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    7

    死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?『部室のロッカー』



    2304858_s


    437: 本当にあった怖い名無し 2006/03/24(金) 05:19:56 ID:Y3blmXRS0
    チャット

    一応、マジ体験

    2年位前かな?家にYAHOO回線引いたんだよ。
    自分の性格は「面白いと思ったことにはトコトン突き進む」って感じなんだが、その影響もあって嵌ってたYAHOOチャットをほぼ毎日してた。
    んでチャットをしてると当然の如くメッセンジャーのフレンドリストが多くなっていくよね。
    もぅ調子にのって片っ端から登録しててさ。
    アホだろって位にリストの人数が多かった。

    ある日、バイトから帰って直ぐにPCをつけてメッセンジャーも起動したのね。
    「今日は誰か部屋作ってるかなー?」って思ってたらオンになってる奴らが一斉に落ちていくのよ。
    「ちょwwwwwwww俺だけハブられてる?wwwwww」とか思って、リストのうちTEL番知ってる奴に電話しようとしたそのとき・・・

    「~~~さんから友達登録の申請が来ています」(こんなんだっけ?今はMSNだから覚えてない)
    ドウ見てもIDに見覚えないし、最近ID変えるって言ってた奴も居ない。
    「ID間違ったのかな?でも在り得なくね?」と思いとりあえず[拒否]
    しかし何回拒否してもしつこく送ってくる。

    余りにも酷いので「新手の嫌がらせか?」と思い嫌になってきて[拒否]押さないで放置しつつPCの電源切ったんだよ
    もう寝るかーと思って顔を洗いに行き、戻ってきてみるとPCの電源が入ってる。
    自動ログインにしてる所為かメッセンジャーもオンになってる。
    相変わらず登録してる奴らは落ちたまま(この時確か22時くらい)。

    続く

    引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1142760831/

    438: 本当にあった怖い名無し 2006/03/24(金) 05:20:56 ID:Y3blmXRS0
    はぁ?とか思ってたらまたしても「~~~さんから友達登録の申請が来ています」
    おいおいおいおいって思いつつウンザリしてたから放置して電源切ろうとしたら、直ぐ横の窓の外から・・・
    「早く[許可]しろってんだよ!」って呻くような声がした。
    ビックリして窓を見たけど人影があるわけない(自分の部屋は2階で窓の外がベランダになってる訳じゃないから)。
    気が動転して1階の居間に行き親に「外に人が居る!」とか訳分らん事言ってしまったよ_| ̄|○

    とりあえず落ち着けって言われてお茶飲んで暫くしてから恐る恐る2階に上がってPCを見てみると、落ちてた知り合い連中からメッセが来てた
    「お?今夜は遅くね?」「早く来いよー。なにしてたん?」
    お前らが落ちてたんだろ!って話すと「は?俺ら1時間以上前から部屋作って話してるぜ?」
    (;´Д`)<・・・・・・

    その後にはしつこく登録申請が来なくなったんだが、声がしたときに改めて見たIDが忘れらんないんだよ。
    「eniS」
    逆にすると
    「Sine」=「死ね」

    今はYAHOO辞めてMSNにしてるけど同じことが何時起きるのかチト怖い

    486: 本当にあった怖い名無し 2006/03/24(金) 22:40:09 ID:vXIn1xFL0
    >>438
    「死ね」の反対だから「イ㌔」じゃないか?

    496: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 00:03:27 ID:9ZrdTCzJ0
    >>486
    お前知性が凄いな!!

    488: 本当にあった怖い名無し 2006/03/24(金) 22:57:02 ID:QZX2PC5k0
    中年女性

    心霊話ではなく怖くもないんですが20年近く心に残っていることがあるので書き込みます。
    春なので長文駄文も含めてお許し下さい。

    腕の怪我で入院した私は、日ごと痛みが薄れるにつれて病院生活に退屈するようになり、夜中に
    トイレに立ってはロビーや廊下、屋上などをひそかに行き来して探検ごっこをしていました。
    物音を聞いたり何かを見たりしたことはなく、一度、屋上で看護婦さんが誰かと逢引しているのを見ただけ。
    (中学2年生の女の子にとってはそっちのほうが「見てはいけないものを見た気分」でしたが)

