて一向に仕事が長続きしなくてさ。
丁度その頃に俺の友人はガソリンスタンドで働いていて、月給も十万ちょっと貰っていた。
友人の職場関係も有って、バイクでガソリンを入れついでに良く友人を冷やかしに行ったよ
そうこうしてる内に、高給の仕事情報を電信柱に見たんだ。
でもまぁやっぱり電信柱の張り紙何て信用出来るのか?とか試行錯誤した結果やって損はないだろうと今よりはましかな?
などと考えて、結局事務所に行く事にした
すると、受付の事務員さんがすっげぇ可愛い。
こりゃ当たりかな?と思い手続きを済ませ、仕事の内容から方針まで大体を聴いたのだが仕事の目的がこれっぽっちも把握出来ない
意味の分らない仕事の内容を悠然と話し続ける事務員。
ただ言われた事をやれば良いと言われ仕事に付く。
最初は近所の○○川の橋を三回往復するだの、全然知らない土地の楠木でタバコを一服して戻って来てくれだの
一週間位立とうとした頃に、給料が。27万いくらかを封筒で・・・。
あれから気味が悪いので、仕事をすぐに辞めその後はどうなったかは知りませんが
本当に得体の知れない仕事が実在する事を身を持って痛感しました。
506: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:50:39.99 ID:DtYGulrA0
なにより>>50の文章が怖い
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:09:48.72 ID:yA/ROTkJ0
789 本当にあった怖い名無し sage New! 2005/10/23(日) 03:59:01 ID:TP8l7WesO
今年の夏に実家に帰るため、夜中の高速を運転してた時の話。
お盆が終わってからだったから、Uターンラッシュとは期間がズレててスイスイ行けた。
田舎だからたまに一車線になって対向車もすぐ横を通るような道がたくさんあるんだけど、そういう道のパーキングエリアはしょぼい。
駐車場と便所と電話ボックスだけの、パーキングエリアと呼んでいいか分かんない小休憩場。
でもだいたい寄るのはいつも同じ所だから恐さとか全く無かった。
その日はその小休憩場に夜12時半頃についたと思う。
駐車場に他の車は無い。
便所に行こうと思ったら、作業服みたいなグレーの服を着た中年(後ろ姿で判断)の人が電話ボックスで電話をしていた。
でも夜間工事の人かと思い、全く恐さを感じずに便所に入って用を足した。
手を洗おうとした時「ガシン、ガシン」という音がした。
外の方を見ると電話ボックスの中のおっさんが体を左右に揺らし、電話ボックスに体を当てている。
手を洗いながらその姿を「?」と思いながら見ていた。
受話器を持ちながら右へ、左へ、体を揺らすのだ。
その度に電話ボックスの内壁ガラスに体が当たり「ガシン、ガシン」と音を立てている。
自分の車とトイレを直線で結ぶと、その電話ボックスからはまあまあ距離がある。
キチ○イだと嫌だから、早く車に乗ろうと思い、小走りで車に近寄った。
車のキーを開けている時に「ガシャーン!!」というデカイ音がした。
こりゃヤバイ、と思いすぐに車に乗り込み、電話ボックスの方を見ると電話ボックスは何も壊れていない。
しかしおっさんらしき人影がこっちに近づいて来ている!!
急いでエンジンをかけライトを照らすと、何とすでに車の前におっさんがいるではないか!!
もの凄く細い目が異様に離れていて、口の両脇からツバみたいな液を垂らしている。
しかも手に持っているのは、受話器…?
いや、ぐったりとした子猫の死骸だったのだ!!
こりゃヤバイと思い、おもいっきりバックして急発進。
俺は霊を見た事が無いのであれが霊かどうか分からないが、絶対にこの世の者では無いと思った。
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:13:39.58 ID:ZxTvvwXj0
>>51
よるのサービスエリアにいけなくなったじゃないか…
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:15:03.77 ID:yA/ROTkJ0
7 :本当にあった怖い名無し :2008/05/04(日) 08:54:29 ID:YHu7s/GT0
212 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/04/16(日) 14:30:45 ID:7bRJj+4y0
心霊になるのかな??子供の頃不思議な経験をしました。
小学校5年生の時、当時私はド田舎で暮らしていました。
小学校は統合され、登下校はスクールバスでないと通えないような所。
スクールバスが停まるのは、廃校になった小学校の校庭。
初冬のある日、いつものようにスクールバスで下校しました。
バスを降りると、そこに子犬の遺体がありました。
雑種だったのかな?全身茶色い藁みたいな色で、四肢の先と尻尾の先が白くて
鼻の周りが黒い子犬だった…。
死んだ子犬が不憫だった私は、とっさに「校庭のどこかに埋めてあげなきゃ」と思い、
子犬を抱きかかえました、子犬のお尻や鼻、口から体液や排泄物が漏れてきて
運ぶのに時間を要しました。
校庭の隅に埋めようとしましたが、長年踏み固められたそこは
ちっとやそっとじゃ掘れません。
埋葬場所に困り、たった一人で子犬の遺体を抱えアッチへうろうろコッチへうろうろしていました。
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:15:22.33 ID:yA/ROTkJ0
8 :本当にあった怖い名無し :2008/05/04(日) 08:56:24 ID:YHu7s/GT0
213 名前:212[sage] 投稿日:2006/04/16(日) 14:40:40 ID:7bRJj+4y0
続き・・。
ようやく見つけた埋葬場所は、校庭内にある
町民体育館の脇でした。
砂利を一つ一つ手で退けて、木の枝を持ってきて
必死に土を掘り、近所のスーパーへ行き、子犬がギリギリはいる大きさの
小さいダンボールをもらい、その中へ子犬を入れました。
ダンボールを棺にみたてたつもりでした。
子犬を入れ、お花も一緒にいれてあげたかったんだけど
何せ初冬・・枯葉は落ちてても雑草の花ひとつ咲いていなかった。
悪いとは思ったけど、近所の家の庭先から道路に伸びている
花の咲いた庭木の枝を一本、黙って拝借して(ゴメンナサイ)
ダンボールの棺に入れて埋葬した。
土をかぶせて手を合わせて、私は帰宅した。
その日は確か「なか○し」の発売日、ランドセルを置いて、そのまま本屋へと向かった
なんだろう、ふとした瞬間に子犬を埋めた町民体育館の方に目が行った。
すると、私をめがけて一匹の犬が駆けてくる。
まっすぐに私に向かって、町民体育館から農閑期の畑の中を駆けてくる
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:15:41.49 ID:yA/ROTkJ0
9 :本当にあった怖い名無し :2008/05/04(日) 09:00:42 ID:YHu7s/GT0
214 名前:212[sage] 投稿日:2006/04/16(日) 15:05:33 ID:7bRJj+4y0
さらに続く・・長くてスマソ
私はその犬があんまり可愛くて、そのままその場で立ち止まり犬が私の元まで来るのを待っていました。
その犬はさっき埋めた犬とそっくりの瓜二つ。
「あ、死んだ犬の兄弟かな?」そうに思った私は「捨てられちゃったの?お前の兄弟は先に死んじゃったよ」
「このままじゃ、お前も死んじゃうかもしれないなぁ・・」「うちで飼ってあげたいけど、うち団地だから飼ってあげれないんだ」
「着いてきちゃダメだよ、飼ってあげれないから遊んであげれねいよ」
こんな様なことを子犬相手に言ってた気がする。
かまわないように、触らないようにして本屋に向かおうとするのだけど
子犬は笑顔のまま私の後ろをついてくる…。
本屋までの道のり、田舎のメインストリート、車が通るから
この犬も轢かれちゃったりするかもしれない…。そう思うと本屋に行けなくなってしまった。
えぇーい!もういいや!!私は「なか○し」を諦めて、子犬と遊びました。
両親から、「犬は人につく、飼う気がない、飼えないなら構ったりエサをあげてはいけない
そんなことをしたら、逆に犬がかわいそうだ。」と言われていたのですが
足元でおなかを見せて触ってって顔してる子犬を触らずにはいられなかった。
門限の5:30ギリギリまで子犬と遊んだ。走ったり、子犬を撫でまくったりした。
そろそろ家に帰らなきゃ・・そうに犬に言うと
犬は笑顔のまま町民体育館に向かって走って行った。
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:16:06.32 ID:yA/ROTkJ0
10 :本当にあった怖い名無し :2008/05/04(日) 09:03:07 ID:YHu7s/GT0
ちょうど犬と遊んでいたのは農閑期の畑のど真ん中、町民体育館が、子犬を埋めた場所がよく見える場所だった
町民体育館へ走っていく子犬、何度かこちらを振り返っていた
そのとき、なんか、頭の中で何かよぎった「あ!あのこ!!埋めた子だ!!」
そうに思った瞬間、一緒に遊んでいた子犬があの死んだ子犬を埋めた場所に立っているのが見えた。
ドキドキした、本当に自分の体が心臓なんじゃないかってくらい全身で脈を打ってる気がした
次の瞬間、遊んでいた子犬が消えた。
目の前でフッと消えた。
埋めたお礼をしに来てくれたのかな?
