716: 続き 2006/09/07(木) 12:17:31 ID:dVGyVj6DO
…よくよく話を聞くと、私が幽霊(と思しきもの)を見た夜、父と母、それに母屋に住んでいる祖母までも不思議な体験をしたそうです。
父は、寝ているとき「○○!(父の名前)」と女の人(母ではない)に名前を呼ばれて起きたら隣りで寝ていた母もちょうど起きたそうです。普段眠りの深い母が夜中に目を覚ますなんて珍しいのでどうしたのかと尋ねると、
「さっき、枕元に女の人が立って見下ろしてた気がした。☆☆(私の名前)かと思って名前呼んだけど返事なくて、起きたらお父さんも起きた」とのこと。
そして朝に祖母にその話をしたところ、祖母も女の人に「□□(祖母の名前)!はよ病院行かんでいいんか!」と言われたそうです。
兄と祖父は何も知りませんでしたが。笑"
そしてその約7ヶ月後の3月5日、骨粗鬆症の酷かった祖母が足の骨を折って、肝臓炎も患ってたため、手術のあと息をひきとりました。
その後分かったそうですが、なんでも約半年前に祖母の足が一部既に割れてたそうです。行きつけの病院では発見出来なかったのに…
もっと早く大きい病院に行ってたら、もうちょっと長生き出来たのかなあとちょっと寂しくなりました。
また、その女の人を見た時驚きこそすれ怖くはなかったのでご先祖様だったのかなあとふと思いました。
848: 本当にあった怖い名無し 2006/09/10(日) 02:28:01 ID:s8HgMkO6O
【赤いランドセルの女の子】
子供の頃、(5才ぐらいの頃)俺には霊感が有った。
有ったというより、日常生活で普通に、見えていた。
その見えていた物とは幽霊では無いと思う。
たとえば母親に連れられてデパートに行ったら、デパ地下で買い物しているオバサンの肩にうなだれたオジサンが立っていたり、
店員のオジサンの首にオバサンが後ろから両腕を絡ませていたり、
当時の俺は何も感じていなかったが、今思えばあれは死神?の類いだったのだろうか?
851: 本当にあった怖い名無し 2006/09/10(日) 02:50:20 ID:s8HgMkO6O
まぁ今では特に意識しても何も見えないが、高校の時、魚屋でバイトしていたんだが、
冷凍室で作業してたら、バタン!って外から扉を閉められて、「俺が作業してるの知らないのかなぁ?」と思いながら、中から扉を開けようとしたんだが、ビクともしなかった。
どーせ社員さんの悪戯だと思って、扉を叩いて「ちょっと!開けてくれな死にますやん!」みたいな事を叫んでたら、背後から
「チャリンチャリン・・」
て鈴の音がして、何だ?と振り向いたら、
赤いランドセルを背負った女の子が立っていた。
その子、黄帽かぶっててうつむいていたから、表情は見えないんだが、口元はニャって笑ってるの。
俺は一瞬(迷子?)とか思ったけど、その子の口元、よーく見ると大人なんだ。っつーか、体は子供で首から上は四十ぐらいなんだよ。
俺が固まってると、その子、ゆっくりと顔を上げながら俺に手を差しのベてくるんだ。
さすがにこれはヤバイと思って、背後に有った非常用ベル押したんだけど、
「ビィー!!」と言う警報がなった途端にスッと消えたが、あれは少しビビった
859: 本当にあった怖い名無し 2006/09/10(日) 06:02:36 ID:GzOWpY6k0
>>851
顔大人体子供ランドセルコエエエエ!!
