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    死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『長い髪の毛』



    3465877_s


    201: 本当にあった怖い名無し 2006/11/11(土) 21:07:41 ID:hOoPAj1s0
    【お猪口とお銚子】

    洒落にならないって程でもないけど
    俺の兄貴が最近洒落にならんって騒ぎ出したお話

    俺が小学2年の頃
    夏休みを丸々母方の祖父の家に泊まることになったんよ
    じいさんの家は父方の家と比べらんないくらい広くて
    しかも親がついてこないってこともあって
    一つ上の兄貴と超ハイテンションで転がり込んでさ
    もうその日から虫取りやら川泳ぎやら
    僕夏真っ盛りだったんだけれど
    それまで活動の拠点にしてた一番風通しがよくて
    明るくていいにおいがする部屋をじいさんに取り上げられて
    それで何するかって言うと木で作った段々?
    これは俺ら兄弟も一緒に作らされたんだけど
    それによくわからん葉っぱやら何やら小道具を
    一つ一つ大して変わらんのに順番においていくんよ
    んで部屋の入り口と 部屋の奥に続く廊下の入り口だけあけて
    壁に赤い縄をはって 部屋の中は四隅に支柱作って
    段々囲むみたいに染めてないほっそい縄を結んで
    あんまり物珍しかったもんだから触りたかったんだけれど
    触ろうとすると普段から怖いじいさんがさらに怖くなるから
    あー 何でよくわからんことで俺らの部屋とられなあかんのじゃ
    とか思ってた
    ばあちゃんは火曜日過ぎたら全部片付けるけんつかっていいけんね
    とかいってくれたけど その火曜日までが苦痛なんだよっ!って感じで

    引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1163090091/

    202: 201 2006/11/11(土) 21:09:32 ID:hOoPAj1s0
    で ついさっき掃除したばっかしなのに
    なぜか俺らまでその部屋の掃除に参加させられて
    掃除機使えばいいのに箒でいちいちやらされて
    しかも縄とか段々触ろうとしたら怒られるから
    いい加減兄貴も俺もフラストレーションたまってた
    「あさってね かどぬっさんがくるけんきれいにしとかんばならんと」
    だれねかどぬっさんて!? とかいいたかったけど
    ばあちゃんのことは大好きだから黙って従った

    けどどうしても段々の中で気になったものが一つ
    お猪口とお銚子 このセット

    本格的に段々にじいさんが小道具セットし終わった後
    二人で忍び込んでお酌しあったんよ
    兄貴が飲み終わって俺が飲んでるときに
    じいさんが部屋を通りかかってさ
    じいさんの顔が虎眼先生みたいな顔になって
    俺らは部屋の外に引きずり出されて張り倒された
    俺が大声で泣いたもんだからばあちゃんが飛んできて
    どうしたんね!?ってじいちゃんに聞いたら
    「もとし(俺)がみなわきしよった」 
    とかいったとたんにばあちゃんの顔が虎眼先生より怖くなって
    「あんたなんてことしたんね!!??」って 
    もーばあちゃんにそんなこといわれたらこの世に救いはないよって
    確かに何度も注意されたけどそんないうなら
    お子様の手の届かないとこにおいといてよっていいたかった

    203: 201 2006/11/11(土) 21:18:41 ID:hOoPAj1s0
    当然兄貴はばっくれて
    結局俺一人悪者にされて なんか目隠しされて
    水吐かされそうになったんだけど結局吐けなくて
    位置的に段々のある部屋の正反対の
    窓もない暗いし黴臭い部屋に閉じ込められることになった
    天井からドライフラワーみたいなのがいくつも下げてあって
    正直気持ち悪くてさ
    しかも和紙でできたカーペットのうえに変な色の長い座布団みたいなの敷いて
    「その上から動いたらいかん」 って何度もいわれた
    時間的に相当閉じ込められてたとおもんだけれど
    不思議とおなか減ったりウンコしたくなったりしなくて
    んで自然と眠った

    こっから先が夢か現実かわからん
    俺は段々のある部屋の奥の部屋で目が覚めて
    鳥の声がチュンチュンいってて明るいから朝なんだなぁって 
    でもなんでこの部屋にいるんだろって思ってた
    ばあちゃんがあんな部屋で寝てるのかわいそうだって運んでくれたんだろなぁって
    そう思ってたんだけれど
    部屋抜けて 台所とか居間に行っても誰もいないんよ
    したら二階から足音がするから ああみんな二階にいるんかとおもって二階に上がったら
    全身真っ白な でっかい何かがいて
    姿かたちはあんまり覚えてないんだけれど
    はっきり覚えてるのは 昔の貴族がかぶってた烏帽子?かぶってて
    足は二本あるんだけど でっかいひとつの足袋に足を両方突っ込んでた

    205: 201 2006/11/11(土) 21:39:59 ID:hOoPAj1s0
    そいつは俺に気づいたのか何なのか
    爪先立ち⇒ペタン⇒爪先立ち⇒ペタン みたいな感じで器用にひょこひょこ近づいてきて
    何か話しかけてきた
    ただその話し声がなんていえばいいのかわかんないくらい変な感じで
    ものすっごいでかくて響くコソコソ話?? とんでもなくうるさいんだけど
    何いってるかは全然わかんなかったけど不思議と全く怖くなかった
    伝わってないってことがわかったのかそいつは俺の手を引いて
    階段をまた器用にペタンペタン下りてあの段々がある部屋まで歩いた
    その段々の前をしばらくぐるぐる一緒に回った後に
    お銚子とお猪口とって飲み始めた
    ただどんなに飲んでもお銚子からは水(俺が飲んだときは味付けた水みたいだった)が出てて
    一杯飲み干すごとにまたあのやたらでかい声でなにやらボショボショ呟いては飲んでを繰り返してた
    なぜかわからないけど俺はそれを見てるうちにやたらおしっこしたくなって
    そいつから手を離そうとするけど離してくれないので
    ちょっと力を入れて引っ張ると意外にもそいつはお猪口持ったままついてきた
    しょうがないのでそのままトイレに行って小便した
    小便してる間もそいつは呟きながらちびちびやってて
    うるせーこいつ とか思ってたんだけれど 小便がなかなか止まらない
    というかとまらない 自分でもびっくりするくらい

