2: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/25(月)19:52:44 ID:1Ed
さて、ルアージュと呼ばれる小型バスに乗って、いよいよドゥーズへ出発!!
当初の予定より1ヶ月弱ほど早い出発だけど、現地での事前準備の核であるチュニジア語学習が予想より遥かに早く進んだから、問題ないだろう
現地の服装とヒゲ(中東などの敬虔なイスラム社会ではヒゲが無いと大人扱いされない)、話す言葉、そして匂い(現地の安い香水を使っている)まである程度周りに近づけることができた
実際初対面のチュニジア人たちと話していても、もう観光客には見られないし、アラビア語専攻の留学生かここで働いている労働者か?と聞かれることしかない
ドゥーズが近づくにつれてどんどん植物が減り、岩や砂の景色が増えてきた
ルアージュ内ながら、なんだか空気も乾燥して来たような気がする
いよいよおれの大好きな砂漠の入り口にある町、ドゥーズに行けるんだ…!!
ワクワクしながらバス内で時間を過ごし、到着
眩くて熱い日差しとカサカサに乾いた風に歓迎されながらバスを降り、安い宿はないかと周りの人たちに聞き始める
そして、すぐに安宿を発見
ドゥーズ中心部にあるにも関わらず、1泊304円でしかも共同シャワー付きだ!!
到着後、急いでバックパックを部屋に置いて貴重品を持ち外へ
ひとまず、宿はどうでも良い
砂漠!
砂漠へ、早く行きたい!!!
砂漠地帯が広がっているであろう場所へ速歩きで向かう
主要道路はアスファルトだったけど、道路脇は多くが砂の道になっていて、すぐ外は砂漠だというのがよく分かる
3kmほど歩いて街の外に出て、道路から逸れて砂の道を歩き続ける
そして…!
3: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/25(月)19:57:52 ID:1Ed
砂漠…!
おれは、死ぬ時は砂漠だと決めているくらいに砂漠が好きだ
死んだら骨を粉にして砂漠に撒いて欲しいと思っているくらいに砂漠が好きだ
エジプトでのラクダの遊牧から4年
ついに…、戻ってきた
周りの砂の上には桜の花びらの形をした大きな足跡がたくさん残っている
事前に調べていた通り、今回の冒険の相棒となる動物はこの辺りでたくさん飼育されているらしい
誰もおらず静まり返った砂漠で何をするでもなく1時間ほど過ごし、宿へ戻ろうともと来た道を引き返す
そして道路付近まで来たときに、馬に乗って格闘のようなものをやっている親子を発見
どうやら馬の上でアクロバティックな動きをする競技の練習らしい
馬は驚くほど良く調教されていて、その親子の乗馬スキルたるや、キルギスで見てきた誰よりも優れているものだった
馬上で逆立ち、そしてわざと落ちかけてからのアクロバティックな馬上復帰、さらに馬にその場でジャンプさせるなど、見たことがない動きばっかりだった
そして練習は終わり、連絡先を交換して、次回やる時は是非呼んで欲しいといって別れ、宿へ
ちなみにラクダ市場はやっぱりしあさっての木曜にあるようだったから、それまではラクダについてはあまり進展が無いだろう
【リアルRPG 砂漠編8】いよいよドゥーズへ!馬を操る謎の競技に遭遇!
https://youtu.be/8PWdqQxX-ds
4: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/25(月)19:58:41 ID:1Ed
そして翌日朝、散歩をしているとアイメンという高校生にカフェで声をかけられ、砂漠へ連れて行ってもらえることになった
アイメンは凄く育ちの良さそうな顔をして顎髭をたくさん蓄えた、綺麗な声の青年だった
アイメンとその友達たちと一緒にバイクに二人乗りして、ヤシの木がたくさん茂る地帯を抜け、ラクダたちがたくさんいる村を抜けて砂漠へ
一番左がアイメン
その後、日が暮れてきたのでカフェへ戻ると、今度はアイメン友人だという他の男たちが声をかけてきた
おそらく20歳前後だろうか
「ようこそチュニジアへ!おれはファラハ!
こっちはラエッドで、そっちがブラムだ」
ファラハは185cmくらいある細身の男でサッカーや打楽器が好きな男だった
将来の夢はアニメーター(アニメを作る人ではなく、司会者やMC、会場の盛り上げ役のこと)らしい
ラエッドは170cmくらいでメガネをかけている青年で、経済学を学んでいた
将来の夢は国内有数の合唱団体に所属して歌うことらしい
54: 名無しさん@おーぷん 20/05/28(木)19:29:23 ID:Su6
>>4
遠くからでも鼻高いのわかる
5: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/25(月)21:39:23 ID:1Ed
ブラムは23歳で、カメラマン
14万円したというcanonのカメラを持っていて、適当に撮った写真からもその技術の高さが伺えた
ブラムはドゥーズから25kmほど離れた町を拠点にしているらしく、現在はたまたまドゥーズへ来ているとのことだった
ファラハ
「そんなことよりGo、オレが言うことを繰り返してほしい
『幸せか?』…」
おれ
「え、何それ」
ファラハ
「いいからいいから」
おれ「わかった」
ファラハ
「『幸せか?』」
おれ
「『幸せか?』」
ファラハ
「『より大いなる幸せは向こうからやってくるんだ!』」
おれ
「『より大いなる幸せは向こうからやってくるんだ!』
…何これ」
ファラハ
「おー、Goすごいすごい、もっかいいこう!」
ファラハはインスタで生中継を始めて同じやり取りを繰り返させ、さらにその後その動画を撮って、インスタやFacebookに投稿した
6: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/25(月)21:40:00 ID:1Ed
あとで知ったことだけど、このやり取りは先月辺りからチュニジアで爆発的に流行っているフレーズだったらしい
街角(砂漠だけど)でのインタビューの際に、「幸せですか?」と聞かれ「より大いなる幸せは向こうからやってくるんだ!」(=とても幸せです)と答えた男がいるらしく、その奇妙な返答がウケてYoutube等で拡散され人気となっているらしい
彼はその後そのネタでテレビ出演も果たしているので素人ではないかもしれないが、多くのチュニジア人の認識としてはコメンテーターなどではなく素人とのことだった
そしてそのままファラハの家にお邪魔することになり、夕食をいただく
大好物の激辛パスタと揚餃子的なやつだ
帰宅後、プライベートなSNS(フォロー/フォロワー20人程度で海外向けにロシア語とアラビア語で発信している)のフォロワー数が一気に50人くらい増えているのに気付き唖然とした
どうやらファラハのFacebookの投稿をネタ元の男がいいねしたらしく、それが拡散されてしまったらしい
その後もフォロワーは増え100人以上の増加となり、町を歩くと必ず「Facebookの動画見たよ、観光楽しんでね」や「幸せですか?」などと声をかけられるようになった
ファラハはいつもドゥーズ中心部のカフェでたむろしていて、おれも中心部の宿に泊まっていたから、この辺りの人の多くがファラハの友人で、動画を見たようだった
そして数日経ってもその絡みは全く収まらず、宿の正面のカフェで一日中過ごしている若者やおじさんたちにも知られてしまったようで、宿を出ると「幸せか?」と聞かれるようになり、名前を覚えてもらえていなかった宿の主人からも「ゼーヒ(幸せ)」と呼ばれるようになった
たぶん、アジア人がチュニジアの内輪ネタをやっているというのが受けているらしい
日本でも、ぼっち系Youtuberの外国人のファンが有名となり多くの人に知られ他Youtuberとのコラボなども発生している…というパターンはあるようだし、たぶんそんな感じなんだろう
こうして、ラクダを探す前の段階でおれはドゥーズで有名になってしまった
この国ではできるだけ目立たぬようラクダ購入をしようと思っていたけどもう無理そうなので、別の方針にした方が良いかもしれない
【リアルRPG 砂漠編9】ドゥーズの街を散策していると、バイクに二人乗りして砂漠へ行くことに! ラクダがいっぱい!!