862: 本当にあった怖い名無し 2006/09/10(日) 07:52:25 ID:z0gccETjO
【洗浄機】
某目黒の式場の厨房で働いていた時の事
その日は週末で、仕込みも忙しく、仕事が終わるのが遅くなってしまった。
終礼が済み、自分のもっていた仕込みが終わっていなかったので、泊まることになった。
シャワーを浴び、リフレッシュしたところで厨房に入り仕込みを再開することに・・・
深夜は電気が消え非常灯の明かりが、やけに不気味に感じる。
厨房は大変広かったのだが、自分が使うコールドテーブルの箇所だけ電気を付けた。
食材を広げ、まな板、包丁、バット、急いで用意し、早く終わらせようと焦っていた僕は
不意に背中に冷たい嫌な感じがして後ろを向いた。
自分の後ろには狭い洗い場と、洗浄機しかない。嫌な雰囲気を洗浄機に感じたが、
僕は作業を開始した。
そして、付け合わせに使う野菜をすべて切り終えた頃、ふと思い出した。
『あれ?洗浄機、蓋開けておいたはずなのに閉まってたよなぁ・・・』
僕は気になって後ろを振り返ったら、洗浄機は蓋が閉まった状態だった。
違和感程度を薄気味悪く感じた自分に情けなさを覚え、洗浄機に近づいた。
『何か変だな?』
洗浄機を目の前に違和感は強まる。僕は蓋に手を掛けた。
863: 本当にあった怖い名無し 2006/09/10(日) 07:55:17 ID:z0gccETjO
ガタン!!
蓋が勢い良く開いた。僕は手も触れていない!!
中に見えたモノ・・・
手足が無く胴体と頭だけの人間の様なソレは不快な鳴き声を発した。
僕はその場から離れようとしたが、金縛りにあったように体が硬直し、動けない。
ソレはズルリと洗浄機から落ちた。手の部分は切断されたかのような切り口で、
粘ついた液をドクドクと吹き出してた。そして何より異様なのは、額から上が
切り取られたのか、脳も無く空洞になってた。
「ウラヲメクレ・・・ウラヲメクレ・・・」(多分こんな感じのことば)
それを聞いたところで僕は意識を無くした。
翌朝、先輩に蹴飛ばされ起きたのだがあまりの恐怖で泣きながら「今日は帰らせて下さい」
と懇願した。
874: 本当にあった怖い名無し 2006/09/10(日) 13:19:30 ID:cSdP4bvJ0
【宿直の先生が持ち込んだもの…】
昨日の夜から今朝にかけて起こったホットな話
昨日(というかもう日付は今日)の夜は学校の寮に泊まった
自分は自宅通学なのだが友達と麻雀するために泊まった
本来、麻雀も寮生以外の宿泊も禁止されてる
まぁそんな事はどーでもいいんだけど
寮のつくりは玄関入ってすぐに宿直室がありそこから一列に部屋が12部屋続く細長い建物で
昨日泊まった部屋は奥から5つ目の部屋だった
昨日の宿直は日本史の骨董好きな先生で宿直室にいろいろ骨董品を持ち込む事で有名だった
まぁ昨日も多分何か持ち込んでたんだろうと思う
自分らが麻雀やってると、多分1時半くらい、隣も起きていたらしく急に騒がしくなった
何や、やかましいとかって自分らは言っていてそのまま続けていたら
自分の対面の奴がいきなり、おい!なんやあれ!!って叫んだ
何事かと思い俺の後ろの壁、さっきうるさくなった部屋の方の壁、を見た
そしたらそれがいた
壁から出てきてる落ち武者みたいな鎧つけた化け物だった
すげー驚いて4人ともそいつから逃げるように部屋の隅に逃げたんだけど
そいつは自分らに危害を加える気がないらしくそのまま反対側の部屋に抜けていった
自分らの部屋を横切った事になる
その後は順当に部屋を巡ったらしく全部屋の住人がそれを見ていた事が解った
んで、当然見ているだろうと思った宿直の先生の部屋に朝、誰かが行ったらしいのだが
先生は心筋梗塞で倒れていた、というか死んでいたらしい
これはまだ未確認情報だけどその先生が持ち込んでいたのは
武士が割腹に使うような小刀だったらしい
何か関係があるのかね?