    207: 201 2006/11/11(土) 21:50:49 ID:hOoPAj1s0
    したらそいつがずるーっと手を伸ばしてきて お猪口を差し出してきた
    やたら美味しそうなにおいがしたので小便しながらそれを飲んだら
    とんでもなく渋い味で飲んだ瞬間気持ち悪くなってむせた
    それと同時にあれだけ滝のように出てた小便がぴたりと止まって
    おおお すげえ! そう思ったときにはいつの間にか家の門の外にいた
    アソコだしたまんま
    朝だと思ってたのに夜中で 怖くなったので門をくぐって玄関へ

    入ろうと思ったのに鍵がかかってて なんか恐ろしくなったのでバンバンとを叩いたら
    ドタドタドターっと中から音がしてばあちゃんが血相変えて飛び出してきた
    「あんたどこいっとったんね!!??」って
    あったことを全部じいさんとばあちゃんに話したら
    「たりがみさんじゃ」 って
    なんか二人で納得してるから まあ怒られないんならいいかと思ってその日は寝た
    びっくりしたのは次の日
    俺は鍵のかかったあの部屋を抜け出して丸一日どっかにいってたらしい
    その後俺は別に何もない 怪我も病気も身内に不幸も全くない

    210: 201 2006/11/11(土) 22:00:56 ID:hOoPAj1s0
    これで最後

    兄貴に娘が生まれた 今年で4歳になるのだけれど
    その子が最近家の中で見えない誰かとしきりに話してるらしい
    で 兄貴自身はそいつを見たことがないってんだけど
    兄貴の嫁さんがそいつが見えたらしい

    真っ白で 大きくて 変なものかぶった奴

    そういえば兄貴もあの水飲んだから
    今度は兄貴のところにいったのかと あいつ閉じ込められてもいなかったし
    姪っ子の話し相手になるくらいだから悪い奴じゃないと思うんだけど
    嫁さんは凄くびびってるらしい

    姪っ子は他にも変なものが見えるみたいで
    俺が青い地蔵みたいな子供二人と手をつないでるとか 
    よくわからんことをいうから よくある子供の妄想かもしれないんだけれど

    もんぬっさんとか たりがみさんとか まらあどとか みなわきとか
    俺は一切判らんし じいさんは教えてくれない
    一体何なんだろうね

    250: 本当にあった怖い名無し 2006/11/12(日) 04:11:34 ID:2DxjH+XU0
    >>210
    門主さんて言うくらいだから偉い神様(仏様?)なんだと思うよ
    まろうどは客人だろうけど、あとは何だろう? 足り神さん、三縄忌?
    たりがみさんが祟り神さんじゃないといいなぁ


    204: 一日目 2006/11/11(土) 21:30:28 ID:T1sM5WW80
    【北向きの部屋】

    私には霊感のある友達が二人いて、そいつらと修学旅行で京都に行ったときのお話。

    1日目。
    まぁ、普通に奈良に着いて(初日は奈良だった)、各自決めたコースに基づいて
    自由に散策した。ちなみに私は霊感のある友達と一緒。最初に説明しておくと、
    神社の娘がA、ある霊媒師に弟子入りしているほうがBとしておく。散策している
    ときは特になにも無かった。フツーに遊び歩いてた。問題はホテルにいってから。
    急にBが「この部屋って北向きかなぁ・・・」とか言い出した。私は「は?」と
    しか言えんかった。
    「・・・なんで?」
    「ほら、鬼門とかあるっしょ。俺とかAとか、霊感強いやつがそうゆう部屋で寝てると来ちゃうんだよね」
    一体何がだ。
    ポカーンとしている私を無視してBと話し続けるA。
    「京都だからねぇ」
    だからなんだっていうんだ!!
    「やっぱこう、あるのよ。古の魔物っつーか、怨念っていうか。いわゆる百鬼夜行?」
    さらりと笑いながら言ってんじゃねぇえ!!・・・ていうかいつ来るのさ。
    「「草木も眠る丑三つ時ってやつ」」

    そして夜。とにかく2時になって来たらBが結界張る。来なかったら来た向きじゃ
    なかったってことで寝る。ということになった。
    私もオカルトっていうか怖い話には興味があったほうなので起きてた。
    ・・・・何にも起こらんかった。でも、起きてたときにBが面白いことを言ってた。
    曰く
    「霊感の全くないやつなんていない。むしろ持ってないやつのほうが特殊。
    お前は、1~10段階でいうと3ってとこかな」だって。

    206: 二日目 2006/11/11(土) 21:43:28 ID:T1sM5WW80
    二日目はあった。

    北向きの部屋だったらしくって2時くらいになったら
    「・・・・来たよ。」
    マ  ジ  で  !  ?
    で、Bが結界張ったのが分かった。なんていうか空気は急にピンと張り詰めて
    緊張感っていうの?それが部屋に満ちた。
    そっからが怖いわけ。
    なんか知らんけど、急に「ドオォオオン!!」っていう何かがぶつかったような
    音が急に響いた。「何!?」私はもうガクブル。そしたらAが
    「あ、気にしないほうがいいんじゃない?そんなんじゃ身が持たないよー」
    「あと窓は開けないでね。憑かれるよ?」
    開けませんよ!断じて!!
    それから、部屋の調度品がかたかたかた、って小刻みに揺れだして、そのうえ
    「パキッ」やら「ビシッ」やらラップ音がstart。もう私は布団被ってガクガク
    してたv
    で、寝てしまったのかすでにもう朝。
    「結局どうなったのさ!」
    「いや・・・・来た。だけ」
    「何か鎧きた武者たちがぞろぞろと」
    ・・・・・・。
    まじで怖かったです。ホントに。創作じゃないですから!!!