忘れられない子供の頃の不思議な経験。
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:16:46.76 ID:yA/ROTkJ0
490 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/07/10(日) 23:15:23 ID:TA8A1pS50
なんか思い出した、子供のころの妙な友達。
自分、両親共働きで鍵っ子。
とは言っても託児所みたいな所で遊んで帰って、家で一人でいるのは一時間も無い。
んで、その一時間がその「ともだち」との交流の時間。
うちに何故だか有った、腹話術用の人形なんだが、そいつは何故か妙にお洒落で、子供心に美形な15歳ぐらいの顔の人形だった。
どうやら両親が古道具屋で惚れて買ってきたらしいんだが…そいつはすごいお喋りだった。
いっつも和室のタンスの上に置いてあったんだが、さすがに自立は出来ないらしく、俺が来るとクイっと足を組んで、組んだ上に両手を置く。
超気取り屋。超キザっぽかった。で、いろんな話をしてくれた。と、言ってもいつも彼の体験談。演じた劇のお話とかそんなん。
(おかげさんで俺は、ろくに本を読まないのに童話とかには超詳しかった。)
で、ある日。何時もどおりに「ともだち」と他愛の無い話をしてたんだ。そしたら、妙な事を言い始める。
「さて。そろそろ僕たちもお別れだ。○○(俺)にはやらなきゃいけないことがある。遠足の準備をしな。
ありったけのお菓子をリュックに詰めて、お布団の近くに置くんだ。大事なものもリュックに入れて、いつでも遊びにいけるようにね。
着替えも近くに置いとくといいね。僕?僕も行くよ?でも○○とは違う。うん、ここより面白そうな所だ。うん。きみより面白いよ。」
とまあこんな意味合いと調子で。
で、俺は当時、非常にアレな子供だったから、遠足の言葉に喜んで、リュックにお菓子詰め込みまくったさ。
おかんとかはまた俺の奇行かとおもって、流してくれたが。
で、その日寝てると、急に両親にリュックと一緒に連れ出された。俺は寝ぼけてわからなかったけど、地震らしい。
いわゆる、阪神大震災。家、盛大に半壊。「ともだち」は、行方不明。服の生地すら見つからんかった。
そんなかつての友を思う不可解な話。
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:20:20.86 ID:vD7S/tuqO
>>61
なんだか胸の真ん中に穴が開いたような気持ちになった
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:24:20.32 ID:yA/ROTkJ0
235 本当にあった怖い名無し sage 2005/08/31(水) 19:01:03 ID:hxo46+5EO
10年くらい前に自分が体験した話です。
俺の乗ってた電車が人身事故を起こした。
先頭車両に居た俺は汽笛&急ブレーキにビックリして「なんだ!?」と思い運転室を覗いた。
そしたら農作業服姿の婆さんが線路の真ん中でうつぶせになってんの。
膝を抱えるようにして手は頭の上で合わせながら。
「やばい!」と思いながらもゆっくりと進む電車。
結局ブレーキは間に合わず「ガッコン」と路肩に乗り上げるような音がした。
そのまま数メートル進んでから電車は停まった。
おそらく婆さんは1両目の半分くらいのところまで巻き込まれただろう。
人身事故のアナウンス。慌しくなる車内。俺も落ち着かず辺りを見渡す。
すると、窓の外に人がいるのに気づいた。
黒いスーツ(喪服?)着た爺さん婆さんが10人くらいいてこっちを見てる。
「おいおい、ツレが轢かれとるがな!」と心の中でつっこんだが、なんかおかしい。
すげぇ田舎の単線なんで線路の周りは草ボーボー。畑とたんぼが一面に広がってます。
そんな中にスーツ?轢かれた婆さんは農作業服だし、ツレではないのか?など思っていたら、
黒スーツ集団は何事もなかったかのよう回れ右して去っていきました。道さえない緑の奥へ。
30分くらいして救助隊が駆けつけ、婆さんを車両の下から引きづり出すのに成功した。
翌日新聞を見たら小さく記事が載ってて、轢かれた婆さんは片足切断したけど命に別状はなかったとのこと。
婆さんの生命力に感服しつつ、やはりあの黒い集団が気にかかりました。
死神か?あるいはすでに他界してた婆さんの知人か?
普通に生身の人間だったのか?答えはいまだわからず。
ただあの異様な光景と血まみれの担架は今も忘れられません
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:31:10.64 ID:yA/ROTkJ0
109 :本当にあった怖い名無し :2005/08/31(水) 08:31:51 ID:a0n7askH0
交通事故現場で両足ちぎれた男の子を
お母さんがすごい笑いながら「どうせ死にますから!殺しましょ!
ね!それが正しいでしょ!ね!殺そ!ね!どうすんの!こんなん助かってどうすんの!」
って石で殴り殺そうとして、周りの人が止めてた。
「あんた親だろう!親は信じろよ!親は最後まで信じろよ!ダメだよ!」て
八百屋のお兄さんが泣きながら叫んでた。
神戸市北区、つくしが丘で三週間前に起きた事故です。
近隣住民、そして僕も見ていました。やるせなかった。
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:32:33.75 ID:yA/ROTkJ0
401 本当にあった怖い名無し sage 2005/09/04(日) 13:52:51 ID:K5nyZpRo0
小学校に上がる前だと思う。
ある朝目を覚ますと隣で寝ている兄以外、家に人の気配がなかった。
家中を見て回るが、誰もいない。
不安になって兄を起こそうと声をかけ、肩をゆするが目を覚まさない。
どんなに激しく揺り動かしてもぐにゃり、ぐにゃりとするばかりで死んでいるかのようだ。
私は怖くなって家の外に出た。
雨が降っていて薄暗かった。家の周りを泣きながら歩き回ったが、家の外にもまったく人の気配はなかった。
泣きながらまた家に帰りぐずぐずしていると、ふいと両親が現れた。
「どこにいってたの」と聞いても答えてくれず、
「お父さんはここにいるよ」「お母さんはここにいるよ」と答えるばかりである。
訳が分からなかったが、とにかく両親は戻ってきて私は安心した。
と、そこに兄が現れた。兄の顔を見た私は息を飲んだ。
そこにいた兄は兄ではなかった。背格好は似ている。
しかし昨日までの兄、さっきまで隣で寝ていた兄と顔が全然違う。目つきがきつい。
鼻が細く高い。ほほがこけている。髪がぺたんとしている。
あの不思議な朝のようなことはあれが最初で最後だったが、
兄自体はそれからもずっと兄とは思えない男の子のままだ。
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:33:12.34 ID:yA/ROTkJ0
304 aSh sage 2005/09/02(金) 15:44:48 ID:JtLIXp5i0
私のサイトから。
これは 知り合いに聞いた話です。
25年近く前のお話 暑い夏が過ぎようとしていた頃のことです。
とある漁船から 救難信号が発せられ それに応じて レスキューのヘリが出動しました。
現場は 風が強く 波のうねりも高かったそうです。
それでも運良くヘリは転覆した漁船とその近くに海に投げ出された乗組員をすぐ発見できたそうです。
遭難者は4名。急だったせいか、ライフジャケットを着ている者は一人だけで
残りはその者にしがみつくようにしていたそうです。
レスキューは直ちに救助活動に入ったそうですが、強風とうねりで難航し
ついには見失ってしまい 誰一人助けることができなかったそうです。
後日 ライフジャケットを着た遺体がひとつ発見されました。
しかし ここにおかしな点がひとつ。
遺体で発見された漁師は その日 独りで漁に行ったということでした。
では複数遭難だったのか? でもその時間 近くの海域にいた船舶はなく、
また行方不明になっているものもありませんでした。
ということは複数遭難の可能性はありません。
レスキュー隊が目視した 残りの三人は誰だったのか?
もしかしたら 三人は自分達が沈まないように ライフジャケットを着た漁師にしがみついていたのではなく、
その漁師を海の底にひきずり込もうとしていた最中だったのかも知れません。
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:34:23.25 ID:yA/ROTkJ0
479 本当にあった怖い名無し New! 2005/09/05(月) 22:47:10 ID:c1MW1Zar0
俺がまだ子供の頃、夜中に突然電話がかかってきたんだよ。
うちの母親が出たんだけど電話口で「助けてくれ…」っていう苦しそうな男の声が
聞こえて、気持ち悪いから思わず電話切っちゃったんだって。
何日かして姉が学校から帰ってきたら母親部屋の隅でがたがた震えてるの。
で、どうしたの?って聞いたら、新聞にうちの近所で深夜に男性が殺されたっていう
記事が載ってたって。
助けを求めて最後の力を振り絞って適当にかけたのがうちだったんじゃないかって
想像せずにはいられなくて、本気で怖くなったんだと。
考えすぎだとは思うんだけど…。
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:39:39.46 ID:yA/ROTkJ0
630 本当にあった怖い名無し sage 2005/09/08(木) 12:49:34 ID:8owrvrF/O
幼稚園の頃、誰かのお見舞いで母親と病院に行った。
しばらく病室で話し、いい時間なので帰ることに。
母親に手をひかれて階段を降りていたが、踊り場でふと振り返ると、上階の踊り場で何人かが立ち話しているのが見えた。
そのうちの一人が、顔は老人のようにしわくちゃなのに背が異様に低く(周りにいる数人の大人の腰くらいの背丈)、
俺と目が合った瞬間、首をかしげたかと思ったらそのまま360度グルリと回した。
顎が天井を向いて通過する軌道、とでも言うのか。
成長した今、あれは俺の妄想か何かだと思ってる。それとも、首が回っちゃう病気が存在するのか?
