2: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)17:39:46 ID:4ht
彡(゚)(゚)「」
(´・ω・`)(し、死人の髪を抜いてる…)
(´・ω・`)(なんてやつだ!む、ムカついてきたぞ…!)
( ・`ω・´)「待てこのやろう!」
彡(●)(●) 「ヒェ…」
7: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)17:42:05 ID:4ht
( ・`ω・´)「貴様、なにをしていた!」
彡(^)(^)「死人の髪を抜いてカツラ作ろうと思たんや!この死体も悪いやつやししゃーないで」
彡(^)(^)「ワイ、こうでもしないと餓死してまうんや」
10: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)17:47:13 ID:4ht
(´・ω・`)「そうなんだ…」
(^ω^)「じゃあ僕がおばちゃんの身ぐるみ剥いでも恨まないでね」 キャーやめちくり~
彡(。)(;)「」
「こうしないとぼくも、餓死しちゃうからさ」
原住民の行方は誰も知らない
【終】
13: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)17:53:17 ID:4ht
短レスにまとめたシリーズ「人間失格」
14: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)17:55:53 ID:4ht
恥の多い生涯を送ってきました
自分には、人間の生活というものが見当つかないのです
(´・ω・)「おちんちんびろーん」 ワハハ
(´・ω・)(道化を演じてると生きているのが楽なんだ)
(´・ω・`)「よし、東京へいこう」
15: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)17:57:01 ID:zSe
草
17: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:01:54 ID:4ht
彡(゚)(゚)「おもろいとこへ案内したるわ」
ーーー
ーー
「ワイたちは同志なんやぞ」
「せやせや!」
「資本家は横暴や!」
「せや!」
「武装蜂起あるのみやで!」
「せやせやせや!」
(´・ω・)(帰りたい…)
18: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:06:55 ID:4ht
『カフェ(スナック)』
(´・ω・)「10円しかないんだ」
J( 'ー`)し「気にしないで。私も飲むわ」
ーーー
ーー
ギシギシアンアン
ふぅ…
( ・`ω・´)「おまえ、亭主はいないのかい?」
J( 'ー`)し「刑務所に入ってるわ。でももう行くのやめるね」
20: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:12:19 ID:Zyo
>>18
唐突すぎて草
19: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:10:25 ID:4ht
その夜、ぼくたちは鎌倉の海に身投げしたんだ
ーーー
ーー
(´・ω・`)「はぅっ、ここは」
( ●▲●)「ここは病院だ。おまえには自殺幇助の疑いがある」
※執行猶予になりました
21: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:15:00 ID:4ht
それからバツイチ子持ちの女のアパートに住んで漫画を描いてたんだ
(*^○^*)「おとうちゃん、お祈りすれば神様が願い叶えてくれるって本当なのか!?」
(´・ω・`)「うん、神様になにをおねだりしたいんだい?」
(*^○^*)「本当のおとうちゃんが欲しいんだ!」
それっきり私はアパートには帰りませんでした
22: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:16:51 ID:sXk
ど畜生やんけ
23: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:20:04 ID:4ht
『タバコ屋』
(´・ω・)「タバコおくれ」
(●゚◇゚●)「昼まっからお酒くさいぞ」
(´・ω・)「お酒やめたら僕のお嫁さんになってくれるかい?」
(●゚◇゚●)「モチよ」
やっぱり、お酒はやめられませんでした
24: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:22:55 ID:4ht
(´・ω・)「ごめんね、またお酒のんじゃった」
(●゚◇゚●)「んもう、からかわないでよう~」
(´・ω・)(ああ、やっぱりこの子と結婚しよう)
こうして、隅田川近くの小さなアパートを借りました
二人で住み、ぼくは酒をやめて漫画の仕事に精を出したのです
25: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:26:27 ID:4ht
そしてあくる日
彡(^)(^)「よう、久しぶりやな。酒でも飲もうや!」
(´・ω・)「久しぶりだね。なら屋上でワイワイやろう」
ーーー
ーー
彡(゚)(゚)「腹減ったなあ。下見てくるわ」
「おい!!!」
(´・ω・)「どうしたの?」
26: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:30:25 ID:4ht
彡(●)(●) 「見ろ…」
●▲●) (●゚◇゚● ギシギシアンアンギシアンアン~
彡(●)(●) 「まるで地獄や…でも許してやるんやで。お前もろくでなしなんやからな」
(´・ω・)(それっきり彼女はおろおろしてて…)
(´・ω・)(ぼくの行き着くところはアルコールだけになったんだ)
27: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:30:45 ID:uTZ
見てるで
28: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:32:51 ID:B3l
完成度高すぎィ!