    話の流れ豚切ってスマソ。でもこれが今んとこ私の体験した洒落にならないくらい
    怖いできごとです

    229: コンビニ 2006/11/12(日) 01:15:33 ID:Dib5ODx20
    【映画館】

    本日土曜日、バイト先コンビニの女子高生と映画を見に行くことになった
    当然浮かれてんのは俺だけであっちはたまたま漫画が原作の映画を見に行く相手
    がいなかったってだけ
    生粋の漫画ヲタな俺はたまにその子とジャソプの話題で盛り上がったり漫画貸し
    てあげたり借りたりとかあったわけ
    俺はもともと寂しく一人で行く気だっただけにウハウハだった。
    漫画の会話(のみ)なら気まずい雰囲気にもならんしね。映画館について
    エレベーターを降りた俺は速攻で閉めるボタンを押しかけた。
    目の前に並んでいるカップルがMと常連の女子高生だったからだ。
    ま、こんな事もあるさバイト先の常連さんと他所で会うなんて地元じゃよくある
    とやっぱり冷静な大人な俺。世話にもなってるし
    そこまで避けなくてもよかろうと話し掛けると同じ映画を見に来てる事が判明
    チイッ!話し掛けるんじゃなかった!女子高生同士意気投合してしまって
    会話に混ざれなくなるし、Mはなんか
    「わざわざ自分から行く事もないだろ馬鹿だな」とか言ってる。不吉な事言うな!

    230: コンビニ 2006/11/12(日) 01:24:48 ID:Dib5ODx20
    もうチケット買っちゃったんだよ!やや混みだったが座席はなんとか横一列に四人
    俺、バイト先女子高生、女子高生、Mの順で座る。俺通路側。
    情け程度に時々話し掛けてくれる女子高生に返事をしているうちに上映時間に
    照明が落ちて無駄に長いCM。
    客席には土曜日だけあって子供から大人まで大勢だった。
    子供がCMにナイスリアクションを繰り出しているが不快になるほど煩くはない。
    これなら安心して見れるな、と思った頃だった。
    4,5歳の子供が数人場内を走り回りだした。オイオイオイ親何やってんだよ。
    CMくらいで飽きちゃう子供ならDVDまで待ってろよとか思いつつ
    子供を気にするが俺以外の人はあんま気にしてないようなので俺も華麗にスルー
    本編が始まっても子供の笑い声と走る声は止まらない。いい加減誰か怒れよと
    思いながらも自分は黙って画面を見ていた。
    そのうちはしゃいだ子供等が画面の前にまで出てくるようになりやがった。
    流石にこれは聴講室の係員が注意に来るだろうと内心笑ったがその気配は無い。
    サボってんじゃねえぞと舌打ちしかけて自分の目を疑った。
    スクリーン前に子供が立っても映像に影が出来ないのだ。
    子供は確かに映像と光の間で飛んだり跳ねたりしているのに。

    231: コンビニ 2006/11/12(日) 01:33:15 ID:Dib5ODx20
    あれ?これもしかしてアレですか?
    暖房で熱いほどになっているはずの場内で一人寒気を伴う
    汗びっしょりになる俺。隣のバイト先女子高生は画面に釘付け
    (勿論映画本編に)で好きな役が出るたびに
    隣のMの連れ女子高生に「可愛いですよねー」なんて言っている。
    見えてないのは確実だ。Mの連れのほうも
    相槌を打ったりしてるくらいでやっぱり本編に夢中。
    Mも見えない上にここで怖いからって助けを求めたら俺かっこ悪い。
    子供だし!そうだよ例え他の人に見えて無くても映画館で騒ぐ子供くらいいるさ!
    そう言い聞かせて前に向き直った俺は情けなくも悲鳴をあげそうになった。
    というかチビりそうになった。前の席の客席に座る人の丁度間に子供が乗り上げて
    俺の目の前に顔を乗り出していた。その顔は憎しみに満ちたような顔ではなくて
    どこにでもいる普通の笑い顔の子供。
    動けなくなっている俺を見た子供は「ふふふ」とか笑って更に近付いてくる。
    このままだと得体のしれないマウストゥーマウスジャマイカ!とか思ってる場合じゃない。
    咄嗟に顔を通路に背けると通路にも子供が可愛らしいポーズで立っている。
    しかもこっちも割と近い。
    いい加減洒落にならなくなってきた俺は顔を下に向けたがこれがいけなかった。
    椅子と椅子の間に、体育座りした子供がニヤニヤ笑いながら見上げてくるではないか

    234: コンビニ 2006/11/12(日) 02:10:05 ID:Dib5ODx20
    気を失うかと思ったが意外にもそれはなく
    映画が終わるまで子供の笑い声と時々身体に触れる小さい手の感触に耐えて
    とにかくずっと目を閉じていた。映画の内容ほぼ音だけで把握。
    気になるとこだけ薄目で見ようとかすると目の前の子供が
    「ばあ!」とかやってきて泣きそうになる。
    女子高生が隣にいなかったら多分漏らしてたねww
    照明が点いて周りの客が動き出してからようやく子供の声も姿も見えなくなり、
    映画見た疲労感の50倍以上に疲れている俺。
    女子高生達はなにやら映画の内容で盛り上がっているが
    俺はそれを聞いて「へーそんな事もあったのか」とふらふらしながら
    ついていくのが精一杯。Mは珍しく(女子が居るからか)気を利かせて
    全員の飲み物を買ってきたりして紳士wだった。
    Mに話し掛けるタイミングを見計らっていると
    連れの方の女子高生が「Tさん凄かったですね」と話し掛けてきた。
    うん?映画の話じゃないの?と思いながら聞き返す。「え?映画?」
    「違いますよ、Tさんの周りに集まってたじゃないですか」・・・(゚Д゚)ハァ?
    この女子高生も電波か!いや、流石にここまで来たらそうは思わなかったが。
    この後駅まで歩きながら聞いた話ではMとその女子高生は
    別に付き合っているわけではなく単に心霊とかオカルト好きなので
    一緒にいるらしい。