https://youtu.be/DhyPzJgypvE
7: 名無しさん@おーぷん 20/05/25(月)21:51:34 ID:0nJ
GOちゃん久々
サハラを旅していたのか
8: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/26(火)02:20:36 ID:FVs
11: 名無しさん@おーぷん 20/05/26(火)06:43:58 ID:6RJ
>>8
2016年のモロッコのキャラバンからリアルタイムに見てるが
Goちゃんの記事は総て拝見しているよ
俺も砂漠が好きだ
中東から北アフリカが一番旅情を覚える嗚呼旅してるなぁーと
12: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/26(火)14:45:53 ID:FVs
>>11
めっちゃ読んでくれてありがとう!
砂漠良いよなぁ…
かさっかさに乾いた風とか太陽の感じとか、日本にはないし異世界感強いよね
10: 名無しさん@おーぷん 20/05/26(火)05:59:33 ID:Zd4
あれウズベキスタンだったけ
12: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/26(火)14:45:53 ID:FVs
>>10
今はまだキルギスタン!
13: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/26(火)14:49:00 ID:FVs
翌日朝、もう一度、ラクダに会いに南へ
…いた!
ラクダたちは森の中の空き地でのんびりと過ごしている
ラクダの周りにはハエが沢山いたけど、エジプトでもそうだったし仕方ないだろう
その後はカフェで昨日仲良くなった皆と話し、そして夕方、ファラハに誘われてサッカーの練習を見に行くことになった
監督もプレイヤーもけっこう真剣にやっていて、いい雰囲気で練習できているようだ
そしてまた次の日の朝、今度はインテリ系男子ラエッドとカフェで雑談
最近は毎日いろんな人からカフェやイベントに誘われる
ラエッド
「Goは今はどこに泊まっているんだい?」
おれ
「ドゥーズ中心部にあるホテルだよ
一泊300円で安いんだ!
シャワーはぬるいけどね…笑」
ラエッド
「なら僕の家の近くだね
シャワーが良くないなら、良かったら明日にでもハマムに行こうよ
毎日夕方から開いてるよ」
おれ
「おぉ!
行きたい!!」
ハマムというのは北アフリカのサウナの事だ
大きいところだと日本の銭湯のように浴槽があるけど、小さいところには浴槽は無く、サウナ内でタライに湯を入れて少しずつ体を洗うことになる
ラエッドによると大きめのハマムが町にあるそうだから、久しぶりに湯に浸かれるかもしれない
ラエッドと話していると写真家のブラムがやって来た
ブラム
「おいGo! 今から別の町行くぞ!
友達に会ってほしいし、写真スタジオもあるから!」
というわけで、半ば強引にドゥーズから北へ25kmほど行ったところにある町、ケビリへ
フォトスタジオにはフダという名の綺麗な女性がいた
ブラムの親友らしく、いきなりやって来たおれの事も歓迎してくれた
そして、ケビリで何をするでもなくドゥーズへ戻る
今日は弟の誕生日らしく、ブラムはお菓子屋さんでケーキを買って、そのまま別れ帰宅
その後は何事もなく夜になり、就寝
明日はいよいよ動物市場だ!
【リアルRPG 砂漠編10】ラクダを探しに出発!友達のストーリー連投で現地人フォロワーがいっぱい増えて冒険家だと言いづらい状況に…
https://youtu.be/66sFs7vLkTg
14: 名無しさん@おーぷん 20/05/26(火)21:06:29 ID:YaQ
おお、砂漠の旅待ってたよ!
15: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/26(火)23:39:30 ID:FVs
>>14
ありがとう!
ゆっくり見てって!
16: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)00:04:38 ID:MZA
写真はドゥーズのサッカーコート
チュニジアではバスケをやってる人はほとんどいなくて、サッカーがめちゃくちゃ人気
朝、市場へ
ラクダがいるはず!!
しかし
あ、あれ…?
羊やヤギはたくさんいるが、ロバ以上の大きさの動物が見当たらない
色々な人から話を聞いて、なんとかロバ、馬を見つけることはできたものの、ここにきて大きな誤算があったことを知る
…なんと、「ラクダといえばここ」と世界的なレベルで名高いこのドゥーズですら、普段の動物市場にはラクダが来ないらしい
となると、計画変更だ
現状ラクダの購入方法は2つに絞られた
1、ドゥーズのラクダ飼いと知り合いになって直接譲ってもらう
2、12/19からの祭りでは近隣諸国からもラクダがやってきてラクダの売買が行われるそうなので、そこで買う
本命は2(数が多く、連れ帰る輸送費の問題があるので値段を吊り上げられる可能性が低い)だけど、祭りはまだ先だから、今日はドゥーズのラクダ飼いを探すのが良さそうだ
この市場にも来ているだろうと探した所、ラクダの世話をしているというイメッドという男に出会うことができた
おれ
「こんにちは
イメッドさんですか?
僕は…」
イメッド
「より大いなる幸せは?」
おれ
「向こうからやってくる!!」ビシッ (いやお前もおれのこと知ってんのかよ…)
イメッド
「ハハハ! Facebookで何度もシェアされてたからすぐ分かったよ笑」
おれ
「そ、そうなんですね…
あの実は、ツアーとかはいらないんですが、ラクダの世話をしてるようすが見たくて…」
イメッド
「へぇ、そうかい
なら後でおいでよ
夕方砂漠に来れば見せてあげられるよ」
おれ
「分かりました、行きます!!」
17: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)00:06:10 ID:MZA
そして帰宅(自分の家じゃなくて宿だけど)
ラクダがいなかったのは予想外過ぎたけど、ひとまず次には繋げられた
あとはイメッドを経由してより多くのラクダ飼いと繋がって、「いい人」の雰囲気をまとっている人物(イメッドは…まあ…うん…って感じの雰囲気だった)と会うことができれば、出発準備編はクリアしたも同然だ
帰宅して体を休めよう…と思った時に、スマホが鳴りファラハからビデオ通話の着信がきた
ファラハ
「Go!! 元気か?
今どこだ?」
おれ
「神様のおかげで元気だよ
今は宿で休んでるところ」
ファラハ
「中心部にいるから来いよ!