29: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:32:51 ID:4ht
(´。ω゜`)ゲホッゲホッ…
(´。ω゜`)「ああ、血だ…」
こうこはどうこの細道じゃ
こうこはどうこの細道じゃ
(´。ω゜`)「薬をください」
自分は完全なモルヒネ中毒患者になりました
31: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:36:12 ID:4ht
彡(゚)(゚)「吐血したんやってな…」
(´。ω゜`)「」
彡(゚)(゚)「…入院やな」
ぼくは、療養所に行くものだと思ってたんだ
(´。ω゜`)「脳病院でした」
人間 失格
もはや自分は完全に人間ではなくなりました
【終】
34: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:39:20 ID:7aI
こうしてみるとワイは適当に人間失格読んどったんやな
40: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:49:14 ID:4ht
短いレスにまとめたシリーズ「山月記」
41: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:51:06 ID:4ht
(´・ω・`)「役人なんて辞めよう。ぼくは詩歌になるんだ」
ーーー
ーー
(´。ω゜)「ダメだ…収入もないしもう限界だ。頭を下げてまた雇ってもらおう」
43: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:53:48 ID:4ht
彡(^)(^)「李徴さんやんけ!今ごろ戻ってきてワイらの部下になりにきたんかいな!」
「笑えるンゴwwwwwwww」
「ファーwwwwwwww」
「おもろいやんけ!wwww」
(´。ω゜)(ぐぬぬ…)
44: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:55:22 ID:4ht
それから1年後
(´。ω゜)「うわああああああああ!!!!!!!」
李徴は急に顔色を変えて寝床から起き上がると、闇の中へと駆け出した
45: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)18:59:26 ID:4ht
そして翌年
(●゚◇゚●)「お役人様、こんな早くに出かけるんですか」
(●゚◇゚●)「ここから先の森は人食い虎が出るそうです。昼まで待った方が…」
(◯△◯)「大丈夫、大丈夫」
ーーー
ーー
ガサガサ
ガサガサ
(◯△◯)「お、おや?」
48: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:02:57 ID:4ht
( ・`ω・´)←虎です
(◯△◯)「と、虎だ…」
( ・`ω・´)「危ないところだった…」
(◯△◯)「!その声は我が友、李徴ではないか!」
( ・`ω・´)「いかにも。私は李徴だ」
49: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:06:49 ID:4ht
( ・`ω・´)「しばし話を聞いてくれ」
( ・`ω・´)「今から一年ほど前、私が旅に出た夜のことだ」
( ・`ω・´)「ふと目をさますと誰かが我が名を呼んでいる」
( ・`ω・´)「声を追って無我夢中で駆けているうちに、虎の姿になっていたんだ」
( ・`ω・´)「なぜかは知らん。死のうと思ったら目の前にウサギが走っていてな」
( ・`ω・´)「その時、自分の中の人間は消えて無我夢中でウサギにかぶりついたのだ」
50: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:10:10 ID:4ht
( ・`ω・´)「1日のうち数時間は人間の心が還ってくるが…いずれ完全に消えてしまうだろう」
(◯△◯)「」
( ・`ω・´)「そうだ。きみに頼みがある」
( ・`ω・´)「私が今までに作った詩を後代に伝えて欲しい」
(◯△◯)「ああ、いいとも」
李徴の声は朗々と響いた
51: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:12:14 ID:4ht
(詩の現代語訳)
思いがけず狂気に犯されて獣となってしまった
災難と病とが重なって逃れることができない
今の私の爪や牙には誰もかなうまい
あの頃の君と私は共に評判が高かった
だが私は獣となって草むらの中におり
君は既に車に乗る身分となって羽振りが良い
今夜、山渓を照らす明月に向かいながら
私は詩を高らかに歌うこともできず、ただ哀しく吼えるばかりだ
( ・`ω・´)「ああ…こんな姿になっても詩家になる夢をみる。笑ってくれ」
53: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:15:02 ID:4ht
( ・`ω・´)「私は思い上がっていて、なんの努力もしてこなかった」
( ・`ω・´)「この自尊心こそが今の虎の姿なのだろう…」
( ・`ω・´)「もう一つだけ頼みがある。残してきた私の妻子に、李徴は死んだと伝えてくれ」
(◯△◯)「ああ、わかった…」
56: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:17:24 ID:f78
国語嫌いのワイには楽しいスレ
58: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:18:59 ID:me0
面白いけど、こういうのは短いから面白いんだろうなぁ
長いと読むきなくしそうだ
59: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:19:30 ID:4ht
( ・`ω・´)「本来なら家族のことを先にお願いすべきだったな」
( ・`ω・´)「詩の方を気にかけているからこんな獣に身を落としたんだろう…」
( ・`ω・´)「それから、もうここは通らないでほしい。その時はきみに襲いかかってしまうかもしれない」
( ・`ω・´)「さらばだ」ザザザッ
(◯△◯)(李徴…)
(◯△◯)「さらばだ、友よ…」
ガオー
虎はまた草むらに踊り入って、再びその姿を見なかった
【終】
74: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:55:53 ID:H2B
>>59
最後に吠えるんやないの?