    238: コンビニ 2006/11/12(日) 02:19:52 ID:Dib5ODx20
    この間の朝も別な学校の女子高生が来れる時間に合わせて来たので
    時間が早かったとか。
    彼女にはMみたいな妙な力はないらしいが
    「それ」が居る事と大体の位置がわかる。
    とMが説明した。女子高生二人はちょっと前を歩きながら
    やっぱり映画の話に戻っていた。
    その辺で、流されて相槌しか打てなかった俺もようやく落ち着いてきて
    「っつか今日のアレなんとかできなかったのかよ」と聞くと
    「は?何言ってんの?
    映画よりよっぽど面白いもん見れるのにわざわざ止めるわけないじゃん馬鹿だな」
    ( ゚д゚)ポカーン
    その言葉が聞こえていたのか、
    Mの連れのほうの女子高生が振り返って「M!」と怒る。
    ああ…やっぱりオナノコは優しいね…
    「今日のだったら映画の方が面白いよ!」
    il||li_| ̄|○ il||li
    ちなみに地縛霊っぽいのだったらしく憑いてきてはいないそうな。
    映画はレンタル出たら借りようと心に決めた。

    長文失礼

    269: 1/2 2006/11/12(日) 12:31:13 ID:XattRv9r0
    【ロッカー】

    (前提:うちは五階建ての自社ビルで、一階・四階・五階は作業場・二階は事務所・三階は休憩室)

    昨日の会社のお昼休みのこと。
    いつもなら三階の休憩室で社員全員(うちは外回りに出て入る営業さん以外は
    全員女性です)昼食をとるのですが、いつもは事務所に残って出前や
    奥様のお弁当を召し上がる社長が外食なさることに。

    事務所を空にする事は出来ないので、最近入社した一番下っ端の
    私が一人で留守番に。

    で、シーンとした事務所でもそもそとお弁当を食べていると、ドア向こうの
    ロッカーをバタンバタン激しく開閉する音が。

    最初は誰かがロッカーを使ってるんだろうなと思ったんだけど、何回も何回も
    バタン!バタン!って開け閉めしてるから「ちょwww」と思って様子を
    見に行こうと立ち上がった。

    270: 2/2 2006/11/12(日) 12:31:46 ID:XattRv9r0

    でも……あれ?よく考えなくても今二階にいるの私だけじゃない??とふと気づいた。

    一階や三階から誰かが降りてきたらドアの開閉音で気付くし足音で分かる。
    でも私、ロッカーのドアの音だけしか聞いてなくないか?

    えーと……自分、霊とか見たことないし大丈夫!(`・ω・´)
    と思い切ってロッカー室への扉を開けました。

    開ける一瞬前まで音がしてたのに、やっぱり誰も(何も)いない……。

    で、ごはん続行の為自席へ戻りました。
    見に行った後はもうロッカーの開閉音はしなくなりました。

    霊なのか何なのか不明ですが、以上あんまり洒落怖な話じゃなくてごめんなさい。

    282: 本当にあった怖い名無し 2006/11/12(日) 16:09:33 ID:+YleTXQu0
    【タオル】

    幽霊も怖いけど、やっぱ人間も怖いよ…って話。

    高校時代バスケ部で、部活はいつも体育館でやってたんだけど、
    火曜日はバレー部が全面使うため、体育館が使えなかった。
    それでバスケ部は、火曜日は体力作りのために、
    近所の公園までランニング→公園で筋トレ→学校までランニング
    っていうメニューでやってた。

    で、ある日を境に、俺らが公園に着くといつも変な女がいるようになった。
    なんか髪はボサボサで服も薄汚い感じ、焦点あってないような目で、
    ベンチに座ってブツブツ独り言いってる、とにかく奇妙な女。
    まぁ、最近変な奴多いしなぁ…とか思いながら黙々と筋トレやってたんだけど、
    たまにジーッと俺らのほう見てるときがあって、その瞬間は正直怖かった。

    283: 本当にあった怖い名無し 2006/11/12(日) 16:10:22 ID:+YleTXQu0
    俺はできるだけ気にしないようにしてたんだけど、
    やっぱ高校生が20人くらい集まれば、ひとりは調子こくやつがいるもんで、
    まぁ、すげー暑い日でイライラしてたのかもしれないけど、
    Aが突然その女にキレた。
    「あんたさぁ!いっつもジロジロ見てくるけど、何か用でもあんのかよ!!」
    てな感じで。
    確かにいっつも見られてると気になるし、集中力も奪われるわけで、
    Aの気持ちも分からないではなかったけど、
    あんな変な女には関わらない方がいいのに…と俺は内心思った。

    んで、Aに怒鳴られた女は、言い返すわけでもなく、
    ただ苦虫を噛み潰したような顔でうつむいてた。
    Aも怒鳴ったことで気が済んだのかそれ以上は何も言わず、
    俺らはそのまま学校へ戻った。

    284: 本当にあった怖い名無し 2006/11/12(日) 16:11:15 ID:+YleTXQu0

    次の週の火曜は、その公園にいつもの女がいなかった。
    さすがにAにキレられたのが効いたかな?ってことで、
    その日はみんな安心して、筋トレに励んだ。

    で、そろそろ学校戻るかって時に、ふと水道のほうを見たら、
    Aが顔を洗ってたんだけど、どこから現れたのか、あの女が横に立ってた。
    俺は心底ゾッとした。いきなり現れたことも怖かったけど、
    Aの横にあの女が立ってるってことは……。
    と、次の瞬間、その女が手に持ってたタオルを、
    Aが水道の上に置いてたタオルとすり替えるのが見えた。
    Aは気付かず、うつむいたまま、タオルに手を伸ばした。ヤバイと思った。
    俺を含め、それを見ていた部員みんなが、一斉に叫んだ。
    「A!!やめろ!触るな!やめろー!!」」
    Aが驚いてこっちを振り返った。
    と同時に、その女はすごい勢いで公園から逃げていった。
    俺らは慌ててAの所へ行って、すり替えられたタオルに目をやった。
    タオルの内側には、マチ針がびっしり刺さってた。

    285: 本当にあった怖い名無し 2006/11/12(日) 16:12:17 ID:+YleTXQu0
    後日聞いた噂だと、その女は精神科を退院したばかりで自宅療養中だったらしい。
    で、学校側が報告して、病院に戻されたらしいけど、
    いつまた出てくるのかと思うと毎日怖かった。
    結局卒業までその女を見かけることはなかったけど。
    Aは今も元気にやってんのかな…。

    287: 本当にあった怖い名無し 2006/11/12(日) 20:12:09 ID:u4iRaHAf0
    >>285
    基地外関係は怖いよな
    面白かった乙!