944: 本当にあった怖い名無し 2006/09/11(月) 01:47:58 ID:crgYsvKv0
【ミルク飲み人形】
これは私が子どもの時に体験した奇妙な話し。
私の父はとにかく貧乏性で、近くのゴミ捨て場で壊れた家庭用品やガラクタなどを見つけては「もったいない」と家に持ち帰ってきた。
家族はそんな父に呆れていたが「恥ずかしいからやめて」と言ってもやめるような性格ではないのは知っていたから、諦めて父の好きにさせていた。
父が拾ってくるのは様々なものだったが、中には「なんで拾ってきたの?」と言いたくなるような奇妙なものも少なくなかった。
その中のひとつが、あの人形だ。
ある日家に帰ると、私と妹の部屋に見知らぬ人形が置かれていた。
どうせまた父が拾って帰ってきたのだろう。私は「こんな汚い人形を拾ってくるなんて…」とうんざりしながらその人形を見下ろした。
子どもの腕にぴったりと収まるような、よくある日本製のミルク飲み人形。
長い睫にクリクリの茶色い瞳。ミルクを飲む為にうっすら開かれた唇は、今にも何かを喋りだしそう。
新品の状態だったならさぞかし愛らしい人形だったことだろう。
けれど前の持ち主がよほど手荒く扱ったのかつるりとした白い頬には黒のマジックでいたずら描きされ、寝かせるとぱちりと閉じるはずであろう瞼は片方、しかも半分しか閉じることができず、片目が潰れたような酷い顔になっていた。
とても可愛いとはいえないそれをなぜ父が持ち帰ってきたのかわからない。
私も妹ももともと昔から人形遊びが好きだったから、部屋には他にもリカちゃん人形やケースに入ったフランス人形、ぬいぐるみなど沢山の人形達がずらりと飾られていた。
その中に並べられた明らかに異質な人形。
他の人形たちは子どもの頃から遊んでいた物ばかりだったので愛着もあったし、そこに置いていて不自然さを感じることなど一度もなかった。
しかし、あのミルク飲み人形だけは違ってた。
彼女はベッドで眠る私を物言わぬ瞳で毎日毎晩じっと見つめているようで、それはあまり気分がよいものではなかった。
が、父が拾ってきたそれをまた捨てる気にもなれず、渋々部屋に置いていた。
948: 本当にあった怖い名無し 2006/09/11(月) 01:52:11 ID:crgYsvKv0
それからしばらくたって、私はある奇妙な体験をした。
ベッドの上でいつものように俯せでうとうと眠っていると、ふと耳元で誰かの話し声が聞こえてくる。
子どもだろうか?私の耳元、それもものすごく近くでいきなり子どもが笑った。
クスクス、悪戯を含んだような楽しそうな笑い声。最初はひとり。
それから小波が広がるようにざわざわと、他の笑い声も響いてきた。2、3人くらいだろうか。
全部幼さを含んだ無邪気な笑い声。それからヒソヒソと何かを話しているのが聞こえてきた。
最初は近所の子が遊んでるのかと思ったけれど、こんな夜中に子どもが外で遊んでいるわけがない。
しかも声がするのは私のすぐ耳元。
最初は何を話しているのかわからなかったけれど、そのうち段々はっきりと聞こえてくる。
「ねてる?ねてる?」
目を閉じていても、上から私の顔を覗きこんでいる何者かの気配をしっかりと感じた。
しかもひとりじゃない、複数の視線。突然現れた彼らは、私が寝ているかどうかを確認しているようだった。
するとその中のひとりが
「ねてるかどうかしらべてみようよ」
みたいなことを言ったと思う。その瞬間、私の身体は魚のようにビクビクと震え全身がぶわっと総毛立ちました。多分、鳥肌が立っていたと思う。今まで感じたことのないような恐怖で体が強張る。
これは目を開けてはいけない、見たらきっとよくないことが起きる、だから彼らを絶対に見てはいけない、と本能で感じ、私は心の中で「消えろ、消えろ、消えろ、消えろ」と必死に祈った。
相変わらず枕元では私の顔を覗きこみながら、子どもたちがヒソヒソと何かを話し合っている。
それから意識がなくなって、ハッとして目を開けたら朝になっていた。
