13: 12 2006/07/07(金) 21:46:47 ID:rQhF7oEU0
酔いもあって、先輩の事なんかかけらも思い出さなかった。
数日後、そいつも死んだと聞かされるまでは。
そいつが死んだと聞かされたときも、少し記憶に引っかかったくらいだった。
(先輩もそんな電話の事を話していたな・・・)
またしばらく経って、飲み会に同席していたやつから電話があった。
「してあげる」って言う電話がかかってきたそうだ。
そいつも数日後に死んだ。
14: 12 2006/07/07(金) 21:48:06 ID:rQhF7oEU0
俺は怖くなった。
『してあげる』を聞くと死んでしまう。
そう思い、自分で電話に出ることは決してしなかった。
家に誰かがいるときは変わりに出てもらい、
誰も居なければいくら電話が鳴ろうが近づくことさえしなかった。
飲み会に出ていた友人にも、できる限り伝えた。
電話をかけるのはいいけど自分では決して出るな、と。
そうこうしているうちに、飲み会に出ていたやつらのほとんどが死んでいた。
『してあげる』を聞いたってやつが俺に電話をかけてくることも何度かあった。
数日すると、死んだと聞かされたり、連絡が取れなくなる。
そのたびに恐怖が上塗りされていくようだった。
とはいえ数年が経つと、『してあげる』の話題が誰からも出なくなってくる。
時間が経つと恐怖も薄れてくる。
そう、俺は油断してたんだ。
15: 12 2006/07/07(金) 21:48:59 ID:rQhF7oEU0
ある時結婚が近くなり、俺は彼女と電話してたんだ。
打ち合わせは終わり、俺は受話器を置いた。
すると、受話器を置いたばかりの電話が再び鳴り始めた。
当時は携帯はおろか、発信者通知機能なんてものはなかったので、
俺は彼女がかけなおしたのだと思い、すぐ受話器をとってしまったんだ。
うかつにも。
「もしもし、まだ何かあった?」
「・・・」
相手は数秒無言だった。
(間違いか何かか?)のん気にもそう思い受話器を置こうとすると
キュルキュルという音がしたかと思うと
「してあげる」
動きが凍りついた。
17: 12 2006/07/07(金) 21:49:45 ID:rQhF7oEU0
「****してあげる」
数秒の間を持って女が繰り返す。
「****してあげる」
(ああ、とうとう俺の番か)
「****してあげる」
歯の根がかみ合ってないのがわかる
「****してあげる」
「****してあげる」
「****してあげる」
「****してあげる」
・・・・・・
・・・
女は延々と繰り返す。
俺はまるで金縛りにあったように動けない。
19: 12 2006/07/07(金) 21:50:33 ID:rQhF7oEU0
何時間が経っただろう。
受話器を置いてしまいたかった。
だけどそれ以上に置くのが怖かった。
いつの間にか辺りは暗くなっていた。
何時間が経っただろう。
自分で電話を受けて初めて気付いたことがある。
女が『してあげる』という前に毎回奇妙な音がしているのだ。
カセット早送りにしたようなキュルキュルという音。
何時間が経っただろう。
微かに、本当に微かだったけど女の言葉が変わった。
「***ぉしてあげる」
20: 12 2006/07/07(金) 21:51:34 ID:rQhF7oEU0
本当にゆっくりだったけど、女の言葉は徐々に変わって言った。
「***ぉしてあげる」
「***ぉしてあげる」
「**ろしてあげる」
「*ぉろしてあげる」
「ころしてあげる」
「殺してあげる」
はっきりと殺してあげると聞こえたとき
俺は我慢できずに叫んだ。叫んでしまった。
「嫌だ!死にたくない!俺は死にたくない!」
そして叩きつけるように受話器を置いた。
あれから一年経つけれど、幸いにも俺は死んでいない。
以上、又聞き&細部修正でした。
62: 本当にあった怖い名無し 2006/07/08(土) 04:32:21 ID:0D9lWwXJ0
【背後から語られる言葉】
私の姉が体験した話(体験談ですので1人称は姉になります)