    377: 海外アパート1/3 2006/11/14(火) 00:44:25 ID:dyYxlxkq0
    【海外アパート】

    心霊系ではないけど投下。
    現在住んでいるアパートを見つけたのはまだ隣町の友達の家のソファに生活してたときです。
    近くの他のアパートに比べて安く暖房とお湯使い放題で場所も学校に近くて好条件。
    話を聞いた知り合いの日本人の女の子が気に入ったら一緒にシェアするということで下見についてきました。
    管理人に連絡を取り女の子と一緒に「空く予定」の二人部屋に案内してもらいました。
    若い夫婦が暮らしてたそうですが奥さんが子供を連れて逃げてしまったとのこと。
    家賃を滞納してるので近いうちに空にしてしまうそうです。
    部屋に着き管理人が扉をノックするが返事はなし
    そこで管理人が合鍵で扉を開けると異臭が鼻につきました。
    台所には洗ってない皿の山があり、
    応接間には食べかけのポップコーンと洗濯されてない服が放置されていて異臭の原因だと判明。
    床のあちこちに服があります。
    シャワーつきトイレにはシャンプーの容器が散らばり中身がはみ出してます。
    部屋は大小2つありまずは大きいほうの部屋に案内されました。
    中にはダブルベッドと2つのタンスがあってベッドの上にも服が散乱。
    タンスはいくつかの引き出しが開けっ放しになっていて服がはみ出してます。
    小さいの方の部屋の扉を開けると明らかに違う異臭がしました。
    部屋中に5センチから10センチぐらいの小さいぬいぐるみが散らばってました。
    ざっと見ただけですがおそらく150はあったと思います。
    部屋の隅に大きめのゴミ箱がありそこから黄ばんだ白いものがはみ出してました。
    オムツです。大量のオムツがゴミ箱にあふれ出すほど詰められててそれらが悪臭を放ってました。
    床にはベッドのマットレスが置いてありその上には汚れたシーツが敷いてありました。

    俺は絨毯も張り替えるだろうし大切なのは間取りとかだろうと考えてて特に気にしてませんでしたが、
    女の子は完全に参ってしまってて別の場所を探すことに決めたそうです。

    378: 海外アパート2/3 2006/11/14(火) 01:07:15 ID:dyYxlxkq0
    ルームメイトになってくれる人が居ないので後日一人部屋を案内してもらいました。
    3階にある部屋で訪れたときにはやっぱり住人は居ませんでした。
    女性が一人暮らししてるらしく大量の薬の容器が台所と洗面所にあった以外中は二人部屋と比べてかなり片付いてます。
    ただしここでもやっぱり異臭がします。
    違う点は臭いの元が見当たらず部屋全体から臭ってるような感じだった。
    それ以外に特に気にすることも無く広い部屋に一人で住めるということで管理人と契約して部屋が空くとほぼ同時に住み始めました。
    そして安い理由を思い知ることになりました。

    トイレのレバーがおかしくなっててきちんと上に戻さないと水があふれて洪水になる。
    便器は黄ばんで恐ろしいほど汚い上便座が割れてて即効で掃除して取り替える羽目に。
    絨毯や壁はきちんと掃除してあったにもかかわらず臭いはありました。
    下見の時には気がつかなかったけどベランダに糸くずの塊みたいなものがいくつかあって臭いはネコ臭だろうと納得しましたがこの臭いは今でも取れないまま。
    他の住人は老人と中年女性が多く女性達の旦那らしき男性は見当たりません。
    老人達は親切なのですが中年女性たちは非常に態度が悪い上外を歩いてるとよく罵倒と彼女達の息子と思われる子供の泣き声が聞こえてきます。
    日本語に直すと「このクソガキーさっさと出てけっ!」とか「ママ、もうやめてよ。痛いよ。」
    道路わきの部屋なのですがほぼ毎晩ネコの喧嘩や基地外や酔っ払いの叫び声とか怒鳴り声が聞こえる。

    380: 海外アパート3/3 2006/11/14(火) 01:39:38 ID:dyYxlxkq0
    3階のベランダから駐車場を見つめ車に乗り降りする俺をベランダの椅子に座ってじっと見つめる一人の男。
    その男はがりがりのスキンヘッドでメガネをかけていて主に夜中に近所を徘徊しているようだ。
    そのうちベランダから「あsdfghjk」って感じで言葉を発するようになり気味が悪いのでは俺はシカトし続けていた。
    ある日、応接間でソファに座りながら勉強してるとコンコンとドアをノックする音が聞こえる。
    ドアの覗き穴から見るとあのスキンヘッドがドアの前にいるではないか!
    なんだこいつは?何が目的だ?とかいろいろ考えた結果居留守を決め込むことにした。
    ノックする音は5分ほど経ったら消えたがそいつはそれから毎日ノックするようになった。
    いつも居留守を決め込んでいたがさすがに不気味なので知人達にそのことを話してみた。
    アパートに移る前に住んでいた友達:「やべーぞそいつコカイン中毒者じゃねえの?侵入されたら包丁持って捕まえろ。俺の親父は斧持って侵入者追っかけまわしたことあるぜwww」
    こいつは当てにならない。
    同じクラスの女の子:「きっとAids付きのホモよ。ドアを開けなきゃ安全だと思うわ。」
    この発言でスキンヘッドに対する俺の恐怖は倍増。
    別のアパートを見つけた日本人の女の子:「えーっマジ?ちょーヤバいじゃん。私住まなくてよかった。(笑)」
    何の解決にもならん。
    それから1ヶ月ほど経った後、あまりにもウザいので俺はノックするスキンヘッドにドア越しで話す事にした。
    俺:「誰?」
    スキンヘッド:「○○○号室の住人だけど・・・」
    スキンヘッド:「砂糖余ってませんか?」
    俺:「(゚Д゚)ハァ?んなもんねえよ。」