    ある夜、真っ暗なロビーに、見覚えのある中年女性が一人座っていました。
    昼間は私服のままで患者さんのヘルパーのようなことをしている人でした。
    正確な職種は知りませんが、特定の患者さんに付いていたわけではないようです。
    無視する理由もないので「こんばんは」と言うと、「少しお話をしませんか」と言います。
    隣に座ると、世間話から始まるでもなく突然「コックリさんのやりかたを知っていますか」と聞かれました。

    489: 488 2006/03/24(金) 22:58:02 ID:QZX2PC5k0
    中学生と言えば誰もがオカルトめいたことに熱中する時期です。私も学校の仲良しグループでコックリさん遊びに
    はまっていました。4人で机を囲んでいたある日、コックリさんが「教室の四隅に一人ずつ横になれば誰か一人に憑いてみせる」
    と言ったので、好奇心に勝てなかった私たちは教室の床に言われるまま寝転びました。(今思えば何やってるんだか)
    しばらく経つと一人が急に立ち上がり、顔を両手で覆ったまま教室内を駆け回り始めました。
    驚いて「○○ちゃん、どうしたの?(おいでなすったか?!)」と聞く私達に「来た・・・」と答え、卑猥な言葉を叫ぶ
    その声は男のように低く、顔を覗き込むと、指の隙間からギラッとこちらを睨み、顔色もまさに「面変わり」という様相でした。
    私達は彼女(に憑いた誰か?)を刺激しないよう丁寧な言葉で「あの世はどんな場所なのか?」などの質問を数回しましたが
    そのうち彼女は再び教室内を駆け回り始め、突然床に倒れると、起き上がった時には元の彼女に戻っていました。
    彼女は何も覚えていなかったようです。
    私達は、誰一人あれが心霊現象だとは思いませんでしたが、それ以来コックリさん遊びをやめました。
    人間は簡単に暗示にかかるものであり、自分でも止められない行動や集団ヒステリーなどは
    決して長時間追い詰められた人だけのものではないと感じたからです。
    「なぜ大人がコックリさん遊びを必死でやめさせたがるのか」の理由はその辺にあるのだろうと思いました。

    490: 488 2006/03/24(金) 22:58:41 ID:QZX2PC5k0
    話は夜中の病院に戻ります。
    私は学校での経験を思い出しながら「やったことはあるけど何も起きませんでした」と答えました。
    中年女性は、言葉は静かながら「方法を教えて下さい、今ここでやってみましょう」と乗り気でした。
    変な人には見えませんでしたが、だんだん不安になり、早くこの人から離れたいと思いました。
    私は自分の知っているやりかたを教え、彼女は熱心にメモをとっていました。
    「やりかたは分かりました」と言った彼女に、私は「遅いので・・・」と言い訳をして自分の病室に戻りました。
    なぜその女性が病院に泊まりこんでいたのか分からないままでしたが、その後も昼間には姿をちょくちょく見かけました。
    夜中の探検は続きましたが、もう誰にも会うことはなく、なにも見聞きしませんでした。

    退院後、どこで調べたのかその女性が自宅に来ました。私は学校に行っていて不在でしたが、母に
    「コックリさんを教えてくれたお礼」と言って何かを置いていったということでした。
    平たい包みを開けると、小さな額に一枚の絵が入っていました。ペンで書かれた花の細密画でした。
    どことなくグロテスクな絵で気味悪かったので、すぐに捨ててしまいました。
    いきさつを正直に話すと母は私の無防備さに怒りましたが、さいわいその後女性が関わって来ることはありませんでした。

    私の体験はそれだけです。なんのオチもなくてすみません。
    でも、彼女が電波予備軍だったとしたら「コックリさん」など教えるのではなかったと後悔しています。

    497: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 00:12:23 ID:ormf1Ely0
    兄貴