目覚めの悪い夢だった。そう思い、朝が来たことに心底ほっとした。
けれどその夢はそれだけでは終らなかった。
その日から私は同じような夢を何度も見るようになったのだ。ベッドで寝ている私。
するとどこからか子どもの笑い声や話し声が聞こえてくる。
最初は話し声だけだったのに、そのうち枕元を誰かがパタパタと騒々しく走り回る。
2、3人だけだったはずなのに、段々と増え大勢の人間が私の周りで話し、楽しそうに駆けっこしたりしている
950: 本当にあった怖い名無し 2006/09/11(月) 01:55:00 ID:crgYsvKv0
スピーカーからザワザワと絶えず人の話し声が垂れ流されているような状態に、私はひどく怯えた。
どれもこれも幼い子どものもの。無邪気に笑う声、はしゃぐ声。そして、中にはあきらかに私に悪意を持った話し声もした。
彼らは私の耳元で、私の顔を覗きこみながら楽しそうに
「ねてる?ねてる?」
と話しかけてくる。返事をしたらダメ、目を開けたら絶対にダメ。
体は金縛りにあったように硬直し、指一本だって動かすことが出来ない。
(消えろ、消えろ、消えろ、消えろ)
私はぶるぶると震え恐怖と戦いながら夢から覚めるのをただひたすら祈り続けた。
また誰かが私のすぐそばを走っている。パタパタと複数の小さな足音が聞こえる。
そんなはずはない。だって私が寝ているのは二段ベッドの上。
彼らは足音を立てながら空中を駆け回っていることになるのだ。
そんな恐ろしい夢が続き、私も随分とひどい鬱状態になっていた。
それがあれの仕業だと気づいたのは、昼間、うとうとと昼寝をしている時のことだった。
寝ているような起きている様な半覚醒の状態で私はまたしてもあの夢を見た。
「ねてる?ねてる?そろそろかな?そろそろかな?」
と話す子どもの気配を感じ、私はなぜか
(これはあの人形なんだ)
と目をつぶりながら思った。
なぜそう思ったのか説明もつかないし根拠もない、だけど絶対にそうだと思った。
…正確にいうとそうじゃないのかもしれない。
私の顔を覗きこんで執拗に私が寝たかどうかを確かめに来るそいつは”あのミルク飲み人形”ではなく、”ミルク飲み人形の中に潜んでいる何か”なのだと、そう思ったのだ。
こんな話、誰にも話せるはずがない。頭がおかしいと思われてしまうのが嫌だったので黙っていたけれど、二段ベッドの下で寝ている妹も何か不穏な気配を感じているかもしれない。
そう思って尋ねてみても、妹は不思議そうな顔をして「話し語なんかしなかったよ」といつもと変わらない様子で答えた。
ミルク飲み人形が怖くて怖くてたまらず、早く何とかしなくちゃと焦るけれど具体的にどうすればいいのかなんて子どもの私にわかるわけがない。自分が狂ったのではないかと怯え、本当に頭がおかしくなりそうだった。
956: 本当にあった怖い名無し 2006/09/11(月) 01:59:09 ID:crgYsvKv0
どうして私だけが聞こえるのか、どうして私の元にだけ彼らはやってくるのか。
昔、ぼんやりとだけれど女性の幽霊を見たことがある。もしかしたら霊感というやつがほんの少しだけ私にあったのかもしれない。だから闇の中に潜む何ものかの気配を感じ取ってしまったのだろうか。
数日たった日の夜、また彼らがやってきて私の耳元でざわざわと話し始める。
目を閉じていたので実際見たわけではないけれど、気配で20人くらいはいたと思う。
とにかく部屋中人の話し声で溢れ、耳を塞ぎたくなるくらいの騒々しさだった。
その中の5人くらいがかならず私の枕元で「ねてる?ねてる?」と話しかけてくる。
私の顔を見ているのは、やはりあの人形だと思った。そいつは子どもの声でこう言った。
「おきてるよ、おきてるはずだよ」
すると周りの声も反応して
「おきてるよ、おきてるね」と一斉に話し出す。無邪気さの中にはっきりとした悪意と感じた。
「そろそろいいよね、もう入ってもいいよね?」
「入ってもいいかもね。入ってみる?入ってみようか?」
「入ろうよ、入ろうよ」