    3じゃ足りないので続けて投下します。

    383: 海外アパート4/4 2006/11/14(火) 01:47:46 ID:dyYxlxkq0
    そうしてスキンヘッドは去っていったがその後もノックは止まなかった。
    そしてある夜、俺はアパートに入る前に建物のドアの前の灰皿にタバコを入れたのだがそのときにドアから出てきたスキンヘッドと鉢合わせになってしまった。
    灰皿からシケモクとなった俺のタバコをとり火をつけてすい始めるスキンヘッド。
    そして俺に向かって、「これからシケモク拾いに行くけど一緒に行かない?」と言い放った。
    (゚Д゚)ハァ? (゚Д゚)ハァ? (゚Д゚)ハァ? と思い、「いかねえよ。」と返すとスキンヘッドはそのまま夜の町に歩いていった。
    この一件でさらに不気味さが倍増したのであった。
    1回エレベータで遭遇して名前を聞かれたので日立守護ノ守山中伊集院柿右衛門と早口で言ってまぎらわしたがスキンヘッドはなぜか俺をトラビスとインプットして名指ししてくるようになる。
    数週間後ドアの前のノックとトラビスという呼び声がうざくなってきたのでまた答えることにした。
    俺:「誰だ。何のようだ。」
    スキン:「○○○号室の住人です。お茶余ってませんか。」
    俺:「ねえよ。消えろ。」
    スキンヘッドはこれぐらいでは懲りないらしくノックは毎日のように続くが部屋に入れたくは無いのでノックには居留守で対応。
    部屋の外で出くわした時に対処することに決めた。

    403: 親戚の怖い話1 ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 16:10:15 ID:mOpTXwRv0
    【開かずの間】

    これから書くお話は、実話です。
    私たち一族を知る方には、記述内容から登場人物がバレるかもしれませんが(汗)、
    わずらわしさを断ち切りたい一心で、思い切って書きたいと思います。

    私の父は、田舎の大きな農家の分家の出です。
    その農家(=本家)は、父の実家(=分家)から竹林ひとつはさんだ北側にあります。
    私が小さい頃は、父に連れられてよく父の実家に遊びに行き、ついでに本家にもお邪魔しました。
    その本家には、私よりいくつか年上の従兄弟がふたりいました。
    お兄さんの方は生まれつき体の骨が一部足りない障害を持っていましたが、
    ふたりともいつも私とよく遊んでくれたので、幼少の私は本家が好きでした。
    その本家は地元の大地主で、家のつくりもとても大きかったんです。
    私たちは(親戚も含めて)いつも居間でだけ遊んでいました。
    居間を出るときは、すぐそばにあったトイレに行くときくらいでした。

    ある日、例によってなにかの親戚のイベントで本家に遊びに行きました。
    そのとき、理由は忘れましたが、家の中をひとりで歩くハメになったんです。
    正直、子供の私には家の構造が複雑すぎて、迷いました。
    いつのまにか、昼間なのに狭くて暗い一角に迷い込んでいました。
    いまでも、この家のどこかにある居間では、親戚が談笑しているに違いない。
    大声を出せばいいのでしょうが、気の弱い私にはそれができませんでした。
    『家の中で迷って騒ぐなんて、デキの悪い子』みたいに思われたくなかったんです。
    ふと廊下の奥を見ると、廊下の奥に人影(ひとかげ)のようなものが。
    全身を漫然と包んでいた緊張感が、一気に目前の人影に集中しました。
    誰かが座っているようなのです。
    『こんなところに、誰が?』

    (続く)

    404: 親戚の怖い話2 ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 16:10:58 ID:mOpTXwRv0
    その人影は、全身黒っぽいような、茶色っぽいような感じでした。
    廊下に面した一室の入口に背を向け、椅子に腰掛けているようでした。
    私は、その人影を右側から見ている位置取りです。
    当時からビビリだった私は、カアソコチンに固まってしばらく動けませんでした。
    しかし、その影は、ピクリとも動かない……無機物と対峙しているような感覚。
    私は、ちょっとずつその影に近づいていきました。
    そして、その輪郭がハッキリ見えたとき、腰が抜けるほど驚きました。

    その人影は、【鎧】でした。

    それは、テレビで見るようなハデなものではないですが、
    全体こげ茶色の、明らかに和モノの古いヨロイでした(もちろん中の人はいない)。
    ビビリのガキでしたから、そりゃあ失禁するくらいの恐怖でした(汗)。
    そこからは、ちょっと記憶が飛んでます。
    なにをどうして居間に戻れたのかは記憶にありません。
    しかし、なんとかかんとか家族のもとに戻れました。

    ……この話は、私がまだ小学生の頃のことでした。
    ……そして、私にとっては、これが話の始まりでした。
    ことの真相を知るのは、これから10年近く経ってからのことでした。

    (続く)

    405: 親戚の怖い話3 ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 16:11:57 ID:mOpTXwRv0
    あの本家の鎧を見てから10年弱がたった頃。
    私は自分の人生でいろいろあって、親元からずいぶん離れて一人で暮らしていました。
    そしてその間、親戚とすっかり疎遠になっていました。
    私が知らない間に、本家の従兄弟のお兄さんが結婚していたような始末です。
    久しぶりに家に帰ったある日、従兄弟に子供ができたことを親から知らされました。
    『なんだ、俺もおじさんかぁ~~。』なんて言ったものの、親の顔色が良くない。
    どうしたのかと思い、問い詰めてみたところ、

    『実は、五体満足じゃないらしいんだよ…。』

    私は別に偏見などないので親に切り返したところ、突然親の歯切れが悪くなりました。
    『こっちにまでとばっちりが来たらたまらないんだ…』とか、
    『おまえだけでも本家とのつながりを絶っておいてよかった……』とか。
    あんなに親戚づきあいをしているのに、そんなことを考えていたのか……。
    なんて思いながら、私は例の鎧のことを思い出しました。
    そう、親にはこのときまで話していなかったんです。
    そこで、私は本家で見た鎧の話をはじめて親にしました。
    すると、親の顔色が見る間に一変しました。

    『おまえは大丈夫かい!? ヘンなことはなかい!?』

    ……んなこと言われても、鎧を見たのはガキの頃だしね(汗)。
    母親が、大きな大きなため息を、ひとつつきました。
    そして、あきらめたように、本家の話をしてくれました。
    それは、私がこれまで知らなかった……親が隠していた、本家の陰の部分でした。

    (続く)