    この前唐突に思い出したトラウマ。今まですっかり忘れていた。
    つまらないかもしれないけど聞いてほしい。

    俺がまだ生まれて間もないころ、両親と兄は今住んでいるマンションに引っ越してきた。
    マンションが建てられてからそれまでその部屋を誰も使っていなかったらしく、
    庭にはたくさんの猫が住み着いていた。
    話は変わるけど、俺が3~5歳位の時にマンション内で猫が何匹も殺されるという事件があった。
    率直に言うとそれの実行犯が俺の兄貴。
    休日に俺が庭で遊んでいたところ、どういう経緯でそうなったかは忘れたが庭の外の林で兄貴が猫を殺していた。
    おそらく出産直後で動けないのであろう親猫と、生まれたばかりで動けない子猫を、
    大きな石を上から振り下ろして一匹づつ殺す兄。
    俺はやめてやめてと喚いていたのだけど兄は何も言わずに石を振り下ろし続けたのをよく覚えている。
    大きな石でいっぺんに殺すだとかならまだわかるのだけれども。
    一匹殺しても二匹殺しても罪悪感を感じることもなく、
    五,六匹の猫を全て打ち殺してしまうというのは今思うと結構異常だと思う。
    子猫は全て死んだ。親猫に関しては記憶が曖昧。死んだかもしれないし、途中で逃げたかもしれない。
    その後はよく覚えてないけれど、何日か後にマンションでそれが噂になっていた。
    おそらく兄は死体の処理も何もしていなかったんだと思う。
    母に何か知らないか、と言われた。知らないふりをした。
    兄にも聞かれた。「この辺で猫を殺した奴がいるんだって。怖いな。何か知ってる?」
    こいつはいったい何を言っているんだと思ったが、昨日の今日、兄に何か異常なものを感じたので知らないふりをした。

    覚えているのは以上。
    最近これを思い出してからは庭の猫たちにはやさしく接するようにしている。
    気になるのはあの時の親猫と同じような模様をした尻尾が切断された猫がいること。
    そんなはずはないと思うのだけど、あれから十数年しかたっていない。ありえない話でもないかな、と。
    ちなみに今でも家族四人一緒に住んでいる。
    兄貴に質問されたとき知らん振りしておいてよかったかもね俺。

    501: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 00:23:33 ID:0XJ/xnwG0
    >>497
    めちゃくちゃ殺人者ルートじゃね?
    ヤバいぞ

    503: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 00:34:46 ID:F35sXybG0
    >>497
    怖いな・・・
    またお前の兄貴が変なことしたら報告してくれ。
    あと、気をつけろよ

    524: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 03:57:15 ID:ZViSmksaO
    黒い影

    一年程ぐらい前の話。仕事で疲れて家に帰ってきた俺はそのまますぐに寝てしまった。
    目が覚め起きると夜中の1時半ぐらい。このまま寝て朝風呂入るのもめんどくさいので
    ウトウトしている頭を持ち上げて風呂に入る事にした。
    怖くはなかった。霊の存在は信じてたけど自分は全く霊感ないし今まで一度も霊体験を経験した事なかったから。
    服を適当に脱ぎ捨て全裸になっていざ風呂場へ。
    シャワーを浴び俺鼻歌を歌い出す。何か気分がいい。
    まあごく普通だが俺の風呂場の隣には洗面所がありドア一つで連結している。
    風呂場から洗面所へ向けて出るドアの真正面には洗面台が設置しておりそこにはごく普通のサイズをした鏡が設置してある。
    そしてそのドアはうまく言い表せないがモザイクのかかった透明なガラスみたいのでできていて
    風呂場から洗面台の様子をモザイクがかかった感じで見る事ができる。逆もまた同様。
    まあ少なくともそこに人の存在は確認できる形の造りになっていた。
    俺シャワーを浴びている最中ふとドアの方に視線を向ける。
    そこにはボンヤリと黒い影らしきものが移りこんでいる。
    気にはならなかった。どうせ姉貴だろう。うちの姉貴は夜中起きている事が多くて
    俺が風呂に入っている最中に洗面所で何かしている事は珍しい事ではなかった。
    俺、シャンプーリンスをしてその後丁寧に体を洗い、いざ湯舟の中へ。
    またドアの方に視線を向けるとまだ黒い影がボンヤリと…。
    俺今日はいつもより随分長いな…と思いながらもさほど気にもしなかった。
    するとシャワーを浴びている時はシャワーの音で聞き取れなかったけど洗面所の方から音が聞こえる。
    「カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…」
    さすがに俺も不気味に思ったがまだ心にはいくらかの余裕がある。
    でも少しでも感じたこの不安を早く拭い去りたくてこの黒い物体に声をかける。
    「なー?姉貴何しとんの?」
    返事がない。もう一度声をかけるがそれにも応答せず…。
    それでも周囲的に鳴っている謎の音。
    「カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…」
    俺鼻歌歌って上機嫌だったがだんだん怖くなってきて冷静さを取り戻してくる。

    529: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 05:17:29 ID:ZViSmksaO
    523続き