俺の家でクスクス食べるから!」
クスクスは休みの日に家庭で食べられているイメージの料理…だけど、チュニジアでは曜日関係なくけっこう頻繁に食べる料理なのかもしれない
ファラハと合流してドゥーズ郊外の町ガラアへ向かう
歩いて行こうとしていると、車に乗ったファラハの父と会ったので、車に乗って父の家へ
前に来たのとは違う家だし、そもそも前来た時はお父さんに会わなかった
ファラハ
「うち親離婚してるんだ
この家には父さんの新しい奥さんもいる」
おれ
「そうなんだ
うちも親別居だし、ちょっと似てるね」
ファラハ
「そうだな」
ファラハの父の家には小さい子どもが何人かいたから、ドローンを飛ばして記念撮影をしたりしつつ、ファラハのお母さんの家へ行ってクスクス(麺が粒状になってるパスタ)を頂く
けっこう辛めの味付けだけど、さすがにもうそろそろハリーサ(激辛の香辛料)には慣れてきたから大丈夫だ
ファラハ
「あ! そろそろサークル行かないと!
ちょっとだけ音楽のセッションやるから来いよ!」
…というわけで、ドゥーズ中心部にほど近い音楽施設へ
警備員がいたけど、ファラハの友達ということで中へ入ることができた
たぶん日本で言うところのサークル棟のような施設だろうか
部屋がいくつもあり、音楽やその他活動ができるようになっていた
おれはダラブッカという打楽器で皆とアンサンブルをすることになった
基本的に打楽器はファラハの役目らしい
今後、冒険出発までは時々ここに来てアンサンブルをすることになりそうだ
18: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)00:10:59 ID:MZA
そして夕方、少し探すのに苦労しつつも朝会ったイメッドに出会うことができ、ラクダ飼いのショーキという男に繋いでもらう事ができた
ショーキは少し華奢な黒人で、「ラクダを家へ連れ帰るから手伝ってくれ」と言ってくれた
という訳で夕方、ラクダに乗って移動!!
おれの乗っているラクダには鼻に紐が通してあり、それを引くことで指示をだせるようだったけど、手元にやってくる紐は一本だけだったから今紐が通ってきている側にしか曲がる指示を出せないようだった
今はラクダの左側を通っておれの手元へ紐が来ているから、どう引っ張ってもラクダの顔は左にしか向かず、右へ行くよう指示が出せないようだった
どうやらラクダの首の辺りまで手を伸ばして紐の位置を左から右へ入れ替えないと逆への指示が出せないらしい
ショーキは紐の入れ替えをスムーズにやっていたから、おれも操駝スキルのレベル上げを頑張らないといけない
ちなみに運動神経抜群の黒人ショーキがおれの前で時々すごいかっこいい神業やってた↓
そして、ラクダたちの寝場所に到着し、ショーキに感謝を言って別れる
その後はタクシーで宿へ帰り、予想以上の成果に満足しつつ就寝
【リアルRPG 砂漠編11】ドゥーズの動物市場! 冒険に向けて操駝の練習!
https://youtu.be/c03HpLWgP1k
19: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)00:16:13 ID:MZA
今日はキルギスの首都で友達のアイダールと遊んでた
めっちゃ濃厚接触したけどまぁ仕方ない
最近の話はスレ立ても動画化もしないから、ちょっとだけここで共有する
29: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)13:52:15 ID:MZA
>>19
分かりにくく書いてしまったから補足
>>19 ~ >>24 は2020年5月下旬のリアルタイムでの話
コロナの影響もあって中央アジアに隠居してる
スレ本筋の砂漠の話は2019年12月頃のもの
20: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)00:24:23 ID:MZA
大統領さまのお家の近く
gifアニメの後半で見えるけど、警備の人が日によっては何時間も長い銃持って警備範囲周辺を行進するらしい
中心近くでは周りの警備員と一緒に銃を回したり地面にぶつけたりもしてたから儀仗隊ってやつかな
週刊少年サンデーのあおざくらで見たのだった
すでに暑いのに、これからの季節は絶対キツすぎて地獄だと思う…
キルギスの中でも首都はすごく暑い地域だからな…
※gifアニメ
View post on imgur.com
21: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)00:36:28 ID:MZA
左端のでかいボトル型のはゴミ箱
キルギスは動物大国だから馬の像がいっぱいある
ビシュケクの街のあちこちにある「I?Bishkek」のインスタ映えスポット
だいたいの途上国にはどの街にもどっかにこれがあるイメージ
コロナ自粛の影響かIの所に草がかかっちゃってるけど、街の色んなものがいちいちデザイン良いんだよな
22: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)00:42:21 ID:MZA
公園のベンチからの景色
ビシュケクには大きな公園がいっぱいある
24: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)00:47:42 ID:MZA
あとは何故かキルギスにはクオリティの低いクマの像がちょくちょくある
馬に乗ってキルギス周遊してた時にも、クマの手から水が出続ける像とかあった
キルギスにはクマはほとんどいないらしいけど、何でなんだろ…
タダで入れる遊園地的なとこもある
観覧車は一回700円くらいで高かったはず
おしまい!
27: 名無しさん@おーぷん 20/05/27(水)08:49:00 ID:xUE
キルギスの街って
すっきりしてきれいなんですね
うまく自然と共用できてるのかな
31: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)14:03:12 ID:MZA
>>27
そうそう、ビシュケクは自然がいっぱいの街
道路も広くて真ん中に整えられた草や花があったりするから散歩も楽しい
人口100万人規模の都会でもあるから、ショッピングモールもあちこちにあって、ケンタッキーとか寿司バーとかがお金に余裕ある人たちの間で流行ってる
スマホとかの電化製品の充実度は中国産を大量に受け入れてる分でもう日本超えてるんだよな…
(もちろん、自国の電化製品産業の発展を諦めるっていう大きなデメリットは伴うけど、キルギス農業国だし)
俺が初めてキルギス行った4年前とは大違い(初めてキルギスにケンタッキーができた時ですごい行列できてた)
28: 名無しさん@おーぷん 20/05/27(水)09:43:30 ID:XWA
クオリティの低いクマとか現地じゃないとわからない情報がたのしい
31: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)14:03:12 ID:MZA
>>28
この写真の像、クマに捕まってる女の子のその後が気になる…笑
33: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)14:10:21 ID:MZA
ちなみにアイダールは電気工系のエンジニアやってて、めっちゃでかい工事用機械を遠隔操作したりとか、金属を溶接したり綺麗に切り抜いたりして商品顔負けクオリティのかまど作ったりとか、かなりかっこいいことやってる
「ITエンジニアとかプログラマは超高給取りだからGOもキルギスで働きなよ!」って誘ってくれるからそのうち職業の刺激に飢え出したら行くかも
ロシア語をガチってビジネスレベルにすればいけそう
30分くらい作業とかアドバイスしてあとはボケッとしてるだけで日給1万2千円らしい(初任給)
41: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)20:28:28 ID:MZA
つづき
その後、ドゥーズ2日目に出会った高校生アイメンとカフェで過ごしたり、またアンサンブルをしにサークル棟へ行ったりしながら過ごす
写真はドゥーズ中心部にある洞窟風カフェ
そこそこの混み具合で雰囲気も良いからカフェ飲みながら長時間PC作業とかするのに重宝した
そして夜、ドゥーズの外れに位置しているキックボクシングジムへ行くことにした
実はここ数日、キックボクシングジムの場所や営業時間について情報収集をしていた
もう1年以上キックボクシングが出来ていなかったし体もなまっていたから鍛え直すのにちょうど良いし、きっと技術的にもかなり勉強になるだろうと考えての事だ
直線ルートで行こうと考えてちょっとした砂漠地帯を抜け、ジムに到着!