今年の4月に仕事の都合で、私は大阪の安いマンションに引っ越したんです。
そこはユニットバスの1LKでお世辞にも綺麗なところではありませんでした。
引越しを済ませるととりあえず、仕事で使用するPCの荷解きだけしてその日は寝ました。
次の日、新しい職場での仕事を学び、金曜日ということで帰りに新しい同僚と軽く居酒屋でご飯を食べました。
ほろ酔い気分で帰ったのは11時近くで、その夜家に着くなり布団に潜り込んで寝てしまいました。
2時ごろに喉の渇きで目が覚めました。
水を1杯飲み、部屋に戻り布団にもぐると声が聞こえてきます。
その時は「下の階の人がテレビでも見てるのだろう」と思いました。
しかし、眠れずに逆に目が冴えてきて、その声が部屋の中から聞こえてきていることに気付きました。
「ひょっとして幽霊!?」
そう思い布団に潜りながら震えていました。どうやら、PCの付近に「いる」ようです。
目が冴えるにつれて、その声もはっきり聞き取れるようになって来ました。
「なるほど、なるほど」
その日はその声に怯えていつのまにか眠っていました。
次の日、私は同じ大阪に住む妹を家に呼びました。(私は天王寺の近くで、妹は梅田あたり)
昨晩の出来事を話すと、妹は鼻で笑い、じゃあ今晩は私も泊まってあげると言い出しました。
そして、その晩、妹がシャワーを浴びているときにまた、あの幽霊が現れました。
ユニットバスの扉付近で「なるほど、なるほど」と声が聞こえます。
それだけでも怖かったのですが、妹が「お姉ちゃん、冗談はやめてよ」と言いました。
それが確信に変わり、私は部屋から飛び出しました。
そして、近くのコンビニまで逃げ込みました。少しでも人がいるところに行きたかったのです。
数分後、妹から電話がかかってきました。ドアを閉める音で驚いてシャワーを中断したみたいで、何があったのか、と聞いてきました。
私は一部始終を話しました。
話し終えると、妹がいいました。
「お姉ちゃん、さっきからずっと後ろから「なるほど、なるほど」って聞こえてるよ」
その後、姉は何度もお祓いしたんですが、未だに電話をかけるとその声が聞こえます。
200: 本当にあった怖い名無し 2006/07/09(日) 04:56:26 ID:SyTuJduK0
【フロントの左端に見えるもの…】
地元じゃ有名な心霊スポットなんだけど、
札幌に平和の滝っていうのがあってさ。
俺は、その手の話が大好きだから、
面白半分に友達とふたり、夜に車で、
その平和の滝に肝試しに行くことにしたらさ
そのいく道の途中で突然、
運転してる友達が
「行くのやめるべ…」って、いうんだわ。
俺は、平和の滝に行ったことがないからさ。
「え~なんで、行くベ行くべ」ってせかしたんだけど、
友達は、妙な顔しながら、
「前。」っていうんだよね。
だから、まえむいたらさ。
遠くの平和の滝の方に並んでる電灯が
途中から全部消えてて。
そんなんなったら俺のテンションマックスになってさ、
「やべ~きえてる、北電なにやってんのよ!演出しすぎなんだって!」
て騒いだ、のもつかの間、友達が、
「あ~~~~~~!!!!」って発狂しだして、
アクセル全快で、横道にむかったんだわ。
201: 本当にあった怖い名無し 2006/07/09(日) 04:57:21 ID:SyTuJduK0
そのときは、さすがの俺も怖くなって、
黙ってたんだけど、友達は、
「やべー!やべー!やべー!」
てずっと騒ぎっぱなしなんだよね…。
何分たっても、騒ぐのをやめないから、これはまずいと思って俺は、
「おいおい…いい加減、車停めて落ち着けよって…」ていったんだけど。
「やだ!かえる!かえる!かえる!」
って、そいつ車をいっこうに停めないんだわ。
それに進む道もあべこべで…
「帰るんだったら、この道じゃないだろ!Uターンしろよ」
でも、友達は、黙ってしらない横道を突き進むだけ…。
しばらくして、ようやく落ち着いた友達が
車を道にとめて口を開いたと思ったら、
「ひと、はねちゃったべ…。」っていいだしたんだ。