    そういえば…おかしい。姉貴にしては黒い部分が多すぎる。
    姉貴は黒髪だが長さは肩にかかるかかからないかのショートヘアー。
    それに姉貴のパジャマが黒だとしてもそんなパジャマ今まで俺は見た事がない。
    背筋に悪寒が走り自分でも恐怖が募っていくのがよくわかる。
    だが自分でもびっくりしたがそれと同時に好奇心が湧いてきている事もわかった。
    今まで霊は信じていたが霊経験のなかった俺としてはこの目で霊の存在を再確認したかったのだろう。
    俺が黒い物体を気付いてから30分は過ぎていた。
    夜明けにはまだまだ時間があるしこのままでは拉致があかない。
    俺は意を決して覗いてみる事にした。
    そんな中でも相変わらず周期的に謎の音は鳴り続けている。
    「カチ…カチ…カチ…カチ…」
    俺はなるべく音が漏れないようにこっそりと湯舟を出る。
    黒いボンヤリとした物体をマジマジと眺める。間違いない。これは姉貴でない事は確かだ。それだけは断言できる。
    周囲に聞こえていそうなぐらいの心臓の鼓動を抑えドアのぶに手をかける。
    俺、覗きこむようにゆっくりとドアを開ける。
    その黒い物体を見た瞬間俺は自分の好奇心を憎み自分のした行為を激しく後悔した。
    見なければよかった…。
    黒い物体は身長が120~130ぐらいの真っ黒な着物を着てこれまた真っ黒な髪を背中中間辺りまで
    生やした全身真っ黒な日本人形みたいな無表情な女の子だった。
    そしてそれとは裏腹に顔だけがおしろいを塗ったように真っ白でそのギャップがまた
    俺の恐怖心を煽りたてた。
    俺は恐怖の余り硬直してしまい視線を外す事ができない…。
    その全身真っ黒な日本人形みたいな女の子は鏡を見ていて視線の先はどこを見ているのかわからない。
    鏡を通して自分自身を見ているのだろうか…?
    そして更に異様な光景だったのが小さいおちょぼ型の口を大きく開けてカチカチと歯を鳴らしている。
    そうだ、風呂場で聞こえたカチカチという音はこの女の子の歯の音だったのだ。
    でも何の為にそんな事をしているのか全くわからない。

    531: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 05:26:21 ID:ZViSmksaO
    523続き

    どれぐらい経過しただろう。
    俺自身は30分にも1時間にも感じたが実際は5分くらいだったと思う。
    そんな時真っ黒な日本人形みたいな女の子の視線がゆっくりと動いた。
    鏡ごしに俺と目が合った。
    俺情けない話だがもう半泣き。
    そして目が合った瞬間女の子が鳴らしていた歯の音が
    「カチ…カチ…カチ………カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ!!!」
    そしてゆっくりと首だけを動かしこっちを振り向こうとする。
    もう俺限界。狂ったような大声出しながらフルチン全裸でおかんの部屋へ突入。
    事情を説明しおかんに付いてきてもらい洗面所に行くとそこにはもう誰もいなく
    洗面台の栓のとこには長い髪の毛がびっしりと絡まっていた。


    これで俺の話は終わり。俺の中では一番怖い体験を話したけどこのスレで鍛えられてるおまいらにはいまいちかもな。
    結局その後その女の子の霊はもう現れなかった。
    ただこのせいで霊感がついてしまったみたいで霊を見かける事が多くなってしまった。
    最近は俺の部屋の窓から見える街灯のところに皮がひんむかれた女(たぶん)の生首がすごい形相でこっちを見ているのが悩み。

    532: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 05:30:18 ID:PdvY9c2yO
    コェーよ

    614: 本当にあった怖い名無し 2006/03/26(日) 16:56:41 ID:8aUJfmgE0
    看護婦

    高2の頃、部活中に靭帯痛めて少しの間入院したことがありました。
    で、そこに多分20歳代の結構かわいい看護婦さんがいて
    その人とよく話したりして、それなりに楽しい入院生活を送ってましたw
    そして退院する前日の夜だったと思うんだけど、
    なぜか寝付けなくて布団の中でボーっとしてたら、その看護婦さんが夜の見回りにやってきました。
    とりあえず寝たフリしてたんだけど、
    何のことはない、その看護婦さんはみんなちゃんと寝てるかササッと確認して
    そのまま部屋出て行くのかなと思ってたんだけど、
    なんか俺のベットの前で立ち止まってる気配がしました。
    チラチラ光が見えたんで多分懐中電灯を持ってたと思います。
    訳がわからなかったので、ほんの少し薄目で目開けてみたら
    その看護婦さんが自分の顔(俺のじゃないよ)に懐中電灯のライト当てて、
    すごい顔して俺のこと睨んでました。
    めちゃくちゃ怖かったのですぐ目閉じてそのまま寝たフリしてたら、そのうち立ち去って行きました。
    次の日の朝、退院するときにその看護婦さんと会ったけど
    普通に笑顔で送り出してくれました。
    あれは一体なんだったのかよくわからないけど、そこまで嫌われていたのかもしれないと思うと・・・。