77: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)20:07:45 ID:4ht
>>74
ガオーって吠えたってことで…
65: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:31:49 ID:4ht
短レスにまとめたシリーズ「変身」
66: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:33:17 ID:4ht
ある朝
グレゴール・ザムザが目覚めた時、自分が巨大な毒虫に変わっているのに気づいた
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)(おれはどうしたんだろう…?)
67: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:38:00 ID:4ht
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)(しまった!汽車の時間だ!)ジタバタ
コンコン
J( 'ー`)し「グレゴール、今日は出掛けるんじゃないの?起きなさい」
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「母さんだ、もう起きてますよ」ジタバタ
J( 'ー`)し「支配人さんも来てくれましたよ。仕事いかなきゃダメよ」
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「い、今いくよ」ジタバタ
68: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:42:04 ID:4ht
( ●▲●)「ドアのロックを開けて出てくる様子がないな。鍵屋を呼ぼう」
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「今あけるって」ジタバタ
ガチャ
( ●▲●)「お、あいたぞ」
「ああああ!!!!」
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「仕事に行きましょう。支配人さん」
●▲●)「」
70: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:45:32 ID:4ht
「ひぃ〜」
「化け物め!あっちへ行け!!」ドガバキ
(◞≼◉≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼◉≽)グエー死んだンゴ
ーーー
ーー
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「ああ、眠っていたのか」
グレゴールの食事の世話は妹の仕事になっていました
これまで、家族で働いていたのはグレゴールだけだったので
家計のために父も母も妹も働きに出るようになった
71: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:50:06 ID:4ht
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「♪」
グレゴールは気晴らしで壁や天井を這い回っていた
そのうち、住居の一室を下宿人に貸し出した
彡(゚)(゚)「よろしくやで」
(●゚◇゚●)「〜〜〜♪」※ヴァイオリン演奏中です
彡(゚)(゚)「ほえ〜上手ンゴねえ。もっと聴かせてーや!」
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「綺麗な音だなぁ。ちょっと見に行ってみよう!」
73: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:54:29 ID:4ht
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「♪」ゴソゴソ
(●゚◇゚●)「ちょっ!?お兄ちゃん!」
彡(●)(●) 「ヒェ…あんなのおるなんて知らんかった…」
彡(●)(●) 「こんなとこ出て行くわ。家賃も払わんぞ」
バタン
(●゚◇゚●)(もうおしまいだわ…)
(●゚◇゚●)(こいつはきっと私たちを殺してしまう。もう辛抱ならないわ)
75: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)19:57:42 ID:4ht
(◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽)「ちょ…」
バタン
ガチャ
トジコメー
(●゚◇゚●)「やってやったぜ!」
(◞≼◉≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼◉≽)「」
グレゴールはまもなく自分が全く動くことができなくなっていることを発見した
窓の外が明るくなり始め、彼の鼻孔からは最後の息がもれて出た
ーーー
ーー
76: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)20:06:00 ID:4ht
朝早く、手伝い婆さんがやってきた
ガチャ
「ちょっ、ごらんなさい!」
J( 'ー`)し「パパ、こいつ死んだの?」
(*^◯^*)「そのようだな。神様に感謝なんだ!」
(●゚◇゚●)「やったわ!」
三人は住居を出て電車で郊外へ出た
座席にもたれながら、未来の見込みを話合った
ガタンゴトン
ガタンゴトン
( *^◯^*)「家賃の安い場所に住もう!もっと良い場所にな!」
J( 'ー`)し「おほほほ」
(●゚◇゚●)「♪」
( *^◯^*)(娘にも立派な婿を探してやらないとな…)
ガタンゴトン
ガタンゴトン
【終】
98: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:59:29 ID:H2B
>>76
胸糞悪いわ
79: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)20:28:23 ID:4ht