はぁ?なにいってんだ…こいつ…と最初は思ってた俺だけど、
あんまり、そいつが深刻そうにするもんだから、
車を降りて、ぶつけたって言う場所を確認することにしたのさ。
「…ほら…なんとも、ないべ…。」
どこにも傷はないし、血のあともない…
だから友達も納得して、もと来た道へかえることにしたんだけど、
車に、左座席から乗ろうとした、一瞬、
フロントの左端に、黒くて顔のみえない女性が寝そべってるのを見た感じがしてさ…。
気になって、友達にどんな人をひいたのか聞いたんだけど、友達は黙って車を動かすだけ。
でも…なんとなくだけど、そいつ、車を動かしてる間、ずっとフロントの左端に気をとられてた気がするんだよね。
208: 本当にあった怖い名無し 2006/07/09(日) 11:48:15 ID:5Dzse2Nb0
224: 本当にあった怖い名無し 2006/07/09(日) 14:35:29 ID:K0uq2w3G0
【鍵がかけられた教室】
俺の卒業した中学校での実話。
今から20年くらい前に卒業した先輩で、黒魔術にドップリ嵌っていた先輩が居た。
男子の争奪戦などで、「あのコを蹴落としたい、どうすればいい」と聞くと
親身になって蹴落とす方法を教えてくれたりなど、変人だったらしい。
ある日の昼休み、ソイツが中心となって「こっくりさん」を始めたらしい。
その日の運勢やら、落し物はどうしたやら、アイツをいじめたいなど聞いた後、
こっくりさん、御帰りくださいと帰ってもらって丁度休み時間が終了。
そんな事を繰り返していた休み時間、教師の方にもその噂が広まったらしく、
とうとう厳重注意を受け、しばらくはこっくりさんを慎んでいた。
…が、やはり面白い。やめられるわけなかろう。
先公の説教なぞ聞いていられるか、とこっくりさん再開。
昼休みの終わりごろ、いつものようになんやかんや聞き出したあと、
かえってもらおうとした。
こっくりさん、御帰りください。
― 一向に帰る気配がない、どうしたものかとメンバーで考えていた矢先、
休み時間終了を知らせるチャイムが鳴った。
231: 224 2006/07/09(日) 14:54:20 ID:K0uq2w3G0
厳重注意を受けてまだやっていたとなるとこちらの分が悪い
そのままこっくりさんを帰らせることもなく、授業へもどった。
何事もなく、授業が進む。
筈だった。
授業中盤、丁度皆が眠くなり始めた頃、
中心となってこっくりさんを進めていた黒魔術女がいきなり立ち上がった。
先生がどうした、と聞く声には反応せずに黒板の前に来ると何かを書きなぐり始めたらしい。
明らかに人間界の文字ではなかった。
力ずくでどうにかしようとしたが、
流石に数学の先公1人では対処出来ず、
男子生徒数人でやっと保健室へ運び込んだ。
すでにソイツは興奮状態で発狂し、当たりの物をぶっ壊し、手がつけられない状況だった。
保護者に連絡し、霊媒師のところへ行って一応その事件は済んだ。
その事件に関与していた奴等は
3日ごとに三週間、1人ずつ謎の高熱に苦しんだという。
その黒魔術女はその後転校し、そのまま行方知れずとなった。
こっくりさんに使われていた教室は今、何も使われていないのにも関わらず
鍵が何重にもかけられている…。
279: 1/2 2006/07/09(日) 19:02:06 ID:/VSsGM1K0
【大広間】
父方の叔母から聞いた話です。
父の実家(田舎です)は代々裕福な家だったものの、
大正ごろにすっかり勢いが失せてしまったそうで。
けれども、古い大きな日本家屋だけは栄えていた当時の面影を残していました。
幼い頃の叔母は、そんな大きな家が大好きで、
中でも「大広間」を気に入っていたそうです。
「大広間」は何十畳もある広い和室で、冠婚葬祭のときには沢山の人がずらりと並び、
それはそれは壮観だったとのこと。
そんな部屋を独り占めにして、昼寝をするのが叔母は好きだったそうです。
ある日のこと、いつものように昼寝をしようと叔母が「大広間」の襖を開けようとすると、