    615: 本当にあった怖い名無し 2006/03/26(日) 17:05:14 ID:ZcETCsjkO
    >>614
    可愛いだけに怖いな

    625: 本当にあった怖い名無し 2006/03/26(日) 19:51:49 ID:r3LOQZSh0
    マネキン

    大学時代に聞いた話
    実際にそいつが体験した

    そいつ(Tとする)の家は美容院。
    1階が店舗で、2階が居住用。
    Tの部屋は2階の一番奥で、その当時部屋に電話がなかった。
    電話を使うときは、いつも1階の美容院の電話を使っていた。
    外から店の入り口を入るとすぐに待合スペース。
    その先に会計カウンターがあり、電話はその会計カウンターにあった。
    カウンターにはいすもあり、Tはいつもそこに座り電話をしていた。

    いつものようにTが友人に電話をかけていると、カウンターから見て一番左奥の蛍光灯が消えた。
    蛍光灯が切れたのかな?と思い、後ろにある電気のスイッチをパチパチと押してみたら、蛍光灯が付いた。
    家も古くなっていたので、接触が悪いのかなと思ったTは然程気にせずに電話を続けた。
    すると今度は、奥から2番目の蛍光灯が消えた。
    Tは、しょうがねぇなと思い、また後ろのスイッチをパチパチ・・・。蛍光灯は再点灯した。
    すると今度は、奥から3番目の蛍光灯が消えた。

    626: 本当にあった怖い名無し 2006/03/26(日) 19:53:27 ID:r3LOQZSh0
    Tはイライラしながらスイッチをパチパチ・・・。蛍光灯は再点灯。
    なんか、おかしいなと思ったTは電話相手に、2階から電話をかけなおすと告げ受話器を置いた。
    受話器を置くと同時に、全ての蛍光灯が消えた。
    すると今度は全ての蛍光灯がまるでストロボのように交互に付いたり消えたりし始めた。
    こりゃヤバイ・変だと思ったTは2階へ上がるドアを開けようとする。
    が、建て付けが悪く、いつもは半ドア状態の扉が今日に限って完全に閉まっている。
    いくら押してもビクリともしない。
    強く押すと、少し開くのだが、向こう側から押し返されるようにまた完全に閉まってしまう。
    何度か同じことを繰り返すが、全て押し返されてしまった。
    以前兄貴に同じようにからかわれたこともあり、また兄貴がやってるのかと思い、
    「兄貴!ふざけんなよ!シャレになってねーよ!」
    と叫ぶが、反応は一切なかった。
    結局ドアは開かなかった。

    627: 本当にあった怖い名無し 2006/03/26(日) 19:54:32 ID:r3LOQZSh0
    この時には蛍光灯は何事もなかったように全て点灯していたが、怖くなったTは友達に電話をかけなおした。
    兄貴がいたずらしてマジ頭に来る、など怖さを紛らわすように話を続けた。
    自分(私)にも経験があるのだが、電話をしている時、他愛の無いものに目が行ってしまうことがある。
    この時のTも同じで、電話をしているTの目が行ってしまったのが、待合室のパーティションにある頭だけのマネキンだった。
    そこには3体のかつらを着けたマネキンがあり、全てのマネキンが、客に良く見えるように待合室に向いていた。
    Tから見ると、マネキンの後横顔がみえた。
    Tが見たのは真ん中のマネキンだった。
    電話で友達に今までの経過を話していると、その真ん中のマネキンが、
    キィッ・・・
    と、首だけTの方へむいた。
    動くはずのないマネキンを見たTは、悲鳴を上げながら2階へ続く階段のドアへ体当たりをした。
    ドアは何事もなかったように開き、Tは階段を駆け上がる。
    その足で兄貴の部屋へ行き、
    「ふざけんなよ!まじしゃれになんねーよ!」 と文句を言った。
    すると兄貴は、「なんのこと?」と不思議そうに聞き返した。
    Tは、「俺が1階で悲鳴上げたの聞こえたろ!」とけんか腰でいうと、そんなもの聞こえなかったと、兄貴は知らん顔。
    本気で怖くなったTは、その夜布団をかぶり震えながら眠った。