その時、私は「こいつらに体を乗っ取られるかもしれない!」という恐怖で悲鳴を上げそうになった。
でも相変わらず身体は金縛りにあったように動かせず、ただビクビクと震えるだけ。
ほんとにこのままではダメだと思ったので、初めて知っている限りのお経を頭の中で必死に唱えた。
子どもだったので本格的なお経を知っているわけでもなかったけれど、それでも知っている限りの言葉をかき集めて必死に唱えた。
959: 本当にあった怖い名無し 2006/09/11(月) 02:01:26 ID:crgYsvKv0
気がついたら朝だった。今でもあれは夢だったんじゃないかとぼんやり思う。
いや、夢だったと思い込みたいのかもしれない。
それからすぐに私たちが住んでいる借家が取り壊しになることになり、私たち一家は新しい新築の家に引っ越した。あの人形はどうしたかというと、引越しの最中消えてしまった。
引越し作業に乗じて母が処分したかもしれないし、もしかしたら押入れの中に今もひっそりとしまわれているのかもしれない。不思議なことに新しい家に引っ越してからはそうした怪現象が起こることはなくなった。
古い家だったのでそういった何かも関係していたのかも。
今思えばおかしな話だけれど、どうしても説明がつかない妙な体験だった。
そのまま存在を忘れていたけれど、先日このスレの存在を知り思い出したので書き込んでみた。
長年誰にも言えずに胸に抱え込んでいたことを話せてすっきりした。長文失礼しました。
961: 本当にあった怖い名無し 2006/09/11(月) 02:02:57 ID:WQXTkcgR0
>>959
なかなかの恐さでした
354: コピペ1/2 2006/09/14(木) 15:30:22 ID:oEkHdQtI0
【校内放送】
舞台となった学校は福島県郡山市立○宮小学校。
ある日の昼下がり、そう4時限目が終了した後の給食時間の時でした。突然、校内放送が流れました。
「え~臨時放送を流します。先ほどから北校舎の3階附近で、風変わりな女の子が徘徊しています。
もし見かけても、かかわり合いにならないよう注意してください」
この放送は今でもはっきりと覚えています。
こんな放送が流れて来て、僕らは皆キョトンとしてしまいました。
「なんだ?今の放送?」と友人達と、今の放送について様々な憶測を話し合っていた矢先、先生方が教室に入って来ました。
そして、突然ホームルームが始まり、今流れて来た放送についての説明が始まりました。
その説明によると、北校舎の3階附近で明らかに学校の生徒とは思えない女の子が徘徊していて、
それをいろんな生徒が目撃して混乱しているからとの事でした。
そして、先生までが目撃するに至り校内放送にまで発展したのです。
なぜ、そこまで騒がれたのかは、先生が目撃した時に後を追っていっても必ず見失ってしまうからだそうです。
そこまで聞かされて、教室は大騒ぎになりました。
それから先生方は、校内の見回りをするので皆は給食を食べるように、と言い行ってしまいました。
355: コピペ2/2 2006/09/14(木) 15:32:33 ID:oEkHdQtI0
その時です、級友が「あれを見て!!」と教室の外を指差しました。
すると廊下の窓越しに、北校舎の3階のトイレ窓から身を乗り出している女の子が見えました。
その様子は、今にもそこから落ちそうに見える危なっかしいものでした。
廊下で先生もそれに気付き「皆!教室を出るなよ!!」と言いに戻って、走って行ってしまいました。
しばらくして女の子は窓から離れて見えなくなり、すぐに先生が窓に見えました。
しかし、どうも様子がおかしく納得のいかない感じが見てとれました。
しばらくして戻ってくると、誰もいなくなっていたと言うのです。
クラスのみんなは、入れ替わりに先生の姿が見えたと口々に言うと、先生は青くなって職員室に行ってしまいました。
その後、全校は放課後まで大騒ぎしていました。