いざ、たのもう!!
動きやすい服が無かったのと初日からサンドバッグを叩かせていただく訳にはいかないと思ったから見学予定だと伝えたけど、当たり前のようにウォーミングアップから参加することになった
そして、ジムにはインテリのラエッドが来ていた
普段は来ていないらしいけど、今日はおれが行くと行っていたから顔を出してくれたらしい
ウォーミングアップは持久力、瞬発力を共に鍛える上でかなり効率的なメニューのようだった
リングの周りを皆でぐるぐる回りながら、先生の合図に合わせて飛んだり腕立て伏せをしたり、コンビネーションを打ったりする
30分位ずっと回っていただろうか、結構強度の高い動きばかりだったから中々ハードだ
その後はキツイ所で静止する系の腕立て、腹筋、体幹と、もうウォーミングアップだけで疲れ切るんじゃないかというメニューだ
でも力が抜けた方が綺麗なフォームを身に着けやすいから、合理的なのかもしれない
その後はサンドバッグで慣らしてから、二人一組でコンビネーションの練習となった
ちなみに多くの人は裸足だったけど一部靴を履いている人もいて、おれの相手も靴を履いていたから、顔面へ飛んで来る土足の後ろ回し蹴りを受けることになった
日本ではたまにしか見ない後ろ回し蹴り
動きが大きいからさすがにディフェンスできてノーダメージだったけど、気を抜くと大けがしそうだ
そして少しだけライトスパー(防具類無し)
外国人でしかもサウスポースタイル(普段は右手を使うけど両利きなので格闘ではサウスポー)ということで皆興味があるらしく、いろんな人が「やろうよ」と声をかけてくれた
日本のジムではいちおう内弟子だったし、週6でジムに通ったりしていたから、大半の人の動きはしっかり見え、ディフェンスや攻撃を組み立てて行くことができた
最後はサンドバッグを使ってコンビネーションを連打して、疲れ切ってから練習は終わった
最後は皆で横に並んで、先生に礼を言って締めだ
更衣室へ行くと、女性の練習生が鼻血を出したようで顔を洗っていた
女性の練習生は2人ほどいたけど、どちらもヒジャブを被って男性と同じように同強度の練習をしていた
おれ
「大丈夫?」
女性は答えず、キリッとした顔で真っ直ぐにこっちを見た
怒ったり不機嫌になったりしているようすはなかったけど、その顔にははっきりと「大丈夫に決まってるじゃない。心配しないで」と書いてあった
そして、ジムを出て、ラエッドと家が近かったから、バイクに乗って町の中央へ
ラエッド
「いや、今日は久しぶりだったからほんとに疲れた!
Goは色々なことをやるんだね
太鼓を叩いてる時もリズミカルだし」
おれ
「まあ、ドラムやってたしね
ラエッドもギタリストだしキックボクシングもやってるし、幅広いよね
今日はほんとに勉強になった
ありがとう」
そして宿へ帰り、就寝
42: 名無しさん@おーぷん 20/05/27(水)20:29:04 ID:SH5
キルギス行きてえな~
バルハシ湖見た?
45: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)20:37:08 ID:MZA
>>42
バルハシ湖はカザフスタンかな?
行ったことないけど、カザフの草原や湖を馬やロバで旅するのってめっちゃ感動しそうだから、そのうちやりたいと思ってる!
44: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/27(水)20:33:29 ID:MZA
そして翌日、床屋へ行って髭を整える
長さを整えただけだけど、76円ほどでやってもらうことができ、ちょっと綺麗な感じになれた気がする
ムスリムの人々の価値観としては、清潔感、紳士感を出すためにズバリひげの手入れやデザインが重要なので、皆数日起きに床屋で顔そりをして髭をカッコ良くする
ちなみに髪のカットまでお願いすると190円かかる
安いけど、すきバサミ的なアイテムは基本存在しないので長髪の人はあまり良い髪型にならないかもしれない
おれはセルフカット派なので髭だけを綺麗にしてもらった
ここ数日はブラムは砂漠祭りに向けたPR関係の撮影で忙しいようで、ラエッドは昨日の疲れがあり、ファラハも床屋で生配信していて忙しそうだったので一人で作業をして過ごす
夜、行きつけのピザ屋へ行くと、今から結婚式に行くんだけど来ないかと誘われたので行くことにした
もう夜の10時を過ぎていたけど、これから結婚式をやるらしい
車でその屋外の会場へ行くと、ちょうど芸人さんがたくさんの壺を積み上げて頭に載せて踊っているところだった
時々周りの人たちからチップを貰っていた
もしかするとこれも結婚式でのご祝儀の代わりになっているのかもしれない
そしてその後は会場で皆で踊ることになったけど、アジア人のおれは珍しかったようで、中央に押し出され、「より大いなる幸福は~」のネタまでやらされることになった
そして深夜0時ごろ、宿へ戻り、就寝
翌日の夕方は、ラクダたちがいるドゥーズ南側の砂漠へ向かうことにした
この日は、ショーキの兄でラクダを何頭も所有しているアーメルという男に会うことができた
悪い人間では無さそうな雰囲気を持っていたので、砂漠祭りでラクダが買えなかったら彼に交渉すると良いかもしれない
そうしてラクダ探しをしたりキックボクシングをしたり、ファラハの家でクスクスをご馳走になったりしつつ数日を過ごし、その後おれは一日だけイタリアへ行くことにした
チュニジアに再入国することでビザの期間を90日間伸ばす為だ
イタリア滞在は1日だけとはいえ往復には時間がかかるから、しばらくファラハとも会えないだろう
【リアルRPG 砂漠編12】チュニジアのキックボクシングジムへ! 友人に誘われて結婚式にも行ってみた
https://youtu.be/dxrPNF46f-U
48: 名無しさん@おーぷん 20/05/28(木)08:30:58 ID:0qD
動画見てるけど
現地の方々の年齢の感覚がよくわからん...
若いのかおじさんなのか...
GOさんは若く見られませんか?