医学に詳しい人いたら教えて下さい。
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:43:23.10 ID:yA/ROTkJ0
747 名無しさん@そうだ選挙に行こう sage 2005/09/10(土) 23:27:08 ID:n4l/QZAy0
以下コピペ↓
昔、知人の女性から聞いた話ですが・・・・・。
彼女が小学生の頃、校舎の陰にカマドウマが大量発生した年があり、
当時の悪戯盛りの男の子達が、喜んで捕まえて玩具にしていたそうですが、。
そのうち、誰が思いついたのか、生きたままのカマドウマを校庭の池に投げ込んで、鯉に食わせる遊びが盛んになったとか。
水に投げ込むと、すかさず鯉が寄ってきてはパクリと丸呑みにする様が、面白くてたまらなかったのでしょう。
そのおかげでか、カマドウマもすっかり捕りつくされ、ほとんど姿を見かけなくなったある日、
池のほとりで遊んでいた彼女は、奇妙な形の魚が泳ぎ寄って来るのに気付きました。
でこぼこに変形し、全身から無数の棘状の物体が突き出した・・・・・・
丸呑みにされたカマドウマが、鯉の腹の中でもがき暴れたのでしょう。
内部から腹を突き破ったカマドウマの肢を、全身から生やした鯉の姿だったそうです・・・・・
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 00:53:18.63 ID:yA/ROTkJ0
161 本当にあった怖い名無し 2006/06/17(土) 22:57:30 ID:JniyvD+P0
1年前くらいに、俺の友達が、五万円で中古車を買った。俺は最初それ見たと
きから何か気持ち悪い気がして、冗談っぽくだが、何かあった事故車じゃないか?とそいつに言って
た。ある日助手席に乗ってて、ふと自分の足下を見たら、自分の足と足の間にもう一つ細い足首が
一瞬チラッと見えたんだ。でも俺も別に霊感があるとは思ってないから何も言わなかった。
しばらくして友人から電話がかかってきて、「車を掃除してたら、助手席の下に23.5の女用ぽい
靴がグチャッとなって引っかかってた・・・」って聞いて、ゾッとした。
俺が、足首の話をしたらそいつは気持ち悪くなって、新車に変えた。
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:00:04.17 ID:yA/ROTkJ0
483 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/24(水) 05:15:13 ID:wvnGFaHA0
つい最近の話
深夜にトイレに行きたくて目が覚めた
1Kのユニットバスのトイレに向かう途中玄関の鍵が開いてることに気がついた
男の一人暮らしだからそこまで神経質に鍵を閉める習慣がなかった
何気なくガチャッと鍵を閉めるとドアノブがゆっくりと元に戻った
どうやら誰かが音を立てないようにゆっくりとドアを開けようとしていたらしい
それ以来部屋に入ったらすぐに鍵とチェーンロックをかける習慣が身についた
484 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/24(水) 05:35:44 ID:faGtEz/w0
>>483
怖いなぁ。
私は、帰ってきたら向かいの家のドアノブが下がったままなのに気づいた。
覗いてみてるのか!?いきなり開けてきて、襲ってきたらどうしようとか、ガクブルだったよ。
家に入ってドアスコープで覗いてみたら、一瞬ドアを開けてゆっくり戻っていった
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:03:11.46 ID:yA/ROTkJ0
281 本当にあった怖い名無し 2006/11/04(土) 18:43:54 ID:uqOUSiwJO
ありきたりなんだけど、友達のMから聞いた話ね。
Mがまだ3歳くらいのとき、必ず夜中の2時になると天井を指指して泣き始めたんだって。
あまりに毎晩泣くもんだからMのお母さんが少し霊感のある友達、Kに相談したんだと。
そしたらKは「Mが寝てる部屋、合わせ鏡やろ?合わせ鏡やめた方がいいげんよ。お化けの通り道になるんやから。」
確かに、Mが寝てる部屋の壁にはMのお母さんが使ってる化粧台の大きな鏡と、その布団を挟んだ向かいには全身鏡(だったかな?うろ覚えなんだけど。)があったそう。
二つともカバーとか、かけてなかったらしく、常に合わせ鏡の状態だったんだって。
Mのお母さんはすぐに布でカバーを作って二つの鏡に被せたとか。
すると、その晩からMはまったく泣かなくなったって。
まぁこんな感じ。本当ありきたりだけど最近聞いたのでは、これが1番リアルで怖かった。
あとは、あたしとMがテレビ電話してた時に「なんかA(私)のとこから男の人の声でうるさいうるさいって聞こえる。しかもめっちゃ早口で何回も繰り返してる。」って言われた。
そんときは全然あたしは聞こえんだし、冗談やと思ったけど、2日くらいたった時に、今度は男友達と電話しとってん。
そしたら「お前の親、めっちゃ怒っとるな。」って言われて、始めは何の事が分からず「は?なんで?」って聞いた。
「なんでってお前の近くでうるさいって言ってるやろ?言ってるの親じゃないん?」
それ聞いてかなり背中ゾワッてした。
二人とも普段、冗談とかあんま言わん人やし、やっぱり信じてんけど。
なんか憑いてんのかな
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:04:14.40 ID:yA/ROTkJ0
637 本当にあった怖い名無し 2006/11/06(月) 23:00:33 ID:awEXq398O
怖い話と言うか…
俺は小学生の時父親を亡くし母一人子一人で育ったんだけど…
中学生の時、授業中に突然先生から「おい〇〇!!お母さんが職場で倒れたそうだ。すぐに××病院に行け!!」と告げられ、自転車で慌てて向かった。
病院まではかなりの距離があり途中には長い上り坂があった。
こいでもこいでも坂は続いていてなかなか上り切らない…
気ばかりが焦っているとフッとペダルが軽くなった。
まるで誰かに押されたかの様に…
俺は振り返って確かめようとしたけど出来なかった…
なぜならその時、亡くなった父親の匂いがしたから…
なんとも懐かしい匂いになぜだか涙があふれてきた…
息を切らして何とか坂を上り切った時、俺は泣きながら「ありがとう」と呟いた…
病院では母親が意識を失っていたけど何とか一命は取り止めた。
後日、意識を取り戻した母親から聞かされた。
意識を失ってる間ずっと父親の夢をみていたと…
俺は心の中で改めて父親に礼を言った。
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:04:56.42 ID:yA/ROTkJ0
66 本当にあった怖い名無し sage 2006/11/02(木) 17:35:03 ID:duxot+t4O
流れ豚切りします。急に思い出したので投下。
今から8年前、命に関わる職場いじめに遭い、同時に自分の人格全てを否定された私は、自殺を決行しました。
遺書と遺言(保険証書の置き場や貯金の渡り手等)を財布に入れ、セキュリティの甘い古いマンション(賠償金が安いかと思った)の最上階の通路にいました。
酒と睡眠導入剤のおかげでラリって変なテンションで「さぁ飛ぶぞ!」と身体を乗り出した時、ふと下を見たら…
いました。先客。
でもおかしいのです。今の私と同じ髪形。同じ服。
今私が着ている服は、非売品なのです。同じ服を着ている人などいるはずがありません。
「あの世」という新天地を求めて飛ぼうとする、高揚した気持ちが一気に冷めました。
68 66 sage 2006/11/02(木) 17:44:48 ID:duxot+t4O
続き。
「先客?誰?ってか何かおかしい!」
と思いながら、下をよく見ました。
死体は有り得ない方向に足を曲げ、背中から背骨を飛び出し、頭からは脳が出て…
とにかく「醜い」状態でした。血生臭い匂いと、何か焦げた様な匂いもしました。下の匂いが届く筈もないのに。
「アレは数分後の私だ!」と気付き、「あんな姿になるならやめよ…」と自宅に帰りました。
帰ったら母が「お帰り。間に合ったね。」と言いながら頭をなでてくれました。
73 66 sage 2006/11/02(木) 18:09:33 ID:duxot+t4O
最後。
母は何か知っている様子でした何も語りませんでした。
その後、職場イジメは急激に軽度化すると同時に私の仕事が認められ、味方や友達も出来、円満退職しました。
今でも、私が飛び降りるより先に死体になっていた「私」の正体はわかりません。
ですが、「早まって自殺した私」の姿を見たおかげで今も私は生きていられます。
オチなくてごめん。
126: 屁 ◆Xmn8ckLy9w 2010/06/05(土) 01:06:48.95 ID:S87yejwuO BE:2256244777-PLT(33336)
>>125
こういう話っていいよね!
考えさせられる
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:09:21.18 ID:vD7S/tuqO
>>126
では>>125で死んだいたのは誰なのか?
