338: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 09:25:35 ID:IcyaAS2JO
坊主
俺と弟が経験した話しな。
よろしいか?
342: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 09:40:25 ID:IcyaAS2JO
小学校低学年の頃、家は墓の近くで
弟とよく墓石に乗って遊んでたよ。
ある夜、いつものように子供部屋の2段ベットで
寝息をたてていたとき、弟に起こされた。
『外から声が聞こえる』と
そんなはずはないと思いつつも窓を開けてみると
そこには、袈裟を着た坊主が大勢
並んでいてお経を称えながら歩いてた。
その列の先頭に並んでた坊主の顔が今でも
記憶によみがえる。口は曲がり、目は白目と黒目が反転してた。
つづく
345: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 09:49:55 ID:IcyaAS2JO
人間って真にビビルと悲鳴を上げたり喚いたりしないんだなー
その時も無言のまま弟の腕を掴みベットに引きずり込んで二人で
抱き合って寝たなー。おさな心に危険を察知して
身を守ろうとしたんだと思う。翌朝、昨日のことを
親父に話すと『きっと、
浮かばれない人が坊主の姿を借りて出てきたんだろう』
とのこと。それ以来そんな経験はしてないが、今でも
その時の光景が今でも鮮明に思い出される。
携帯から失礼しました。
353: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 12:36:13 ID:ARNlIMbg0
未読メール
一人で部屋の片付けしてたら、
昔のパソ通時代に使ってたモデムが出てきた。
今のPCにつないでダイアルUPしたらつながった。
1440の低速度で文字列がタタタタって出てくる。
まだパソ通生きてたんだ。昔のIDとPSWDでログインできちゃった。
見たらメールがすんげーたまってる。
そういやメル友になりかけてアボーンした基地外女がいたっけ。
1996年の夏、俺がパソ通を使わなくなってから今日まで、
毎日俺あてにメール出してた。
「返事がない」
「無視?」
「会わない?」
「死ね」
「昨日手首切った」
「返事ちょうだい」
:
:
昨日づけの最後のメールまでみんなこんな調子。
と思ったら今またメールがきた。
「やっと読んでくれたのね」
俺の背後で人の気配がした。
374: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 16:13:39 ID:ST7nOgqB0
>>353
GJ!!
背筋がゾクッとした。
358: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 14:29:50 ID:K1/k/nu4O
山の中の少女
とっておきの話しします、私の知人が大学の時の話です。
知人男性Aとその彼女B、男性の友人Cとその彼女Dの4人で心霊スポットに行ってみようという事になり、幽霊が出る事で有名なペンション(たぶん山梨だかその辺だと思ったけど忘れた)に行く事になった。
深夜Aの車に4人を乗せ、真っ暗な山道を進みさらに険しい獣道に入っていった
夜中の1時頃、今は既に廃墟になり何年も経っている二階建ての薄汚いペンションに着いた。
重たくて何か行っちゃいけない空気を感じながらも、怖い所が割と平気なAが懐中電灯を持ち、前を行く事になる。そしてゆっくりペンションに入って行く1階をテキトーに排回し『俺、全然余裕~、次、2階行こう2階。』とA。
でも2階はさすがにやめとこうという3人、しかしAが『大丈夫だよ次行こう』と押しきる形、それで階段を上がって2階に着いたとたん『ズザザザザザザーッ!!』っと急に強風と大雨が降りだしてきた、それには全員超ビビりながらもう帰ろう!
360: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 15:05:18 ID:K1/k/nu4O
って話になり車まで戻る、雨に濡れながらAの車内で『いやぁ~何も幽霊とか出なかったけど、超怖かったねぇ、じゃあ帰ろうかー!』と来た道を戻った。
しかししばらく走ると来た道とは違う事に気付いた!大雨の夜だし山の中だから途中で間違えた道に入ってしまったのだろう。
『でも方向的には合ってるしそのうち大きい道に出るだろ』と言いながら険しい山道を少し上がっていくと助手席のBが慌てて『えっ?今左側に女の子走ってたよね?幽霊じゃないよね?』と言う。すると『俺も少女いたような感じしたけど…』とA。
362: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 15:13:20 ID:K1/k/nu4O
CとDも『見た』と言うしアレは幽霊ではないと結論付けた。でもこんな山奥でしかも大雨の中何してたんだ??もしかしたら迷子になって困ってたのかもしれないし…戻って車で送ってあげた方が良くない?!