次の日、臨時で全校集会が行われ、悪戯に騒がないようにとの校長先生のスピーチが有りました。
女の子が現れたのは、その日だけで二度と現れませんでした。
今もって、あの女の子が誰で、なぜあの日現れたのかは分かりません。
562: 本当にあった怖い名無し 2006/09/16(土) 03:09:40 ID:bKyR7tzA0
【祖母が言った言葉】
3年ほど前、当時の彼氏の浮気を責めたら逆ギレされて暴力を振るわれた。
その頃私は大学生をしつつ、事務所に所属してモデルのバイトをしていたので
顔だけは何とか防御しようとしたけど、それを見越した彼に靴を履いたままの足で散々踏まれて
蹴られた。「手は出してない、足だよ足w」なんて笑いながら。
幸い、顔に傷は残らなかったし(本当にラッキーだった)当時はショックで訴える気力もなかったので
身内の弁護士の勧めも断って告訴はしなかった。
そんな私を見た祖母が「法で裁かれなくても、いつかその男には報いがくるよ。絶対くるよ。私が許さないから。
だからあなたは自分が幸せになることだけを考えなさい」と言ってくれた。
お陰で私は何となく気持ちが楽になって、学生生活もモデルの仕事も恋愛もまた楽しめるようになった。
そんな祖母が亡くなったのが去年の春先。
そして最近、友達のお見舞いに行った病院でたまたま再会した暴力元彼は
顔面マヒ&右足切断になっていた。ホントに絶句した。去年の夏に交通事故で・・・だって。
「顔」は、彼が執拗に攻めた場所。「右足」は私の顔を何度も踏みつけ、蹴った場所。
ざまあみろとかいう気持ちなんて全然湧かなくて、ただただ怖くなった。
彼は当時のことを謝罪してくれたけど、気持ちが全く晴れなかった。
ネタみたいだけど、本当の話。祖母が祟ったんじゃありませんように。
569: 本当にあった怖い名無し 2006/09/16(土) 05:04:36 ID:5518QHYX0
>>562
個人的にそういう話は興味がある。
ここで披露してくれてさんくす。
580: 本当にあった怖い名無し 2006/09/16(土) 14:02:56 ID:KWGotA8c0
【横断歩道の男】
友達から聞いた姉の話なんだが、
そいつの姉が渋谷の交差点で信号待ちしてると、向かいの人と目が合った。
七三わけのサラリーマン風な感じの男性が、向かい側の人ごみのなかからこっちを見てた。
他人と目が合うのは、よくあることだし瞬間的に目をそらして気にもとめてなかった。
しばらくして信号が青に変わったとき、
向こうから渡って来るその人と、また目が合った。今度はずっとこっちを見つめてる。
「なんだこの人?あたしの顔になんかついてんのかな。」
姉は霊感が強いほうで、よく街中を歩いていてもソレ系のモノを貰ってしまうらしく、
よく同じように霊感が強い人から呼び止められることがしばしばあった。
その日も、なんだか体が重くて調子が悪かったらしい。
「また貰っちゃったのかな。あの男の人にも見えるんだろな。」
そう思ってその男とすれ違ったとき、
後ろの袖をぐっと掴まれた。
「ちょっとあんた!何てモノ見てるの!やめなさい!」
初老のおばあちゃんが、凄い形相で袖を掴んでた。
「振り返っちゃダメ!付いてこられるから。」
「え?」
とっさにそんなことを言われたので、姉はつい振り返ってしまったそうだ。
男とまた目が合った。
ちょうど反対側の歩道へ渡り終えるところだった。
体と足は、向こうの歩道へ向かって歩いている。
顔がこちらを向いていた。
ちょうど首だけが、体と関係なく姉を追って回転していた感じ。
氷みたいに無表情だった顔が、ゆっくり笑いかけ、体がゆっくりと姉の方向へ回転する。
その瞬間、全速力でその場を離れた。
そのほかにも、そいつの姉はいろいろオカ体験してるっぽい。
582: 本当にあった怖い名無し 2006/09/16(土) 14:09:19 ID:kmZzhzgA0
>>580
そういう「人の形をしてるけど、なにか違う不気味なモノ」って怖いね。
その類の話はぞくぞくして好きだ。