生きている人は誰なのか
136: 屁 ◆Xmn8ckLy9w 2010/06/05(土) 01:15:59.30 ID:S87yejwuO BE:920916454-PLT(33336)
>>130
そんなのいろいろ推測できるしさ
正解なんてないんじゃないのかな
感覚で楽しめれば俺は満足です
140: 屁 ◆Xmn8ckLy9w 2010/06/05(土) 01:19:52.84 ID:S87yejwuO BE:2578565287-PLT(33336)
さて、支援も兼ねて久しぶりに短いの貼るかな
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:27:44.20 ID:yA/ROTkJ0
276 - 2008/07/25(金) 11:27:13 ID:pwTgS3wZ0
短くサクっと
結婚して数年、諦めかけていたがやっと子供が授かり
その息子も3歳になり何とか会話も出来るようになりました。
親なら誰もが聞く事だと思う事を聞いてみた
「ママのお腹の中の事覚えてる?」
「ウン、狭くてぷにゅぷにゅしてた。パパとママの声も聞こえたよ○○君って聞こえたよ」
「横にお友達も居たよ」
「お友達?お腹の中に?」
「ウン、女の子、もうずっとお腹の中にいるだって」
「それでねウンショウンショって出る時お友達がママに言ってて”ずーとここで待ってる”って」
「・・・ママにはお友達の事はナイショだよ、約束」
「ウン約束、でもいまでもママのお腹からお友達の声が聞こえるよ”痛いよ~助けてママ~”って」
150: 屁 ◆Xmn8ckLy9w 2010/06/05(土) 01:29:38.76 ID:S87yejwuO BE:1841832285-PLT(33336)
ときどき夢の中で自分が自殺するときがある。
何の脈絡もなく急にそんな夢を見るから起きると気分が落ち込む。
この前のことだが、実家の庭で自分がチェーンソーで何かをしようとしている夢をみた。
初めは第三者の視点としてみていたものだったのだが、後ろから自分に近づく内にいつの間にか視点が本来の自分のものに切り替わっていた。
その瞬間だった。
急にチェーンソーが作動し俺の首を削っていく。
夢とは思えないリアルさで(とは言ってもリアルでそんなこと経験無いからやはり想像なのだが)
血があふれ出ていた。
想像していたよりも勢いよく吹き出すのではなく、ゴボゴボと気泡が混ざった感じの血が首の傷から出ていく。
同時に口にも血があふれだしていく。
そんな時にも関わらず、いや、そんな時だからだろうか、冷静に自分の死に方を考えていた。
「あー、首斬られて死ぬのって、窒息するからなんだな」
その内、体が傾き曇り空を見上げながら少しずつ意識が遠のいていった。景色がかすみ、白く濁っていく。
と、その時目がさめた。
気分最悪で軽く凹んだ。
でも何でだろうな。
夢なのにその時の手の感触や、周りの木々匂い、血の匂いはすごく鮮明に覚えてる。
こんな夢もあった。
やっぱり脈絡もなく父親を殺めてしまった。
これはつい昨日のことだ。
その時俺は実家で使っているフォークで相手の腹、胸。
なぜか自分の腹を刺していた。
本当に今でも刺した感触が残っていて。
例えるなら、堅い肉にフォークを突き刺す感じ。
目覚めたときは本当に気持ち悪くてしかたなかった。
昨日こんな夢を見てから夢が怖い。
そして何より、いつか本当になりそうで自分が怖い。
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:31:55.48 ID:1jPGXXnC0
風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。
で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。
そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。
買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。大阪市の福島駅の近くで、時間が一年近く経ってた。ケータイの種類が変わってた。アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の名前で電話番号が10程度あったけど、知り合いや実家の電話番号がない。
俺はなぜだか知らないがその知らない電話番号が恐ろしくて、川に捨てた。警察から実家に連絡した。
向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。
161: 屁 ◆Xmn8ckLy9w 2010/06/05(土) 01:38:24.03 ID:S87yejwuO BE:460458825-PLT(33336)
関東のある神社の裏山に半人工の洞穴がある
洞穴は昔からあるそうだが、人の手で掘られた箇所もあり
誰が何の目的で掘ったのかは分からない
30年前に当時の宮司が好奇心で洞穴に入り、行方不明になった
大人数で捜索したが中は蟻の巣のような迷路になっていて、捜索は難航したそう
6日後に洞穴から十数キロ離れた山中で発見された時は
衣服がズタズタに裂け、
体中傷だらけで酷く怯えた状態だったという
事件後、宮司は真相を語るのを嫌がり、洞穴は勝手に業者を呼んで埋めてしまった
今でも塞がれた洞穴の、
わずかな岩の隙間に耳をあてると
無数の男女の泣き叫ぶ声が聞こえるという
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:40:25.26 ID:yA/ROTkJ0
86 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/03/09(日) 16:29:52 ID:jF8XLe0O0
親戚の法事やった時に住職が言っていたのだが。
霊、つまり亡くなった人も生きている人しか見えないんだと。
あの世に行ってしまっても、ちゃんとお参りしてあげないと寂しいという事らしい。
で、ちょっと住職に聞いてみた。
良くある自殺の名所とかで沢山死んでるけど、あれは霊が数を増やしているんじゃないかって?
嫌そうに住職は答えてくれた。
あれはどんなに多くの人がそこで亡くなっても、皆自分だけが霊になったと思ってる。
だから生きてる人間を求めるんだと。
沢山亡くなれば、それだけ沢山の霊がそこで生者を求めて彷徨う。
だから、そういう場所には出来るだけ近づかない、お守りがあったらちゃんと持っていくって事をしなきゃならんのだと。
まだまだ自分は死ぬ歳じゃないが、初めて死にたくねえなって思ったよ。
怖くない話で済まないな。
87 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/03/09(日) 16:49:14 ID:o0ZGzV5WO
そういや霊がタッグ組んでくることって聞いたことないなあと思ったら
そういうことだったんだな…
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:41:23.48 ID:yA/ROTkJ0
244 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/03/12(水) 04:22:16 ID:z0+vDwmN0
僕が小学3年か4年の時の話
家は結構山の中にあるから通学路も山道
その途中に池があって、奥のほうに石でできた鳥居みたいなものがあった
なんだろう?とは思ってたけど、特に気にしてはなかった
その頃僕と2個上の兄は少年野球に入っていて、夏は8時くらいまで練習していた
迎えにはじいちゃんがトラックで来てくれていて、荷台に2人でよく乗っていた
ある日、いつものように荷台に乗って帰宅していると、池の前の道でなにかが車を追いかけてきた
白い煙みたいなもので、人の形をしていた
スローモーションで人が走っているように見えた
車のほうが速かったので、どんどん離れていって見えなくなった
兄も見えたみたいで、一緒にユーレーだ!とはしゃいでいたが、あれに追いつかれていたらどうなったんだろうと今思うとゾッとする
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:41:50.48 ID:yA/ROTkJ0
185 本当にあった怖い名無し 2008/03/11(火) 16:44:10 ID:XXqi82e6O
友達の話。
友達の家はめちゃくちゃ山の中にある木造二階建て。
友達は二階に自分の部屋があって入口ドアの横にベッドがある。んで友達からして右向いて寝た4メートル先位に窓があんのよ。
ある日の夏の夜寝苦しくて左から右へ寝返りをうった時になんか気配を感じて目を開けたそうだ。
そしたら窓に両手をついてニヤニヤと友達を見ているピエロ発見。
友達は恐怖で動けなくなり目をギュッとつむってたらいつの間にか朝になってて、窓を見たらピエロは消えてたっぽい。
「誰も信じてくれないけど本当だってば!!!!」
と必死な友達。
ピエロの霊っているんでしょうか…
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 01:46:56.26 ID:yA/ROTkJ0
515 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/03/16(日) 01:52:25 ID:QI8AzzzdO
小学生の時の話。
夏の夜、窓を開けて網戸だけの状態にして寝ていた
田舎だし泥棒なんて入らないと思っていたから、鍵は閉めていなかった。
夜中の3時ぐらいだったと思うけど、外から男の話声が聞こえてきた。
大きい声では話していなかったが、その話声で目が覚めた。
俺は恐くて布団の中で
ジッとしていたんだ
そしたら、窓から男二人組が入ってきて、寝ているフリをしている俺に懐中電灯を照らして、
『コイツは違う』
って言って、また窓から出ていった
本当に恐かった
241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 02:41:05.87 ID:f3JF9NMCO
怖い話じゃないが
筒井さんの小説で、山手線と中央線をある特殊な乗り方すると
自分をもう一人増やせる話があったな
246: 1/2 2010/06/05(土) 02:44:32.76 ID:VDBqFVZk0
俺、電気炉ってところで働いてるんだ。
100tの鉄屑・ニッケル石とかを電極から出るアークでバンバン溶かすの。
1600度になる。今、ゴミの分別ってめんどくさいでしょ?