49: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/28(木)08:46:36 ID:hW1
>>48
めっちゃ若く見られるよ
20前後にしか見えないって言われる
俺も最初は現地の方の年齢推定ぜんぜんできなかった!笑
52: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/28(木)16:43:10 ID:hW1
つづき
さて、翌日朝10時、バスに乗ってドゥーズからチュニスへ
ふざけてファラハへ泣きながら手を振る絵文字を送ると、同時にファラハからも「寂しいよ!」というチャットが届いたのでそれに返信する
おれ
「同時じゃんっ…!」
ファラハ
「俺達の友情が本物だからさ!」
…うーん、やりとりキモい…けどちょっと楽しい笑
チュニスへの到着は夜になったものの、無事に前泊まっていた安宿にチェックインすることができた
明日はいよいよフェリーチケットを買ってイタリアだ
次の日
朝、フェリー乗り場へ行って無事にチケットを購入し、これで大丈夫か…と思っていたら出国手続きで引っかかってしまった
パスポートを取り上げられ、出国ゲートとは全然違う場所にある、取調室のようなところへ連れて行かれた
おそらく俺のパスポートのスタンプの押され方が特殊(始めての国にいきなり飛んで数ヶ月滞在を繰り返したり、出入国を繰り返している)だったからで、質問にきちんと答えれば大丈夫だろう
そして取調べ中、ふと後ろを振り返ると、他にも取り調べを受ける人たちが2組いた…んだけど、何人いるかとかそういうことはどうでも良かった
おれ
( 姫… )
ピンク色のヒジャブを被った、めっちゃ美人な女性がいた
他に選択肢が無かったのですぐさま声をかけて、身の上を話しつつ相手のことを聞いていく
…取り調べ中だったけども
女性はフルッドという名前らしい
未婚だった
そうしてテンションが上がった状態で取り調べを終え、その後もフルッドと色々な話をして出航までの待ち時間を過ごす
フルッドは20歳のハーフで、イタリアとチュニジアの二重国籍を持っていた関係で止められてしまっていたらしい
ナースさんになるべく終了試験を受けるためにイタリアへ行くとのことで、普段はチュニスに住んでいるらしい
彼氏はいないらしい
おれに対しても興味津々で、待合時間中は「日本人の友達ができたよ!」と友達にビデオ通話でおれを紹介していた
フェリーに乗り込み、出航!
ちなみにフルッドがイタリアで働くかチュニスに戻るかは終了試験の結果次第らしいので、チュニスに戻る場合はデートをすることにした
同行していたフルッドのお父様やお母様とも打ち解けられたので、フルッドがチュニジアに帰って来た時にはチュニスの家に招待してもらえそうだった
※なお、その後デートがどうなったかというと…
新型コロナ 「させへんでw イタリアで大流行したろw」
【リアルRPG 砂漠編13】フェリーに乗ってイタリアへ! ドキドキの国境取調室!
https://youtu.be/TjTyZ1l4fVQ
53: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/28(木)16:44:26 ID:hW1
イタリアへの移動中は船内の探検をしたりしつつ、デッキ(安いチケットなので、テーブルや椅子がおいてある屋内スペースが寝場所)で眠ることにした
フルッドも同じチケットなので、おれの寝床のすぐ近くのソファで寝る事になった
そして翌日、夕方頃イタリアに到着し、小雨が降る中屋外でグダグダの入国審査がなされ、予約していた安宿へ
ちなみにフルッドはもう一つ先の港で下船するのでお別れだ
今回は入国審査で揉めないように事前予約していて、ちょっと奮発して2000円ほどの宿をとってあった
到着後、まともにお湯の出るシャワーを久しぶりに浴びて、思いっきりリフレッシュすることができた
【リアルRPG 砂漠編14】フェリーの船内探検! ライスコロッケしか食べないイタリアの祭日!
https://youtu.be/rwqbzvLp2Og
59: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/28(木)21:41:37 ID:hW1
そして夜、
レストランでカルボナーラを注文!
濃厚…!!
さすがイタリア、めちゃくちゃ旨いカルボナーラだ!!!
今日はサンタルチアの日らしく、本当は粉物は食べない日らしいけど、明日チュニジアへ帰るからそんな事は言ってられずカルボナーラを食べることにした
ただしデザートとして、本来サンタルチアの日に食べるべきライスコロッケ、「アランチーノ」も食べておくことにした
せっかくだし
次の日、朝起きて、朝食を食べてから小雨が降る中「恥の広場」と呼ばれている所へ観光に行った
広場の中央には大きな円形のスペースがあり、そこにはほぼ裸の彫像がいくつもならんでいる
まさに恥の広場だし、イタリアっぽい感じが凄いする!
せっかくのイタリアだから、本当はドローンを飛ばして「ボラーレ・ヴィーア!(飛んで行きな)」ってカッコよくやりたかったけど、ずっと雨だったから、おれのエアロスミスは今回は飛べなかった
代わりに、帰りの船の上から遠ざかるイタリアに向かって「アリーヴェデルチ(さよならだ)」することにした
ちなみにマドモアゼルフルッドからは「今どうしてる?」など他愛のないチャットが別れてからも何度か来ていてやりとりが続いていたから、会えないと分かっていつつもちょっと良い気分だ
そしてチュニスに到着
入国審査でかなり引き止められながらも、何とか入国に成功した
滞在可能日数が90日に上書きされた
入国管理官が「なんでお前チュニジア語ふつうに喋れるんだ、観光客じゃないだろ、どこで勉強した?」と訝しんでいたけど、
「本読んだ」って言って旅の指差し会話帳を出したら「こんなんで喋れるようになるわけないだろ!」と余計に疑われた
チュニジア語は厳密にはアラビア語チュニジア方言なので、参考書等はほとんど無い
なので、この指差し会話帳がおれの主教材だった
語学スキルが上がりまくっていたお陰で、これしか教材がなくても無事にコミュニケーションに問題ないレベルまでチュニジア語力を引き上げることができた
まあ、載っている文から現地語の文法を推測して(単語も3,000語ぐらいは載ってる)、会話の中でトライアンドエラーを繰り返し、
足りない表現(何が足りないかは他言語学習の経験値のお陰で分かる)出会った人に訊いて補う、という特殊なやり方だから疑われても仕方ないのかもしれない
以前は言葉を話せないフリをしていたけど、それだと「英語が喋れる奴を呼んでくるから待ってろ」と何時間も時間を無駄にすることが多かったので最近は普通に話すようにしていた
でも、今回のように入国審査が厳しい際はもう分からないフリをした方が早いかもしれない
チュニスからバスに乗ってドゥーズヘ
途中でバスのエンジンが故障するというトラブルがあって別のバスに乗り換えることになったので、予定より2時間ほど遅れてドゥーズに到着したのは22時ごろだった
到着後、殆どの店は空いていなかったから散歩などはせず前泊まっていた宿にて就寝
さあ、もうすぐいよいよドゥーズの砂漠祭りだ!!