    次の朝、高校へ登校する際には必ず朝シャンするTは、ビクビクしながら1階へ降りていった。
    もちろん最初に見るのは、あのマネキン。
    すると3体あったはずのマネキンが、2体しかない。
    不思議に思ったTは母親に、
    「母さん!マネキンが2体しかねーよ!」と聞いた。
    母親はこう答えた。

    「なに言ってるの。マネキンは最初から2体よ。」


    ・・・コワー・・・
    長文ごめん。

    636: 本当にあった怖い名無し 2006/03/26(日) 22:08:59 ID:2SaHc3iJO
    >>625-627 恐かった。GJ


    699: 本当にあった怖い名無し 2006/03/27(月) 20:20:23 ID:kBhglOwO0
    部室のロッカー

    部室にロッカーがあった。
    部員も少なく 小さい部室だったので
    ロッカーは10個ぐらいしかなかった。
    その中で1つ 開かないロッカーがあった。

    新学期を迎える前に
    部室移動することになった。
    部員総出での部室移動。

    順調に作業が進み
    ほとんど全ての移動が終わった。
    その中で開かないロッカーは残っていた。

    『開かないんじゃあ 使えないと同じだな』

    先生の一言でロッカーは
    外の粗大ゴミ置き場に放置された。

    移動が終わった後に
    数人で粗大ゴミ置き場に向かった。
    どうせ持っていかれてしまうなら
    その前に 自分達で開けて見ようと思った。

    何とか開けようと奮闘したのだが・・・
    一向に開かない。
    彼是30分ぐらいやってた。

    700: 本当にあった怖い名無し 2006/03/27(月) 20:23:07 ID:kBhglOwO0
    もう開かないならいいか・・・と思い
    帰ろうとした時、

    『ゴドン!!』

    と音がなった。
    ロッカーの扉が少し開いていた。
    友達が恐る恐る近づいて
    蹴りでロッカーを開けた。

    ・・・何の変哲も無い
    普通のロッカーだ。
    錆びてて開かなかったのか・・・?
    何か入って無いか
    友達がロッカーを探る。
    天井に何か張り付いているのを見つけた。

    『ベリッ・・・』

    嫌な音がした。
    ノートが張り付いていた。
    中を見てみると 奇妙な絵が描いていた。

    パラパラとしか見なかったのだが
    どことなく不気味な感じがした。

    最後のページに
    【ア・・・ジ ンニ ク キタ 】と赤い文字で書かれていた。
    ノートは友達が持って帰った。
    面白そうだと言うことで。

    1週間後 彼は死んだ。

    704: 本当にあった怖い名無し 2006/03/27(月) 21:19:03 ID:PuKQXeyF0
    スペースには消えた文字が書かれていたに違いない!
    つまり
    あ・・・じぶんにどくをきたぽ

    729: 沖縄の思い出(1/6) 2006/03/28(火) 04:54:49 ID:628BhH4l0
    沖縄の思い出

    中学の修学旅行で沖縄に行ったことがある。

    「修学旅行の目的地が沖縄」
    と言うと羨まれるかも知れないがそんなに良い物でもなかった。
    というのも俺達の学年の主任教師をやっていた社会科の先生が戦争について
    尋常じゃないほど関心のある人(左寄り)だったので、社会化の授業内容は
    ほぼ1年中日本軍が引き起こした惨事などが中心になっていた。
    なので沖縄にいくことになったのも、
    「中学の思い出作り・・・」
    というよりは
    「実際に戦場になった土地で戦争の残酷さをしっかり学習する・・・」
    というのが目的だったからなんだと思う。

    今思えば沖縄やサイパンのように当時激戦区になった土地は明らかに
    ヤバイ筈なのだからもっと注意して行動すればよかったのかも知れない。

    730: 沖縄の思い出(2/6) 2006/03/28(火) 04:55:39 ID:628BhH4l0
    修学旅行の内容は畑の地下に掘られた防空壕の見学とか、ヒメユリの塔の記念館の見学とか、
    実際に沖縄戦を経験した当時の女学生さん(今はおばあさん)のお話を聞いたり・・・
    といったもので、修学旅行なのに全然楽しくなかった。正直かなり気が滅入る内容だった。
    その反動で、
    「自由時間使って飛び切り楽しいことやらんと身がもたん」
    と思うようになっていた。