現場ではいつも炉体に投入して処分してる。
傘も、TVも、原付バイクもね。
全てが溶けて真っ赤な溶鋼になる。
湯を出す時は炉体を傾動して中の溶鋼をクレーンで吊ったでっかな鍋に入れるんだ。
少し前、炉体から湯を出す出鋼口って所が詰まったんだよ。
炉体が傾動したまま出鋼口のつまりを力任せに詰まりを除去しようとして転落。
全てを溶かす溶鋼がたっぷり入った鍋の中へ消えていった。
沈んだと思った瞬間、体内の水分と高温の溶鋼が反応し水蒸気爆発。
溶鋼に混じって体が破片が四方に飛び散ったよ・・・
みんな怖くて必死になって逃げた。
クレーンの人は鍋吊ったままだからどうすることも出来ず運転席で泣いてた。
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 02:44:55.96 ID:VDBqFVZk0
つづき
爆発と消火が収まって警察呼んで遺体確認は出来るか?って聞いたんだ。
俺たちは出来るはずが無い無理だって言った。
鍋の中の溶鋼はガチガチに固まってて鍋と同化してる。
中身を細かく確認するには大掛かりになる。なんせ80トン近くはあったし。
溶鋼と一緒に飛び散ったハズであろう肉片も溶綱と混ざっていろんな所にへばり付いてる。
そしたら遺族が「この中に居るんですね」と凍りきった鍋の中を指差した。
「この固まった湯の一部を下さい」って言うんだ。
俺たちはランスジェットって言う機械で要綱を切断。
どうするかと思ったら「主人の遺体だと思って処理します」って言うんだ。
それを聞いて俺たちはその鉄の黒く焦げた鉄の塊を綺麗に磨いてやった。
もともとステンレスになる物だったから表面を磨いてやれば綺麗なステンレスになった。
それをまるで本当に遺体を扱うかのように火葬場で火葬。
当然、火葬場如きの火力で溶けるはずが無く
遺族はそのステンレスの塊を遺骨として自宅へ持って帰った。
今日、遺族の方の家に行って来たんだ。錆びずにまだピカピカだった。
269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 03:14:29.98 ID:QDUhVbQ20
コピペじゃないし怖くもない話だけど
個人的に不思議で、考えると少し怖くなる出来事を
今から15年くらい前、当時小2の頃にこっくりさんが流行った。
例にもれず自分を含め3、4人(記憶が曖昧)で放課後にやることにしたんだ。
場所は教室で、雰囲気のためか電気を消しており、窓から夕暮れの綺麗なオレンジ色が光の代わりだった。
(なんか景色は曖昧に記憶にある)
そこで普通に文字を書いた紙に五円玉と指を乗せてこっくりさんをやった。
たぶん誰々さんは誰々が好きとかよくある質問だったし、誰かが指にわざと力を入れて悪戯をしたりして遊んでたと思う。
それは問題はなかった。問題はそれをやった後の事。
こっくりさんをやった次の日の朝、母親から「あんた夜1時くらいにランドセル背負って学校に行こうとしていたよw」と言われた。
当然記憶はないし、今までこんな寝惚けもなかった・・・と思うし、信じなかった。
自分は「嘘でしょw」って笑いながら言ったんだけど、
母親が「いや、音がするから見に行ったら、あんたはランドセル背負って、靴を履いて玄関のドアを握る所まで行っていた。
どこへ行くのか聞いたら、「学校へ行かなきゃ」って言ったわよ」と言われた。
背筋が寒くなった事を昔の記憶ながらある。
こっくりさんをやったその夜にこんな事がおきたら偶然とは思えない。
まぁその後は問題もない。この出来事だけでした。
ただ、止めなかったらどうなっていたかが今でも気にかかる。
→要約:こっくりさんをやった日の深夜の熟睡中に学校へ行こうとしてた。
駄文すみません。マジ実話です。
287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 03:27:14.10 ID:1jPGXXnC0
>>269
他の人にとっては怖くないかもしれないけど記憶ない間にってのは
当の本人にとってはめちゃくちゃ怖いよな
子供のころのことなんだが目が覚めたら何故か玄関前で更にドアのカギが開いてたことがある
今でもアレは謎
275: 屁 ◆Xmn8ckLy9w 2010/06/05(土) 03:20:35.68 ID:S87yejwuO BE:460458825-PLT(33336)
>>269
なぜ五円だったのか非常に気になる
277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 03:22:23.28 ID:QDUhVbQ20
>>275
普通は五円玉じゃないの?
場所によってかわるのかな
279: 屁 ◆Xmn8ckLy9w 2010/06/05(土) 03:23:59.85 ID:S87yejwuO BE:1105100238-PLT(33336)
>>277
ずっと十円だと思ってた
まぁそういう遊びは場所によって変化激しいからなぁ
296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 03:33:01.89 ID:VDBqFVZk0
俺の職場での話
俺の職場の先輩は面倒見がいいし、仕事もスゲーってほどじゃないけど
確実で取引先からも指名で仕事が来たりする。
ただ、ちょっと困ったとこは異様に家族のことを大切にしてること。
奥さんや娘さんのことを話し出すと止まらなくって、休日明けなんかは
家族となにをやった、どこへ行ったってことを写真を見せびらかして話してる。
それだけならいいお父さん、で済むんだけど問題は奥さんと娘さんが
既に他界されてること。
それ以外は本当に頼りになる人で、仕事にも支障がないからみんな
触らないようにしてすごしてる。
で、いつぞやの忘年会のこと。
その年は割とデカイ仕事が成功したこともあって、忘年会はかなり豪勢だった。
先輩もいつになく上機嫌で普段は絶対にしない深酒をして、終いには歩くどころか、
いすに座ってるのもままならないことになってた。
そんな状態だから一人で返すわけにもいかないけど、先輩は家族が待ってるからと、
帰るといってきかない。
しかたなく社長命令で俺ともう一人の同僚で送っていくことになった.。
同僚は下戸で車に乗ってきていたので、その車で先輩のうちまで行くことになった。
(本当は同僚だけが送っていけといわれたのだけど、見捨てられずついていった)
先輩はどっから見ても酔いつぶれてるってのに、いつの間にか持ち帰りを頼んでて、
それをしっかり抱えてたのを覚えてる。
先輩の家につくと、当たり前なんだけど家の中は真っ暗。いくらか回復してた
先輩は「もう寝ちゃってるなー」といって笑った。
お茶くらい出すからというのを、とっくに日付も変わってるしと断っていると
トタタタタタ ガチャ 玄関が開いた。
「なんだー、起きてたのか。お土産あるぞー」と、どこか嬉しそうな先輩。
真っ暗な家に入っていく先輩に俺らは、それじゃといって車に乗り込んだ。
車の中でガチガチ震えてる俺ら。
「……なあ、先輩は、なにと住んでるんだ?」
今でも先輩は、誰も写ってない奥さんと娘さんの写真を見せてくれる。
319: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 04:14:49.40 ID:VDBqFVZk0
511 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/24(土) 00:41
幼き日の話なんだが。まだぼろっちい木造の家に住んでた時、
うちの玄関の扉の横のすりガラスに、よく顔を付けてる人がいた。
恐かったのは、家人にそれを訴えてもとりあってくれなかったことだ。
324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 04:19:53.71 ID:jgzQes2Z0
>>319
ぞっとした
374: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 12:52:25.11 ID:vmn6SSxtO
既出だったらごめん
228 :本当にあった怖い名無し :2009/05/08(金) 11:40:40 ID:xpRSDnLy0
かなり昔の話ですが体験談を書きます
私はバイトで旅館で住み込みで働いていました
仕事が面白く感じる頃にその客はやって来たんです
人数は4人、皆さんの顔からは悲しい感じが伝わってきました
そしてそのうちの一人は遺影を持っていたんです(笑顔で撮られてる女性)
正直怖かったです、遺影を見ないようし客を部屋へ・・・
その部屋からは笑い声どころか会話も聞こえてきませんでした
次の日、お客様が帰った後に布団をたたみに行きました
そしてそこでゾッとしました 遺影が置いてあるんです
こっち見てるんです、触るのも怖くてその場で固まってしまいました
すると後ろから誰かが歩いてきて部屋に入ってきました
俺「おお~取りに来たんだ、てか忘れんなよ」なんて心の中で復唱
しかし、本当の恐怖は目の前にありました
遺影を取りにきた方が遺影に写ってる方なんです
一瞬でパニックになり声も出ませんでした
普通にダッシュで逃げましたよ
下のロビーに戻りこのことを伝えると二階には誰も上がってないとの事・・・
3人くらいで例の部屋に行き確認すると、そこには遺影がありました
でも俺も含め皆無言になりました
笑っていたはずの顔がせつなくても怒りに燃えている顔になってたんです
結局誰も取りに来る者はいなく神社に供養してもらいに行きました
住職さんがいうには遺影は笑っていたらしいです
377: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 12:59:13.04 ID:5koXRT7C0
712 :本当にあった怖い名無し :2009/07/09(木) 11:14:12 ID:/kzdSSgY0
学生時代一人暮らししてたアパートで怪奇現象がすごかった。
勝手に鍵開いたり、夜中の3時に棚だけ揺れたり、中ドアをノックされたり。
来る友達ほとんどうちで怪奇現象体験してる。
一度友達に赤いワンピース着た女の人がいるって言われた。
親も何回か泊まりにきていたが何も言わなかったので怪奇現象のことは黙っておいた。
一人暮らしを終え、実家に戻ると父が
「そういえば赤いワンピース着た女の人どうなった?」
正直幽霊信じてなかったけど一気に信じた。
378: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 12:59:40.16 ID:5koXRT7C0
529 :本当にあった怖い名無し :2009/06/01(月) 08:06:17 ID:AnaNTEXNO
私が3歳くらいのころ実家の当日物置だった部屋で(現 自室)
黒い人影の女の子を見た。
不思議とその時真っ黒な人影なのに私はそれが、女の子だとも思ったし、1つ年上だとも気づいた。
そして、私が15歳くらいの時、父に言われた。
「お前の前に1人女の子がいて流産した、彼女の命のお陰でお前がいるんだ」
生まれて初めて知った事実にあぁ、あの子はその子だったんだなァと気づいた。
409: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 13:50:32.24 ID:5koXRT7C0