【リアルRPG 砂漠編15】イタリアのカルボナーラが食べたい! 恥の広場などシチリア島を散歩してみた
https://youtu.be/PSy6QlgrxFs
66: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/29(金)20:23:46 ID:25w
ドゥーズへ帰ってきた次の日の夜、ラエッドからカフェに誘われたから落ち合って、ラクダを買おうと思っていると打ち明けることにした
ラエッドは真剣なようすでおれの話を聞き、ラクダを置く場所や金額などについて問題ないのか等の簡単な質問をした上で、力を貸してくれることとなった
滞在可能期間が延長できた以上、もうラクダを買ってしまっても大丈夫なので、ひとまずここまでは順調だ
ちなみにファラハやアイメンはラクダを買うという件について、素っ頓狂な声で驚きつつも「力を貸す」と言ってくれた
特にアイメンは育ちの良さ故か「いやいやっ!絶対無理だよそんなの聞いたことないし!」とかなり不可解といった様子でおれの話をきいていた
さらに次の日はファラハと一緒に子供向けの遊園地のようなところへ行った
どうやらラエッドがバイトしているらしい
遊園地の入園料は20円くらいで、一番面白いという回転アトラクションには150円程度で乗ることができた
ほぼ直角になったりして何分も回るアトラクション↓
そしてラクダの情報を集めたり皆と遊んだりして過ごし、ついに祭りの日がやってきた
朝、いよいよ市場へ
しかし、ラクダが3頭ほどはいたものの、なんと祭り中であっても大規模なラクダ市場のようなものは無いとの事だった
ここまでドゥーズ含むいくつもの町で得た「砂漠祭り中はラクダガたくさん売られている」という情報はウソだったということになる
※後で教えてもらったことだけど、どうやらこの祭りの「実行委員会」的な機関はまともに機能していないらしい。何となく集まり何となくやるのに近く、
プログラム一覧なども無さそうだった。ドゥーズ中心街にあるスーク(市場)と砂漠の2つの会場は数キロ離れているものの、どちらで何時までイベントが行われるのかはどうやら皆知らないようだった
ラクダ市場についてもやる年とやらない年がありやるかどうかは誰も知らなかった…ということかもしれない
67: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/29(金)20:24:45 ID:25w
…となれば、このドゥーズのラクダ飼いに直接交渉して買うしか無いだろう
というわけで、以前知り合った、ドゥーズ南部のフニーシという町で暮らすラクダ飼い、アーメルのところへ
アーメルはほぼ家がないので奥さんと子供だけ安全な小部屋で寝かせて、アーメル自身やそのお父さんはその辺で寝て暮らしている
アーメルの優しさ故か、なぜかクスクスいただくことになりつつ、アーメルのラクダを2頭ほど紹介してもらうことが出来た
ラクダ候補一頭目
ヒジェイラ
なんとアーメルとキスをすることができる、人懐っこくて大人しいラクダ
コブがかなり小さい
3700ディナール
二頭目
ラハジャン
年はまだ3歳だけど、成ラクダのヒジェイラより大きい
体の大きいラクダ同士を交配させた結果生まれたらしい
ここまでコブが立派なラクダは中々いない
4000ディナール
※1ディナール≒38円だからラクダはだいたい1頭10~15万円くらい
うぅむ、少し高いけど、今後少しずつ他のラクダたちも見つつ決めることにしよう
といってもアーメルはラクダたちにかなり愛情を注いでいて、できれば手放したくなかったのか「他の人のラクダでいいラクダもいるだろうから、また今度探しに行こう」と言ってくれた
残り時間は砂漠の会場へ行き祭りを見る
1時間くらいで閉会してしまったけど、ラクダレースは圧巻だった!
そしてドゥーズ初日に見た馬の曲芸もあった
夜は特に大きな催しはなかったけど、皆テンションが上がっているようで数人から数十人のグループを作って夜通り歌って踊っていた
【リアルRPG 砂漠編16】ついに砂漠祭りが開幕! 祭りの裏で冒険の仲間となるラクダを探そう!
https://youtu.be/sFHGr-XlF0k
69: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/29(金)20:32:53 ID:25w
そして翌日、お祭り二日目
ドゥーズに来たばかりの時におれを砂漠に連れて行ってくれたアイメンがラクダの情報を入手してくれたらしく、バイクに乗りラクダ飼いのところへ行くことになった
男は50頭のラクダを飼っているもののオスは別の男のラクダガ良いだろうとのことで、今晩そのラクダ飼いを紹介してもらえることになった
ちょうど採れたてのラクダミルクがあったらしく、いただく
4年前にも飲んだラクダミルク
少し苦くて薄め(もちろん牛同様体調次第で味や濃度が大きく変わる)だけど、けっこう飲みやすいミルクだ
そして夜、ラクダ飼いのイブラヒムという男に会い、新たなラクダを紹介してもらった
かなり大きく強そうなオスラクダだ
ちなみに、ラクダはどの歯の乳歯が残っているかで年齢を知ることができる
このラクダは口の奥に有る尖った歯だけが小さく綺麗な乳歯だったから、6歳だ
7歳になるとすべての歯が生え変わり、その後はラクダの年齢の判別が困難なので、ドゥーズのラクダたちは7歳が異常に多い…ということになっている
ラクダの年齢次第で取引価格が大きく変わってしまうので仕方ないだろう
値段は3500ディナール
今までのラクダの中では最安の有力ラクダだ
このラクダについてより詳しく知りたくなったので、明日朝ラクダと共に仕事場へ行くイブラヒムに同行させてもらうことにした
その後はスークで夜のステージ(主にアラビアン音楽の演奏)を観る
もっとよく見えるようにとカフェの2階のテラス席へ行って見ようとしたものの、そこには既に人が殺到していて椅子は埋まってしまっている状態だった
仕方がないのでカフェを持って床に座って見物しようとしていると、隣にいた青年がうまいこと椅子を調達してくれた
チュニジア人…なんだろうけど、なんだろう、ちょっと顔立ちがアラブ人のそれと違う
青年「よぉ! 楽しんでる?? おれはハリールだ!」
おれ「おれはGoで、日本人だよ。ドゥーズの人?」
ハリール「日本人っ!! あぁ…神よ…。おれワンピース大好きなんだ! 話聞かせてよ!
カタクリは今どこにいるんだろうな…」
おれ「えぇ、マムの船に乗ってたんじゃないの…?いや分からん…笑」
ハリール「あ、おれはベルベル人だよ、アラブ人じゃあないからね。マハディアっていう北の方にある街から友達と来たんだ。よろしく」
おれ「よろしく」
ハリールはかなり陽気な青年のようだった
年齢は20ちょい位だろうか
何となくおれと波長が合う気がする
その後はハリールと色々な身の上話をしながらショーを見物した
ラクダがステージ両脇に1頭ずついたのでいつ動き出すんだろうとワクワクしていたけど、どうやら見栄えのためだけのラクダたちだったらしく、ラクダガ退屈して立ち上がった時を除き終幕まで動くことはなかった
70: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/29(金)20:34:35 ID:25w
次の日の朝、イブラヒム会い、ラクダに乗って一緒に彼の仕事場へ行く
ラクダに乗るのも慣れてきた
イブラヒムは観光客向けにラクダライド体験をやっていて、祭りの砂漠ステージの近くで他のラクダ飼いたちと一緒に働いていた
せっかくラクダがたくさんいる環境なので、他に購入候補のラクダはいないかも探すことにした
この場所はおれがショーキと出会いチュニジアで初めてラクダに乗った場所であり、以前から何度も足を運んでいたからだいたいの雰囲気は分かる
…ラクダ飼いたちは皆、基本的にめちゃくちゃ仲が悪い
主に観光客の取り合いなどで、観光客の見えないところで殴り合いの喧嘩に発展することがよくある
…ので、ここでおれが「ラクダを探している」といえば価格競争してくれるんじゃないかと考え、ラクダ飼いたちに話をすることにした
結果、イブラヒムのラクダは3500→3300ディナールへと値下げされ、3000ディナールの良さそうなラクダ2頭に出会うことができた
このサイズのラクダで3000ディナールはやすいし、この値段を引き出せたことで他のラクダ飼いとの交渉もより有利に進めることができるだろう
ラクダを買う上でかなり大きく前進だ!