    旅行前半は本島での行動だったが、後半は渡嘉敷島のような離島に移動した。
    (その離島が何という名前だったかは覚えていない)
    その離島での宿泊所は、戦時の米軍のベースキャンプ用に建てられた施設だった。
    島全体を見渡せる丘陵全体を覆うように敷地が広がっており、その丘の中腹に宿泊施設が建っていた。
    敷地の広さはこれでもかと言うほど広大で、端から端が見渡せないほど広かった。(何十キロもあるそうだ)
    宿泊施設は敷地の端っこにあり、そこから先は延々と野原と森が広がっているのだ。
    丘の向こうには一体何があるのか確かめてみたい、そうゆう一種の冒険心をくすぐられる景色だった。

    夕方になって自由時間があった。部屋ですることもなく呆けていると、
    俺と同じようなことを考えた奴がいたようで、一緒に探検しにいかないかと持ちかけてきた。
    2人だけでは寂しいのでもう1人連れてゆくことにしてそばにいた奴を誘った。
    そいつは自由時間が割りと短めだということを理由に同行するのを嫌がったが強引に誘った。
    結局3人で探検しに行くことになった。出発するころには日が沈んで辺りが暗くなり始めていた。
    (以下誘ってきた奴をK、オマケ君をFとする)

    731: 沖縄の思い出(3/6) 2006/03/28(火) 04:56:15 ID:628BhH4l0
    ところで沖縄にはハブがいる。もちろんその離島にもいる。
    ハブは咬まれたら血清を注射してもらわないとまず助からないという恐ろしい毒蛇である。
    咬まれてパニックになり動き回るのもよくない。咬まれたときは人に助けてもらうしかないのだ。
    ベースキャンプの敷地はネズミ返しのような特殊な塀で囲ってあり、
    一応はハブが侵入しない様になっているのだが・・・本当に安全なのは宿泊施設周辺だけである。
    だから自由時間中も宿泊施設からなるべく離れないように注意されていたのだが、
    駄目といわれたら余計にやりたくなるのが子どもだ。
    俺達は一時の好奇心に任せてかなりの冒険を冒してしまった。

    3人で丘を登ってゆく。進むに連れて道はどんどん狭まってゆき両側の草むらが迫ってくる。
    ハブがいそうな場所はまさにそうゆう場所なのでちょっと怖い。
    Fが「危ないから帰ろう」としきりに言う。俺とKはそれを無視してガンガン進む。
    ハブは確かに怖いが、冒険をしているという興奮と高揚感が危機感を麻痺させていた。
    宿泊施設が後ろに遠く小さくなった頃には辺りは真っ暗になってしまっていた。

    732: 沖縄の思い出(4/6) 2006/03/28(火) 05:01:47 ID:628BhH4l0
    そうなった頃になってようやく俺も怖くなってきた。
    もし本当に草むらにハブがいたら、この状況で咬まれたらまず命が無いのだ。
    内心ものすごく逃げ出したかったが、びびってることをKに悟られたくない俺は必死でKについていった。
    Fは泣き泣きぐずりながらもついて来た。Kは人が変わったように一心不乱に突き進んでいた。

    しばらく進んで、もう洒落にならん位怖くなったので俺はFと一緒になってぐずる事にした。
    もう怖くて怖くて体裁など構っていられない。
    Kは最初は聞き訳がなかったが俺とFの必死の嘆願にようやく戻ることにしてくれたようだ。
    来た方向を振り返ると宿泊施設の明かりが小さく、その遥か向こうに港町の明かりが点々と輝いていた。
    ここまで来たが草むら以外に何も無かった。怖い思いをしたが何も収穫が無かった。
    ただ振り返る直前に進んでいた草むらの向こうに何かチラリと光った気がしないでもなかったが、
    その時はなんとも思わなかった。後になって考えると恐ろしい。

    733: 沖縄の思い出(5/6) 2006/03/28(火) 05:04:23 ID:628BhH4l0
    宿泊施設に戻ると思ったよりも遥かに時間が経過していたらしく、
    「生徒が3人行方不明になった」
    と先生達が血相を変えて待っていた。もちろんかなりコッテリと絞られた。
    生徒がハブにかまれたときのことを考えてヘリを呼んで警察に捜索願を出そうとしていたらしい。