450 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/24 21:14
その事故があった場所は、近所に住む人しか通らないような狭い道路で、
遮断機も無い小さな踏切だった。その踏切には嫌な噂があった。
数年前に知的障害者がその踏切で電車に轢かれ死に、
その男の霊が踏切に留まっているらしい、という噂だ。
その噂を証明するように、俺が遭遇した事故の後も、
地元の高校生が電車に轢かれて死んだり、同じ踏切で死亡事故が何件が続いた。
そのいずれの事故にも共通する点があった。
事故の被害者は必ず友人と一緒にいて、踏切の上で突然立ち止まってしまう。
友人が「電車が来るから危ないよ」と声をかけても踏切から動こうとせず、
そのまま轢かれてしまうというのだ。
まだその踏切には遮断機は設置されていない。
421: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:05:30.90 ID:1ApVeFMF0
相変わらずこの手のスレは生き残りますね
怖くないけど不思議な話があるから書く
私が小学生低学年のとき、いつも通り夕飯の準備を母、私、姉でしていて
さあ、食べよう!と曾祖父さんからもらった茶碗を食器棚から取り出したら
パックリ割れていた、斬鉄剣でも喰らったかのように綺麗に半分にパックリ
母はその時「なんか嫌だねえー」と言っていたが、案の定夕飯中に曾祖母さんから電話が入り
曾祖父さんが亡くなったと伝えられた
前日の夜に母がうたた寝していたときに曾祖父さんの声で「寝てねえで風呂入れ」と言われたなど
不思議なこともあるもんです
まあでも、多分こういう感じの体験はほとんどの人あると思う
特にペット飼ってる人なんかは多いと思う
423: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:31:06.43 ID:gTg6iL2U0
>>421
俺もなんかそれに近いのはあるな。
何年か前にいとこが自殺したんだけど、
そのお通夜の日だったかな、親族の幼稚園児くらいの子が
夢遊病みたいな状態になって、自殺したときの状況を細かに語りだしたのよ。
その場にいたみんな、死んだあいつが乗り移ってるううってなってたらしい。
まぁ霊的なことじゃないだろうけど、葬式とか子供とかって非日常的な話が生まれやすいんだなと思った。
462: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 17:10:35.94 ID:1ApVeFMF0
>>423の「いとこ」で思い出したけど
何年か前の真冬に私の友人のいとこがトイレの便座に座った瞬間心臓麻痺で亡くなった
便座が冷たかったんだと
422: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:27:32.01 ID:hZJN2OOs0
怖いな
426: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:34:11.25 ID:5koXRT7C0
553 :本当にあった怖い名無し[sage] :2010/01/13(水) 15:00:36 ID:7X3cDHkOO
ここか。誘導されてきました。怖い話じゃなく不思議な話です。
特にこれといったオチもありません。あしからず。
3年程前になります。当時学生だった私は運送のバイトをしてました。
社員の方と二人で配達に回るんですが、その時に起きた出来事です。
大きな荷物を運び終え、ついでと渡された小包の配達に向かいました。
場所は都内にあるマンションです。かなりデカイとこです。
現地に着いて、私は小包を抱えて小走りでマンションのエレベーターに乗りました。
配達先は12階です。ボタンを押し、エレベーターが上昇するのを感じました。
途中、4階と5階の間くらいで突然エレベーターが止まってしまいました。
しかもグラグラ揺れているようなのです。すぐに地震だと思いました。
揺れ自体はすぐ収まったのですが、エレベーター内で地震というのは初めての経験です。
正直かなり怖くて、小包を持つ手がかなり汗ばんでいたのを覚えてます。
2~3分程でエレベーターが動き始めました。何事もなかったかのように上へ行きます。
後から知ったのですが、エレベーターは地震を関知すると最寄りの階で自動的に止まるそうです。
この時はなにせ初めてのことだったので、特に不審だとは考えませんでした。
ポーンと音が鳴り、12階に到着しました。扉が開いた時はやはりホッとしましたね。
ただ、本当に問題なのはこのあとに起こったことでした。
427: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:34:25.52 ID:5koXRT7C0
554 :本当にあった怖い名無し[sage] :2010/01/13(水) 15:19:12 ID:7X3cDHkOO
扉が開いて外に出た瞬間に、凄まじい違和感が私を襲いました。
違和感の正体は、世界そのものだったんです。
まず、マンションに到着したのは午後3時過ぎくらいでした。
エレベーターから下りて外を見ると、夏の夕方のように真っ赤なんです。
空が真っ赤な夕焼け空のようになっていました。
そして、街の様子が明らかにおかしいのです。何も動かず、何も音がしないのです。
影が濃く街を覆っていました。本当に不気味な世界で、私は悲鳴をあげてしまいました。
何が起こったのか分からず、頭が混乱したままでした。
私はすぐさまエレベーターに取って返し、1階へのボタンを連打しました。
特に問題もなく、滑るように降下を始めるエレベーターで私はうずくまってました。
ポーン、と音が鳴りエレベーターが到着しました。階を見ると5階です。
扉が開くと、サラリーマン風の方が乗り込んできました。
私がうずくまってるのを見てびっくりしたのか、大丈夫ですかと声をかけて頂きました。
私は必死に今見たものを伝えようとしましたが上手く言葉に出来ません。
すぐに1階に着き、付き添われるように表に出ました。
外は、先ほどの真っ赤な光景など嘘のように、午後の明かりが照っていました。
以上で私の話は終わりです。
私が見たもの、あの世界は何だったのでしょうか?
あれが白昼夢であれば、それはすごく安心出来るのです。
でも、どうしてもあれが白昼夢とは思えない。あれは異世界かもしれない。
パラレルワールドとか、私はあまり詳しくないのですが、きっとそういった類のものです。
あのままあそこに留まっていたら、一体どうなったのでしょうか…
428: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:38:02.24 ID:5koXRT7C0
503 :本当にあった怖い名無し :2008/10/06(月) 23:39:38 ID:eOMqgcHYO
子供の頃よく、近所にあるスーパーの二階で遊んでた。
二階は一階に比べて大分狭くて、プリクラ機とかじゃんけんができるゲーム機とか色々置いてあった。
そこには大抵何人か私と同い年くらいの子供がいたけど、知らない子ばかりだったから私は一人で遊んでた。
まるで異世界にいるみたいな不思議な感じのする空間で、そこにいると何か心地よかった。
何年か経ってそのスーパーはなくなったんだけど、母曰わく「あのスーパーに二階はなかった」らしい。
そういえば二階は屋上に繋がってなかったし、親と一緒二階に来たこともなかった。
あれはなんだったんだろうなー。もう一回行きたい。
429: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:39:03.73 ID:5koXRT7C0
920 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/01/30(水) 02:42:49 ID:qFBUVW5x0
俺の不思議な体験をひとつ聞いてくり
小学校4、5年の頃だったと思う
当時俺はカギっ子で、公団の7階建ての団地に住んでいたんだけど、
エレベーターが1・3・5・7階にしか止まらないタイプだった
俺の家は6階だったんで、いつも5階で降りて1階分歩いてあがってた
ある日、学校帰りに、友達に借りたドラゴンボールを歩きながら読んで帰った
エレベーターに乗って、5階のボタンを押して、また読みはじめた
ドアが開いたので降りようとして顔を上げたら、
いつもの団地の廊下ではない薄暗い空間で、すぐ前に古い鉄扉があり
「口 入」と書かれた札が貼ってあった
何が起こったか理解できなかった
エレベーターの階数表示を見ると、どの階にも灯っていない
凍りついて固まっていたら、エレベーターのドアが閉まり、
次にドアが開くと見慣れた5階の廊下だった
泣きじゃくりながら部屋まで駆け上がり、
母親が帰るまで布団をかぶってガタガタ震えていた
母親に話したら「悪い夢でも見たんじゃないの」と言われたけど
しばらくは怖くてエレベーターに乗れず、6階まで歩いて昇ってたな
当時は、鉄扉の札が「入口」の旧表記だとはわからなかったけど、
あそこで降りてしまっていたら、どうなってたんだろうと時々思う
わかりにくい文章ですんません
430: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:39:33.48 ID:5koXRT7C0
937 :匿名希望 :2008/01/31(木) 07:46:35 ID:0UM67pO7O
こんにちは。
文章が下手で申し訳ないですが、私の実体験をお話しします。
今から、10年前の出来事です。
初めて買った車が嬉しくて、仕事帰りに1人ドライブをしました。
かなりの距離を走って、真っ暗な県境の山道に差し掛かりました。
前方に眩しい明かりが見えます。
何だろう?と思っていると、車窓から料亭の様な建物が見えました。
大きな平屋の和風建築で、玄関前は砂利の空き地になっていました。
そこに、灯りに照らされた着物の女性が数名立っています。
その時は、こんな山奥でも営業しているお店があるんだと思いました。
そして、帰りも同じ道を通ったのですが、何故かお店の前を通りませんでした。
その後、友人を乗せて同じ道をドライブしたのですが、県境にお店はありませんでした。
数年後、偶然に観たテレビ番組で、ある町が取り上げられていました。
その町は、県境の山を下りた場所にあっる、寂れた温泉街(昔は賑わっていた)でした。
そして、数枚のモノクロ写真が紹介されたて、とても驚きました。
その中の1枚は、以前見た料亭だったからです。
番組で、昔は県境の峠に茶屋があって、賑わっていたと説明、写真はその当時の茶屋を映したものでした。
434: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:42:10.18 ID:5koXRT7C0
591 :あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] :04/05/31 21:30 ID:Dd2kXG3i
私の母の体験談。
ある日古湯として有名な兵庫県の温泉宿を訪れた。