【リアルRPG 砂漠編17】仲間のラクダ探し本格始動! 予算内で強いラクダは買えるのか…
https://youtu.be/Enp1wk-9zvw
82: 名無しさん@おーぷん 20/05/30(土)14:04:30 ID:HlN
>>70
ラクダの後頭部かわいいw
ラクダの画像みんなちょっと眠そうにみえるw
83: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)16:06:00 ID:LGT
>>82
そうそう、基本みんな目がとろーんとしててすごく可愛い!!
極地に適応して進化したおかげで特に天敵もいない(強いて挙げれば野犬だけど、もちろん砂漠の奥深くでは生きられない)、勝者の余裕が顔に出てるのかも笑
84: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)16:06:19 ID:LGT
つづき
その後、砂漠のステージへ行くと、昨日カフェで出会ったハリールが声をかけてくれたので一緒に回ることになった
ハリールはスースの近くにある町から6人のグループで祭りに来ていた
ハリール
「よし、じゃぁ、行こうか…」
ハリールはそう言って皆で観客席を離れ、かなり大回りしてステージの裏側へ周り、ステージの様子を伺った
…ん?観客席あっちなんだけど…
ハリール
「二手に別れよう」
ハリールの友達
「そうだな。上手くやれよ」
これは…
どうやらハリールはステージ内に控えている出演者たちに混じり近くで鑑賞するつもりらしい
ステージ内には警察や戦車のような装甲車両もあったから中々心配だ
しかし、このハリールたちはこういった事にかなり精通しているようで、3回ほど警察に止められつつも、偽物のIDカードと話術を駆使してあっさりと通り抜け中央部へと進んでしまった
IDカードは中国語で書かれていて、現地の警察には読めないようだったし、祭りの委員会が機能していないおかげで通過できたのもあるだろうけど、それにしてもすごくなめらかな手際だ
おれも成り行きで来てしまったけど、今下手に外に出ようとするのは悪手すぎるし、このハリールたちが滅茶苦茶面白く勉強になるからしばらく一緒にいることにした
その後ハリールは別動グループと合流したものの、今度は指示無く二手に別れ、片方は馬乗りに、片方はラクダを連れた男に…という風に軽い調子で声をかけ完全に溶け込んでしまった
どうやらハリールたちはかなり人物を選んだ上で声をかけているようだったし、潜入に関してあまりにも長けた人々だった
※gifアニメ
View post on imgur.com
その後は出演予定の馬に乗って記念撮影をしたり、歌って踊ったりとハリールたちはやりたい放題しつつ、ステージの終わりが近づくと「行こうか」と場外へ向かった
ステージが終わるとバレる可能性が上がることも考えての引き上げだろう
その後はハリールたちと別れラクダの選別に戻ったけど、その後もハリールからは時々チャットが来るようになったので、ラクダと出発したらぜひハリールの町を訪れたいと思った
85: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)16:08:58 ID:LGT
そしてその翌々日
祭りは終わったものの、まだラクダが決まっていなかったから本腰を入れてラクダを探し始めることにした
アーメルに相談すると、ゲリシアというドゥーズに隣接した町に連れて行ってくれて、ラクダ飼いたちにおれを紹介してくれた
そして遂におれは、たくましくて若く、乗駝もできて高すぎないラクダと出会うことが出来た
彼は5歳で、人間でいうと18~20歳くらいだ
おとなしく、飼い主が足の間や後ろを通ってもイライラせずにどっしりと構えている
おれはいきなり乗らせてもらったけど、どうやらある程度コントロールはできそうだった
初乗りでこれはかなりシンクロ出来ていると考えるべきだ
初めて出会ったばかりの動物はたいていこちらを受け入れてくれず、反抗したり動かなかったりしがちだからだ
どうやらかなりマイペースな子のようだ
落ち着きすぎて口元からヨダレ垂らしてるけど…笑
飼い主はハビーブというメガネをかけた男で、他のラクダ飼いとは違ってラクダをムチで叩いたりせずに扱っているようだった
おそらくこのラクダがおとなしいのはハビーブの世話が適切だったからだろう
値段は3500ディナールだったが、交渉して乗駝の装備品一式(普通に市場とかで買おうとすると1万円くらいする)もつけて3500ディナールのままで譲ってもらえることになった
十分に良心的な値段だ
ちなみにゲリシアのラクダ飼いたちも観光客向けにラクダライド体験を提供していたけど、どうやら祭りステージの近くのラクダ飼いたちよりは仲が良いようで価格競争にならず、皆5000ディナールや4500ディナールなどの高額すぎる値段から下げようとはしなかった
今後1週間くらいようすを見て、問題がなければこのラクダを仲間にしよう
次の日、ゲリシアに行ってラクダに乗る練習をする
お腹が減っているときは道草を食べたがるようでスピードが遅くなるけど、これは実際に出発してからたっぷり食べさせてどうか見てみないと、問題かどうかわからない
どちらにせよ歩きながら食べることもできるようだから、できれば座って食べるのでなく立って食べるよう教えた方が良いだろう
一度座ってしまうと立ち上がるまでに数秒かかるから、急な危険に反応できず交通事故などの大きなリスクを負うことになってしまう
そうして何日もかけてハビーブのラクダに乗ったり餌を与えたりして、ついにおれはこのラクダを仲間にする決心をした
…さあ、相棒! 冒険に出発しよう!!
【リアルRPG 砂漠編18】ついに仲間のラクダが決定! 最高に頼もしい相棒との出会い!
https://youtu.be/fFrSD5npS-k
89: 名無しさん@おーぷん 20/05/30(土)17:13:52 ID:5t6
ラクダの足の裏って馬みたいな感じ?
毛はふわふわ?