短レスにまとめたシリーズ「注文の多い料理店」
80: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)20:34:37 ID:4ht
(´・ω・)「狩猟は楽しいね。でも鳥も獣も見つかんないなあ」
彡(゚)(゚)「鹿に二、三発ぶっ放したら痛快ンゴねえ」
(∪^ω^)(∪^ω^)「く~ん(死)」
彡(゚)(゚)「あっ…(察し)。疲れでぶっ倒れてしもた」
彡(゚)(゚)「寒いなあ。腹も減ったし帰ろうやで」
(´・ω・)「それじゃ切り上げようか」
ざわ…ざわ…
ーーー
ーー
(´・ω・)「お腹空いたよう」
81: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)20:39:26 ID:4ht
(´・ω・)「ん?」
【西洋料理店 山猫軒】
彡(^)(^)「ちょうどええやん、ここで飯食おうやないか!」
【どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません】
彡(^)(^)「世の中うまいこと出来てるンゴねぇ」
(´・ω・)「やったね!」
ギィ~
【ことに肥ったお方や、若いお方は大歓迎いたします】
バタン
82: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)20:44:57 ID:4ht
(´・ω・)「また扉。どうも変な家だね」
彡(゚)(^)「これはロシア式なんやで」
【当軒は注文の多い料理店ですから、どうかそこはご承知ください】
【注文はずいぶん多いでしょうが、どうか一々こらえて下さい】
(´・ω・`)「これはいったいぜんたい?」
彡(゚)(゚)「きっと注文が多くて支度が手間取るんやろ」
(・ω・`)「はやく部屋の中に入りたいね」
84: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)20:51:11 ID:4ht
【お客さまがた、ここで髪をきちんとしてそれからはきものの泥を落としてください】
(・ω・`)「厳しい作法の家だね」ゴシゴシ
彡(゚)(゚)「はやく暖かいものたべたいなあ」
【鉄砲と弾丸をここへ置いてください】
彡(゚)(゚)「なるほど。鉄砲もって飯食う法は無いわな」
【どうか帽子と外套と靴をおとり下さい】
【タイピン、カフスボタン、眼鏡、財布、その他金属類。ことに尖ったものはみなここに置いてください】
(´・ω・`)「ははん。きっと何かの料理に電気をつかうんだろね」
85: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)20:56:05 ID:4ht
【壺のなかのクリームを顔や手足にすっかり塗ってください】
(´・ω・`)「寒くて肌のひびきれするからその予防かな?」ヌリヌリ
【クリームをよく塗りましたか。耳にもよく塗りましたか】
彡(゚)(゚)「細かいところまで気がつくやなあ」ヌリヌリ
【料理はもうすぐできます】
【十五分とお待たせはいたしません。すぐたべられます】
86: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:00:18 ID:4ht
【早くあなたの頭に瓶の中の香水をよく振りかけてください】
彡(゚)(゚)「ん~、へんに酢くさいな」ベチャベチャ
(´・ω・)ベチャベチャ
【いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう】
【お気の毒でした。もうこれだけです】
【どうかからだの中に、壺の中の塩をたくさん、よくもみ込んでください】
彡(●)(●)「ヒェ…」
(´;ω;)「これはおかしいよ…」
88: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:04:43 ID:4ht
(´;ω;)「たくさんの注文っていうのは…向こうがこっちへ注文してるんだよ…」
彡(。)(;)「西洋料理というのはつ、つ、つまりワイらが…」
彡(。)(;)「逃げ…
【いや、わざわざご苦労です。たいへん結構にできました】
【さあさあおなかにおはいりください】
^ↀᴥↀ^
^ↀᴥↀ^「だめだよ。もう気がついたよ」
^ↀᴥↀ^「親分の書きようがまずいんだよ」
へいいらっしゃいいらっしゃい
へいいらっしゃいいらっしゃい
彡(。)(;)「」ブルブル
(´;ω;)「」ブルブル
89: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:10:03 ID:4ht
バタン
(∪^ω^)わんわんお!
(∪^ω^)わんわんお!
^ↀᴥↀ^ にゃ〜ん(泣)
彡(。)(;)「」ブルブル
(´;ω;)「」ブルブル
ーーー
ーー
(*^◯^*)「こんなとこで何やってるんだ!」
(´;ω;)「助かった…」
彡(。)(;)「ンゴ…」
(∪^ω^)わんわんお♪
(∪^ω^)わんわんお♪
二人は、やっと安心して
途中で十円だけ山鳥を買って東京へ帰りました
【終】
90: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:11:08 ID:4ht
今日のところはこの辺で。またよろしくお願いするンゴ
サンキューガッツ
管理人です!
続きがあるような雰囲気だったので、続きを探したのですがありませんでした。
ここまでで終了です。
91: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:11:33 ID:Aho
イッチ乙やで~
92: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:11:45 ID:z18
サンガツ
ワイ、変身が持て囃される理由がようわからん
93: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:12:26 ID:yQW
>>92
クッソ不条理で哀れなところが受けた
94: 名無しさん@おーぷん 2016/02/04(木)21:12:48 ID:Suo
おつやで