って話しをしているとまた左側に人影が見えた。
大人の男性が傘をさしながら走っていた。B『さっきの子の親じゃない?教えてあげようよ!』って事で車を止めると男性の方から車に近付いてきて窓ガラスを叩いた。
Bが窓を開けると眼鏡の男『女の子をみませんでしたか?』B『ああ!女の子ならすぐ下にいましたよー!』と指を差す『今みんなで戻ろうか心配してたんですよー。』男は『安心しました。ありがとうございました。』とだけ言い、下に向かって走って行った。
『やっぱ親が探してたんだわよかったね』なんて言いながら車を進めた。
368: 本当にあった怖い名無し 2005/11/22(火) 15:30:46 ID:K1/k/nu4O
道を間違っていたもののなんとか無事に帰る事ができた…。
二日後、ニュースを見ていて目を疑った!まさにアノ山の中で見た眼鏡の男、あれが最悪の連続幼女殺人犯、宮崎勤。の顔だったのだ!
あとから聞くと、どうやらアノ山の小屋に誘拐した少女を連れこみいたずらしバラバラにして殺していたという…。
それを聞いたB(宮崎に少女の場所を伝えた女性)は自分のせいで少女が殺されたと完全に思い込み、ショックで重度の精神病になりまるで別人のようになってしまったという事です
420: 本当にあった怖い名無し 2005/11/23(水) 08:44:17 ID:pfJKf7rD0
煮あずき
出雲地方じゃ11月の神無月は神有月だったり、
伊豆七島の式根島じゃ8月のある日に浜辺に出ると海に引きずりこまれて
その死体は必ず頭にお釜かぶって打ち上げられるとか、
いろいろ変なローカル伝承があるよな。
で、俺の住んでる地方のローカル伝承に、大晦日の晩には
絶対にあずきを食べてはいけない、ってのがある。
なんでも大昔、戦に負けて逃げてきた戦国武将が
地元の神主にさしだされた煮あずきを食べて油断してるすきに
後ろから首をはねられて殺されたんだそうだ。それが大晦日の晩だったとも。
で、地元の神社じゃ毎年大晦日の晩に巨大な鍋で一晩ぐつぐつあずきを煮て、
元日の朝に初詣客にふるまっている。
ところで4年前、大晦日の晩にその大鍋のあずきを一人の男の子が
つまみ喰いしちゃったらしい。
大晦日の夜中その神社はものすごい人出で、母親が気づいたときには
男の子の姿はどこにも見えなくなっていた。
母親も神社の関係者もみんな手分けして探したが男の子はみつからない。
元日の朝になって神社では初詣の客に煮あずきをふるまっていた。
たくさんの初詣客がその煮あずきを食べていた。
大鍋にひしゃくを深くつっ込んだら、なにか重い物にあたった。
みんなで引っぱりあげたら、ぐつぐつに煮られた、その男の子だった。
421: 本当にあった怖い名無し 2005/11/23(水) 08:58:51 ID:XlcaGSC8O
靴とか服を着たまま履いたままだったらヤダな。
423: 本当にあった怖い名無し 2005/11/23(水) 09:06:09 ID:+Xy4hIFd0
出汁が出てうまかったのかな
575: 本当にあった怖い名無し 2005/11/24(木) 14:41:37 ID:CQUI4U5G0
髪の毛
今までの人生で一番身近で起こった怖いこと。
大学の時、サークルにT先輩とM美先輩というカップルがいた。
M美先輩は小柄で結構可愛い顔をしてた。
でも顔を隠すように髪を伸ばして服装も地味で
いかにも情緒不安定ってかんじの言動を取る人だった。メンヘル気味で通院してたらしい。
T先輩は常にM美先輩を気遣ってていい人だった。
俺はそのサークルにはそのうちあまり顔を出さなくなったんだけど、
T先輩もM美先輩もいつのまにかやめちゃったらしい。
それもどうやら大学自体やめてしまったみたいだと聞いた。
ここからは完全な聞き書きなんだけど、M美先輩はどんどん不安定になって行って、
T先輩もさすがに面倒見きれないと周囲にこぼすようになったようだ。
その後冬のある夜にT先輩のアパートで喧嘩になって、あまりにもウザいから叩き出した、
もう別れる、と言っていたそう。
その後M美先輩の姿を見た人はいない。
T先輩は徐々に様子がおかしくなっていった。
口の中に髪の毛が入っている、気持ち悪い、と言ってやたらに唾を吐きまくった。
飯が食えない、髪の毛が絡んで噛めない、と言って見る間に痩せた。
576: 本当にあった怖い名無し 2005/11/24(木) 14:42:53 ID:CQUI4U5G0
>>575の続き。
友達を家に上げなくなった。一度終電逃して無理に押しかけた人がいたが、
T先輩はずっとそわそわして話しかけても上の空だったらしい。
前に訪ねた時にあった、テレビ、パソコン、姿見が無くなっていた。洗面所の鏡が
ガムテープをべたべた貼って見られないようにしてあった。
そしてしばらくしてT先輩はアパートを引き払ってどこかに行ってしまった。
実家に帰ったんじゃないかとも言われてたが、定かじゃない。
メンヘル移されたんだろうか気の毒に、と思ってたんだけど。
その後別の先輩に聞いた話。
彼がT先輩と話しながらジュースを飲んでいた時、T先輩が不愉快そうに、
口から長い髪を2、3本引っ張り出して捨てたという。ふたりとも短髪なのに
なんだそれ、気持ち悪いなーと思ったらしい。
ジュースに入ってたの? と聞いたら、すごい勢いで睨まれたって。
全部聞き書きで不確かだけど、実際によく知ってた人がふたりいなくなったので
大学時代の俺にはとてつもなくリアルで恐ろしかった話。
577: 本当にあった怖い名無し 2005/11/24(木) 14:54:01 ID:oE7ry8JA0
こえー 最強生霊パワー?