91: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)17:36:25 ID:LGT
>>89ラクダの足裏は先端に切込みが入ってて桜みたいな形で馬より丸っこいよ
毛はだいたいモフモフって感じだけどサラサラに近い子もいる
頭の上側とかはゴワゴワしてるよ
写真は暇すぎて横になってダラダラしてるラクダちゃん
ちなみにラクダの全身や各部アップが多いのは
>>13の動画だから良ければ見てみて
94: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)19:20:00 ID:LGT
翌日の朝、ゲリシアに行ってハビーブのラクダに乗る練習をさせてもらってから、アイメンたちとバイクに乗って砂漠へ
あちこちへ行ってネズミ用の罠をたくさん仕掛けたけど、すぐに飽きて回収したのでネズミは一匹も捕まえられなかった
パンを砂に埋めてその上で焚き火をし、カリカリになったパンを食べる
ちなみに鍋でパスタも作っていたけど、ハリーサという香辛料があまりにも多く入っていたから辛すぎるパスタができあがった
アイメンたちも渋い顔だったから、チュニジア人にとっても辛い部類だったんだろう
100年ほど前の古い車の残骸が集まるという砂漠のインスタ映えスポットへ行って写真を撮り、解散
そして次の日はアイメンの家で昼食のクスクスをいただき、その後ゲリシアで乗駝練習をする
アイメンは第一印象の時点で育ちが良さそうだという印象をうけていたけど、やはりアイメンの家はとても大きく、広い部屋がたくさんあった
さらにアイメンは自分用の一人暮らしする家も持っているらしい
ゲリシアの例のラクダは相変わらずおとなしく、日を追うごとにおれの指示にすばやく反応してくれる割合が増えてきた
あえて欠点を挙げるとすれば、けっこう食いしん坊なようで道に落ちているみかんの皮を見つけた時なんかはすごい勢いで膝をついて食べようとする
少し危ないし、お腹が減っているときはかなり速度が落ちるかも知れないから注意が必要だ
昔モロッコでロバのモカとも同じ事があったなあと思いながら、懐かしみつつ眺めつつ、手綱はしっかり引いてみかんの皮は食べないように調整する
少し可哀想だけど、腐っている可能性があり衛生上良くないので、不調にならないよう必要な措置だ
今度おれが買った新鮮な果物をあげることにした
夜はアイメンの家で野菜を柔らかいパンの中に入れたような料理をいただき、帰路につく
次の日、今度はファラハたちとまた砂漠へ
今回は祭りがあった方の砂漠だ
パンを灰の下に埋めて、今度は鶏肉を焼いた
ハムに近い形状と味で鶏肉から出来ているクウィカというものを知ったから、これでカルボナーラが作れるんじゃないかとワクワクした
【リアルRPG 砂漠編19】冒険出発前に友達に誘われたから、砂漠に罠仕掛けたりパン埋めたりしてきた
https://youtu.be/6QjmtleI_Js
95: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)19:20:47 ID:LGT
そして冒険の出発日が近づいてきた
なんだか最近は咳がたくさんでる
少し前までは咳が止まらな過ぎてほとんど寝れないという日が4日も続いた
安静にすることにしたけど、フニーシには顔を出してアーメルに会うことにした
次の日も咳が出続けた
熱はないから風邪とかではないだろう
ファラハの家でまったり過ごす
その翌日、ついにラクダ購入の日がやってきた
朝、ATMで13万円ほどおろす
銀行の窓口で最高額紙幣(1900円相当の50ディナール札)に変えてもらったものの、分厚すぎて財布が閉じられなくなってしまった
その後ハビーブとドゥーズ中心部で合流して、ラクダの購入取引書を作った
どうやら家畜の売買時は役所で手続きが必要らしかったので、役所のハンコが押されているしっかりした取引書を入手することができた
その後、ハビーブの強い提案で警察へ
出発前に警察へ行くと冒険取りやめになる可能性があるからできれば避けたかったけど、仕方ない
…と思ったけど、警官たちに事情や大まかなルートなどを話すと一応許可してくれたので大丈夫だった
その後は細かい買い物をしたり、ラクダに乗る練習をしたりした
夜は、観光地だから一般家庭に泊まれないとのことだったから目立たない場所にテントを張って寝ようとしたところ、通りがかったカフェの店主が「絶対寒いから俺の店で寝ろよ」と勧めてくれた
そんなわけで、ありがたくカフェで就寝
96: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)19:21:39 ID:LGT
翌日、大晦日
早朝、起きてラクダのところへ行き準備をしてゲリシアを出発
今日はファラフのいるゴラアヘ行く予定だ
本格的な野宿旅は明日元旦からになる
ドゥーズ北端にあるゴラアから出発することで、朝ドゥーズの中心部を通り神経をすり減らすリスクを無くそうという考えだった
ちなみに今日はラクダに乗らずに一緒に歩くだけだったから、咳や頭痛以外は何の問題もなく進むことができた
ナツメヤシが生い茂る森のような地域を抜け、ファラフの家に到着
早速ラクダにご飯をあげて休ませる
ひとまず外には繋いだものの、この辺りでは過去に家畜の盗難が相次いだ時期があるらしく、その後夜間はより安全な場所を使わせて貰えることになった
今日は大晦日だったから、ファラフと一緒に州都ケビリへ行ってカフェで年明けを待つことにした
深夜営業のカフェがケビリ内に2、3ほどあるらしい
ただし、日本みたいにカウントダウンがあるわけじゃなく、0時になってから15分くらい経ってから皆思い出したように「アッピーニュイヤ」と言い合うという緩い感じだった
その後はファラフの家に戻って、就寝
さて…
いよいよ明日から、最高に楽しいラクダとの野宿旅の始まりだ…!
【リアルRPG 砂漠編20】ラクダちゃんと一緒に数km先の冒険出発予定地へ! 楽勝なチュートリアル…のはずが、原因不明の咳と体調不良が…
https://youtu.be/hcyVA5lr7pwつづく
97: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)19:22:17 ID:LGT
98: 名無しさん@おーぷん 20/05/30(土)19:35:04 ID:idp
今北
現在はどこにいるん?
99: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/30(土)20:28:42 ID:LGT
>>98
中央アジアのキルギスで隠居してる!
102: 名無しさん@おーぷん 20/05/30(土)22:49:01 ID:i8H
>>99
サバクトビバッタの大群が
そっちに方面に向かった情報があるけど
実害とかは出てない?
104: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/31(日)00:13:12 ID:FoH
>>102
うーん聞かないなぁ
仮に大量のバッタが来たとしても、キルギス人はたいてい大量の乳製品と肉のストック持ってるから割と大丈夫かも笑
121: 名無しさん@おーぷん 20/05/31(日)21:58:18 ID:U3E
103: 名無しさん@おーぷん 20/05/30(土)23:13:57 ID:Uiz
自分の存在に決着つける為の冒険
って具体的にどういうことなん?
104: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/31(日)00:13:12 ID:FoH
>>103
手短に話して他人に理解させれるようなものじゃないし、1万字以上かかるかもね笑
その話をこの砂漠編スレで書くか砂漠編が書籍化された時に書くかで今だいぶ悩んでる
時間的制約次第かも
まぁ強いて結論だけ言うなら、砂漠冒険前後で俺の一人称はおれから俺になったから、決着は付いたよ
111: 名無しさん@おーぷん 20/05/31(日)10:38:06 ID:FDE
しゃーない
お前さんの動画も見てやるかっ
115: 1◆0sA8GVLJwJ07 20/05/31(日)17:38:58 ID:FoH
>>111
やった、ありがとう!
このスレの続きに当たる動画も早くあげることにする!