襖の向こうに人の気配を感じたそうです。
誰も居ない筈なのにと不気味に思い、襖を少し開け、叔母はこっそり中を窺うことにしました。
中は薄暗く、よく様子をつかむことが出来ないものの、
最も上座のところに見知らぬお婆さんが一人チョコンと座っており、
そのお婆さんの前に、とても大きな柱時計が棺のように寝かされている様が叔母に見えました。
あまりの奇妙さに叔母がポカンとしていると、ふいにお婆さんがこちらを向き叔母と目を合わせ、
なんともいえない笑みを浮かべたそうです。
280: 2/2 2006/07/09(日) 19:03:36 ID:/VSsGM1K0
何故だか物凄い悪寒に襲われた叔母は、数秒硬直した後に我に返り、
息もつかずに「大広間」を走って離れ、曾祖母に泣きついたそうです。
叔母が曾祖母に自分が見たもののことを話すと、
曾祖母は険しい顔をして、曽祖父と何か深刻そうに相談を始めました。
相談が終わると曾祖母は叔母に、
「これから四日間、外に出たり『大広間』に近づいてはいけない。
それから、大声を上げたり、バタバタと足音を立ててはいけない」
と言いつけたそうです。
四日間、曾祖母の言いつけを守り叔母は静かに過ごしました。
曾祖母には「もう『大広間』に入っても良いよ」と言われたものの、
あのときのことが忘れられず、独りではもう「大広間」には入りませんでした。
それから、叔母(ついでに父)の育ったその家は、老朽化の為に二十数年前に改装されました。
「大広間」はその際に、半分程に縮小され内装もすっかり変えられてしまったそうです。
私は幼い頃にその家に何度か遊びに行きましたが、そのときには既に改装されていたので、
昔の「大広間」は目にしたことがありません。
少し前に叔母と話をしたときにこの話を聞き、
「曾祖母の叔母への言いつけ」の意味について伺ったところ、
叔母もそのことはさっぱりわからないとのこと。
曾祖母から家の言い伝えや習しを聞いたことは一度も無く、
不思議な言いつけをされたのはそのとき限りだったそうです。
長文失礼しました。
287: 本当にあった怖い名無し 2006/07/09(日) 19:42:32 ID:d1uRbgJm0
【東尋坊】
去年の夏の話なんですが、免許鳥立てのツレがいっちょまえに
親のエスティ魔乗り回してたんすよ。
・・・で俺らの周りで車もってるやつっていてなかったし
当然みんなでそのエスティマでドライブしてたんですよ。
結構色んなとこいったりしてて結構あきてきたんですよね
心霊スポットとかも前に行ったことあるとかで・・・
それで煮詰まってじゃあ今度の週末に遠い、県外の怖いところ行こうって
て話になったんですよ。
それで東尋坊ってとこに行こうと言う話になっていつものメンバー誘ったんですが
一人だけ結構そういう怖いの苦手っつうか要はびびりな奴がいて
そいつ前に観光で行ったことあって俺はあそこ無理みたいなこと
言って断りやがったんですよ。
そしたら俺ら3人になってそれじゃサムイし女の子誘って3対4の
7人でいくことにしたんです。
晩の9時ぐらいにみんな集まって向かったんですが迷ったりとかして
1時ぐらいについたんすよ、最初はいい感じに進んでたんですが
12時まわったぐらいから女の子半ギレやしついたらついたで
やっぱ心霊スポットだわ、8月やのに外寒いしなんか不陰気わるいしで
女の子が車の中で待っとくわって言い出してしゃ~ないから男3人で
探検行きましました。
で、せっかくここまで来たんやしなんかせな面白くないんで色々探したんですよ。
じゃあ電話BOXがあってそこに「救いの電話」みたいなこと書いてたんすよ。
自殺が多いとは聞いてたけどこんなんあるんやと思って、じゃあこっから
誰かに電話掛けてみいひん?ってなったんですよ。
長くてすいません続きます><
294: 287 2006/07/09(日) 20:33:48 ID:d1uRbgJm0
続き
で俺らの誘いを断ったツレに掛けたろうってなって俺がそいつに
掛けたんです。
もうその頃には3時ぐらいになってて起きてるかな~と思ったんですが