夕食の時間が迫っていたので、その前に湯に入ろうと浴衣に着替えることに。
備え付けのチェストを開くと、突然視界が広がり、四畳半ほどの和室で親子らしい4人が卓袱台を囲んで食事の真っ最中。
驚いて固まっている母に気づいたらしい親子の視線を浴びつつ、
「し、失礼いたしました」
と、扉を閉めた母。
気を取り直してもう一度開くと、浴衣と丹前があったので急いで取り出し、二度とそのチェストは利用しなかったらしい。
「どこでもドアじゃあるまいし」
と私がつっこむと
「なに?それ」
と母。いわゆる見える人ではないんですが、ちょっと天然ボケ入ってます(笑
439: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 16:46:38.21 ID:5koXRT7C0
976 :本当にあった怖い名無し :2009/01/29(木) 23:44:25 ID:m6dr56Sg0
中学生の頃のこと。いじめやいろんなことで何もかもに行き詰っていた自分はふと死にに行くことを決めた。
場所は一年くらい前に父といった、もうつぶれて廃墟になってるテーマパーク。
自宅から30キロくらいあるその場所へ朝6時にこっそり家を出て向かった。
15キロ地点くらいまで順調に走っていた。
しかし、途中で寄ったコンビニで鍵が壊れ自転車が動かなくなってしまった。
手ぶらで出かけてきたので金も持っていない。
どうすることもできずに座り込んだ自分の目の前に、見覚えのある車が止まった。
パジャマ姿の父と、化粧もしていなければ髪もといていない母。
朝姿を消した自分があのテーマパークに向かっている、というイメージが頭に浮かんで
いてもたってもいられなくなって父をたたき起こしてここまで走ってきたらしい。
何が起こってるのかわからないまま家に強制送還。
帰った後母は糸が切れたように眠り1週間起きなかった。
そしてその後は死ぬ気も失せて今に至る。
思い出すたびに申し訳なく思うと同時に不思議に思う。
そして母に感謝。
459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 17:02:01.24 ID:5koXRT7C0
118 本当にあった怖い名無し New! 2008/10/26(日) 02:47:15 ID:njgiNaA3O
弟から聞いた話。
大学の友人が別のアパートに引越しをするんで、その手伝いにいったそうだ。
手伝いは弟の他に、同じ学校の二人。
レンタルした軽ダンプに家財道具を積んで、引越し先のアパートに向かった。
軽ダンプをその友人が運転して、弟は助手席。後ろから二人が乗った車がついてくる。
しばらく走っていると、後ろのひとりが弟にケータイを掛けてきた。
どこでもいいから車を停めてくれ、という。
コンビニの駐車場に入ると、なぜか二人の乗る車は、軽ダンプから離れたところに停まった。
またケータイが鳴って、お前だけ、こっちに来てくれ、という。
弟が車まで行くと、後部座席に乗るように言い、乗った途端にものすごい勢いで車を発進させた。
あいつを置き去りにする気かよ、と弟が言うと、助手席の奴が言った。
荷物を積む時、異様に重たい木箱があっただろう。国道に出たあたりで、その木箱がゆっくりと開いて、なかから黒い服を着た女が出てきた。箱から上半身だけ出して、俺たちの方を見て笑った。そして、また箱のなかに戻った。
続けて、運転してる奴が言った。
あの木箱には、釘が打ち付けてあって、頑丈なものだった。簡単に開く構造じゃなかった。だから、あの女は、おかしい。この世のものじゃない。俺たちは知らずにあの木箱に触ってしまった。このまま神社にいってお祓いを受けたい気分だ。
だったら、あいつにも言ってやらないと、と弟。
いや、あいつは多分、女のことは知ってると思う。それどころか、俺たちは、あいつが、なんらかの方法で、女を木箱に入れたんだと思ってる。
弟のケータイが鳴った。あいつからだった。
丁度いい。その女のこと、あいつに聞いてみるよ、と弟はケータイに出た。
なぁ、木箱の女について、話があるんだけど。
弟がそう言うと
ばれちゃったか。ひひひひひひひひひひひひ…
503: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:49:51.20 ID:5koXRT7C0
POINT:25点/38人 Good:81.6%
今日はエイプリルフールだ。特にすることもなかった僕らは、
いつものように僕の部屋に集まると適当にビールを飲み始めた。
今日はエイプリルフールだったので、退屈な僕らはひとつのゲームを思い付いた。嘘をつきながら喋る。
そしてそれを皆で聞いて酒の肴にする。
くだらないゲームだ。
だけど、そのくだらなさが良かった。
トップバッターは僕で、この夏ナンパした女が妊娠して実は今、一児の父なんだ、という話をした。
初めて知ったのだが、嘘をついてみろ、と言われた場合、人は100%の嘘をつくことはできない。
僕の場合、夏にナンパはしてないけど当時の彼女は妊娠したし、一児の父ではないけれど、
背中に水子は背負っている。
どいつがどんな嘘をついているかは、なかなか見抜けない。見抜けないからこそ、楽しい。
そうやって順繰りに嘘は進み、最後の奴にバトンが回った。
そいつは、ちびり、とビールを舐めると申し訳なさそうにこう言った。
「俺はみんなみたいに器用に嘘はつけないから、ひとつ、作り話をするよ」
「なんだよそれ。趣旨と違うじゃねえか」
「まあいいから聞けよ。退屈はさせないからさ」
そう言って姿勢を正した彼は、では、と呟いて話を始めた。
僕は朝起きて気付くと、何もない白い部屋にいた。
どうしてそこにいるのか、どうやってそこまで来たのかは全く覚えていない。
ただ、目を覚ましてみたら僕はそこにいた。
しばらく呆然としながら状況を把握できないままでいたんだけど、急に天井のあたりから声が響いた。
古いスピーカーだったんだろうね、ノイズがかった変な声だった。
声はこう言った。
504: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:50:13.27 ID:5koXRT7C0
『これから進む道は人生の道であり人間の業を歩む道。選択と苦悶と決断のみを与える。
歩く道は多くしてひとつ、決して矛盾を歩むことなく』
って。で、そこで初めて気付いたんだけど僕の背中の側にはドアがあったんだ。横に赤いべったりした文字で
『進め』
って書いてあった。
『3つ与えます。
ひとつ。右手のテレビを壊すこと。
ふたつ。左手の人を殺すこと。
みっつ。あなたが死ぬこと。
ひとつめを選べば、出口に近付きます。
あなたと左手の人は開放され、その代わり彼らは死にます。
ふたつめを選べば、出口に近付きます。
その代わり左手の人の道は終わりです。
みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、
あなたの道は終わりです』
505: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:50:28.04 ID:5koXRT7C0
めちゃくちゃだよ。どれを選んでもあまりに救いがないじゃないか。
馬鹿らしい話だよ。でもその状況を馬鹿らしいなんて思うことはできなかった。
それどころか僕は恐怖でガタガタと震えた。
それくらいあそこの雰囲気は異様で、有無を言わせないものがあった。
そして僕は考えた。
どこかの見知らぬ多数の命か、すぐそばの見知らぬ一つの命か、一番近くのよく知る命か。
進まなければ確実に死ぬ。
それは『みっつめ』の選択になるんだろうか。嫌だ。
何も分からないまま死にたくはない。
一つの命か多くの命か?そんなものは、比べるまでもない。
寝袋の脇には、大振りの鉈があった。
僕は静かに鉈を手に取ると、ゆっくり振り上げ
動かない芋虫のような寝袋に向かって鉈を振り下ろした。
ぐちゃ。鈍い音が、感覚が、伝わる。
次のドアが開いた気配はない。もう一度鉈を振るう。
ぐちゃ。顔の見えない匿名性が罪悪感を麻痺させる。
もう一度鉈を振り上げたところで、かちゃり、と音がしてドアが開いた。
右手のテレビの画面からは、色のない瞳をした餓鬼がぎょろりとした眼でこちらを覗き返していた。
次の部屋に入ると、右手には客船の模型、左手には同じように寝袋があった。床にはやはり紙がおちてて、そこにはこうあった。
507: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:50:47.38 ID:5koXRT7C0
『3つ与えます。
ひとつ。右手の客船を壊すこと。
ふたつ。左手の寝袋を燃やすこと。
みっつ。あなたが死ぬこと。
ひとつめを選べば、出口に近付きます。
あなたと左手の人は開放され、その代わり客船の乗客は死にます。
ふたつめを選べば、出口に近付きます。
その代わり左手の人の道は終わりです。
みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、
あなたの道は終わりです』
客船はただの模型だった。
普通に考えれば、これを壊したら人が死ぬなんてあり得ない。
けどその時、その紙に書いてあることは絶対に本当なんだと思った。
理由なんてないよ。ただそう思ったんだ。
僕は、寝袋の脇にあった灯油を空になるまでふりかけて、用意されてあったマッチを擦って灯油へ放った。
ぼっ、という音がして寝袋はたちまち炎に包まれたよ。
僕は客船の前に立ち、模型をぼうっと眺めながら、鍵が開くのをまった。
2分くらい経った時かな、もう時間感覚なんかはなかったけど、人の死ぬ時間だからね 。たぶん2分くらいだろう。
かちゃ、という音がして次のドアが開いた。
左手の方がどうなっているのか、確認はしなかったし、したくなかった。
508: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:51:14.16 ID:5koXRT7C0
次の部屋に入ると、今度は右手に地球儀があり、左手にはまた寝袋があった。
僕は足早に紙切れを拾うと、そこにはこうあった。
『3つ与えます。
ひとつ。右手の地球儀を壊すこと。
ふたつ。左手の寝袋を撃ち抜くこと。
みっつ。あなたが死ぬこと。
ひとつめを選べば、出口に近付きます。
あなたと左手の人は開放され、その代わり世界のどこかに核が落ちます。
ふたつめを選べば、出口に近付きます。
その代わり左手の人の道は終わりです。
みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、
あなたの道は終わりです』
思考や感情は、もはや完全に麻痺していた。
僕は半ば機械的に寝袋脇の拳銃を拾い撃鉄を起こすと、すぐさま人差し指に力を込めた。
ぱん、と乾いた音がした。ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん。
リボルバー式の拳銃は6発で空になった。初めて扱った拳銃は、コンビニで買い物をするよりも手軽だったよ。
最後の部屋は何もない部屋だった。
思わず僕はえっ、と声を洩らしたけど、ここは出口なのかもしれないと思うと少し安堵した。やっと出られる。そう思ってね。
すると再び頭の上から声が聞こえた『最後の問い。
3人の人間とそれを除いた全世界の人間。そして、君。