    406: 親戚の怖い話4 ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 16:12:54 ID:mOpTXwRv0
    本家は、倉から博物館行きのシロモノが出てくるような、由緒ある旧家。
    農業と生業とし、あたり一帯の膨大な土地を持っていました。
    そして、そこに大勢の小作人を住まわせ、働かせていたそうです。
    本家の人間は、小作人たちに言うことを聞かせるため、暴力を使ったそうです。
    その最たる暴力が、【拷問】でした。
    小作人たちを拷問にかけるため、本家には専用の部屋がありました。
    拷問部屋です。
    あの大きな屋敷の中で拷問を受けながら、命を失った人も大勢いたそうです。
    この拷問は、ずいぶん昔から行われていたとのことです。
    しかし、先の戦争の終戦と同時に拷問の慣習はなくなり、拷問部屋も使われなくなりました。
    それ以来、その拷問部屋は固く施錠し、【開かずの間】としたそうです。

    『そして、人が近づかないように、扉の前に鎧を座らせてあるんだよ。』
    え!?……鎧!?

    しかし、報われない小作人たちの無念は、拷問をやめた程度では消えなかった。
    本家の人間たちを許しはしなかった。
    本家が気づかないうちに、本家に祟っているようなのです……。

    (続く)

    407: 親戚の怖い話5 ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 16:13:44 ID:mOpTXwRv0
    親が続けて語ったのは、耳を疑うような本家の系譜でした。
    そのとき生まれた従兄弟の子(=私の甥)は、男の子で嫡男。
    その子が五体満足で生まれなかった。
    詳しくはわかりませんが、内蔵に問題があるようです。
    その父親(=私の従兄弟)も、本家の嫡男。
    この人も冒頭で書いたとおり、先天的に骨が足りません。
    外科的に人工の骨を埋め込んで、不自由ながらがんばっている。
    その先代は、子供が生まれなかったので、分家からの養子(=父の兄)だった。
    そうなんです、もっと早く、この不自然さに気づいてもよかったんです。
    なぜ【分家】だけでなく【本家】の跡取りが、私と【従兄弟】の関係なのか……。
    その前の代も、その前の代も、おかしなことがあったそうです。
    生まれても生まれても死産だった代もあった。
    生まれてきた子の精神面に問題があり、なかったこと(!)にした代も。
    その度に、遠くの町から婿養子を金で買ったり、分家の子を養子にしたり。
    その前の代も、その前の代も……。

    そうなんです。
    代々、跡取り(嫡子)がまともに生まれないんです。

    『……マジで……?』
    私は思わず……自分の家にある仏壇に目がいってしまいました。
    私も戸籍上は長男(ひとりっこ)だけれど、早産で死んだ兄がいる……。
    『本家が気づいているのかどうかしらないけどね。』
    『分家はみんな気づいてるけど、とばっちりがイヤだからなにも言わないんだ。』
    『だから、おまえが一人暮らしを始めたとき、親戚から遠ざけたんだよ。』
    ……そうだったのか、そんなことがあったのか。

    (続く)

    409: 親戚の怖い話6(完結) ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 16:14:59 ID:mOpTXwRv0
    あれから10年以上、私は他の親戚ともほとんど関わりを持っていません。
    親の話では、本家は相変わらずだそうです。
    まだ気づいていないのか、それとも気づいてどうしようもないのか。
    もしかしたらこの話は、親戚一同の壮大な思い違いかもしれません。
    この話が思い過ごしかどうかは、しばらくすればわかると思います。
    いまはまだ子供の本家の跡取りが、将来健康な子を産んでくれればいいのです。
    しかし、もしも次の代も、なにかあったら……。
    親戚一同、ますます【祟り】を信じて疑わなくなるでしょう。
    そして、一族みんながバラバラになっていくのだろうと思います。

    私の家庭は、工場勤めの会社員を父に持つ、平凡な核家族でした。
    だから、子供の頃は、こんな話の当事者になるなんて、夢にも思いませんでした。
    ちなみに私もすでに家庭を持ちましたが、数年前に一人娘を病気で亡くしました。
    関係あることかどうかはわかりませんが、疑いたくもなろうというもの。
    ここに書くことで、鬱屈とした思いを吹っ切りたかったんです。

    ……ちょっとすっきりしました。
    お読み頂いてありがとうございました。

    (終了)

    496: 本当にあった怖い名無し 2006/11/15(水) 23:30:46 ID:Howe0HMbO
    >>409
    亀ですまんが面白かった。
    1人娘さんを亡くして辛かろうが、良く書いてくれたと思う。

    433: 社員旅行の怖い話1 ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 23:27:32 ID:MQDditEn0
    【長い髪の毛】

    これから書くお話は、伝聞です(事実として聞きましたが不明です)。
    このお話をしてくれた方は、仮にG氏とします。
    社員慰安旅行の最中、G氏のかつての友人T氏が語ってくれたという、生々しい体験です。
     
    社員慰安旅行で某所に行ったG氏一行は、地酒を買い込み、夜を間って酒盛りをはじめました。
    最初のうちは上司のグチや仲間のことなど、職場の話から。
    だんだんと各々のシュミの話になり、その中のひとりが『おばけが怖い』と言い出しました。
    それを機に、みないっせいに怪談話に向けて盛り上がりかけたんですが……、
     
    『ばかやろう!怪談なんかやめろ!』
     
    突然T氏が憤慨して立ち上がり、自分の部屋にさっさと行ってしまいました。
    G氏は慌てて後を追い、フォローしました。
     
    『ごめん、おまえ、そんなに怖い話が苦手だったっけ……。』
    『……。』
     
    T氏はしばらく落ち着かないようにそわそわした後、
    意を決したように自分のカバンの奥底から小さな黒っぽい巾着を取り出し、
    みんなが集まっているG氏の部屋に小走りで戻っていきました。
    T氏は巾着から木の箱を取り出し、それをみんなの前において、語りだしました。
     
    『誰にも言わないでくれ……おまえらにだけ、話す。』
     
    (続く)

    434: 社員旅行の怖い話2 ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 23:28:10 ID:MQDditEn0
    みな、とりあえず頷き、T氏の話を聞き始めました……。
    毎年夏になると、T氏はなじみの民宿に宿を取り、家族で海水浴に行きました。
    数年前の、その夏もそうでした。
    ダイビングでもなく、海釣りでもなく、ただ泳ぐのが好きだったT氏は、
    ときどきブイの外の沖まで泳いだり、流れの速い場所にいったりしていました。
    そこでたまたま潮の荒い場所に入り込んでしまい、波に飲まれてしまいました。
    一瞬にして海中に引き込まれ、上下の感覚を失ってしまったのです。
     
    (まずい、溺れるっ!)
     