630: 本当にあった怖い名無し 2005/11/25(金) 03:22:46 ID:MljCFHu40
鍵の閉まるトイレ
これは奈良県のある小学校での話。
A君はとてもイタズラ好きだった。
その日も友達を怖がらせようと思って、3階のトイレに行った。
そこは学校中で噂になっている、所謂「出る」トイレだった。
一番奥の個室には花子さんがいるとか赤マントが出るとか
言われてて、そこをA君はイタズラの場所に選んだ。
中に入って鍵を閉め、這い上がって天井の隙間から抜け出ると、
友達を呼んで来てこう言った。
「このトイレおかしいんだ。誰も入ってないのに鍵が閉まってるんだ」
友達二人は怖がりながらも「本当かよ。誰か中にいるんじゃないのか?」
A君は得意げにドアをノックしてみた。
…勿論中から返事が返ってくる筈もない。
「ほら!誰もいないだろ!…一体誰が鍵をかけたんだろう?」
と脅かすように言うと友達二人は気味悪がって「やっぱり出るのかな」
「もう出ようよ」と言った。A君は内心してやったりで鍵を掛けっぱなし
にしたまま「じゃあ出ようか」と二人を促しトイレを出ようとしたその時。
カチリ、と音がして鍵がかかっていたドアが開いた。
中から見知らぬ男が出て来た。
762: 本当にあった怖い名無し 2005/11/26(土) 17:17:14 ID:AC8Sa/ZEO
幽霊の失態
今からちょうど2年程前の話。体調壊してやめちゃったんだけど、
早朝からっつーか、ほぼ深夜帯から朝までの仕事してた。
仕事場は山に面しててその山が丸ごと霊園になってたのね。
で、仕事場から駐車場まで少し距離があるから5分ほど山沿いに
歩かなきゃならない。けど、春には花見客で溢れてたり子供遊ばしたり
する場所があるような霊園だから、全然恐くなかった。そんなある日、
いつも通り山沿いにテクテク歩いてたら山から“ガサガサッ”と音がする。
丁度自分と平行な位置にその音もついてくる。「んだよー、たぬきか?」
と、思ったんだけどあまりにも真横でガサガサいうもんだから少しばかり
恐くなって音の方向に石投げたの。そしたら「ギャッ」って“何か”が
叫んだ。俺、余計恐くなっちゃって小走りに仕事場へ向かった。
そしたらその“何か”もガサガサガサガサッって俺の走る速度にあわせて
付いてくる。もう、小走りどころじゃなくて全速力で走った。
それでも“何か”はガサガサガサガサッって付いてくる。仕事場の明かりが
ポツンと見えてきて、少しホッとしてきた頃ガサガサッて音が少し
俺より前に出た。
こっから先を周りの友達とかに話すと笑われて
「うそだー」って言われるんだけど俺はマジ腰抜かすかと思う程恐かった。
本当に本当の話。
幽霊が山から落ちてきたの。ゴロゴロって。
んで、俺の方見て
「あ゙ーー!恥ずかしいじゃん!!!(多分こう言ったと思う。)」
って言って消えた。血が頭から出ててマジ恐かった。今思い出しても
寒気がする。
765: 本当にあった怖い名無し 2005/11/26(土) 17:31:15 ID:Wlbns3D90
>>762
コントロール良いな。w
767: 本当にあった怖い名無し 2005/11/26(土) 17:46:23 ID:RIWqXwy90
>>762 うわははは!驚かせようと後付いて来たは良かったが、石はぶつけられるわ
追いつけなくて全速出し過ぎて追い抜いて止まりきれなくてゴロゴロ転がって
コケてしまい『あ゙ーー!恥ずかしいじゃん!!!』wwwwww
その幽霊、なんか憎めないなw
771: 本当にあった怖い名無し 2005/11/26(土) 18:09:54 ID:zFmNbkDE0
>>762
>本当に本当の話。
うそだぁ~(´・∀・`)
っていうか、そんな話誰も信じるわけないだろ!(・∀・#)
想像したらワロタけどなw
s
772: 本当にあった怖い名無し 2005/11/26(土) 18:38:32 ID:AC8Sa/ZEO
>>771
ここでなら信じてくれると思ったのに。っつーか、怖い話しにきたのに
笑われた(;А;)