普通に「はい」って出て「今どっから掛けてるか分かるか~?」
って聞いたら「えっだれぇ??」で俺「東尋坊怖いな~!」
ツレ「おまえマジ勘弁してや~ほんまやめて!」俺「びびった?」
ツレ「電話BOXから掛けてんや炉~、3人で入ってんの?きもいわ~」
俺「3人も入らんやろ、そとで見張っててもらってる」
ツレ「おまっ!きれっきれっきれっ・・・!!!」
で電話切られてなんか怖いしとりあえず電話BOXを出て携帯から掛けたら電源
落としててなんやねんと思って、車戻ってしゃべってたら日も明けてきたし
帰るか~って帰って次の日そのツレに電話したらおばちゃんが出て、、
すごい高熱出して入院したって言うんですよ。
見舞いに行ったらそいつに「おまえの後ろで誰かがずっと{死ぬ}
って言っとったぞ。」
って言われたんですよ。うそかほんまかはわかんないすけど
高い金払って御祓いには行きました。
298: 本当にあった怖い名無し 2006/07/09(日) 21:16:09 ID:MTBTEL8t0
>>294
久しぶりにおもろかったで~
295: 本当にあった怖い名無し 2006/07/09(日) 20:46:18 ID:GmJoJhpLO
よくわからないけど287は何かに取り憑かれてるな
408: 本当にあった怖い名無し 2006/07/10(月) 18:24:55 ID:XGMk25Wg0
【ねえ…助けて…】
うちの親父が酔うと必ず話すエピソードがあるんだけど
あまり怖くないかも。
親父が社会人になった直後なので今から三十数年前のこと、
横須賀から都内まで通ってたので、結構な時間がかかり、
ちょっと飲んで地元に着く頃には一時前だったりするのな。
で、その日も金曜で終電まで飲んで来て、駅に着いたのが
そんな時間。
酩酊状態で階段を昇ってたんだわ。家は階段を約300段程
昇った山のてっぺん、弱い街灯を頼りに石の階段がずっと
続いてるあまり気味のよくないところで、俺も夜はあまり
出歩きたくないようなところだよ。車なんか行けないので
すごい不便でさあ。
で、酔いながらゆーっくり昇って行き、ちょうど半分位の
H岡さんの門を過ぎ、民家が切れて竹やぶと草むらだけに
なったとこでさ、上から人が降りて来るんだって。
薮を過ぎると二股に分れ、左がうち、右がTさんの家なので
Tさんの家に長居した客がこんな時間に帰るのかくらいの
つもりでふっと見上げたら何か変なんだって。
足の動きに対して、歩く速度が不自然な速さ
分り易く言うと階段をスケートで滑るような感じかな。
段々見えて来たら、白い浴衣なので若い女性だなあって
わかったんだって。でもね一月なんだ。その晩だって仕事
関係の新年会だったからさ。
409: 本当にあった怖い名無し 2006/07/10(月) 18:26:16 ID:XGMk25Wg0
この時になって、酔いながらもようやく寒々しいものを
感じて来たらしく、こっちは昇り、あっちは下りなので
いやだなあすれ違うの、なんて思いながら一本道だから
怖々昇って行ったんだ。で、いよいよすれ違うその瞬間、
「ねえ…助けて…」
女が両手でものすごい力で右腕を掴んだ。ゾワっとしながら
声にならない悲鳴をあげつつ女を見たら、長い毛髪で鼻から
上まで全部隠れ真っ赤な唇だけをよく覚えてるって。
しかも浴衣だと思ったのはそうではなく、手術の時着るような
あれだったらしい。二駅はいかないと病院はないんだけどね。
で、ほんとに怖い時は声が出なかったって笑ってたけど、
その時は腰抜かしながら階段の百数十段を逃げ昇り、
気づいたら小便漏らしてたって言ってたw。
この世のものかはたまた異界の何かわからないけど、
何度も聞かされる話。以上、失敬★
414: 本当にあった怖い名無し 2006/07/10(月) 19:08:37 ID:RexQQiGN0
413: 本当にあった怖い名無し 2006/07/10(月) 19:02:52 ID:Pezv3RrG0
>>408-409 GJ!!!!!!!!!!!!!!!