    色々あって修学旅行が終わったが、沖縄から戻ってからというものKの様子がおかしい。
    以前はそんなことをする奴ではなかったのだが、奇声を発しながら机やロッカーなどを殴ったりする。
    それに妙にカリカリしていて短気になった。まるで不良みたいだ。
    そのうちKは学校に来なくなってしまった。
    しばらくして登校するようになったときには以前通りのKに戻っていたので安心したものだ。

    734: 沖縄の思い出(6/6) 2006/03/28(火) 05:07:19 ID:628BhH4l0
    どうしたんだとKに聞くと、Kはどうやら憑かれていたようだ。
    Kの家系は代々霊感が強いらしく、Kは見えたりはしないのだが物凄く憑かれ易い、
    霊媒体質とでも言うのだろうか、そうゆう体質だそうだ。
    沖縄から戻って以来性質がおかしくなったKを見たKの祖母は、親戚の仲で特に力の強い人を頼って診てもらったそうだ。
    なんでもKは10数体もの霊にとり憑かれていて、普通に生活していたのが不思議なくらいだったそうだ。
    その中の格闘家の霊の影響で暴力的な行動を起こしていたらしい。
    その親戚の方がねんごろに霊の供養をしたお陰でなんとか普通に戻れたそうだ。

    そのことと合わせてもう一つの事実を聞いた。今になってもその事がかなり恐ろしい。
    あの離島での冒険でKはひらすら進んで行ったのだが、後で地図で確認すると
    その進んでいた方向には戦争で亡くなった方々の慰霊碑が建てられた霊園があったらしい。
    一咬みで命を奪うハブ・慰霊碑・Kにとり憑いた霊・・・俺達はあの日何かに引き寄せられて行ったのかも知れない。

    今でも沖縄と聞くとあの日のことを思い出す。
    こう言っちゃ何だがあの土地へ遊びに行く人たちの気が知れない。
    もう2度と行きたくない。

    長文失礼しました。

    771: 本当にあった怖い名無し 2006/03/28(火) 14:59:47 ID:j92XSqPd0
    >>734
    俺修学旅行沖縄逝くのだが・・・
    怖くなってきたよorz

    735: 本当にあった怖い名無し 2006/03/28(火) 05:12:17 ID:6LAUim/e0
    >>729-734
    乙!
    面白かった。

    直接的に霊が出てきて怖かったという話よりも
    こういう、その土地の持つ背景とかに焦点を当てて
    怖さが増幅される話ってかなり印象に残る。








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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2020年06月14日 22:17 ID:GYtuf02F0*
    最後の話、ちょっと強引じゃない?
    2  不思議な名無しさん :2020年06月14日 23:13 ID:SEu5so660*
    話しと書く方が怖い
    3  不思議な名無しさん :2020年06月14日 23:57 ID:LuJDiCSz0*
    美容院にあるヘアモデルの人形って、「くびちょんぱ」って言わない?方言?
    カットの練習し切って、ベリーショートや丸坊主になったくびちょんぱが、田んぼや畠の害獣・害鳥よけになってるのも、地方性があるのかな?
    細い棒に、まるで討ち取られた首みたいに刺してあるよね。
    4  不思議な名無しさん :2020年06月15日 01:52 ID:84.W7xnO0*
    面白かった

    俺も高校の頃沖縄へ修学旅行に行ったんだけど
    宿泊施設で寝てた時に「なんなんだよ!!!」みたいな事を叫んでたらしい。
    起きた時には全く叫んでた記憶なんてなかったけど、前の日に行ったひめゆりの塔で何か不思議な気を感じたのは覚えてる。
    不思議な土地ですよあそこは
    5  不思議な名無しさん :2020年06月15日 11:14 ID:NYMHUghK0*
    肝離任の設定したNGワードくぐり抜けるゲームになってるんですけど😂
    中身の幼稚さが伝わってくるよ♪
    6  不思議な名無しさん :2020年06月15日 12:36 ID:1n3hNLB.0*
    「そうゆう」が気になって話が入ってこんのだが
    7  不思議な名無しさん :2020年06月15日 18:06 ID:uMW5qVfO0*
    かわいい看護師さんは起きてたら驚かそうとしてたんじゃない?
    かわいい風景しか浮かんでこない

     
     
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