殺すとしたら、何を選ぶ』
509: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:51:30.30 ID:5koXRT7C0
僕は何も考えることなく、黙って今来た道を指差した。
するとまた、頭の上から声がした。
『おめでとう。
君は矛盾なく道を選ぶことができた。
人生とは選択の連続であり、匿名の幸福の裏には匿名の不幸があり、匿名の生のために匿名の死がある。
ひとつの命は地球よりも重くない。
君はそれを証明した。
しかしそれは決して命の重さを否定することではない。
最後に、ひとつひとつの命がどれだけ重いのかを感じてもらう。
出口は開いた。
おめでとう。
おめでとう。』
僕はぼうっとその声を聞いて、安心したような、虚脱したような感じを受けた。とにかく全身から一気に力が抜けて、フラフラになりながら最後のドアを開けた。
光の降り注ぐ眩しい部屋、目がくらみながら進むと、足にコツンと何かが当たった。
三つの遺影があった。
父と、母と、弟の遺影が。
これで、おしまい」
510: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:51:42.18 ID:5koXRT7C0
彼の話が終わった時、僕らは唾も飲み込めないくらい緊張していた。
こいつのこの話は何なんだろう。
得も言われぬ迫力は何なんだろう。
そこにいる誰もが、ぬらりとした気味の悪い感覚に囚われた。
僕は、ビールをグっと飲み干すと、勢いをつけてこう言った。
「……んな気味の悪い話はやめろよ!楽しく嘘の話をしよーぜ!ほら、お前もやっぱり何か嘘ついてみろよ!」
そういうと彼は、口角を釣り上げただけの不気味な笑みを見せた。
その表情に、体の底から身震いするような恐怖を覚えた。
そして、口を開いた
「もう、ついたよ」
512: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:54:21.85 ID:5koXRT7C0
83 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/07/21 11:10
子供のころ聞いた話。
おばあちゃんの知り合いの人(仮にKさん)が残暑の厳しいある日に、
銀座の大通りで一人の不審な人物をみかけた。
背丈は五尺以上(ってどのくらいかわからない・・・・)あるとは思われる
大男だが、細身で洋装、
そして顔にはマッタク表情がなく、お面を被ったようだった。
(もしくは被っていたのかもしれない)
何よりも不思議だったのは、その男には影がなかった。
周りの人は誰一人気づいていなかったようだが・・・・・
そのことに気づいたときに全身に冷や水を浴びせかけられたように
ゾッとし、あわててその男とは反対方向へと逃げた。
それから一時間もしないうちに、関東大震災がおきた。
515: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 20:58:11.36 ID:5koXRT7C0
36 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/07/25(火) 16:15:28 ID:1sG4hUUG0
10年前、当時俺は12歳で中学に入ったばかり、
妹の学校と中学はそう遠くなかったから毎日一緒に登校していた。
そんなある日、5月中頃だったか、
俺は妹と登校中に車に当て逃げされ頭を酷くぶつけた。
そこから記憶はないんだが近所の人が救急車を呼んでくれて病院に運ばれた。
頭に傷はできたけど脳に異常はなかった。
だけど意識が戻らなかった。
その後ずっと家族が付いてくれて、2週間ほどして目が覚めた。
退院した後、親が話してくれた。
俺は倒れて意識を失ってから段々と元気が無くなってきて、
ちょっと危ない状態にまでなっていたそうだ。
意識を失って1週間くらいの時に、見舞いにきてくれた妹が外に黒い人影を見た。
その時妹はそいつを死神と思ったらしく、
「お兄ちゃんを連れて行かないで!もし連れて行ったら許さない!」
って言ったらしい。
その後俺の体調は徐々に良くなって、目が覚めたってわけ。
俺はニコニコしている妹に「ありがとう」と言った。
仏壇に向かって。
脳腫瘍だった。
521: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 21:03:18.89 ID:tuE8uVC7O
864 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 15:29:39 ID:HpPABxcmO
子供の頃、イタズラ好きな何かと一緒だった。
見えなかったから何かの正体は分からなかったけど、イタズラ好きだった。
例えば、俺が誰かと並んで座ってたり歩いてたりすると、良く隣の人の肩をトントンと叩いてた。
巧いこと見てない隙を狙うので、大抵は俺が疑われた。
小学校三年生辺りで慣れた。
ただ、時計が狂うのは困り物だった。
電池式・家庭用電源・アナログ・デジタル問わず、身の回りの時計は月差15~30分はズレた。
音楽を聴いてると、スピードが早くなったり遅くなったりした。
CD聴いてると勝手に早送りとかするんで、一回「うるさいよ」って呟いたら、
その瞬間に正常に戻ってちょっと笑った。
中学生になって、生きていれば一つ下の弟がいたと聞かされた。
あれは弟なのかな、と思った。
ドジな所もあった。
高校生の頃には、隣の彼女の肩をいつもの様にトントン叩いたが、
振り向いた彼女が見たのはジュースを注ぐ為に両手が塞がってたので彼女パニック。超パニック。
時計も相変わらず狂う。俺ちょっと涙目。
外を歩いていて、いきなり後ろから引っ張られて立ち止まったら、
目の前にハトのフンが落ちた事もあった。
高校を出て上京した時は、トントンのお陰で出来た友達が居た。
トントンがきっかけで彼女も出来た。
ちょっと助かった。
でもまだ時計は狂う。
二十歳を幾らか過ぎた頃から、イタズラはなくなった。
時計も、もう狂わない。
522: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 21:05:13.41 ID:5koXRT7C0
>>521
これすき
ありがとう
583: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 22:36:36.11 ID:hZJN2OOs0
>>522
こういうのよいね
523: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 21:05:25.32 ID:5koXRT7C0
178 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/07/26(水) 23:00:30 ID:tGlodtyx0
洒落にならない話でもないし、怖くもないけど自分が実際に体験したことです。
高校生の時に家を立て直したのですが、それまでは平屋で土間がある様な家でした。
自分は小さい頃、その家で葬儀をやった記憶があります。玄関の上がり端の
横の座敷と奥座敷を仕切るふすまを取り外して、奥座敷の床の間に祭壇を組んで
葬儀をやりました。誰の葬儀だったのかまでは覚えていません。
しかし、中学生ぐらいの時おかしな事に気付いたのです。
私の家では、私が生まれてから誰一人として亡くなっていないのです。
何の話題だったか、家族で私の曾祖父母の話になり、二人とも私が生まれる
以前に亡くなっている事を知ったのです。当時祖母は健在でしたし、祖父は
父が子供の頃に亡くなっていると聞かされていたので、私の記憶と食い違います。
そして、祖母にその事を話すと驚いた様に教えてくれました。実は私の曾祖母は
私が生まれる一ヶ月前になくなっていたのです。その曾祖母の葬儀が、自宅で
床の間に祭壇を組んで行われていたのです。曾祖母は私が生まれるのを、それは
楽しみにしていたそうです。祖母は『お腹の中から見てたんだねぇ……。』と
言っていました。
一緒にお腹に入っていた姉(あ私、双子です)も『そう、そんな記憶があるんだけどさあ……。』と
何となく記憶がある様でした。
おととい、祖母の葬儀を終えて何となく誰かに聞いてもらいたくなりました。
スレチだったらすいません。
527: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 21:08:02.84 ID:5koXRT7C0
288 :237 :01/11/19 23:16
ここは謎な話ということで。
幼稚園のころ、一歳違いの弟と近所の公園で遊び
家に帰る途中のできごと。
その日、なぜか弟は足がのろく、
何度も先にいってしまいそうになった。
やがて自分と弟との距離は50、100メートルとあいていった。
道は長い直線。
母親に弟を責任もって連れて帰ってきて、誘拐とかあるとこわいから
といわれていたので自分は後ろをふりかえり、弟の姿を確認しつつ
歩いていたのだが、距離は不思議に広がるばかり。
ついにその道を大きく曲がって、自分一人家についてしまった。
するとテレビの前で弟がねっころがっているではないか。
状況が飲みこめず、
もう一度長い直線の道までひき返したが
すでにそこには弟の姿はなかった。
川をはさんでいるので
弟が近回りしたとはとても思えない。
心配してずっと見てたし。
だからテレビの前の弟を本当の弟だと
考えることにした。
今考えれば、遊んでいた弟はどこにいってしまったのだろう。
気になる。
546: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 21:24:49.92 ID:5koXRT7C0
106 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/22(木) 00:06
二泊三日の中学生の修学旅行。新幹線で母の実家のそばを通った。
暫くして遠くに小高い山が見えて、そこに母の実家のお墓があり
小さい頃、祖父が亡くなったとき一度お参りした事を思い出して
なんとなく新幹線の中からこっそり手を合わせた。
修学旅行から帰ったら母が言った。
「夢であんたのおじいちゃんが出てきて言うのよ。あの子もでっかい
やんちゃなやつになったなーって。でも、いい子だ。手ぇ合わせて
いったって。うれしそうに言ってんのよ」
おじいちゃん、見てたんか…?
310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/05(土) 03:57:38.37 ID:67591ygvO
数年前、ランチを買いに大雨の中コンビニに行った。
自動ドアが開き、店内に入ろうとしたら足が滑り、
カーリングの石を投げる人のような格好で入店。
大慌てで立ち上がろうとするも、靴が滑ってうまく起きられない。
ぐっと力を込めた瞬間バキャッという音とともに180度大開脚。
あまりの痛さに「アァォ!」と大声一発。
パニック状態で上体をひねったら、その格好のままクルーっとターン。
床にひれ伏すようにして足を戻し、ガニマタになりながら退店。
自動ドアが閉まる音と同時に店内にいた十数人の爆笑が聞こえた。
恥ずかしかったです。