よかったよ!!!!
情景が頭に浮かんで怖かった!
450: 本当にあった怖い名無し 2006/07/10(月) 22:57:00 ID:vkGJirHt0
【なんの音だこれ…】
俺が大学生の時一人暮らししていたマンションの話です。
自分には霊感とかまったくないんですが、夜部屋にいると
「シャッ・・・シャッ」という変な音が聞こえてきて、へたれな俺は
なんの音だこれ・・・?と怯えてましたw
そしてその音が聞こえだして、たしか1週間後の夜9時過ぎ頃
ベランダから音がしたんでいつもの音と違うな?と思ってそっちを見ると
カーテン越しに人影が!
変な音がしていたこともあって幽霊がでた!?と直感しました。
あまりの恐怖にベッドから動けずにいると
「ドン!ドン!ドン!」と窓ガラスを激しく叩く音が・・・
しかもカーテンに映る影には刃物らしきシルエットが見えたのです。
殺される!?と思った俺はベッドから飛び起きて裸足で逃亡。
必死の思いで玄関を飛び出して管理人室に逃げ込みました。
大家さんにパニくりながら部屋で起きたことを説明すると
当時もう必死だったのでなんて言ったか覚えてないんですが、
大家さんはすぐ警官を呼んでくれました。(よく信用してくれたな・・・
451: 本当にあった怖い名無し 2006/07/10(月) 22:59:20 ID:vkGJirHt0
そして10分くらいで警官が2人やってきたので大家さんと4人で
俺の部屋にいくことになりました。
そして扉をそっと警官があけようとしたんですが
なぜか鍵がかかっていました。
もちろん部屋の鍵なんて持ち出してないし、そもそも必死で逃げてたので
鍵をかけるわけがない
警官に「あなた本当に見たんですか?鍵がかかってるようですが」
俺はもちろん見ました!と必死に訴えましたが警官はあまり信用してないご様子OTL
とりあえず大家さんの鍵で部屋に入ることに
そして扉を開けたら・・・・・
いたんですよ!包丁を持った女が!しかもよく見ると隣に住んでる人!それに加えて
「入ってこないで!私を殺す気でしょう!あqwせdrftgyふじこlp;」
もう何を言ってるか最初しか聞き取れないほど電波ゆんゆん・・・
その女を警官がなだめようとしたその時!女がベランダにダッシュ
となりの部屋にいこうと柵を乗り越えました。逃げたと思ったその瞬間
女が消えた・・・・・そう落ちたんです・・・・(部屋は2F)
ドサァッと鈍い音がしたので、急いでベランダに行き下を見ると
太ももに包丁がつきささって血まみれになった女がばたばた暴れていました。
俺が唯一体験した洒落にならない怖い話です。
あそこで逃げてなかったらと思うとガクブル
後日大家さんから詳しい話を聞いたんですが、俺が聞いてたシャッ!という音は
壁を包丁で切りつけていた音だったんじゃないか?とのこと
部屋の壁がぼろぼろになってたそうです。
俺の記憶では3ヶ月前くらい前からそういえばほとんど会わなくなったなぁと
でも3ヶ月前は普通の人だったんですけどね・・・・
皆様も隣人には気をつけてください。あなたの隣人は正常ですか?
456: 本当にあった怖い名無し 2006/07/11(火) 00:14:12 ID:CkZif2d80
>>451
怖い!
457: 本当にあった怖い名無し 2006/07/11(火) 00:17:50 ID:i6pnHp2P0
>>451
ぞわっとした。無事でよかった。