    そう思ったのもつかの間、もがく体になにかが絡み付いてきました。
    海草です。巻きつかれたら体の自由を失ってしまうかもしれません。
    一層の危険を感じたT氏は激しくもがきましたが、
    海草は千切れもせず、外れもせず、T氏の体になおも絡みついてきます。
    時間とともに体全体を絡めとられるように自由を奪われ、
    肉に食い込むように締め付けが強くなりました。
     
    (このままだと死んでしまう!!)
     
    (続く)

    435: 社員旅行の怖い話3 ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 23:28:50 ID:MQDditEn0
    死を覚悟した瞬間、足がなにか硬いものに当たりました。
    流木か? いや、岩だ!!
    T氏は、その小さい岩を、思い切り蹴りました。何度も何度も蹴りました。
    水面に見える光が少しずつ近づくような気がしました。
    ブチブチという衝撃が体に伝わり、体の自由が徐々に回復してきます。
    T氏は、残り少ない力を振り絞り、懸命にその岩を蹴り続けました。
    そして……ようやく水面に生還しました。
    精も根も尽き果てたT氏を海から救い上げたのは、T氏の弟さんでした。
     
    『あのときは、夢中だったんだ……!』
     
    T氏を浜まで連れてきた弟さんは、T氏の全身を改めて見て、背筋が凍りました。
    海草だと思っていたのは、長い長い髪の毛でした。
    大量の長い髪の毛が、T氏を絡め取るように纏わり付いていたのです。
     
    T氏の家族は、そのまま海を後にしました。
    その数日後、顛末の一部を聞いていた例のなじみの民宿から、弟さんに連絡がありました。
    地元新聞の記事によると、T氏が溺れた現場の近くで、女性の水死体が上がったと。
    そして、そのご遺体には、髪の毛がまったくなかったと。
    まるで、頭からすべての頭髪を乱暴にむしり取られたかのように……。
     
    (続く)

    436: 社員旅行の怖い話4(完結) ◆WatDT1.QjM 2006/11/14(火) 23:29:35 ID:MQDditEn0
    『あのとき俺が蹴ったのは、本当に【岩】だったのか……!』
     
    T氏は、いつのまにか泣いていたそうです。
     
    『あのときの感触は、いまでも残ってる。忘れられないんだ。』
    『流木のように足に当たったのは、腕かもしれない。』
    『俺が蹴り続けたのは、頭かもしれない。』
    『俺は、道連れにされそうになったのかもしれない……』
    『だけど、俺が彼女の最期の希望だったのかもしれない!!』
     
    T氏は、泣きながら木の箱をあけました。
    そこには、……きれいに束ねられた髪の毛が入っていました。
     
    『辛いんだ……、いろんなことが、いまでも辛いんだよ……!!』
     
    T氏は、箱を抱えて号泣してしまいました。
    誰も声をかけられなかったそうです……。
     
    それからまもなく、G氏は子会社出向となり、T氏とは疎遠になったそうです。
    しかし、あのときのT氏と、束ねられた髪は、忘れられないそうです。

    (終了)








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    コメント一覧

    1  不思議な名無しさん :2020年07月22日 22:39 ID:.0KJHrCi0*
    凄まじいテンプレ
    2  不思議な名無しさん :2020年07月22日 22:59 ID:CvBVF7hc0*
    誰にも言わないでくれって言ったのに話してるしネットに書き込みまでされてるやん
    3  不思議な名無しさん :2020年07月22日 23:14 ID:IIsOgmcd0*
    緘口令敷いたのに普通に書き込まれててワロタ
    4  不思議な名無しさん :2020年07月22日 23:54 ID:sdfmMSUI0*
    京都で方角が分からないなんてことあるの?
    5  不思議な名無しさん :2020年07月23日 00:56 ID:YGprgBvs0*
    2006年のレスだから、こういうコテコテなのが量産されてた頃かなぁ
    懐かしく微笑ましい気分かも
    6  不思議な名無しさん :2020年07月23日 01:04 ID:7hE0HlPC0*
    古き良きって感じかな。高校生で神社の娘と霊媒師の弟子、たまらんねぇ
    7  不思議な名無しさん :2020年07月23日 01:09 ID:U3TBmDDj0*
    海外アパートの話が最後の1レス抜けてますよ
    8  不思議な名無しさん :2020年07月23日 01:36 ID:qfM1jN9Q0*
    バリバリ方言のじいさんばあさんがでてくるのって雰囲気あるけど、めちゃくちゃ読みにくいしわかんないときあるわ。
    9  不思議な名無しさん :2020年07月23日 06:34 ID:enX7UIMA0*
    従兄弟の子は甥じゃねぇだろ。
    10  不思議な名無しさん :2020年07月23日 06:58 ID:XsWttA4x0*
    バチバチの創作ばかりで逆に開き直って読める
    11  不思議な名無しさん :2020年07月23日 09:25 ID:Gh3WoMQV0*
    髪の毛が体に絡み付いてたら「気持ちわりぃ!」ってその場に捨てて帰ると思うけどなあ・・・
    12  不思議な名無しさん :2020年07月23日 15:43 ID:3v4.McNo0*
    好んで流れの早いところに行くなんて普通に自殺願望でもあるんじゃない?
    正直、そいつはどんな目にあっても仕方ないと思うわ
    13  不思議な名無しさん :2020年07月24日 20:29 ID:jckaEl.B0*
    長いのは無理。
    簡潔で巧いのを求む。
    14  不思議な名無しさん :2020年08月02日 22:28 ID:srB86KGX0*
    修学旅行で男女が同じ部屋になる訳ないし、映画館の話はクソみてえな文章で意味わからん

     
     
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